JPS62267386A - 保冷剤 - Google Patents

保冷剤

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JPS62267386A
JPS62267386A JP61111683A JP11168386A JPS62267386A JP S62267386 A JPS62267386 A JP S62267386A JP 61111683 A JP61111683 A JP 61111683A JP 11168386 A JP11168386 A JP 11168386A JP S62267386 A JPS62267386 A JP S62267386A
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JP
Japan
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water
heat insulating
composite material
resin
urea
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JP61111683A
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Masashi Watanabe
渡辺 正支
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業との利用分骨〉 本発明は、低温においても保形性と柔軟性を失なわず、
自由に変形しうる保冷剤に関する。
〈従来の技術とその問題点〉′ 従来、澱粉、カルボキシメチルセルロース、ポリビニル
アルコール、アクリル酸またはその誘導体の重合体など
のような水溶性を高分子化合物の水溶液ないし、その凝
固したゼリー状物質が保冷用媒体として一般に使用され
ている。
しかし、これらはその媒体中の液状部分がほとんど水か
らなりたっているため、保冷剤を0°C以下に冷却する
と、保冷剤全体が氷結して非常に固く、かつ、脆い性状
を示し、保形性と柔軟性が失われてしまい、保冷剤とし
ては不適当もあった。この氷結固化の欠点を改良するた
め、と記の水溶性高分子化合物の水溶液に氷点降下¥!
J質を添加し、それによって水の氷点の降下させると共
に、凍結時も柔軟性を保持させようとする試みもなされ
ているが、常温では流動性があるため取扱いにくかった
り(片方に保冷剤が−よる)または、破れた場合には保
冷剤が流れだすなどの問題があり、いまだ、1足すべき
ものがないのが現状である。
一方、水溶性高分子化合物と氷点降下物質を含有する水
溶液に、水と酩和しない流動パラフ末などの固体微粉状
物質を分散させた熱媒質も提案されている。
しかし、この熱媒質は、添加する油脂状物質や固体微粉
状物質の形状や比重などが相違すると、組成物中で安定
な分散状態を保持することぅ((利難であり、繰返し長
期間使用すると冷却時に部分氷結するおそれがあるとい
う欠点を有している。
く問題点を解決するための手段〉 本発明者らは、前述した従来技術の欠点を解決すべく鋭
意検討した結果、必須成分として、水(A)、アルコー
ル類[F])および尿素(C)からなる保冷液に、熱可
塑性樹脂/またはゴムに高吸水性樹脂を混合して成る複
合体を浸漬させ、妻面1−七該複合体を膨張させたもの
を使用した保冷剤は、−20°Cに冷却しても何ら固塊
化することなく保形性と柔軟性を保持し、しかもすぐれ
た保冷能力を可することを見出し、本発明を完成するに
至ったっ 本発明に用いられるアルコール類(B)とは、通常不凍
液として用いられている、1価、2価、8価および多価
アルコールであり、たとえば、エタノール、エチレング
リコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、ボリブロビレングリコー
ノペグリセリンペンタエリストールなどがあげられるが
、エチレングリコール、プロピレングリコールが好まし
い。
また、本発明に用いられる熱可塑性樹脂としては、たと
えば、エチレン−酢酸ビニル共重合体もL<はそのケン
化物、塩素化ポリエチレン、スルホン化ポリエチレン、
エチレン−アクリルfjJ 共g 合体、スチレ゛ノー
イソプレンースチレン−ブロックコポリマーC3lS)
、スチレン−ブタジェン−スチレンブロックポリマー(
SBS)、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル共重合体などが
あげられ、また、ゴムとしては、たとえば天然ゴムのほ
か、クロロブレン、エチレン−プロピレン系共重合体、
ポリブタジェン、ポリイソプレン、スチレン−ブタジェ
ン共重合体、シリコンゴム、ウレタンゴムなどの各種合
成ゴムがあげられる。なお、ゴムを用いる場合には、通
常の無鵜貫充塙剤(たとえば、クレー、シリカ、炭酸カ
ルシウム)、加硫酸(たとえば、粉末硫黄、パーオキサ
イド)、加硫促進剤(たとえばチウラム系、チアゾール
系、ジチオカルバミン酸塩系)、老化防止剤などを添加
する必要がある。
その他必要に応じて、着色剤、発泡剤、防腐剤、防カビ
剤、香料、界面活性剤などを、配合してもよい。
なお、本発明に用いられる高吸水性樹脂としては、水に
不溶であり、自重の80〜1000倍の範囲の吸水能力
を持つΔのが使用でき、たとえば、酢酸ビニル−アクリ
ル酸エステル共重合体ケン化物、イソブチレン−無水マ
レイイ酸共重合体変成物の架橋体の塩、架橋構造を有す
る目?リアクリル酸(塩)、殿粉−アクリル酸共重合体
の塩、ポリエチレンオキサイドの変成物、架橋ポリアク
リルアミドまたはその変成物、架橋ポリビニルアルコー
ルなどがあげられる。しかしながら、高吸水性樹脂の吸
水後におけるゲル強度が倦く、ゲルの腐敗がなく、また
長期耐久匹が必要であり、前記のうち、酢酸ビニル−ア
クリル酸エステル共重合体ケン化物またはイソブチレン
−無水マレイン酸共重合体変成物の架橋体の塩が好まし
く使用される。
また、熱可塑性tjj脂および/またはゴムに高吸水性
樹脂を混合して成る複合体は通常行われている公知の方
法で容易に製造することができる。
、なお、該複合体に含まれる高吸水性樹脂の使用量は使
用目的によって異なるが30〜70重(%の範囲が好ま
しい。
水に対する氷点降下物質の添加割合は、目的とする氷点
降下物質や使用する保冷温度の関係で決められるが、通
常は水(A)100重量部に対し、アルコールm(B)
5〜80重1部および尿素(C)5〜100重量部の範
囲が好ましい。
本発明の保冷剤の製法は水■、アルコール類(8)およ
び尿素(C)からなる保冷液に、熱可塑性樹脂および/
またはゴムに高吸水性−指を混合して成る複合体を所定
時間浸漬させるγごけでよい。
彫りした該複合体は、冷却しても床形性と柔軟性を兼備
えているため直接被冷体に接触させてもよいし、あるい
は通常使用されている適当な袋や容器に挿入する等種々
の形態で使用することができる。
く効 果〉 かくして得られた本発明の保冷剤は、強く冷却しても何
ら、固塊化することがなく、保形性と柔軟性を兼備えて
いるので、これをたとえば、ポリ塩化ビニル、ぼりエチ
レンなどの合成樹脂製あるいはゴム製の袋内にに充填し
て、その開口部を密封し、冷蔵庫などによって冷却すれ
ば、氷まくら、野菜、飲食料、魚貝類などの簡易保冷剤
として極めて広い分骨の保冷のため繰返して使用するこ
とができる。
〈実施例〉 以下、実施例によって本発明をさらに具体的に説明する
が、これによって、本発明の範囲が限定されるものでは
ない。
なお、列中に部とあるのは、重量部を示す。 また列中
に吸水量(倍)とあるのは、以下の定義に基づくもので
ある。
Wo =乾燥した試料型1 W =乾燥試料を20°Cの保冷液に72時間浸漬した
後の重量、 保冷剤の性能試験・・・・・保冷液中で膨iさせた複合
体を一20°Cで、24時間放置したと きの保形性、柔軟性および20°C になるまでの保冷時間を熱心対に より測定した。
実施例1 エチレン−酢酸ビニル共重合体(住友化学(株)スミテ
ート■RB−11、VA=41%、MI=60)100
部に対し、高吸水性樹脂(住友化学(株)スミカゲル■
5P−520)100部を加え、80’Cにて、オープ
ンロールで約10分間混練したのら、120 ’Cでプ
レスし、約5m+厚さのプレスシートを得た。
あらかじめ、水(A)100部に対し、エチレンt′リ
コール(B)25部および尿素(C) a 0部の混合
割合から成る保冷液500 mlに、上記で得られた大
きさ201角の複合体を浸漬し、その吸水量および保冷
剤の性能を調べた。得られた測定拮果を表−1に示した
実施例2 スチレン−イソプレン−スチレンブロックコポリマー(
シェル化学C?!J)カリフレックス■TR1112、
スチレン/ゴム比=1/86)100部に対し、高吸水
性Wl17(クラレイソプレンケミカル(株)KI20
1Kを粉砕し、平均粒通約20μにしたもの)100部
を加え、140 ’Cにて、オープンロールで約15分
間混練したのち、150’Cでプレスし、約5籠厚さの
プレスシートを得た。
得られたプレスシート(大きさ20m角)を実施例1と
同様な割合で調製した保冷液500−に浸漬し、その吸
水量および保冷剤の性能を調べた。、得られた4(1j
定結果を表−1に示した。
実施例3 高吸水性樹脂(スミカゲルoSP−520)200部を
下記配合物と共にオープンロールにて約15分間混練し
、未加硫ゴム複合体を得た。
配合割合 ′天然ゴム          too部:岨鉛華  
           5部(プロセスオイル    
      30部この未加硫ゴム諷合体を蒸気プレス
のにて160°Cで10分間加硫して厚さ51のプレス
シートを得た。
実施例1と同様な方法によって、その吸水量および保冷
剤の性能を調べた。得られた測定結果を表−1に示した
比較例1 実施例1で得られた保冷液100−に、スミカゲル@)
SP−520を5部面合した保冷剤の性能を調べたつ得
られた測定結果を表−1に示した。
比較例2 あらかじめ水(A> 10’ 0部に対し、エチレング
リコール(B) 20部の混合割合から成る保冷液50
0−に、実施例1で得られた複合体(大きさ20部m角
)を浸漬し、その吸水量および保冷剤の性能を調べた。
得られた測定結果を表−1に示また。
比較例3 あらかじめ水(A) I Q 0部に対し、尿素に)2
5部の混合割合から成る保冷液500−に、実施例8で
得られた複合体(大きさ20m角)を浸漬し、その吸水
量および保冷剤の性能を調べた。得られた測定に吉果を
表−1に示した。
表−1 (注) り保形性:20’Cにおける保形性から肉眼で判断した
2)柔軟性ニー20”Cにおける柔軟性から判断した(
シートが折れない場合を良好とした)表−1から、あき
らかのように、実11例の場合には、保冷性および柔軟
性がともにすぐれていることがわかる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 水(A)、アルコール類(B)および尿素(C)からな
    る保冷液に、熱可塑性樹脂および/またはゴムに高吸水
    性樹脂を混合して成る複合体を浸漬させ、該複合体を膨
    張させてなる保冷剤
JP61111683A 1986-05-15 1986-05-15 保冷剤 Expired - Lifetime JPH0689324B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018048318A (ja) * 2016-09-20 2018-03-29 有限会社ユタカ産業 保冷剤

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JPS5773007A (en) * 1980-10-22 1982-05-07 Kuraray Co Ltd Preparation of water-absorbig resin

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