JPS6226475A - シヨ−ケ−ス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は収納物品を冷温蔵するショーケースに係り、
特にシフ−ケースの温蔵室をほぼ均一な温度分布状態に
温度制御可能な縦型ショーケースに関する。

〔発明の技術的背狽とその問題点〕

一般に、この種の縦型ショーケースには、第８図に示す
ように本体ケーシング１内に冷温蔵室２゜３を画成した
ものがあり、冷温蔵室２，３内に収容した収納物品を冷
却・加温状態で貯蔵するＪ：うになっている。

冷温藏室付シ］−ケースは断熱壁４により上部の温蔵室
３．３と下部の冷蔵室２とに区画され、上記断熱壁４の
上面プレート５の裏側にヒータ６が貼着される。ヒータ
６は上部の温蔵室３，３を仕切る仕切棚７内にも同様に
して設けられ、収納物品を加温している。

しかし、このタイプのショーケースにおいては、断熱壁
４や仕切棚７の表面（上面）温度が６０’Ｃ〜６５℃と
非常に高く、しかも温蔵室３，３内は自然対流により暖
められる構造であるため、全ての収納物品の加温貯蔵に
適さず、加温貯蔵対象物品は熱伝達率が比較的優れた缶
飲料物品専用であった。

一般に、加温される収納物品が飲料である場合、５５℃
±５℃の範囲が飲み頃とされているが、従来の加温タイ
プのショーケースでは温蔵室を上記の湿度範囲に制御す
ることが困難である。特に、このショーケースでは温蔵
室３に収容される収納物品（負荷）の最大収容母に適合
させてヒータ入力を大きくする必要があるが、ヒータ入
力を大きくすると、断熱壁４等の表面温度が高くなり、
温度制御が困難になる。

この関係から、市販されているショーケースはヒータ入
力を低く抑えているが、ヒータ入力を低く抑えると、温
蔵室に収納された物品が所定の温度に加温されるまでに
長時間を要したり、ショーケースの商品価値が低下する
原因となっていた。

〔発明の目的〕

この発明は上述した事情を考慮してなされたもので、全
てのタイプの収納物品の加温貯蔵に適するとともに、温
蔵室内をＶ１極的に撹拌し、学内をほぼ均一な温度分布
状態に温度制御可能なショーケースを提供することを目
的とする。

この発明の他の目的は、温蔵室に収容される収納物品を
適性温度に安定的にかつ効率よく加温貯蔵できるショー
ケースを提供ザるにある。

〔発明の概要〕

上述した目的を達成するために、この発明は、本体ケー
シング内に断熱壁で区画された冷温蔵室を形成し、上記
冷温蔵室の側面に開閉扉を開閉自在に設（プ、下部に冷
凍サイクルの構成機器を収容する機械室を形成したショ
ーケースにおいて、前記断熱壁の温蔵室側にヒータを埋
設づるとともに、上記温蔵室の上部に撹拌用送用ファン
を崗えた温風ユニットを設けたことを特徴とするらので
ある。

〔発明の実施例〕

以下、この発明に係るショーケースの一実施例について
添付図面を参照して説明する。

第２図および第３図において、符号１０は縦型ショーケ
ースの本体ケーシングを示し、この本体ケーシング１０
内には上部に冷４蔵室１１．１２が、下部に機械室１３
がそれぞれ形成される。冷温蔵室１１．１２は断熱壁１
４により区画され、上部に収納物品を温蔵する温蔵室１
２が、下部に冷１］室あるいは冷凍室としての冷蔵室１
１が形成・される。冷温蔵室１１，１２は周りが透明あ
るいは半透明なガラス壁１５で囲まれ、収納物品を外部
から目視できるように構成する一方、冷温蔵室１１．１
２の少なくとも一側面に開閉扉１６が開閉自在に設けら
れ、収納物品を出し入れできるようになっている。

一方、本体ケーシング１０の下部に形成される機械室１
３にはコンプレッサ１７やコンデンサ１８等の冷凍サイ
クルを構成する構成機器が収容される。冷凍サイクルを
構成するエバポレータ１９は冷蔵室１１の下方に設置さ
れ、送風ファン２０により冷蔵室１１内を積極的に冷却
している。■バボレータ１９は機械室１３とは断熱壁２
１を介して隔離されている。

また、本体ケーシング１０の頂部には蛍光灯カバー２３
が装着され、この蛍光灯カバー２３内に表示ランプとし
ての蛍光灯２４が第１図に示すように収容される。

ところで、温蔵室１２には仕切棚２５が高さを調節自在
に収容され、温蔵室１２，１２を上下の２￥に区画して
おり、この温蔵室１２と冷蔵室１１とを仕切る断熱壁１
４の上面（温蔵室側）にはプレートヒータ２６が埋設さ
れる。プレートヒータ２６はサーモスタッｔ−２６８（
第５図）により設定温度範囲、例えば５０℃でＯＮ、５
５℃でＯＦＦとなるように断続運転される。また、断熱
壁１４には冷温′ｉａ室１１　＋’　１２を連通自在に
仕切るダンパ２８が設けられており、このダンパ２８を
開放することにより、全ての室を冷蔵室あるいは温蔵室
とすることができる。

また、温蔵室１２の天井壁には温風ユニット３０が設（
プられる。記屓ユニツｌ−３０はユニットケーシング３
１内に撹拌用送風ファン３２が収容され、この送風フン
７ン３２はファン七−夕３３により連続運転されるよう
になっている。上記送風）７ン３２の吹出口側にハニカ
ム状の温風用ヒータ３４が収容される。温風用ヒータ３
４はヒータ入力特性が良いＰＴＣヒータが適する一方、
ユニットケーシング３１側方に設けられたサーモスタッ
ト３４ａにより設定温度範囲内で断続運転され、例えば
５０℃でＯＮ、６０℃でＯＦＦとされる。

しかして、温風ユニット３０の制御回路は第５図に示ず
ように構成され、冷温切換スイッチ３６により漏電遮１
ｇｉ器３７を介して電′ｍ３８に接続される。この制御
回路から理解されるようにプレートヒータ２６、温州用
ヒータ３４および錫層用ファンモータ３３は互いに並列
に接続される。このうら、プレートヒータ２６と温風用
ヒータ３／Ｉはファンモータ用ザーモスタット２６ａお
よび温風ヒータ用サーモスタット３４ａにより断続運転
されるが、温風用ファンモータ３３は冷温切換スイッチ
３６の投入により連続運転される。なお、符号３９はヒ
ユーズである。

一方、第５図に示す制御回路において、冷凍サイクルを
構成するエバポレータ用フ？ンモータ４０は常時運転さ
れるが、コンプレッサ１７およびコンデンサ用ファンモ
ータ４１は〃いに並設され、コンｉ・ロールスイッチ４
２にＪ：り作動制御され、断続運転される。また、蛍光
灯２４は蛍光灯スイッチ４３によりＯＮ、ＯＦＦされる
。

次に、ショーケースの作用について説明でる。

ショーケースに電源３８を投入すると、■バボレータ用
ファンモータ４０やコンプレッサ１７、コンデンサ用フ
ァンモータ４１に通電され、冷凍サイクルの運転が開始
され、冷蔵ｖ１１はエバポレータ１９からの冷ｆＪ］ｆ
ｆｌにより冷却される。

このとき、冷温切換スイッチ３６をＯＮにし、温蔵にす
ると、プレートヒータ２６や温風用ヒータ３４、温風用
ファンモータ３３に通電され、温ｊｉｌｉｆｆ１２内が
加温される。このとぎ、ダンパ２８は第１図に実線で示
す位置にセラ１〜され、温蔵室１２は冷蔵￥１１から鴻
所される。温蔵室１２内の加温条件は、例えば、第６図
に示されるように設定され、温風用ヒータ３４は実線ａ
で示される５０℃と６０℃との間でＯＮ−〇ＦＦ運転さ
れ、プレートヒータ２６は破線で示される５０℃と５５
℃との間で０Ｎ−ＯＦＦ運転される。すなわち、ｆＡｌ
ｌｌ用ヒータ３４およびプレートヒータ２６は温蔵室１
２内の温度が低く、収納物品の温度が低いとぎは連続運
転され、温蔵室１２内の温度を急速に上昇させる。温蔵
室１２内の温度が上昇し、温風ヒータ用サーモスタット
３４ａやプレートヒータ用サーモスタット２６ａの各段
定淘度範囲に達すると、温風用ヒータ３４やプレートヒ
ータ２６は断続運転される。このとき、温風用ファンモ
ータ３３には常時通電され、撹拌用送風ファン３２を連
続運転させるので、温蔵室１２内は撹拌され、均一な温
度に保持される。したがって、温蔵室１２に収容された
収納物品（負荷）の温度は１点鎖ｌＱｃで示す曲線を描
いて上昇せしめられ、所定の温度に保持される。

具体的には、ファン〜−夕３３を常時駆動させ、撹拌用
送風ファン３２を連続運転ざ「ることにより、温蔵室１
２内は積極的に撹拌され、室内温度分布が均一化される
ので、収納物品の多少に拘らず、収納物品をほぼ均一な
温度で貯蔵することができる。実際に、収納物品の品温
は第７図に実線ｄ、ｅに示すように、収納物品間のバラ
ツキが少なく、５３℃±２℃の範囲で安定的に貯蔵でき
る。

実線ｄまたはｅは各収納物品のうち品温か最高または最
小のものを示す。送風ファン３２の作動を停止さ「ると
、破線ｆ−９に示すように、収納物品間の品温に大きな
バラツキが発生ずる。

また、撹拌用送風ファン３２を；１［続運転さぜること
により、温蔵室１２内は積極的に撹拌され、一様な温度
分布状態となるので、収納物品は缶容器に限定されず、
紙容器や樹脂容器等であってもよい。

〔発明の効宋〕

以上に述べたようにこの発明に係るショーケースは、断
熱室の温蔵室側にヒータを埋設覆るとともに、温蔵室の
上部に撹拌用ファンを備えた温」ユニットを設けたから
、温蔵室内をＶＩ極的に撹拌し、温蔵室内全体を均一で
一様な温度分布状態に温１哀制御することができ、あら
ゆる収納物品を加温貯蔵の対象とすることができるとと
もに、収納物品の加温を効率よく行ない、収納物品間の
品温バラツキがほとんどない状態に安定的に加温貯蔵す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係るショーケースの一実施例を示づ
上部断面図、第２図および第３図はこの発明に係るショ
ーケースの実施例を示す正面図および側面図、第４図は
上記ショーケースの温蔵室に設けられる温風ユニットを
示す斜視図、第５図はショーケースに組み込まれる冷凍
サイクルおよび温風ユニットの制御回路を示す図、第６
図は温風用ヒータおよびプレートヒータの温度１／Ｊ　
ｔｌｌ関係を示すグラフ、第７図はショーケースの温蔵
室に収容される収納物品の温度的なバラツキを説明する
グラフ、第８図は従来のショーケースを一部破断状態で
示す図である。 １０・・・本体ケーシング、１１・・・冷蔵室、１２・
・・温蔵室、１３・・・機械室、１４・・・断熱壁、１
５・・・ガラス壁、１６・・・開ｒ′ｊＩ扉、１７・・
・コンプレッサ、２５・・・仕切棚、２６・・・プレー
トヒータ、２６ａ・・・サーモスタット、３０・・−１
ｆｆｌｆｆｌユニツト、３１・・・ユニットケーシング
、３２・・・撹拌用送用ファン、３３・・・ファンモー
タ、３４・・・温ＪＩＩ用ヒータ（ＰＴＣヒータ）、３
４ａ・・・サーモスタット。 出願人代理人　　　波　多　野　　　久８　　ミ　☆１
ξ　皿 渠　４　図 第　７　図 早　６　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、本体ケーシング内に断熱壁で区画された冷温蔵室を
   形成し、上記冷温蔵室の側面に開閉扉を開閉自在に設け
   、下部に冷凍サイクルの構成機器を収容する機械室を形
   成したショーケースにおいて、前記断熱壁の温蔵室側に
   ヒータを埋設するとともに、上記温蔵室の上部に撹拌用
   送風ファンを備えた温風ユニットを設けたことを特徴と
   するショーケース。 ２、温風ユニットは送風ファンの吹出口側に温風用ヒー
   タを収容した特許請求の範囲第１項に記載のショーケー
   ス。