JPS62267380A - 新規なフラッシュド・アルカリブルー・トーナー組成物の製造方法 - Google Patents

新規なフラッシュド・アルカリブルー・トーナー組成物の製造方法

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JPS62267380A
JPS62267380A JP61109521A JP10952186A JPS62267380A JP S62267380 A JPS62267380 A JP S62267380A JP 61109521 A JP61109521 A JP 61109521A JP 10952186 A JP10952186 A JP 10952186A JP S62267380 A JPS62267380 A JP S62267380A
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森田 耕臣
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    • C09D11/00Inks
    • C09D11/02Printing inks
    • C09D11/03Printing inks characterised by features other than the chemical nature of the binder
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    • C09B67/0001Post-treatment of organic pigments or dyes
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    • C09B67/0069Non aqueous dispersions of pigments containing only a solvent and a dispersing agent

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、産業上の利用分野 本発明は印刷インキ補助剤としてのアルカリブルー・ト
ーナー組成物に関する。
口、従来の技術 アルカリブルー・トーナーはトリフェニルメタン系の顔
料であるアルカリブルーを原料として4種の形態で調製
され市場へ出されて来た。即ちドライ・アルカリブルー
、フラッシュド・アルカリブルー、アルカリプループレ
スケーキ、およびアルカリブルー−ディスバーストパル
プの4種である。しかしながら印刷インキ製造ま上2ら
のうち現在主として用いられているのはドライ・アルカ
リブルーおよび7ラツシユド・アルカリブルーの2種で
ある。またその中でも前者は後者に比較して着色力が5
0乃至85%程度に止まるので用途が特殊分野に限定さ
れ、生産量でも大巾に低いのが現状である。
ドライ・アルカリブルーは乾燥顔料とビヒクルの混和物
を3本ロールミルを用いて処理することによりロール間
のせん断力を利用して顔料粒子を細かく粉砕する。いわ
ゆム練肉または練和工程によシ調製する。
之に対してフラツンユド・アルカリブルーは。
7ラツシヤーまたはニーダ−と呼ばれる捏和機と使用し
水を含んだ未乾燥の顔料とビヒクルを混合することから
開始されるJ顔料は水相からビヒクル相に転移し1分離
された水をデカンテーション(傾潟ン法によシ除去する
ことによシ工程は完了する。
このようにして得られたアルカリブルー・トーナーは黒
色印刷インキの漆黒さを出す目的で数)ξ−セント混入
され、あるいは群青色の印刷インキに数パーセント混入
して色調?鮮明にする等の用途に使用されて来た。
ハ0発明が解決しようとしている問題点アルカリブルー
は非常に7ラツシングし難い顔料の一つであシ適切なビ
ヒクルおよび界面活性剤の選定が重要であるとされて来
たが、従来のフラッシングビヒクルは印刷適性よシもむ
しろアルカリブルー顔料とのもぬれIを重視する結果、
魚油。
鯨油、亜麻仁油等の動植物油を重合し、天然または合成
樹脂を併用した高粘度品が用いられて来た。
従ってトーナー化に当っては高馬力の分散機が必要とさ
れた、また、之らの方法で製造された従来のアルカリブ
ルー・トーナーは、黒インキに添加した場合該インキの
乾燥性を阻害したシ、印刷塗膜の表面にブロンズと呼ば
れる金属光沢を与えて黒色度を低下させる等の点で汎用
性に乏しく、そのために用途範囲が限定される等の欠点
があった。
二0問題点を解決するための手段 本発明者らは之ら従来技術による7ラツシユド・アルカ
リブルー・トーナーの欠点を克服し、製造方法および品
質性能の両面からよシ優れた新規なアルカリブルー・ト
ーナーを得るべく鋭意研究の結果、上述した種々の欠点
の原因となるビヒクルを使用せず未乾燥のアルカリブル
ーを界面活性剤を使用して直接ある特定沸点範囲の溶剤
中に分散せしめてフラッシングを行うことにょ夛その目
的が達成されることを見出した。
即ち本発明の新規なアルカリブルー・トーナー組成物は
上述した従来技術によるフラッシング・ブルートーナー
の如く高粘度のビヒクルを使用する必要がないため低馬
力の分散機で製造が可能であシ、ブロンズ現象もなく、
更に動植物油より選択の巾の広い溶剤の使用で足シるこ
とと相俟って非常に広範囲且柔軟な商品設計が可能であ
るとl/。
う特長を有する。
本発明で使用できる含水状態のアルカリブルー顔料の主
成分は、たとえば第1図に示した基本的構造を有するト
リフェニルメタン系化合物の単仕またはそれらの混合物
であシ1通常7o乃至80パーセントの含水率を有する
ペーストとして入手し得る。
第1図 Ct+3 60A、60R,60G[森村/々−デイシエ(衛裂〕
や、NBD6151.NBD6143.NBD6257
[BASF Corp−製〕が知られている。
本発明で使用できる溶剤は、脂肪族系、芳香族系、ある
いはそれらの混合系並びにそれらと天然樹脂および/又
は合成樹脂との混合系であって留分50容1に%時の温
度範囲が150℃乃至400℃のものが好ましい。その
例を挙げるならばインキソルベント#240.#260
.#280゜#300 (三菱石油(株)製〕、インキ
ンルベント3号、4号、5号、6号、1号スピンドル油
、2号スピンドル油〔日本石油(株)製〕、ダイアナノ
々イゾール1号、2号、3号、4号〔出光興産(拗袈〕
ノルマルノぞラフインLC,He、 SH[三井テキサ
コ1株)製〕、Espesot311 (Charte
r Co、製〕等がある。
本発明で使用できる界面活性剤はアニオン系、カチオン
系、非イオン系、両性イオン系等のものである。その例
を挙げるならば アニオン系; リノぞ−ルSA 、リパールSK 、  リポランTE
1サンノール605 S、サンノールNES [ニライ
オンc株)製〕、プライサーフA207H(第一工業製
薬c株)製〕、エマール20C,レベノールwx 。
ラテムルWX1ペレックス0T−P、ペレックスTR〔
花王石鹸c株)製〕 カチオン系: アーミ7C,アーミンT1デュオミンT1アーカード2
C,アーマツクS〔ライオン(株)製〕非イオン系; ノイゲンEA−70、ノイゲンEA−73、ソルゲン3
0 Ci−工業製薬(株)製〕、スパン60.スノξン
80、アラッセル83〔花王石鹸(株)製〕等がある。
ホ8発明の効果 次に実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明するが本
発明は以下の実施例て限定されるものではない。実施例
中・部で示したものは特に説明のない限り重量部を意味
する。
T、アルカリブルー・トーナーの調製 調製例1 (トーナーA) アルカリブルー顔料含水ベース)60A[:森村パーデ
イシエ(カミ:] 350に4と界面活性剤リパールS
A[ライオン・アクゾ(株)契〕12匂を油圧転倒式1
200を容ニーダ−〔〔株ン井上製作所製〕に仕込み1
0分間捏和を続けた後。
溶剤インキンルベン)#300(:三菱石油(久製〕1
20Kfを徐々に添加して捏和を続は約30分を要して
7ラツシングを終了する。次で6OAを200Kf追加
し10分間捏和後溶剤50に4を加え、更に10分間捏
和を続けて第2回7ラツシングを終了する。続いて60
λ200 Kqを追加して10分間捏和後溶剤50に4
を添加し。
10分間捏和して第3回目のフラツシングを終了する。
その後ニーグー中で40 wHgに減圧下70℃におい
て3時間にわたシ真空7ラツシングを行い。
水分含量O乃至2重量・ぞ−セントに達した時点で溶剤
188Kfを追加混合して均一ならしめ製造を完了する
。こ\で得たアルカリブルー・トーナーをトーナーAと
する。
調製例2 (トーナーB)および調製例3(トーナーC
) 調製例1と同様の製造方法で溶剤および界面活性剤を変
えて調製しそれぞれトーナーB、およびトーナーCを得
た。
以上の調製例1乃至3につき各原料の仕込量および製品
組成を第1表に示した。
調製例4 (アルカリブルー・ビヒクル)−ナーD) 油圧転倒式1200e容ニーダ−〔(酌井上製作所裂〕
中にアルカリブルー顔料含水ペースト60人〔森村)々
−ディ/工(a) g ] 、  ピヒクルとして長池
型アルキツ1′樹脂アラキード 5001〔荒用化学工
菜(株)裂〕、および界面活性剤ノイゲンgh−7o〔
第一工業製薬(a)製〕を下記配合で投入し混練して相
転換と行わしめ、デカンチージョン法および減圧蒸発に
よシ剰余水分を除去し、水分含量0乃至2ノぐ一セント
のアルカリブルー・ビヒクルトーナーDを得た。
15OA     750に9 アラキード5001  408 ノイゲンWA−7012 ■、インキ試験 1 ヒートセット(加熱乾燥型ノインキとしての試験 1−コ ワニス人の調製 ロジン変性フェノール樹脂タマノール361〔荒用化学
工業(拶裂〕40部、3号重合亜麻仁油〔昭和ワニス(
衝製)10部、アルキッド樹脂ペソコゾールEL800
1 〔大日本インキ化学工業(株)製〕5部およびイン
キソノハン)  260[三菱石油(酌製〕40部を加
熱装置付溶解タンク中に投入し、加熱攪拌しながら20
0℃において約30分間溶解せしめ放冷する。100c
まで温度が低下した時に別途準備しておいたインキンル
ベン) $ 260を5部とALOH(周器ファインケ
ミカル(拘250 ps/25℃のワニスAを得た。
注1JB型粘度計によ)測定。
1−b  インキ入、B、0およびDの調製ワニスAを
用い調製例1 、2 、3 、−1で得たアルカリブル
ートーナー各A、B、O,Drpm、30C,1分ノ9
.0となる如く練肉調整し試験用インキ各A、B、 C
,Dを得た。
注2ノJISK5701による。
三菱ダイヤMA−818部 〔三菱化成工業(艮製〕 ワニスA              60ト − す
 − ノ1〜 D                 
            I0ワックスコンノぞランF
’MO−203710〔森村パーデイシエ(株)製〕 インキソルベント$260      2〔三菱石油(
株)製〕 1−c  乾燥性試験 試験用インキA、B、O,Dを用いRIテスター〔(酌
明製作所製〕によシ山陽SKコート紙90Kfに1/2
カツトロール、インキ量0.15−で展色μ恒温槽11
0℃雰囲気中にて2秒毎に指触によって乾燥状態を判定
した。試験結果を次表に示す。
試験用インキ  乾燥時間(秒) 即ち本発明によるアルカリブルー・トーナー’を使用し
次インキはビヒクル法によるアルカリブルー・トーナー
を使用したインキに比して乾燥時間短、縮に著しい効果
を示した。
1 枚葉型(酸化重合乾燥型ノインキとしての試験 11−a  ワニスBの調製 ロジン変性7エノール樹脂タマノール354〔荒用化学
工業(株)g)40部、3号重合亜麻仁油〔昭和ワニス
(l 裂] 30部を加熱装置付溶解タンク中に投入し
、加熱攪拌しながら220℃において約1時間溶解せし
めた後イ/キンルペン)$ 300 C三菱石油(街製
コニスBを得た。
注3)B型粘度計によシ測定。
トb インキ9.F、G、Hの調製 ワニスBを用い調製例1,2,3.4で得たアルカリブ
ルー・トーナー各A、B、O。
rpm 、 30℃、1分) 10.0となる如く練肉
調整し試験用インキ各E、F、G、Hを得た注4 )J
ISK5701による。
三菱ダイヤMA−818部 ワニスB               60トーナー
A〜D10 ゲルワニスTH−15 〔東信油脂(株)製〕 ワックスコンパウンドMO−1115 〔森村パーデイシエ(株)製〕 ナフテン酸コバルト          2〔日本化学
工業(株)製〕 トc 乾燥性試験 試験用インキE、F、G、Hを用いRIさター〔(失明
製作新製〕によシ山陽SKコート紙90Kfに1/2カ
ツトロール、インキ量0.15ばて展色し、室温(25
℃)におけるセット性試験を実施した。試験結果を次表
(示す。
試験用インキ  セット時間(分) H15 即ち本発明によるアルカリブルー・トーナーを使用した
インキは、ビヒクル法によるアルカリブルー・トーナー
を使用したインキに比してセット時間の短縮に著しい効
果を示した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 含水状態のアルカリブルー顔料を溶剤に分散させて成る
    アルカリブルー・トーナー組成物。
JP61109521A 1986-05-15 1986-05-15 新規なフラッシュド・アルカリブルー・トーナー組成物の製造方法 Granted JPS62267380A (ja)

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JPH0149751B2 JPH0149751B2 (ja) 1989-10-25

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