JPS62261456A - 潜像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はプリンタ、ファクシミリ等に用いられる画像記
録のための潜像形成装置に関１゛る。

従来の技術 電子写真方式を用いた画像記録装置は、潜像担持体ドラ
ム上に静電潜像を形成し、この静電潜像を現像剤により
顕像化するものであり、この種の画像記録装置は数多く
普及している。また米国特許４，１５５．０９３に開示
されるように、潜像担持体ドラムとして誘電体を用い、
放電によるイオン放出によって潜像担持体ドラム上に静
電潜像を形成する画像記録装置が知られている。

この方式はイオン放出記録ヘッドによって発ｇ：するイ
オン量を画像信号によりｉｉ制御し、画像ｆｎ号に応じ
た静電潜像を潜像担持体ドラム上に（シｌるものである
。第４図は、この方式に於ける記録ヘッドの概略図を示
す。図中１は潜陳形成部でイオンが放出される部分であ
る。第５図のように、記録ヘッド塁板２上にイオン発生
源３とイオン導出制御手段４を平面マトリクス状に配列
し、イオン導出制御手段４上に形成された微少ドツト穴
より画像（９号に応じてイオンが潜像担持体ドラム５上
に放出される。その際イオン発生源３とイオン導出制御
手段４のラインに於いて、マトリクス駆動が可能である
。このようなマトリクス駆動の利点としては、記録り制
御線の引き出し数及び制御回路数、電源容品の軽減が図
れること、製造効率がアップすること、コスト低減とな
ること等がある。また第４図のようにドツトとしての潜
像形成部１を傾斜して設けることで解像力の向上が図れ
る。

発明が解決しようとする問題点 しかし、このような従来の潜像形成装置は、円筒状の潜
像担持体ドラム５と記録ヘッド６との間隙距離が走査方
向く矢印ａ方向）に一様でないため、第６図のように、
記録ヘッド６の中央部に対向する潜像担持体ドラム５Ｆ
の位置と、記録ヘッド６の端部に対面する潜像担持体ド
ラム５上の位置とで潜像担持体ドラム５上に形成される
潜像の電位が不均一になるという問題がある。

また平面マトリクス状の記録ヘッド６に対向する潜像担
持体ドラム５の外表面が円周面状であるから、第７図の
ように、記録ヘッド６の中央部から端部にいくにしたが
い、記録ヘッド６に対向する潜像担持体ドラム５上に形
成される潜像ドツト径ヲク拡がり不均一になるという問
題がある。

これらの問題は、潜像が顕在化されたときの記録画像に
Ｊ３いて、ｃＪ庶ムラ、線像の線幅ムラ等の画像欠陥と
して現れる。

本発明は、このような問題点を解消するためになされた
もので、潜像担持体ドラム上にドラム周方向に均一な潜
像を形成Ｊることを目的とする。

問題点を解決するための手段 前記目的を達成するために、本発明の潜頌形成装「１は
、イオン発生源とイオン導出制御手段とをマトリクス状
に配列して潜像形成手段を構成し、この潜像形成手段に
円筒状潜像担持体ドラムを対向し、前記潜像形成手段に
より潜像担持体ドラム上に静電潜像を形成するようにし
、潜像担持体ドラムの周面に対応するように略一定の間
隔を介して潜像形成手段を設けて構成される。

本発明の望ましい実７１１！態様における潜像形成装置
では、前記構成のうちの潜像形成手段の潜像担持体ドラ
ムに対向する面を湾曲して構成している。

作　　　　用 本発明によれば、潜像担持体ドラムに対向する潜像形成
手段を潜像担持体ドラム周面に対応するようにドラム周
方向にほぼ一定の間隙を介して設【プているので、潜像
形成手段により潜像担持体ドラム上に形成される潜像は
、ドラム周方向にほぼ均一な電位でかつ一様なドツト径
をもつように形成される。したがって、かかる潜像が現
像剤により顕在化され、可視像とされたとぎには、均一
でムラの無い良好な記録画像が得られる。

実　　施　　例 本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１の実施例を第１図及び第２図に示す。第１の実施例
は、潜像担持体ドラム５の周面に対しドラム周方向にほ
ぼ均一な間隙距離ノ１、ノ２、ノ３を介して記録ヘッド
基板１２を設置（）でいる。

記録ヘッド保持部材８に固定される記録ヘッド基板１２
には複数のイオン発生源１３がドラム軸心線方向に配設
され、これらのイオン発生源１３の潜像担持体ドラム５
側には複数のイオン導出制御手段１４が配設されている
。これらのイオン発生源１３とイオン導出制御手段１４
との交差部にはドツトとしての潜像形成部１が形成され
、これらの潜像形成部は平面マトリクス状に配列されて
なる。イオン発生１１ｉ１３及びイオン導出制御手段１
４により画像信号に応じて放出されたイオンは、ドツト
としての潜像形成部１から潜像担持体ドラム５上に向け
てそのドラム面に対しほぼ垂直に放出される。これらの
イオンは図示しない制御回路からの指令により所定の画
像出力信号として潜像担持体ドラム５の周面−Ｆに所定
の潜像を形成するようになっている。

複数の潜像形成部１は、潜像担持体ドラム５の周面に対
しほぼ一定の間隙距離をもって位置しているので、第６
図に承りように、潜像担持体ドラム５上に形成される潜
像の電位はドラム周方向に対しほぼ均一に保持される。

また潜像のドツト径ム潜像担持体ドラム５の周方向に対
しほぼ一様なものとなる。

このように潜像担持体ドラム５の曲率とほぼ同−の曲率
をもつように湾曲し°Ｃ形成される記録ヘッド１６は、
イオン導出制御手段１４を構成する電極及びそれに阻隔
するスペーサを積層して作られるが、その際所望の曲率
が得られるように湾曲面をもつ冶具を用いることにより
容易に作成することができる。

本発明の第２の実施例を第３図に示す。第２の実施例で
は、記録ヘッド２６の′ＩＰＩＩ形成部１を互いに隣接
する潜像形成部１と所定の角度をもつで各潜像形成部１
と潜像担持体ドラム５面間の距離を一定値どなるように
構成したものである。

記録ヘッド保持部材８に固定される記録ヘッド基板２２
は、ドラム軸心線方向に平面をもつプレート状に形成さ
れ、各プレートは対面する潜像担持体ドラム５の周面に
対しほぼ平行に設けられている。この場合、記録ヘッド
基板２２は潜像担持体ドラム軸線方向に一列分のドツト
を形成するように構成しているので、製造が容易である
という利点がある。記録ヘッド基板２２は、〜体品で形
成してもよく、この場合にはドラム周方向に記録ヘッド
基根２２を曲折して形成することになる。

この第２の実施例においても、第６図のように、潜像担
持体ドラム５の周方向に対しほぼ均一な電位をｂつ潜像
を形成し、該潜像のドッ］−径もドラム周方向に対しほ
ぼ一様なものとなる。

前述した第１及び第２の実施例では、記録ヘッドとして
放電型記録ヘッドを用いているが、本発明は、潜像担持
体ドラムに潜像を書き込む手段は問わず、面状の記録ヘ
ッドであればどのような記録ヘッドにも適用することが
可能である。

発明の詳細 な説明したように本発明によれば、潜像担持体ドラムの
周面に対応するようにほぼ一定の間隙距離をもって潜像
形成手段を設置したので、円筒状のＷＩ像像担持トドラ
ム周面走査方向に対し記録ヘッドによりほぼ同径のドツ
ト径でかつ同電位の潜像を形成することができ、したが
って潜像が、顕在化されて可視化された記録画像は、濃
度ムラ、線幅ムラ等の画像欠陥のほとんどない良好な記
録画像として得られるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例をあられす概略正面図、第２図
はその具体的構成をあられす正面図、第３図は本発明の
他の実施例をあられす概略正面図、 第４図は従来の記録ヘッドをあられＶ潜像担持体ドラム
側から児た構成平面図、 第５図は第４図の構成正面図、 第６図は本発明と従来例を比較するための潜像電位の特
性をあられすグラフ、 第７図ｔよ従来の記録ヘッドを用いた場合の潜像ドツト
形状をあられず模式図である。 １・・・潜像形成部、 ５・・・潜像担持体ドラム、 ８・・・記録ヘッド保持部材、 ２．１２．２２・・・記録ヘッド基板、１３・・・イオ
ン発生源、 １４・・・イオン導出制御手段、 ６．１６．２６・・・潜像形成手段（記録ヘッド）。 第４図 ；ｔａＪｉＭ！）−ラムＬ装置 ６＠＠＠ｍ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）イオン発生源とイオン導出制御手段とをマトリク
   ス状に配列して潜像形成手段を構成し、この潜像形成手
   段に円筒状の潜像担持体ドラムを対向し、前記潜像形成
   手段により潜像担持体ドラム上に静電潜像を形成するよ
   うにした潜像形成装置において、潜像担持体ドラムの周
   面に対応するように略一定の間隔を介して潜像形成手段
   を設けたことを特徴とする潜像形成装置。
2. （２）潜像形成手段は、潜像担持体ドラムに対向する面
   が湾曲していることを特徴とする特許請求の範囲第１項
   記載の潜像形成装置。