JPS62266209A - 流れ偏向装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、空調装置等の吹出し口に設けられ、送風源か
らの流れを任意の方向に偏向して吹出させるだめの流れ
偏向装置に関するものである。

従来の技術 本発明の先行技術として特開昭６０−３０８０８号公報
がある。この構成、動作を以下に示す。これは第３図〜
第４図に示すように１は送風機等から送られた流れを誘
導する流路、１ａは流路を形成する筒体、１ｂは流路の
軸、２は流路の軸１ｂに対して全周より絞り３を有する
円形のノズル、４はノズ／ｖ２の下流側でノズルを囲む
ように形成された案内壁であり、ノズル２の出口を出発
点として漸次拡大形状になっている。ノズ／ｖ２の上流
（１１１には、絞り３によって発生するバイアス流れを
遮るだめのバイアス遮蔽板５が設けられている。

（第４図に斜視図を示す。）これは回転軸６を中心とし
て回転するものであり、ノズ／Ｉ／２の出口近傍でノズ
ルの外側にあり、絞り３と接している。

この回転軸６は、流路１の外壁より突出した支持部材７
によって支持されている。

上記構成において、第５図〜第８図を用いて動作を説明
する。まず第５図のように遮蔽板５とノズ）Ｖ３とが密
着している場合について説明する。

この場合、流路の方向に入った流れＦｌの一部は絞シ３
によりバイアス流れＦＢとなる。ここで図の左側におい
てはバイアス流れＦＢが発生するが右側においてはバイ
アス遮蔽板５の効果によりバーイアス流れは生じない。

（２！蔽板によってさえぎられる。）このため主流ＦＡ
は左側からのバイアス流れＦＢにより右側の案内壁の方
向に向けられる結果として右側の案内壁に付着し、右側
に広角に偏向角度θだけ偏向する。この時の偏向角共θ
は案内壁４の形状によって任意に設定できる。第６図は
バイアス遮蔽板５を左側に回転移動した場合で、流れＦ
Ａは左側に広角に偏向する。

つぎに回転軸６を回転してバイアス遮蔽板５を第７図に
示す位置に移動した場合について説明する。この場合は
、バイアス遮蔽板５と絞り３との間に間隙りが生ずる。

この間隙りより、バイアス流れＦｂに対抵する流れＦＢ
Ｌが生じ、ＦＢの力を弱めすることになる。この結果、
合流流れＦＡは案内壁４へ付着する力を弱められ、吹出
し流れの偏向角度は第７図の場合よりも小さくなる。そ
して間ＦｊｆｆＤの大きさに反比例して偏向角度は大き
くなる。

次に第８図に示す位置にバイアス遮蔽板５を移動した場
合について説明する。この場合は、間隙りより生ずる流
れＦＢＬはバイアス流れＦＢとほぼ同等の強さとなり、
合流流れＦＡは偏向せずに正面に吹出す。

以上のように、回転軸６を操作してバイアス遮蔽板５を
回転あるいは上下移動することによシ。

案内壁への流れの付着位置と強さが変化し、流れの吹出
し方向を広角偏向した位置から正面まで３次元的に任意
の方向に設定することができる。

発明が解決しようとする問題点 上記の先行技術において、最適なパラメータを提供する
ものである。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の流れ偏向装置は先
行技術における案内壁上流端の絞りに対する接線角度を
６０°以上に設定したものである。

作　　用 本発明は上記した構成によって、ノズルから吹出す流れ
が案内壁に十分に付着し、大きな偏向角度が得られるも
のである。

実施例 以下、本発明の実施例を添付図面にもとづいて説明する
。

第１図において、１．２．３．５は先行技術と同一であ
る。８は上流端の絞りａとの接線角度αがα２で示す如
く６ｏ０以トに形成されている案内壁である。

ト記構成において、基本動作は先行技術の場合とほぼ同
一であるが、案内壁８へ付着する流れに違いがある。以
下それについて述べる。先行技術と同様に、遮蔽板５に
よっである程度図の右側の案内壁の方向に曲げられた流
れＦＡは、接線角α２が６０°以上なので実線に示すよ
うに案内壁に十分に付着し、大きく偏向する。一方、二
点鎖線で示すように、接線角αが６０°以下の場合、流
れＦＡは案内壁８との距離が大きくなり、これへの付着
が十分でなく、二点鎖線で示すように偏向は小さくなる
。これをグラフに示したものが第２図である。これによ
ると、接線角度αが６０’＆越えると、偏向角度θが急
に増加することがわかる。

発明の効果 以上のように本発明の流れ偏向装置によれば、案内壁上
流端の絞りに対する接線角度を６０°を越え乏ごとくし
たことにより、ノズルから出た流れが十分に案内壁に付
着し、大きな偏向角度が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における流れ偏向装置の部分
断面図、第２図は同案内壁上流端の接線角αと偏向角度
θとの関係を示す特種図、第３図それぞれ同断面図であ
る。 １・・・・・・流路、２・・・・・・ノズル、３・・・
・・・絞り、５・・・・・・バイアス遮蔽板、８・・・
・・・案内壁。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名１・
・　涜ｔシ ２−−ノＸ″ｌＬ７ 第２図 仏　→ 第　３　図 ２ｊＳ４図 Ｍ　ｓ　図 第６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 流路の出口端に設けられ、流路の軸に対して全周より絞
   りを有する円形ノズルと、前記ノズルの下流側で前記ノ
   ズル出口を囲みかつ上流端の前記絞りに対する接線角度
   が６０°を越える如く形成された漸次拡大形状をした案
   内壁と、前記ノズルの上流側に設けられ絞りによって生
   ずる前記流路の軸の方向に向う流れの一部を遮る断面円
   孤状のバイアス遮蔽板より成り、前記バイアス遮蔽板は
   前記流路の軸の方向に移動可能で、かつ前記流路の軸を
   中心として回転可能に構成された流れ偏向装置。