JPS6226193A - 船舶の上部構造物に付着した氷の除去方法 - Google Patents
船舶の上部構造物に付着した氷の除去方法Info
- Publication number
- JPS6226193A JPS6226193A JP16570585A JP16570585A JPS6226193A JP S6226193 A JPS6226193 A JP S6226193A JP 16570585 A JP16570585 A JP 16570585A JP 16570585 A JP16570585 A JP 16570585A JP S6226193 A JPS6226193 A JP S6226193A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ship
- ice
- sheet
- outermost
- laminated sheet
- Prior art date
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- Pending
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- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明は、砕氷船等の船舶の上部構造物に付着した氷
の除去方法に関するものである。
の除去方法に関するものである。
従来、例えば、砕氷船は、厳しい海象、気象条件の基で
、氷上乗上げを繰り返し行ないながら航行するために、
良好な復原性が要求される。また、多くの砕氷船は、海
軍規格の適用を受けることが多く、2区画浸水またはそ
れ以上の損傷を受けても復原することが要求される。
、氷上乗上げを繰り返し行ないながら航行するために、
良好な復原性が要求される。また、多くの砕氷船は、海
軍規格の適用を受けることが多く、2区画浸水またはそ
れ以上の損傷を受けても復原することが要求される。
このようなことから、特に砕氷船においては、その浮心
を下げる必要がある。しかし、通常の砕氷船は、上部構
造物が大きいために、上部構造物に多量の氷が付着する
と、船舶の復原性が大幅に悪くなって、船舶の横転につ
ながる虞れがある。
を下げる必要がある。しかし、通常の砕氷船は、上部構
造物が大きいために、上部構造物に多量の氷が付着する
と、船舶の復原性が大幅に悪くなって、船舶の横転につ
ながる虞れがある。
従って、船舶の上部構造物に付着した氷を容易且つ確実
に除去できる方法の開発が望まれているが、かかる方法
は未だ提案されていない。
に除去できる方法の開発が望まれているが、かかる方法
は未だ提案されていない。
従って、この発明の目的は、容易且つ確実に船舶の上部
構造物に付着した氷を除去できる方法を提供することに
ある。
構造物に付着した氷を除去できる方法を提供することに
ある。
この発明は、船舶の上部構造物の表面を、積層シートに
よって覆い、前記積層筒シートの最外層のシートに付着
した氷を、前記付着した氷の自重によって前記最外層の
シートとともに前記上部構造物の表面から剥離除去する
ことに特徴を有するものである。
よって覆い、前記積層筒シートの最外層のシートに付着
した氷を、前記付着した氷の自重によって前記最外層の
シートとともに前記上部構造物の表面から剥離除去する
ことに特徴を有するものである。
次に、この発明の一実施態様を図面を参照しながら説明
する。
する。
図面は、この発明の一実施態様の方法によって、上部構
造物の表面に付着した氷を除去している状態を示す断面
図である。lは船舶、2は船舶1の上部構造物、3は複
数枚のビニール等のシートを重ね合わせたもので構成さ
れる積層シートであり、積層シート3の一端Aは、上部
構造物2に固定されている。4は積層シート3を構成す
る複数枚のシートをそれぞれ独立して上部構造物2に係
止するだめの複数本のピンである。
造物の表面に付着した氷を除去している状態を示す断面
図である。lは船舶、2は船舶1の上部構造物、3は複
数枚のビニール等のシートを重ね合わせたもので構成さ
れる積層シートであり、積層シート3の一端Aは、上部
構造物2に固定されている。4は積層シート3を構成す
る複数枚のシートをそれぞれ独立して上部構造物2に係
止するだめの複数本のピンである。
このように積層シート3によって覆われている上部構造
物2においては、氷は最外層の積層シート3Aに付着す
る。付着した氷5が成長して行き、ある程度の重量にな
ると、最外層の積層シート3Aは、ピン4から外れ、氷
5とともに上部構造物2の表面から剥離する。最外層の
積層シー)3Aの一端は、上部構造物2に固定されてい
るので、船舶1から離脱することはない。一方、最外層
の積層シート3Aに付着した氷5は、そのまま海中に落
下する。
物2においては、氷は最外層の積層シート3Aに付着す
る。付着した氷5が成長して行き、ある程度の重量にな
ると、最外層の積層シート3Aは、ピン4から外れ、氷
5とともに上部構造物2の表面から剥離する。最外層の
積層シー)3Aの一端は、上部構造物2に固定されてい
るので、船舶1から離脱することはない。一方、最外層
の積層シート3Aに付着した氷5は、そのまま海中に落
下する。
このようにして最外層の積層シー)3Aが剥離したら、
次に、氷は、2層目の積層シー)3Bに付着し、ある程
度成長したところで、上述した最外層の積層シー)3A
の場合と同様にして海中に落下する。これによって、上
部構造物2に付着した氷を除去することができる。
次に、氷は、2層目の積層シー)3Bに付着し、ある程
度成長したところで、上述した最外層の積層シー)3A
の場合と同様にして海中に落下する。これによって、上
部構造物2に付着した氷を除去することができる。
以上説明したように、この発明によれば、船舶の上部構
造物に付着した氷を容易且つ確実に除去できるので、着
氷により浮心が高くなって、船舶の復原性が悪くなると
いった虞れがなくなる。
造物に付着した氷を容易且つ確実に除去できるので、着
氷により浮心が高くなって、船舶の復原性が悪くなると
いった虞れがなくなる。
図面は、この発明の一実施態様の方法により上部構造物
の表面に付着した氷を除去している状態を示す断面図で
ある。図面において、 l・・・船舶、 2・・・上部構造物、3
・・・積層シート、 4・・・ピン5・・・氷。
の表面に付着した氷を除去している状態を示す断面図で
ある。図面において、 l・・・船舶、 2・・・上部構造物、3
・・・積層シート、 4・・・ピン5・・・氷。
Claims (1)
- 船舶の上部構造物の表面を、複数枚のシートを重ね合わ
せたものからなる積層シートによつて覆い、前記積層シ
ートの最外層のシートに付着した氷を、前記付着した氷
の自重によつて、前記最外層のシートとともに前記上部
構造物の表面から剥離除去することを特徴とする、船舶
の上部構造物に付着した氷の除去方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16570585A JPS6226193A (ja) | 1985-07-29 | 1985-07-29 | 船舶の上部構造物に付着した氷の除去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16570585A JPS6226193A (ja) | 1985-07-29 | 1985-07-29 | 船舶の上部構造物に付着した氷の除去方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6226193A true JPS6226193A (ja) | 1987-02-04 |
Family
ID=15817488
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16570585A Pending JPS6226193A (ja) | 1985-07-29 | 1985-07-29 | 船舶の上部構造物に付着した氷の除去方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6226193A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6150376A (ja) * | 1985-08-02 | 1986-03-12 | Agency Of Ind Science & Technol | 半導体デバイス及びその集積回路 |
US9770642B2 (en) | 2010-08-11 | 2017-09-26 | G-Form, LLC | Flexible cushioning pads, items incorporating such pads, and methods of making and using |
-
1985
- 1985-07-29 JP JP16570585A patent/JPS6226193A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6150376A (ja) * | 1985-08-02 | 1986-03-12 | Agency Of Ind Science & Technol | 半導体デバイス及びその集積回路 |
US9770642B2 (en) | 2010-08-11 | 2017-09-26 | G-Form, LLC | Flexible cushioning pads, items incorporating such pads, and methods of making and using |
US9782662B2 (en) | 2010-08-11 | 2017-10-10 | G-Form, LLC | Flexible cushioning pads, items incorporating such pads, and methods of making and using |
US9908028B2 (en) | 2010-08-11 | 2018-03-06 | G-Form, LLC | Flexible cushioning pads, items incorporating such pads, and methods of making and using |
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