JPS6226600Y2 - - Google Patents

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JPS6226600Y2
JPS6226600Y2 JP13527680U JP13527680U JPS6226600Y2 JP S6226600 Y2 JPS6226600 Y2 JP S6226600Y2 JP 13527680 U JP13527680 U JP 13527680U JP 13527680 U JP13527680 U JP 13527680U JP S6226600 Y2 JPS6226600 Y2 JP S6226600Y2
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engine
fuel injection
switch
injection amount
stop device
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、燃料噴射装置の燃料噴射量調節部材
を電磁アクチユエータにて操作する電子ガバナ装
置と、通電時はエンジンの運転を可能とし通電を
断つことによりエンジン停止を行なわせるエンジ
ン停止装置とを備えた電子制御式燃料噴射装置に
おいて、前記電磁アクチユエータに制御信号を送
る制御回路の故障により、電磁アクチユエータに
噴射量を増加させるような信号が与えられて制御
不能となつたとき、速やかにエンジンを停止さ
せ、あるいは回転上昇を抑え、危険を防止する保
護装置を備えた電子制御式燃料噴射装置に関す
る。
従来、この種の保護装置としては、制御回路内
の、前述したような異常を引き起こす恐れのある
回路に異常検出回路を備え、異常が検出された場
合エンジン停止装置に信号を送つてエンジンを停
止させるように構成された保護回路を使用してい
た(実開昭55−6450号公報、実開昭55−6452号公
報等)。しかるに、従来の方法では、集積された
制御回路内で電子的に行なつているため、故障の
原因、程度によつては保護回路自身もその影響を
受け機能を果さなくなる恐れがあり、また保護回
路を構成する素子もかなりの数を必要とするため
素子の信頼性も問題になつてくる。
本考案の目的は、上記のような欠点を除去する
ため安価で、構成素子が少なく、かつ信頼性のあ
る保護装置を備えた電子制御式燃料噴射装置を提
供することにある。
本考案は、燃料噴射装置の燃料噴射量制御部材
を電磁アクチユエータにて操作する電子ガバナ装
置と、通電時はエンジンの運転を可能とし通電を
断つことによりエンジン停止を行わせるエンジン
停止装置とを備えた電子制御式燃料噴射装置にお
いて、前記燃料噴射量調節部材が通常の制御域に
おける最大燃料噴射量を示す位置を越えた所定の
設定位置以上になつたことを検知して「閉」から
「開」になるスイツチを設け、エンジン運転時に
このスイツチを介して前記エンジン停止装置に電
力を供給するとともに、エンジン始動時にエンジ
ン始動信号により前記エンジン停止装置に電力を
供給するように構成した点に特徴を有する。
以下、本考案を図示された実施例により詳細に
説明する。
第1図には本考案の一実施例のブロツク配線図
が示されている。制御回路1は、図示しない回転
数信号や燃料噴射量調節部材の位置信号などが入
力され、燃料噴射量調節部材と実質的に連結され
ている電磁アクチユエータ2を最適な位置に制御
するような演算が成され、電磁アクチユエータ2
に制御信号を出力している。この制御回路1は、
エンジンキースイツチ3を停止位置OFFから運
転位置ONにすることにより、バツテリ4のプラ
ス端子に接続されている電源端子Bと運転端子
ACとが接続されて通電され制御を開始する。ま
た、エンジンキースイツチ3の運転端子ACに
は、後で詳述するが、通常は閉じられていて、制
御回路の故障により電磁アクチユエータ2が通常
の制御域の最大噴射量の位置を越えて、ある設定
値以上になつたことを検知して開かれるように構
成されたスイツチ5の一方の端子も接続されてい
て、このスイツチ5を介して燃料カツトソレノイ
ドなどのエンジン停止装置6に電力が供給され
る。エンジン停止装置6は通電時は作動せず、非
通電時に作動してエンジンを停止させるように構
成されている。前記スイツチ5とエンジン停止装
置6との間には、エンジンキースイツチ3の始動
端子Cが接続されていて、エンジンキースイツチ
3を始動位置STにしたとき電源端子Bと始動端
子Cとが接続されてエンジン停止装置6に通電さ
れる。
次にスイツチ5の取り付け構造を説明する。第
2図には本考案を電子制御式燃料噴射ポンプに適
用した場合のスイツチ5の取り付け図が示されて
いる。電磁アクチユエータ2は、図示しない分配
型燃料噴射ポンプの噴射量調節部材であるコント
ロールスリーブを操作して噴射量制御を行なうも
のである。電磁アクチユエータ2とコントロール
スリーブとは、軸7の下端(図示されている反対
側の端面)に偏心して取り付けられた係合ボール
により連結されていて、制御回路1よりコイル8
に制御信号が送られると、軸7は矢印9の方向に
回動され、前記制御信号の大きさに従つて電磁力
とバネ力とのバランスで位置決めされ、コントロ
ールスリーブを操作して噴射量を制御する。10
は位置検出用コイルで、軸7に固定され軸7と共
に回動する可動検出子11の位置、すなわちコン
トロールスリーブの位置を検出している。可動検
出子11は矢印12で示されている範囲、0位置
Oとフル位置Fとの間で回動可能で、フル位置F
に近づく程噴射量は増加する。5は本考案による
スイツチで、可動検出子11の端部が接点5aの
支持材5cを押し上げることにより、接点5aと
5bとが開かれるように構成してある。
次に接点5aと5bとが開かれる位置の設定に
ついて説明する。
第3図には、エンジン回転数Nと、軸7の回転
角度、すなわちコントロールスリーブの位置との
関係を表わす特性図、いわゆるガバナ線図が示さ
れている。図において13は始動増量特性、14
は通常制御域における最大噴射量特性、15はフ
ルアクセル時の最高速特性を示す。スイツチ5の
「閉」から「開」にかわる位置は、通常の制御域
における最大噴射量を示す位置を越えた矢印16
の範囲、すなわち、始動増量特性13と最大噴射
量特性14との間に設定する。
以上説明したような構成において、正常運転時
はスイツチ5が閉じられたままなので、エンジン
キースイツチ3の運転端子ACからエンジン停止
装置6へ電力が供給されて、エンジン停止装置6
は作動せず、またエンジンキースイツチ3を停止
位置OFFにすることにより、エンジン停止装置
6への電力供給が断たれ、エンジンは停止する。
エンジン始動時においては、始動増量を行なう
ためスイツチ5は開かれるが、エンジンキースイ
ツチ3の始動端子Cから直接エンジン停止装置6
へ電力が供給され、エンジン停止装置6を励磁し
て作動させないため、エンジンを始動することが
できる。
制御回路1の故障により電磁アクチユエータ2
が通常制御域における最大噴射量の位置を越え
て、ある設定位置以上になつたとき、可動検出子
11によりスイツチ5の接点5aと5bとが開か
れ、エンジン停止装置6を作動させてエンジンを
停止させる。
第4図には、エンジン停止装置として燃料噴射
量調節部材を操作する電磁アクチユエータを使用
した実施例が示されている。図において、第1図
と対応する部分については同符号を付してある。
前述の実施例においては、スイツチ5をエンジ
ンキースイツチ3の運転端子ACとエンジン停止
装置6との間に設けていたが、本実施例において
は、電磁アクチユエータ2を、電力供給を断つこ
とによりエンジン停止装置として作動させている
ので、スイツチ5はエンジンキースイツチ3の運
転端子ACと電磁アクチユエータ2との間に設け
られている。作動において前述の実施例と異なる
ことは、異常発生時スイツチ5が開かれることは
同じであるが、スイツチ5が開かれることにより
電磁アクチユエータ2は電磁力を失ない噴射量減
方向に移動する。するとスイツチ5は閉じられる
ため電磁アクチユエータ2は噴射量増方向へ移動
して、再びスイツチ5は開かれる。このようにス
イツチ5は開閉を繰り返し、電磁アクチユエータ
2はハンチングするため、エンジン回転は急激な
単調増加とはならず、異常を察知する時間的余裕
ができて、エンジンキースイツチ3を停止位置
OFFにすることによりエンジンを停止させるこ
とができる。
尚、前述の実施例においては、電子制御式分配
型燃料噴射ポンプに適用したが、本考案は電子制
御式分配型燃料噴射ポンプに限定されるものでは
ない。
以上詳述したように、本考案によれば、制御回
路の故障のため電磁アクチユエータに噴射量を増
加させるような信号が与えられて制御不能となつ
た時、速やかにエンジンを停止させ、あるいは回
転上昇を抑え、確実に危険を防止することができ
るため非常に有効である。また電子回路を使用し
ないため、構造が簡単で部品点数も少く安価にで
き、かつ信頼性が高いという秀れた効果も有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のブロツク配線図、
第2図は本考案を電子制御式分配型燃料噴射ポン
プに適用した場合のスイツチ取り付け図、第3図
は本考案によるスイツチの状態反転位置設定の説
明図、第4図は本考案の他の実施例のブロツク配
線図を示す。 1:制御回路、2:電磁アクチユエータ、3:
エンジンキースイツチ、5:スイツチ、6:エン
ジン停止装置、11:可動検出子、16:スイツ
チ5の状態反転位置設定範囲。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 燃料噴射装置の燃料噴射量制御部材を電磁アク
    チユエータにて操作する電子ガバナ装置と、通電
    時はエンジンの運転を可能とし通電を断つことに
    よりエンジン停止を行わせるエンジン停止装置と
    を備えた電子制御式燃料噴射装置において、前記
    燃料噴射量調節部材が通常の制御域における最大
    燃料噴射量を示す位置を越えた所定の設定位置以
    上になつたことを検知して「閉」から「開」にな
    るスイツチを設け、エンジン運転時にこのスイツ
    チを介して前記エンジン停止装置に電力を供給す
    るとともに、エンジン始動時にエンジン始動信号
    により前記エンジン停止装置に電力を供給するよ
    うに構成したことを特徴とする電子制御式燃料噴
    射装置。
JP13527680U 1980-09-22 1980-09-22 Expired JPS6226600Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13527680U JPS6226600Y2 (ja) 1980-09-22 1980-09-22

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13527680U JPS6226600Y2 (ja) 1980-09-22 1980-09-22

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Publication Number Publication Date
JPS5757232U JPS5757232U (ja) 1982-04-03
JPS6226600Y2 true JPS6226600Y2 (ja) 1987-07-08

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JP13527680U Expired JPS6226600Y2 (ja) 1980-09-22 1980-09-22

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