JPS62264808A - 突切り又は溝切り工具及びそれに使用する切削用植刃 - Google Patents

突切り又は溝切り工具及びそれに使用する切削用植刃

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JPS62264808A
JPS62264808A JP62084514A JP8451487A JPS62264808A JP S62264808 A JPS62264808 A JP S62264808A JP 62084514 A JP62084514 A JP 62084514A JP 8451487 A JP8451487 A JP 8451487A JP S62264808 A JPS62264808 A JP S62264808A
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は切りくず除去用工具に関し、殊に保持具に機械
的に締付は可能な植刃を備えた突切り用工具に関する。
植刃はばね付勢作用によって締付けられるように保持具
の溝内に挿入される。上記の付勢作用は溝壁の一つを変
形せずに植刃を溝内に押込んだ時に両壁間に発生するも
のである。本発明は又上記の保持具に締付けるべき植刃
に関する。
C従来の技術〕 欧州特許公開第0095062号明細書には保持具本体
の溝に切削用植刃を保持した突切り工具が開示されてい
る。植刃に作用する締付は力はワークの機械加工中に生
ずる切削力に関係する。
スエーデン特許公告第441−247号明細書に突切り
工具が開示されている。切削用植刃の切り刃の位置はワ
ーク交切り加工中に生ずる切削力に関係する。
西独特許公開第3119834号明細書には、切削用植
刃が保持具本体に挿入されたカセットによって保持され
た突切り工具が開示されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の主たる目的は、植刃に作用する切削力の大きさ
に無関係に該植刃が綿密に区画形成されたストッパを構
成するように工具を形成することである。
本発明の別の目的は、工具の一部を構成する保持具の寿
命を延すことである。
本発明の別の目的は、工具の許容差怒度を減少させるこ
とである。
本発明の別の目的は、植刃と保持具との接触面部の構造
を考慮して植刃破損の怖れを低減することである。
本発明の別の目的は、上記ストッパに到達するまで一定
の押圧力をかけて植刃を保持具内に押込み得るように上
記の接触面部を形成することである。
本発明の別の目的は、切り刃の位置を保持具内における
植刃の位置に無関係にした工具を形成することである。
以下、添付図面について本発明の詳細な説明する。
〔実施例〕
図に示すように、本発明の突切り工具或は溝削り工具1
0 (以下工具と称す)は保持具11と植刃12とを備
える。保持具と植刃は共通の中心線Mを有している。保
持具11の図示せぬ一端部は機械に固定状に支持されて
いる。保持具の自由端部に溝孔13が設けられ、溝孔の
壁14 、15は略V形断面を有する。この溝孔13に
よって保持具の上部が撓み得るものである。実際には植
刃を溝孔内に押込んだ時に、保持具に一体に形成した締
付はアーム16の弾発力によって植刃を溝孔の両壁間に
締付ける。夫々のV形の壁は丸み部に接続していてV形
の両辺部の間に内側鈍角を形成する。
締付はアーム16の前面には向き合った溝孔の壁14に
対して角度αをなした平坦な当接面17が設けられてい
る。この角度αは70°よりも大きい。当接面17は溝
孔13内における植刃12の最終位置を定めるものであ
る。溝孔の壁14は工具の送り方向Aに対して略平行で
ある。当接面17は溝孔の壁14に向った方向において
平坦な傾斜面18で終っている。この傾斜面18は壁1
4に対して約45°傾いていて、溝孔の内方に壁14に
向って収斂している。傾斜面18は制動点C(第4図)
で第1の面19に接続する。第1の面19は溝孔の内方
に向った方向において壁から約11〜14°の角度Tを
なしている。第1の面19は制動点b (第4図)で第
2の面20に接続する。第2の面は溝孔の内方向に壁1
4から拡開していて壁14に対して約1〜2°の角度δ
をなしでいる。壁15の残りの部分は植刃12から距離
をあけている。
植刃12は硬質の焼結金属で作られ、長手方向に延びた
1対の■膨面21 、22を備え、一部に鋭角部分を含
み又一部でくさび形の植刃本体を形成している。即ち狭
くなった部分は約12〜15°のくさび形になっている
。第1のV膨面は工具の送り方向に対して平行である。
「送り方向」とは機械のX−7面におけるすべての方向
を意味する。ここでXは半径方向で、Zは軸線方向を示
す。第2のV形量22は互に傾いた複数の部分23 、
24を備える。面21は溝孔の下壁14上を摺動するよ
うに設けられ文面22は上壁15上を摺動するように設
けられている。長手方向に延びた面の夫々の辺部は中央
の丸み部で互に接続して外側鈍角を形成する。植刃のこ
の外側鈍角は保持具の対応した部分間の内側鈍角よりも
大きい。植刃及び保持具の対応した夫々の■膨面は中心
線Mにおいて相互に当接することのない遊隙を形成する
。従って挿入の最終行程において、工具の中心線M(第
2図)の両側にあっては面21と壁14間で路線接触が
行なわれ、又部分24と壁15間で略点接触が行なわれ
る。
植刃本体の前部には図示せぬワークを突切り或はすくう
ために切り刃が設けられている。又植刃は略平行な側面
26 、27と横方向を向いた端面28゜29とを備え
る。面24は面21に対して平行か或は面21から溝孔
13の内方に向って拡開するように若干傾いている。植
刃の面24には平坦な当接面30が接続していて、当接
面30と面21皿ち壁14との間には少なくとも70°
の鋭角が構成されている。
挿入作動中に植刃12を溝孔13に押込むと、締付はア
ーム16の第1の面19の前部は植刃の傾斜部分24に
当接する(第3図及び第5図)。
第1の面19は下壁14又は下壁に平行な部分24に対
してγの角度をなしており、かつ角度Tが植刃の狭小部
分のくさび角よりも小さい。従って第1の面19の前部
は常に、植刃に対する締付はアームの最初の当接部とな
る。この形状によって摩耗点が実質的に移動しないで面
19が摩耗することになる。植刃をさらに押込むと締付
はアーム16が撓んで第1の面19が、互に(頃斜した
部分23 、24間の制動点aに到達する。従って植刃
と締付はアーム間の接触点は第1の面19の前部から第
1、第2の面間の制動点すに移動する(第4図)。さら
に植刃を押込んでも締付はアームはそれ以上撓むことな
く、制動点すは部分24(好ましい実施例において植刃
の下面21に対して平行に形成されている)上を接触摩
擦を有して摺動する。制動点すは部分24によって摩耗
することがない。最後に植刃の平坦な当接面30が締付
はアームの平坦な当接面17に衝合してそれ以上の押込
みを防止し、植刃の作動位置が得られる。締付はアーム
の傾斜面18は締付はアームと植刃との間に遊隙が生ず
るように形成されている。従って締付はアームが植刃上
にのし上る怖れが減少される。上記の怖れは当接面17
と当接面30間の接触面が壁14又は面21に対して角
度γをなしていることによっても減少される。第2の面
20と部分24間の角度Tによって接触点が溝孔の内方
に移動すること、叩ち植刃が制動点aの周りで傾かない
ので制動点すの摩耗が減少する。制動点a。
b間の距離dは部分24の長さの20〜50%である。
上記の距離dが0.3〜1重謹で、部分24の長さlが
1〜2重璽であることが好ましい。
溝孔の壁14 、15と植刃の面21 、23 、24
間の差の角度βがあるので面21 、23 、24と側
面26 、27間の交叉線に沿っての破損の怖れが減少
する。このような破損があると通常植刃を破壊する。
互に係合する壁14と面21とが機械の送り方向に対し
て平行なので植刃の挿入中における切り刃25の位置は
その高さ方向に変化しない。操作員が何かの原因で植刃
を十分に挿入しなかった場合でもワーク上の高さ間隙に
間違いを生じないので、上記は極めて都合がよい。
〔発明の効果〕
本発明は上記のように構成したので下記の利点がある。
・工具の植刃は該植刃に働らく切削力の大きさに無関係
にストッパを形成することができる。
・溝孔の壁間の距離が植刃挿入の最終行程において略一
定に保たれるので、保持具の寿命が長い。
・植刃と保持具間の協同面によって植刃の破壊を減少さ
せる。
・上記のストッパに到達するまで一定の押込み力で植刃
を挿入することができる。
・切り刃の高さ位置は保持具内における植刃の位置に無
関係である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる工具の゛側面図、第2図は第1
図の■−■線についての断面図、第3図は植刃挿入中に
おける工具の側面図、第4図は第2図のTV−TV線に
ついての断面図、第5図は第3図の工具の断面図で、第
4図と類似の図面である。 10・・・工具、      11・・・保持具、12
・・・切削用植刃、   13・・・溝孔、14・・・
第2の壁、   15・・・第1の壁、16・・・締付
はアーム、  17・・・当接面、18〜22・・・面
、     21 、22・・・面、23 、24・・
・部分、    25・・・切り刃、26 、27・・
・側面、    28 、29・・・端面。 IG2

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、保持具(11)と切削用植刃(12)とを備えた突
    切り又は溝削り工具であって、上記保持具は略V形の壁
    (14、15)を有する溝孔をその一端に備え、第1の
    壁(15)は上記保持具に一体に取付けられた締付けア
    ームに(16)に配置され、上記締付けアームは上記溝
    孔の第2の壁(14)に対して弾発的に撓み得るもので
    あり、上記の工具(10)はA方向に送られ、上記切削
    用植刃は一部に第1の鋭角部分を含みまた一部でくさび
    形の植刃本体を形成した長手方向に延びる1対の面(2
    1、22)を備え、植刃本体の幅広部分に配置された切
    削用植刃の前端に切り刃(25)を担持し、上記植刃の
    後端は上記植刃本体の狭少部分に配置され、上記切削用
    植刃は溝孔に該切削用植刃を挿入した時に溝孔(13)
    の壁(14、15)間の距離を増加するように配置され
    、上記距離の増加は初期挿入行程時が最終挿入行程時よ
    りも大きく設定され、上記挿入は上記保持具と切削用植
    刃間の第1の接触場所(17、30)により終了し、上
    記の第1の接触場所は工具の送り方向における上記締付
    けアーム(16)の最外端に配置された当接面(17)
    と、植刃の第2の面(22)と切り刃(25)間におい
    て切削用植刃に配置された当接面(30)との間に形成
    されたものにおいて、溝孔(13)の第2の壁(14)
    と長手方向に延びた面のうちの第1の面とが工具の送り
    方向に対して平行に配置されたことと、切削用植刃(1
    2)と溝孔の第1の壁(15)が第2の接触場所(b、
    24)を備えたことと、第1の接触場所(17、30)
    が溝孔の第2の壁(14)に対して第2の鋭角αをなし
    ていることと、上記の第1及第2の接触場所が互に間隔
    をあけて配置されていることとを特徴とする突切り又は
    溝削り工具。 2、溝孔の第1の壁(15)が、互に傾斜した部分(1
    8、19、20)を有し、第1の制動点Cをこれらの隣
    接した二つの部分(18、19)間に配置して、締付け
    アーム(16)の撓みを起す挿入の初期行程時に、植刃
    の長手方向に延びた第2の面(22)の第1の傾斜部分
    (23)上で摺動させ、第2の制動点bをこれらの隣接
    した二つの部分(19、20)間に配置して、締付けア
    ーム(16)のより少ない撓みを起す挿入の最終行程時
    に、植刃の長手方向に延びた第2の面(22)の第2の
    傾斜部分(24)上で摺動させ、又長手方向に延びた第
    2の面(22)の第1の部分(23)を第3の制動点a
    を経て第2の部分(23)に接続し、上記第3の制動点
    aを第2の制動点bから距離dを離した特許請求の範囲
    第1項記載の工具。 3、植刃の長手方向に延びた面(21、22)と溝孔の
    壁(14、15)が略V形に形成され、溝孔の第1の壁
    (15)が植刃の長手方向に延びた第2の面(22)に
    対して点接触状に当接し、溝孔の第2の壁(14)が植
    刃の長手方向に延びた第1の面(21)に対して線接触
    状に当接し、上記の点接触及び線接触が工具の中心線M
    の両側に配置された特許請求の範囲第2項記載の工具。 4、植刃の長手方向に延びた第1の面(21)と溝孔の
    第2の壁(14)間の線接触が、工具の中心線Mの両側
    において互に第3の鋭い角度βをなし、かつ中心線Mの
    位置においてV形の底部に遊隙を形成した面(21)と
    壁(14)とによって生じ、又植刃の長手方向に延びた
    第2の面(22)と溝孔の第1の壁(15)間の点接触
    が、中心線Mの両側において互に第3の鋭い角度βをな
    し、かつ中心線Mの位置においてV形の底部に遊隙を形
    成した面(22)と壁(15)とによって生じ、又壁(
    15)の傾斜部分(19、20)が面(22)の第2の
    部分(24)に対して傾斜し、上記第3の鋭い角度βが
    1〜3°である特許請求の範囲第3項記載の工具。 5、第1の壁(15)の第1の傾斜面(18)が平坦で
    かつ締付けアームの前面(17)に対して第1の鋭角を
    なし、又壁の第2の傾斜部分(19)が第2の壁(14
    )に対して第4の鋭角γをなして溝孔(13)の内方に
    上記第2の壁に向って収斂し、上記第4の鋭角γが植刃
    のくさび形部分の第1の鋭角よりも小さく、又上記第3
    の部分(20)が第2の壁(14)に対して第4の鋭角
    δをなして溝孔の内方に上記第2の壁から拡開した特許
    請求の範囲第2項記載の工具。 6、第2の鋭角αが少なくとも70°である特許請求の
    範囲第1項記載の工具。 7、植刃の長手方向に延びた面(22)の第2の部分(
    24)が、植刃の長手方向に延びた面(21)に対して
    平行であり、又第3の制動点aと第2の制動点b間の距
    離が、植刃の長手方向に延びた第2の面の第2の部分(
    24)の長さlの20〜50%である特許請求の範囲第
    2項記載の工具。 8、第4の鋭角Tが約11°であり、又第5の鋭角δが
    1〜2°である特許請求の範囲第5項記載の工具。 9、保持具(11)を備えた突切り又は溝削り工具に使
    用する切削用植刃であって、上記保持具は略V形の壁(
    14、15)を有する溝孔をその一端に備え、第1の壁
    (15)は上記保持具に一体に取付けられた締付けアー
    ムに(16)に配置され、上記締付けアームは上記溝孔
    の第2の壁(14)に対して弾発的に撓み得るものであ
    り、上記の工具(10)はA方向に送られ、上記植刃は
    一部に第1の鋭角部分を含みまた一部でくさび形の植刃
    本体を形成した長手方向に延びるV形の1対の面(21
    、22)を備え、植刃本体の幅広部分に配置された切削
    用植刃の前端に切り刃(25)を担持し、上記切削用植
    刃の後端は上記植刃本体の狭少部分に配置され、上記の
    長手方向に延びた面(21、22)は略平行な側面(2
    6、27)と横方向に延びた端面(28、29)とによ
    って互に連結され、上記長手方向に延びた第2の面(2
    2)は相互に傾斜した複数の部分を備えたものにおいて
    、 上記の傾斜した部分の第2の部分(24)は平坦な当接
    面(30)に接続し、該当接面(30)は植刃の長手方
    向に延びた面(21)に対して第2の鋭角αをなすと共
    に植刃(12)の第1の締付け面を構成するものであり
    、又第2及び第3の締付け面は植刃の中心線Mの両側に
    おいて第2の傾斜部分(24)に配置され、又上記第1
    、第2及び第3の締付け面は互に離れていることを特徴
    とする突切り又は溝削り工具に使用する切削用植刃。 10、第2の鋭角が少なくとも70°である特許請求の
    範囲第9項記載の切削用植刃。
JP62084514A 1986-04-07 1987-04-07 突切り又は溝切り工具及びそれに使用する切削用植刃 Expired - Lifetime JPH06102281B2 (ja)

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