JPS6226215A - 一定に制御した時間内胃中に保持できる薬剤移送装置 - Google Patents

一定に制御した時間内胃中に保持できる薬剤移送装置

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JPS6226215A
JPS6226215A JP10585286A JP10585286A JPS6226215A JP S6226215 A JPS6226215 A JP S6226215A JP 10585286 A JP10585286 A JP 10585286A JP 10585286 A JP10585286 A JP 10585286A JP S6226215 A JPS6226215 A JP S6226215A
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JP
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poly
ortho
ester
polyethylene
cellulose
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JP10585286A
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English (en)
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コリン アール.ガードナー
ラリー ジエー.コールドウエル
ロビン シー.カーギル
タケル ヒグチ
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Merck and Co Inc
Original Assignee
Merck and Co Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 時間を延長させて胃中に保持できる装置について多くの
特許及び載支に記載がある。従来の技術は、以下に列記
する技術に従って分類して記述する事ができる。
1)浮遊装置 2)膨化装置 3)膨張している風船形のもの 4) 反すう動物用の種々な形 従来技術からの1発明の技術的向上を表わす上記の技術
の各々について以下に記述する。
(1)  ミカエルスI Micllaels )等(
アルザ社(Alza Corporation > )
、米国特許番号3.901.232は浸食可能なカプセ
ル中に導入した袋(envelop )に薬剤移送区画
を取り付けた装置について記述している。これを飲むと
カプセルが溶け、袋中の液体が気化して袋を膨化する。
これにより目的とする体腔1例えば胃内に浮力により保
持する事ができる。
S、ワタナベ(Watanabe 1等は米国特許番号
3,976.764において、薬剤を含むポリマーで包
囲し、空洞又は低密度中心の使用を記載している。装置
は胃中を浮遊し、薬剤を時間を延長して遊離させる。
シエス(5heth )及びトラソラニアン(Toss
ounian )  は米国特許番号4 、140 、
755及ヒ4 、167.558において、胃中で浮遊
するよう流体力学的にバランスのとれた錠剤について記
述している。これにより時間を延長して胃中に保持する
事ができる。
この分類における引用文の全ては、浮遊に基づいて機能
するものであり゛胃中に保持せしめるためのサイズには
言及してない。
(2)  ジョンソン(Johnson )等は米国特
許番号3,574,820において経口投与形の1成分
として、飲む時に十分小さく胃中では膨化して太きくな
り幽門を通過できなくなるようなゼラチンとN−アセチ
ル−ホモシスティンチオラクトンとの反応生成物を含む
錠剤又はカプセルについて記載している。
バンカー(Banker )  は米国特許番号261
.242において錠剤又はカプセルの外側を膨化できる
ポリマー(例えばガントレッッ(Gantrez ) 
)でコーチングし、胃中でこれが膨化できるような錠剤
又はカプセルについて記述している。
ママジエツク(Mamajek )及びモーヤー(Ma
yer )は、米国特許番号4.207.393におい
て、薬剤及び薬物を含む袋を用いて胃液が袋を透過して
膨化するような膨化可能な袋について記載している。装
置は胃中で犬きくなり時間を延長して胃中に保持される
。この場合装置がどのよう(崩壊するか又は胃からの通
過を何でコントロールするかについての記述はない。
シーウェス(Theeuwes )  及びウルグ/%
 −ト(Urguhart )  は、米国特許番号4
.434,153において、胃腸に入れる事ができ、胃
液を吸収し、2〜50倍に膨化する事によって、時間を
延長して胃中に保持する事のできる装置(ヒドロゲルを
含む)の使用について記述している。薬剤を含む小さな
丸剤が、この装置から放出され、次に胃又は腸から吸収
されるように移送さ?Lる。
本分類に属する特許は、胃中に、装置が保持されるよう
な大きさを記載しており、この場合胃液の吸収により機
能して膨化可能なポリマーの膨化をひきおこす。ここで
は、効果のある持続期間については言及してないし。
装置が崩壊するか又は胃中がら排除される過程のコント
ロールについても言及してない。
(3)アルザ社(Alza Corporation 
)  による米国特許番号3,797,492及び3,
901.232において、胃(又は他の所望の体腔)中
で膨張し、続いて生物浸食性カプセルから装置が放出さ
れるように、ガス又は蒸気発生系を含む膨張可能な袋の
使用について記述している。
膨張した袋は所望の部位C例えば胃)に保持されるよう
な装置となり、付属した移送系から薬剤が遊離される。
薬剤が全て遊離されると、袋は収縮し、装置は胃から抜
は出る。
これらの特許は装置を胃中に保持せしめ、胃中で液状(
又は固形)成分がガス状に変わる事により大きな形状に
なるような大きさを用いる事を記述している。しかしな
がら本装置が小型から大型の装置になるよう機械的な移
動をさせる事には言及してない。
f41  R,レビー(R,Raby )  は米国特
許番号3.844.285は1つの初期形状を有するか
又は動物のはんすう胃中に導入されるような形で配列さ
れるのに適した装置であって、はんすう胃においては逆
流しないように第2の形に変化する装置の使用を記述し
ている。本特許は、はんすう胃中に導入され、逆流を防
ぐ事により、はんすう胃中に保持される事が必要な装置
に応用できる。しかし、ここでは、ヒト又は他の非はん
すう動物中に導入し、胃中に保持せしめるようにデザイ
ンした装置に関して言及していない。更にこの特許の装
置では逆流を防止するのみであって、ヒト又は非はんす
う動物の幽門を通過しないようにしたいかなる方法につ
いても言及してない。はんすう胃の形状は非はんすう動
物の胃の形状とは全く異る。
本発明は少くとも1種の薬剤と、治療薬又は他の有益な
薬剤を遊離させ、るためあらかじめ予定した期間及び延
長された時間胃中に保持せしめるためのポリマーで製造
した固形連結棒状、平板状、又は環状形とを含む薬剤移
送装置を提供する。
多くの経口投与薬剤は、以下の多くの問題により、その
十分な効力を引き出す事ができない。すなわち a 腸吸収がゆっくりで不完全である。
b 胃腸管における選択的吸収部位(吸収ウィンドー)
が存在する。
C生物学的半減期が短いC特に治療指標が低い場合)。
これら薬剤の問題の解決には従来の遊離を制御する手法
を持ってしては成しとげられない。その理由は、薬剤の
遊離部位が最適な吸収部位と異るか又は、胃腸管の吸収
部位を通過する時間が、非常に短く、薬剤の作用持続時
間を延ばす効果が無いためである。これら薬剤の移送を
最適にし最高の効果を得るために(及び、濃度依存副作
用を少くするために)あらかじめ決めた、延長された時
間胃中に保持せしめ、この時間内、前もって決めた様式
で薬剤が遊離できるような薬剤移送装置を得る事が望ま
しい。その有効期間後には、胃から排除され、腸に移る
事ができるように、装置は崩壊するか、又はその性質が
変化する。
したがって本発明の目的は延長された、あらかじめ決め
られた時間、薬剤投与形が胃中に保持できる手段を提供
する事である。それにより、生物学的半減期が短い薬剤
の吸収時間及び作用時間を延長する事が可能である。
同様に薬剤の生物有効性は従来の投与形又は従来の遊離
持続製剤により得られる効果よりも改良される。
本発明の他の目的は、あらかじめ決められた時間後には
1本装置は浸食、崩壊、又はその性質を変えて、胃の外
に排除されて、腸に移行されるような機構を提供する事
である。
加えて、本装置は腸内にとどまって支障をきたす事はな
い。
目的は、更に本装置が胃中に保持される間又は腸に移行
された後においても食物の通過を防げない装置を発明す
る事である。
その他の目的、本発明の態様及び有利性は以下の本発明
の詳細な説明から当業者に対しては明確になるであろう
食物の消費後直ちに、それらが、酸、酵素及び胃壁の筋
収縮による食物の物理的粉砕により消化及び小粒子(直
径1〜2 tan )に粉砕されるまで胃は固形物の保
持タンクとして働く。消化期間中に幽門バルブのふるい
作用によシ1〜21大の粒子のみが胃を通過して腸に移
行する。消化後約2時間、胃は消化間期に入り、この間
に規則的で頻繁なC1−、:〜2時間)、消化間遊走性
筋電性練波群 [interdigestive migratory
 myoelectriccomplex (IMMC
) :)  として知られる腸収縮の期間がある。これ
らの収縮は水200crnまでの力(約0.2大気圧)
を加える事ができ、残留している消化物を十分に開いた
幽門を通過して胃から移行するようになっている。そ、
  こで明らかに、延長された時間C数時間を越えて)
胃中に保持するようにデザインされた投与形は胃から腸
への通過を防止するため、収縮力に抵抗する能力を持つ
必要がある。
本発明は少くとも1種類の浸食可能なポリマーで製造し
た連結棒形状を含む装置で、次の性質: a)飲むのに好適な大きさに圧縮できる;b)あらかじ
め決められた時間内に幽門を通過しないような大きさに
膨張できる;c)あらかじめ決められた時間内に幽門を
通過しないように、二方向に同時に起きる胃の力に十分
抵抗できる; d)あらかじめ決められた時間後に前記(blの膨張し
た形状を保持もしくは、達成できないように、及び/又
は前記(clにおける二方向へ同時に起きる力に抵抗で
きないように、胃液の存在で浸食可能である、 を有する胃中の保持装置に関する。
本発明は又、少くとも1種の浸食可能なポリマーで製造
した連結棒形状を含む装置で、次の性質: a)飲むのに好適な大きさに圧縮できる;b)あらかじ
め決められた時間内に幽門を通過しないような大きさに
膨張できる;c)あらかじめ決められた時間内に幽門を
通過できないように、二方向へ同時に起きる胃の力に十
分抵抗できる; d)あらかじめ決められた時間後に、前記fb)の膨張
した形状を保持もしくは達成できないように、及び/又
は前記(c)の二方向への同時に起きる胃の力に抵抗で
きないように、胃液の存在で浸食可能である; を有する装置を用いて胃中で薬剤が一定時間に亘って遊
離するのを制御する方法に関する。
胃中の保持装置とは生物学的に活性な薬剤の遊離を制御
するために台座を提供することを目的とした胃の中に留
める装置である。
される食物は通過できるような方法で曲った及び/又は
共に固定した多少固い(引張弾性率は少くともlX10
3〜50×106psi(7,03X 10〜3.51
 XI O’ K4/cJ)が良好で、1,5×106
 〜20×106pst(1,05X103〜1.41
 X 10’ Kglcrl )がより良好である)棒
状物から成る骨格のことを意味する。好ましい形状は図
9、I (al、1(b)及び1(c)に示しである。
図3に示した膨張した四面体装置を図1(a)の角1と
3及び角2と4を正当な角度で力を加えて圧搾して図1
(b)の形を得、これを最後に硬ゼラチンカプセル中に
充てんして図1(c)に示すような形にする。
円板形又は多葉状平板装置は胃を通過しないが食物はそ
のまわシを通過できるように十分大きく、十分固いもの
が用いられる。好ましい形は図2〜6に示す。
装置の最長の直径(必ずしも対称形である必要はない)
は1.6〜5cmの範囲で変化させる事ができ、より好
ましくは2.0〜4mの範囲であり、最も好ましくは3
.2〜3.6crnの範囲である。
図2,3及び5に示す膨張した装置は折り曲げるか又は
まるめるかによって圧縮され、図2(b)、4(a)、
6(b)の形にし、最後に図2(c)、4 fbl 、
 6 (b+に示すような形にする。
環状形とは図7に示す如き輪を表わす。環は非浸食性で
、押し小成形した棒状物質を、それぞれの末端部で浸食
性物質にて単に連結させる。しかし環全体を浸食性物質
を用いて製造することができる。
環の直径は1.6〜5cmの範囲で変化させることがで
き、より好ましくは2.5〜4cmの範囲であり、最も
好ましくは3,2〜3.6譚の範囲である。
環周囲を形成するバンドの断面は多くの形(例えば円、
長四角形、正方形、三角形等)のうちの1つにすること
ができる。断面の長さは0.5〜5鴇の範囲にすべきで
あり、1〜3咽の範囲が好ましい。断面は固形又は空洞
であることができる。すなわち、環をチューブで作った
ものであシ、その空洞中は何も入れないか又は液体、固
体又はガスを導入することができる。
図7に示すような環は図8(a)に示すように折り曲げ
られ経口用にカプセルに挿入されるC図5(b))。
基準Aは、前記装置が所望の大きさに膨張し、このため
大きすぎて飲み込むのが困難であり、そこでこれを圧搾
し、通常のカプセル等の容器中に入れなければならない
ことを意味する。カプセルは、経口投与後胃中で溶ける
ようにデザインされている。
基準Bは、カプセル内の圧搾された1装置が胃に到達後
、カプセル等の容器が溶解及び/又は崩壊し、前記装置
が、本来の形になるような方法で膨張するか又は広がる
ため、十分な力が加わって装置を再び圧炉しないかぎり
この装置が十分太きくで胃から腸への移送ができなくな
ることを意味している。この装置の膨張した形は、生物
学的に活性な薬剤の遊離するだめの所望の時間的な面に
依存した予定時間内、胃中に保持される。この生物学的
に活性な薬剤は本装置の1部であるか又は保持装置に取
付けられる遊離制御モジュール内に含まれる。あらかじ
め定められた時間は1時間〜1年の範囲が好ましい。例
えば、イヌの心糸状虫の浸入を予防する生物活性剤は胃
中に保持せしめる必要があり、前記薬剤を6〜12ケ月
制御移送しなければならない。この期間はイヌの心糸状
虫感染の主要なベクターである蚊集団の季節変化に依存
する。第2の例としては、避妊剤の制御移送のだめの胃
中保持装置である。装置の所望な保持時間は正常なメン
スの周期に一致する3〜4週間である。第3の例は、こ
のような装置がパーキンソン症候群の治療用ドーパミン
拮抗剤のような非常に短い半減期を持つ生物活性剤を移
送するための制御遊離装置と併用する場合。
1日1回の投与を行うためのそのような装置の使用であ
る。
基準Cは装置が、予定した時間より早く腸へ移送されな
いために、胃が加える事のできる力以上の圧力に耐えね
ばならないことを意味している。イヌと類似する胃の形
状を有するヒト及び動物では胃袋は50−150グラム
の力を加えることができる。
基mDはあらかじめ予定した時間後、すなわち装置が利
用された後装置のある部分が突然又は徐々に基準B及び
/又は基準Cを満たさなくなることを意味している。す
なわち、装置は、もつと小さい力に耐えられないし、単
一単位として統合性を失う。そこで通常の推進力を受け
て胃から排除される。そうすることにより障害問題を引
き起す多重湊蓚の危険性が除去される。
これらの装置は当業者間で明白であるような注入成形、
押出し、フィルム形成、積層等の方法で製造できる。例
えば成形は装置を所望の形に作ることができ、液状の充
当する物質を入れ、化学工程で硬化できるし、もし熱硬
化性であれば冷却する。
装置の臨界的性質は、一定の、予定時間後、胃から腸に
除去させるように性質を変えるということである。この
為には、装置は胃中の水性環境で浸食又は溶解するよう
な成分、区分又は部位を有さなくてはならない。
例えば図2の四葉形装置は、所望する時間、溶けるか又
は浸食する。にかわ(又は他の物質)で中心点を留める
ことができる。これは溶解又は浸食によシ個々の葉に分
離され、容易に胃から排除される。
円板は、1種以上の成分が浸食又は溶解し、消化間遊走
性筋電性隷波群(IMMCIによる圧力で胃から容易に
除去できるような機械的性質の円板となる複合材料で製
造できる。
更に、四葉形の変形は構造的に内部の支持物質が崩壊す
るまで葉が固い形状を保つような浸食可能な、又は溶解
性構造物を葉の中に含有せしめることである。この時に
、装置は固さ、平面形状を保つ事ができず胃から排除さ
れる。C図3及び実施例11参照)。
ポリマーは配合物、併用物、7riG物又はコポリマー
(浸食性及び非浸食性)であるが、これらポリマーは所
望の溶解及び/又は崩壊時に浸食性でなければならない
。本発明の実施において用いる事のできる代表的な浸食
性ポリマーは、クルセル(Klucel ) (ヒドロ
キシプロピルセルロース)、セルロースアセテートフタ
レート、メチル−セルロース、ヒドロキシプロピルメチ
ルセルロースフタレート等のセルロース類;エチレン/
ビニルアルコールコポリマー;エチレン無水マレイン酸
コポリマー;ユードラギットF、 (Eudragit
 E )(ジメチルアミノエチルメチルアクリレート及
び中性メチルアクリル酸エステルを基剤とするカチオン
性コポリマー)、ポリアクリル酸、ポリ(メタアクリル
酸)の如きポリアクリレート;ポリ(カプロラクトン)
の如きポリラクトン;ポリ〔ビス−(p−カルボキシフ
ェノキシ)プロパン無水物、ポリ(テトラ−フタル酸無
水物)の如きポリ無水物;ポリビニルピロリドン;ポリ
リジン、ポリグルタミン酸の如きポリアミド及びポリペ
プチド;ゼラチン及びN−アセチルホモシスティンチオ
ラクトンとの反応で生成した誘導体;ポリラクチド、ポ
リグリコライド、ポリ(べ−2ヒドロキシ酪酸)の如き
ポリエステル−DETO8Uと、ヘキサンジオール、デ
カンジオール、シクロヘキサンジメタツール、エチレン
グリコール、ポリエチレングリコール、及び米国特許番
号4,304,767に記載のポリ(オルト)エステル
とのコポリマーの如き、ポリ(オルト)エステルポリ(
テトラメチレンオキサイド)、ヘキサメチレンジイソシ
アネート及び、オキザル酸とグリセリンの多官能基を持
つジエステルで末端をブロックしたプレポリマー、ジー
(2,3−ジヒドロキシプロピル)オキサレート、又は
3.6−シオキサオクタンー1,8−ジオールとその混
合物等で製造したポリウレタン;ポリ(アルキル−α−
シアノ−アクリレート(アルキルはメチル、エチル、プ
ロピル、ブチル、アミル等)の如きポリアクリロニトリ
ル及びポリリン酸及びその溶融塩を基剤とする無機ガラ
スである。
本発明の実施で用いる事のできる代表的な非浸食性ポリ
マーは、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレンビニ
ルアセテートコポリマー、ポリ(テトラ−フルオロエチ
レン)の如きポリオレフィン;ゴム、スチレン−ブタジ
ェンコポリマー基剤のシリコンの如きゴム;ナイロン6
.6、ナイロン6の如きポリアミド;ポリ−(エチレン
テレフタレート)の如きポリエステル;1,6−ヘキサ
ンジイソシアネート又はビフェニレンジイソシアネート
の如きジイソシアネート及びエチレングリコール、1,
4−ブタンジオールの如きジオールで製造したポリウレ
タン;エチルセルロース、セルロースジアセテート、セ
ルローストリアセテートの如きセルロース類である。
薬剤又は薬物はその物理的及び化学的性質に依存して、
異る方法で胃中保持装置と組み合わすことができる。例
えば薬剤は浸食可能なポリマーマトリックス中に溶液又
はサスペンションとして分散させることができ、このポ
リマーマトリックスは、胃袋内で浸食され、薬剤があら
かじめ決めた速度で遊離する。同様に薬剤を、保持装置
の一部である非浸食性ポリマー母体中に溶解又は分散さ
せることができる。このポリマーが胃液と接触すると、
薬剤は非浸食性ポリマーマトリックスからあらかじめ定
められた速度で拡散して出てくる。
胃中保持装置の必要部位として薬剤を組入れることに対
する代案は制御した遊離薬剤モジュールを保持装置に単
に取り付けることである。このモジュールは、小型の一
定流量ポンプであって機械的にも浸透圧によっても作用
する。これを、保持装置に、にかわづけ又はつなぎとめ
によシ固定できる。同様にこれは、保持装置に固定され
た、浸食性又は非浸食性のポリマーマトリックスからな
ることができる。
ヒト及び類似した大きさの非はんすう嘩乳動物では、胃
と小腸間の幽門弁の大きさが一般的に、内周の最大値3
〜5Il−F+1の範囲である。
5σより長い最小周囲をもつ物は一般に胃から幽門を通
過しない。本発明に記述されている棒状、平板状及び環
状装置は、胃中で展開後最小5cmより大きくなるよう
にデザインされている。胃中で展開以前は最小周囲は2
crnより小さい。
本発明の概念を更に説明するために、以下に、胃中保持
の研究結果を示す。
本発明で記述された薬剤移送装置の胃中保持時間を確か
めるため、研究はピーグル犬で行われた。調査したパラ
メーターは、大きさ、浸食性及びポリマーの柔軟性であ
る。これらの装置はゼラチンカプセルで投与し胃腸管中
の位置はX−線技術を用いて決定した。各装置は、3〜
4匹の異るイヌを用い、3段階の飼料供給状態で検定し
た。すなわち:飼料供給(投与10分前に飼料を与え、
その後は制限なし)、飼料供給/絶食(投与10分前に
飼料を与え、その後36時間絶食)、及び絶食(投与1
8時間前から絶食、その後36時間絶食) 異る寸法での四面体装置についての結果を以下に示す。
(長さ)X2.0口(高さ>    92    12
1.5cInX 1.5ctnX 1.5cyy+  
  85   12簀検定数 ポリマー柔軟性の研究もピーグル犬で行った。直径1.
5 mで種々の柔軟性を持つ棒状物を押し出し成形した
。これら棒状物はポリエチレンのみ、エチレン(86%
)とビニルアセテート(14S)のコポリマーと種々の
比でブレンドしたポリエチレン、又はエチレンとビニル
アセテートのコポリマーのみで構成された。全ての棒状
物は、イヌの胃腸管内での存在をX−線で見えるように
するだめに15重量%の硫酸バリウムを含有せしめた。
100%PE    11,556  92  12四
面体PE94%/EVA 6%  11.383   
57   7””  PE30%/EVA70%  9
.512  50  4100%EVA     3,
828  50  4EVA : 86%エチレン、1
4%ビニルアセテートの組成物 PE:ポリエチレン 本発明内に記されるポリマー物質の浸食性の研究を行っ
た。一連のポリ(オルトエステル)/ポリエチレン(P
OE/Pg )  ブレンドについて、ピーグル犬で、
改良四面を用いて試験した。四面体は4個のシラスティ
ック(シリコンゴム)、15%バリウム−充填されたコ
ーナーでポリ(オルトエステル)/ポリエチレンの棒を
差込む穴を付けたものから形成された。コーナー片は3
儲厚で等辺三角形を形成した。完全な四面体は2×2×
2crnであった(図1参照)。イヌは全て、絶食状態
でテストした(投与前18時間から投与後36時間)。
次の結果を得た。
蒼肴使用されたPOEはジス−トランスシクロヘキサン
ジメタツール及び3,9−ビス(エチリデニル)−2,
4,8,10−テトラオキサスピロC5,5]ウンデカ
ン 〔デトス(Detosu ) )  から製造した。
ポリ(オルトエステル)/ポリエチレンブレンドでイン
ビトロ(in vitro )での溶解を研究した。直
径1.5鴇棒ブレンドの1インチ片をpH1,5緩衝液
、37℃水/シェーカー浴でテストした。選定した時間
間隔で、検定棒状片を、水/シェーカー浴から取り出し
重量測定した。浸食率を、以下に示す如く、重量損失か
ら計算した。
インビトロにおける溶解−ポリ(オルトポリエチレン (時間)   50150 65/35 75/25 
80/20 85/158   35.4  40.9
  53.2  95.1  99.316   55
.2  77.2  86.9  97.9  97.
324   72.0  84.0  84.4  9
8.8  96.628   74.6  90.5 
 86.4  98.1  96.83287.4  
88.2  87.5  98.3  98.4実験誤
差は約±10チである。
ここで記述した薬剤移送装置の胃中保持時間を確かめる
だめ、ピーグル犬を用いて研究した。研究されたパラメ
ーターは大きさ、浸食性、ポリマーの柔軟性である。こ
れらの装置はゼ5チンカプセル中に充てんして投与し、
胃腸管中での、それらの位置はX−線技術を用いて決定
した。本装置は、投与前18時間及び投与後36時間絶
食した3〜4匹の異るイヌでテストした。胃中保持時間
に対する大きさく環の直径)の効果を以下の表■に示す
表1 環状   3.6cW1  直径    1006環状
   2.5cm  直径     7010簀N=検
定数 ポリマー柔軟性も、ピーグル犬を用いて研究した。種の
柔軟性を有する直径1.5鴎の棒状物質を押し出し成形
した。これら棒状物質はポリエチレンのみ、エチレン(
86%)とビニルアセテート(14%)のコポリマーと
種々の比で混合したポリエチレン又は、エチレンとビニ
ルアセテートのコポリマーのみ、で構成された。これら
棒状物を環状にし、イン ビボ(in ViVO) で
のテスト用にカプセルに充てんした。環は又、シラステ
ィックTM(ダウ(Dow )社)、医用シリコン処理
ゴムから構成した。全ての環はイヌの胃腸管内での位置
をX−線で見えるようにするため、15重量%の硫酸バ
リウムを含有した。表■を参照 項の完全性が失われた場合、胃から直ちに排除されるか
どうかを調べるため゛に、接合しない開いた環(すなわ
ちストリング)をゼラチンカプセルにして、イヌに投与
し、胃中での保持をX−線技術にて調べた。そのデータ
を下の表■に示す。
表■ これらの結果は、あらかじめ定めだ時間に破壊できる浸
食性部位を環が有していれば、出来たストリングは胃か
ら除去されることを表わしている。
浸食性部位は多くの異る型の物質で構成される。このよ
うな物質の浸食の状況を下の表■に示す(ポリエチレン
及びポリオルトエステルのブレンド)。
表■ インビトロ(in vitro )での溶解−ポリ(オ
ルトエステル)の浸食率(%) (時間)  50150 65/35 75/25 8
0/20 85/15(重量%) 8  35.4  40.9  53.2  95.1
  99.316  55.2  77.2  86.
9  97.9  .97.324  72.0  8
4.0  84.4  98.8  96.628  
74.6  90.5  86.4  98.1  9
6.832  87.4  88.2  87.5  
98.3  98.4実験誤差は約±10%である。
簀用いたポリ(オルトエステル)はシス−トランスシク
ロヘキサンジメタツール及び3.9−ビス(エチリデニ
ル’I −2,4,8゜10−テトラオキサスピロ[5
,5)ウンデカン〔ブトシン(Detosin ) ]
  のコポリマーである。
本発明の実施に従って利用できる活性剤(治療剤又は他
の有益薬剤)は臨界的ではない。安定な形状で得られる
いかなる薬剤をも本発明で適用できる。本発明に従い移
送できる活性剤の量に関しては、宿主、物理的性質、治
療をほどこす特定の病気及びもちろん治療する病気の程
度等の種々の因子に依存する。
本発明に利用できる活性剤の量は渦業者間で知られてお
、9、PDR等種々の医学文献に記載されている。ある
いは、程良く企画した臨床実験からも得られる。
本発明の実施に用いられたポリマーの量は、一般に、薬
剤移送体重量の10%〜99.9%(好ましくは20%
〜60%)の範囲で変化する。組成物の残りの部分は薬
物及び従来の薬学的に受容しうる賦形剤を含有する。
薬剤移送装置が含有する事のできる代表的な薬学的に受
容しうる賦形薬は、緩衝剤及び保存剤を含有せしめるこ
とができる。薬剤移送装置に用いる事のできる望ましい
水溶性保存剤は、重亜硫酸ナトリウム、チオ硫酸ナトリ
ウム、アスコルビン酸、塩化ベンザルコニウム、クロロ
ブタノール、チメロサール、ホウ酸フェニル水銀、パラ
ベン、ベンジルアルコール及びフェニルエタノールであ
る。これらは0〜5重量%存在することができる。所望
される水溶性緩衝剤はアルカリ又はアルカリ土類炭酸塩
、燐酸塩、重炭酸塩、クエン酸塩、硼酸塩、酢酸塩、酸
無水物、こはく酸塩等であり、例えば、リン酸ナトリウ
ム、クエン酸ナトリウム、ホウ酸ナトリウム、酢酸ナト
リウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウムである。
これらは、系の最適p■が1〜9に保てるよう十分な量
用いる事ができる。緩衝剤は全組成物の重量に対し、2
5%重量まで用いる事ができる。
以下の実施例は本発明の種々の薬剤移送装置の製造を例
示したものであり、それに限定するというよりも、例示
と解釈されたい。
実施例1 改良型四面体を、ポリ(オルトエステル)(65/35
HD/lCDM)/ポリエチレン混合物による棒状物を
差込む穴を付けた4個のシラスティック(ポリジメチル
シロキサン)15チバリウムー充填コーナーで組み立て
た(図1)。完成した四面体は2X2X2mにし、00
0ゼラチンカプセル中に取りつけられた。
生物学的に活性な化合物を浸食性棒又はシラスティック
のコーナー中に組み入れることができる。
ポリ(オルトエステル)(65%ヘキサンジオール、3
5%トランス−シクロヘキサンジメタツールとDETO
8U 65/35 HD/l CDMとのコポリマー)
/ポリエチレン混合物を、ピーグル犬を用いてX−線技
術を用いて検定した。全てのイヌは絶食下で、これを投
与した(投与前18時間及び投与後36時間絶食)。
(表■参照) 表■ 50150混合物      100460/40混合
物       673実施例2 実施例1の方法に従い、棒状の四面体を形成する棒を、
クルセル(Klucel ) HF  (ヒドロキシプ
ロピルセルロース)/ポリエチレン混合物)から作製し
た。イヌのイン ビボ(in Vivo )  におけ
る実験結果を表Vに示す。
表V 24時間における 物 質        胃中保持率(@N75/25混
合物     1004 90/10混合物     502 実施例3 実施例1の方法に従い、棒状の四面体を形成する棒をポ
リ(オルトエステル)(CltCDM ) /ポリエチ
レン混合物から作製した。
結果を次の表に示す。イン ビポにおけるイヌの実験を
表■に示す。
表■ 90/10     、0  5 簀簀簀c、 tCDMはシス、トランスシクロヘキサン
ジメタツールとデトス(Detosu )  とのコポ
リマーを表わす。
実施例4 実施例1の方法に従い、棒状四面体を形成する棒を、ポ
リ(オルトエステル)(65/35 HD/l、CDM
 ) /ポリプロピレンで作製する。
実施例5 実施例1の方法に従い、棒状四面体を形成する棒を、ヒ
ドロキシプロピルメチルセルロースフタレート(HPM
CP ) /ポリエチレンで作製する。
実施例6 実施例1の方法に従い、棒状四面体を形成する棒をユウ
ドラギット(Eudragit ) Eとメチルセルロ
ースで作製する。
実施例7 本実施例は、ポリ(オルトエステル)(65/35 u
D/lcnM) /ポリエチレンの混合物から単に作製
できる四面体の有用性について説明する。完成した四面
体は2X2X2crnであり1IIlltQ#ゼラチン
カプセル中に投与用として充てんする(図1a、b、c
)。生物活性化合物は浸食性物質中に含有できる又は別
の方法として従来の製剤技術により、付属薬剤貯蔵装置
中に含有せしめることができる。
実施例8 実施例7の方法に従い、四面体を形成する物質ヲポリ(
オルトエステル)(65/35HD/l CDM)/E
VA混合物から作製する。
実施例9 実施例7の方法に従い、四面体を形成する物質をクルセ
ル(Klucel ) HF/ポリ−プロピレン混合物
から作製する。
実施例10 本発明で記述された薬剤移送装置の胃中の保持時間を確
かめるため、ピーグル犬を用いて研究した。研究に用い
たパラメーターは、大きさ、形及び浸食性であった。こ
れらの装置はゼラチンカプセル中に充てんして投与し、
胃腸管中の、装置の位置ばX−線技術を用いて決定した
異る寸法の15%硫酸バリウムでラベルしたシラスティ
ック(ダウ社)医用シリコン処理ゴムから作製した円板
及び四葉平板装置についての結果を以下に示す。
円板    5口直径     67    94−葉
形  32cm直径     90    102.7
副直径     83    122.2cIn直径 
     60    10これらのデータは胃中の装
置がそれらの直径の関数であり24時間における保持が
、飲むのに適したゼラチンカプセルに充てんできる装置
を男(ると可能である°こ・と、を示、している。
実施例11 これらの装置の1つを用いた浸食性の効果を本実施例で
示す。固い生物に受容できる物質のセグメントを含有す
る図5に示した十字形平板を作製した。本実施例のため
に、十字形の枝の空洞中にスパゲツティ−のセグメント
を挿入した。装置が水と接触した場合、スパゲツチは水
を吸収し、その固さを失った。
この全体の効果はその完全性を失い、消化間遊走性筋電
性疎波群の力によシ胃から直ちに排除できる装置を生成
することであった。ピーグル犬を用いた実験のデータを
以下に示す。
24時間における 形        保持率径)     N非浸食性枝
を持つ十字形    100%    2浸食性枝(ス
パゲツチ)     71%    7を持つ十字形 空洞の枝を持つ十字形      57%    7デ
ータは、空洞のある枝を持つ十字形は、同じ形で、固い
非浸食性枝を持つものよシも保持効果が悪い事を示して
いる。初めは固く、後に浸食される枝を持つ装置は、実
験においては、その中間であった。
実施例12 環状形は、浸食性又は水溶性物質の1つから全部作製で
きる、その結果これらは胃領域でゆっくりと崩壊し、よ
り小片に分解して胃から追い出されるか又は胃の収縮力
に耐えられなくなる、それによって、基準(C’)を逸
脱する。
実施例13 環状形は2以上の物質の複合物又は混合物から作られる
。その物質の少くとも1種は水溶性又は浸食性物質であ
って、上述実施例12の如く、胃から装置が予定した時
期に排除される。
実施例14 実施例12、又は13で浸食性物質はポリ(オルトエス
テル)である。
実施例15 実施例12、又は13で水溶性物質はヒドロキシプロピ
ルセルロースである。
実施例16 環状形は、浸食性又は非浸食性物質の線部分から作製で
きる。この両末端を浸食性又は水溶性物質で接合して環
を形成する。この連結部が崩壊すると、装置は、胃から
排除できる線状棒又はストリングになる。
実施例17 実施例16の浸食性接合部はポリ(オルトエステル)で
出来ている。
実施例18 実施例16の水溶性接合部はヒドロキシプロピルセルロ
ースで出来ている。
実施例19 実施例12で、薬剤は環の浸食性マトリックス中に含有
されている。
実施例20 実施例12で、薬剤は環に付属した単位(モジュール)
中に含有されている。
【図面の簡単な説明】
図1及び9はその末端が結ばれた、四面体の固形連結棒
状形で好ましい形状の装置である。 図1(a)は四面体の好ましい形状の装置である。 図1(b)は図1(a)の角1と3及び角2と4を共に
圧縮した場合に形成される。 図1(c)は図1(b)をカプセルに挿入したことを表
わす。 図2は4葉状にした平板状で好ましい形状の装置である
。 図2(b)及び2(c)は図2を折り重ね、経口投与用
にカプセルに挿入した装置を表わす。 図3は円板形で好ましい形状の装置である。 図4(a)及び4(b)は図3を丸く折り重ね経口投与
用にカプセルに挿入した装置を表わす。 図5は平板状で交差した4枝での幻1い\形状の装置で
ある。各校には、ゆっくりと浸食され、装置の完全性が
失なわれるような固い可溶性ポリマーを含んでいる。 図6(a)及び6(b)は図5を折り重ね、経口投与用
にカプセルに挿入した装置を表わす。 図7は環状形での好ましい形状の装置である。 図8(a)は、折シ重ねた形のその装置を表わす。 図8(b)は8(a)をカプセルに挿入した図である。 出 願 人 : メルク エンド カムパニーイン二一
ポレーテツド Fig、/  (a) Fig、  /  (b)             
  Fig、  /  (c)Fig、 2 手続補正書助式) 昭和61年8月25日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、少くとも1種類の浸食可能なポリマーで製造した固
    形連結棒形状、平板形状又は環形状を含む胃中での保持
    装置で、 次の性質: a)飲むのに好適な大きさに圧縮できる; b)あらかじめ決められた時間内幽門を通過しないよう
    な大きさに膨張できる; c)あらかじめ決められた時間内幽門を通過しないよう
    に、二方向へ同時に起きる胃の力に十分抵抗できる;及
    び d)あらかじめ決められた時間後、前記装置が前記(b
    )における膨張した形状を保持もしくは達成できないよ
    うに及び/又は前記(c)における二方向へ同時に起き
    る力に抵抗できないように胃液の存在で浸食可能である
    、 をゆうする装置。 2、前記浸食可能なポリマーが可溶性セルロース類、エ
    チレンビニルアルコール、エチレン無水マレイン酸コポ
    リマー、ポリアクリレート、ポリカプロラクトン、ポリ
    リン酸及び溶融塩基剤の無機ガラス、ポリ無水物、ポリ
    (オルト)エステル、生物分解可能なポリウレタン、ポ
    リビニルピロリドン、ポリラクトン、ポリアミド及びポ
    リペプチド、ゼラチン及びその誘導体、ポリアクリロニ
    トリル、ポリエステル、及びそれらの併用物から成る群
    より選ばれる特許請求の範囲第1項の装置。 3、前記装置を少くとも1種の浸食可能なポリマー及び
    ポリオレフィン、エチレンビニルアセテートコポリマー
    、ゴム、エチレンビニルアルコールコポリマー、ポリア
    ミド、ポリウレタン、ポリエステル、テフロン、非水溶
    性セルロース及びそれらの併用物から成る群より選ばれ
    る少くとも1種の浸食不可能なポリマーで製造した特許
    請求の範囲第1項の装置。 4、前記棒形状が前記形状の各脚部にそつて1〜3cm
    であり; 前記浸食可能なポリマーがポリオレフィン、エチレンビ
    ニルアセテートコポリマー、エチレンビニルアルコール
    コポリマー、ポリ(オルト)エステル、セルロース類、
    ポリ無水物、ポリアミド及びポリペプチド、ポリリン酸
    及び溶融塩及びそれらの併用物、複合物、混合物及びそ
    れらのコポリマーから成る群より選ばれ; 前記装置の腕部の引張弾性率が少くとも7.03×10
    〜3.51×10^6Kg/cm^2(1×10^3〜
    50×10^6psi)を有し; 前記あらかじめ決められた時間が1時間〜1年である特
    許請求の範囲第1項の棒形状装置。 5、前記ポリオレフィンが、ポリエチレン又はポリプロ
    ピレンであり; 前記セルロース類が、ヒドロキシプロピルセルロース、
    セルロースアセテートフタレート又はエチルセルロース
    である特許請求の範囲第4項の装置。 6、前記棒形状が各脚部にそつて1.5〜2.5cmで
    あり; 前記ポリマーが、ポリ(オルト)エステル/ポリエチレ
    ンの混合物、エチレン/ビニルアセテートの混合物、ポ
    リ(オルト)エステル及びポリエチレンから成る群より
    選ばれ、あらかじめ決められた時間が16〜48時間で
    ある特許請求の範囲第4項の装置。 7、前記ポリマーがポリ(オルト)エステル及びポリエ
    チレンの混合物である特許請求の範囲第6項の装置。 8、前記混合物が75/25、ポリ(オルト)エステル
    /ポリエチレンである特許請求の範囲第7項の装置。 9、前記のポリマーがポリ(オルト)エステルである特
    許請求の範囲第1項の装置。 10、前記環形状が直径1.6〜5cmであり;前記浸
    食可能な物質がポリオレフィン、エチレンビニルアセテ
    ートコポリマー、エチレンビニルアルコールコポリマー
    、ポリ(オルト)エステル、セルロース類、ポリ無水物
    、ポリアミド及びポリペプチド、ポリリン酸及び溶融塩
    および併用物、混合物、複合物及びそれらのコポリマー
    から成る群より選ばれ; 前記あらかじめ決められた時間が1時間〜1年である特
    許請求の範囲第1項の環状装置。 11、前記ポリオレフィンが、ポリエチレン又はポリプ
    ロピレンであり; セルロース類がヒドロキシプロピルセルロース、セルロ
    ースアセテートフタレート又はエチルセルロースである
    特許請求の範囲第10項の装置。 12、前記環形状が直径3.2〜3.6cmであり; 前記物質がポリ(オルト)エステル/ポリエチレンの混
    合物、エチレン/ビニルアセテートの混合物、ポリ(オ
    ルト)エステル及びポリエチレンより成る群から選ばれ
    ; 前記あらかじめ決められた時間が16〜48時間である
    特許請求の範囲第10項の装置。13、前記物質がポリ
    (オルト)エステル及びポリエチレンの混合物である特
    許請求の範囲第12項の装置。 14、上述の混合物が75/25重量比のポリ(オルト
    )エステル/ポリエチレンである特許請求の範囲第13
    項の装置。 15、前記平板形状が直径1.6〜5cmであり; 前記浸食可能なポリマーがポリオレフィン、エチレンビ
    ニルアセテートコポリマー、エチレンビニルアルコール
    コポリマー、ポリ(オルト)エステル、セルロース類、
    ポリ無水物、ポリアミド及びポリペプチド、ポリリン酸
    及び溶融塩およびそれらの併用物、混合物及びコポリマ
    ーであつて; 前記あらかじめ決められた時間が1時間〜1年である特
    許請求の範囲第1項における平板状装置。 16、前記ポリオレフィンがポリエチレン又はポリプロ
    ピレンであり; 前記セルロース類がヒドロキシプロピルセルロース、セ
    ルロースアセテートフタレート又はエチルセルロースで
    ある特許請求の範囲第15項の装置。 17、前記平板形状が直径2〜4cmであり、前記ポリ
    マーがポリ(オルト)エステル/ポリエチレンの混合物
    、エチレン/ビニルアセテートの混合物、ポリ(オルト
    )エステル及びポリエチレンであり; そしてあらかじめ決められた時間が16〜48時間であ
    る特許請求の範囲第16項の装置。 18、前記ポリマーがポリ(オルト)エステル及びポリ
    エチレンの混合物である特許請求の範囲第17項の装置
    。 19、前記混合物が75/25ポリ(オルト)エステル
    /ポリエチレンである特許請求の範囲第18項の装置。 20、少くとも1種の浸食可能なポリマーで製造した固
    形連結棒形状、平板形状又は環形状を含む装置で、次の
    性質: a)飲むのに好適な大きさに圧縮できる; b)あらかじめ決められた時間内、幽門を通過しないよ
    うな大きさに膨張できる; c)あらかじめ決められた時間内、幽門を通過できない
    ように、二方向へ同時に起きる胃の力に十分抵抗できる
    ;及び、 d)あらかじめ決められた時間後、本装置が前記(b)
    における膨張した形状を保持もしくは、達成できないよ
    うに、及び/又は前記(c)における二方向への同時に
    起きる胃の力に抵抗できないように、胃液の存在で浸食
    可能である、 を有する装置を用いて胃中で薬剤が一定時間遊離される
    のを制御する方法。 21、前記浸食可能なポリマーが可溶性セルロース類、
    エチレンビニルアルコール、エチレン無水マレイン酸コ
    ポリマー、ポリアクリレート、ポリカプロラクトン、ポ
    リリン酸及び溶融塩基剤の無機ガラス、ポリ無水物、ポ
    リ(オルト)エステル、生物分解可能なポリウレタン、
    ポリビニルピロリドン、ポリラクトン、ポリアミド及び
    ポリペプチド、ゼラチン及びその誘導体、ポリアクリロ
    ニトリル、ポリエステル及びそれらの併用物から成る群
    より選ばれる特許請求の範囲第20項の方法。 22、前記装置が、少くとも1種の浸食可能なポリマー
    及びポリオレフィン、エチレンビニルアセテートコポリ
    マー、ゴム、エチレンビニルアルコールコポリマー、ポ
    リアミド、ポリウレタン、ポリエステル、テフロン、非
    水溶性セルロース及びそれらの併用物から成る群より選
    ばれた少くとも1種の浸食不可能なポリマーで製造され
    る特許請求の範囲第20項の方法。 23、前記棒形状が前記形状の各脚部にそつて1〜3c
    mであり; 前記浸食可能なポリマーがポリオレフィン、エチレンビ
    ニルアセテートコポリマー、エチレンビニルアルコール
    コポリマー、ポリ(オルト)エステル、セルロース類、
    ポリ無水物、ポリアミド及びポリペプチド、ポリリン酸
    及び溶融塩およびこれらの併用物、複合物及び混合物及
    びコポリマーから成る群より選ばれ;前記装置の腕部が
    少くとも7.03×10〜3.51×10^6Kg/c
    m^2×10^3〜50×10^6psi)の引張弾性
    率を有し; 前記あらかじめ決められた時間が1時間〜1年である特
    許請求の範囲第20項の方法。 24、前記棒形状が前記形状の各脚部にそつて1.5〜
    2.5cmであり; 前記ポリマーがポリ(オルト)エステル/ポリエチレン
    の混合物、エチレン/ビニルアセテートの混合物、ポリ
    (オルト)エステル及びポリエチレンから成る群より選
    ばれ、前記あらかじめ決められた時間が16−48時間
    である特許請求の範囲第20項の方法。 25、前記環形状が直径1.6〜5cmであり; 前記浸食可能な物質がポリオレフィン、エチレンビニル
    アセテートコポリマー、エチレンビニルアルコールコポ
    リマー、ポリ(オルト)エステル、セルロース類、ポリ
    無水物、ポリアミド及びポリペプチド、ポリリン酸及び
    溶融塩およびそれらの併用物、複合物、混合物、及びコ
    ポリマーから成る群より選ばれ; 前記あらかじめ決められた時間が1時間〜1年である特
    許請求の範囲第20項の方法。 26、前記平板形状が直径2〜4cmであり、前記ポリ
    マーがポリ(オルト)エステル/ポリエチレンの混合物
    、エチレン/ビニルアセテートの混合物、ポリ(オルト
    )エステル及びポリエチレンから成る群より選ばれ; 前記あらかじめ決められた時間が16〜18時間である
    特許請求の範囲第20項の方法。 27、前記平板形状が直径1.6〜5cmであり、浸食
    可能なポリマーが、ポリオレフィン、エチレンビニルア
    セテートコポリマー、エチレンビニルアルコールコポリ
    マー、ポリ(オルト)エステル、セルロース類、ポリ無
    水物、ポリアミド及びポリペプチド、ポリリン酸及び溶
    融塩およびそれらの併用物、混合物及びコポリマーから
    なる群から選ばれ、前記あらかじめ決められた時間が1
    時間〜1年である特許請求の範囲第20項の方法。 28、前記環形状が直径3.2〜3.6cmであり、前
    記物質がポリ(オルト)エステル/ポリエチレンの混合
    物、エチレン/ビニルアセテートの混合物、ポリ(オル
    ト)エステル及びポリエチレンから成る群より選ばれ、
    前記あらかじめ決められた時間が16〜48時間である
    特許請求の範囲第20項の方法。
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