JPS62267902A - 磁気録画再生装置 - Google Patents

磁気録画再生装置

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JPS62267902A
JPS62267902A JP61110737A JP11073786A JPS62267902A JP S62267902 A JPS62267902 A JP S62267902A JP 61110737 A JP61110737 A JP 61110737A JP 11073786 A JP11073786 A JP 11073786A JP S62267902 A JPS62267902 A JP S62267902A
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JP61110737A
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English (en)
Inventor
Atsushi Yoshioka
厚 吉岡
Kuniaki Miura
三浦 邦昭
Fumihiko Yamanushi
山主 文彦
Michio Masuda
増田 美智雄
Yasushi Yude
弓手 康史
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気録画再生装置(以下VTR)に係シ、特に
色度信号低域変換記録万弐七、YCトラック分離コンポ
ネント記録方式とを同一の装置で適宜選択して使用でき
るようなされたもの忙関するものである。
〔従来の技術〕
家庭用VTRにおいては周知のとお9.2ヘツドヘリカ
ル走査形の機構系を用い、輝度信号(Y)をFM被変調
信号としく搬送周波数はVH8規格で五4〜4.4 M
Hz ) 、また色度信号(C)を低域変換して(変換
後の副i送波周波数はVH8規格でQ、429MHz)
双方加算し、同−記録トラック上にYCC周波数多重式
式映像情報を記録しているOこのYC周波数多重方式に
は必然的に次のような問題点がある。一つは周波数多重
にともなって、双方の混変調妨害が発生し再生画面上に
ビートとなって現れること。一つはYCの周波数帯域が
重ならぬよう双方にかなシ急峻なフィルタリングを要す
るため、双方の高域成分が失われ易いことOさらには色
度信号は副搬送波をベクトル変調した形で記録再生する
ため、装置の時間軸変動による色相変化が避けられない
こと。また色度信号は記録波長が長いため、ガードパン
ドレス方式の場合、隣接トラックからのクロストークの
影響を避けきれないことなどである。
色度信号低域変換記録方式における上記問題点を解決す
る方法として、YCトラック分離コンポネント記録方式
がある。これは近接配置した2個のビデオヘッドを用い
、FM被変調輝匿信号を一方のヘッドで記録し、色差信
号R−Y、B−Yの時分割多重信号をH’MMf調信号
として残る一方のヘッドで記録するものである。双方と
も記録信号はFM被変調信号でお夛、シかも磁気テープ
上で別々のトラックに比較的短い波長で記録されるので
あるから、上述した色度信号低域変換方式の問題点は全
面的に解消できる。
このコンポネント記録方式の詳細はたとえばテレビジ目
ン学会誌1982年12月号P、66〜41で述べられ
ている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
コンポネント記録方式には上述した長所があるものの、
家庭用V’rRK適用する際には、従来互換を確保する
うえで問題がある0 すなわち新しいコンポネント記録方式のVTRにおいて
も、従来長い間用いられた色度信号低域変換記録刃5式
の記録再生ができるという従来互換を確保せねば、過去
の記録テープの再生、および従来の”/TRのユーザと
のテープ交換等が不可能とな9、一般のユーザにとって
は実際上大きな混乱をおこすもととなる◎ コンポネント記録方式のVTRは上記した文献にもある
ごとく、これまで放送業務用に開発されてきたため、こ
の従来互換確保の問題について言及した例はこれまでな
かりた。
本発明の目的は、上記した問題点に鑑み、たとえば現行
規格のVTRにおいて従来の色度信号低域変換記録方式
による記録再生と、新しいYCトラック分離コンポネン
ト記録方式による記録再生との双方を可能ならしめ、上
記した従来互換を確保しつつ、高品位な画像を得られる
コンポネント記録方式の適用を可能にするための手段を
提供しようとすることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
V’L’Hの回転ヘッドドラム上に二組のヘッドを異な
る高さで配設した場合1片一方の組のヘッドが磁気テー
プ上に残す記録パターンと、残る一方の組のヘッドが残
す記録パターンとでは、テープ走行速度によって互いに
重なり合う場合もあれば、分離される場合もある0重な
シ合う場合においても上記二組のヘッドのギャップアジ
マス角を互いに異ならせておけば、互いに重畳された二
つの信号を分けて再生することも可能である0本発明は
上記二つの場合、各々について最適な信号記録方法を用
いることを第一の趣旨とするものである0VHS規格V
TRK適用した場合を例にあげれば、上記二つの記録パ
ターンが互いに東なシ合う条件のもとでは現行のVH!
3H1fi規格の信号を記録再生し、また記録パターン
が互いに分離する条件のもとではYCトラック分離フン
ポネント信号の記録再生を行なう。このようになすこと
で現行規格との互換性を確保しながら、同一のヘッドド
ラムアセンブリで新しいコンポネント記録を可能にし、
高品位な映像、音声を提供しようとするものである。
〔作用〕
次にVH3規格VTRに本発明を適用した場合を例にと
)、よシ詳しく説明する。
現在、VH9規格V’l’RKは2時間録画のできるS
Pモード(記録トラックピンチ58μm)と、テープ速
度をこのτにして6時間録画を行なうEPモード(記録
トラックピッチ19μm〕の2つの録画時間モードがあ
る。このため映像用ヘッドを計4個(SPモード用トラ
ック幅58μmのもの2個とEPモード用トラック幅約
20μmのもの2個)用いている。一方いわゆるH1f
i形デツキの場合、映像記録に先行して、FM被変調波
とされた音声信号を深層記録するため、上記映像用ヘッ
ドとはギャップアジマス角の異なるSPモード、BPモ
ード共用の音声用ヘッドを2個(゛トラツク幅約20μ
m)別に用いている。したがい従来のVH5H1fi規
格に基づく記録をするためには、回転ヘッドドラム上に
少なくも6個のヘッドを塔載する必要がちる。そのうえ
新たにYCトラック分離コンポネント記録を可能にする
ため、さらにSPモード。
BP奇モード対応して計4個の専用ヘッドを追加したと
すれば、ヘッドドラムアセンブリの組立は極めて困難と
なり、またロータリトランスにおけるクロストーク妨害
の対策も困難となる。総じて性能面、コスト面双方で現
実性のないものとなる。
そこで本発明においては、テープ走行速度をEPモード
よ)速くすれば或る速度条件においてEP用ヘッドと音
声ヘッドが描く記録跡は分離し、またSPモードよシ速
くすればこれも或る条件でSP用ヘッドと音声ヘッドが
描く記録跡は分離することに注目し、その一方にFM輝
度信号を、他方にFM色差信号を記録する。この際はこ
のコンポネント記録のために特に新たなヘッドの増設は
不要である。
たとえば以下の実施例でも示すように、同じヘッドドラ
ムアセンブリにおいてIPモードの2倍(SPモードの
1倍)のテープ速度でEP用ヘッドと音声用ヘッドの描
く記録跡が完全に分離して2本の平行トラックを得、S
Pモードのテープ速度でsp用ヘッドと音声用ヘッドの
描く記録跡は互いに重なシ合い、またIPモードのテー
プ速度でBP用ヘッドと音声用ヘッドの描く記録跡は。
やはり互いに重なり合うだめの条件を求めることができ
る。このとき、SPモードのτのテープ速度では新しい
YCトラック分離コンポネント記録を3時間の録画時間
で実現でき、SPモードおよびFOPモードのテープ速
度では従来のVH3規格に基づく記録を、2時間および
6時間の録画時間で実現できる。
総じて同一のヘッドドラムアセンブリで、ヘッド数を増
加させずにこれら新旧画記録方式による録画・再生が可
能となるので、単純なシステムで応用の拡大をはかるこ
とができる。
YCトラック分離コンポネント記録では、色度信号の情
報量は輝度信号のそれに比べて少ないので、その余分の
記録能力を音声信号の記録に当てることができる。音声
信号をFM或いはPCM被変調信号となしてFM色差信
号に多重して記録すれば、映像・音声ともに高性能のV
TRを実現することが可能となる。
以上、’/H8H1fi規格VTRの場合を例にと9説
明したが、  H1fl用音声ヘッドを持たないVTR
であっても、従来規格に基づく映像信号記録再生ヘッド
とは別にギャップアジマス角度の異なるヘッドを備えて
おけば、或る速度において分離した平行トラックを作る
ことができるので、これにYCトランク分離コンポネン
ト記録が可能となることはもちろんであシ、本発明の範
躊に属するものである。
〔実施例〕
次に本発明の実施例全図面を用いながら説明する。便宜
上まず第5図〜第10図を用いて、本発明を実施するう
えで必要な、ヘッドの相対的な取付位置について述べる
従来のVH8規格VTRでは深層記録される音声FM信
号と重ね書きされる映像記録信号との間に次の関係を保
つことが要求されている。これは映像と音声の間のクロ
ストーク、互換再生時のタイミ/グずれ等を考慮して定
めたものである。
まずSPモードでは重ね書きをした際、双方互いに逆方
向アジマス角であシ、記録パターン上での時間ずれは2
フイ一ルド以内(音声先行)であること、″またBP奇
モードは互いに同方同アジマス角であシ、時間ずれは1
−〜3Tフィールド(音声先行)であることが要求され
ている。
第5図は本発明の実施例の一つであって、回転ヘッドド
ラム上のヘッド取付位置を示す平面図である。50はヘ
ッドドラムのヘッド取付面であシ、矢印はその回転方向
を示す。図示していないが、磁気テープはヘッドドラム
と同一方向く低速度で走行する。42はEPモード用マ
イナスアジマスビデオヘッド(以下EP−)でhb、2
oμmのトラック幅(図中で)と−6°のギャップアジ
マス角を有する。このヘッドの取付高さく図中H)を基
準0μmとする。IP−ヘッドの極く近接した位置KT
=20μmの音声用プラスアジマスヘッド(以下A++
 アジマス角+50°)38を+58μmの高さく組上
りたヘッドドラムアセンブリの上方向を十とする。)で
取付ける。さらにこのヘッドよ)ヘッドドラムの回転方
向90″の位置にで=58μmのSPモード用プラスア
ジマスビデオヘッド(以下SP+、アジマス角+6’)
40を+10fim の高さで取付ける。以下同様にA
−ヘッド41(アジマス角−30°)、EP+ヘッド3
9(アジマス角+6つ。
SP−ヘッド43(アジマス角−6°)を図示のように
取付ける。
この場合の各ヘッドの描くトラックをトラックパターン
座標で表わすと第8図のようになる。まずSPモード(
トラックピッチ58μm、  2時間針画)のテープ速
度(3五4mm/s)におけるSP+ヘッド40.SP
−ヘッド43.A+ヘッド38゜A−ヘッド41の記録
パターンは第8図(a)のようになる。すなわち、音声
と映像とは互いに逆方向アジマス角で、また了フィール
ド(走査角77777分)音声先行で重畳記録される。
−yjBPモード(トラックピッチ19fim、6時間
針画)のテープ速度(11,1mm/s) KおけるE
 P+ ヘッド39゜EP−ヘッド42.A+ヘッド3
8.A−ヘッド41の関係は第8図(b)のようになる
。したがい音声と映像とは互いに同方向アジマス角で、
3フイ一ルド音声先行で重畳記録される。以上のことか
ら第5図のヘッドドラムを用いて、SPモード、  E
Pモードとも従来のVH3規格に従った信号の記録再生
ができることがわかる。
lたEPモードの2倍のテープ速度(2’1.2rMv
B)におけるEP+ヘッド39.EP−ヘッド42.A
+ヘッド38.A−ヘッド41の関係は第8図(C)の
ようKなる。すなわち計4個のヘッドの記録パターンは
互いに重なシ合うことなく、完全に分離する0ガートバ
ンドで隔てられることもない。したがいgp+ヘッド5
9.EP−ヘッド42を用いて第4図(a)のスペクト
ル図に示すようなFM被変調輝匿信号を記録再生し、A
+ヘッド38.A−ヘッド41を用いて第4図(b)に
示すような色差信号R−Y。
B−Yの時分割多重信号のFM被変調信号を記録再生す
れば、所期の目的としたYC)ラック分離コンポネント
記録を3時間の録画時間で実施することができる。
なお従来の音声ヘッドを色差信号の記録に用いた理由は
、このヘッドは一般に映像用ヘッドにくらべてキャップ
長が長く、アジマス角度も太きいため、輝度信号より帯
域の狭い色差信号の記録再生に向いているためである。
またFM色差信号のFM搬送周波数を上げ、低周阪側に
2M変調された音声信号を周波数多重するか、もしくは
第4図(C)に示すようにPCM変調された音声信号を
)@仮数多重すれば、;ンボネント記録の場合も艮好な
再生音を得られる。この場合、上記ヘッドのギャップ長
を一般の映像ヘッド並に狭くする必要を生じ、従来のV
H9規格における音声信号の深層記録が困難となる。そ
の解決策としては、このヘッドの材料を飽和磁束密度の
大きいメタル系のものにすることが有効である。
次に第6図の回転ヘッドドラムを用いた場合について説
明する。この例は第5図のものと較べ、A+ヘッド38
.A−ヘッド41.SP+ヘッド40゜SP−ヘッド4
3の取付高さが異なる。この場合、各テープ速度におけ
る谷ヘッドの描く記録トラックを、第8図と同様に表せ
ば第9図のようになる。
SPモードのテープ速度においては第9図(IL)のと
とく、音声と映像とは互いに逆方向アジマス角で、丁フ
ィールド音声先行で1畳される。′FJPモードの2倍
のテープ速度においては第9図(C)のごとく4個のヘ
ッドの記録パターンは完全に分離する。
EPモードのテープ速度においては第9図(b)のとと
く、音声と映像とは互いに同方向アジマス角で、1フイ
一ルド音声先行で重畳される。したがいEPモードの音
声映像間の時間差は従来VH8規格を満たさない問題は
あるが、その他の点では所期の目的を達成できる。
次に第7図の回転ヘッドドラムを用いた場合について説
明する。この例は第5図のものと較べ、A+ヘッド38
.A−ヘッド41.SP十ヘッド40゜SP−ヘッド4
3の取付高さ、およびA+ヘッド38゜A−ヘッド41
.EP+ヘッド59.BP−ヘッド42のトラック幅が
異なる。この場合の各ヘッドの記録トラックをトラック
パターン座標で表わすと第10図のようになる。まずS
Pモードのテープ速度では第10図(a)のように、音
声と映像は互いに逆方向アジマスで、丁フィールド音声
先行で重畳記録されるoSPSPモード倍のテープ速度
(録画時間150分)においては第10図(C)のごと
く4個のヘッドの記録パターンは完全に分離する。EP
モードのテープ速度においては第10図Cb)のごとく
、音声と映像は1フイ一ルド音声先行で、互いに大部分
(80%)同方向アジマス角で重畳される。この場合も
BPモードで若干問題からるものの、その他の点では所
期の目的を達成できる。
次に第1図〜第6図を用いて本発明の回路ブロック図上
での実施例を説明する。
第1図は本発明の実施例を示す回路ブロック図である。
A+ヘッド38.EP+ヘッド59.SP十ヘッド40
.A−ヘッド41.EP−ヘッド42.SP−ヘッド4
6はたとえば第5図で示した位置関係にある。32.5
3,35.56 はY CF5ツク分離フンボネント記
録時と従来のVH8規格による色度信号低域変換記録時
とで切換わるスイッチであり、前者のとき図示の方向に
接続される。34゜37は従来のVI(S規格における
SPモードとEPモードの切換スイッチであシ、後者の
場合図示の方向へ接続される。
まず従来の色度信号低域変換記録時につき説明すれば、
入力端子1aからの入力NTSC映像信号はAGC回路
2でその振幅を一定にされ、LPF3で色度信号を除去
され、残る輝度信号はクランプ回路4で同期先端のDC
レベルを一定にされ、プリエンファシス回路5で高域強
調された後、FM変調器6でFM被変調信号となシ、H
PF7で後述する低域変換色度信号と重なる周波数成分
を除去して、加算器13へ加わる。一方さきの入力端子
1aからの信号はBPF8へ加わって色度信号がと9出
され、ACC回路9でバーストレベルを一定とした後、
変換副搬送波発振器11の出力を用いて低域変換回路1
0で低域g、換され、さきのFM被変調輝度傷号と重な
る周波数成分をLPF12で除去して、加算器13へ加
わる0その出力は記録増幅器14で増幅された後、録画
モードに応じsp+ヘッド40とsp−ヘッド43.ま
たはIP十ヘッド69とEP−ヘッド42を介して磁気
テープ44へ記録される。また入力端子1bからの音声
信号は、 S/N改善のだめの高域強調回路15を介し
てFMi調器16でFM被変調信号となり、BPF17
で不懺成分を除去した後、記録増幅器18で増幅され、
A+ヘッド38.A−ヘッド41を介して、磁気テープ
44へ深層記録される。
またYCトラック分離コンポネント記録時にはさきの入
力端子1aからの映像信号はNTSCデ=−ダ19にお
いて、輝度信号Y1色差償号R−Y、B−Y、水平同期
信号5YNCに分離される。
R−Y、B−Yはクロック発生回路20からの5YNC
に位相同期したクロックを用いて時間軸圧縮多重回路2
1で時分割多重信号となシ、同期付加回路22で再生時
のYCタイミング合わせ用の同期信号が付加される。一
方Y信号は色差信号の圧縮に伴なうIH(水平周期)の
時間ずれを補正するため1H遅延1fJ27を通過する
。27の出力におけるY信号と、22の出力における色
差信号の関係は第3図(ロ)) + (b)に示すとお
りである。その後、各々クランプ回路23.2B、プリ
ニンファンス回路24,29.1’M変調器25,30
、記録増幅器26.31を通シ、FM′fi変調輝度信
号はEP+ヘッド59とEP−ヘッド42を介し、FM
被変調色差信号はA+ヘッド38とA−ヘッド41を介
して磁気テープ44に記録される。
次に第1図の時間軸圧縮多重回路21の具体例につき第
2図を用いて説明する。同図で入力端子61.62.6
5から上述したR−Y、 B−Y、 SY’HCの各信
号が入力される。5YNCをもとにパルス発生回路74
で1H毎に極性の変わるパルスが発生され、スイッチ6
4〜69は1H毎に一斉に切換わる。(ある瞬間におい
て全スイッチは全て図示の方向か、または全て反対の方
向に接続される。)またクロック発生回路75では周波
数がf、で、5YNCに位相同期したクロック信号が生
成される。このクロックは子分周回路76で分周される
70〜73はCODなどで代表される転送素子でK あって、周波数Iのクロックが入力されたとき、転送に
1H期間要するようになっている。(70と71.72
と75は1H毎に交互に用いられる。)このように構成
すればR−Y信号は70、ないしK 71にTの周波数のクロックでJ!I H分記憶された
後、fにの周波数のクロックで時間軸を了に圧縮されて
続出される。またB−Y信号も72ないし73で同様の
処理を施された後、1H遅延線77を介して加算器78
でさきのR−Y信号へ加算する。このようにして出力端
子79には、第3図(b)で示した色差時間軸圧縮多重
信号を得ることができる。
以上のようにして、同一のヘッドドラムアセンブリを用
い、ヘッド数を増加させることなく、新しいコンポネン
ト記録と従来のVH8規格信号の記録を行なうことがで
きる。もちろん従来互換上も何ら問題ない。
最後にコンポネント記録時の音声信号の扱いについて述
べる。これについては前述したとおシ、色差信号の周波
数帯域が輝度信号よシも狭いことに注目し、FM被変調
色差信号に周波数多重するのが良い。たとえば第1図の
BPFl 7の出力をFM変調器25の出力と加算する
。また入力端子1bにおける音声信号をパルス符号化し
、たとえばQPSK変調して、FM変調器25の出力と
加算する。前者の場合、FM被変調音声信号に要する帯
域は100 KHz程度なので、FM被変調色差信号の
低周波側へ周波数多重することは容易である。
後者の場合、PCM被変調音声信号を標本化周波数48
KHz、量子化ビット数16 bitとしても% 1.
3MH2(−3aB)程度の帯域があれば良く、第4図
(C)に示したようにFM被変調色差信号の低周波側へ
周波数多重できる。もちろんFM被変調音声信号とPC
M被変調音声信号の双方を周波数多重してもよい。
なおこれまで記録する2つの色差信号をR−YとB−Y
の時間軸圧縮多重信号としたが、これに限らずたとえば
工信号とQ信号のものであっても艮い。時間軸圧縮など
を用いずに2つの色差信号のFM被変調信号を周波数多
重したものでも良く、また2つの色差信号の1H毎の線
順次信号であっても艮い。
映像信号はNTSCに限らずPAL、5ECAlit。
MACなどの場合にも適用可能である。
さらに実施例ではVH3規格VTRを例にあげたが、こ
れもあくまで−例である。本発明の趣旨はアジマス角の
互いに異なる二組のヘッドを使用すれば、テープ走行速
度によって谷ヘッドの記録パターンが互いに重なシ合つ
たり、分離したりすることに着目し、各場合につき最適
な記録フォーマットを割当てようとするどとにある。よ
ってVH9規格”/TRに対象が限定されるものではな
い。
各ヘッドの使用方法についても他に様々な方法が考えら
れる。たとえば各ヘッドの記録パターンが互いに重なシ
合う場合、片一方の組のヘッドでFM被変調輝度信号と
低域変換色度信号を記録再生し、他の一方の組のヘッド
でトラッキング制御用パイロット信号を記録再生しても
艮い。また後者の組のヘッドでは信号の記録再生を行わ
なくても艮い。
またさきの例においてテープ速度をSPモードの速度よ
)も速くしても艮い。たとえば第5図のヘッドドラムを
用いテープ速度をSPモードのL倍にすれば、第11図
に示す互いに分離したトラックパターンを得る。sp+
、sp−のパターンで映像信号を、A−)−、A−のパ
ターンでPCM音声信号を記録再生すれば、高画質高@
質のマスターデツキとして使用できる〇 いずれも本発明の範祷にある。
第5図〜第7図において、EP+ヘッド59. BP−
ヘッド42.A+ヘッド38.A−ヘッド41のトラツ
ク幅Tを20μmとしたが、これよシ数μm程度広く選
び、記録時に一部隣接トラックによる重ね!@消去の効
果をもたせても良いことはもちろんである。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明は、互いにアジマス角の異なる
二組のヘッドを用いたl/’I’Hにおいて、各ヘッド
が磁気テープ上に残す記録パターンが互いに電なシ合う
場合と分離する場合とでそれぞれに対し最適な記録方法
を与えようとするものである。
これをたとえばVH8規格V’l’Hに適用した場合に
は、従来互換上何ら問題なくYCトラック分離コンボ坏
ント記録を行なうための手段を提供するものである。そ
してそのために何らヘッド数を増す必要もないbそして
各ヘッドをたとえば第5図に示した位置関係におくこと
で、従来規格を逸脱することなく記録再生ができる。
特にコンポネント記録時には混変調妨害、高域成分の低
下9色相に動、隣接クロストーク妨害など、従来の家庭
用V’I’Hの再生画の問題点が解消された高品位な画
像を得ることができるなどの効果がるる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
第1図に示した実施例における要部の詳細を示すブロッ
ク図、第3図は本発明における記録信号の波形図、第4
図は本発明における記録信号のスペクトル図、第5図、
第6図、第7図はそれぞれ本発明におけるヘッド取付面
の平面図、第8図、第9図、第10図、第11図はそれ
ぞれ本発明におけるトラックパターン座標図、でめる。 19・・・デコーダ、21・・・時間軸圧縮多重回路、
38.41・・・音声用ヘッド、39.42・・・IP
モード用ビデオヘッド、40.43・・・SPモード用
ビデオヘッド。 第 2 図 」 3 図 箋 50 .9 EPf−(TH”=’OH二) 第 8 図 え青電(Yσd) (b) −一一 第 9 口 IQ>                    (t
)とと− 第10図 (b)        窮11品 P−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、回転ヘッドドラム上に、ギャップアジマス角度の互
    いに異なる二組のビデオヘッドを配設すると共に、テー
    プ走行速度を或る第1の速度と他の第2の速度に可変し
    得るようにした磁気録画再生装置において、テープ走行
    速度が、前記第1の速度にあるときは、一方の組のヘッ
    ドでFM被変調輝度信号と低域変換色度信号を記録・再
    生し、テープ走行速度が第2の速度にあるときには、そ
    の一方の組のヘッドでFM被変調輝度信号を記録・再生
    し、他の一方の組のヘッドでFM被変調色差信号もしく
    はFM被変調色差信号と音声信号を記録・再生すること
    ができるように、前記ビデオヘッドの配設態様ならびに
    テープ走行速度を定めたことを特徴とする磁気録画再生
    装置。 2、特許請求の範囲第1項に記載の磁気録画再生装置に
    おいて、二組のビデオヘッドのうち、一方の組のヘッド
    でFM被変調輝度信号と低域変換色度信号を記録・再生
    する場合には、他の組のヘッドでFM被変調音声信号と
    PCM被変調音声信号の双方あるいはいずれか一方を記
    録・再生するようにしたことを特徴とする磁気録画再生
    装置。
JP61110737A 1986-05-16 1986-05-16 磁気録画再生装置 Pending JPS62267902A (ja)

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