JPS62265398A - 蛋白質の汚れを除去する組成物 - Google Patents

蛋白質の汚れを除去する組成物

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JPS62265398A
JPS62265398A JP3064387A JP3064387A JPS62265398A JP S62265398 A JPS62265398 A JP S62265398A JP 3064387 A JP3064387 A JP 3064387A JP 3064387 A JP3064387 A JP 3064387A JP S62265398 A JPS62265398 A JP S62265398A
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JP
Japan
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dcr
reagent
composition
protease
oxidizing agent
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JP3064387A
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プシュカラジ ジェイ.ラッド
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Genencor Inc
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Genencor Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、洗浄組成物を使った汚れの除去に関係する。
特に血液や食物のような、蛋白質を含んでいる汚れを除
去できる組成物を開示する。
(従来の技術) 洗濯洗浄剤へのプロテアーゼの添加が有利な効果がある
ことはよく確立されている。望ましいことに、使用され
るプロテアーゼは、−喰に使われ・  る洗浄剤の作用
を助ける比較的高いpH値(7,5〜10.5)で機能
する。典型的な市販の洗浄剤は、自身の洗浄力をリン酸
三ナトリウムのような強い塩基性の物質、長鎖のアルキ
ルまたはアリールスルホン酸塩のような洗浄性物質、ま
たはズブチリシンその他の蛋白質分解酵素のようなプロ
テアーゼ添加物に頼っている。
洗浄剤組成物が年ごとにますます効果的になる一方で、
それらは、ある蛋白質を含む汚れ、特に血液の汚れを効
果的に除去できないことはありふれた現象である。事実
、血液の汚れは、特にしばらくの間生地に付着した後は
、悪いことに除去しにくい。
本発明の組成物は、洗浄剤調製という面で、蛋白分解に
加えジスルフィド結合の開裂を起こすことによって、蛋
白質含有の汚れのより効果的な除去を提供する。ジスル
フィド開裂試薬と蛋白質分解酵素の組み合わせは、核酸
の調製のような学術研究上の標品で蛋白質を分解するた
め、あるいはペプチドマツピングのためのクリーブラン
ドゲルの操作の時のような標的蛋白質を断片化するため
に、以前から使われていた。詰まった下水管内の髪を分
解するために、プロテアーゼとカルシウムチオグリコレ
ートのようなジスルフィド開裂還元試薬との組合せの使
用が、米国特許第4,540,506号で開示された。
洗浄剤は、この目的のために使われる組成物に10%ま
で加えられる。米国特許第4.294.087号は、ジ
スルフィド架橋の連続的な開裂とそれに続くプロテアー
ゼ処理により動物の皮膚から毛を分離し回収する方法を
述べている。 1984年11月7日公開の英国特許出
願GB 2,139.26OAは。
洗浄剤組成物中の過酸化漂白剤とプロテアーゼの同時使
用を開示し、ここでは、マンガンイオンの存在によりこ
の組成物は以前使用されていたものよりも低温域で効果
を残存し得ている。この開示によると、その組成物中に
金属イオン触媒不在下で、過酸化物の分解と漂白作用に
は70℃以上の温度が必要である。(マンガン以外の)
これらのイオンの存在下でさえ60℃以上の温度が要求
される。
英国特許に開示されているマンガンイオンを含む組成物
は、洗浄剤を50%まで含んでいる。
出願者の知る限りでは、プロテアーゼとジスルフィド開
裂試薬の組み合わセは、生地から蛋白質性の物質を除去
するための洗浄剤組成物への添加物として、または、低
温でこの目的を実施可能にする洗浄剤組成物には使用さ
れていなかった。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、洗浄が即座であるがまたは数日あるいは数週
間以上遅れるかにかがわらず、生地から血液2食物、そ
の他の蛋白質を含む汚れを除去するための効果的な方法
と洗浄剤組成物を提供する。
(問題点を解決するための手段) 本発明の方法は、生地から蛋白質含有の汚れを除く方法
であって2有効量のプロテアーゼと有効量ノシスルフィ
ド結合を開裂できる試薬(ジスルフィド開裂試薬、  
DCR)とを含む洗浄液で、前記生地を処理することを
含有し、そのことにより上記目的が達成される。
さらに本発明の方法は、生地がら蛋白質含有の汚れを除
く方法であって、有効量のプロテアーゼと有効量のジス
ルフィド結合を開裂できる試薬(ジスルフィド開裂試薬
、  DCR)により前記生地を処理することを含有し
、そのことにより上記目的が達成される。
本発明の組成物は、有効量のプロテアーゼと有効量のジ
スルフィド結合を開裂できる物M(ジスルフィド開裂試
薬、  DCR)とを洗浄剤処方物に混合して含有し、
そのことにより上記目的が達成される。
本組成物は、プロテアーゼ、およびジスルフィド結合を
開裂できるのに有効な量の物質の添加を除いて1通常の
洗浄剤標品を利用できる。得られる標品は、70℃より
低い温度また55℃以下の温度でさえ作用可能である。
一面では1本発明は、適当な洗浄剤処方物に混合した状
態で効果的な量のプロテアーゼおよびジスルフィド結合
を開裂できる物質(ジスルフィド開裂試薬やDCR)を
含有する洗浄剤組成物を目的とする。他の面では9本発
明は、プロテアーゼとジスルフィド開裂試薬、あるいは
本発明の組成物を使って生地から蛋白質性の汚れを除去
するための方法に関係している。この方法は70℃以下
の温度で効果的であり、そして金属イオンを必要としな
い。さらに他の面では9本発明は、洗浄剤組成物を調製
する方法に関係している。
以下に本発明の詳細な説明する。
蛋白質を含む汚れの除去に有用な組成物を目的とする本
発明の観点において1組成物の必須の成分は、プロテア
ーゼ、ジスルフィド結合を開裂できる物質あるいはその
混合物、および洗浄剤処方物の担体である。
プロテアーゼは、市販の、さもなければ、当該分野で既
知の一般的な特異性のあ、る蛋白質分解酵素のうちの1
つかあるいはその混合物である。理論的にはどのプロテ
アーゼも使用できるが、より好ましい具体例は洗浄剤組
成物に関連する弱い塩基性環境下で使用するのに適した
pH最適値をもつものである。従って1例えばペプシン
やパパインが限界近くで働くことができる一方、トリプ
シン。
キモトリプシン、ズブチリシンその他のようなより高い
pHJii適値をもつ酵素が好ましい。好ましいpH9
5域は7〜12.より好ましくは10〜12である。
洗浄剤中で有用な多数の市販の酵素標品も適当である。
このような酵素には、アルカラーゼ、マクサターゼ、マ
クサカル、およびエスペラーゼを商標とされるものが含
まれる。1985年1月9日公開のヨーロッパ特許出願
番号130.756に開示されたバチルス・アミロリク
エファシエンス(Bacillus且■虹m匹ハ虹並旦
から調製されたズブチリシンが特に好ましい。本発明の
組成物は、いずれのプロテアーゼ、またはそれらの混合
物を含んでよく。
そして最も効果的な選択は、 pH,温度、洗浄時間。
対象の酵素に関する特異的な阻害剤の有無を含む。
使用条件に依存するであろう。
ジスルフィド結合を開裂できる物質は様々あるが、一般
的に、酸化剤、還元剤、およびフマル酸や亜硫酸ナトリ
ウムによって例示されるような種々の付加基質の3つの
カテゴリーにはいる。適当な酸化剤には過酸化水素、過
ギ酸、過ホウ酸ナトリウム、および酸化漂白剤が含まれ
る。効果的な還元剤にはジチオスレイトール(IITT
) 、  β−メルカプトエタノール(BMIり 、水
素化ホウ素ナトリウム、その他が含まれる。
簡単に分類できないその他の試薬に、塩化水銀。
ニトロプルシド、トリブチルホスフィン、およびホスホ
チオレートがある。特に有効な開裂試薬は。
反応:  R−S−S−R+ 5(h−”→R−S−S
Oi−” +−SRによってジスルフィドの亜硫酸分解
をおこす亜硫酸ナトリウムである。この反応の平衡は1
重金属イオンまたは酸化剤を使ってチオール陰イオンを
除去することによって移動する。その酸化力は、従来の
洗濯機内での典型的な場合のように、もし洗浄溶液が攪
拌されるならば1通気によって提供されるか、あるいは
、 CLISO4や過ホウ酸ナトリウムのような酸化剤
が加えられる。
ジスルフィドを開裂できる物質の前述のリストは包括的
であるとはいえず、また逆に、効果的であるが商品とし
ては必ずしも適当でない物質を含んでいる。商品として
成功するためには、加えられる物質は比較的安価でなけ
ればならず、そして望ましくない特徴をもっていてはい
けない。従って1例えば、塩化水銀の使用は本発明の方
法を実施する上で働きをもつであろうが、家庭での使用
向けの通常の洗浄剤産物としては不適当である。
β−メルカプトエタノールと口TTは、それらが少し不
快なにおいがあり、従って商品としては香水によって隠
す必要があることを除いて、商品的に適している。それ
ゆえ、市販洗浄剤に特に適した物質は、安価で比較的安
全な、亜硫酸ナトリウム(酸化剤との組み合わせが好ま
しい)か過酸化水素である。ジスルフィド結合の開裂に
有用な物質の総説は、たとえば、 Chemical 
Modification ofProteins、 
 Means、  G、E、、  et  al、  
eds  (1971)+  Ho1den−Day、
 InclSan Franciscor CA+ C
h 8.およびChe+*1calRea ents 
for Protein Modification 
 Lundbald。
R,L、+ et al、 eds (1984)、 
CRCPress Inc、 BocaRaton、 
FL Ch 7にみられる。
本組成物の残り成分は従来の洗浄剤処方物のものであり
、典型的にはリン酸三ナトリウムのような塩基、直鎖ア
ルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルエトキシ化硫酸
塩、硫酸化直鎖アルコールまたはエトキシ化直鎖アルコ
ール、または石鹸のような洗浄剤、そしてビルグーおよ
びホワイトナーのような他の成分を含む。知られている
ように。
洗浄剤組成物は固体、顆粒状、または液体である。
もちろん塩基と洗浄剤の混合物も同様に使うことができ
る。典型的な洗浄剤組成物は9例えば、米国特許第3.
623,957号;第4.404.128号;第4.3
81,247号;第4,404.115号;第4.31
8,818号;第4.261.868号;第4.242
.219号;第4,142,999号;第4,111,
855号;第4,011,169号;第4,090,9
73号;第3,985,686号;第3.790.48
2号;第3,749.671号;第3,560,392
号;第3,558.498号;および第3,557.0
02号で開示されている。
典型的には、プロテアーゼは本発明の洗浄剤組成物の0
.01〜3%−t / w tを構成し、ジスルフィド
開裂物質は10〜40%賀t / w tを構成する。
もちろん。
存在量は、プロテアーゼやジスルフィド開裂試薬の性質
、洗浄液中の洗浄剤の希釈度および洗浄条件に依存する
。しかし、与えられる範囲は一般的に典型的である。
(以下余白) 本発明の方法では、蛋白性の汚れを含む織物は適当なp
H,温度および洗浄時間で、プロテアーゼとジスルフィ
ド開裂試薬の(同時または連続的)組み合わせで処理さ
れる。もちろん、これらの条件は簡便性に従って変更で
き、またプロテアーゼとジスルフィド開裂のための物質
の選択はある程度この選択に依存する。しかし、しばし
ば使われる便利な条件は、7〜12の間のpn値で、特
にこの範囲の高ptt側のptno〜12である。20
〜55℃の温度。
特に40〜55℃の周辺で、5〜20分間2分間2エ常
〜15分間くらいが典型的で好ましい。商業上実用的で
あるためには、その方法は利用者に通常利用できる条件
下で行われる必要があるので、好ましい時間や温度は家
庭の洗濯機、近所のコインランドリーおよび専門のラン
ドリーサービスで一般に使用されるものである。ここで
使用される温度範囲(70℃より低く、また55℃やそ
れ以下でさえ)にもかかわらず、Mn(II)のような
重金属イオン触媒が必要かまたは望まれることに注意さ
れたい。
本発明の方法の1つの具体例においては、市販の洗浄剤
を使う従来の洗浄手順が使われ、プロテアーゼとジスル
フィド開裂物質は、多くは漂白剤が使用される方法で、
添加物として、別々にまたは一緒に提供される。従って
これらは、洗浄サイクルの始めあるいはある中間点、た
とえば洗浄サイクルの約半分が行われた後で、洗浄剤と
一緒に加えられる。もし、固形洗浄剤組成物が約1:5
00の希釈(約2■/−の固形物)と仮定して、この方
法で処理されるなら任意の量のプロテアーゼとDCRが
この希釈によって課せられる上限なしに加えられる。(
もしプロテアーゼとDCRが初めから洗浄剤組成物に加
えられていて、たとえば、もしDCRが組成物の50%
を占めていたならば、1■/−だけが最終洗浄液になる
。しかし、これらの物質がもし別々に加えられるならば
、特別なDCRとプロテアーゼの最も効果的な量が加え
られる。)はんの少しの量が必要とされるので、プロテ
アーゼに関して量の制限は一般的に考慮されない。
典型的には、プロテアーゼは、洗浄液の約1〜50μg
/艷の最終濃度で加えられる。しかし、  DCRの場
合、洗浄剤の希釈によって許される量よりも多い世が望
ましい。たとえば、水素化ホウ素ナトリウムを使ったジ
スルフィド結合の開裂は、 0.2Mという高濃度の試
薬を用いてほぼ同量の緩衝液の存在下で都合よく起こる
(Lundbald、 R,L、、 et at。
Chemical Rea ents for Pro
tein Modification。
前述)。
このような高濃度は従来のものであるが、それらは必ず
しも必要ではなく、より低濃度でも作用し得る。亜硫酸
分解は通常0.1Mのオーダーの亜硫酸ナトリウムの濃
度でおこるが、 0.OIMまたはそれ以下の低濃度で
もまた使用できる。DTTは。
0.02〜0.1Mのオーダーの濃度にすると効果的で
ある。簡単にいえば、 DCRfM度は、これらのいず
れかの試薬および効果の維持に対して広い範囲で変動す
る。もちろん9個々の適用に対する最適濃度は1時間、
温度およびp■を含む洗浄過程の条件と同様に、汚れの
性質や試薬の性質に依存している。
他のより便利な方法では、プロテアーゼとジスルフィド
開裂物質をもとの洗浄剤組成物に加え。
そしてプロセスを、これらの修飾した洗浄剤を使って標
準の洗浄手順のように行う。これらの条件では、洗浄剤
組成物は前述のものに相当するが。
組成物の量は、洗浄液や洗浄過程の条件および洗浄剤組
成物の溶解性に依存して、約0.5〜10■/−または
それ以上の範囲で変動し得る。どの場合も、洗浄剤中の
プロテアーゼとDCRの含有は、洗浄剤の希釈にしたが
ってこれらの成分の濃度が規定される。従って、1:1
00の希釈が使用され(10■/、d) 、そしてたと
えばDCRが洗浄剤組成物の50%に制限されたとして
も、得られる洗浄液中のDCR最大濃度は5■/−が上
限である。100■/1という仮定の分子量に対してD
CR最大濃度は0.05Mになる。もちろん一般的に洗
浄剤中のDCR?!度は50%より低く、より低い1)
CRt14度が指示される。
本発明の洗浄剤組成物は、酵素成分のコストの点から特
に望ましいように、ごく少量のプロテアーゼ、比較的少
量のDCRおよび大部分を占める洗浄剤を含有する。従
って2本調製物は一般的に。
60〜90%の“洗浄剤” (界面活性剤、しかしビル
ダーやホワイトナーのような添加物を含む) 、 0.
01〜3%のプロテアーゼおよび約lθ〜40%のジス
ルフィド開裂試薬を含む。
もちろん、もとの洗浄剤にこれら2つの添加物のうちの
1つだけを加えそして洗浄液に別に他方を加えることも
また可能である。特に、ジスルフィド開裂試薬を洗浄前
に加え、続いてプロテアーゼを含む洗浄剤を加えるか、
あるいはジスルフィド開裂試薬を含む洗浄剤をプロテア
ーゼ処理の前または後に加える。
(実施例) 以下のプロトコールは典型例である。
大笠開    サイクル1       サイクル21
  洗浄剤(0,1%ブ■テ7−ゼ)  洗浄剤(10
%口CR)10分、37℃       10分、37
℃2    30mM  DCR洗浄7FII(0,1
% プロテアーゼ)15分、30℃       15
分、30℃3    洗浄剤+(0,2% プロテアー
ゼ、−m−20% DCR) 4    )洗浄剤(0,1% プロテ7−セ、   
 洗浄剤(0,2% プロテア−f)25% DCR) 10分、37℃       10分、37℃5   
 10Mg/−プロテアーゼ        洗浄剤 
(10% DCR)10分、37℃       12
分、30℃6    洗浄剤 (10% DCR)  
      10Mg/−プロテアーゼ12分、30℃
       10分、37℃7    10Q+II
M  ロC1?                洗浄
剤(0,2% ブυう7−ゼ)15分、37℃    
   10分、30℃8  100mM DCR、?/
c浄剤5 μg プロテアーゼ 15分、37℃       10分、30℃以下の実
施例は1本手順の効率を確立する実験室でのテストの結
果を示す。これらの実施例はまた1本発明を説明するも
のであるが限定することはない。
スm 吸光度の増加が、ジスルフィドを開裂するβ−メルカプ
トエタノール(BMB)またはジチオスレイトール(D
TT)を含む試薬により当該分野で既知め方法を用いて
試験標品より抽出した蛋白質の規準である。結果は、下
の表1に示す。
表1 訂−素  DCR^28〇   八2BOA280  
衣服上の(μg)      洗浄前 洗浄後 変 化
 …立蛋頁(μg) −−0,100,320,22120 150,120,520,4024 012mMBME  O,120,410,29821
512nMBME  O,130,690,56181
58mMDTT  O,130,710,588(DT
Tのみの結果は、含まれていない。なぜなら。
酸化されたDTTの280nmでの吸収はデータの解釈
を妨害するからである。) 上記試験の沈澱からの上澄液を捨て、ペレットの蛋白質
含量をローリ−法(Lowry、 −o、H,l et
 al。
J Biol Chem (1951) 193 : 
263−275)で、 BSAを標準に使い、定量した
。この検定の結果も9表1に示す。このデータは、プロ
テアーゼとジスルフィド開裂試薬の組み合わせにより、
衣服から蛋白質がほとんど完全に除去され、一方、どち
らか単独ではそれほど効果的でないことを示している。
災膳■則 同様に、汚れたサンプルを可溶化緩衝液中で。
95℃、5分間インキエベートして、ローリ−法(前出
)に従って検定するための蛋白質を抽出した。
プロテアーゼ(ズブチリシン)単独の添加、ジスルフィ
ド開裂試薬単独の添加、および両方の添加の結果を表2
に示す。
表2 堕    11J玉     茨祖トL劉n1    
 タイト 除去                  
         1272  なし        
       783    1Oag ズブチリシン
                         
 54     10  mg  NazSOs   
                       65
5     10  mg  Na25(13+LOμ
g  ズブチリシン           3′″6 
     2  mM  Cu5Oa        
                  147+7  
    2  mM  Cu5Oa  +10ug  
ズブチリシン          35+8   10
 mg NazSOt+ 2  mM CuSO411
5910mg Na、SO,+ 2  mM CLIS
O4+10μg ズブチリシン           
               710     5m
g  亜ジチオン酸ナトリウム           
      4311     5  mg  亜ジチ
オン酸ナトリウム +10μg ズブチリシン    
                       21
2     10  mg  NazSO=+5mg 
 亜ジチオン酸ナトリウム             
    5113     10  mg  NazS
O=+5mg1ジチオン酸ナトリウム + 10μg ズブチリシン              
             214     20  
mM  DTT                  
            6515     20  
mM  DTT  +  10  、Ijg  ズブチ
リシン           216    5Oag
 過ホウ酸ナトリウム               
   4417    5Oag 過ホウ酸ナトリウム
 +10μg ズブチリシン            
              2*ズブチリシンのみで
達成されたものより低い蛋白質含量は、−貫して得られ
なかった。
+CuSO4を酸化剤として直接、または亜硫酸分解試
薬と組み合わせて添加することは、ローリ−検定を妨害
する。視覚的な証明により検定した影響は、実施例12
を参照。
表2に示したように、洗浄剤、プロテアーゼおよびジス
ルフィド開裂試薬の組み合わせは、洗浄剤とプロテアー
ゼまたはDCRのいずれかとの併用より、より効果的に
蛋白質を除去する。
1隻±旦 処理条件(水洗、インキュベーション、ゆすぎ。
蛋白質の定量)は実施例9と同じであるが、これらのサ
ンプルは蛋白質含量の初期値が高い。結果は1表3に示
した。
表3 憔     添〕し」1友       戎看jじLふ
ml     タイド 除去            
               2702  なし  
              1703     1 
 mg  NazSO,、+  2  mM  Cu5
Oa            2604     1 
 mg  NazSO=+  2  mM  CuSO
4+1Oag ズブチリシン            
                55     25
  mM  DOT                
                1705     
25  mM  DOT  +10.IJg  ズブチ
リシン                47    
5Oag 過ネウ酸                
        2258     50、crg  
過ホウ酸+10μg ズブチリシン         
    29     1  mg  NazSOt+
50#g  過ホウ酸ナトリウム      1701
0      ’1  mg  Na2SO3+50μ
g 過初酸九トリウム +1Oag ズブチリシン  
                         
 211     タイF なしで過ネウ酸ナトリウム
 5Oag により前処理そして、 1Oag ズブチ
リシン+タイF3ノ【方[ ゆすいだ後、布地をペーパータオル上で乾燥させ写真を
撮ったことを除いて、プロトコールは。
実施例9と同じである。結果は第1図および下に示した
堕     垂皿Z里去 1     タイF 除去 2  なし 3    1Oag ズブチリシン 4    20  mM  DTT 5     20  mM  DTT  +104g 
 ズブチリシン6   10 mg Na、SO3+ 
2 mM CuS0゜7   10 mg Na2SO
3+2 mM Cu5Oa +1Oag ズブチリシン 8    5Oag 過ホウ酸ナシリウム9    5
Oag 過ホウ酸ナトリウム +1Oag ズブチリシ
ン10     5mg  過ホウ酸ナトリウム11 
    5  B  3f4ホウ酸ナトリウム +1O
ag ズブチリシン第1図は、タイド、プロテアーゼお
よびDCRを含むサンプル5.7.9および11は、ズ
ブチリシン単独(サンプル3)またはDCR単独(サン
プル4゜6、8.10)を含む対照より、顕著によく抽
出されていることを示す。
4、 ゛の  ′な蕾ゝ 第1図は2本発明法を使って洗った汚れた布切れの見本
と、洗浄剤だけ、プロテアーゼだけを添加した洗浄剤、
または開裂試薬だけを添加した洗浄剤で洗った同様の見
本との比較を示す。
本出願は、 1986年2月12日付の米国特許出願第
828.773号の一部継続出願である。
以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、生地から蛋白質含有の汚れを除く方法であって、有
    効量のプロテアーゼと有効量のジスルフィド結合を開裂
    できる試薬(ジスルフィド開裂試薬、DCR)とを含む
    洗浄液で、前記生地を処理することを含有する方法。 2、前記洗浄液がさらに洗浄剤を含む特許請求の範囲第
    1項に記載の方法。 3、前記洗浄液が20℃〜70℃である特許請求の範囲
    第1項に記載の方法。 4、前記洗浄液が20℃〜55℃である特許請求の範囲
    第1項に記載の方法。 5、前記洗浄液のpHが7〜12である特許請求の範囲
    第1項に記載の方法。 6、前記プロテアーゼがズブチリシンである特許請求の
    範囲第1項に記載の方法。 7、前記ズブチリシンが、バチルス・アミロリクエファ
    シエンス(¥B.amyloliquefaciens
    ¥)由来のものである特許請求の範囲第1項に記載の方
    法。 8、前記DCRが亜硫酸分解試薬を含有する特許請求の
    範囲第1項に記載の方法。 9、前記亜硫酸分解試薬が亜硫酸ナトリウムである特許
    請求の範囲第8項に記載の方法。 10、前記DCRがさらに一般式RS^−(ここでRは
    有機ラジカルである)のチオールアニオンと反応する試
    薬を含む特許請求の範囲第8項に記載の方法。 11、チオールアニオンと反応する前記試薬が酸化剤で
    ある特許請求の範囲第10項に記載の方法。 12、前記酸化剤が過ホウ酸ナトリウム、亜ジチオン酸
    ナトリウムおよび硫酸銅より選択される特許請求の範囲
    第11項に記載の方法。 13、前記DCRが還元剤である特許請求の範囲第1項
    に記載の方法。 14、前記還元剤がβ−メルカプトエタノールまたはジ
    チオスレイトールである特許請求の範囲第13項に記載
    の方法。 15、前記DCRが酸化剤である特許請求の範囲第1項
    に記載の方法。 16、前記酸化剤が過ホウ酸ナトリウムおよび亜ジチオ
    ン酸ナトリウムより成るグループから選択される特許請
    求の範囲第15項に記載の方法。 17、前記生地を洗浄剤で処理することをさらに含有す
    る特許請求の範囲第1項に記載の方法。 18、生地から蛋白質含有の汚れを除く方法であって、
    有効量のプロテアーゼと有効量のジスルフィド結合を開
    裂できる試薬(ジスルフィド開裂試薬、DCR)により
    前記生地を処理することを含有する方法。 19、プロテアーゼによる処理およびDCRによる処理
    を工程中で順次行う特許請求の範囲第18項に記載の方
    法。 20、前記生地を洗浄剤で処理することをさらに含む特
    許請求の範囲第18項に記載の方法。 21、20℃〜70℃で行う特許請求の範囲第18項に
    記載の方法。 22、20℃〜55℃で行う特許請求の範囲第18項に
    記載の方法。 23、pH7〜12で行う特許請求の範囲第18項に記
    載の方法。 24、前記プロテアーゼがズブチリシンである特許請求
    の範囲第18項に記載の方法。 25、前記ズブチリシンがバチルス・アミロリクエファ
    シエンス(¥B.amyloliquefaciens
    ¥)由来である特許請求の範囲第24項に記載の方法。 26、前記DCRが亜硫酸分解試薬を含有する特許請求
    の範囲第18項に記載の方法。 27、前記亜硫酸分解試薬が亜硫酸ナトリウムである特
    許請求の範囲第26項に記載の方法。 28、前記DCRがさらに一般式RS^−(Rは有機ラ
    ジカル)のチオールアニオンと反応する試薬を含む特許
    請求の範囲第26項に記載の方法。 29、チオールアニオンと反応する前記試薬が酸化剤で
    ある特許請求の範囲第28項に記載の方法。 30、前記酸化剤が、過ホウ酸ナトリウム、亜ジチオン
    酸ナトリウムおよび硫酸銅より選択される特許請求の範
    囲第29項に記載の方法。 31、前記DCRが還元剤である特許請求の範囲第18
    項に記載の方法。 32、前記還元剤がβ−メルカプトエタノールまたはジ
    チオスレイトールである特許請求の範囲第31項に記載
    の方法。 33、前記DCRが酸化剤である特許請求の範囲第18
    項に記載の方法。 34、前記酸化剤が過ホウ酸ナトリウムおよび亜ジチオ
    ン酸ナトリウムより成るグループから選択される特許請
    求の範囲第33項に記載の方法。 35、有効量のプロテアーゼと有効量のジスルフィド結
    合を開裂できる物質(ジスルフィド開裂試薬、DCR)
    とを洗浄剤処方物に混合して含有する洗浄剤組成物。 36、前記プロテアーゼがズブチリシンである特許請求
    の範囲第35項に記載の組成物。 37、前記ズブチリシンがバチルス・アミロリクエファ
    シエンス(¥B.amyloliquefaciens
    ¥)由来である特許請求の範囲第36項に記載の組成物
    。 38、前記DCRが亜硫酸分解試薬を含有する特許請求
    の範囲第35項に記載の組成物。 39、前記亜硫酸分解試薬が亜硫酸ナトリウムである特
    許請求の範囲第38項に記載の組成物。 40、前記DCRがさらに一般式RS^−(Rは有機ラ
    ジカル)のチオールアニオンと反応する試薬を含む特許
    請求の範囲第38項に記載の組成物。 41、チオールアニオンと反応する前記試薬が酸化剤で
    ある特許請求の範囲第40項に記載の組成物。 42、前記酸化剤が、過ホウ酸ナトリウム、亜ジチオン
    酸ナトリウムおよび硫酸銅より選択される特許請求の範
    囲第41項に記載の組成物。 43、前記DCRが還元剤である特許請求の範囲第42
    項に記載の組成物。 44、前記還元剤がβ−メルカプトエタノールまたはジ
    チオスレイトールである特許請求の範囲第43項に記載
    の組成物。 45、前記DCRが酸化剤である特許請求の範囲第35
    項に記載の組成物。 46、前記酸化剤が過ホウ酸ナトリウムおよび亜ジチオ
    ン酸ナトリウムより成るグループから選択される特許請
    求の範囲第45項に記載の組成物。 47、前記洗浄剤が前記組成物の60〜90%、前記プ
    ロテアーゼが前記組成物の0.01〜3%、そして前記
    ジスルフィド開裂試薬が前記組成物の10〜40%であ
    る特許請求の範囲第35項に記載の組成物。
JP3064387A 1986-02-12 1987-02-12 蛋白質の汚れを除去する組成物 Pending JPS62265398A (ja)

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US885224 1986-07-14

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05506218A (ja) * 1990-05-07 1993-09-16 イムノメデイツクス・インコーポレイテツド 一価の抗体フラグメントの改良された放射性標識方法

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