JPS62262525A - スペ−スダイバ−シテイｆｍヘテロダイン受信機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はスペースダイパーシティＦＭヘテロダイン受信
機に関し、特に、受信機の切１時に発生する雑音を除去
する受信機に関する。

［従来の技術］ 見通し外通信や伝搬路の特性が不安定な通信では、フェ
ージングの発生が問題となるが、これを防止した通信方
式としてスペースダイ、＜　−’／　ティ通信方式が知
られている。

第３図はこの種のスペースダイパーシティ′Ａ伝方式に
おけるＦＭへテロゲイン受信機の一従来例を示すブロッ
ク図である。すなわち、第一の受信アンテナｌａ、第一
のミクサ２ａ、第一の局部発振器３ａからなる第一のＦ
Ｍ受信部と、第一の受信アンテナ１ａと空間的に離間し
て配置された第二の受信アンテナｔｂ、第二のミクサ２
ｂ。

第二の局部発振７Ａ　３　ｂからなる第二のＦＭ受信部
とを有し、この第一、第二のＦＭ受信部の出力（ＩＦ倍
信号を切８器５にてＩＦ段にて切り替えてＦＭ復調回路
６に与え、ここでＦＭ復調出力を得て出力端子８に出力
するように構成されている。

［解決すべさ間ｍ点］ 第３図に示す従来の構成では、ヘテロゲイン方式とする
ために第一、：５二のＦＭ受信部には、それぞれ独立し
た第一、第二の局部発振器３ａ。

３ｂが設けられている。しかしながら、この構成で用い
られている第一、第二の局部発ＷＲ窓３ａ。

３ｂは独立した構成であり、温度変化、経年変化等によ
りそれぞれの周波数か設定周波数からずれてしまうこと
があるので、このためにＩＦ段でのＦＭ受信出力（ＩＦ
倍信号のりＪ往時に１記周波数のずれに対応したヒント
性の雑音が発生するという間厘があった。

本発明は上記の問題点にかんがみてさなれたもので、第
一、第二の局部発振器が温度変化、経年変化してＩＦ段
の切替に際して周波数差が生じたとしても、その周波数
差に伴うヒγト性の雑音を、微分出力によってキャンセ
ルすることにより、ヒツト性の雑音を除去するようにし
たスペースダイパーシティＦＭヘテロダイン受信機の提
供を目的とする。

［問題点の解決手段］ 上記目的を達成するために本発明は、第一の受信アンテ
ナ、第一のミクサ、：５−の局部発振器からなる第一の
ＦＭ受信部と、上記第一の受信アンテナと空間的に１間
して配置された第二の受信アンテナ、第二のミクサ、第
二の局部発振器からなる第二のＦＭ受信部と、この第一
、第二のＦＭ受信部からのＦＭ受信出力をＦＭ復調する
ＦＭ復調回路と、上記第一、第二のＦＭ受信部のＦＭ受
信出力を上記ＦＭ復調回路に切替入力する切任器と、上
記第一、第二の局部発振器の周波数差を検出する周波数
差検出回路と、この周波数差検出回路の出力を微分する
ものであって上記ＦＭ復調回路と同じ時定数を有する微
分回路と、上記ＩＪＪＢ器の動作に連動して０ＮＬ一定
時間後にＯＦＦするものであって上記周波数差検出回路
の出力を上記微分回路にスイッチ入力するスイッチと、
上記微分回路への出力を上記ＦＭ復調回路の出力に加算
する加算器とを几罰した構成にしである。

〔実施例］ 以下１本発明の一実施例を図面を参照して説１夏１する
。

第１図は本実施例のブロック図であり、第３図と同一部
分には同一符号を付して、その説明は省略する１本実施
例では、第一、第二のＦＭ受信部の第一、第二の局部発
振器３ａ、３ｂの周波数差を周波数差検出回路４で検出
し、この検出出力をスイッチ９を介し、コンデンサＩＯ
および抵抗謬１１よりなる微分回路１２に与え、ここで
微分した後に、ＦＭ復調回路６の後段に設けた加算器７
においてＦＭ復調出力と上記微分出力とを加算する構成
としている。

ここで、スイッチ９は切拝器５の切替と同時にＯＮ状態
となり、一定時間経過するとＯＦＦとなるものである。

微分回路１２はその時定数がＦＭ復調回路６の時定数と
同じに、設定されている。このスイッチ９および微分回
路１２は１間波数差検出回路４の検出出力を、加算器７
にてＦＭ復調出力にて逆引で加え、出力端子８に出力す
る構成となっている。

次に１記のごとく構成された本￥施例の作用について説
明する。すなわち、第一、第二のＦＭ受信部では、第一
　、第二の受信アンテナ１ａ、１ｂにより受信された受
信信号が第一、第二のミクサ２ａ、２ｂおよび第一、第
二の局部発振器３ａ。

３ｂによりそれぞれＩＦ（Ｒ号に変換される。そして、
切替器５を介してＦＭ復調器６によりＦＭ復調される。

このとき、男−１第二の局部発振＝３ａ、３ｂに周波数
差があると、二つのＩＦ倍信号も同様に周波数差が生じ
、切！！器５でＩＦ倍信号切り替えると１両者の周波数
差に比例したヒツト性の３１１音がＦＭ復調回路６から
出力される。このヒツト性の雑音は、ＦＭ復調回路６内
の図示しないカップリングコンデンサにより微分され。

第２図の実線に示す波形となって現われるものである。

ここで、第一、第二の局部発振器３ａ、３ｂの分岐出力
は、周波数差検出回路４により両者の周波数差に比例し
た直流゛改正に変換され、スイッチ９および微分回路１
２に入力される。この場合、スイッチ９はν）替温５の
切替動作とｍ１時にＯＮ状態となり、一定時間経過後に
ＯＦＦとなるので。

このＯＮ時間中に旧記周波数差にもとづく出力は微分さ
れ、第２１２１の点数で示す波形を現わす、この微分出
力は加算器７にて第２図の実線のヒツト性のＪＩｓ音を
含んだＦＭ復調回路出力に加算され、これにてヒツト性
の雑音を微分出力でキャンセルして出力端子８からヒツ
ト性の雑音が除去されたＦＭ′４ｓＩ調信号を出力する
ことになる。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明は、第一、第二の局部発振器
の周波・数差を検出し、この検出出力を微分した後に、
ＦＭ復調回路の後段に逆相で加えるようにしたことによ
り、たとえ、第一、第二の局部発振器が温度変化、経年
変化してＩＦ段の切替に際して周波数差が生じたとして
も、その川波数差に伴うヒツト性の雑音は、１記微分出
力によりキャンセルされることになり、もってと、１・
性の３１訝の含まれないＦＭ復調出力を得ることかでさ
る効果がある。

【図面の簡単な説明】

：５１図は本発明の一実施例を示すブロック図。 第２図は同実施例の作用を説明する波形図、第３図は従
来例を示すブロック図である。 ｌａ、ｌｂ：受信アンテナ ２ａ、２ｂ：ミクサ ３ａ、３ｂ：局部発振器 ４：周波数差検出回路

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 第一の受信アンテナ、第一のミクサ、第一の局部発振器
   からなる第一のＦＭ受信部と、上記第一の受信アンテナ
   と空間的に離間して配置された第二の受信アンテナ、第
   二のミクサ、第二の局部発振器からなる第二のＦＭ受信
   部と、この第一、第二のＦＭ受信部からのＦＭ受信出力
   をＦＭ復調するＦＭ復調回路と、上記第一、第二のＦＭ
   受信部のＦＭ受信出力を上記ＦＭ復調回路に切替入力す
   る切替器と、上記第一、第二の局部発振器の周波数差を
   検出する周波数差検出回路と、この周波数差検出回路の
   出力を微分するものであって上記ＦＭ復調回路と同じ時
   定数を有する微分回路と、上記切替器の動作に連動して
   ＯＮし一定時間後にＯＦＦするものであって上記周波数
   差検出回路の出力を上記微分回路にスイッチ入力するス
   イッチと、上記微分回路への出力を上記ＦＭ復調回路の
   出力に加算する加算器とを具備したことを特徴とするス
   ペースダイバーシティＦＭヘテロダイン受信機。