JPS6225881A - 一石式インバ−タ - Google Patents
一石式インバ−タInfo
- Publication number
- JPS6225881A JPS6225881A JP60165520A JP16552085A JPS6225881A JP S6225881 A JPS6225881 A JP S6225881A JP 60165520 A JP60165520 A JP 60165520A JP 16552085 A JP16552085 A JP 16552085A JP S6225881 A JPS6225881 A JP S6225881A
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- JP
- Japan
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- main transistor
- base
- capacitor
- transistor
- emitter
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、例えば放電灯点灯装置に用いられる一石式イ
ンバータに関する。
ンバータに関する。
従来の技術
従来、この種のベース帰還型一石式インバータを用いた
放電灯点灯装置の回路構成として第4図に示すようなも
のがある。商用電源等の交流電源1には余波整流回路2
が接続され、この余波整流回路2の出力端子a、b間に
一石式ブロッキング発振型トランジスタインバータ3が
接続されている。そして、このインバータ3の出力トラ
ンスTの2次巻線N2 に負荷としての放電灯(ランプ
)4が接続されている。C2は高周波バイパス用コンデ
ンサで、コンデンサ入力型の整流回路においては平滑用
コンデンサで兼用することもある。
放電灯点灯装置の回路構成として第4図に示すようなも
のがある。商用電源等の交流電源1には余波整流回路2
が接続され、この余波整流回路2の出力端子a、b間に
一石式ブロッキング発振型トランジスタインバータ3が
接続されている。そして、このインバータ3の出力トラ
ンスTの2次巻線N2 に負荷としての放電灯(ランプ
)4が接続されている。C2は高周波バイパス用コンデ
ンサで、コンデンサ入力型の整流回路においては平滑用
コンデンサで兼用することもある。
ここで、インバータ3は、出力トランスT及び主トラン
ジスタTr1等を具備している。まず、整流回路2の正
側出力端子aと主トランジスタTr1のコレクタとの間
には出力トランスTの1次巻線N1が接続され、この1
次巻線Nよと並列に共振用コンデンサC工が接続され、
主トランジスタTr。
ジスタTr1等を具備している。まず、整流回路2の正
側出力端子aと主トランジスタTr1のコレクタとの間
には出力トランスTの1次巻線N1が接続され、この1
次巻線Nよと並列に共振用コンデンサC工が接続され、
主トランジスタTr。
のエミッタがダイオードD工を介して整流回路2の負側
出力端子(共通端子)bに接続され、主1ヘランジスタ
Tr□のコレクタと整流回路2の負側出力端子すとの間
にダイオードD2を主トランジスタTr工とダイオード
D工との直列回路に対して逆極性に接続されている。そ
して、出力トランスTのベース帰還巻線Nfは一端が整
流回路2の負側出力端子すに接続されているとともに他
端はコンデンサC1及びインダクタL等からなるLC直
列共振回路を介して主トランジスタTr1のベースに接
続されている。更に、コンデンサC1の両端に−は1−
ランジスタTr、のエミッタ及びコレクタがダイオード
D、を介して接続されているとともに、このトランジス
タTr2のベースが出力トランスTのベース巻線Nfを
前記他端側に巻き上げて設けた端子に接続されている。
出力端子(共通端子)bに接続され、主1ヘランジスタ
Tr□のコレクタと整流回路2の負側出力端子すとの間
にダイオードD2を主トランジスタTr工とダイオード
D工との直列回路に対して逆極性に接続されている。そ
して、出力トランスTのベース帰還巻線Nfは一端が整
流回路2の負側出力端子すに接続されているとともに他
端はコンデンサC1及びインダクタL等からなるLC直
列共振回路を介して主トランジスタTr1のベースに接
続されている。更に、コンデンサC1の両端に−は1−
ランジスタTr、のエミッタ及びコレクタがダイオード
D、を介して接続されているとともに、このトランジス
タTr2のベースが出力トランスTのベース巻線Nfを
前記他端側に巻き上げて設けた端子に接続されている。
なお、この回路において、ダイオードD□は主1−ラン
ジスタTr□をベース・エミッタ間逆電圧から保護する
とともにベース引抜き電流を過不足なく供給させるため
のものである。又、ダイオードD2は主トランジスタT
r工のオフ時、出力トランスTの1次巻線N工に主トラ
ンジスタTr1のコレクタ電流と逆向きの電流経路を与
えることにより出力波形の歪みを防止するダンパーダイ
オードである。更に、トランジスタTr、、ダイオード
D。
ジスタTr□をベース・エミッタ間逆電圧から保護する
とともにベース引抜き電流を過不足なく供給させるため
のものである。又、ダイオードD2は主トランジスタT
r工のオフ時、出力トランスTの1次巻線N工に主トラ
ンジスタTr1のコレクタ電流と逆向きの電流経路を与
えることにより出力波形の歪みを防止するダンパーダイ
オードである。更に、トランジスタTr、、ダイオード
D。
等は、主1−ランジスタTr1がオフしてベース帰還巻
線電圧が負になったとき、コンデンサC3を放電してリ
セットさせるもので、これによりコンデンサC3と並列
に放電用抵抗を接続することによるLC直列共振回路の
Qの低下や主トランジスタTr1のスイッチング特性の
劣化を防止することになる。
線電圧が負になったとき、コンデンサC3を放電してリ
セットさせるもので、これによりコンデンサC3と並列
に放電用抵抗を接続することによるLC直列共振回路の
Qの低下や主トランジスタTr1のスイッチング特性の
劣化を防止することになる。
このような構成により、まず、交流電源1が投入される
と金波整流回路2より余波整流出力(脈流出力)が発生
してインバータ3に与えられる。
と金波整流回路2より余波整流出力(脈流出力)が発生
してインバータ3に与えられる。
これにより、インバータ3ではこの脈流出力がバイアス
抵抗R□を介して主トランジスタTr1にベース電流と
して与えられ、主トランジスタTr1がオンする。以後
、この主トランジスタTr□は、コレクター出力トラン
スTの1次巻線Nニーベース帰還巻線Nf−コンデンサ
C3−インダクタL−ベース等からなるコレクタ・ベー
ス間正帰還ループ及び1次巻線N工のインダクタンス分
とコンデンサC1の共振により発振し、出力トランスT
の各巻線N工、N2.Nfに高周波出力を発生する。放
電灯4は出力トランスTの2次巻線N2 を介してこの
高周波出力が与えられて点灯する。
抵抗R□を介して主トランジスタTr1にベース電流と
して与えられ、主トランジスタTr1がオンする。以後
、この主トランジスタTr□は、コレクター出力トラン
スTの1次巻線Nニーベース帰還巻線Nf−コンデンサ
C3−インダクタL−ベース等からなるコレクタ・ベー
ス間正帰還ループ及び1次巻線N工のインダクタンス分
とコンデンサC1の共振により発振し、出力トランスT
の各巻線N工、N2.Nfに高周波出力を発生する。放
電灯4は出力トランスTの2次巻線N2 を介してこの
高周波出力が与えられて点灯する。
ところで、このインバータ3においてはコンデンサC3
及びインダクタLの直列回路を介して主1−ランジスタ
Tr1にベース電流を供給することにより、高周波スイ
ッチング特性の改善を図っているものである。即ち、コ
ンデンサC1とインダクタLは直列共振回路を構成し、
正方向で充分なドライブを主トランジスタTr1に与え
、負方向電流で大きなベース電荷引抜きを行うとともに
、このベース引抜き電流はダイオードD1の作用により
、つまり主トランジスタTr1のターンオフの瞬間、主
1ヘランジスタTr工のコレクタ電流がベース引抜き電
流と等しくなることでダイオードD1がターンオフした
とき停止して過不足が防止されるものである。
及びインダクタLの直列回路を介して主1−ランジスタ
Tr1にベース電流を供給することにより、高周波スイ
ッチング特性の改善を図っているものである。即ち、コ
ンデンサC1とインダクタLは直列共振回路を構成し、
正方向で充分なドライブを主トランジスタTr1に与え
、負方向電流で大きなベース電荷引抜きを行うとともに
、このベース引抜き電流はダイオードD1の作用により
、つまり主トランジスタTr1のターンオフの瞬間、主
1ヘランジスタTr工のコレクタ電流がベース引抜き電
流と等しくなることでダイオードD1がターンオフした
とき停止して過不足が防止されるものである。
しかし、このような回路構成による場合、主トランジス
タTr工のスイッチングロスが思った程低減されないも
のである。この点に関して更に検討する。まず、第5図
の各都電圧、電流波形図に示すように、主1−ランジス
タTr1のコレクタ・エミッタ間電圧Vceと出力1−
ランスTの帰還巻線Nfの電圧Vfとはほぼ同一である
が、基準電位(0レベルの位F11)が異なる。従って
、コレクタ・エミッタ間電圧Vceがゼロクロスする前
の正の区間であっても帰還巻線電圧Vfがゼロクロスし
て正の電圧となり主トランジスタTr□のベース電圧が
正となる区間t工が生ずる。この区間t工においては主
トランジスタTr1はベース電流Ibが流れて電圧Vc
eがゼロクロスする前であるにもかかわらずオンしてし
まう。このため、コンデンサC工と出力1−ランスTの
1次巻線N1の共振回路のエネルギーを主1〜ランジス
タTr工で消費することになる。よって、主トランジス
タTr工のターンオン時のスイッチングロスが大きくな
るものである。
タTr工のスイッチングロスが思った程低減されないも
のである。この点に関して更に検討する。まず、第5図
の各都電圧、電流波形図に示すように、主1−ランジス
タTr1のコレクタ・エミッタ間電圧Vceと出力1−
ランスTの帰還巻線Nfの電圧Vfとはほぼ同一である
が、基準電位(0レベルの位F11)が異なる。従って
、コレクタ・エミッタ間電圧Vceがゼロクロスする前
の正の区間であっても帰還巻線電圧Vfがゼロクロスし
て正の電圧となり主トランジスタTr□のベース電圧が
正となる区間t工が生ずる。この区間t工においては主
トランジスタTr1はベース電流Ibが流れて電圧Vc
eがゼロクロスする前であるにもかかわらずオンしてし
まう。このため、コンデンサC工と出力1−ランスTの
1次巻線N1の共振回路のエネルギーを主1〜ランジス
タTr工で消費することになる。よって、主トランジス
タTr工のターンオン時のスイッチングロスが大きくな
るものである。
そこで、これを改善するための第6図に示すような回路
構成のものが本出願人により特願昭58−157945
号として出願されている。これは、第4図に示したもの
に対して、インバータ3の主1〜ランジスタTr、のベ
ースと整流回路2の負側出刃端子すとの間にスイッチン
グ素子としてのトランジスタTr、を接続し、このトラ
ンジスタTr3のベースと出力トランスTの帰還巻線N
fのベース側端子との間にコンデンサC4とツェナダイ
オードZD工との直列回路を接続し、更に、コンデンサ
C4及びツェナダイオードZD、との接続点とトランジ
スタTr2のコレクタとをダイオードD4を介して接続
したものである。ここで、ダイオードD5は主トランジ
スタTr1に対するダイオード口工と同様に1〜ランジ
スタTr、をベース・エミ゛ツタ間逆電圧から保護する
ためのものである。そして、ダイオードD4はトランジ
スタTr、とともにコンデンサC1をリセットさせるた
めのものである。
構成のものが本出願人により特願昭58−157945
号として出願されている。これは、第4図に示したもの
に対して、インバータ3の主1〜ランジスタTr、のベ
ースと整流回路2の負側出刃端子すとの間にスイッチン
グ素子としてのトランジスタTr、を接続し、このトラ
ンジスタTr3のベースと出力トランスTの帰還巻線N
fのベース側端子との間にコンデンサC4とツェナダイ
オードZD工との直列回路を接続し、更に、コンデンサ
C4及びツェナダイオードZD、との接続点とトランジ
スタTr2のコレクタとをダイオードD4を介して接続
したものである。ここで、ダイオードD5は主トランジ
スタTr1に対するダイオード口工と同様に1〜ランジ
スタTr、をベース・エミ゛ツタ間逆電圧から保護する
ためのものである。そして、ダイオードD4はトランジ
スタTr、とともにコンデンサC1をリセットさせるた
めのものである。
しかし、この方式による場合、スイッチングロス低減の
ため多数(数点)の追加部品が必要で、ニス1−高とな
る。
ため多数(数点)の追加部品が必要で、ニス1−高とな
る。
しかして、このような点を改良したものが本出願人によ
る提案として特開昭60−74976号公報により知ら
れている。これは、第7図に示すように、主トランジス
タTr1のベースとこの主トランジスタTr工のエミッ
タ側に接続したダイオードD□との間にコンデンサC9
とツェナダイオードZD2との直列回路を接続したもの
である。
る提案として特開昭60−74976号公報により知ら
れている。これは、第7図に示すように、主トランジス
タTr1のベースとこの主トランジスタTr工のエミッ
タ側に接続したダイオードD□との間にコンデンサC9
とツェナダイオードZD2との直列回路を接続したもの
である。
このような構成により、主1−ランジスタTr1のベー
ス電流Ibの立上りをそのコレクタ・エミッタ間″砿圧
VceがゼロクロスするまでコンデンサC5はより遅延
させ、主トランジスタTr□はコレクタ・エミッタ間電
圧Vceがゼロクロスした後の区間でのみベース電流が
供給されてオンするようにして、スイッチングロスを低
減させるものである。
ス電流Ibの立上りをそのコレクタ・エミッタ間″砿圧
VceがゼロクロスするまでコンデンサC5はより遅延
させ、主トランジスタTr□はコレクタ・エミッタ間電
圧Vceがゼロクロスした後の区間でのみベース電流が
供給されてオンするようにして、スイッチングロスを低
減させるものである。
発明が解決しようとする問題点
ところが、第7図方式のように改良された方式にあって
も、ツェナダイオードzD2とコンデンサCs との直
列回路を用いているため、ツェナダイオードZD2の動
作抵抗分だけ主トランジスタTrよのターンオン時のス
イッチングロス低減効果が小さくなり、不充分なものと
なってしまうものである。
も、ツェナダイオードzD2とコンデンサCs との直
列回路を用いているため、ツェナダイオードZD2の動
作抵抗分だけ主トランジスタTrよのターンオン時のス
イッチングロス低減効果が小さくなり、不充分なものと
なってしまうものである。
しかして1本発明は、このような点に鑑みなされたもの
で、簡単にして確実に主トランジスタのスイッチングロ
スを低減させることができる一石式インバータを得るこ
とを目的とする。
で、簡単にして確実に主トランジスタのスイッチングロ
スを低減させることができる一石式インバータを得るこ
とを目的とする。
問題点を解決するための手段
本発明は、上記問題点を解決するため、1次巻線N1及
び帰還巻線Nfを有する出力トランスTと1次巻線N工
を付勢する主トランジスタTr1とを備えて、帰還巻線
NfからLC直列共振回路を介して供給される電流によ
り主1−ランジスタTr1のベースを駆動させるベース
帰還型一石式インバータという基本構成において、主1
−ランジスタTr。
び帰還巻線Nfを有する出力トランスTと1次巻線N工
を付勢する主トランジスタTr1とを備えて、帰還巻線
NfからLC直列共振回路を介して供給される電流によ
り主1−ランジスタTr1のベースを駆動させるベース
帰還型一石式インバータという基本構成において、主1
−ランジスタTr。
のベース・エミッタ間に直接的にコンデンサCxを接続
する構成を採用するものである。
する構成を採用するものである。
作用
主トランジスタTr工のベース・エミッタ間に、適当な
容量のコンデンサCxを接続することにより。
容量のコンデンサCxを接続することにより。
主1−ランジスタTr1のベース電流Ibの立上りが主
トランジスタTr□のコレクタ・エミッタ間電圧Vce
がゼロクロスするまでこのコンデンサCxにより遅延さ
れるので、主トランジスタTr1はコレクタ・エミッタ
間電圧Vcaがゼロクロスした後の区間でのみベース電
流Ibが供給されてオンすることになり、主1−ランジ
スタTr1がオンするまでの不要なベース電流をこの主
トランジスタTr1に流有すに済むため、主1−ランジ
スタTr工のターンオン時のスイッチングロスを確実に
低減させることができるものである。
トランジスタTr□のコレクタ・エミッタ間電圧Vce
がゼロクロスするまでこのコンデンサCxにより遅延さ
れるので、主トランジスタTr1はコレクタ・エミッタ
間電圧Vcaがゼロクロスした後の区間でのみベース電
流Ibが供給されてオンすることになり、主1−ランジ
スタTr1がオンするまでの不要なベース電流をこの主
トランジスタTr1に流有すに済むため、主1−ランジ
スタTr工のターンオン時のスイッチングロスを確実に
低減させることができるものである。
実施例
本発明の一実施例を第1図及び第2図に基づいて説明す
る。第4図ないし第7図で示した部分と同一部分は同一
符号を用いて説明する。本実施例は、主トランジスタT
r1のベース・エミッタ間に対して直接的に数μF以下
の適当な容量のコンデンサCxを接続したものである。
る。第4図ないし第7図で示した部分と同一部分は同一
符号を用いて説明する。本実施例は、主トランジスタT
r1のベース・エミッタ間に対して直接的に数μF以下
の適当な容量のコンデンサCxを接続したものである。
このような構成により、交流電源1が投入されると金波
整流回路2より整流された脈流出力が生じ、これがイン
バータ3に与えられて前述したようにインバータ3が発
振して、高周波出力が発生して放電灯4が点灯する。こ
こで、主トランジスタTr、のベース・エミッタ間には
コンデンサCxが接続されているので、主トランジスタ
Tr、のベース電流Ibの立上りが主1−ランジスタT
r1のコレクタ・エミッタ間電圧vCeがゼロクロスす
るまでこのコンデンサCxにより遅延される。これによ
り、主トランジスタTr1はコレクタ・エミッタ間電圧
Vceがゼロクロスした後の区間t2でのみベース電流
Ibが供給されてオンすることになる。
整流回路2より整流された脈流出力が生じ、これがイン
バータ3に与えられて前述したようにインバータ3が発
振して、高周波出力が発生して放電灯4が点灯する。こ
こで、主トランジスタTr、のベース・エミッタ間には
コンデンサCxが接続されているので、主トランジスタ
Tr、のベース電流Ibの立上りが主1−ランジスタT
r1のコレクタ・エミッタ間電圧vCeがゼロクロスす
るまでこのコンデンサCxにより遅延される。これによ
り、主トランジスタTr1はコレクタ・エミッタ間電圧
Vceがゼロクロスした後の区間t2でのみベース電流
Ibが供給されてオンすることになる。
このようにして、コンデンサCxの選定により主トラン
ジスタTr工がオンするまでの不要なベース電流をこの
主トランジスタTr1に流さすに済むため、主トランジ
スタTr、のターンオン時のスイッチングロスを確実に
低減させることができる。特に、第7図のようなツェナ
ダイオードZD、を用いていないため、その動作抵抗分
のロスもない。
ジスタTr工がオンするまでの不要なベース電流をこの
主トランジスタTr1に流さすに済むため、主トランジ
スタTr、のターンオン時のスイッチングロスを確実に
低減させることができる。特に、第7図のようなツェナ
ダイオードZD、を用いていないため、その動作抵抗分
のロスもない。
これにより、回路効率が向上し、かつ、主トランジスタ
Tr1の温度上昇も低減されて、信頼性が増すものであ
る。このためにも、コンデンサCxを追加するのみの簡
単で低コスI−の構成でよいものである。
Tr1の温度上昇も低減されて、信頼性が増すものであ
る。このためにも、コンデンサCxを追加するのみの簡
単で低コスI−の構成でよいものである。
なお、コンデンサC3をリセットさせるための回路構成
としては、第3図に示すようにダイオードD、に代えて
抵抗R9を接続するとともに、1ヘランジスタTr2の
ベース側にダイオードD7. D8を接続したものとし
てもよい。
としては、第3図に示すようにダイオードD、に代えて
抵抗R9を接続するとともに、1ヘランジスタTr2の
ベース側にダイオードD7. D8を接続したものとし
てもよい。
発明の効果
本発明は、上述したように主1−ランジスタのベース・
エミッタ間に直接的にコンデンサを接続したので、コン
デンサのみを追加するという極めて簡単で安価な構成に
して、主トランジスタのターンオン時のスイッチングロ
スを確実に低減させる、ことができ、インバータの回路
効率を向上させ、かつ、温度上昇をも低減させて信頼性
を向上させることができるものである。
エミッタ間に直接的にコンデンサを接続したので、コン
デンサのみを追加するという極めて簡単で安価な構成に
して、主トランジスタのターンオン時のスイッチングロ
スを確実に低減させる、ことができ、インバータの回路
効率を向上させ、かつ、温度上昇をも低減させて信頼性
を向上させることができるものである。
第1図は本発明の一実施例を示す回路図、第2図はその
動作を示す波形図、第3図は変形例を示す回路図、第4
図は従来例を示す回路図、第5図はその動作を示す波形
図、第6図は異なる従来例を示す回路図、第7図は更に
異なる従来例を示す回路図である。 3・・・インバータ、N1・・・1次巻線、Nf・・・
帰還巻線、T・・・出力1−ランス、Trl・・・主ト
ランジスタ。 L・・・インダクタ、C3・・・コンデンサ、Cx・・
・コンデンサ 出 願 人 東芝電材株式会社 しX・・ココテフリ 370(柑勝)
動作を示す波形図、第3図は変形例を示す回路図、第4
図は従来例を示す回路図、第5図はその動作を示す波形
図、第6図は異なる従来例を示す回路図、第7図は更に
異なる従来例を示す回路図である。 3・・・インバータ、N1・・・1次巻線、Nf・・・
帰還巻線、T・・・出力1−ランス、Trl・・・主ト
ランジスタ。 L・・・インダクタ、C3・・・コンデンサ、Cx・・
・コンデンサ 出 願 人 東芝電材株式会社 しX・・ココテフリ 370(柑勝)
Claims (1)
- 1次巻線及び帰還巻線を有する出力トランスと前記1次
巻線を付勢する主トランジスタとを備えて、前記帰還巻
線からLC直列共振回路を介して供給される電流により
前記主トランジスタのベースを駆動させるベース帰還型
一石式インバータにおいて、前記主トランジスタのベー
ス・エミッタ間に直接的にコンデンサを接続したことを
特徴とする一石式インバータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60165520A JPS6225881A (ja) | 1985-07-26 | 1985-07-26 | 一石式インバ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60165520A JPS6225881A (ja) | 1985-07-26 | 1985-07-26 | 一石式インバ−タ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6225881A true JPS6225881A (ja) | 1987-02-03 |
Family
ID=15813951
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60165520A Pending JPS6225881A (ja) | 1985-07-26 | 1985-07-26 | 一石式インバ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6225881A (ja) |
-
1985
- 1985-07-26 JP JP60165520A patent/JPS6225881A/ja active Pending
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