JPS6225981A - タン白gおよび/又はその断片の製造法 - Google Patents

タン白gおよび/又はその断片の製造法

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JPS6225981A
JPS6225981A JP61102941A JP10294186A JPS6225981A JP S6225981 A JPS6225981 A JP S6225981A JP 61102941 A JP61102941 A JP 61102941A JP 10294186 A JP10294186 A JP 10294186A JP S6225981 A JPS6225981 A JP S6225981A
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dna
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microorganism
fragment
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ゴーラン クロンバール
グンナー リンダール
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ETSUKUSUKORIMU KEIBII
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はいわゆるハイブリド−DNA−技術に関し、特
にこの技術による免疫グロブリンG(IaG)の結合能
を有するタン白Gおよび/又はこれらの断片の製造法に
関する。
タン白Gに関するさらに詳細な情報に対しては、J、 
lm5uno1. 133.969.1984およびス
工−デン特許出願第8303578−2号明細書(19
83年6月22日出願)が引用される。
背景技術 タン白Gの製造に対し今日まで使用された方法は上記刊
行物に記載されたものであり、タン自分解酵素の助けに
よりストレプトコッカス菌の表面からタン白を遊離させ
、その後タン白を単離することに基づく。
この方法には重大な欠点がある。例えば、タン白G分子
の一部のみが細菌表面から遊離するに過ぎず、たとえこ
の部分は明確にIOGを結合できるとしても、分子全体
を単離することは当然有利であろう。さらに、この方法
は出発物質としてストレプトコッカスに限定される。そ
してこれらは病原性であり、大規模に培養することは困
難であることに留意すべきで、他の出発物質による操作
方法を見出すことが望ましい。
近代のいわゆるDNA−工業技術(ハイブリド−DNA
−技術)の出現を慶賀するが、新しい、一層すぐれた方
法が特に魅力的性質を有するタン白の製造に対し開かれ
た。この技術はタン白をコードする遺伝情報を1つの細
胞から他の細胞にいわゆるベクターの助けにより転写す
ることで出発し、その結果このタン白を製造できるよう
になる。
このような方法はタン白A(ストレプトコッカス・アウ
レウスの細胞壁タン白)の製造から既知であり、それぞ
れ2つのスエーデン特許出願第8204810−9号お
よび第8204811−7号明細書および2つのヨーロ
ッパ特許出願第0107509号および第012437
4号明細書に記載される。
タン白Aに比較して、タン白Gは、特に血液から抗源−
抗体複合体を除去するために成る種の自己免疫病に関連
する体外血液処理の治療剤としての実質的利点を有する
。例えばタン白GはすべてのIaG−サブクラスに結合
するが、タン白AはヒトIgG3結合能に欠ける。さら
に、タン白GはIOAおよびIGMを結合しないのでタ
ン白Aより一層選択的FC−を受容体である。
従って、公知のハイブリド−DNA−技術の助けにより
タン白Gおよび/又はIgG結合能に関する限りタン白
Gと実質的に同じ性質を有するタン白Gの断片の製造法
を供することが本発明の目的である。
この目的および他の目的は特許請求の範囲に特定され、
以下に詳細に記載される方法による本発明に従って達成
された。
本発明の開示 本発明によれば、微生物に発現することができるタン白
をコードするDNA配列を導入したベクターを含むハイ
ブリド−DNA−分子が製造される。このハイブリド−
DNA−分子はDNA−配列がタン白Gおよび/又はI
gG結合能に関する限り実質的にタン白Gと同じ性質を
有するタン白Gの断片をコードすることに特徴がある。
本発明によれば、微生物に発現することができるタン白
をコードするDNA−配列を導入したベクターを含むハ
イブリド−DNA−分子により形質転換させた微生物も
製造される。この微生物はDNA配列がタン白Gおよび
/又はIGG結合能に関する限りタン白Gと実質的に同
じ性質を有するタン白Gの断片をコードすることに特徴
がある。
さらに、本発明によれば、タン白Gおよび/又はIgG
結合能に関する限すタン白Gと実質的に同じ性質を有す
るタン白Gの断片の製造法が供される。この方法は微生
物に発現することができるタン白をコードするDNA−
配列を導入したベクターを含むハイブリド−DNA−分
子を微生物に組みこむことを含み、またこのDNA−配
列はタン白Gおよび/又はIgG結合能に関する限りタ
ン白Gと実質的に同じ性質を有するタン白Gの断片をコ
ードすることに特徴がある。
本発明によれば、ストレプトコッカス細菌、例えばグル
ープA、CおよびGストレプトコッカス、好ましくはグ
ループCおよび/又はグループGストレプトコッカスに
属する細菌から単離したDNA−分子から得たDNA−
断片を使用する。
これに関連して、単離したDNA−分子を切断して適当
な大きさのDNA−断片にする公知の制限−〇 − 酵素の適用を含む常法技術を使用する。本発明により使
用できるDNA−断片の大きさは変化することができる
が、特に使用するベクターのタイプに依存する。
このようなタン白GをコードするDNA−断片のクロー
ン化に使用することができるベクターの例は細菌プラス
ミド(例えば大腸菌由来のプラスミド)、ファージ−D
NA (例えばファージ−ラムダ又はEMBL3やat
l 1のようなラムダの誘導体)、プラスミドとファー
ジ−DNAの組み合せから得たベクター、酵母プラスミ
ドなどを含む。ベクターの特別の選択は使用する微生物
(宿主)を予想して行なわれ、当業者により容易に行な
うことができる。
本発明に従ってハイブリド−DNA−分子を得るために
使用するベクターにタン白GをコードするDNA断片を
導入する方法はこの分野では常法で、いわゆる連結酵素
を使用して行なう。
適当な宿主微生物、すなわち本発明に従ってハイブリド
−DNA−分子により形質転換され、その結果タン白G
および/又はタン白Gの断片を製造できるようになる微
生物はダラム陰性菌(好ましくは大腸菌)、ダラム陽性
菌、酵母細胞、植物細胞などを含む。
数例は本発明を実施する態様を単に例示するためのもの
で、いずれにしても限定するものと見做してはならない
出発材料としてグループGストレプトコッカス菌株(G
143)をタン白G高含量の理由で選択した。
Todd−Hewitt  (T −H)培地にG14
8111菌カルチヤーを37℃で一夜生育させた。3.
0dのカルチャーを225dのT−Hに添加し、3時間
37℃で培養した。13.6dの10%システィンおよ
び11.25dの0.4%D I−−スレオニンを添加
した。1時間37℃で培養後125dの15%グリシン
を添加した。さらに45分37℃で培養後、細胞を0.
2M  Na0AC中で3回洗滌し、25%グルコース
および1QmHのEDTAを含むpH8,0の0.1M
トリス−HC1緩衝液10dに再懸濁させた。2.0I
+ll!のTE緩衝液(0,01MトIJスーHCj!
、pH7,4,1,QmHのEDTAを含む)に溶解し
た209のりゾチームを添加した。次に1時間37℃で
培養を行ない、そこにTE緩衝液に溶解した1、1ae
の10%SDSを添加した。DH7,4の0.01Mト
リス−)IOAに201r#g/Idの濃度で溶解し、
2時間37℃で自己消化させた500μlのプロテイナ
ーゼK(メルク、ダルムスタット、西独)を添加した。
−夜室温で培養後40dのTE緩衝液および5dの3M
  Na0AC,atl7.4を添加した。次に150
mの無水アルコールを添加し、そこで溶液を一20℃で
一夜培養した。30分2000XGで遠心分離後上澄を
デカントした。ベレットを80.%アルコールで2回洗
滌し、窒素ガス下で蒸発し、4IdのTE−緩衝液に溶
解した。500μlの牛膵臓からのRNアーゼ−A(シ
グマ、米国ミズーリ州)、使用前に8− 〇 − 0℃に加熱した0、15M  NaCj!中の2Rg/
dを添加した。2時間37℃で培養後200μlのプロ
テイナーゼK(上記参照)を添加した。さらに室温で一
夜培養後溶液を室温で2回フエーノル抽出し、TE−緩
衝液に対し3回透析した。3M  Na0Cを0.3M
1度まで添加し、そこで3容の無水アルコールを添加し
た。−20℃で一夜培養後遠心分離を2000XGで3
0分行なった。ベレットは80%アルコールで2回洗滌
し、窒素ガス下で蒸発した。次にベレットは25!dの
TE−緩衝液に溶解した。25gの塩化セシウム(BR
L、ベセスダ、米国)および11t1の臭化エチジウム
(5■#り  (シグマ、米国ミズーリ州)を添加した
。138.000xGで20時間遠心分1L臭化エチジ
ウムにより紫外光で可視化させたDNA−バンドを除去
した。無水アルコールにより2回抽出を行ない、次いで
TE−緩衝液に対し底部相を透析し、そこでNa0AC
を0.3Mまで添加した。次いで無水アルコールにより
アルコール沈澱させ、80%アルコールで2回洗滌した
。ペレットは蒸溜水に溶解した。
ファージラムダの誘導体は制限酵素により断片化した精
製ストレプトコッカス−DNAのベクターとして使用し
た。
この誘導体EMBL3は市販されており(Pr0111
e(la e+otec、米国ライスコンシン)、そし
てファージ−DNAおよび異種DNAの調製法、制限酵
素による切断法、DNA−断片の結合方法(連結)は゛
、J、 Mo1. Biol、 170.827.19
83に詳細に記載されている。この公知方法によれば、
10〜25kbの大きさのストレプトコッカス−DNA
−断片(1%アガロース中でゲル電気泳動により測定)
はEMBL  3−DNAに組みこみ、ラムダ−ストレ
プトコッカス−ハイブリド−DNA−分子は感染させる
ことができる無きすのファージラムダをマークするタン
白殻に含ませた。どのように行なうかの記載はプロメガ
 バイオテックス カタログ(表題プロメガ バイオチ
ック、モレキュラ バイオロジカルズ)に記載される。
最終結果はラムダ−DNA−分子を含むファージラムダ
であり、そこに各種火きさのストレプトコッカス−DN
A断片を組みこんだものである。
調整したラムダ−ストレプトコッカス−ハイブリド−D
NA−分子の宿主細胞として2種の大腸菌株NM538
およびNM539を選択した。これらの菌株はEMBL
  3−ファージにより感染させることができ、J、 
Hot、 Biol、 170.827.1983に詳
細に記載される。これらの菌株はプロメガ バイオチッ
クから得た。各菌株の菌コロニーはマルトースを含む2
0−のLb−培地(10gNaCf!、1(lディフコ
 トリプトン、5gディフコ酵母エキス、5M  Na
OHにより+1117.4に調整)に−夜接種した。1
00μlのファージ溶液(上記2参照)を200μlの
NM538およびNM5391菌と混合した。その後3
7℃30分培養した。両方の管に110IrのMgCl
2および0.7%アガロースを含む3rdのLBマルト
ース培地を添加した。この溶液(60℃)をLBプレー
ト上に注ぎ(1,5%寒天を含むLB培地から調製)、
アガロースが固化した蒔に、薄いアガロース層を形成す
る。プレートは37℃で一夜培養した。
細菌が感染を受けない場合、細胞の均一なマットがプレ
ートを被覆するが、感染孔の場合には、いわゆる斑点が
細胞マットに形成される。これらの斑点はファージによ
り溶解される感染大腸菌により形成され、離れて存在す
る細胞およびファージおよび流出する他の細胞内物質を
含む。
このプレート上に500〜2000個の斑点/プレート
が見られた。タン白Gをコードするストレプトコッカス
−DNAを含むEMBL  3−ファージを仮定し、そ
してこのDNAは複製され、かつ大腸菌に発現すること
ができると仮定して、タン白Gの生産は感染細菌で行な
うことができ、細菌がファージ感染により破裂し、これ
らの内容物を遊離する場合相当する斑点にタン白Gを見
出すことができる。
EMBL  3−DNA−分子に組みこまれたストレプ
トコッカス−DNA−断片は約20kbの大きさで、ス
トレプトコッカス ゲノムは数千kbに達することに留
意して、統計的に少数の斑点のみがタン白Gを含むにす
ぎない。
4、タン白Gを含む斑点の確認 この斑点にタン白Gを見出すために、分子の100結合
能を使用した。ニトロセルロースフィルター(BA85
メンブランフィルタ−1Schleicherと5ch
uell 、西独ダツセル)を室温で10分間斑点を有
するプレートの上部に置いた。
次にプレートからタン白、ファージその他の物質をフィ
ルターに吸収させる。タン白を結合するフィルターの継
続能力を阻止するために、フィルターは特別のいわゆる
阻止緩衝液(31,Ld  5M  NaCj!、10
.0d!  IMトIJスHCJ!、p117.4.5
0dツイーン20、蒸溜水1j!に添加および0.25
gのゼラチン)に入れた。緩衝液は10分毎に4回換え
(各回100sd!緩衝液)、そこでフィルターは20
0μlのパーオキシダーゼ−標識化ウサギI aG (
DAKO−Immunoglobulins社、デンマ
ークンを含む100dの阻止緩衝液に入れ、室温で30
分間振盪テーブル上で処理した。タン白Gがフィルター
により吸着される場合、パーオキシダーゼ−標識化Ig
G−抗体はフィルターに結合する。フィルターは再度阻
止緩衝液により4回洗滌し、次に新鮮な着色溶液(4〆
 1% 3−アミノ−9−エチルカルバゾール 1)85.1+10μI H2O2)に入れ、そこでフ
ィルターに結合したパーオキシダーゼ−標識化IgG−
抗体がキラキラ輝く赤色点として出現する。試験下のフ
ィルター上に総数で約6.000の斑点に相当する総計
26の赤色で輝くピンの頭用したフィルターを使用し、
そこで他のものと同じ方法で処理した。タン白Gを適用
した場所にキラキラ輝く赤色点が現れ、フィルターの残
部は白色であった。
次に初めのプレートからフィルター上の10個のもつと
も強い赤色点をパスツール ピペットで採取した。この
物質は10個の管に洗滌して入れ、それぞれは1−のS
M−緩衝液(20mH  l−リス−HCj!、pH8
.0、0.IM  NaCj!,10mHtVIQcj
!2および0.1%ゼラチン)を含み、再びNM538
およびNM5391[1菌に感染させるために使用した
。全体の手順を反復した。しかし、この場合10個のプ
レートのうち8個で斑点の〉50%が赤色、すなわちタ
ン白Gを含んでいた。新しい斑点を採取し、全体の手順
をさらに2回反復し、その後3個のプレート上に見出さ
れた赤色点は斑点の総数に相当した。従ってその結果と
してすべてがタン白ー〇ー遺伝子を含むファージから成
るEMBL  3−ファージ標品を得た。
これらの標品の1つ(ラムダPG4Bと命名)はATC
Cに40176番として1985年3月29日に寄託し
た。
5、ストレプトコッカス−DNAおよびEMBLン白G
の生産 上記に従って製造され、精製されたタン白G−遺伝子を
含むEMBL  3−ファージはNM  538および
NM539細菌を感染させるために使用した。NH53
8のコロニーおよびNM  539のコロニーは10m
H  MaCx2を含む100dLBマルトース培地を
各々が含む2個のビーカーにそれぞれ添加した。ざらに
タン白G−遺伝子を含む100μlのEMBL  3−
ファージを2個のビーカーのそれぞれに添加した。ビー
カーは37℃で振盪しながら8時間インキニーベートし
た。細菌および細菌残渣は遠心分離したく10000x
G,20分)。上澄液はパーオキシダーゼ−標識化抗体
の助けで、標準として純粋タン白Gによりタン白Gにつ
いて分析した。上澄液中に5〜ionoのタン白G/d
を検知した。このタン白Gはプローブとして放射性標識
化IgGを使用するウェスタン プロット方法により分
析し、分子量は約60,000で測定した。
20kbの大きさのタン白GーDNAー断片を含むEM
BL  3−DNAは分解斑点から単離した。
異種DNAを全く含まないEMBL  3−DNAは制
限酵素EcoR I (EcoR 1部位を欠く)によ
り切断できない。他方20kbの大きさの断片はこの酵
素により切断できる可能性があった。
EcoR Iがタン白G−遺伝子の外側を切断する場合
、タン白G−遺伝子を含む一層小さいDNA−断片を単
離することができる。ECOR I−処理DNA−物質
はその後ラムダ ファージgt11からのDNAと連結
した。連結およびその後の無きずのファージ粒子の構築
はEMBL3に対する上記と同じ方法で行なった。その
後、大腸菌株Y1 090 (ATCC) 、は同様に
EMBL3に対し記載した方法に従ってこれらのラムダ
gt11ーファージを感染させた。プレートの分析にお
いて、すべての斑点がタン白Gを含むことが分った。プ
レートからラムダqt11ファージは常法で精製した。
ファージ−DNAは単離し、ファージ−DNAと連結し
たストレプトコッカス−DNAは再度ECORIにより
切断した。電気泳動による分析はタン白G−1伝子を含
むこのDNA−断片が4,4kbの大きさであることを
示した。ハイブリド−DNA−分子はラムダQt11−
DNAから構築し、この4.4kbの大きさのDNA断
片は別の大腸菌株(Y1089、ATCC)を感染させ
るために使用した。この菌株は安定な溶原菌が得られた
場合大腸菌ゲノムにハイブリド−DNA−分子を組みこ
むことを可能にする。
要約すると、本発明に従ってタン白G−遺伝子をバクテ
リオファージ−DNAに組みこみ、組みたてたハイブリ
ド−DNA−分子を大腸菌に感染させ、結果としてタン
白Gを生産することができると云うことができる。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)微生物に発現させることができるタン白をコード
    するDNA配列を導入するベクターを含むハイブリド−
    DNA−分子であつて、このDNA−配列はタン白Gお
    よび/又は、IgGへの結合能に関する限りタン白Gと
    実質的に同じ性質を有するタン白Gの断片をコードする
    ことを特徴とする、上記ハイブリド−DNA−分子。
  2. (2)DNA−配列はストレプトコッカスに由来する、
    特許請求の範囲第1項記載のハイブリド−DNA−分子
  3. (3)特許請求の範囲第1項又は第2項記載のハイブリ
    ド−DNA−分子により形質転換することを特徴とする
    、微生物。
  4. (4)グラム陰性細菌、グラム陽性細菌、酵母細胞およ
    び植物細胞から選択する、特許請求の範囲第3項記載の
    微生物。
  5. (5)大腸菌株である、特許請求の範囲第3項又は第4
    項記載の微生物。
  6. (6)特許請求の範囲第3項から第5項のいずれか1項
    に記載の形質転換微生物の製造法において、この微生物
    を公知方法により特許請求の範囲第1項又は第2項記載
    のハイブリド−DNA−分子で形質転換させることを特
    徴とする、上記方法。
  7. (7)タン白Gおよび/又はIgGへの結合能に関する
    限りタン白Gと実質的に同じ性質を有するタン白Gの断
    片の製造法において、特許請求の範囲第3項から第5項
    のいずれか1項に記載の形質転換微生物を適当な培地で
    培養し、生成するタン白Gを単離することを特徴とする
    、上記方法。
JP61102941A 1985-05-03 1986-05-02 タン白gおよび/又はその断片の製造法 Pending JPS6225981A (ja)

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