JPS6226080A

JPS6226080A - マイクロ波治療装置

Info

Publication number: JPS6226080A
Application number: JP61039354A
Authority: JP
Inventors: チエン　ズーフアン
Original assignee: North China Research Institute of Electro Optics
Current assignee: North China Research Institute of Electro Optics
Priority date: 1985-02-26
Filing date: 1986-02-26
Publication date: 1987-02-04
Also published as: US4621642A; GB8504935D0; EP0193831A1; GB2171309A; CN85100912B; GB2171309B; CN85100912A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、多重周波数を有する複合マイクロ波を用いて
人体または動物の体の局部治療を行なうための装置にＩ
３Ｑするものである。この装置は、医学および衛生学に
おいて、従来の鍼療法による治療に代って用いることが
できる。

［従来の技術とその問題点］先行技術において、いろいろな種類のマイクロ波装置が
ある。これらはそれぞれ異った構造と異つた特性を有し
、またその動作の工程と方法もいろいろと異っている。

しかし、医療目的を実現するために、生体組織にマイク
ロ波を照射することによってえられる加熱効果を利用す
る、という特徴は共通に有している。したがって、これ
らの装置の大部分は加熱治療に用いられる。例えば、癌
の過熱療法や透熱療法に用いられる。

最近、中国の研究者はマイクロ波が人体に及ぼす物理的
治療効果について新しい考えを発表した。

これらの研究者の主張によると、温熱効果および非、温
熱効果の他に、人体にマイクロ波を照０４するさいに第
３の効果がある。すなわち、人体の［経絡（ｊｉｎｇｌ
ｕｏ　）　Ｊ系または循環系および側副系に及ぼす調節
効果である。これらの考えは中国の伝統的な医療の「経
絡」理論に基づ＜　！ｉｌｌ究結果によるものである。

すなわち、Ｑｉ　Ｇｏｎｇ　ａｎｄ　Ｑｉ　Ｇｏｎｇ療
法の理論である。

伝統的な漢法医療の理論によれば、循環系や神経系など
のような解剖学的構造をもった生理系と共に、人体の中
には経絡系が共存している。しかし、この経絡系は解剖
学的には発見されていない。

経絡に沿って移動する一種の［ＱｉＪ、すなわち、生命
力は人間の健康状態を決定する。経絡はそれ自身がそれ
自身のやり方で人体の中に分布している。「経穴点」ま
たは「経穴」と呼ばれる鍼治療における特別の位置がこ
の経絡に沿って存在する。

この理論に基づいて、鍼療法はそれぞれの経穴を選定し
、医療や衛生の面でいろいろな病気や不健康の治療を行
なうのである。同じ理論による別の実行例はＱｉ　Ｇｏ
ｎｇ　、すなわち、一種の深い呼吸の実行である。長期
間この実行の訓練を行ないそして励行したＱｉ　Ｇｏｎ
ｇの修得者は、自分自身をその実行に集中する時、自分
の精神力によって自分の身体の中の経絡に沿って生命力
を思いのままに移動させることができるという状態にす
ることができ、したがって、自らの健康を良好な状態に
保つことができる。修得者によっては、一定の経穴を通
して生命力を外に放散することさえできる。このことは
［Ｆａ　Ｇｏｎ（Ｉ　Ｊ　、すなわち、精力放射と呼ば
れる。このような修得者は経穴を通して、例えば、自ら
の手にある経穴を通して、患者の体のある選定された経
穴へ「精力」を放射することにより、患者を治療するこ
とができる。精力放射療法、すなわち、Ｑｉ　Ｇｏｎｇ
療法のこの臨床療法は長い間実際に行なわれており、中
国では広く知られている。けれども、このような状態に
到達できたＱｉＧｏｎｇ修得者は穫く少数であって、し
たがって、この療法は広範には行なえないという問題点
がある。

し発明が解決しようとする問題点］研究者の中には、経絡系と人体の電磁界との間にある種
の関連があると信じている人達がいる。

近代的な装置を用いてこの精力放射現象を研究すること
により、研究者達は精力放射経穴点において、広帯域の
赤外線および可聴下の低周波音波の存在と、磁界強度の
増大および静電界の集中を検出している。このことに関
連した調査結果が本発明の発明者名の報告書［Ｔｈｅ　
Ｉｎｆｒａｒｅｄ　０ｂｓｅｒｖｅｒ　Ｊ第２／８０号
、第１６頁に発表されている。

このような結果に基づいて、人体の電磁界を制御するこ
とより、鍼療法や精力放射などのように経穴点をいろい
ろの方法で刺激し、それにより人間の健康状態が改善で
きると一部の研究者は信じている。マイクロ波は人体の
中に深く入ることができ、かつ、いろいろな物理的効果
を生ずることができるから、マイクロ波で経穴点を刺激
することにより、鍼療法や灸療法またはＱｉ　Ｇｏｎｇ
療法と類似の効果がえられるものと思われる。生体内の
電磁界は連続的に分布しており、かつ、持続的に変動す
るという特徴をもっているので、経穴点治療のために多
重周波数の複合マイクロ波を用いるべきであり、そして
このマイクロ波エネルギを人体の表面の局所領域に集中
させなければならない。

このことにより、鍼療法やＱｉ　Ｇｏｎｇ療法でえられ
るのと同様な良い物理的効果がえられる。鍼療法や０１
６００ｇ療法でえられるのと同様な効果は、従来のマイ
クロ波治療ではうろことができない。

本発明のこの考えに基づいて、本発明より以前に、本発
明者はマイクロ波鍼冶療のための装置を発明した。この
発明は、本発明者名でへＣＴへＥＬＥＣＴＲＯＮＩＣＡ
　５ＩＮＩＣＡ　（１９８２年）第８９頁の論文に発表
されている。この装置は鍼療法アンテナとマイクロ波発
生器で構成されている。前記アンテナは螺旋形導線でつ
くられた外側導体と、鍼療法用針で構成される内側導体
とを有している。治療中は、この針は選定された経穴点
の中に刺し込まれ、そして螺旋形導線はその経穴点のま
わりの皮膚と接触している。これらの内側導体と外側導
体は人体と直接に結合し、そして、マイクロ波が大分に
かつ指向性をもって、経穴点の中に放射される。臨床例
を統計的に調査した結果によると、この装置は伝統的な
鍼療法より効果が大きいことが明らかにされている。こ
のことは非常によく容認されており、またこの装置は市
場においても大きな販路占有率をえている。また、１９
８４年にブルガリアで開催された第４０回Ｐｌｏｖｄｉ
ｖＩｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ　Ｔｈｅｃｈｎｏｌｏｇ
ｙ　Ｅｘｈｉｂｉ℃ｉｏｎにおいて、金賞が授与されて
いる。針を刺す時に患者の苦痛を与えるので、患者の中
にはこの治療を受けることを好まない者がいる。これは
伝統的な鍼療法において残されている難しい問題点であ
る。さらに、治療中アンテナを固定するさいに患者に窮
１ｉｉ１な思いをさせる。、また、治療中にｄ３いて、
マイクロ波アンテナの螺旋形外側導体からマイクロ波が
かなり漏洩する。ざらに、アンテナの出力インピーダン
スと人体のインピーダンスとの整合をとることが困難な
ために、この装置の効率がざらに小さくなる。さらにま
た、前記マイクロ波発生器の出力周波数領域が限定され
ているために、複合マイクロ波内の周波数成分の数が少
なく、このことはそもそちの設計のさいに要請された多
重周波数の複合マイクロ波出力という観点から好ましく
ないことである。アンテナがこのように設計されている
ために、この装置は鍼療法による治療のためだ【プにそ
の利用が限定される。

［問題点を解決するための手段］本発明の目的はマイクロ波鍼療法の治療のための前記装
置を改良することである。先行技術のもつ問題点を解決
するために、新規なマイクロ波印加器が設計された。こ
のマイクロ波印加器は金属棒でつくられた内側導体と、
この内側導体のまわりにあってその一端が開放されてい
る遮蔽用外側導体とを有する。これらの２つの導体は同
じ基部構造体に取り付けられる。これらの２つの導体は
相互に電気的に絶縁されていて、それぞれが基部構造体
を通して、同軸ケーブルの内側導体および外側導体に接
続される。金属棒の先端と遮蔽用構造体の開放端部とが
このマイクロ波印加器の治療用ヘッドを構成する。治療
中は、このヘッドは、遮蔽構造となっている外側導体と
共に、反日と直接に接触する。このマイクロ波発生器は
並列接続された複数個の発振回路を有する。先行技術に
よるマイクロ波発生器を改良したのはこの点であって、
このことにより、その出力周波数帯域幅が１００−２．
５００ＭＨｚに拡大し、かつ、その多重周波数マイクロ
波出力を、構成している成分波の数が増大する。すべて
の周波数の成分波に対してこの印加器と人体との間に良
好なインピーダンス整合をうるために、前記外側導体は
特別の幾何学的形状をもつことができる。このことによ
り、出力の効率が増加する。また、この外側導体により
、マイクロ波の漏洩が減少し、そして環境に対するマイ
クロ波の妨害が事実上なくなる。この非浸透形印加器で
は鍼療法で行なわれる針を刺す段階がないので、患者に
とって苦痛はなくなる。また、患者の間での相互感染の
危険もなくなる。特別の幾何学的形状をもった外側導体
の出力インピーダンスは、マイクロ波鍼療法装置の螺旋
形外側導線導体の場合に比べて、人体のインピーダンス
によりよく整合する。したがって、広帯域の地回波数成
分波が人体の中に入って、浅部から深部へ刺激を行なう
ことができる。ざらに、照射領域と照射量が限定される
ので、患者に副次効果を起こすことはない。この印加器
は身体の正しい位置に簡単に取り付けることができるの
で、治療中に患者が少し移動することも可能であり、そ
れでもなおかつ鍼療法による効果もえられる。針が不必
要であるので、患者は治療中に適度に動くことができ、
このことは患者を楽にする。鍼療法のことを知らない人
でもこの装置を取り扱うことができるので、この治療装
置のオペレータに対する要求基準ち緩和される。したが
って、本発明の利用範囲が広がり、この装置を家庭で使
用することもできるであろう。内側導体と外側導体の寸
法を変更することにより、この印加器は過熱療法や透熱
療法に使用することができる。内側導体は治療のきいに
針と置換することもできるので、この装置は従来のマイ
クロ波鍼療法装置のすべての利点をそのまま有している
。本発明の装置は、同じ原理に桔づいて、初物の治療の
ために使用することもできる。この装置を動作させるさ
い、金属遮蔽構造体である外側導体は、マイクロ波療法
装置の螺旋形導線導体に比べて、安定化が容易である。

［実施例］次に、本発明の実施例を添付図面を参照しながら説明し
よう。

第１図は先行技術のマイクロ波鍼療法治療のための装置
の概要図である。この装置１０は鍼療法アンテナ１１と
、同軸ケーブル１３と、マイクロ波発生器１４と、電１
１５とを有する。この鍼療法アンテナは基部構造体１２
と、螺旋形の導線１８でつくられた外側導体と、管１７
でつくられた内側導体と、針１６とを有する。内側導体
１７と外側導体１８とは相互に絶縁されている。第２図
に示されているように、針１６のハンドル部分は内側導
体の管の中に配冒される。物理療法による治療のさいに
は、まず針を経穴に刺し、それから針のハンドル部分を
内側導体１７の中へ滑らせ、そして外側導体を経穴のま
わりの皮膚と接触させたまま、それらの間を静電容量的
に結合させる。

電源１５は適当な直流電源であることができる。

アンテナの出力は電源の出力電圧を調節することによっ
て制御される。マイクロ波発生器１４の出力の周波数の
分布が第３図に示されている。

第５図は本発明によるマイクロ波印加器の図面である。

印加器２０は外側導体２１と、内側導体２２と、基部構
造体１２とを有する。基部構造体１２と、この基部構造
体に接続された同軸ケーブル１３は第１図に示されたも
のと同じ構造を有する。内側導体２２の一端は基部構造
体１２に取り付けられ、かつ、ケーブル１３の内側導体
に接続される。一方、内側導体２２の他端は物理的鍼療
法のヘッド２３の役割りを果たす。このヘッドは金属で
つくられていて、そして内側導体２２から取りはずすこ
とができる。外側導体２１はまた基部構造体に取り付け
られると共に、ケーブル１３の外側導体に接続される。

内側導体２２と外側導体２１とは相互に絶縁されている
。外側導体２１はその基部構造体端から開放部端へ指数
関数状に拡大しており、それにより、この複合波のすべ
ての周波数において、この印加器と人体との間に良好な
インピーダンス整合かえられる。外側導体の横断面は任
意の形の閉曲線であることができるが、その形が円であ
ることが好ましい。内側導体と外側導体の横断面がいず
れも円である場合、第５図に示されているように、外側
導体の開放端の直径をＤｌ、外側導体の基部構造体端の
直径をＤ２）外側導体の長さをし、内側導体の物理療法
用ヘッドの直径をｄとする。この時、外側導体の形は次
の式によって表される。

−ａｅｂｘここで、ａ＝’２．ｂ＝　　’　　ｊ！ｎ　　’１２　　　　　
　［Ｄ２である。外側導体の形が定まると、この印加器の出力イ
ンピーダンスは次の式によって計ｉすることができる。

ここで、εは皮膚の誘電率である。実際には、Ｄ２は同
軸ケーブルとそのコネクタとして従来のものを用いれば
それらの寸法によって定まり、またＬは最も便利である
ようにいろいろな長さにすることができる。しかし、Ｄ
ｌとｄは人体のどの部分に治療を行なうか、およびその
治療方法によって定まり、そしてその都度変わることが
ある。

Ｄｌとｄの寸法の範囲は次の通りである。

ｄ　　：Ｑ、　　１−４５＃ｌｌ１１Ｄ１：１０　２００ｍ物理療法用ヘッド２３のｄが小さい場合、そのようなヘ
ッドを用いて経穴をマイクロ波エネルギで照射すると、
第７図に示されているように、小さな領域に高密度の電
磁界がえられる。第７図は物理療法用ヘッド２３が皮膚
と接触している場合を示し、この時、この皮膚領域を照
射するマイクロ波エネルギは人体の中に深く浸入する。

さらに、ヘッド２３から放射される出力は多くの周波数
成分をもった複合波であるので、おのおの周波数成分の
皮膚への浸入深さは互いに異なる。その結果、この経穴
点Ｃ−１直方向に分ｔ’ｎ　Ｌ／た刺激がえられ、した
がって、この装置により、針を用いずに鍼治療と非常に
よく似た効果をうろことができる。この装置は、小さな
ｄのヘッドを有づる内側導体を用いた場合、従来の鍼療
法と同様な治療効果がえられるので、従来の鍼療法によ
る治療の代りに用いることができる。Ｄｌとｄが大きい
印加器の場合には、そして比較的強い電磁界が用いられ
た時には、このＨ置は過熱療法や透熱療法に用いること
ができる。鍼療法による治療を行なうことが好ましい患
者に対しては、第６図に示されているように、この装置
はヘッド２３を取りはずし、その代りに鍼療法の針を取
り付けで用いることができる。本発明による装置を用い
た場合、第６図に示されているように、加熱効果と皮膚
効果が組み合わさるので、鍼療法と、灸療法と、過熱療
法と、透熱療法との諸効果を同時に受けることができる
。

臨床例の予備的統計調査の結果によると、この複合物理
療法による治療は従来の鍼療法による治療よりも効果的
であることが示されている。さらに、外側導体により遮
蔽効果があるために、また印加器と人体どの間に良いイ
ンピーダンス整合かえられるために、先行技術による螺
旋形導線の外側導体で構成されるマイクロ波鍼療法アン
テナを使用した従来の装置に比べて、本発明による装置
は出力損失がより小さく、かつ、マイクロ波による環境
への妨害もほとんどない。さらに、内側導体と針との間
の静電容量形結合により針の位置に比較的強い放電かえ
られ、このことにより局所的高温度領域かえられる。こ
のような特性があるために、本発明による装置は他の治
療目的、例えば、癌の透熱療法のために使用することが
できる。

第８図は本発明の別の実施例の図面である。この実施例
では、物理療法用ヘッド２９は内側導体２２の内部に弾
性をもった連結装置を有している。

このように構造体を設計することによりえられる利点は
、治療中において、内側導体と経穴点との接触が良好に
保たれることであり、したがって、印加器と人体との間
の整合も良好に保たれる。このように設計された装置は
手の上の経穴点のような特別の点に対して、または非常
に痩せた患者に対して、特に有用である。汗による湿気
を除去するために、外側導体に垂直に１個または複数個
の溝をそなえることができる。

第９図は本発明の回路装置の図面ある。この図面におい
て、印加器２０は第５図、第６図、および第８図のいず
れかに示された印加器であることができる。マイクロ波
発生器３０は並列に接続された３個のトランジスタ発掘
器とインピーダンス変換器３２とを有する。３個のトラ
ンジスタは同じ形式のものであることもできるし、また
は異なる形式のものであることもできる。インピーダン
ス変換器３２はマイクロ波インピーダンス変換器であっ
て、発掘器と同軸ケーブル１３との間に接続される。こ
の変換器の幅は発振器端からケーブル端に向けて指数関
数に従って小さくなる。このことにより、複合波内のす
べての周波数において良好な整合かえられる。発成周波
数は、誘導コイル３６およびまたは可変コンデンサ３３
のパラメータを調節することにより、１００−２．５０
０Ｍ　ｌ−１ｚの範囲内で変えることができる。３個の
発掘器の発成周波数は互いに異なる。３個の発掘器がイ
ンピーダンス変換器３２を通して同時に並列に出力する
ことにより、この装置の多重周波数出力をうろことがで
きる。この装置の出力周波数の分布の様子が第４図に示
されている。この分布は、回路のパラメータを調節する
ことにより、変えることができる。第４図において、周
波数成分の数は、費用対効率の観点から合理的な範囲内
で、並列接続された発振器の数を増すことにより、増加
することができる。この装置の出力周波数の分布は第４
図を見ればわかる。第４図には出力周波数分布の１つの
実施例だけが示されているけれども、回路のパラメータ
を変えることにより、異なる周波数分布をうろことがで
きる。第９図に示された回路の原理に従えば、出力周波
数を大きくして、許容されるコストの範囲内で、並列接
続された発振回路の総数をふやすことができる。本発明
はトランジスタ発掘器を他の部品で置き換えることによ
って、例えば、マイクロ波発生器となる集積回路で置き
換えることによって、実施することもできる。第９図の
マイクロ波発生器は、導線３５とこの回路のアースとを
通して、直流電源に接続される。この直流電源は電池で
あることもできるし、または安定化された直流電源であ
ることもできる。

この電源の直流電圧を従来の方法で調節することにより
、この装置の出力を、０．１−３ワツトの範囲内で変え
ることができる。第９図の点線はアースされた金属導体
を表している。このアースされた金属導体により、この
マイクロ波発生器が十分に遮蔽される。このことにより
、マイクロ波により環境が悪化するのが防止されると共
に、オペレ−夕がマイクロ波を浴びるレベルが低減する
。このことと同時に、この金属導体はマイクロ波発生器
の放熱体の役割をも果たす。

［発明の効果］本発明によるマイクロ波鍼療法装置は、外側導体が特別
の形を有しているので従来の装置よりも人体とのインピ
ーダンス整合がよく、効率よく出力を人体の内部に浸透
させることができる。また、外側導体が導体板でつくら
れているために、マイクロ波が外部に洩れることはほと
んどなく、周辺に悪影響を与えることがない。さらに、
この装置を経穴点に安定に取り付けることができるので
、治療中に患者が移動することも可能であり、従来の装
置に比べて患者にとって楽な装置である。本発明の装置
は並列接続された複数個のマイクロ波発生器を有し、こ
のために多重周波数の複合マイクロ波を用いることがで
き、治療効果が大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のマイクロ波鍼療法装置の概要図、第２図
は第１図のマイクロ波鍼療法装置の内側導体の内部に配
置された針のハンドル部分の図面、第３図は第１図に示
された装置の出力周波数分イｈ［≧１、第４図は本発明による装置の出力周波数分布図、第５図
は本発明によるマイクロ波印加器の概要図、第６図は釦をそなえた印加器の概要図、第７図は動作状
態にある印加器の電磁界の分布図、第８図は本発明による印加器の別の実１Ｍ例の概要図、第９図は本発明によるマイクロ波治療装置の概要図。［符号の説明１２０　　　印加器２１　　　外側導体２２　　　内側導体３０　　　マイクロ波発生器３２　　　インピーダンス変換器２３　　　物理療法用ヘッドＬｇ　１Ｆｉｇ　　２Ｆｉｇ　　　３Ｆｉｇ　　　　４Ｆｉｇ　　　５手続補正書（方式）昭和６７年　７月７８日

Claims

【特許請求の範囲】

（１）マイクロ波発生器（３０）と、インピーダンス変
換器（３２）と、外側導体（２１）および内側導体（２
２）をそなえた印加器（２０）とを有する人体または動
物の体の局所領域にマイクロ波を放射するためのマイク
ロ波治療装置であつて、前記外側導体（２１）によつて
遮蔽効果がえられることと、前記マイクロ波発生器（３
０）が１００−２，５００ＭＨｚの範囲内の異なる周波
数のマイクロ波を前記印加器（２０）に供給する複数個
の発振回路を有することと、治療中前記内側導体（２２
）と前記外側導体（２１）のいずれもが人体または動物
の体の表面に同時に接触していることとを特徴とする前
記マイクロ波治療装置。
（２）特許請求の範囲第１項において、前記インピーダ
ンス変換器（３２）の１つの端部が前記発振器回路に接
続されかつ前記インピーダンス変換器（３２）の他の端
部が前記印加器（２０）の出力端子に接続されることと
、前記インピーダンス変換器の幅が前記発振器との接続
端から前記印加器の出力端へ向けて指数関数に従つて減
少していることとを特徴とする前記マイクロ波治療装置
。
（３）特許請求の範囲第１項において、前記印加器（２
０）の内側導体（２２）は事実上金属棒で構成されるこ
とと、前記内側導体（２２）の１つの端部が前記マイク
ロ波発生器（３０）の出力端子に接続されかつ前記内側
導体（２２）の他の端部が、物理療法用ヘッドとしての
役割を果たすことと、前記外側導体の１つの端部がマイ
クロ波発生器金属板（３４）に接続されかつ前記外側導
体の他の端部が開放されていることと、前記内側導体が
前記外側導体の内側に保持されていることとを特徴とす
る前記マイクロ波治療装置。
（４）特許請求の範囲第３項において、前記内側導体か
ら取りはずすことが可能でかつ前記内側導体に固定する
ことも可能である物理療法用ヘッドを前記内側導体が有
することを特徴とする前記マイクロ波治療装置。
（５）特許請求の範囲第４項において、前記物理療法用
ヘッド（２３）が前記内側導体（２２）に弾性をもつて
接続されることと、前記物理療法用ヘッド（２３）が前
記内側導体に対して相対的に弾性により放射方向に移動
できることとを特徴とする前記マイクロ波治療装置。
（６）特許請求の範囲第４項または第５項において、前
記内側導体（２２）が中空構造体であつて物理療法用ヘ
ッドが取り除かれた時鍼治療用針のハンドル部分をその
内部に保持することができることと、前記内側導体（２
２）が前記外側導体が皮膚と接触している治療中に前記
ハンドル部分と前記内側導体（２２）との間に静電容量
性結合を行なうことができることとを特徴とする前記マ
イクロ波治療装置。
（７）特許請求の範囲第３項および第４項において、前
記外側導体が前記発生器に接続された端部から前記開放
端部へ向けて指数関数に従つて寸法が大きくなることと
、前記外側導体の横断面が任意の事実上閉じた曲線であ
ることとを特徴とする前記マイクロ波治療装置。
（８）特許請求の範囲第６項において、前記外側導体（
２１）が前記発生器（３０）に接続された端部から前記
開放端部へ向けて指数関数に従つて寸法が大きくなるこ
とと、前記外側導体の横断面が任意の事実上閉じた曲線
であることとを特徴とする前記マイクロ波治療装置。
（９）特許請求の範囲第７項において、前記外側導体（
２１）の横断面が円であることと、前記指数関数に従う
曲線が次の式ｙ＝ａｅ＾ｂ＾ｘ、ただし、ａ＝Ｄ＿２／２、ｂ＝（１／Ｌ）ｌｎ（Ｄ＿１／Ｄ＿２
）、Ｄ＿１は前記外側導体（２１）の前記開放端部の直
径、Ｄ＿２は前記マイクロ波発生器（３０）との接続端
子部の直径、Ｌは前記外側導体（２１）の長さ、で表さ
れることとを特徴とする前記マイクロ波治療装置。
（１０）特許請求範囲第４項または第９項において、前
記内側導体（２２）の横断面と前記外側導体（２１）の
横断面がいずれも円であることと、前記内側導体の前記
物理療法用ヘッドの直径をｄとしおよび前記外側導体の
前記開放端部の直径をＤ＿１としてｄおよびＤ＿１がｄ：０．１−４５．０ｍｍＤ＿１：１０．０−２００．０ｍｍの範囲内にあることとを特徴とする前記マイクロ波治療
装置。