JPS6226442A - 建物室内への外気導入装置 - Google Patents
建物室内への外気導入装置Info
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- JPS6226442A JPS6226442A JP60164934A JP16493485A JPS6226442A JP S6226442 A JPS6226442 A JP S6226442A JP 60164934 A JP60164934 A JP 60164934A JP 16493485 A JP16493485 A JP 16493485A JP S6226442 A JPS6226442 A JP S6226442A
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Landscapes
- Central Air Conditioning (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、′特に寒冷地等の冬期において換気用の外
気を格別な熱源を設けることなく昇温しで室内に導入す
るための装置に関する。
気を格別な熱源を設けることなく昇温しで室内に導入す
るための装置に関する。
(従来の技術)
一般に寒冷地等の冬期においては、屋内にストーブ等の
燃焼型の暖房設備を設けているが、その発生熱量のかな
りの部分は燃焼廃ガスとして排煙筒から屋外へ有効利用
されずに放出されているのが普通であり、廃熱利用を目
的として該排煙筒の屋内部分を長くする手段も採用され
ているがその効果は僅かである。また一方では、暖気を
逃がさぬように室内は閉め切った状態に置かれて空気が
汚れ易いが、外気温が非常に低いので喚気のために外気
を室内に直接導入すると室温が一気に低下してしまうと
いう問題点があり、これを防ぐために尋人外気を加熱す
る熱源を別途に設けると暖房コストが極めて高く付くと
いう問題点があった。
燃焼型の暖房設備を設けているが、その発生熱量のかな
りの部分は燃焼廃ガスとして排煙筒から屋外へ有効利用
されずに放出されているのが普通であり、廃熱利用を目
的として該排煙筒の屋内部分を長くする手段も採用され
ているがその効果は僅かである。また一方では、暖気を
逃がさぬように室内は閉め切った状態に置かれて空気が
汚れ易いが、外気温が非常に低いので喚気のために外気
を室内に直接導入すると室温が一気に低下してしまうと
いう問題点があり、これを防ぐために尋人外気を加熱す
る熱源を別途に設けると暖房コストが極めて高く付くと
いう問題点があった。
また、従来から太陽熱を利用した室内暖房装置が種々提
案されており、例えば建物外壁に熱線吸収膜を設けた壁
材を使用して太陽熱を室内に吸収伝播させるものがある
が、寒冷地等の冬期においては太陽熱を享受すること自
体が少ないため、この種装置の効果は小さく熱吸収率も
あまり良くない。
案されており、例えば建物外壁に熱線吸収膜を設けた壁
材を使用して太陽熱を室内に吸収伝播させるものがある
が、寒冷地等の冬期においては太陽熱を享受すること自
体が少ないため、この種装置の効果は小さく熱吸収率も
あまり良くない。
(発明が解決しようとする問題点)
この発明は、上記問題点を解決しようとするもので、換
気用の外気を既存の熱源を最大限に利用して昇温させて
建物室内へ導入するコスト的に有利な外気導入装置を提
供することを目的としている。
気用の外気を既存の熱源を最大限に利用して昇温させて
建物室内へ導入するコスト的に有利な外気導入装置を提
供することを目的としている。
(問題点を解決するための手段)
この発明に係る建物室内の外気導入装置は、上記目的を
達成するために、建物地下にヒートバイブを備えた熱交
換室とこれに連通ずるフィン付き給気中継タンクとを設
けると共に、建物室内に配設してある排煙筒に排熱交換
用@熱部を設け、該吸熱部と上記ヒートパイプとを流体
循環パイプにて連結する一方、屋外に上部が外気に開放
して下部が地中に位置する吸気孔を形成し、該吸気孔の
下部と上記中継タンクとを地中に配設した外気導入管に
て連通連結し、かつ熱交換室内と建物室内とを連通ずる
複数の外気分配管を配設した構成をとるものである。
達成するために、建物地下にヒートバイブを備えた熱交
換室とこれに連通ずるフィン付き給気中継タンクとを設
けると共に、建物室内に配設してある排煙筒に排熱交換
用@熱部を設け、該吸熱部と上記ヒートパイプとを流体
循環パイプにて連結する一方、屋外に上部が外気に開放
して下部が地中に位置する吸気孔を形成し、該吸気孔の
下部と上記中継タンクとを地中に配設した外気導入管に
て連通連結し、かつ熱交換室内と建物室内とを連通ずる
複数の外気分配管を配設した構成をとるものである。
(作 用)
上記構成にあっては、吸気孔より導入される外気は、ま
ず外気導入管および給気中継タンクを通る過程で、冬期
では外気温より寓時高温に維持される地熱と熱交換して
昇温した上で、熱交換室に流入する。そしてこの熱交換
室内では、排煙筒を通過する廃ガスとの間で熱交換して
高温となった流体がヒートバイブを流れる過程で導入外
気と熱交換する結果、導入外気は更に昇温した暖気とな
って外気分配管を通して建物各室内に導入され、暖房と
換気が同時に果たされる。また上述の如く熱交換されて
昇温した空気は軽くなって上昇気流として建物室内に流
入することから、吸気孔には自然に吸引作用が生起する
。
ず外気導入管および給気中継タンクを通る過程で、冬期
では外気温より寓時高温に維持される地熱と熱交換して
昇温した上で、熱交換室に流入する。そしてこの熱交換
室内では、排煙筒を通過する廃ガスとの間で熱交換して
高温となった流体がヒートバイブを流れる過程で導入外
気と熱交換する結果、導入外気は更に昇温した暖気とな
って外気分配管を通して建物各室内に導入され、暖房と
換気が同時に果たされる。また上述の如く熱交換されて
昇温した空気は軽くなって上昇気流として建物室内に流
入することから、吸気孔には自然に吸引作用が生起する
。
(実施例)
以下、この発明を図示実施例に基づいて説明する。
第1図〜第3図に示すように、建物1はそのコンクリー
ト基礎枠1aが地面より約0.5〜1m程度の深さまで
埋設され、この基礎枠1aの内側でかつ土間コンクリー
トlbの下面側の地中に熱交換室2が設けられ、更にこ
の熱交換室2の直下位置に給気中継タンク3が埋設され
ている。また建物1の階下室内Aには床板4上にストー
ブ5が設置され、その排煙筒5aに排熱交換用吸熱部6
が設けである。
ト基礎枠1aが地面より約0.5〜1m程度の深さまで
埋設され、この基礎枠1aの内側でかつ土間コンクリー
トlbの下面側の地中に熱交換室2が設けられ、更にこ
の熱交換室2の直下位置に給気中継タンク3が埋設され
ている。また建物1の階下室内Aには床板4上にストー
ブ5が設置され、その排煙筒5aに排熱交換用吸熱部6
が設けである。
更に建物」の屋外にはその外壁1cおよび基礎枠1aの
外面側に沿って吸気孔7が形成されている。8は熱交換
室2の一側方に設けられた地下点検室である。
外面側に沿って吸気孔7が形成されている。8は熱交換
室2の一側方に設けられた地下点検室である。
熱交換室2は、周側面および底面がウレタンフオーム等
の合成樹脂発泡体を主材とする断熱層9にて被覆され、
該断熱層9の地下点検室8に臨む面が着脱可能な点検口
2aを構成しており、底部に水抜き孔2bが設けられて
いる。そして熱交換室2の内部に合成樹脂や金属、好適
にはガラス繊維強化プラスチック(FRP)からなる熱
交換タンク10が設置され、その内部にステンレス鋼製
等のヒートバイブ11が配管されている。このヒートバ
イブ11の両端は導入側および導出側のステンレス鋼製
等の流体循環パイプ12a、12bを介して排熱交換用
吸熱部6に連通連結されて流体循環路を構成しており、
該循環路には導入側流体循環パイプ12aの途中に設け
られたポンプ13aを介して流体が循環される。この流
体としては、通常では水1)が使用されるが、空気や水
蒸気等のガス体も使用可能である。また導出側の流体循
環パイプ12aには地下水導入管14aが、導入側の流
体循環パイプ12bには排水管14bが、それぞれバル
ブ15を介して接続されており、地下水導入管14aは
屋外に設置された地下水揚水ポンプ13bに接続してい
る。
の合成樹脂発泡体を主材とする断熱層9にて被覆され、
該断熱層9の地下点検室8に臨む面が着脱可能な点検口
2aを構成しており、底部に水抜き孔2bが設けられて
いる。そして熱交換室2の内部に合成樹脂や金属、好適
にはガラス繊維強化プラスチック(FRP)からなる熱
交換タンク10が設置され、その内部にステンレス鋼製
等のヒートバイブ11が配管されている。このヒートバ
イブ11の両端は導入側および導出側のステンレス鋼製
等の流体循環パイプ12a、12bを介して排熱交換用
吸熱部6に連通連結されて流体循環路を構成しており、
該循環路には導入側流体循環パイプ12aの途中に設け
られたポンプ13aを介して流体が循環される。この流
体としては、通常では水1)が使用されるが、空気や水
蒸気等のガス体も使用可能である。また導出側の流体循
環パイプ12aには地下水導入管14aが、導入側の流
体循環パイプ12bには排水管14bが、それぞれバル
ブ15を介して接続されており、地下水導入管14aは
屋外に設置された地下水揚水ポンプ13bに接続してい
る。
一方、熱交換タンク10のを設けた底部には、その内部
と給気中継タンク3とを連通する通気パイプ16の上端
が突入している。また熱交換タンク10には硬質ポリ塩
化ビニル等からなる複数の外気分配管15の各一端が連
通接続され、これら分配管17の各他端は階下および階
上室内A、Bに設置された送風口18に接続されている
。尚、これら送風口1Bには送風用ファンを取付けても
よい。
と給気中継タンク3とを連通する通気パイプ16の上端
が突入している。また熱交換タンク10には硬質ポリ塩
化ビニル等からなる複数の外気分配管15の各一端が連
通接続され、これら分配管17の各他端は階下および階
上室内A、Bに設置された送風口18に接続されている
。尚、これら送風口1Bには送風用ファンを取付けても
よい。
給気中継タンク3は、合成樹脂や金属、好ましくはガラ
ス繊維強化プラスチック(F RP)からなり、地中に
埋設されていて外周囲に接触面積増大によって地熱と内
部との熱交接効率を高めるための多数のフィン3aが形
成され、かつ−側方には点検室8から開放し得る蓋状の
点検口3bが設けられている。 3cは水抜き孔である
。
ス繊維強化プラスチック(F RP)からなり、地中に
埋設されていて外周囲に接触面積増大によって地熱と内
部との熱交接効率を高めるための多数のフィン3aが形
成され、かつ−側方には点検室8から開放し得る蓋状の
点検口3bが設けられている。 3cは水抜き孔である
。
吸引孔7は、建物lの基礎枠1aとこれに連続する外壁
1cの屋外面側に横断面コ字形の縦枠7aをその下半部
が地中に位置してかつ上半部が地上に約/m程度に突出
するように配置し、該縦枠7aの上端に防雨防虫機能を
有する傘体7bを取付けると共に下端を地中に埋設した
受枠7Cに嵌合して構成され、底部に水抜き孔7dが設
けである。そしてこの吸気孔7の下部と給気中継タンク
3との間は地中配管した硬質ポリ塩化ビニル等からなる
外気導入管19aにて連通されている。この外気導入管
19aは、その内部を流れる外気と地熱との熱交換を増
大するために、第3図で示すように建物1の地下におい
てできるだけ長い道程をとるべく曲折して配管されてい
る。また吸気孔7の下部には、第2図、第3図で示すよ
うに熱交換室2を経由せずに台所A、の送風口18aに
一端を接続する硬質ポリ塩化ビニル等からなる外気導入
管19bの他端が連通接続されている。そして送風口1
8aは台所A+の換気扇20aの近傍に取付けられてお
り、内部に電動もしくは手動のダンパー21を備えてい
る。20bは他の室内に取付けられた換気扇である。
1cの屋外面側に横断面コ字形の縦枠7aをその下半部
が地中に位置してかつ上半部が地上に約/m程度に突出
するように配置し、該縦枠7aの上端に防雨防虫機能を
有する傘体7bを取付けると共に下端を地中に埋設した
受枠7Cに嵌合して構成され、底部に水抜き孔7dが設
けである。そしてこの吸気孔7の下部と給気中継タンク
3との間は地中配管した硬質ポリ塩化ビニル等からなる
外気導入管19aにて連通されている。この外気導入管
19aは、その内部を流れる外気と地熱との熱交換を増
大するために、第3図で示すように建物1の地下におい
てできるだけ長い道程をとるべく曲折して配管されてい
る。また吸気孔7の下部には、第2図、第3図で示すよ
うに熱交換室2を経由せずに台所A、の送風口18aに
一端を接続する硬質ポリ塩化ビニル等からなる外気導入
管19bの他端が連通接続されている。そして送風口1
8aは台所A+の換気扇20aの近傍に取付けられてお
り、内部に電動もしくは手動のダンパー21を備えてい
る。20bは他の室内に取付けられた換気扇である。
尚、建物Iの直下および周辺の土壌22は、建物1の立
地前の自然土壌または他から運ばれる土砂、栗石、砂利
等でもよいが、特に地熱吸収および蓄熱効果に優れるも
のとして火山灰ないし火山灰土が好適である。
地前の自然土壌または他から運ばれる土砂、栗石、砂利
等でもよいが、特に地熱吸収および蓄熱効果に優れるも
のとして火山灰ないし火山灰土が好適である。
第4図〜第6図はストーブ5の排煙筒5aに設ける排熱
交換用吸熱部6の構造例を示す、Ii!!lの如く、該
吸熱部6は、アルミニウムまたはその合金の押出型材等
より形成された二重筒23と、その外筒部23aと内筒
部23b間に構成される空間26の上部を封止する環状
蓋板24と、同下部を封止する環状栓体25とからなり
、排煙筒5aに外嵌装着されている。
交換用吸熱部6の構造例を示す、Ii!!lの如く、該
吸熱部6は、アルミニウムまたはその合金の押出型材等
より形成された二重筒23と、その外筒部23aと内筒
部23b間に構成される空間26の上部を封止する環状
蓋板24と、同下部を封止する環状栓体25とからなり
、排煙筒5aに外嵌装着されている。
そして二重筒23の外筒部23aと内筒部23bとは周
方向に等配した複数の長手方向に連続する隔壁部23c
にて一体化しており、かつ円筒部23bの内面側には該
内筒部23bの内面と排煙筒5aの外面とを隔てる長手
方向に連続した複数の条片23dが周方向に等配して突
設されている。また外筒部23aの一側面には長手方向
に沿う平坦部23eが形成され、この平坦部23eに位
置した隔壁部23cを境とした両側にそれぞれ空間26
に連通ずる流体循環パイプ12a、12bが連結され、
かつ他の位置の隔壁部23cはその上下部の少なくとも
一方が切削されている。
方向に等配した複数の長手方向に連続する隔壁部23c
にて一体化しており、かつ円筒部23bの内面側には該
内筒部23bの内面と排煙筒5aの外面とを隔てる長手
方向に連続した複数の条片23dが周方向に等配して突
設されている。また外筒部23aの一側面には長手方向
に沿う平坦部23eが形成され、この平坦部23eに位
置した隔壁部23cを境とした両側にそれぞれ空間26
に連通ずる流体循環パイプ12a、12bが連結され、
かつ他の位置の隔壁部23cはその上下部の少なくとも
一方が切削されている。
従って循環パイプ12bより空間26に流入した水等の
流体は、順次隔壁部23cを越えて上面視C字状熱吸収
部6を通過し、この過程で排煙筒5a内を流れる廃ガス
の熱気で加熱されて高温となって循環パイプ12aより
流出する。尚、排煙筒5a内には、廃ガスの流速を抑え
て熱交換効率を高めるために、小孔27aを穿設した邪
魔板27が固着されている。
流体は、順次隔壁部23cを越えて上面視C字状熱吸収
部6を通過し、この過程で排煙筒5a内を流れる廃ガス
の熱気で加熱されて高温となって循環パイプ12aより
流出する。尚、排煙筒5a内には、廃ガスの流速を抑え
て熱交換効率を高めるために、小孔27aを穿設した邪
魔板27が固着されている。
上述構成の外気導入装置では、冬期においては、吸気孔
7より流入した外気は、外気導入管19aと給気中継タ
ンク23を通過する過程で地熱と熱交換して昇温し、通
気パイプ16より熱交換室2内へ流入し、ここでストー
ブ5の廃ガスと熱交換して高温化したヒートパイプ11
内を流れる流体との間で熱交換し、更に昇温した暖気と
して外気分配管17を通して送風口18より階下および
階上室内A、 Bに流入し、かつ換気扇2Qa、20
bより室内の汚れた空気が屋外へ排出され、その結果と
して暖房と換気が同時になされる。また熱交換室2の余
剰の熱は断熱層9のない上面より土間コンクリートIC
に蓄熱され、これによって階下室内Aが床面側からも暖
房される。
7より流入した外気は、外気導入管19aと給気中継タ
ンク23を通過する過程で地熱と熱交換して昇温し、通
気パイプ16より熱交換室2内へ流入し、ここでストー
ブ5の廃ガスと熱交換して高温化したヒートパイプ11
内を流れる流体との間で熱交換し、更に昇温した暖気と
して外気分配管17を通して送風口18より階下および
階上室内A、 Bに流入し、かつ換気扇2Qa、20
bより室内の汚れた空気が屋外へ排出され、その結果と
して暖房と換気が同時になされる。また熱交換室2の余
剰の熱は断熱層9のない上面より土間コンクリートIC
に蓄熱され、これによって階下室内Aが床面側からも暖
房される。
一方、台所A、等の特に空気が汚れ易い室内にあっては
、吸気孔7より外気導入管19bを通して地熱と熱交換
した外気が送風口18aより流入するが、該送風口18
aが換気扇20aに近い位置にあることから、排気との
間で熱交換して該排気を冷却する形で室内温度をあまり
低下させずに換気が行われる。尚、この換気の程度は送
風口18aのダンパー21の開放度を変えることによっ
て調整でき、かつ該ダンパー21を閉止することにより
換気停止を行える。
、吸気孔7より外気導入管19bを通して地熱と熱交換
した外気が送風口18aより流入するが、該送風口18
aが換気扇20aに近い位置にあることから、排気との
間で熱交換して該排気を冷却する形で室内温度をあまり
低下させずに換気が行われる。尚、この換気の程度は送
風口18aのダンパー21の開放度を変えることによっ
て調整でき、かつ該ダンパー21を閉止することにより
換気停止を行える。
この場合、熱交換にて昇温しで軽くなった外気自体の上
昇力と換気扇20a、20bの吸引力、ならびに送風口
18.188に送風用ファンを取付けた場合のその吸引
力にて、吸気孔7に吸引作用が生起して連続的に外気導
入が行われる。
昇力と換気扇20a、20bの吸引力、ならびに送風口
18.188に送風用ファンを取付けた場合のその吸引
力にて、吸気孔7に吸引作用が生起して連続的に外気導
入が行われる。
また夏期においては、ストーブ5を停止する代わりに、
揚水ポンプ13bにて吸い上げた低温の地下水を導入管
14aを通して連続的に流体循環パイプ12bに送ると
共に、熱交換室2を通過した地下水を排水管14bより
排出する。この場合、吸気孔7より流入する外気は外気
導入管19aおよび給気中継タンク3を通過する過程で
外気温より低温に維持されている地熱と熱交換して降温
し、更に熱交換室2内で低温の地下水と熱交換して冷却
され、冷気として外気分配管17を通して送風口18よ
り放出され、階下および階上室内A、Bの冷房および換
気を行う。
揚水ポンプ13bにて吸い上げた低温の地下水を導入管
14aを通して連続的に流体循環パイプ12bに送ると
共に、熱交換室2を通過した地下水を排水管14bより
排出する。この場合、吸気孔7より流入する外気は外気
導入管19aおよび給気中継タンク3を通過する過程で
外気温より低温に維持されている地熱と熱交換して降温
し、更に熱交換室2内で低温の地下水と熱交換して冷却
され、冷気として外気分配管17を通して送風口18よ
り放出され、階下および階上室内A、Bの冷房および換
気を行う。
尚、この発明においては、上述実施例の如く建物1に沿
って吸気孔7を設ける代わりに、例えば第7図で示す如
く建物から離れた屋外位置に筒体7a’を縦にしてその
下部を地中に埋設することにより吸気孔7°を設けても
よい。図中、7b’は筒体7a’の上端に取付けた防雨
防虫機能を有する傘体、7c’は地中に埋設されて筒体
7a’の下端に外嵌した受枠である。更にこの発明では
、排煙筒がストーブ以外の例えば暖炉等の他の燃焼型暖
房設備に付属するものであってもよく、また熱交換室2
および排熱交換用吸熱部6の構造も種々変更可能である
。
って吸気孔7を設ける代わりに、例えば第7図で示す如
く建物から離れた屋外位置に筒体7a’を縦にしてその
下部を地中に埋設することにより吸気孔7°を設けても
よい。図中、7b’は筒体7a’の上端に取付けた防雨
防虫機能を有する傘体、7c’は地中に埋設されて筒体
7a’の下端に外嵌した受枠である。更にこの発明では
、排煙筒がストーブ以外の例えば暖炉等の他の燃焼型暖
房設備に付属するものであってもよく、また熱交換室2
および排熱交換用吸熱部6の構造も種々変更可能である
。
(発明特有の幼果)
この発明によれば、冬期において外気が外気導入管およ
びフィン付き給気中継タンクに伝わる地熱ならびに排煙
筒の廃ガスと熱交換して暖気として建物室内に導入され
るから、換気と暖房が同時に行われ、しかも尋人外気の
昇温用として既存の熱源を最大限に利用しており、格別
な熱源が不要であって暖房コストが著しく低減され、省
エネルギーにも貢献する。また尋人外気が熱交換にて昇
温するにつれて軽くなり上昇気流として流通するため、
外気導入のための格別な強制導入装置を省略することが
できる。更にこの発明の装置は夏期における冷房と四季
を通しての換気にも好適に利用できる。
びフィン付き給気中継タンクに伝わる地熱ならびに排煙
筒の廃ガスと熱交換して暖気として建物室内に導入され
るから、換気と暖房が同時に行われ、しかも尋人外気の
昇温用として既存の熱源を最大限に利用しており、格別
な熱源が不要であって暖房コストが著しく低減され、省
エネルギーにも貢献する。また尋人外気が熱交換にて昇
温するにつれて軽くなり上昇気流として流通するため、
外気導入のための格別な強制導入装置を省略することが
できる。更にこの発明の装置は夏期における冷房と四季
を通しての換気にも好適に利用できる。
図面はこの発明の外気導入装置の実施例を示すもので、
第1図は全体の概略縦断面図、第2図は同要部の縦断面
図、第3図は同要部の平面図、第4図は排熱交換用吸熱
部を示す一部破断側面図、第5図は第4図のV−V線の
断面矢視図、第6図は同Vf−Vl線の断面矢視図、第
7図は吸気孔の他の構成例を示す縦断面図である。 1・・・建物、2・・・熱交換室、3・・・給気中継タ
ンク、3a・・・フィン、5a・・・排煙筒、6・・・
排熱交換用吸熱部、7.7′・・・吸気孔、11・・・
ヒートパイプ、12a、12b・・・流体循環パイプ、
17・・・外気分配管、19a・・・外気導入管。
第1図は全体の概略縦断面図、第2図は同要部の縦断面
図、第3図は同要部の平面図、第4図は排熱交換用吸熱
部を示す一部破断側面図、第5図は第4図のV−V線の
断面矢視図、第6図は同Vf−Vl線の断面矢視図、第
7図は吸気孔の他の構成例を示す縦断面図である。 1・・・建物、2・・・熱交換室、3・・・給気中継タ
ンク、3a・・・フィン、5a・・・排煙筒、6・・・
排熱交換用吸熱部、7.7′・・・吸気孔、11・・・
ヒートパイプ、12a、12b・・・流体循環パイプ、
17・・・外気分配管、19a・・・外気導入管。
Claims (1)
- 建物地下にヒートパイプを備えた熱交換室とこれに連通
するフィン付き給気中継タンクとを設けると共に、建物
室内に配設してある排煙筒に排熱交換用吸熱部を設け、
該吸熱部と上記ヒートパイプとを流体循環パイプにて連
結する一方、屋外に上部が外気に開放して下部が地中に
位置する吸気孔を形成し、該吸気孔の下部と上記中継タ
ンクとを地中に配設した外気導入管にて連通連結し、か
つ熱交換室内と建物室内とを連通する複数の外気分配管
を配設してなる建物室内への外気導入装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60164934A JPS6226442A (ja) | 1985-07-25 | 1985-07-25 | 建物室内への外気導入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60164934A JPS6226442A (ja) | 1985-07-25 | 1985-07-25 | 建物室内への外気導入装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6226442A true JPS6226442A (ja) | 1987-02-04 |
JPH0210350B2 JPH0210350B2 (ja) | 1990-03-07 |
Family
ID=15802616
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60164934A Granted JPS6226442A (ja) | 1985-07-25 | 1985-07-25 | 建物室内への外気導入装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6226442A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010029118A (ja) * | 2008-07-30 | 2010-02-12 | Minoru Josa | 畜舎及び家畜の飼育方法 |
KR101199531B1 (ko) | 2010-05-25 | 2012-11-09 | 길병옥 | 지열을 이용한 냉난방 시스템 |
-
1985
- 1985-07-25 JP JP60164934A patent/JPS6226442A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010029118A (ja) * | 2008-07-30 | 2010-02-12 | Minoru Josa | 畜舎及び家畜の飼育方法 |
KR101199531B1 (ko) | 2010-05-25 | 2012-11-09 | 길병옥 | 지열을 이용한 냉난방 시스템 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0210350B2 (ja) | 1990-03-07 |
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