JPS62266472A - デイジタル位相計 - Google Patents

デイジタル位相計

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JPS62266472A
JPS62266472A JP11029386A JP11029386A JPS62266472A JP S62266472 A JPS62266472 A JP S62266472A JP 11029386 A JP11029386 A JP 11029386A JP 11029386 A JP11029386 A JP 11029386A JP S62266472 A JPS62266472 A JP S62266472A
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Kenji Iguchi
井口 研二
Isao Chihara
千原 勲
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、一定の周波数をもった電圧や電流等の交流電
気量の位相差を測定してディジタル値で表示するための
ディジタル位相計に関する。
(従来の技術) 従来、この種の位相測定方法としては、リサジュー図を
利用したブラウン管法、2現象形オシロスコープに比較
する両波形を描かせる2現象ブラウン管法、2つの正弦
波を方形波に整形してその時間的な重なりに相当する方
形波を生成し、平均して位相差を求める方形波法、その
他計数法、ベクトルメータ法(同期整流法)等が知られ
ている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、これらの方法には要求する位相差そのも
のを直接算出してディジタル表示できるものが少なく、
それぞれの測定値を数式等により種々加工しなくては位
相差を求めることができないため、多くの労力や時間が
必要であった。また。
データの読み取り誤差による測定ミス等が生じるおそれ
もあった。
更に、これらの方法においては専用の位相計を必要とし
、電力系統の交流電気量の位相差を測定するにあたって
はかかる位相計を電気所等に持参して対象に接続しなく
てはならない煩雑さを伴っていた。加えて1位相計の構
成部品の経年変化による性能低下等が測定精度を悪化さ
せる原因となる場合もあった。
本発明は上記の問題点を解決するべく提案されたもので
、その目的とするところは、2つの交流電気量の瞬時値
を示すディジタルデータを使用して種々の演算および処
理を行い、もって両型気量の位相差を算出することによ
り、位相差を正確、簡便かつ直接的に測定可能とし、し
かもディジタルリレーと共通のハードウェアを使用可能
としてコストの低減および測定作業の簡素化を図ったデ
ィジタル位相計を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため1本発明は、同一周波数で位相
の異なる電圧や電流等、2つの交流電気量の複数の瞬時
値をそれぞれサンプリングし、これらの瞬時値をA/D
変換して得たディジタルデータに基づいて2つの交流電
気量の位相差を求めて表示することを特徴とする。
また、この演算にあたっては、前記ディジタルデータか
ら2つの交流電気量の位相差の正弦値および余弦値を算
出し1次いで予め用意された正弦値テーブルを参照して
位相差を求めることが有効である。ここで正弦値テーブ
ルとしては、0°から45°までの仮想位相角とこれら
に対応する正弦値とを備えたものを使用することが望ま
しく、演算によって算出した正弦値または余弦値に対応
する仮想位相角を正弦値テーブルから求め、その後、こ
の仮想位相角を真の位相差に変換する。
更に1以上の演算や処理を行なうハードウェアをディジ
タルリレーと兼用することを予定している。
(作用) 本発明においては、まず2つの交流電気量の複数の瞬時
値をそれぞれサンプリングし、A/D変換によってディ
ジタルデータを得る0次いで、ディジタルリレーにおけ
る演算原理の積加算方式を応用して位相差の正弦値およ
び余弦値を算出する。
そして、これらの正弦値および余弦値に対応する仮想位
相角を正弦値テーブルから求める。しかる後に、正弦値
および余弦値の符号から判定される真の位相差の帰属象
限に応じて、所定の変換式により仮想位相角を真の位相
差に変換し、以後、周知の手段によってこの位相差をデ
ィジタル表示するものである。
(実施例) 以下、図に沿って本発明の一実施例を説明する。
この実施例は、電力系統から電圧および電流を入力して
その位相差を求めるものであり、第1図に示す如く、ま
ず系統の電圧Vおよび電流iを処理ブロック1内に入力
する。ここで、同一周波数の交流電圧Vと電流iとは、
電流iが電圧Vよりもθ°だけ位相が遅れているとすれ
ば、一般に次式%式% また、これらの波形は第2図に示すとおりである。
処理ブロック1では、■およびiに対して系統周波数の
12倍の周波数にてサンプリングしくサンプリング間隔
30°)、これをA/D変換して■およびiの瞬時値に
かかるディジタルデータ列vn。
1n(n=oe 1,2,3.・・・・・・)を得る。
これらのデータ順序を第2図に示すように規定すると、
例えば。
V、 = V+n 5in(ωt) v、=Vm 5in(ωt+z/6) v2==Vm 5in(ωt+27C/ 6)i、= 
I+* 5inl:ωを一〇)i1=Imsin(ωを
一θ+π/6)i2= I+m 5in(ωを一〇+2
 fc/ 6 )となり、一般に vn=Vmsin(ω t+n  π / 6 )  
 ・・・ ・・・ ・・−・・−(3)in= Tya
 5in(ωを一〇+ns/6)  −・=(4)とな
る。
いま、ディジタルリレーの演算原理としての積加算方式
により、1/4周期隔てた各データの間では。
Vm” = (vn)” + (vn−s )”I+m
2=(in)”+(in−1)”すなわち Vn+= a了刀票〒 ・・・・・・・・・・・・・・
・・(5)xm=、q−Fη丁石層下・・・・・・・・
・・・・・・・・・(6)であり、また。
vnl in+vn−3a in−*=Vm0 In 
cosθ・・・・・・・・・・・・・・・・・・(7)
vn−1n−s+vn−3・ 1n=V@・ Im  
sinθ・・・・・・・・・・・・・・・・・・(8)
の関係があることが知られている。従って、(5)〜(
8)式から。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・(9)・・・・
・・・・・・・・・・・・・・(10)となる。このc
O3θ、 sinθを求める(9)式、 (10)式の
演算は、第1図における処理ブロック2において行なわ
れるが、1cosθl≦1,1sinθ1≦1であるか
ら固定小数点演算しかできないマイクロコンピュータで
は演算結果が0になってしまうため。
実際には2°coset 2’sinθの値を計算する
こうしてcosθおよびsinθの値を求めた後、処理
ブロック3にてl cosθ1,1sinθ1に対応す
る仮想位相角θ′(0@≦θ″≦45°)を求める。す
なわち、 cosθおよびsinθの間には1周知のよ
うに1)  sinθ=cos(90’−〇)=cos
θ″(なお、0°≦θ≦360°) 2)  O’≦θ<451の範囲では cosθ)sinθ≧0 θ=45aでは  cosθ= sinθ45′〈θ≦
90″の範囲では 0≦cosθ<sinθ という関係がある。つまり、 cosθ、 sinθが
いかなる値でも、 1cosθl 、 1sinθ)は
0°≦θ1≦45″の範囲における仮想位相角θ′の余
弦cosθ′または正弦sinθ′の値によって表わす
ことができるから、処理ブロック2にて求めたcosθ
、 sinθ(26CoSθ、 2”sinθ)をCo
gθ’(2”cosθ″)またはsinθ’(2”si
nθ′)と見なしてこれに対応するθ′を求め、次いで
cosθ、 sinθの符号に応じた変換式によりθ′
から真の位相差θを算出すればよい。
この際、θ′を求めるためのテーブルは、以下の第1表
のように46組の数値からなるものでよい。
しかして、cosθまたはsinθの値から位相差θを
求める場合には、 1cosθ1,1sinθ1を比較
して小さい方の値を使ってテーブルサーチする。すなわ
ち、l sinθ1を使う場合には、このl sinθ
1の値を表1における2 ” sinθ’=2’cos
θ″の欄の上の値から比較していき、l sinθ1の
値の方が大きくなった時点の何番目かの角度がθ′とな
る。また、1cosθ1を使う場合には同様にして求め
たθ″を90°から引いてθ1を求める。
一方、(9)式、 (10)式の演算を行なう際にCo
gO,5inOの符号を認識しておき、処理ブロック4
では第3図に基づいてθの属する象限を判定すると共に
1次の第2表における各象限毎の変換式により位相角度
処理を実行し、仮想位相角θ′から真の位相差θ(0°
≦θ≦360°)を求める。
第2表 こうして算出された位相差θは、第1図の処理ブロック
5により周知のディジタル表示器を介して表示されるこ
ととなる。
この実施例によれば、正弦値テーブルとして仮想位相角
θ′のO″〜45″分をもつだけでO°〜360°の範
囲の位相差θを測定することができるから、マイクロコ
ンピュータのプログラム容量が少なくて済むという利点
がある。
(発明の効果) 以上詳述したように本発明によれば、ディジタルデータ
に基づいて位相差を算出して表示するものであるため、
位相差の迅速な測定および表示が可能であり、m定に要
する労力や時間を大幅に削減することができる。
また、位相差の直読が可能であるから読み取り誤差を生
じる余地がなく、構成部品の経年変化等による誤差が発
生する可能性も極めて少ないため、常に正確な測定を行
なうことができる。
更に、本発明はその原理上、ディジタルリレーと共通の
ハードウェアを使用できるため、別個に位相計を用意す
る必要がなくコストの低減が可能であると共に、既設の
ディジタルリレーを利用すれば、位相差測定の度に電力
系統に接続するような煩雑な作業からも開放されるとい
う利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示すもので、第1図はデータ処
理手順を示すブロック図、第2図は測定対象たる電圧お
よび電流の波形図、第3図は正弦値および余弦値の符号
に応じた位相差の帰属象限を示す説明図である。 1〜5・・・処理ブロック

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)同一周波数で位相の異なる2つの交流電気量の複
    数の瞬時値をそれぞれサンプリングし、これらの瞬時値
    をA/D変換して得たディジタルデータに基づいて前記
    2つの交流電気量の位相差を求めて表示することを特徴
    としたディジタル位相計。
  2. (2)ディジタルデータを用いて2つの交流電気量の位
    相差の正弦値および余弦値を算出し、これらの正弦値ま
    たは余弦値から、複数の正弦値とこれらに対応する位相
    角とを備えた正弦値テーブルを参照して位相差を求めて
    なる特許請求の範囲第1項記載のディジタル位相計。
  3. (3)正弦値テーブルは、0°から45°までの仮想位
    相角とこれらの仮想位相角に対応する正弦値とを備えて
    なる特許請求の範囲第2項記載のディジタル位相計。
  4. (4)ハードウェアをディジタルリレーと兼用してなる
    特許請求の範囲第1項、第2項または第3項記載のディ
    ジタル位相計。
  5. (5)固定小数点方式のマイクロコンピュータにて2つ
    の交流電気量の位相差を求めてなる特許請求の範囲第1
    項、第2項、第3項または第4項記載のディジタル位相
    計。
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