JPS6226104A - 乗用車用空気入りラジアルタイヤ - Google Patents
乗用車用空気入りラジアルタイヤInfo
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- JPS6226104A JPS6226104A JP60163938A JP16393885A JPS6226104A JP S6226104 A JPS6226104 A JP S6226104A JP 60163938 A JP60163938 A JP 60163938A JP 16393885 A JP16393885 A JP 16393885A JP S6226104 A JPS6226104 A JP S6226104A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tire
- tread
- circumferential direction
- center
- groove
- Prior art date
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- Pending
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- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、操縦安定性を損なうことなくウェットスキッ
ド特性を向上させた乗用車用空気入りラジアルタイヤに
関する。
ド特性を向上させた乗用車用空気入りラジアルタイヤに
関する。
近年、車両、特に乗用車の高性能化に伴い、タイヤもバ
イアスタイヤからラジアルタイヤへとその構造形態を変
えると共に、ラジアルタイヤにおいてもタイヤ形状が偏
平化されてきている。このタイヤの偏平化により、タイ
ヤ踏面の接地幅が広くなり、このため、コーナリングフ
ォースが大きくなり、その結果、車両の操縦安定性が向
上するようになった。しかしながら、一方、タイヤの偏
平化に伴って夕・イヤ接地長さが漸次短くなる傾向にあ
り、これによりウェットスキッド特性が低下してしまう
。
イアスタイヤからラジアルタイヤへとその構造形態を変
えると共に、ラジアルタイヤにおいてもタイヤ形状が偏
平化されてきている。このタイヤの偏平化により、タイ
ヤ踏面の接地幅が広くなり、このため、コーナリングフ
ォースが大きくなり、その結果、車両の操縦安定性が向
上するようになった。しかしながら、一方、タイヤの偏
平化に伴って夕・イヤ接地長さが漸次短くなる傾向にあ
り、これによりウェットスキッド特性が低下してしまう
。
“ 一般に、ウェア)スキッド特性に影響を与えるタイ
ヤ設計上の要因としては、タイヤ踏面に形成されたトレ
ッドパターン、トレッド部のトレッドゴムの材質、タイ
ヤ構造、およびタイヤの形状等が考えられる。なかでも
、タイヤの高性能化、特に高速性および操縦安定性の向
上をはかること、すなわち高速走行用として使用される
タイヤでは、トレッドパターンの影響がつエツトスキッ
ド特性に顕著に現れることが判っている。
ヤ設計上の要因としては、タイヤ踏面に形成されたトレ
ッドパターン、トレッド部のトレッドゴムの材質、タイ
ヤ構造、およびタイヤの形状等が考えられる。なかでも
、タイヤの高性能化、特に高速性および操縦安定性の向
上をはかること、すなわち高速走行用として使用される
タイヤでは、トレッドパターンの影響がつエツトスキッ
ド特性に顕著に現れることが判っている。
つまり、高速域では、トレッドゴムの材質或いは外的要
因(例えば、路面の状態、すなわち路面の摩擦係数の違
い)などよりも、純粋にタイヤの排水性のみがそのタイ
ヤのウェットスキッド特性を支配することになる。そし
て、タイヤの排水性に直接影響を与えるのがトレッドパ
ターンであることは明らかである。
因(例えば、路面の状態、すなわち路面の摩擦係数の違
い)などよりも、純粋にタイヤの排水性のみがそのタイ
ヤのウェットスキッド特性を支配することになる。そし
て、タイヤの排水性に直接影響を与えるのがトレッドパ
ターンであることは明らかである。
そこで、従来、空気入りラジアルタイヤのトレンドパタ
ーンの改良について、数多くの研究がなされてきた。例
えば、特開昭55−140604号公報に示されるよう
に、タイヤトレッドに関する発明がなされているが、し
かし、この発明においては、タイヤ踏面に形成されたセ
ンターリブに隣接する溝が断続した直線を連結した形状
のもので曲線状に形成されていないため、その溝に進入
した水をサブ溝に円滑に送り出せないという欠点がある
。また、実開昭60−18033号公報には、非対称タ
イヤに関する考案が記載されているが、この考案では、
タイヤ踏面の中心部にセンターリブがな(しかもパター
ンが左右非対称であるので、走行中にタイヤ踏面の前方
で水をタイヤ幅方向左右に速やかにはき分ける機能に欠
けることになる。さらに、特開昭60−45404号公
報に示されるウニ、トスキッド抵抗性の高いタイヤ・パ
ターンに関する発明では、センターリブに隣接する溝に
進入した水がタイヤ幅方向に設けられたサブ溝内にスム
ースに導入されにくいという欠点がある。
ーンの改良について、数多くの研究がなされてきた。例
えば、特開昭55−140604号公報に示されるよう
に、タイヤトレッドに関する発明がなされているが、し
かし、この発明においては、タイヤ踏面に形成されたセ
ンターリブに隣接する溝が断続した直線を連結した形状
のもので曲線状に形成されていないため、その溝に進入
した水をサブ溝に円滑に送り出せないという欠点がある
。また、実開昭60−18033号公報には、非対称タ
イヤに関する考案が記載されているが、この考案では、
タイヤ踏面の中心部にセンターリブがな(しかもパター
ンが左右非対称であるので、走行中にタイヤ踏面の前方
で水をタイヤ幅方向左右に速やかにはき分ける機能に欠
けることになる。さらに、特開昭60−45404号公
報に示されるウニ、トスキッド抵抗性の高いタイヤ・パ
ターンに関する発明では、センターリブに隣接する溝に
進入した水がタイヤ幅方向に設けられたサブ溝内にスム
ースに導入されにくいという欠点がある。
本発明は、トレッドパターンを工夫することにより、操
縦安定性を損なうことなくウェットスキッド特性を向上
させた乗用車用空気入りラジアルタイヤを提供すること
を目的とする。
縦安定性を損なうことなくウェットスキッド特性を向上
させた乗用車用空気入りラジアルタイヤを提供すること
を目的とする。
このため、本発明は、タイヤ踏面の中心部にセンターリ
ブをタイヤ周方向に環状に設け、前記センターリブの左
右に複数の主溝をタイヤ周方向に環状に配置すると共に
これらの主溝のうちで前記センターリブに隣接する主溝
をストレートに近い曲線状に形成し、これらの主溝間を
曲線状のサブ溝で横断的に連結し、該サブ溝のタイヤ周
方向に対する角度をタイヤ踏面の中心部に近づくにつれ
て順次小さくなし、さらに、タイヤ踏面の連化率を40
%±5%としたことを特徴とする乗用車用空気入りラジ
アルタイヤを要旨とするものである。
ブをタイヤ周方向に環状に設け、前記センターリブの左
右に複数の主溝をタイヤ周方向に環状に配置すると共に
これらの主溝のうちで前記センターリブに隣接する主溝
をストレートに近い曲線状に形成し、これらの主溝間を
曲線状のサブ溝で横断的に連結し、該サブ溝のタイヤ周
方向に対する角度をタイヤ踏面の中心部に近づくにつれ
て順次小さくなし、さらに、タイヤ踏面の連化率を40
%±5%としたことを特徴とする乗用車用空気入りラジ
アルタイヤを要旨とするものである。
以下、図面を参照して本発明の構成について詳しく説明
する。
する。
第1図は、踏面のトレッドパターンを省略した本発明の
乗用車用空気入りラジアルタイヤの一例の半断面斜視説
明図である。この図において、左右一対のビード部1.
1間に、タイヤ周方向EE’ に対するコード角度が実
質的に90゜であるカーカス層4が配置されている。ま
た、トレッド部3におけるカーカス層4上に、2枚のベ
ルト層5がトレッド部3のほぼ全域に亘って配置されて
いる。さらに、このベルト層5の上に、ベルトカバ一層
6がトレッド部3のほぼ全域に亘って配設されている。
乗用車用空気入りラジアルタイヤの一例の半断面斜視説
明図である。この図において、左右一対のビード部1.
1間に、タイヤ周方向EE’ に対するコード角度が実
質的に90゜であるカーカス層4が配置されている。ま
た、トレッド部3におけるカーカス層4上に、2枚のベ
ルト層5がトレッド部3のほぼ全域に亘って配置されて
いる。さらに、このベルト層5の上に、ベルトカバ一層
6がトレッド部3のほぼ全域に亘って配設されている。
このベルトカバ一層6は、高速耐久性を向上させるため
のもので、必ずしも配置されなくともよい。なお、2は
サイドウオール部、7はショルダ一部、8はタイヤ踏面
を表わす。なお、タイヤ踏面8に形成されているトレン
ドパターンは、第1図では省略されている。
のもので、必ずしも配置されなくともよい。なお、2は
サイドウオール部、7はショルダ一部、8はタイヤ踏面
を表わす。なお、タイヤ踏面8に形成されているトレン
ドパターンは、第1図では省略されている。
カーカス層4は少なくとも1層配置されており、そのコ
ードとしては、ナイロン、ポリエステル、アラミツド(
芳香族ポリアミド繊維)等の化学繊維が一般に使用され
る。
ードとしては、ナイロン、ポリエステル、アラミツド(
芳香族ポリアミド繊維)等の化学繊維が一般に使用され
る。
ベルト層5を構成するコードとしては、通常タイヤ用と
して使用されるものを用いればよく、ナイロン、ポリエ
ステルのコードが好ましく、また、スチール、アラミツ
ド、レーヨン等のコードが使用可能である。
して使用されるものを用いればよく、ナイロン、ポリエ
ステルのコードが好ましく、また、スチール、アラミツ
ド、レーヨン等のコードが使用可能である。
ベルトカバ一層6のコードとしては、一般にナイロンが
用いられる。そのコード角度は、タイヤ周方向EE’
に対して実質的に0° (平行)である。
用いられる。そのコード角度は、タイヤ周方向EE’
に対して実質的に0° (平行)である。
本発明においては、第1図に示す空気入りラジアルタイ
ヤのタイヤ踏面8に、第2図に示されるようなトレッド
パターンを形成している。
ヤのタイヤ踏面8に、第2図に示されるようなトレッド
パターンを形成している。
第2図は、本発明の乗用車用空気入りラジアルタイヤの
タイヤ踏面の一例を示した平面図である。この第2図に
おいて、mはタイヤ踏面のタイヤ周方向中心線を示し、
IIA 、 IIB 、 IICは、タイヤ周方向EE
’ に環状に設けた主溝である。また、12は、タイヤ
踏面の中心部にタイヤ周方向BE’ に環状に設けたセ
ンターリブである。13は、タイヤ踏面の中心部からタ
イヤ幅方向接地端14に伸びるサブ溝で、これらのサブ
溝13のタイヤ周方向に対する角度は、タイヤ踏面の中
心部でθ、タイヤ幅方向接地端14でθ゛となっている
。
タイヤ踏面の一例を示した平面図である。この第2図に
おいて、mはタイヤ踏面のタイヤ周方向中心線を示し、
IIA 、 IIB 、 IICは、タイヤ周方向EE
’ に環状に設けた主溝である。また、12は、タイヤ
踏面の中心部にタイヤ周方向BE’ に環状に設けたセ
ンターリブである。13は、タイヤ踏面の中心部からタ
イヤ幅方向接地端14に伸びるサブ溝で、これらのサブ
溝13のタイヤ周方向に対する角度は、タイヤ踏面の中
心部でθ、タイヤ幅方向接地端14でθ゛となっている
。
この第2図に示されるトレッドパターンを有するタイヤ
は、下記の(1)〜(5)の要件を満足するものである
。
は、下記の(1)〜(5)の要件を満足するものである
。
(1) タイヤ踏面の中心部にセンターリブ12をタ
イヤ周方向EE’ に環状に設けたこと。
イヤ周方向EE’ に環状に設けたこと。
これにより、走行中にタイヤ踏面の前方で水をタイヤ幅
方向左右に速やかにはき分けることができるようになる
からである。
方向左右に速やかにはき分けることができるようになる
からである。
(2) センターリブ12の左右に複数の主溝11A
。
。
11B 、 IICをタイヤ周方向EE’ に環状に配
置すると共にこれらの主溝のうちでセンターリブ12に
隣接する主溝11Aをストレートに近い曲線状に形成し
たこと。
置すると共にこれらの主溝のうちでセンターリブ12に
隣接する主溝11Aをストレートに近い曲線状に形成し
たこと。
主溝11B 、 IIGは、ストレート溝とする。この
ように、ストレートな主溝を複数本設けることにより、
タイヤ踏面でのシースルー効果、すなわちタイヤ踏面前
方からタイヤ踏面後方をこれらのストレート溝を通して
見わたせるという効果によって、走行時にタイヤ踏面前
方から進入した水がタイヤ踏面後方に抜は易くなるから
である。
ように、ストレートな主溝を複数本設けることにより、
タイヤ踏面でのシースルー効果、すなわちタイヤ踏面前
方からタイヤ踏面後方をこれらのストレート溝を通して
見わたせるという効果によって、走行時にタイヤ踏面前
方から進入した水がタイヤ踏面後方に抜は易くなるから
である。
また、センターリブ12に隣接する主溝11Aをストレ
ートに近い曲線状に形成することにより、主溝11Aに
進入した水をサブ溝13に送り易くすることができるか
らである。
ートに近い曲線状に形成することにより、主溝11Aに
進入した水をサブ溝13に送り易くすることができるか
らである。
(3) これらの主溝11A 、 IIB 、 II
G間を曲線状のサブ溝13で横断的に連結したこと。
G間を曲線状のサブ溝13で横断的に連結したこと。
これにより、走行時にタイヤ踏面前方から主溝11A
、 IIB 、 IICに進入した水がサブ溝13を通
ってタイヤの両ショルダ一部(タイヤ幅方向接地端14
)に容易に排水されることになるからである。
、 IIB 、 IICに進入した水がサブ溝13を通
ってタイヤの両ショルダ一部(タイヤ幅方向接地端14
)に容易に排水されることになるからである。
また、サブ溝13を曲線状に形成することにより、主溝
11A 、 IIB 、 IICとサブ溝13とが交差
するクロス域での水の流れ、特にタイヤ幅方向外側への
水の流れをよくすることが可能となるのである。
11A 、 IIB 、 IICとサブ溝13とが交差
するクロス域での水の流れ、特にタイヤ幅方向外側への
水の流れをよくすることが可能となるのである。
このサブ溝13は、タイヤ踏面のタイヤ周方向中心線m
を基準として、左右対称に配置されるのが好ましい。こ
れにより、走行時にセンターリブ12によってタイヤ幅
方向左右にはき分けられた水をタイヤ幅方向接地端14
の方向、すなわちショルダ一部方向に速やかにはき出す
効果が発揮されるからである。
を基準として、左右対称に配置されるのが好ましい。こ
れにより、走行時にセンターリブ12によってタイヤ幅
方向左右にはき分けられた水をタイヤ幅方向接地端14
の方向、すなわちショルダ一部方向に速やかにはき出す
効果が発揮されるからである。
なお、サブ溝13は、主溝11A 、 IIB 、 I
ICとほぼ同一溝深さであるとよい。これにより、サブ
7J113にも十分な排水性能が与えられ、特に進入し
た水を両ショルダ一部方向へ排水し易くなるからである
。
ICとほぼ同一溝深さであるとよい。これにより、サブ
7J113にも十分な排水性能が与えられ、特に進入し
た水を両ショルダ一部方向へ排水し易くなるからである
。
(4)サブ溝13のタイヤ周方向EE”に対する角度を
タイヤ踏面の中心部に近づくにつれて順次小さくしたこ
と。
タイヤ踏面の中心部に近づくにつれて順次小さくしたこ
と。
センターリブ12付近の主溝、例えば主溝11Aから進
入した水をより速やかにショルダ一部方向にはき出すた
めに、センターリブ12付近のサブ溝13は、タイヤ周
方向EE’ に対して小さな角度、例えばθ=20°〜
45°とした。しかし、サブ溝13のタイヤ周方向EE
’ に対する角度を全てこの角度θとすると、トレッド
ゴムの横剛性が低下してしまう。そこで、サブ溝13の
角度をショルダ一部に近づくにつれて順次大きくし、例
えばθ°=50°〜80°としたのである。
入した水をより速やかにショルダ一部方向にはき出すた
めに、センターリブ12付近のサブ溝13は、タイヤ周
方向EE’ に対して小さな角度、例えばθ=20°〜
45°とした。しかし、サブ溝13のタイヤ周方向EE
’ に対する角度を全てこの角度θとすると、トレッド
ゴムの横剛性が低下してしまう。そこで、サブ溝13の
角度をショルダ一部に近づくにつれて順次大きくし、例
えばθ°=50°〜80°としたのである。
(5) タイヤ踏面の連化率を40%±5%としたこ
と。
と。
タイヤ踏面にトレッドパターンが形成されていない場合
には、溝比率はゼロである。この場合、進行中における
水のタイヤ踏面への進入による溝の排水効果はゼロとな
る。
には、溝比率はゼロである。この場合、進行中における
水のタイヤ踏面への進入による溝の排水効果はゼロとな
る。
したがって、一般に溝比率が高くなれば水の排水効果は
高まる。すなわち、水の進入路が大きくなり、或いは水
の進入路が多くなるからである。
高まる。すなわち、水の進入路が大きくなり、或いは水
の進入路が多くなるからである。
しかし、溝比率を高くすると、トレンドパターンを構成
する各ブロックの大きさが小さくなってしまう。これに
より、各ブロックの断面二次モーメントも小さくなり、
ドライの操縦安定性が悪化してしまう。
する各ブロックの大きさが小さくなってしまう。これに
より、各ブロックの断面二次モーメントも小さくなり、
ドライの操縦安定性が悪化してしまう。
そこで、このように二律背反する条件をそれぞれ満足さ
せるには、試験の結果、溝比率を40%±5%とするの
が良いことが判ったのである。
せるには、試験の結果、溝比率を40%±5%とするの
が良いことが判ったのである。
これは、排水性をよくするには溝比率を45%とすると
よく、また、各ブロックの断面二次モーメントを大きく
するため、すなわち操縦安定性をよくするためには、溝
比率を35%とするのがよいという試験上の確認による
。
よく、また、各ブロックの断面二次モーメントを大きく
するため、すなわち操縦安定性をよくするためには、溝
比率を35%とするのがよいという試験上の確認による
。
このため、本発明では、溝比率を40%±5%としたの
である。
である。
なお、タイヤ周方向に並んだ各ブロックの大きさは、パ
ターンノイズの低減のために、それぞれ異なっている。
ターンノイズの低減のために、それぞれ異なっている。
次に、下記の仕様の本発明タイヤ、比較タイヤ1、およ
び比較タイヤ2について、実車による操縦安定性能試験
およびウェットスキ、7ド特性試験を行った結果を示す
。なお、タイヤサイズは、それぞれ、205 /60
R15である。
び比較タイヤ2について、実車による操縦安定性能試験
およびウェットスキ、7ド特性試験を行った結果を示す
。なお、タイヤサイズは、それぞれ、205 /60
R15である。
(a) 本発明タイヤ。
第2図に示すトレッドパターンを有するタイヤ。曲線状
サブ溝13は、同一曲率を有する円弧状に配置。このサ
ブ溝13の接線がタイヤ周方向EE’ となす角度を、
タイヤ踏面の中心部に近づくにつれて順次小さくした(
θ=30°〜θ。
サブ溝13は、同一曲率を有する円弧状に配置。このサ
ブ溝13の接線がタイヤ周方向EE’ となす角度を、
タイヤ踏面の中心部に近づくにつれて順次小さくした(
θ=30°〜θ。
=75°)。溝比率41%。
パターンの諸元は、下記表1の通りである。
(重責以下余白)
表1
(b) 比較タイヤ1゜
サブ溝13を主溝11A 、 IIB 、 IICニは
ぼ直交する直線状としたことを除いて、上記本発明タイ
ヤと同様である。
ぼ直交する直線状としたことを除いて、上記本発明タイ
ヤと同様である。
(C) 比較タイヤ2゜
サブ溝13を直線状とし、タイヤ周方向EE’となす角
度を段階的に変化させ、タイヤ踏面の中心部からショル
ダ一部に向って、それぞれ、45°、60 ”、75
°となるようにしたことを除いて、上記本発明タイ
ヤと同様である。
度を段階的に変化させ、タイヤ踏面の中心部からショル
ダ一部に向って、それぞれ、45°、60 ”、75
°となるようにしたことを除いて、上記本発明タイ
ヤと同様である。
1且皮足止血拭放:
室内コーナリング試験機による試験を行った。
室内コーナリング試験とは、直径2500mmのドラム
上で、タイヤにスリップ角2°を与えたときに発生する
コーナリングフォースを2で除した値を操縦安定性の代
用値とするものである。
上で、タイヤにスリップ角2°を与えたときに発生する
コーナリングフォースを2で除した値を操縦安定性の代
用値とするものである。
試験条件は、リム6JX15、空気圧P=2.0kg/
crl、荷重W=350kg (車重の約1/4相当
の値)、速度20km/hrである。
crl、荷重W=350kg (車重の約1/4相当
の値)、速度20km/hrである。
この試験結果を第3図に指数表示した。第3図から、本
発明タイヤが比較タイヤ1および比較タイヤ2に比して
操縦安定性において優れていることが判る。
発明タイヤが比較タイヤ1および比較タイヤ2に比して
操縦安定性において優れていることが判る。
ウニ・・ トスキ・・ド −、:
半径100 mの乾燥した路面の一部に水深7〜8rn
taの湿潤路を設け、車両走行時の各速度毎に定常円旋
回時の湿潤路部での横加速度を測定し、最大横加速度を
発生するときの速度(臨界速度、この速度が高い方がよ
く、つまり、ハイドロプレーニングを発生しにくいこと
になる)を求めることによった。
taの湿潤路を設け、車両走行時の各速度毎に定常円旋
回時の湿潤路部での横加速度を測定し、最大横加速度を
発生するときの速度(臨界速度、この速度が高い方がよ
く、つまり、ハイドロプレーニングを発生しにくいこと
になる)を求めることによった。
試験条件は、リム6J X15、空気圧P=2.0kg
/cd+である。
/cd+である。
この試験結果を第4図に指数表示した。第4図から、本
発明タイヤが比較タイヤ1および比較タイヤ2に比して
ウェットスキッド特性において優れていることが判る。
発明タイヤが比較タイヤ1および比較タイヤ2に比して
ウェットスキッド特性において優れていることが判る。
なお、上記本発明タイヤでは、曲線状サブ溝13を同一
曲率を有する円弧状に配置したが、センターリブ12に
隣接するタイヤ周方向蛇行状主溝11Aを含めて、主溝
間を連結する各々のサブ溝13の平面的形状は、同一曲
率の円弧状でなくともよ(、任意の曲線形状を採ること
ができる。
曲率を有する円弧状に配置したが、センターリブ12に
隣接するタイヤ周方向蛇行状主溝11Aを含めて、主溝
間を連結する各々のサブ溝13の平面的形状は、同一曲
率の円弧状でなくともよ(、任意の曲線形状を採ること
ができる。
何れにしても、タイヤ踏面の中心部に最も近いサブ溝1
3にあっては、該サブ溝13の接線がタイヤ周方向EE
” となす角度は20°〜45°であり、ショルダ一部
に最も近いサブ溝13にあっては、50”〜80°であ
ることが要求される。
3にあっては、該サブ溝13の接線がタイヤ周方向EE
” となす角度は20°〜45°であり、ショルダ一部
に最も近いサブ溝13にあっては、50”〜80°であ
ることが要求される。
以上説明したように本発明によれば、トレッドパターン
における複数の主溝とこれら主溝間を連結するサブ溝と
の形状および配列等を適切に定めたので、操緩安定性を
損なうことなく、ウェットスキッド特性を向上うさせる
ことが可能となった。この本発明のタイヤは、偏平比6
0以下の高性能乗用車用空気入りラジアルタイヤとして
有利°に利用可能である。
における複数の主溝とこれら主溝間を連結するサブ溝と
の形状および配列等を適切に定めたので、操緩安定性を
損なうことなく、ウェットスキッド特性を向上うさせる
ことが可能となった。この本発明のタイヤは、偏平比6
0以下の高性能乗用車用空気入りラジアルタイヤとして
有利°に利用可能である。
第1図は踏面のトレンドパターンを省略した本発明の乗
用車用空気入りラジアルタイヤの一例の半断面斜視説明
図、第2図は本発明の乗用車用空気入りラジアルタイヤ
のタイヤ踏面の一例を示した平面図、第3図は本発明タ
イヤと比較タイヤとについて操縦安定性能の比較を示す
説明図、第4図は本発明タイヤと比較タイヤとについて
ウェットスキツド性能の比較を示す説明図である。 1・・・ビード部、2・・・サイドウオール部、3・・
・トレンド部、4・・・カーカス層、5・・・ベルト層
、6・・・ベルトカバ一層、7・・・ショルダ一部、8
・・・タイヤ踏面、11A 、 IIB 、 IIC・
・・主溝、12・・・センターリブ、13・・・サブ溝
、14・・・タイヤ幅方向接地端。
用車用空気入りラジアルタイヤの一例の半断面斜視説明
図、第2図は本発明の乗用車用空気入りラジアルタイヤ
のタイヤ踏面の一例を示した平面図、第3図は本発明タ
イヤと比較タイヤとについて操縦安定性能の比較を示す
説明図、第4図は本発明タイヤと比較タイヤとについて
ウェットスキツド性能の比較を示す説明図である。 1・・・ビード部、2・・・サイドウオール部、3・・
・トレンド部、4・・・カーカス層、5・・・ベルト層
、6・・・ベルトカバ一層、7・・・ショルダ一部、8
・・・タイヤ踏面、11A 、 IIB 、 IIC・
・・主溝、12・・・センターリブ、13・・・サブ溝
、14・・・タイヤ幅方向接地端。
Claims (1)
- タイヤ踏面の中心部にセンターリブをタイヤ周方向に環
状に設け、前記センターリブの左右に複数の主溝をタイ
ヤ周方向に環状に配置すると共にこれらの主溝のうちで
前記センターリブに隣接する主溝をストレートに近い曲
線状に形成し、これらの主溝間を曲線状のサブ溝で横断
的に連結し、該サブ溝のタイヤ周方向に対する角度をタ
イヤ踏面の中心部に近づくにつれて順次小さくなし、さ
らに、タイヤ踏面の溝比率を40%±5%としたことを
特徴とする乗用車用空気入りラジアルタイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60163938A JPS6226104A (ja) | 1985-07-26 | 1985-07-26 | 乗用車用空気入りラジアルタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60163938A JPS6226104A (ja) | 1985-07-26 | 1985-07-26 | 乗用車用空気入りラジアルタイヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6226104A true JPS6226104A (ja) | 1987-02-04 |
Family
ID=15783674
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60163938A Pending JPS6226104A (ja) | 1985-07-26 | 1985-07-26 | 乗用車用空気入りラジアルタイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6226104A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01282005A (ja) * | 1988-05-10 | 1989-11-13 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
US5133485A (en) * | 1991-02-27 | 1992-07-28 | Shigeo Ohno | Liquid food pot |
JPH04109166U (ja) * | 1991-03-08 | 1992-09-21 | フジコピアン株式会社 | インクリボンカセツト |
US5679185A (en) * | 1992-10-19 | 1997-10-21 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Pneumatic tire |
US7322390B2 (en) * | 2002-12-03 | 2008-01-29 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Pneumatic tire having tread with blocks having obtuse angle corner portions |
US7416003B2 (en) * | 2002-12-03 | 2008-08-26 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Pneumatic tire with tread surface having specified direction of rotation |
US7614435B2 (en) * | 2002-11-19 | 2009-11-10 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Pneumatic tire having circumferential straight main groove, arcuate curved main grooves and circumferential auxiliary grooves |
JP2012041019A (ja) * | 2010-08-23 | 2012-03-01 | Bridgestone Corp | タイヤ |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4725646A (ja) * | 1971-03-20 | 1972-10-21 | ||
JPS55140604A (en) * | 1979-04-12 | 1980-11-04 | Dunlop Co Ltd | Tire tread |
-
1985
- 1985-07-26 JP JP60163938A patent/JPS6226104A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4725646A (ja) * | 1971-03-20 | 1972-10-21 | ||
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Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01282005A (ja) * | 1988-05-10 | 1989-11-13 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
US5133485A (en) * | 1991-02-27 | 1992-07-28 | Shigeo Ohno | Liquid food pot |
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JP2012041019A (ja) * | 2010-08-23 | 2012-03-01 | Bridgestone Corp | タイヤ |
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