JPS62263460A - 尿素計測装置 - Google Patents

尿素計測装置

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JPS62263460A
JPS62263460A JP61108019A JP10801986A JPS62263460A JP S62263460 A JPS62263460 A JP S62263460A JP 61108019 A JP61108019 A JP 61108019A JP 10801986 A JP10801986 A JP 10801986A JP S62263460 A JPS62263460 A JP S62263460A
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JP
Japan
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urea
water
sensor
washing water
tube
Prior art date
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Pending
Application number
JP61108019A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Shiono
悟 塩野
Yoshio Hanasato
善夫 花里
Mamiko Nakako
中子 真美子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
  • Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は医療における尿素濃度やし尿処理場でのプロセ
ス制御における尿素濃度等の計測に用いる尿素計測装置
に関するものである。
〔従来の技術〕
第6図は従来の尿素センサ(羽藤、須田、津田、日本化
学会誌、1981. No、7. pp 1172−1
176)の構造を示す断面図で、(1)はpH電極、(
2)は電極の外枠、(3)は内部液(0,1MのNH4
C1)、(4)はネジをもつ底ぶた、(5)はO−リン
グ、(6)は固定化ウレアーゼ膜、(7)はガス透過膜
である。
上記の尿素センサにおいて、固定化ウレアーゼ膜(6)
を除いた他の部分はそれ自体で検水中のアンモニアを測
定するアンモニア電極として働くものである。検水中の
尿素は固定ウレアーゼ膜(6)内のウレアーゼによって
、アンモニアと炭酸イオンに分解されるので、そのアン
モニアの量を検出することによって検水中の尿素濃度を
計測できる。
一方、第6図のアンモニア電極をベースとする尿素セン
サに対して、イオン感応性感応性電型効果ンジスタ(I
SFET)をベースにし、それと固定化ウレアーゼ暎を
組合せ、ウレアーゼによる尿素の分解に伴うpHの変化
を捉えて尿素を検出する半導体バイオセンサタイプの尿
素センサが提案されている(Y、 Miyahara、
 T、 Moriizumi and K。
Ichimura、 5ensors and Act
uators、 7.1(1985)Lこの種の尿素セ
ンサは低コスト性や小型性が特徴で、各方面で注目され
ている。
〔発明が解決しようとする間層点〕
半導体バイオセンサタイプの尿素センサは以上のような
利点をもつので注目されているが、固定化ウレ°アーゼ
膜をl5FET上にパターニングするという特殊な技術
を用いているためにセンサの寿命が短いとともに、尿素
センサをバッチ方式で用いているために、検水の時間あ
たりの処理数が少ないという問題点があった。
本発明は上記のような問題点を解消するためになされた
もので、半導体バイオセンサタイプの尿素センサを長寿
命化するとともに、尿素センサをフロー方式の測定装置
に組込み、時間あたりの処理検体の数を増加させること
ができる尿素計測装置を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係わる尿素計測装置は、検水中の尿素濃度を計
測する半導体バイオセンサタイプの尿素センサと、キレ
ート剤を加えた検水および洗浄水を前記尿素センサに供
給する流路系とを設けたものである。
〔作 用〕
本発明の尿素計測装置においては、検水および洗浄水に
それぞれキレ−1−剤を加えて、流路系から交互に尿素
センサに供給し、尿素センサに組込まれた半導体バイオ
センサにより検水中の尿素を測定する。この場合、検水
および洗浄水に加えたキレート剤は重金属によるウレア
ーゼの活性低下を防ぐことによって尿素センサの寿命を
長くする。
またフロー方式の採用により計測所要時間が短縮される
〔発明の実施例〕
以下本発明の一実施例を図について説明する。
第1図はフロー方式の尿素計測装置の構造を示す系統図
で、図において、(8)は尿素センサ、(9)はこの尿
素センサ(8)を入れるためのセンサセルブロック、(
10)はこのセンサセルブロック(9)を収容する温度
を一定にした水浴(または空気浴)、(11)はセンサ
セルブロック(9)に送液するためのチューブ、 (1
2)はこのチューブ(11)に設けられた送液ポンプ、
(13)は三方シミインド、(14a) 、 (14b
)は分岐チューブ(lla)、(llb)に設けられた
電磁バルブ、(15)は分岐チューブ(lla)に連絡
する洗浄水溜、(16)は分岐チューブ(llb)に連
絡する検水容器、 (17)は電磁バルブ(14a) 
、 (14b)のコントローラである。
第2図はセンサセルブロック(9)の断面図で、(18
)は流路系を構成するブロックで、チューブ(11)に
連絡する測定室(18a)を有する。 (19)はブロ
ック(18)にチューブ(11)を押さえるためのネジ
、(20)はO−リング(21)を介してブロック(1
8)の測定室(18a)に尿素センサ(8)を押しつけ
る台である。
さらに第3図は尿素センサ(8)の斜視図で、(22)
はl5FHT、(23)はこのl5FET(22)に取
付けられた固定化ウレアーゼ膜、(24)は金電極、(
25)はこれらを取付けるエポキシ樹脂板、 (26)
はl5FIET(22)等を検出回路へ接続するカード
エッヂコネクタ、(27)はボンディングワイヤである
。第3図では複雑になることを避けるため、リード線や
l5FET側面の絶縁を施した部分は図示を省略してい
る。
固定化ウレアーゼ膜(23)は光架橋剤として4.4’
−ジアジドスチルベン−2,2′−ジスルホン酸を加え
たポリビニルピロリドンから成る感光性高分子を用い、
写真製版技術を応用して作成した。洗浄水には1mMの
EDTA を加えたpH6,9,20mMのりん酸バッ
ファを用いた。検水は適当量の尿素を洗浄水に溶解して
調製した。また検水および洗浄水にはキレート剤として
EDTA (エチレンジアミン四酢酸)を1+sMの濃
度で加えた。
上記のように構成された尿素計測装置においては、送液
ポンプ(12)を駆動し、コントローラ(17)により
電磁バルブ(14a) 、 (14b)を交互に開閉す
ることにより、チューブ(11)を通して交互に洗浄水
溜(15)から洗浄水を、続いて検水容器(16)から
検水を測定室(18a)に面した尿素センサ(8)に供
給し、固定化ウレアーゼ膜(23)による尿素の分解に
伴うρII変化をl5FET(22)で検出し、検水中
の尿素を計測する。
以下、第3図に示した尿素センサを第1図のフロー方式
の計測装首に実装して、これらの検水および洗浄水を用
いてセンサの応答を見た実験結果について説明する。第
4図は5,10.30および50mF:/a の尿素を
含む検水を流したときの尿素センサ(8)の出力の時間
変化を示したもので、各曲線に付記した数字は検水中の
尿素濃度(mg/dQ)を示す。また矢印は洗浄水から
検水に切換えた時間を示し、いずれの尿素濃度の検水に
対しても、応答時間は20〜25秒である。
実際の検水中の尿素計測では、洗浄水を流した後に一定
時間検水を流して応答量を求め、次に再び洗浄水を流し
て次の検水に備える必要があるが、先の20〜25秒の
応答時間から考えると、洗浄に要する時間を含めても1
検体を1分以内で処理できることがわかる。実験では2
5秒間の検水送液と30秒間の洗浄送液を繰返えす方式
で検体を連続的に処理することができた。
第5図はEDTAの尿素センサ(8)の寿命を検討した
実験結果を示したものである。 Long/cl の尿
素を含む検水を繰返して尿素センサ(8)に送り、1個
のセンサのその検水に対する応答量としての時間を見た
ものである。−EDTAと付記した破線は検水および試
料水にEDTAを加えない系で、 40回検水処理後は
急速に応答量が低下している。これに対して十EDTA
と付記した実線は1mMのEDTAを検水および洗浄水
の雨者に加えた時で、 2000回検体を処理しても応
答量の低下はなく、半導体バイオセンサタイプの尿素セ
ンサの寿命が大きく伸びたことがわかる。
なお上記実施例では、10部応答量を測定する方式をと
ったが、第4図の応答曲線の微分値が尿素濃度に対応し
ているので、この微分値を測定する方式もこの針側装置
に適応できる。こうすると100%応答を得る必要がな
く、一検体あたりの処理に要する時間は20秒以下とな
り、大幅に短縮することができる。また上記実施例では
センサの寿命を長くするためにEDTAを1mM加えた
が、0.1〜10IMの[EDTAでも1mMの場合と
同様の効果が得られる。
EDTA以外にEGTA (エチレングリコール四酢酸
)等の他種のキレート剤を用いても、EDTAと同様の
効果を奏する。また上記実施例では4,4′−ジアジド
スチルベン−2,27−ジスルホン酸を加えたポリビニ
ルピロリドンをウレアーゼの固定化に用いたが、他種の
架橋剤、例えば2,5−ビス(4′−アジド−2′−ス
ルホベンザル)−シクロペンタノン等を加えたポリビニ
ルピロリドンやスチルバゾリウム基をペンダントに持つ
ポリビニルアルコール等を固定化に用いても同様の効果
を奏する。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、尿素センサをフロー方式
の尿素計1lI11装置に実装して用いたので、検体の
処理時間を大幅に短縮することができるとともに、検水
と洗浄水にEDTAを加えたので、センサの寿命を大き
く伸ばすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による尿素計al’l装置の
系統図、第2図はそのセンサセルブロックの断面図、第
3図は尿素センサの斜視図、第4図は測定結果を示す応
答曲線図、第5図は応答量の変化を示すグラフ、第6図
は従来の尿素センサを示す断面図である。 各図中、同一符号は同一部分を示し、(8)は尿素セン
サ、(9)はセンサセルブロック、(11)はチューブ
、(12)は送液ポンプ、(14d) 、 (14b)
は電磁バルブ、(15)は洗ゆ水溜、(16)は検水容
器、(17)はコントローラ、(22)はl5FET、
 (23)は固定化ウレアーゼ膜である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)検水中の尿素濃度を計測する半導体バイオセンサ
    タイプの尿素センサと、キレート剤を加えた検水および
    洗浄水を前記尿素センサに供給する流路系とを備えたこ
    とを特徴とする尿素計測装置。
  2. (2)キレート剤がエチレンジアミン四酢酸またはエチ
    レングリコール四酢酸であることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の尿素計測装置。
  3. (3)流路系が検水および洗浄水を交互に流すフロー方
    式を用いたことを特徴とする特許請求の範囲第1項また
    は第2項記載の尿素計測装置。
JP61108019A 1986-05-12 1986-05-12 尿素計測装置 Pending JPS62263460A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1392860A1 (en) * 2001-04-23 2004-03-03 Samsung Electronics Co., Ltd. Molecular detection chip including mosfet, molecular detection device employing the chip, and molecular detection method using the device
CN104605864A (zh) * 2015-01-23 2015-05-13 吴晔旻 血液透析尿素实时监控传感器

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