JPS62263623A - コンデンサ形計器用変圧器 - Google Patents

コンデンサ形計器用変圧器

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JPS62263623A
JPS62263623A JP61107252A JP10725286A JPS62263623A JP S62263623 A JPS62263623 A JP S62263623A JP 61107252 A JP61107252 A JP 61107252A JP 10725286 A JP10725286 A JP 10725286A JP S62263623 A JPS62263623 A JP S62263623A
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JP
Japan
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voltage
capacitor
switch
auxiliary
high voltage
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JP61107252A
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English (en)
Inventor
Naohiro Miwa
三輪 直弘
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、交流高電圧をコンデンサ形分圧器及び主変圧
器により低電圧化するようにしたコンデンサ形計器用変
圧器、特には上記コンデンサ形分圧器の出力回路に共振
リアクトルを介在させて共振特性を持たせるようにした
コンデンサ形計器用変圧器に関する。
(従来の技術) 交流15電圧をコンデンサ形分圧器及び主変圧器を用い
て測定等に適した低電圧に落とすことは比較的容易であ
るが、主変圧器の二次側にメータ。
リレー等の負担を直接的に繋ぐと、一般的にコンデンサ
形分圧器による分圧電圧ひいては主変圧器の二次側電圧
に大きな誤差が生ずる。このため実際には、コンデンサ
形分圧器の出力回路に共振用リアクトルを接続してその
出力回路に共振特性を持たせることにより、上記分圧電
圧に対して負担の大きさく負担の入力インピーダンスに
対応)による影響が及ばないようにしている。 しかし
て、第3図には従来のコンデンサ形計器用変圧器の回路
構成を示す。この第3図において、1はコンデンサ形分
圧器で、これは−次端子2,3間に直列接続された主コ
ンデンサ4及び分圧コンデンサ5より成る。上記分圧コ
ンデンサ5の両端には共振リアクトル6を介して主変圧
器7の一次側が接続されている。そして、主変圧器7の
二次側は二次端子8,9に接続されており、この二次端
子8゜9間にメータ等が接続される。そして第3図の回
路+M成では、コンデンサ形分圧器1の出力回路に共振
特性を持たせるために、共振リアクトル6のインダクタ
ンスLを、ωL−1/ωCの関係を満足するように設定
する。但し、ω−2πfn、fnは一次側入力電圧の定
格周波数、Cは主コンデンサ4及び分圧コンデンサ5の
各静電容量の代数和である。
以上のように、コンデンサ形計器用変圧器は一次側に定
格周波数fnの電圧が印加されている状態においてのみ
共振状態を呈する構成であるため、定格周波数fnを大
きく外れた電圧が印加された状態ではその誤差特性が大
幅に悪化することが良く知られている。つまり、斯様な
コンデンサ形計器用変圧器を利用して例えば高電圧線路
中に含まれる高調波成分を測定しようとしても、その高
調波成分はコンデンサ形計器用変圧器の二次側にほとん
ど変成されず、結果的に第3図に示されたコンデンサ形
計器用変圧器では、高調波成分測定時の誤差が極めて大
きくなるものであった。このため、例えばJEC(T!
、気学会電気規格調査会標桑規格)では、入力電圧の周
波数変化分が定格周波数fnに対して±5%以内に収ま
るように誤差特性を規定しており、斯かる誤差特性範囲
外の周波数成分を含む電圧を測定しようとする場合には
、何らかの対策を施す必要がある。
この種の対策としては、従来より以下に述べるようなこ
とが行なわれている。この対策は、例えば高調波成分測
定用の計器は入力インピーダンスひいては負担が小さい
ため、その負担からコンデンサ形分圧器に及ぶ影響が小
さく、特に共振特性を持たせなくても良いことに着目し
たものである。
即ち、まずコンデンサ形計器用変圧器の一次端子2.3
に対して印加される被測定電圧を遮断し、この遮断状態
でアース側の一次端子3をアース端子からtデかせると
共に、その−次端子3とアース端子との間に補助コンデ
ンサ10(第3図破線参照)を挿入する。そして、この
後に一次端子2゜3に対して被測定電圧を再印加し、補
助コンデンサ10の両端電圧を測定する。
第3図の回路中に補助コンデンサ10が挿入された状態
の等価回路を第4図に示す。但し、第4図において、C
x、Cy及びCzは夫々主コンデンサ41分圧コンデン
サ5及び補助コンデンサ10の各静電容量、Loは主変
圧器7の励磁インダクタンス、Lは共振リアクトル6の
インダクタンス、Egは被測定電圧、Edは補助コンデ
ンサ10による分圧電圧である。この場合、被測定電圧
Egが220KVであったときには、主コンデンサ4の
静電容HCX及び分圧コンデンサ5の静電容量cyか夫
々i11.  ooopt;’及び90,000pF程
度に設定されるのが通常であるから、前記補助コンデン
サ10の静電容量 Czは、100V前後の分圧電圧E
dを得たい場合に、9.3μF程度で良いことが分る。
また、分圧電圧Edの大きさは次式(1)で表わすこと
ができる(但し、ω−2πf、fは人力周波数を示す)
(発明が解決しようとする問題点) 前記(1)式から明らかなように、分圧電圧Edの値は
、入力周波数fに無関係ではなく、その人力周波数fの
大小に応じて変化することが分る。このことは被測定電
圧Egの各周波数成分の如何によって分圧電圧Edの精
度が変化することを示しており、従って補助コンデンサ
10を設けるという従来の構成を採用した場合でも、高
調波成分を含む高電圧を正確には測定できないものであ
った。また、上記従来構成では、高調波成分を含む高電
圧を測定する場合には、その都度、被測定電圧を遮断し
て補助コンデンサ10を接続する笠の面倒な作業が必要
であり、その測定に多大な時間を要するという問題点も
あった。
そこで、本発明の目的は、定格周波数の高電圧を精戊良
く低電圧に変換できることは勿論のこと、定格周波数か
ら外れた成分を含む高電圧の測定も精度良く行なうこと
ができると共に、その測定所要時間を短縮することがで
きるコンデンサ形計器用変圧器を提供するにある。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は、従来より良く知られたコンデンサ形計器用変
圧器、即ちコンデンサ形分圧器が存する分圧コンデンサ
の両端に共振リアクトルを介して主変圧器の一次側を接
続して共振特性を持たせたコンデンサ形計器用変圧器に
おいて、前記分圧コンデンサと並列に第1の開閉器及び
補助コンデンサの直列回路を接続して成る補助分圧回路
を設けると共に、前記共振リアクトルの通電路を選択的
に遮断する第2の開閉器を設ける構成としたものである
(作用) コンデンサ形計器用変圧器にて定格周波数の高電圧を低
電圧に変換する場合、その二次側に接続される負担は一
般的に200〜500VAと極めて大きく、このような
場合には、前述した如く負!−11の大きさによる影響
がコンデンサ形分圧器に及ばないように共振特性を持た
せる必要がある。
このため、定格周波数の高電圧を低電圧に変換する通常
の使用状態では、第1の開閉器を開路させると共に第2
の開閉器を閉路させる。この状態では、コンデンサ形分
圧器が共振リアクトルを介して主変圧器の一次側に接続
されて、そのコンデンサ形分圧器の出力回路に共振特性
が与えられ、以て負担の大きさによる悪影響が除去され
る。また、高調波成分を含んだ高電圧等のような定格周
波数以外の高7は圧測定時には、第1の開閉器を閉路さ
せると共に第2の開閉器を開路させる。すると、補助コ
ンデンサが分圧コンデンサと並列に接続されると共に、
共振リアクトルがコンデンサ形分圧器から切離されるよ
うになり、上記補助コンデンサの両端に波瀾定電圧に応
じた分圧電圧が現われるようになるから、この分圧電圧
を測定する。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について第1図及び第2図を参
照しながら説明する。但し、第1図及び第2図において
、前記第3図及び第4図と同一部分についてはこれと同
一符号を付すことによりその説明を省略する。
コンデンサ形計器用変圧器の機械的構成を示す第2図に
おいて、11は主及び分圧コンデンサ4及び5より成る
コンデンサ形分圧器1を収納した碍管で、これには絶縁
油が真空注油した状態で密封されている。12は碍管1
1が立設されたタンクであり、その内部に共振リアクト
ル6及び主変圧器7等が収納される。タンク12の天井
壁にはコンデンサ形分圧器1の一次端子3が設けられて
いると共に、分圧ブッシング13が設けられており、こ
の分圧ブッシング13に対してコンデンサ形分圧器1の
分圧端子りが接続される。タンク12の側壁には、二次
端子8,9が外部に露出するように設けられていると共
に、これら二次端子8゜9を覆うように低圧端子箱14
が設けられている。
また、タンク12の他方の側壁には、アース端子15、
ブッシング16が外部に露出するように設けられている
と共に、これらアース端子15.ワッシング16を覆う
開閉器箱17が設けられている。そして、この開閉器箱
17内には、第1の開閉器18.補助コンデンサ19.
第2の開閉器20及び保護用ギャップ21が設けられて
いる。また、開閉器箱17内には、第2図では図示しな
いが一対の補助端子22.23(第1図参照)が設けら
れている。尚、第1の開閉器18は、回動可能に支持さ
れたブレード18aとブッシング16に設けられたブレ
ード受け18bとより成る。
第1図には上記第2図に対応した電気回路構成が示され
ており、以下これについて説明する。分圧コンデンサ5
と並列に前記第1の開閉器18及び補助コンデンサ19
の直列回路が接続されており、これにより補助分圧回路
24が構成されている。また、第2の開閉器20は共振
リアクトル6の通電路に介在されており、この第2の開
閉器20と並列に保護用ギャップ21が接続される。そ
して、補助コンデンサ19の両端に補助端子22゜23
が接続されている。
次に上記構成の作用について説明する。定格周波数の高
電圧を低電圧に変換する通常の使用状態では、第1の開
閉器18を開路させると共に、第2の開閉器20を閉路
させるものである。このような状態では、主コンデンサ
4及び分圧コンデンサ5の各静電容量の代数和(CX 
+Cy )と共振リアクトル6のインダクタンスLとに
より共振回路が形成されるようになる。従って、通常の
使用状態では、二次端子8,9間にメータ、リレー等の
大きな負担が接続されたとしても、その負担の大きさに
よる悪影響が除去され、−成端子2,3間に印加される
高電圧が精度良く二次電圧に変換されるようにる。
一方、例えば高調波成分を含んだ高電圧の測定を行なう
ときには、第1の開閉器18を閉路した後に第2の開閉
器20を開路し、補助端子22゜23間に高調波成分測
定用計器を接続する。このような状態では、補助分圧回
路24が有効化されると共に、共振リアクトル6を含む
共振回路が無効化されるようになる。従って、被測定電
圧Egが補助コンデンサ19によっても分圧されるよう
になり、その分圧電圧Exが補助端子22.23間に出
力されて、高調波成分測定用計器にてi’!−111定
されるようになる。この場合、上記分圧電圧Exとして
100V前後の値を得たい場合には、補助コンデンサ1
9の静電容量 CZを10.2μFとすれば良い。そし
て、分圧電圧Exは次式(2)%式% 上記(2)式から明らかなように、Exの値は人力周波
数と無関係になり、従って被測定電圧Egの各周波数成
分の如何に拘らず分圧電圧Exの精度が安定するように
なる。また、この場合には、補助端子22.23間に接
続される高調波成分測定用計器の入力インピーダンスひ
いては負担が小さいから、その負担からコンデンサ形分
圧器1に及ぶ影響が小さくなり、特に共振特性を持たせ
】aくとも十分に精度の良い分圧電圧Exを得るこ、1
゜ができる。尚、保護用ギャップ21は、通常の状態時
に第2の開閉器20が誤って開路されたときに発生する
異常電圧を抑制するように作用する。
[発明の効果] 本発明によるコンデンサ形計器用変圧器によれば、以」
二の説明によって明らかなように、定格周波数の高電圧
測定時等のように負担が大きい場合には、共振現象を利
用してその高電圧測定を精度良く低電圧に変換できるも
のである。また、定格周波数から外れた成分を含む高電
圧の測定も精度良く行なうことができ、しかも、その測
定時には第1の開閉器を閉路すると共に第2の開閉器を
開路するだけで済むから、測定所要時間を大幅に短縮で
きるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の一実施例を示すもので、第
1図は電気回路図、第2図は機械的構成の縦断面図であ
る。また、第3図及び第4図は従来例を説明するための
もので、第3図は第1図相当図、第4図は第3図におい
て補助コンデンサを設けたときの等価回路図である。 図中、1はコンデンサ形分圧器、4は主コンデンサ、5
は分圧コンデンサ、6は共振リアクトル、7は主変圧器
、11は碍管、12はタンク、17は開閉器箱、18は
第1の開閉器、19は補助コンデンサ、20は第2の開
閉器、21は保護用ギャップ、24は補助分圧回路を示
す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、主及び分圧コンデンサより成るコンデンサ形分圧器
    を有し、前記分圧コンデンサの両端に共振リアクトルを
    介して主変圧器の一次側を接続して構成されたコンデン
    サ形計器用変圧器において、前記分圧コンデンサと並列
    に第1の開閉器及び補助コンデンサの直列回路を接続す
    ることにより構成された補助分圧回路と、前記共振リア
    クトルの通電路を選択的に遮断する第2の開閉器とを設
    けたことを特徴とするコンデンサ形計器用変圧器。
JP61107252A 1986-05-09 1986-05-09 コンデンサ形計器用変圧器 Pending JPS62263623A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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