JPS6226068Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6226068Y2 JPS6226068Y2 JP6520784U JP6520784U JPS6226068Y2 JP S6226068 Y2 JPS6226068 Y2 JP S6226068Y2 JP 6520784 U JP6520784 U JP 6520784U JP 6520784 U JP6520784 U JP 6520784U JP S6226068 Y2 JPS6226068 Y2 JP S6226068Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fabric
- selvage
- base plate
- correction
- protruding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 25
- 238000009958 sewing Methods 0.000 claims description 11
- 210000005069 ears Anatomy 0.000 description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案はミシンに付設して縫製の際に布地の耳
まくれを矯正する装置に係る。
まくれを矯正する装置に係る。
(ロ) 従来の技術
メリヤス布地は裁断耳部がくるくると巻回する
いわゆる耳まくれを生じて縫製を困難にすること
が多い。この耳まくれを矯正する方法は、従来か
ら種々行なわれてはいるが、耳部が2回転以上巻
回するなど耳まくれが甚だしい場合に、これを完
全に矯正する方法は見いだされていなかつた。
いわゆる耳まくれを生じて縫製を困難にすること
が多い。この耳まくれを矯正する方法は、従来か
ら種々行なわれてはいるが、耳部が2回転以上巻
回するなど耳まくれが甚だしい場合に、これを完
全に矯正する方法は見いだされていなかつた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
耳まくれの矯正ができないと、縫製時に耳まく
れ部を切除したり、耳まくれのまま縫製すること
されあるが、前者は裁断寸法をくるわせ、後者は
不良縫製の原因となるので、耳まくれは従来から
メリヤス縫製で大きな問題になつている。本考案
はこの点の解決をはかつたもので、特に、耳まく
れが甚だしい場合の矯正をねらつたものである。
れ部を切除したり、耳まくれのまま縫製すること
されあるが、前者は裁断寸法をくるわせ、後者は
不良縫製の原因となるので、耳まくれは従来から
メリヤス縫製で大きな問題になつている。本考案
はこの点の解決をはかつたもので、特に、耳まく
れが甚だしい場合の矯正をねらつたものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段
実施例として示した図を用いて説明すると、本
考案は、ミシンに付設する装置であつて、台板1
との間に布地2,2′を挿入するのに適当な間隔
をあけて耳まくれ矯正板3,3′を設け、該矯正
板は先端4,4′をアールに形成して台板1の方
向へ屈曲する突出辺5,5′と、布地2,2′の進
行方向aに関して前記突出辺5,5′から斜め前
方へ伸び出る傾斜辺6,6′とを有することを特
徴とする布地の耳まくれ矯正装置に係る。傾斜辺
6,6′の傾斜角度bは、布地の進行方向aに対
して30゜〜70゜とする。
考案は、ミシンに付設する装置であつて、台板1
との間に布地2,2′を挿入するのに適当な間隔
をあけて耳まくれ矯正板3,3′を設け、該矯正
板は先端4,4′をアールに形成して台板1の方
向へ屈曲する突出辺5,5′と、布地2,2′の進
行方向aに関して前記突出辺5,5′から斜め前
方へ伸び出る傾斜辺6,6′とを有することを特
徴とする布地の耳まくれ矯正装置に係る。傾斜辺
6,6′の傾斜角度bは、布地の進行方向aに対
して30゜〜70゜とする。
1枚の布地2の耳まくれを矯正する耳部を縁縫
いする場合は、矯正板3を1個設けるだけでもよ
く、この場合はミシン台をもつて台板1に代える
ことができる。
いする場合は、矯正板3を1個設けるだけでもよ
く、この場合はミシン台をもつて台板1に代える
ことができる。
2枚の布地2,2′の耳まくれを同時に矯正し
てこれらの布地を縫合する場合は、図示のごと
く、台板1を挾んで上下に各1枚の耳まくれ矯正
板3,3′を突出片5,5′及び傾斜辺6,6′が
それぞれほぼ対称に位置するように設ける。
てこれらの布地を縫合する場合は、図示のごと
く、台板1を挾んで上下に各1枚の耳まくれ矯正
板3,3′を突出片5,5′及び傾斜辺6,6′が
それぞれほぼ対称に位置するように設ける。
(ホ) 作用
本考案具は、ミシン台上、針落ち部の手前に設
ける。2枚の布地2,2′を裁断耳部で縫合する
場合、各布地の耳裾を台板1と矯正板3,3′と
の間にそれぞれ上下に挿入し、各布地を重ね合わ
せて送る。この際、耳部が2回転、3回転と巻回
する耳まくれの甚だしい布地に対して、屈曲突出
辺5,5′のアール状先端4,4′で、耳部の巻回
が半回転ないし1回転ぐらいになるよう、耳まく
れの一部を取り除いて耳部をおさえ、その先の傾
斜辺6,6′を有する板部7で、耳部の巻回が全
く無くなるよう耳部をおさえて、各布地2,2′
をセツトし、しかる後に該布地を矢印方向aへ送
る。前記のようにセツトして布地を送ると、耳ま
くれの一部は突出辺5,5′で取り除かれ、残部
の耳まくれは、前記の角度bを有する傾斜辺6,
6′へ入る際に、該傾斜辺で引き伸ばされて、耳
まくれが完全に矯正された状態で傾斜辺6,6′
の板部7でおさえられて送られ、その先にある針
落ち部(図示せず)で縫合される。
ける。2枚の布地2,2′を裁断耳部で縫合する
場合、各布地の耳裾を台板1と矯正板3,3′と
の間にそれぞれ上下に挿入し、各布地を重ね合わ
せて送る。この際、耳部が2回転、3回転と巻回
する耳まくれの甚だしい布地に対して、屈曲突出
辺5,5′のアール状先端4,4′で、耳部の巻回
が半回転ないし1回転ぐらいになるよう、耳まく
れの一部を取り除いて耳部をおさえ、その先の傾
斜辺6,6′を有する板部7で、耳部の巻回が全
く無くなるよう耳部をおさえて、各布地2,2′
をセツトし、しかる後に該布地を矢印方向aへ送
る。前記のようにセツトして布地を送ると、耳ま
くれの一部は突出辺5,5′で取り除かれ、残部
の耳まくれは、前記の角度bを有する傾斜辺6,
6′へ入る際に、該傾斜辺で引き伸ばされて、耳
まくれが完全に矯正された状態で傾斜辺6,6′
の板部7でおさえられて送られ、その先にある針
落ち部(図示せず)で縫合される。
(ヘ) 考案の効果
前記のように、本考案は、布地にひつ掛からぬ
よう先端4,4′をアールに形成して、台板1の
方向へ屈曲した突出辺5,5′の先端で、耳部を
おさえて、耳まくれの一部を取り除き、残部の耳
まくれを適度な角度の傾斜辺6,6′で取り除く
ようにした2段階方式の耳まくれ矯正法を採用し
たから、2回転以上も巻回する耳まくれの甚だし
い布地に対して特に有効に作用し、その耳まくれ
を完全に矯正することができる。
よう先端4,4′をアールに形成して、台板1の
方向へ屈曲した突出辺5,5′の先端で、耳部を
おさえて、耳まくれの一部を取り除き、残部の耳
まくれを適度な角度の傾斜辺6,6′で取り除く
ようにした2段階方式の耳まくれ矯正法を採用し
たから、2回転以上も巻回する耳まくれの甚だし
い布地に対して特に有効に作用し、その耳まくれ
を完全に矯正することができる。
また、従来は2枚の布地の耳まくれを同時に矯
正して縫合するのは困難であつたが、本考案は、
前記の形状の矯正板3,3′を、その要部がほぼ
対象に位置するよう、台板1を挾んで上下に設け
たことにより、2枚の布地の耳まくれの矯正を同
時に行なつてこれを縫合することが、きわめて容
易に行なえるようになつた。
正して縫合するのは困難であつたが、本考案は、
前記の形状の矯正板3,3′を、その要部がほぼ
対象に位置するよう、台板1を挾んで上下に設け
たことにより、2枚の布地の耳まくれの矯正を同
時に行なつてこれを縫合することが、きわめて容
易に行なえるようになつた。
第1図は本案装置の斜面図、第2図はその−
部における断面図である。 1……台板、2,2′……布地、3,3′……耳
まくれ矯正板、4,4′……突出辺先端、5,
5′……突出辺、6,6′………傾斜辺。
部における断面図である。 1……台板、2,2′……布地、3,3′……耳
まくれ矯正板、4,4′……突出辺先端、5,
5′……突出辺、6,6′………傾斜辺。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 ミシンに付設する装置であつて、台板との間
に布地を挿入するのに適当な間隔をあけて耳ま
くれ矯正板を設け、該矯正板は、先端をアール
に形成して台板の方向へ屈曲する突出辺と、布
地の進行方向に関して前記突出辺から斜め前方
へ伸び出る傾斜辺とを有することを特徴とする
布地の耳まくれ矯正装置。 2 台板を挾んで上下に各1枚の耳まくれ矯正板
を突出辺及び傾斜辺がそれぞれほぼ対称に位置
するよう設けてなる実用新案登録請求の範囲第
1項記載の布地の耳まくれ矯正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6520784U JPS60176782U (ja) | 1984-05-02 | 1984-05-02 | 布地の耳まくれ矯正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6520784U JPS60176782U (ja) | 1984-05-02 | 1984-05-02 | 布地の耳まくれ矯正装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60176782U JPS60176782U (ja) | 1985-11-22 |
JPS6226068Y2 true JPS6226068Y2 (ja) | 1987-07-03 |
Family
ID=30596993
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6520784U Granted JPS60176782U (ja) | 1984-05-02 | 1984-05-02 | 布地の耳まくれ矯正装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60176782U (ja) |
-
1984
- 1984-05-02 JP JP6520784U patent/JPS60176782U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60176782U (ja) | 1985-11-22 |
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