JPS62260580A - インダクシヨンモ−タのベクトル制御装置 - Google Patents
インダクシヨンモ−タのベクトル制御装置Info
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- JPS62260580A JPS62260580A JP61102667A JP10266786A JPS62260580A JP S62260580 A JPS62260580 A JP S62260580A JP 61102667 A JP61102667 A JP 61102667A JP 10266786 A JP10266786 A JP 10266786A JP S62260580 A JPS62260580 A JP S62260580A
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Landscapes
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、インダクシヨンモータのベクトル制?II装
置、詳しくはモータの定速回転時における回転の円滑さ
を大幅に改善し、トルクが大きいときには損失を大幅に
低減するようにしたインダクシヨンモータのベクトル制
御装置に関する。
置、詳しくはモータの定速回転時における回転の円滑さ
を大幅に改善し、トルクが大きいときには損失を大幅に
低減するようにしたインダクシヨンモータのベクトル制
御装置に関する。
従来、インダクシヨンモータ(以下、IMと記す)は、
一定周波数の電源のもとて定速モータとして、堅牢、低
度なる特徴を活かして幅広く活用・、5され、できた。
一定周波数の電源のもとて定速モータとして、堅牢、低
度なる特徴を活かして幅広く活用・、5され、できた。
+、j +r −’−ノ ゛
また、最近の電子デバイス、マイクロコンピュータ及び
ソフトウェアの技術の向上によって、上記IMを駆動す
る電源として広範囲の可変周波数の電源が得られるよう
になったことに伴い、上記IMは定速モータからサーボ
モータへと変身しつつある。このような可変周波数電源
は、例えば「上山直音編著、ニュードライブエレクトロ
ニクス、電気書院」 (以下、文献1と記す)及び「難
波江章他著、電気機難字、電気学会」 (以下、文献2
と記す)に示されているようなベクトル制御により動作
する。
ソフトウェアの技術の向上によって、上記IMを駆動す
る電源として広範囲の可変周波数の電源が得られるよう
になったことに伴い、上記IMは定速モータからサーボ
モータへと変身しつつある。このような可変周波数電源
は、例えば「上山直音編著、ニュードライブエレクトロ
ニクス、電気書院」 (以下、文献1と記す)及び「難
波江章他著、電気機難字、電気学会」 (以下、文献2
と記す)に示されているようなベクトル制御により動作
する。
上記ベクトル制御に用いる基本式は、トルク電流11(
1+2次磁束中2を作り出すための励磁電流五〇及び辷
り速度ωsであり、下記の関係がある。
1+2次磁束中2を作り出すための励磁電流五〇及び辷
り速度ωsであり、下記の関係がある。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0式ここ
に、Lzzは2次インダクタンスであり、Mは相互イン
ダクタンスであり、Tはトルクであり、φ2は2次磁束
であり、R2は2次抵抗である。
に、Lzzは2次インダクタンスであり、Mは相互イン
ダクタンスであり、Tはトルクであり、φ2は2次磁束
であり、R2は2次抵抗である。
上記基本式の中でトルクTはベクトル制御においてベク
トル制御部に与走られる指令値であり、2次磁束Φ2は
、ベクトル制御において予め定められて与えられる数値
である。
トル制御部に与走られる指令値であり、2次磁束Φ2は
、ベクトル制御において予め定められて与えられる数値
である。
上記トルクTは次の式で与えられる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0
式このようにして辷り速度ωs.トルク電流11q及び
励[流10が定められると上記文献1に示される手段に
より上記上り速度ω1.励磁t ’a i 。
式このようにして辷り速度ωs.トルク電流11q及び
励[流10が定められると上記文献1に示される手段に
より上記上り速度ω1.励磁t ’a i 。
トルク電流ilqでいわゆるインバータを制御し、上記
IMを所望の性能で駆動する電力を供給することができ
る。
IMを所望の性能で駆動する電力を供給することができ
る。
ここで上記文献1に示されている手段として、その第6
・35図を第7図に示して説明する。
・35図を第7図に示して説明する。
第7図に示すように、従来の「辷り周波数形ベクトル制
御」の基本構成はなっている。
御」の基本構成はなっている。
すなわち、上記第7図において、1は速度制御増幅器、
2は割算器、3は定数設定器、4はベクトルアナライザ
、5は掛算器、6は変換器、7は電流増幅器、8は電力
変換器、9はインダクシヨンモータ(IM)、11は速
度検出器、12は微分器、13,14.15.16は定
数設定器、17は割算器、18はベクトル発振器、20
は加算器である。このような構成によれば、時々刻々変
動する瞬時電流の変化に応じてトルクを制御することが
可能となる。なお、詳細については上記文献1の6.2
.1章の6.9〜6.19式を参照されたい。
2は割算器、3は定数設定器、4はベクトルアナライザ
、5は掛算器、6は変換器、7は電流増幅器、8は電力
変換器、9はインダクシヨンモータ(IM)、11は速
度検出器、12は微分器、13,14.15.16は定
数設定器、17は割算器、18はベクトル発振器、20
は加算器である。このような構成によれば、時々刻々変
動する瞬時電流の変化に応じてトルクを制御することが
可能となる。なお、詳細については上記文献1の6.2
.1章の6.9〜6.19式を参照されたい。
、 また、上記第7図に示した辷り周波数形ベクトル
制御の場合には、2次磁束Φ2の計画値Φrは第8図に
示すように全回転速度範囲、全トルク範囲において一般
に一定値であった(これを定トルク特性といい、この場
合にはIMの出力は速度に比例して増大する)。
制御の場合には、2次磁束Φ2の計画値Φrは第8図に
示すように全回転速度範囲、全トルク範囲において一般
に一定値であった(これを定トルク特性といい、この場
合にはIMの出力は速度に比例して増大する)。
そして、従来でも特にIMの高速範囲で出力を一定とす
ることが要求される場合には、第9図に示すように所定
の速度ωrll以下では上記2次磁束Φ2を一定とし、
この所定の速度011以上では2次磁束Φ2を速度に反
比例させる(定出力特性)程度であった(この場合上記
2次磁束Φ2は速度ωsの関数となっている)。即ち、
従来の辷り周波数形ベクトル制御では、高トルク時に損
失を少なくして高効率にすることと、低負荷時には回転
を滑らかにするといった面で不充分であった。
ることが要求される場合には、第9図に示すように所定
の速度ωrll以下では上記2次磁束Φ2を一定とし、
この所定の速度011以上では2次磁束Φ2を速度に反
比例させる(定出力特性)程度であった(この場合上記
2次磁束Φ2は速度ωsの関数となっている)。即ち、
従来の辷り周波数形ベクトル制御では、高トルク時に損
失を少なくして高効率にすることと、低負荷時には回転
を滑らかにするといった面で不充分であった。
しかしながら、インダクシヨンモータ(IM)をサーボ
モータとして用いるには次のような問題点に直面してい
た。つまり、サーボモータは、■例えば工作機械のテー
ブル送りの仕上げ加工の場合のような高精度制御を行う
際における主に低速域では特に円滑な回転、即ち回転速
度の変動が小さいことが要求されている。
モータとして用いるには次のような問題点に直面してい
た。つまり、サーボモータは、■例えば工作機械のテー
ブル送りの仕上げ加工の場合のような高精度制御を行う
際における主に低速域では特に円滑な回転、即ち回転速
度の変動が小さいことが要求されている。
■例えば工作機械のテーブル送りの粗加工のような高出
力のときには広い速度範囲で熱損失をできるだけ小さく
してトルクを大きくすることが要求されている。
力のときには広い速度範囲で熱損失をできるだけ小さく
してトルクを大きくすることが要求されている。
〔問題点を解決するための手段および作用〕次に、本発
明の詳細な説明する。
明の詳細な説明する。
一般に工作機械のような負荷を駆動する場合にトルクの
大きい時には、負荷側でのトルク(力)の作用している
部分はトルクが大きいために大きなひずみが発生してお
り、このような場合には先ず高出力を取り出したいので
回転の円滑さを犠牲にしてもIMの発熱を主体とする損
失を小さくすることが要求される。
大きい時には、負荷側でのトルク(力)の作用している
部分はトルクが大きいために大きなひずみが発生してお
り、このような場合には先ず高出力を取り出したいので
回転の円滑さを犠牲にしてもIMの発熱を主体とする損
失を小さくすることが要求される。
ここで損失について説明する。この損失は「野、中作太
部著 電気機器(II)、P27、図5.26、媒化出
版、1971年7月15日、第1版」(以下、文献3と
記す)に示されているように、■銅損 ■鉄損 ■機械損 等に分類されるが、励磁に示す銅損の比重が最も大きく
、この銅損は一次電流、二次電流の2乗に応じて増大す
る。
部著 電気機器(II)、P27、図5.26、媒化出
版、1971年7月15日、第1版」(以下、文献3と
記す)に示されているように、■銅損 ■鉄損 ■機械損 等に分類されるが、励磁に示す銅損の比重が最も大きく
、この銅損は一次電流、二次電流の2乗に応じて増大す
る。
上記鉄損はトルク電流に応じて大きくなる磁束密度の1
.6〜2乗に作用すると言われており、かつIMに印加
される電力の一次周波数Ω、02乗にも作用する。
.6〜2乗に作用すると言われており、かつIMに印加
される電力の一次周波数Ω、02乗にも作用する。
また、上記機械損は別の要因であるのでここで述べるこ
とはしない。
とはしない。
かくして、損失を小さくするには励磁電流10とトルク
電流iIQに関する損失を改善することが実用上極めて
大切である。
電流iIQに関する損失を改善することが実用上極めて
大切である。
ここで上記損失しは次式で表わされる。
L=R1il” +Rt it! + (ft” =
fo”+ s +q″)・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・旧・・0式・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0式・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・0式%式% R”=R1+ 3 f t fI ニスイツチング周波数 ΔTとすれば、励磁電流10の冑調波分をi。のとき後
述する運動方程式より次の式が与えられる。
fo”+ s +q″)・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・旧・・0式・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0式・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・0式%式% R”=R1+ 3 f t fI ニスイツチング周波数 ΔTとすれば、励磁電流10の冑調波分をi。のとき後
述する運動方程式より次の式が与えられる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・0式ここで次のようである。
・・・・・0式ここで次のようである。
J:イナーシャ
m:質量
p:モータの極対数
ωs、:回転速度
トルクTの基本波(直流分)に影響がないようにω5(
to)”=一定とするために、辷り速度ω。
to)”=一定とするために、辷り速度ω。
をに2倍することによってktω1とし、10を1/に
倍することによってi0/にとすると一部トルクのもと
では次のような式となる。
倍することによってi0/にとすると一部トルクのもと
では次のような式となる。
定数
z
変数
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0式にお
いて、回転速度ω1が段々小さくなるときには、kを段
々大とすれば上記変数を小さく保つことができる。つま
り、回転速度ωsが小さくなるときには辷りω1を増大
させれば速度変動Δω1を小さくすることができる。
いて、回転速度ω1が段々小さくなるときには、kを段
々大とすれば上記変数を小さく保つことができる。つま
り、回転速度ωsが小さくなるときには辷りω1を増大
させれば速度変動Δω1を小さくすることができる。
また、損失の主要素である損失しは、次式で与えられる
。
。
L=R,t +” + RZ f z”・・・・・・・
・・・・・0式■弐をi、、iエ 座標系におきかえる
とL=一定の曲線は楕円として与えられる(第2図参照
)。これを次式で示す。
・・・・・0式■弐をi、、iエ 座標系におきかえる
とL=一定の曲線は楕円として与えられる(第2図参照
)。これを次式で示す。
またトルクTは先に0式で与えられているがここに再出
する。
する。
1GIIIQ 座標系ではトルクT=一定の曲線は双
曲線となる(第2図参照)。
曲線となる(第2図参照)。
ところで、一般にIMにおいては許容できる熱損失が決
まっており、特定のトルクTが与えられると、許容の1
員失りに対しωsの上限が求まることとなる(第2図参
照)。
まっており、特定のトルクTが与えられると、許容の1
員失りに対しωsの上限が求まることとなる(第2図参
照)。
熱損失以上となる。
また、前記0式のようにωsはトルクTの関数で与えら
れるので低速時のωsに対しく1/I))ωsはむしろ
大きい。そこで、上記kが「1」よはωsに対しずっと
大きくなる。このため0式に示すωsが小さい時でも充
分小さい範囲に保たれることとなる。
れるので低速時のωsに対しく1/I))ωsはむしろ
大きい。そこで、上記kが「1」よはωsに対しずっと
大きくなる。このため0式に示すωsが小さい時でも充
分小さい範囲に保たれることとなる。
さらに、サーボモータとしてのTMは加減速時の大きい
トルクを必要とするときでも電磁的に飽和しないような
構造をもっている。そこで、励磁電流やトルク電流の一
部を加減しても電磁的には飽和しない構造を持っている
と考えてよい。
トルクを必要とするときでも電磁的に飽和しないような
構造をもっている。そこで、励磁電流やトルク電流の一
部を加減しても電磁的には飽和しない構造を持っている
と考えてよい。
かくして、損失りを励磁電流10.トルクiIqの比(
つまり、’0+、’IQ の比で定まる辷り上記損失
りを小さくすることができる。
つまり、’0+、’IQ の比で定まる辷り上記損失
りを小さくすることができる。
以上に述べたような原理に本発明はよっている。
本発明は上記問題点を解決するために、インダクシヨン
モータへの指令トルクTの値に応じて辷り速度ω8の変
化範囲を設定し、指令トルクTの値が所定値より小さい
ときには辷り速度ω8の値の範囲がインダクシヨンモー
タの定格運転(定格トルクおよび定格速度)における辷
り速度ωs.を下限として指令トルクTの値に対し定格
運転におけるインダクシヨンモータの損失の値と等しい
損失を発布する辷り速度ωs□を上限とするようにし、
また指令トルクTの値が所定値より大きいときには辷り
速度ωsの値の範囲が上記上り速度ω8.を上限とし、
インダクシヨンモータの回路定数(相互インダクタンス
M、2次インダクタンスL2□、1次抵抗R+、2次抵
抗Rt)により定まり、前記損失を最小とするような辷
り速度ω8゜を下限とし、指令トルクTが小さくなった
ときには辷り速度ωsを大きくし、指令トルクTが大き
くなったときには辷り速度ωsを小さくするようにし、
指令トルクTが小さいときにはインダクシヨンモータの
速度変動を小さくし、指令トルクTが大きいときにはイ
ンダクシヨンモータの損失を小さくするようにしたもの
である。
モータへの指令トルクTの値に応じて辷り速度ω8の変
化範囲を設定し、指令トルクTの値が所定値より小さい
ときには辷り速度ω8の値の範囲がインダクシヨンモー
タの定格運転(定格トルクおよび定格速度)における辷
り速度ωs.を下限として指令トルクTの値に対し定格
運転におけるインダクシヨンモータの損失の値と等しい
損失を発布する辷り速度ωs□を上限とするようにし、
また指令トルクTの値が所定値より大きいときには辷り
速度ωsの値の範囲が上記上り速度ω8.を上限とし、
インダクシヨンモータの回路定数(相互インダクタンス
M、2次インダクタンスL2□、1次抵抗R+、2次抵
抗Rt)により定まり、前記損失を最小とするような辷
り速度ω8゜を下限とし、指令トルクTが小さくなった
ときには辷り速度ωsを大きくし、指令トルクTが大き
くなったときには辷り速度ωsを小さくするようにし、
指令トルクTが小さいときにはインダクシヨンモータの
速度変動を小さくし、指令トルクTが大きいときにはイ
ンダクシヨンモータの損失を小さくするようにしたもの
である。
また、指令トルクTの増減により辷り速度ωsの減増が
なされるように2次磁束Φ2又は励磁電流10が増減し
、この2次磁束Φ2又は励磁電流10と指令トルクTと
により定まる辷り速度ωよトルク電流i+qとをベクト
ル制御の関係を保つようにしたものである。
なされるように2次磁束Φ2又は励磁電流10が増減し
、この2次磁束Φ2又は励磁電流10と指令トルクTと
により定まる辷り速度ωよトルク電流i+qとをベクト
ル制御の関係を保つようにしたものである。
さらにまた、2次磁束Φ2又は励磁電流10の値を格納
し、指令トルクTがアドレスとして印加されたとき上記
2次磁束Φ2又は励磁電流10が得られるようにした記
憶部を用いたものである。
し、指令トルクTがアドレスとして印加されたとき上記
2次磁束Φ2又は励磁電流10が得られるようにした記
憶部を用いたものである。
以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明する。
なお、第7図に示した従来例と同一部品には同一符号を
付すにとどめ、重ねて説明することを避ける。
付すにとどめ、重ねて説明することを避ける。
図示のように、回転速度ω7は速度制御増幅器1に入力
されている。また、上記速度制御増幅器1の出力端はア
ナログ−デジタルコンバータ(以下、A/Dコンバータ
と記す)19を介して上記メモリー22の第2の入力端
に接続されている。
されている。また、上記速度制御増幅器1の出力端はア
ナログ−デジタルコンバータ(以下、A/Dコンバータ
と記す)19を介して上記メモリー22の第2の入力端
に接続されている。
そして、このメモリー22の出力端はデジタル−アナロ
グコンバータ23を介して割算器2と微分器12と定数
設定器15等に接続されている。
グコンバータ23を介して割算器2と微分器12と定数
設定器15等に接続されている。
次に、本発明の基本的な考え方は次のようなものである
。
。
■回転速度ωrの絶対値1ωr1が小さく、又トルクT
が小さいときにはには速度変動Δωrを小さくする。
が小さいときにはには速度変動Δωrを小さくする。
この場合には、損失りを許容範囲で大きくし、辷りωs
を増大させる。この辷りωsはトルクTと回転速度ωr
で定める。また、2次磁束Φ2を媒介として定める。即
ち上記トルクTと回転速度ωsとを指定して2次磁束Φ
2を求め、このトルクTと2次磁束Φ2とで辷りωs.
励磁電流”Orトルク電流11Qをベクトル制御の関係
(前記■。
を増大させる。この辷りωsはトルクTと回転速度ωr
で定める。また、2次磁束Φ2を媒介として定める。即
ち上記トルクTと回転速度ωsとを指定して2次磁束Φ
2を求め、このトルクTと2次磁束Φ2とで辷りωs.
励磁電流”Orトルク電流11Qをベクトル制御の関係
(前記■。
■、■式)を保つようにして求めればよい。
■トルクTが大きくなるときには損失りを小さくする。
この場合には、速度変動Δωsを犠牲にし、辷りωsを
減少させ、損失りが小さくなるような辷りωsを定める
。
減少させ、損失りが小さくなるような辷りωsを定める
。
り特性又は定出力特性ではトルクTが大きくなれば辷り
ωsはトルクTに比例して大きくなるが、本発明では2
次磁束φ2をトルクTと回転速度ωsとで定めるので辷
りω1がトルクTに比例して大きくなる従来の場合比べ
て、はるかに小さくすることができ、一定のトルクのも
とでは損失りを最少にすることもできる。
ωsはトルクTに比例して大きくなるが、本発明では2
次磁束φ2をトルクTと回転速度ωsとで定めるので辷
りω1がトルクTに比例して大きくなる従来の場合比べ
て、はるかに小さくすることができ、一定のトルクのも
とでは損失りを最少にすることもできる。
つまり、第2図に示すように、従来の損失特性は符号L
+ に示すように大きな楕円形であり、この場合にはト
ルクは一点鎖線で示すようになる。
+ に示すように大きな楕円形であり、この場合にはト
ルクは一点鎖線で示すようになる。
この場合には、符号Pで示すようになっていたが、本発
明では損失が符号L2で示すように小さくなるので、辷
りが符号P、で示すようになる。
明では損失が符号L2で示すように小さくなるので、辷
りが符号P、で示すようになる。
回転速度ωsはA/Dコンバータ21を介してメモリー
22に入力し、またトルクTはA/Dコンバータ19を
介してメモリー22に入力する。
22に入力し、またトルクTはA/Dコンバータ19を
介してメモリー22に入力する。
ここで回転速度ω1は速度制御増幅器1に入力し、また
この速度制御増幅器1の出力であるトルクTは、A /
Dコンバータ19を介してメモリー22に入力する。
この速度制御増幅器1の出力であるトルクTは、A /
Dコンバータ19を介してメモリー22に入力する。
トルクTの値に応じて予めメモリー22の中には2次磁
束Φ2を格納しておく。例えば第3図に示すように、ト
ルクTが0で辷り速度ω7がωs1のときには、2次磁
束Φ2はΦ2Iで与えられ、トルクTが大きくなったと
きには回転速度ωsがωs1であるときに、2次磁束Φ
2はΦ2□で与えられることとなる。つまり、トルクT
と回転速度ωsとをメモリー22にアドレスとして入力
することにより、このメモリー22から出力される2次
磁束Φ2が一義的に定まることとなる。
束Φ2を格納しておく。例えば第3図に示すように、ト
ルクTが0で辷り速度ω7がωs1のときには、2次磁
束Φ2はΦ2Iで与えられ、トルクTが大きくなったと
きには回転速度ωsがωs1であるときに、2次磁束Φ
2はΦ2□で与えられることとなる。つまり、トルクT
と回転速度ωsとをメモリー22にアドレスとして入力
することにより、このメモリー22から出力される2次
磁束Φ2が一義的に定まることとなる。
なお、第3図に示すトルクTが大のときには低速でも2
次磁束φ2を大とするというカーブ(Φ2□)を考えた
場合、2次磁束Φ2を変化させるためにトルクTの信号
のみで変化させるので、上記カーブ(Φ2□)の形状は
変わらないこととなる。言い換えると、カーブΦz1の
ようにωs1より下の方はカーブを換えるという操作は
できなくなっている。
次磁束φ2を大とするというカーブ(Φ2□)を考えた
場合、2次磁束Φ2を変化させるためにトルクTの信号
のみで変化させるので、上記カーブ(Φ2□)の形状は
変わらないこととなる。言い換えると、カーブΦz1の
ようにωs1より下の方はカーブを換えるという操作は
できなくなっている。
この場合、上記2次磁束φ2は損失りが許容範囲にある
ように定めておき、この2次磁束Φ2を媒介として従来
のトルクT2回転速度ωsと共にベクトル制御の関係を
保つ辷りω1.励磁電流1゜及びトルク電流11Qを求
めることとなる。
ように定めておき、この2次磁束Φ2を媒介として従来
のトルクT2回転速度ωsと共にベクトル制御の関係を
保つ辷りω1.励磁電流1゜及びトルク電流11Qを求
めることとなる。
また、メモリー22に格納するデーターとしては、上記
第3図に示したような場合の他に、第4゜5.6図に示
すようなデーターを格納しておいてもよい。
第3図に示したような場合の他に、第4゜5.6図に示
すようなデーターを格納しておいてもよい。
即ち、第4図に示した場合にはIM及び電源が何れとも
余裕があり、高速時でも大トルクが必要となる場合であ
り、第5図に示した場合はIMに余裕があっても電源に
余裕がない場合であって、中低速時に大トルクが必要と
なる場合であり、第6図に示した場合はIM及び電源と
もいずれも余裕がない場合であって、低速時に大トルク
が必要となる場合である。
余裕があり、高速時でも大トルクが必要となる場合であ
り、第5図に示した場合はIMに余裕があっても電源に
余裕がない場合であって、中低速時に大トルクが必要と
なる場合であり、第6図に示した場合はIM及び電源と
もいずれも余裕がない場合であって、低速時に大トルク
が必要となる場合である。
なお、ベクトル制御の関係式は
なので、上式〇よりΦ2=Φz(io)とし、Φ2を上
式[相]、@lに代入すれば、これらの式[相]、@l
は10の関数となるので2次磁束Φ2を媒介としなくて
もよいことは勿論である。
式[相]、@lに代入すれば、これらの式[相]、@l
は10の関数となるので2次磁束Φ2を媒介としなくて
もよいことは勿論である。
例えば2次磁束Φ2をトルクTと回転速度ω2で定める
かわりに、2次磁束Φ2と一対一の対応関係にある励磁
電流10をトルクTと回転速度ω。
かわりに、2次磁束Φ2と一対一の対応関係にある励磁
電流10をトルクTと回転速度ω。
とで定め、上式(11,+31より2次磁束Φ2を消去
した式を用いて、トルク電流11Q+ 辷りωsを求め
ても等価となる。このようにみかけ上は2次磁束Φ2を
用いないやりかたにしても、本発明の趣旨に含まれるこ
とはいちいち説明するまでもない。
した式を用いて、トルク電流11Q+ 辷りωsを求め
ても等価となる。このようにみかけ上は2次磁束Φ2を
用いないやりかたにしても、本発明の趣旨に含まれるこ
とはいちいち説明するまでもない。
さらに前記0式に用いた運動方程式の算出は次のように
行えばよい。
行えばよい。
ローターの動作の運動方程式
+7Lx’ra +ΔT ・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・[相]式・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・[相]式・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・0式高調波トルク
の周波数スペクトルをmω8、とすると。
・・・・・・・・・・・[相]式・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・[相]式・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・0式高調波トルク
の周波数スペクトルをmω8、とすると。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0
式・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
0式このときωsを変化させトルクが低下しないように
。s=に2ω8とする。
式・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
0式このときωsを変化させトルクが低下しないように
。s=に2ω8とする。
Jmp(ωs+ □ωs)
定数
変数
〔効果〕
本発明によれば、従来のベクトル制御の性能をそのまま
維持しながら低速で滑らかな回転を行うことができ、か
つトルクが大のときには従来よりも熱損失を小さくする
ことができる。さらにまた、このような発明を実現する
手段は比較的安価なメモリー素子等を追加するだけです
む。
維持しながら低速で滑らかな回転を行うことができ、か
つトルクが大のときには従来よりも熱損失を小さくする
ことができる。さらにまた、このような発明を実現する
手段は比較的安価なメモリー素子等を追加するだけです
む。
第1図は本発明の一実施例を示すベクトル制御の基本構
成を示すブロック図、第2図は本発明に用いる損失特性
を示す図、第3.4,5.6図は本発明のメモリーに格
納されているデータの例をそれぞれ示す図、第7図は従
来のベクトル制御の基本構成を示すブロック図、第8図
及び第9図は、従来のベクトル制御の場合の特性図であ
る。 1・・・速度制御増幅器、 9・・・インダクシヨンモータ、 11・・・速度検出器、 19・・・アナログ−デジタルコンバータ、22・・・
メモリー(記憶部) 23・・・デジタル−アナログコンバータ。
成を示すブロック図、第2図は本発明に用いる損失特性
を示す図、第3.4,5.6図は本発明のメモリーに格
納されているデータの例をそれぞれ示す図、第7図は従
来のベクトル制御の基本構成を示すブロック図、第8図
及び第9図は、従来のベクトル制御の場合の特性図であ
る。 1・・・速度制御増幅器、 9・・・インダクシヨンモータ、 11・・・速度検出器、 19・・・アナログ−デジタルコンバータ、22・・・
メモリー(記憶部) 23・・・デジタル−アナログコンバータ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、インダクシヨンモータへの指令トルクTの値に応じ
て辷り速度ω_sの変化範囲を設定し、指令トルクTの
値が所定値より小さいときには辷り速度ω_sの値の範
囲がインダクシヨンモータの定格運転(定格トルクおよ
び定格速度)における辷り速度ω_s_1を下限として
指令トルクTの値に対し定格運転におけるインダクシヨ
ンモータの損失の値と等しい損失を発生する辷り速度ω
_s_2を上限とするようにし、また指令トルクTの値
が所定値より大きいときには辷り速度ω_sの値の範囲
が上記辷り速度ω_s_1を上限とし、インダクシヨン
モータの回路定数(相互インダクタンスM、2次インダ
クタンスL_2_2、1次抵抗R_1、2次抵抗R_2
)により定まり、前記損失を最小とするような辷り速度
ω_s_3を下限とし、指令トルクTが小さくなったと
きには辷り速度ω_sを大きくし、指令トルクTが大き
くなったときには辷り速度ω_sを小さくするようにし
、指令トルクTが小さいときにはインダクシヨンモータ
の速度変動を小さくし、指令トルクTが大きいときには
インダクシヨンモータの損失を小さくすることを特徴と
するベクトル制御装置。 2、指令トルクTの増減により辷り速度ω_sの減増が
なされるように2次磁束Φ_s又は励磁電流i_0が増
減し、この2次磁束Φ_2又は励磁電流i_0と指令ト
ルクTとにより定まる辷り速度ω_sとトルク電流i_
1_qとをベクトル制御の関係を保つようにすることを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載のインダクシヨン
モータのベクトル制御装置。 3、2次磁束Φ_2又は励磁電流i_0の値を格納し、
指令トルクTがアドレスとして印加されたとき上記2次
磁束Φ_2又は励磁電流i_0が得られるようにした記
憶部を用いたことを特徴とする特許請求の範囲第2項記
載のインダクシヨンモータのベクトル制御装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61102667A JPS62260580A (ja) | 1986-05-02 | 1986-05-02 | インダクシヨンモ−タのベクトル制御装置 |
DE8787106267T DE3774476D1 (de) | 1986-05-02 | 1987-04-29 | Vorrichtung zur vektorregelung fuer einen induktionsmotor. |
EP87106267A EP0243960B1 (en) | 1986-05-02 | 1987-04-29 | Vector control apparatus for induction motor |
CN87103875A CN1006351B (zh) | 1986-05-02 | 1987-05-02 | 感应电动机矢量控制装置 |
US07/341,300 US5206574A (en) | 1986-05-02 | 1989-04-19 | Vector control apparatus for induction motor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61102667A JPS62260580A (ja) | 1986-05-02 | 1986-05-02 | インダクシヨンモ−タのベクトル制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62260580A true JPS62260580A (ja) | 1987-11-12 |
Family
ID=14333582
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61102667A Pending JPS62260580A (ja) | 1986-05-02 | 1986-05-02 | インダクシヨンモ−タのベクトル制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62260580A (ja) |
-
1986
- 1986-05-02 JP JP61102667A patent/JPS62260580A/ja active Pending
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