JPS62264936A - ステアリングホイ−ル芯材の成形方法 - Google Patents

ステアリングホイ−ル芯材の成形方法

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JPS62264936A
JPS62264936A JP61108932A JP10893286A JPS62264936A JP S62264936 A JPS62264936 A JP S62264936A JP 61108932 A JP61108932 A JP 61108932A JP 10893286 A JP10893286 A JP 10893286A JP S62264936 A JPS62264936 A JP S62264936A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core material
spoke
resin
sealing band
steering wheel
Prior art date
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Pending
Application number
JP61108932A
Other languages
English (en)
Inventor
Maki Terada
真樹 寺田
Shinji Koike
伸二 小池
Masao Kawase
昌男 川瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Pending legal-status Critical Current

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  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ステアリングホイール芯材の成形方法、特に
樹脂含浸の連続長繊維を巻取り形成した繊維強化樹脂製
のステアリングホイール芯材の成形方法に関するもので
ある。
(従来の技術) 近年、自動車等の車両や、モータボート等の小型船舶に
主として取り付けられるステアリングホイールは、軽量
化、強度化を図るために、繊維強化樹脂(以下、FRP
という)を巻回して束ねた芯材に皮革等の表層材により
表面処理したものが実用化されている。前記FRP製の
芯材は、ガラス繊維、炭素繊維等の連続長繊維に、例え
ばポリエステル樹脂や、エポキシ樹脂等の合成樹脂を含
浸させて所定の巻取型圧巻取り、成形し、上記した合成
樹脂を硬化させたものであるつ 従来、FRP製のステアリングホイール芯材の成形方法
の一例としては、第4図および第5図に示すように、巻
取型IKより合成樹脂を含浸した連続長繊維を巻取成形
するものがある。巻取型1は主軸2に固定された円板状
の巻取治具3の外周側にリング状の補助治具4を接合固
定したもので、この巻取型1の外周面には断面略U字形
状のリング部巻取##5が形成されている。
補助治具4はリング部よりスポーク部を分岐させるため
の切欠溝6により分割されており、夫々円弧部7・・・
となっている。主軸2の先端8は小径となっており、こ
の先端8にはlI’RPと一体となって芯材のボス部と
なるボス金具9が取付けられ、このボス金具9の外周側
の切欠溝6に対応する箇所にはスポーク部とボス部との
分岐部分を規制するためのガイドビン10・・・が夫々
対となって巻取治具6のボス金具9側平面に植設されて
いる。
上記構成を有する巻取型1を用いて、樹脂含浸連続長繊
維Fを束ねてステアリングホイール芯材11を成形する
方法の一例を説明する。まず、第4図に示すように1長
繊維Fを矢印Aのように供給すると同時に、主軸2を駆
動して巻取型1を矢印B方向に回転する。このとき、最
初に、断面U字形状の巻取溝5に長繊維Fを巻取ってリ
ング部12を形成し、切欠溝6より長繊維Fの巻取方向
を主軸先端のボス金具9側に変えて、ガイドピン10間
よりボス金具9の外周で巻取ることにより、スポーク部
13、ボス部14を形成していく。以上の動作を繰り返
して長繊維Fを巻取型1に巻取り、束ねて芯材11とし
ての十分な太さを有する繊維束となったところで、含浸
合成樹脂として、例えばエポキシ樹脂を用いた場合には
、加熱炉によって100℃の硬化雰囲気を維持して樹脂
を硬化させてステアリングホイール芯材11として完成
させる。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、上記のような従来のステアリングホイール芯材
の成形方法によれば、連続長繊維Fを巻取型1の巻取溝
5およびボス金具9により巻取って、束ねたリング部1
2、ボス部14は、順次供給される繊維と、溝壁面、金
具外周面との間で繊維束が巻き締められて外観、密度と
もに安定したものとなっているが、切欠溝6とガイドビ
ン10とを介してリング部12とボス部14より夫々分
岐して空間に張設されたスポーク部13の繊維束は、収
束状態が緊密でないため繊維に含浸された合成樹脂が硬
化したときにスポーク部13の断面において、樹脂中に
繊維が均一に配設されず、このためステアリングホイー
ル芯材11の換れ強度等の特性を損う問題点を有し、ま
た、スポーク部13の表面形状も凹凸があって寸法精度
に問題があると共に見映えが患く、品質を低下させてい
た。また、連続長繊維Fに樹脂を含浸させる際や、連続
長繊維Fを巻取型1に巻取って繊維束を形成する際に1
単繊維の中や、繊維と繊維との間に空気が巻込まれて気
泡の含まれた構造体となってしまい、このため樹脂硬化
後、気泡部分が脆弱となってしまう問題点があった。
そこで、本発明は、上記問題点を解決するためになされ
たものであって、樹脂含浸した繊維を巻取型に巻取って
、ステアリングホイール芯材を形成し、この芯材のうち
のスポーク部の繊維束に熱収縮性の封緘帯を被憶して、
加熱し、繊維束の硬化と成形とを行なりことによって、
繊維密度を高め、外周表面を滑らかにすると共に繊維束
内に気泡を含ませないことによって強度を維持できる寸
法精度の良好なステアリングホイール芯材の成形方法を
提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するための本発明の特徴は、連続的に供
給される樹脂含浸の長繊維を巻取型に巻取って、ステア
リングホイール芯材のリング部、スポーク部およびボス
部を形成した後、前記スポーク部の繊維束を熱収縮性を
有するシート状の封緘帯をその対向辺に一体に設けた係
止部材にて係止することによって被覆し、その後、前記
芯材を、高温雰囲気中に放置して、前記封緘帯を熱収縮
させて、前記スポーク部を成形すると共に前記芯材に含
浸された樹脂を硬化させることである。
(作  用) 上記のような工程を経ることによって形成されたステア
リングホイール芯材のスポーク部は、熱収縮性封緘帯の
熱収縮によって繊維束が、その軸線中心の方向に力を受
けることから繊維廚度が高くすると共に、スポーク部の
外周表面には凹凸がなく、滑らかになる。また、このこ
とによって繊維束内の気泡が抜けて、捩れや衝撃に対す
る強度が確保できる。
(実 施 例) 以下、本発明の実施例を図面に基ついて説明する。第1
図〜第3図は本発明のステアリングホイール芯材の成形
方法の一実施例を説明する九めに使用するものであって
、第4図および第5図をもとに従来の技術として、すで
に説明したものと共通の構成を有する。この共通の箇所
は同じ符号を付すことによって、その詳細な説明は省略
することにする。そして、本発明のステアリングホイー
ル芯材の成形方法を説明すると、まず、従来の技術の項
で説明したと同様の方法によって、リング部12、スポ
ーク部16、ボス部14とからなるステアリングホイー
ル芯材11を形成する。
次に、第1図および第2図に示すような熱収縮性の封緘
帯15をスポーク部13に被せるが、この封緘帯15F
i、、例えばポリプロピレンのシート状の材料でなり、
略筒状になっているが展開したときの面積がスポーク部
13の外周面積に近似したものとなっている。第1図に
示すものは、スポーク部13の外周面を被った後、その
状態を維持できるように、封緘帯15の対向する各長縁
16,16に沿って係止部材として鍵部17と受部18
とが対になって一体に形成されている。一方、第2図に
示すものでは、封緘帯15の各長縁16,16に沿って
、スポーク部13の外径に応じた内径を有するように、
係止部材として周知のファスナ19が封緘帯15と一体
に形成されている。
このように、第1図の封緘帯15では鍵部17を受部1
8に係止させ、第2図の本のではファスナ19を閉じる
ことによって、スポーク部13を被う。このことから、
巻取型1、ボス金具9、封緘帯15によってスポーク部
13の形状を整える。
その後、上記の状態で、例えばエポキシ樹脂等の含浸樹
脂が硬化する雰囲気(例えば加熱炉で100℃に加熱し
て約2時間)に放置することによって、含浸樹脂が硬化
すると同時に、スポーク部15は封緘帯15の熱収縮を
受けて、その外周部が封緘帯15の軸線に向って収縮す
ることから、繊維束内の気泡は追い出されて、所望の外
径に、また所望の繊維密度に、すなわち所望の■、値(
ファイバの体積含有率)に成形される。
この後、巻取型1および封緘帯15を取り外すことKよ
って、FRP製のステアリングホイール芯材11が完成
する。
このように本実施例では、ステアリングホイール芯材1
1が硬化した後、封緘帯15を取り外したが、これは取
り外さないで、次の加工を施すこともでき、工程削減が
可能となる。また、封緘帯15の内径寸法を選択すれば
■、値を変化できるので、成形の汎用性が広がる。
なお、本実施例の封緘帯15には、鍵部17と受部18
または、ファスナ19を一体に形成しているが、これに
限定されることなく、スポーク部13を被い、その各長
縁16,16を互いに合わせるか、または係止できるも
のならばどれでもよい。
(発明の効果) 以上述べたことから、本発明のステアリングホイール芯
材の成形方法では、樹脂含浸した長繊維を巻取型に巻取
って、リング部、スポーク部、ボス部からなる芯材を形
成した後、スポーク部に熱収縮性を有する封緘帯を被せ
て、含浸樹脂の硬化と共に、その熱収縮性を応用して、
所望の繊維密度に成形、そして硬化でき、その内部には
気泡はなく、外部表面は滑らかで、捩れや衝撃に対する
強度が十分となると共に寸法精度が良好となり芯材の品
質が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に使用する封緘帯を示す斜視図、 第2図は、他の封緘帯を示す斜視図、 第3図は、封緘帯をスポーク部に被せた状態を示す平面
図、 第4図は、従来の成形方法によるステアリングホイール
芯材の平面図、 第5図は、第4図に矢印C−Cによって示す側面図であ
る。 1:巻取型 11ニステアリングホイール芯材12:リ
ング部 13ニスボ一ク部 14:ボス部 15:封緘帯

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)連続的に供給される樹脂含浸の長繊維を巻取型に
    巻取って、ステアリングホイール芯材のリング部、スポ
    ーク部およびボス部を形成した後、前記スポーク部の繊
    維束を熱収縮性を有するシート状の封緘帯をその対向辺
    に一体に設けた係止部材にて係止することによって被覆
    し、その後、前記芯材を高温雰囲気中に放置して、前記
    封緘帯を熱収縮させて、前記スポーク部を成形すると共
    に前記芯材に含浸された樹脂を硬化させることを特徴と
    するステアリングホイール芯材の成形方法。
JP61108932A 1986-05-13 1986-05-13 ステアリングホイ−ル芯材の成形方法 Pending JPS62264936A (ja)

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