JPS62263460A - 尿素計測装置 - Google Patents
尿素計測装置Info
- Publication number
- JPS62263460A JPS62263460A JP61108019A JP10801986A JPS62263460A JP S62263460 A JPS62263460 A JP S62263460A JP 61108019 A JP61108019 A JP 61108019A JP 10801986 A JP10801986 A JP 10801986A JP S62263460 A JPS62263460 A JP S62263460A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- urea
- water
- sensor
- washing water
- tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000004202 carbamide Substances 0.000 title claims abstract description 63
- XSQUKJJJFZCRTK-UHFFFAOYSA-N Urea Chemical compound NC(N)=O XSQUKJJJFZCRTK-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 62
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 62
- 238000005406 washing Methods 0.000 claims abstract description 16
- 238000012360 testing method Methods 0.000 claims description 23
- KCXVZYZYPLLWCC-UHFFFAOYSA-N EDTA Chemical group OC(=O)CN(CC(O)=O)CCN(CC(O)=O)CC(O)=O KCXVZYZYPLLWCC-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 13
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims description 7
- 239000002738 chelating agent Substances 0.000 claims description 6
- DEFVIWRASFVYLL-UHFFFAOYSA-N ethylene glycol bis(2-aminoethyl)tetraacetic acid Chemical compound OC(=O)CN(CC(O)=O)CCOCCOCCN(CC(O)=O)CC(O)=O DEFVIWRASFVYLL-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 3
- 229950007919 egtazic acid Drugs 0.000 claims 1
- 108010046334 Urease Proteins 0.000 abstract description 13
- 239000012528 membrane Substances 0.000 abstract description 9
- 239000007788 liquid Substances 0.000 abstract description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 6
- 230000008859 change Effects 0.000 abstract description 3
- 238000000354 decomposition reaction Methods 0.000 abstract description 2
- 239000013522 chelant Substances 0.000 abstract 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 abstract 1
- 230000005685 electric field effect Effects 0.000 abstract 1
- QGZKDVFQNNGYKY-UHFFFAOYSA-N Ammonia Chemical compound N QGZKDVFQNNGYKY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 11
- 230000004044 response Effects 0.000 description 11
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 6
- 229910021529 ammonia Inorganic materials 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 3
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 3
- 238000011282 treatment Methods 0.000 description 3
- 239000012459 cleaning agent Substances 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 229920000036 polyvinylpyrrolidone Polymers 0.000 description 2
- 239000001267 polyvinylpyrrolidone Substances 0.000 description 2
- 235000013855 polyvinylpyrrolidone Nutrition 0.000 description 2
- YVXDRFYHWWPSOA-BQYQJAHWSA-N 1-methyl-4-[(e)-2-phenylethenyl]pyridin-1-ium Chemical group C1=C[N+](C)=CC=C1\C=C\C1=CC=CC=C1 YVXDRFYHWWPSOA-BQYQJAHWSA-N 0.000 description 1
- BVKZGUZCCUSVTD-UHFFFAOYSA-L Carbonate Chemical compound [O-]C([O-])=O BVKZGUZCCUSVTD-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 1
- 238000012369 In process control Methods 0.000 description 1
- 239000004372 Polyvinyl alcohol Substances 0.000 description 1
- FAOKAHPTNOXKSN-UHFFFAOYSA-N [[2-diazonioimino-1,2-bis(2-sulfophenyl)ethylidene]hydrazinylidene]azanide Chemical compound OS(=O)(=O)C1=CC=CC=C1C(=NN=[N-])C(=N[N+]#N)C1=CC=CC=C1S(O)(=O)=O FAOKAHPTNOXKSN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000002253 acid Substances 0.000 description 1
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 239000003431 cross linking reagent Substances 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 239000003822 epoxy resin Substances 0.000 description 1
- PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N gold Chemical compound [Au] PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000010931 gold Substances 0.000 description 1
- 229910052737 gold Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910001385 heavy metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010800 human waste Substances 0.000 description 1
- 238000010965 in-process control Methods 0.000 description 1
- 239000011229 interlayer Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000059 patterning Methods 0.000 description 1
- 239000008363 phosphate buffer Substances 0.000 description 1
- 238000000206 photolithography Methods 0.000 description 1
- 229920000647 polyepoxide Polymers 0.000 description 1
- 229920000642 polymer Polymers 0.000 description 1
- 229920002451 polyvinyl alcohol Polymers 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 150000003672 ureas Chemical class 0.000 description 1
Landscapes
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
- Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は医療における尿素濃度やし尿処理場でのプロセ
ス制御における尿素濃度等の計測に用いる尿素計測装置
に関するものである。
ス制御における尿素濃度等の計測に用いる尿素計測装置
に関するものである。
第6図は従来の尿素センサ(羽藤、須田、津田、日本化
学会誌、1981. No、7. pp 1172−1
176)の構造を示す断面図で、(1)はpH電極、(
2)は電極の外枠、(3)は内部液(0,1MのNH4
C1)、(4)はネジをもつ底ぶた、(5)はO−リン
グ、(6)は固定化ウレアーゼ膜、(7)はガス透過膜
である。
学会誌、1981. No、7. pp 1172−1
176)の構造を示す断面図で、(1)はpH電極、(
2)は電極の外枠、(3)は内部液(0,1MのNH4
C1)、(4)はネジをもつ底ぶた、(5)はO−リン
グ、(6)は固定化ウレアーゼ膜、(7)はガス透過膜
である。
上記の尿素センサにおいて、固定化ウレアーゼ膜(6)
を除いた他の部分はそれ自体で検水中のアンモニアを測
定するアンモニア電極として働くものである。検水中の
尿素は固定ウレアーゼ膜(6)内のウレアーゼによって
、アンモニアと炭酸イオンに分解されるので、そのアン
モニアの量を検出することによって検水中の尿素濃度を
計測できる。
を除いた他の部分はそれ自体で検水中のアンモニアを測
定するアンモニア電極として働くものである。検水中の
尿素は固定ウレアーゼ膜(6)内のウレアーゼによって
、アンモニアと炭酸イオンに分解されるので、そのアン
モニアの量を検出することによって検水中の尿素濃度を
計測できる。
一方、第6図のアンモニア電極をベースとする尿素セン
サに対して、イオン感応性感応性電型効果ンジスタ(I
SFET)をベースにし、それと固定化ウレアーゼ暎を
組合せ、ウレアーゼによる尿素の分解に伴うpHの変化
を捉えて尿素を検出する半導体バイオセンサタイプの尿
素センサが提案されている(Y、 Miyahara、
T、 Moriizumi and K。
サに対して、イオン感応性感応性電型効果ンジスタ(I
SFET)をベースにし、それと固定化ウレアーゼ暎を
組合せ、ウレアーゼによる尿素の分解に伴うpHの変化
を捉えて尿素を検出する半導体バイオセンサタイプの尿
素センサが提案されている(Y、 Miyahara、
T、 Moriizumi and K。
Ichimura、 5ensors and Act
uators、 7.1(1985)Lこの種の尿素セ
ンサは低コスト性や小型性が特徴で、各方面で注目され
ている。
uators、 7.1(1985)Lこの種の尿素セ
ンサは低コスト性や小型性が特徴で、各方面で注目され
ている。
半導体バイオセンサタイプの尿素センサは以上のような
利点をもつので注目されているが、固定化ウレ°アーゼ
膜をl5FET上にパターニングするという特殊な技術
を用いているためにセンサの寿命が短いとともに、尿素
センサをバッチ方式で用いているために、検水の時間あ
たりの処理数が少ないという問題点があった。
利点をもつので注目されているが、固定化ウレ°アーゼ
膜をl5FET上にパターニングするという特殊な技術
を用いているためにセンサの寿命が短いとともに、尿素
センサをバッチ方式で用いているために、検水の時間あ
たりの処理数が少ないという問題点があった。
本発明は上記のような問題点を解消するためになされた
もので、半導体バイオセンサタイプの尿素センサを長寿
命化するとともに、尿素センサをフロー方式の測定装置
に組込み、時間あたりの処理検体の数を増加させること
ができる尿素計測装置を得ることを目的とする。
もので、半導体バイオセンサタイプの尿素センサを長寿
命化するとともに、尿素センサをフロー方式の測定装置
に組込み、時間あたりの処理検体の数を増加させること
ができる尿素計測装置を得ることを目的とする。
本発明に係わる尿素計測装置は、検水中の尿素濃度を計
測する半導体バイオセンサタイプの尿素センサと、キレ
ート剤を加えた検水および洗浄水を前記尿素センサに供
給する流路系とを設けたものである。
測する半導体バイオセンサタイプの尿素センサと、キレ
ート剤を加えた検水および洗浄水を前記尿素センサに供
給する流路系とを設けたものである。
本発明の尿素計測装置においては、検水および洗浄水に
それぞれキレ−1−剤を加えて、流路系から交互に尿素
センサに供給し、尿素センサに組込まれた半導体バイオ
センサにより検水中の尿素を測定する。この場合、検水
および洗浄水に加えたキレート剤は重金属によるウレア
ーゼの活性低下を防ぐことによって尿素センサの寿命を
長くする。
それぞれキレ−1−剤を加えて、流路系から交互に尿素
センサに供給し、尿素センサに組込まれた半導体バイオ
センサにより検水中の尿素を測定する。この場合、検水
および洗浄水に加えたキレート剤は重金属によるウレア
ーゼの活性低下を防ぐことによって尿素センサの寿命を
長くする。
またフロー方式の採用により計測所要時間が短縮される
。
。
以下本発明の一実施例を図について説明する。
第1図はフロー方式の尿素計測装置の構造を示す系統図
で、図において、(8)は尿素センサ、(9)はこの尿
素センサ(8)を入れるためのセンサセルブロック、(
10)はこのセンサセルブロック(9)を収容する温度
を一定にした水浴(または空気浴)、(11)はセンサ
セルブロック(9)に送液するためのチューブ、 (1
2)はこのチューブ(11)に設けられた送液ポンプ、
(13)は三方シミインド、(14a) 、 (14b
)は分岐チューブ(lla)、(llb)に設けられた
電磁バルブ、(15)は分岐チューブ(lla)に連絡
する洗浄水溜、(16)は分岐チューブ(llb)に連
絡する検水容器、 (17)は電磁バルブ(14a)
、 (14b)のコントローラである。
で、図において、(8)は尿素センサ、(9)はこの尿
素センサ(8)を入れるためのセンサセルブロック、(
10)はこのセンサセルブロック(9)を収容する温度
を一定にした水浴(または空気浴)、(11)はセンサ
セルブロック(9)に送液するためのチューブ、 (1
2)はこのチューブ(11)に設けられた送液ポンプ、
(13)は三方シミインド、(14a) 、 (14b
)は分岐チューブ(lla)、(llb)に設けられた
電磁バルブ、(15)は分岐チューブ(lla)に連絡
する洗浄水溜、(16)は分岐チューブ(llb)に連
絡する検水容器、 (17)は電磁バルブ(14a)
、 (14b)のコントローラである。
第2図はセンサセルブロック(9)の断面図で、(18
)は流路系を構成するブロックで、チューブ(11)に
連絡する測定室(18a)を有する。 (19)はブロ
ック(18)にチューブ(11)を押さえるためのネジ
、(20)はO−リング(21)を介してブロック(1
8)の測定室(18a)に尿素センサ(8)を押しつけ
る台である。
)は流路系を構成するブロックで、チューブ(11)に
連絡する測定室(18a)を有する。 (19)はブロ
ック(18)にチューブ(11)を押さえるためのネジ
、(20)はO−リング(21)を介してブロック(1
8)の測定室(18a)に尿素センサ(8)を押しつけ
る台である。
さらに第3図は尿素センサ(8)の斜視図で、(22)
はl5FHT、(23)はこのl5FET(22)に取
付けられた固定化ウレアーゼ膜、(24)は金電極、(
25)はこれらを取付けるエポキシ樹脂板、 (26)
はl5FIET(22)等を検出回路へ接続するカード
エッヂコネクタ、(27)はボンディングワイヤである
。第3図では複雑になることを避けるため、リード線や
l5FET側面の絶縁を施した部分は図示を省略してい
る。
はl5FHT、(23)はこのl5FET(22)に取
付けられた固定化ウレアーゼ膜、(24)は金電極、(
25)はこれらを取付けるエポキシ樹脂板、 (26)
はl5FIET(22)等を検出回路へ接続するカード
エッヂコネクタ、(27)はボンディングワイヤである
。第3図では複雑になることを避けるため、リード線や
l5FET側面の絶縁を施した部分は図示を省略してい
る。
固定化ウレアーゼ膜(23)は光架橋剤として4.4’
−ジアジドスチルベン−2,2′−ジスルホン酸を加え
たポリビニルピロリドンから成る感光性高分子を用い、
写真製版技術を応用して作成した。洗浄水には1mMの
EDTA を加えたpH6,9,20mMのりん酸バッ
ファを用いた。検水は適当量の尿素を洗浄水に溶解して
調製した。また検水および洗浄水にはキレート剤として
EDTA (エチレンジアミン四酢酸)を1+sMの濃
度で加えた。
−ジアジドスチルベン−2,2′−ジスルホン酸を加え
たポリビニルピロリドンから成る感光性高分子を用い、
写真製版技術を応用して作成した。洗浄水には1mMの
EDTA を加えたpH6,9,20mMのりん酸バッ
ファを用いた。検水は適当量の尿素を洗浄水に溶解して
調製した。また検水および洗浄水にはキレート剤として
EDTA (エチレンジアミン四酢酸)を1+sMの濃
度で加えた。
上記のように構成された尿素計測装置においては、送液
ポンプ(12)を駆動し、コントローラ(17)により
電磁バルブ(14a) 、 (14b)を交互に開閉す
ることにより、チューブ(11)を通して交互に洗浄水
溜(15)から洗浄水を、続いて検水容器(16)から
検水を測定室(18a)に面した尿素センサ(8)に供
給し、固定化ウレアーゼ膜(23)による尿素の分解に
伴うρII変化をl5FET(22)で検出し、検水中
の尿素を計測する。
ポンプ(12)を駆動し、コントローラ(17)により
電磁バルブ(14a) 、 (14b)を交互に開閉す
ることにより、チューブ(11)を通して交互に洗浄水
溜(15)から洗浄水を、続いて検水容器(16)から
検水を測定室(18a)に面した尿素センサ(8)に供
給し、固定化ウレアーゼ膜(23)による尿素の分解に
伴うρII変化をl5FET(22)で検出し、検水中
の尿素を計測する。
以下、第3図に示した尿素センサを第1図のフロー方式
の計測装首に実装して、これらの検水および洗浄水を用
いてセンサの応答を見た実験結果について説明する。第
4図は5,10.30および50mF:/a の尿素を
含む検水を流したときの尿素センサ(8)の出力の時間
変化を示したもので、各曲線に付記した数字は検水中の
尿素濃度(mg/dQ)を示す。また矢印は洗浄水から
検水に切換えた時間を示し、いずれの尿素濃度の検水に
対しても、応答時間は20〜25秒である。
の計測装首に実装して、これらの検水および洗浄水を用
いてセンサの応答を見た実験結果について説明する。第
4図は5,10.30および50mF:/a の尿素を
含む検水を流したときの尿素センサ(8)の出力の時間
変化を示したもので、各曲線に付記した数字は検水中の
尿素濃度(mg/dQ)を示す。また矢印は洗浄水から
検水に切換えた時間を示し、いずれの尿素濃度の検水に
対しても、応答時間は20〜25秒である。
実際の検水中の尿素計測では、洗浄水を流した後に一定
時間検水を流して応答量を求め、次に再び洗浄水を流し
て次の検水に備える必要があるが、先の20〜25秒の
応答時間から考えると、洗浄に要する時間を含めても1
検体を1分以内で処理できることがわかる。実験では2
5秒間の検水送液と30秒間の洗浄送液を繰返えす方式
で検体を連続的に処理することができた。
時間検水を流して応答量を求め、次に再び洗浄水を流し
て次の検水に備える必要があるが、先の20〜25秒の
応答時間から考えると、洗浄に要する時間を含めても1
検体を1分以内で処理できることがわかる。実験では2
5秒間の検水送液と30秒間の洗浄送液を繰返えす方式
で検体を連続的に処理することができた。
第5図はEDTAの尿素センサ(8)の寿命を検討した
実験結果を示したものである。 Long/cl の尿
素を含む検水を繰返して尿素センサ(8)に送り、1個
のセンサのその検水に対する応答量としての時間を見た
ものである。−EDTAと付記した破線は検水および試
料水にEDTAを加えない系で、 40回検水処理後は
急速に応答量が低下している。これに対して十EDTA
と付記した実線は1mMのEDTAを検水および洗浄水
の雨者に加えた時で、 2000回検体を処理しても応
答量の低下はなく、半導体バイオセンサタイプの尿素セ
ンサの寿命が大きく伸びたことがわかる。
実験結果を示したものである。 Long/cl の尿
素を含む検水を繰返して尿素センサ(8)に送り、1個
のセンサのその検水に対する応答量としての時間を見た
ものである。−EDTAと付記した破線は検水および試
料水にEDTAを加えない系で、 40回検水処理後は
急速に応答量が低下している。これに対して十EDTA
と付記した実線は1mMのEDTAを検水および洗浄水
の雨者に加えた時で、 2000回検体を処理しても応
答量の低下はなく、半導体バイオセンサタイプの尿素セ
ンサの寿命が大きく伸びたことがわかる。
なお上記実施例では、10部応答量を測定する方式をと
ったが、第4図の応答曲線の微分値が尿素濃度に対応し
ているので、この微分値を測定する方式もこの針側装置
に適応できる。こうすると100%応答を得る必要がな
く、一検体あたりの処理に要する時間は20秒以下とな
り、大幅に短縮することができる。また上記実施例では
センサの寿命を長くするためにEDTAを1mM加えた
が、0.1〜10IMの[EDTAでも1mMの場合と
同様の効果が得られる。
ったが、第4図の応答曲線の微分値が尿素濃度に対応し
ているので、この微分値を測定する方式もこの針側装置
に適応できる。こうすると100%応答を得る必要がな
く、一検体あたりの処理に要する時間は20秒以下とな
り、大幅に短縮することができる。また上記実施例では
センサの寿命を長くするためにEDTAを1mM加えた
が、0.1〜10IMの[EDTAでも1mMの場合と
同様の効果が得られる。
EDTA以外にEGTA (エチレングリコール四酢酸
)等の他種のキレート剤を用いても、EDTAと同様の
効果を奏する。また上記実施例では4,4′−ジアジド
スチルベン−2,27−ジスルホン酸を加えたポリビニ
ルピロリドンをウレアーゼの固定化に用いたが、他種の
架橋剤、例えば2,5−ビス(4′−アジド−2′−ス
ルホベンザル)−シクロペンタノン等を加えたポリビニ
ルピロリドンやスチルバゾリウム基をペンダントに持つ
ポリビニルアルコール等を固定化に用いても同様の効果
を奏する。
)等の他種のキレート剤を用いても、EDTAと同様の
効果を奏する。また上記実施例では4,4′−ジアジド
スチルベン−2,27−ジスルホン酸を加えたポリビニ
ルピロリドンをウレアーゼの固定化に用いたが、他種の
架橋剤、例えば2,5−ビス(4′−アジド−2′−ス
ルホベンザル)−シクロペンタノン等を加えたポリビニ
ルピロリドンやスチルバゾリウム基をペンダントに持つ
ポリビニルアルコール等を固定化に用いても同様の効果
を奏する。
以上のように本発明によれば、尿素センサをフロー方式
の尿素計1lI11装置に実装して用いたので、検体の
処理時間を大幅に短縮することができるとともに、検水
と洗浄水にEDTAを加えたので、センサの寿命を大き
く伸ばすことができる。
の尿素計1lI11装置に実装して用いたので、検体の
処理時間を大幅に短縮することができるとともに、検水
と洗浄水にEDTAを加えたので、センサの寿命を大き
く伸ばすことができる。
第1図は本発明の一実施例による尿素計al’l装置の
系統図、第2図はそのセンサセルブロックの断面図、第
3図は尿素センサの斜視図、第4図は測定結果を示す応
答曲線図、第5図は応答量の変化を示すグラフ、第6図
は従来の尿素センサを示す断面図である。 各図中、同一符号は同一部分を示し、(8)は尿素セン
サ、(9)はセンサセルブロック、(11)はチューブ
、(12)は送液ポンプ、(14d) 、 (14b)
は電磁バルブ、(15)は洗ゆ水溜、(16)は検水容
器、(17)はコントローラ、(22)はl5FET、
(23)は固定化ウレアーゼ膜である。
系統図、第2図はそのセンサセルブロックの断面図、第
3図は尿素センサの斜視図、第4図は測定結果を示す応
答曲線図、第5図は応答量の変化を示すグラフ、第6図
は従来の尿素センサを示す断面図である。 各図中、同一符号は同一部分を示し、(8)は尿素セン
サ、(9)はセンサセルブロック、(11)はチューブ
、(12)は送液ポンプ、(14d) 、 (14b)
は電磁バルブ、(15)は洗ゆ水溜、(16)は検水容
器、(17)はコントローラ、(22)はl5FET、
(23)は固定化ウレアーゼ膜である。
Claims (3)
- (1)検水中の尿素濃度を計測する半導体バイオセンサ
タイプの尿素センサと、キレート剤を加えた検水および
洗浄水を前記尿素センサに供給する流路系とを備えたこ
とを特徴とする尿素計測装置。 - (2)キレート剤がエチレンジアミン四酢酸またはエチ
レングリコール四酢酸であることを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載の尿素計測装置。 - (3)流路系が検水および洗浄水を交互に流すフロー方
式を用いたことを特徴とする特許請求の範囲第1項また
は第2項記載の尿素計測装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61108019A JPS62263460A (ja) | 1986-05-12 | 1986-05-12 | 尿素計測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61108019A JPS62263460A (ja) | 1986-05-12 | 1986-05-12 | 尿素計測装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62263460A true JPS62263460A (ja) | 1987-11-16 |
Family
ID=14473916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61108019A Pending JPS62263460A (ja) | 1986-05-12 | 1986-05-12 | 尿素計測装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62263460A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1392860A1 (en) * | 2001-04-23 | 2004-03-03 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Molecular detection chip including mosfet, molecular detection device employing the chip, and molecular detection method using the device |
CN104605864A (zh) * | 2015-01-23 | 2015-05-13 | 吴晔旻 | 血液透析尿素实时监控传感器 |
-
1986
- 1986-05-12 JP JP61108019A patent/JPS62263460A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1392860A1 (en) * | 2001-04-23 | 2004-03-03 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Molecular detection chip including mosfet, molecular detection device employing the chip, and molecular detection method using the device |
EP1392860A4 (en) * | 2001-04-23 | 2006-11-29 | Samsung Electronics Co Ltd | MOLECULAR PROOF CHIP, INCLUDING A MOSFET, MOLECULAR ESTABLISHMENT DEVICE WHICH USES THIS CHIP AND METHOD FOR THE MOLECULAR DETECTION OF WHICH USES THIS DEVICE |
US7781167B2 (en) | 2001-04-23 | 2010-08-24 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Molecular detection methods using molecular detection chips including a metal oxide semiconductor field effect transistor |
US7863140B2 (en) | 2001-04-23 | 2011-01-04 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Methods of making a molecular detection chip having a metal oxide silicon field effect transistor on sidewalls of a micro-fluid channel |
CN104605864A (zh) * | 2015-01-23 | 2015-05-13 | 吴晔旻 | 血液透析尿素实时监控传感器 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0228259B1 (en) | Enzyme immobilized membrane for a semiconductor sensor and method for producing same | |
KR960004971B1 (ko) | 백금전극을 내장한 감이온 전계효과 트랜지스터를 이용한 바이오센서 | |
US4490235A (en) | Electrochemical cell provided with selective electrodes and at least one chemical reactor, for indirect measurement of clinical-chemical parameters | |
US4386157A (en) | Method for detecting coliform organisms | |
US20020028478A1 (en) | Process for examining membrane enclosed biocompartments | |
EP0805350A1 (en) | An apparatus and method for the determination of substances in solution, suspension or emulsion by differential pH measurement | |
JPS62263460A (ja) | 尿素計測装置 | |
Van Der Schoot et al. | A flow injection analysis system with glass-bonded ISFETs for the simultaneous detection of calcium and potassium ions and pH | |
Vlasov et al. | Analytical applications of pH-ISFETs | |
JPH0989839A (ja) | バイオセンサ応用水質計 | |
US20020157946A1 (en) | Electronic tongue as ozone detector | |
US20210018460A1 (en) | Sp3 substituted carbon electrode analysis | |
JPS6039547A (ja) | マルチ酵素センサ | |
JPS62288547A (ja) | 生体関連物質,微生物および細胞の分析装置 | |
JP3077461B2 (ja) | 水中の有害物質のモニタ方法 | |
JP3824158B2 (ja) | 尿素検出方法 | |
EP1219957A1 (en) | Electronic tongue as ozone detector | |
JPS6353502B2 (ja) | ||
JPH10332595A (ja) | 水系におけるアニオン性高分子電解質を含む処理剤濃度のオンストリーム監視装置及び処理剤注入量の制御方法 | |
JPH0545352A (ja) | Bod測定装置 | |
JP4087295B2 (ja) | ダイオキシン類の測定方法及び装置 | |
JPS58209996A (ja) | 固定化酵素を用いた定量法 | |
SU981890A1 (ru) | Способ определени германи | |
DE10312296B4 (de) | Reagenzloser Biosensor zum Nachweis von Nitrilen und Cyaniden | |
Arquint et al. | Combined Blood Gas Sensor for pO 2, pCO 2 and pH |