JPS62265145A - 透明導電膜の形成方法 - Google Patents

透明導電膜の形成方法

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JPS62265145A
JPS62265145A JP11040786A JP11040786A JPS62265145A JP S62265145 A JPS62265145 A JP S62265145A JP 11040786 A JP11040786 A JP 11040786A JP 11040786 A JP11040786 A JP 11040786A JP S62265145 A JPS62265145 A JP S62265145A
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JP
Japan
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raw material
transparent conductive
conductive film
lime glass
soda lime
Prior art date
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Pending
Application number
JP11040786A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Mitsuyado
俊雄 三宿
Yukiko Yoshida
吉田 ゆき子
Hideyo Iida
英世 飯田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、非晶質半導体太陽電池の透明電極等として使
用される透明導電膜の形成方法に関し、さらに詳しくい
うと、ソーダライムガラス基板の上に直に透明導電膜を
形成する方法に関する。
〔従来の技術〕
非晶質半導体太陽電池は、第1図で示されたように、ガ
ラス基板1の上esno・膜等からなる透明電極3を設
け、さらにこの上にP型。
■型、N型の非晶質半導体層4及び背面電極5を順次設
けて作られている。この場合、上記透明電極3は、5n
C1,等の水溶液を、加熱したガラス基板1の表面にス
プレーすることにより形成される。
従来、上記ガラス基板1としてソーダライムガラス基板
1を使用するときは、直に透明電極3を設けず、予めそ
の表面に100OA程度の厚さの5i02等のコーテイ
ング膜2を施すことが行われている。これは、ソーダラ
イムガラス基板1に含まれるアルカリに起因して、透明
電極3の導電性が低下し、これによって非晶質半導体太
陽電池の変換効率が低下するのを防止するためである。
上記従来の手段に対し9本件発明者らは、変換効率を低
下させずに、ソーダライムガラス基板1の上に直に透明
電極3を設けて非晶質半導体太陽電池を製造する手段と
して、少量のF。
或いはこれに加えてSb、Brの少なくとも一方を添加
した5r102膜で透明電極3を形成することを提案し
た。(特願昭60−214227号)〔考案が解決しよ
うとする問題点〕 ソーダライムガラス基板の上に直に形成した透明導電膜
を、非晶質半導体太陽電池等の透明電極として使用する
場合は、同導電膜が緻密な5n02の結晶粒子によって
形成されていることが特に重要である。さもなくば導電
性に優れた透明導電膜を形成することができず、高い変
換効率を持った非晶質半導体太陽電池を得ることができ
ない。
この点について本件発明者らが、上記5n02膜の形成
手段について、さらに検討を加えた結果、スプレー用の
原料溶液に少量のアルコールを加えることが、導電性に
優れた透明導電膜を形成するのに特に有効であることに
着目するに至った。
本発明は、このような着目に基づいてなされたもので、
その目的は、ソーダライムガラス基板の上に直に5n0
2膜を形成するに当たり。
導電性に優れた5n02膜が形成できる方法を提供する
ことである。
〔問題を解決するための手段〕
以下9本発明の詳細な説明すると、第一の発明による透
明導電膜の形成方法は、原料溶液として、少量のFを含
むSnの水溶液にアルコールを添加した溶液を使用し、
これを加熱したソーダライムガラス基板の表面にスプレ
ーする方法である。
また、第二の発明による透明導電膜の形成方法は、原料
溶液として、少量のFとSb、Brの少なくとも一方を
含むSnの水溶液にアルコールを添加した原料溶液を使
用し、これを加熱したソーダライムガラス基板の表面に
スプレーする方法である。
〔実 施 例〕
次に1本発明の実施例について説明する。
(実施例1) 水150ccに対して5nC14・5H20を25g、
NHムFを5.29g熔解した溶液に、エチルアルコー
ルを10cc、 20cc、 30cc、 40cc加
えた4種類の原料溶液と、エチルアルコールを全く加え
ない原料溶液をそれぞれ作った。そして、ソーダライム
ガラス基板をホットプレート上で加熱し、その片面に上
記原料溶液をスプレーし。
透明導電膜を形成した。なお、上記基板の温度は、38
0℃、420℃、480℃の3段階に変えると共に。
ノズルと基板との間隔を、1cmから35CIIIまで
変えて実施した。
こうして得られた透明導電膜は、何れもSnに対してF
が約2 at、%含まれた5n021Qからなり、その
厚みは0.38μ僧であった。さらに。
この透明導電膜について、比抵抗と光の透過率を求めた
。比抵抗は、4端子法により、膜上の2点間に一定電流
を流し、その間の一定区間(距M O,5m)での電圧
降下値をもとに求めた。
光の透過率は、透明導電膜を設けてない基準となるソー
ダライムガラス板との対比により、第2図のような光の
透過曲線を求め、波長550nmにおける最大透過率T
maxと最小透過率Tlll1nとの平均値から求めた
第3図は、上記比抵抗の測定結果を、水150CCに対
するエチルアルコールの添加量(CC)と比抵抗(Ω/
 C11)の関係としてまとめたグラフである。この場
合のノズル−基板の間隔は20c+mである。他方、第
4図は、ノズル−基板の間隔((J)と比抵抗(Ω/0
1m)との関係を示すグラフである。この場合の基板温
度は420℃である。
なお、上記透明導電膜の波長550nmにおける光の平
均透過率は、何れも85%前後であった。
上記の結果から明らかな通り、原料溶液に工チルアルコ
ールを全く添加しないとき(添加量がOccのとき)は
、得られた透明導電膜の比抵抗が1×10−107cm
前後と高かったのに対し。
原料溶液にエチルアルコールを添加した場合は。
比抵抗が何れも低かった。例えば、基板温度が420℃
、ノズル−基板の間隔が20cmの場合に。
水150ccに対して5cc以上のエチルアルコールを
原料溶液に添加することによって、lXl0−3Ω/c
JII前後の比抵抗が得られた。
また第3図から、アルコールの添加量と比抵抗の関係は
、他の要因によって若干異なるもの\、何れも同じ傾向
を示していることが分かる。
例えば、ノズル−基板の間隔を20cm、基板温度を4
80℃とした場合、水150ccに対して10cc以上
のエチルアルコールを原料溶液に添加すれば。
透明導電膜の比抵抗はlXl0−3Ω/a=前後となる
。さらに、基板温度が380℃、或いは420”Cと低
くなれば、水150ccに対して5cc以上のエチルア
ルコールを添加すればllXl0−3Ω/cI11前後
の比抵抗が得られる。
他方、第4図で明らかなように、ノズルと基板の間隔に
ついては、基板温度が420℃という条件下において、
水150ccに対するエチルアルコールの添加量が10
ccのときは20cm以内、エチルアルコールの添加量
が20ccのときは3Qcm以内であれば、lXl0−
”Ω/ am前後の比抵抗が得られることが分かる。
なお、見料溶液にエチルアルコールを添加せずに形成し
た透明導電膜と、エチルアルコールを添加して形成した
透明導電膜の表面を、電子顕微鏡で観察したところ、明
らかな違いが認められた。即ち、前者は結晶粒子が細長
くとがっており、結晶粒子が比較的粗いのに対し、後者
の結晶粒子は丸みを帯びており、緻密でかつ結晶粒径が
前者に比べて大きい。
さらに、ソーダライムガラス基板の上に直に設けられた
上記の透明導電膜を透明電極とし。
この上に、それぞれ厚み120人、 5ooo人、  
300人のP型、■型、N型からなる非晶質シリコン層
を設けた。続いて、この上にアルミニウムを真空蒸着し
て背面電極を設け、非晶質シリコン太陽電池を構成した
この太陽電池の初期変換効率は、原料溶液にエチルアル
コールを添加して透明電極13を形成したものが何れも
8.0〜8.2%、エチルアルコールを添加しないで形
成したものが3.0%であった。
(実施例2) 水150ccに+  S n Cl a  ・5 H2
0を25g。
NHa Fを5.29g、5bC13を0.16g及び
HCtを2cc溶解した溶液に、エチルアルコールを1
0cc、 20cc、 30cc、 40cc加えた原
料溶液と。
エチルアルコール全く加えない原料溶液をそれぞれ作っ
た。そして、これを使用し、上記実施例1と同様にして
透明導電膜を形成し、その比抵抗を測定した。 この結
果、上記実施例と同様の結果が得られた。
なお、原料溶液に添加するアルコールは、上記エチルア
ルコール以外の9例えばメチルアルコール、プロピルア
ルコール、イソプロピルアルコール等でも同様の結果が
得られる。
本発明による方法によって形成された5n02膜中のF
の濃度は、Snに対してla t、%以上であることが
良好な導電性を得るうえで望ましい。
しかしこの濃度が高くなるに従って、5n02膜の透光
性が低下するため、Snに対して3at。
%以下であることが望ましい。同様に、第二の発明にお
いて、5n02膜中のSb、Brについても、3nに対
して0.5〜3at、%の範囲が望ましい。
〔発明の効果〕
以上説明した通り3本発明によれば、ソーダライムガラ
ス基板の表面に5t02膜のコーテイング膜を施さず、
同基板の上に直に透明導電膜を形成する場合に、導電性
に優れた透明導電膜を形成できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、非晶質半導体太陽電池の概念断面図、第2図
は透明電極の光の透過率と光の波長との関係を示すグラ
フ、第3図は1本発明の実絶倒における原料溶液へのア
ルコール添加量と得られた透明導電膜の比抵抗III定
値との関係を示すグラフ、第4図は、同実施例における
ノズル−基板の間隔と、得られた透明導電膜の比抵抗測
定値との関係を示すグラフである。 発明者 三宿 俊雄 同   上  吉 1) ゆき子 同 上 飯1)英世 特許出願人  太陽誘電株式会社 代 理 人  弁理士 北條和由 第1図 第2図 S!Onm 光の波長(ns+)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、加熱したソーダライムガラス基板の表面に原料溶液
    をスプレーし、同基板上に透明な導電膜を形成する方法
    において、少量のFを含むSnの水溶液にアルコールを
    添加した原料溶液を使用し、これを加熱したソーダライ
    ムガラス基板の表面にスプレーすることを特徴とする透
    明導電膜の形成方法。 2、加熱したソーダライムガラス基板の表面に原料溶液
    をスプレーし、同基板上に透明な導電膜を形成する方法
    において、少量のFと Sb、Brの少なくとも一方を含むSnの水溶液にアル
    コールを添加した原料溶液を使用し、これを加熱したソ
    ーダライムガラス基板の表面にスプレーすることを特徴
    とする透明導電膜の形成方法。
JP11040786A 1986-05-14 1986-05-14 透明導電膜の形成方法 Pending JPS62265145A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2608590A1 (fr) * 1986-12-23 1988-06-24 Glaverbel Procede de depot d'un revetement d'oxyde d'etain par pyrolyse sur verre chaud et verre plat portant un tel revetement

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2608590A1 (fr) * 1986-12-23 1988-06-24 Glaverbel Procede de depot d'un revetement d'oxyde d'etain par pyrolyse sur verre chaud et verre plat portant un tel revetement
BE1001693A5 (fr) * 1986-12-23 1990-02-13 Glaverbel Procede de depot d'un revetement d'oxyde d'etain par pyrolyse sur verre chaud et verre plat portant un tel revetement.

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