JPS62257438A - 毛皮様立毛製品 - Google Patents

毛皮様立毛製品

Info

Publication number
JPS62257438A
JPS62257438A JP61097492A JP9749286A JPS62257438A JP S62257438 A JPS62257438 A JP S62257438A JP 61097492 A JP61097492 A JP 61097492A JP 9749286 A JP9749286 A JP 9749286A JP S62257438 A JPS62257438 A JP S62257438A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluff
bundles
fineness
product according
small bundles
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61097492A
Other languages
English (en)
Inventor
松井 雅男
村田 太郎
岡本 種男
成瀬 勉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanebo Ltd filed Critical Kanebo Ltd
Priority to JP61097492A priority Critical patent/JPS62257438A/ja
Publication of JPS62257438A publication Critical patent/JPS62257438A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分母) 本発明は立毛製品、特に毛皮喋の立毛製品に関する。
(従来の技術)              −従来か
ら毛皮噌の立毛苧11品を得ようきする試みは多い。し
かし、毛皮は高rり、複雑且つ精緻な構造、外観、色彩
を育しており、それに匹敵する人工毛皮を得ることは著
しく困慴又は不iU[であった。
(発明が解決しようとする間口点) !’r’S ”1の毛皮は細く、比較的短かく、巻縮し
た多数の綿毛と、太く、比較的長い少θのJIJ毛から
なる2重構造を有し、又1部には綿毛のみからなるもの
もある。綿毛に要求される性指は、嵩高性、りp力性、
′A、軟性、保温性、毛さばき性、外観の美しさ等であ
る。人工の綿毛においてそれらをすべて満足するものを
?0ることは極めて困゛唯である。
すなわち嵩高性、・1巾力性、保温性(以下単に嵩高性
と記す)のり地からは巻縮の強いものが望ましいが、巻
縮の強い綿毛は相互に交絡し鴇<、その結果毛さばき性
及び外観の劣るものしか得られない。一方、毛さばき性
や開綿性を良くするため巻縮を弱めると嵩高性が劣り、
外観も貧弱になってしまう。
本発明の目的は、11高性、毛さばき性、外観が総合的
に擾れた新規な綿毛を有する立毛製品を提供するにある
(問題点を解決するための手段及び作用)本発明の立毛
製品は、 (1)単糸?JII10,1〜5d5d、長す5〜50
 mm 。
立毛密度5000本/cm2以上の綿毛を有し、(2)
5本以上の該綿毛が集束されて綿毛縁a度10〜100
dの小集束体が形成されており、(3)該小集束体を3
個以上存し、綿毛総繊度30d以上の大集束体が基布に
植毛されていることを特徴とする。
本発明において綿毛とは、単糸繊度c以下単に繊度と記
す) 0.1 d以上5d未満で長さ5〜50mmのも
のを云う。本発明製品は、立毛として綿毛のみからなる
もの及び綿毛以外の立毛、例えば’4rf5d以上の刺
毛その他を育するものを包含する。
綿毛d度は、細いほど断熱性、柔軟性が優れるが、あま
り梱いと嵩高性1弾力性が劣る。従って一般に繊度は0
.5〜3dが好ましく、0.8〜2dが最も好ましい。
しかし細い繊維と太いt′1維を適宜混合(混繊、合糸
、合撚、混紡等)したものも極めて好ましい。この場合
は細い(°3維として2d以下、特に0.1〜1.5d
が好ましく、太いl維としては1d以上、特に1.5〜
5d未満が好ましい。
綿毛は少なくともその1部が巻縮を有することが望まし
い。巻縮が強いほど断熱性、嵩高性が優れるが、あまり
強すぎると外観を損なう。巻縮した綿毛の巻縮伸張率は
1〜200%、特に5〜10.0%が好ましく、10〜
60 %が最も好ましい。綿毛はそのすべてが巻縮を有
していなくてもよいが、30%(mr’l)以上、特に
50%以上が巻縮を持つことが好ましく、70%以上が
巻縮を待つことが最も好ましい。
綿毛は5本以上が集束されて、好ましくは綿毛縁Ql’
+j 15〜6odの小集束体を形成し、さらに小集束
体を8個以上存する大集束体が基布に植毛される。第1
0は本発明製品の立毛の例を示す断面模式図であり、第
2図は従来の製品の模式図である。図に3いて(1)は
綿毛、(2)は小集束体、C3)は大集束体、r4)は
刺毛%(5)は、が布に織込まれたパイル糸、(6)は
地糸(経パイルの場合経糸)、(7)は他の地糸(経パ
イルの1,1合緯糸)である。第1図と第2図の比軟か
ら明らかなように、本発明製品は、集束して植毛された
立毛が、小集束体(2)/大集束体(3)の2重構造を
持っている。これに対して従来の製品は立毛が大集束体
(3)を形成しているが、小集束体(2)を持たない。
小鳥束体をもが或する綿毛の総繊度は10〜100dで
あるが、一般にその総繊度は小さい方が美戎及び毛さば
き性にf!れ、80d以下が好ましい。
しかじ細すぎるとコスト、操作性の問題があるため、1
5〜60dが特に好ましく、18〜40dが最も好まし
い。小集束体は相互に独立しており、実質的に交絡して
いないことが好ましい。交絡していると毛さばき性が劣
るからである。交絡を防ぐためには小集束体が加熱され
ていることや、小集束体内で綿毛が4宜交絡しているこ
とが望ましい。撚数としては例えば30回/m以上、特
に50〜1000回/mが好ましく、80〜500回/
mが最も好ましい。又、仮撚法などにより小集束体内の
綿毛相互に強い交絡を与えることも好ましい。綿毛の巻
縮は仮撚法、押込法、流体による巻縮加工及び腹合&a
維による自発=?JJ!その他任1xの方法が用いられ
るが、加熱はそれらの巻縮加工又は巻縮発現の前でも或
いは後で行なってもよい0 綿毛の巻縮は、前述の如くかなり強いものが好ましいが
、製織工程等ではあまり強すぎるとトラブルを起すこと
もあり、その1部もしくは全部を、・町〒在化し、立毛
製品(半製品)とした後それを顕在化(発現)させるこ
とが好ましい。すなわち5縮を引伸した状態で比較的弱
い熱処理を行ない、それを一時的に弱め又は、潜在化し
、立毛製品とした後、加熱や染色工程で巻縮を発現させ
ることが出来る。この巻縮の潜在化は、例えば糸を加熱
した後の撚h(」定のための熱処理と同時に行なうこと
も出来る。
小集束体は・刺毛を含んでいてもよく、含んでいなくて
もよい。小集束体の3個以上が9に東京され大集束体を
形成する。これは小集束体に相当する原糸を8本以上合
糸又は合撚してパイル糸として、例えば2Mパイル織機
で!L31、パイル糸を2枚の基布の中間で切断するこ
とにより実施しiひる。しかし最終製品において大集束
体(3)の内部で、小集束体(2)は相互に独立し、且
つ自由に動き得ることが望ましく、小集束体(2)が相
互に交絡しないよう注意が必要である。同碌に、痩数の
小iJS東体に相当する原糸を合糸し大集束体を形成す
るための撚数は出来るだけ小さい方が好ましく、2.0
0回/m以下、特に100回/m以下が好ましく。
50回/m以下が最も好ましい。例えば極めて小さい撚
数又は全く遣らない状態で製織を円滑に行なう膠と充分
な集束性を与えるために、適当な調剤を用い後工程で瑚
抜きをすることが出来る。
大集束体(3)は少なくとも3(+!の小rjS丁に体
(2)を含むが小集束体の他に別の糸例えば11毛を含
んでいてもよく、含まなくてもよい。すなわちパイル糸
は3本身Eの小嬰束体と!目当する原糸と必うに応じ1
il1毛用その池の4aiaを合糸又は合懺してIJる
こきが出来ろ。勿論小集束体又はそれに旧当する原糸は
、刺毛又はそれに相当する糸を含んでいてもよい。
大集束体(3)に含まれる小壜束体(2)が、刑く数が
多いほど好ましい高度の外」が11られる。大集束体に
含まれる小集束体の数は4個以上が好ましく、多くの場
合5〜20個が最も好ましい。
最終製品のa、i毛の立毛密度としては、単位面j7j
当りの綿b 、ra ”;a度7,000〜a O,0
0Q d 70m2が好マシく、10,000〜20,
000 d/cm2が最も好ましい。ここで単位面積当
りの咄毛総ぐコ度は、大集束体中の綿毛総嘘変と植毛密
度の4である。植毛密度は3 cm当りの植毛個所数で
あり、第1図のW型植毛は植毛2個所として数える。大
集束体の密度すなわち植毛密度は多くの場合50〜50
0個所/ ctnであり、特に70〜300個所/cm
が好ましく、100〜250個所/ cm2が最も好ま
しい。2種以上の大集束体が混合植毛されている場合、
夫々の立毛vI!/fの和を求め、綿毛立毛密度とする
大集束体の綿毛m繊度は60〜800dが好ましく、多
くの場合80〜200dが好適である。
小集束体の密度は200〜aooo本/cm2が好まし
く、800〜2000本/cm2が多くの場合好適であ
る。代表的な綿毛密度、大集束体の植毛密度の場合の大
集束体の綿毛、翁・濃度の例を第1表に示す。同様に代
表的な綿毛密度及び小集束体密度の場合の小集束体の綿
毛の7ei度の例を第2表に示す。
第1表  大集束体中の綿毛の総繊度(d)の例以下本
発明製品の製造法を説明する。まず、単糸:alo、1
〜5d未満の綿毛用A 、?a G S本以上含む原糸
(A1)、後処理によって分割又は細化して単糸0.1
〜5dの綿毛を5本以上得ることが出来る原糸(A2)
、それらA1  及び/又はA2 に刺毛用その他のf
a維を加えた原糸(A3)を用意し、それを用いて(適
宜、巻縮加工、加熱、熱処理、糊剤又はaJ滑剤付与等
を施して又は施さないで)小集束体にη当する原糸〕)
を得る。原糸(Bl (I Wff又は2種以上でもよ
い)を3本以上、好ましくは4〜20本、及び必要に応
じて刺毛用その他の:a維を加えて合糸し、必要に応じ
加熱、熱処理、糊剤、潤滑剤などをけ与しパイル糸(Q
を得る。パイル糸(CGは大集束体に相当する。
パイル糸C)の1種又は2種以上を用いて、例えば経パ
イル2重織機でパイル織物を製造するっ地糸(経糸支び
5樟糸)は特に限定されないが、フィラメントでもよく
、紡績糸でもよい。地糸とパイル糸は、同程度の纏度の
ものを用いることが多い。
植毛密度が小さいと比較的太い糸を用い、植毛密度が大
きい高級品の場合比較的細い糸を用いる。
植毛形式はW型、V型その他任意である。2重パイル織
機の場合、2枚の基布の間のパイル糸を中11■で切断
するのが普通であるが、パイル糸に基布間隔よりも短か
い短#!i維からなる紡績糸を用い、短4唯を滑脱させ
て分離することも出来る。勿論紡績糸からなるパイル糸
を切断することもよく行なわれる。
得られたパイル織物は、(D綿毛を機械的又は化学的手
段により中途で切断したり、熱S理によって巻縮又は収
縮させ刺毛よりも短かくする工程、(防・:!11毛の
先端をテーパー状に細化する工程、■染色、捺染、柔軟
イJロエ、防汗溌水加工、制m加工、基布バッキング、
立毛の賦型、ボリシングなどの種々の仕上加工を施して
製品を1υる。一段に紡績糸を用いたものよりも、巻縮
を有するフィラメントを用いたものが、立毛の長さが均
整なものが得られ且つ巻縮性及び嵩高性に優れ、最も好
ましい。
通常の立毛製品では、綿毛を開綿するため強くプラシン
グ又は針布起毛するが、本発明製品では開綿を行なう必
要はなく、単に立毛、主として同名の整毛、賦型やゴミ
除去のための軽いブラシングを行なうだけでよい。
化学処理による綿毛の切断や刺毛の先端細化のためには
ポリエステル系の繊維が最もijする。第1図はパイル
糸にポリエステルフィラメントを用い、綿毛を化学的に
切断し、刺毛先端を細化した例である。綿毛を化学的に
切断した場合、その先端(切断部)をテーパー状とする
ことが出来、外観及び触感の点で好ましい。
立毛(パイル糸)及び地糸としてはナイロン、ポリエス
テル、アクリル系、ポリビニル系、ポリオレフィンなど
のあらゆる人造繊維及び天然I維の1種又は2種以上を
用いることが出来る。“持に立毛用としては、アルカリ
水mHで分解することにより切断、細化、テーパー化を
行なうことが出来、しかも弾力性、巻縮保持性等に優れ
るポリエステルが最も好ましい。ポリエステルとしては
ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレ
ート、ポリエチレンオキシベンゾエートなどの諧掘形成
性ポリエステル及びそれらを主成分とし、少量の(50
%以下、特に20%以下)第3成分を共重合又は混合し
た変性ポリエステルが好ましい。共重合成分としては、
アジピン酸、セパチン戯、イソフタル酸、テレフタル酸
、ナフタレンジカルボン酵、スルホイソフタル酸などの
ジカルボン酸、エチレングリコール、クロロピレングリ
コール、フチレンゲリコール、ヘキサンジオール、シク
ロヘキサンジメタツール、ビスヒドロキシフ、ニルエー
テル、ビスフェノール、ポリエチレングリコールその他
のグリコール類、ヒドロキシ安息香酸などのヒドロキシ
カルボン酸、カプロラクトン等のラクトン類など、あら
ゆるポリエステル原料が用いられる。
綿毛及び刺毛は夫々1種の1維でもよく、ポリマー、磁
度、断面形状、染色性、巻縮性、光沢、色彩、長さ、収
縮性、その他の性質の異なるもの2種以上が混用されて
いてもよい。特に繊度、巻縮性、断面、染色性、色彩、
光沢、収縮性、長さ等の異なる綿毛を有する2m以上の
小集束体又は大集り!体が混用されていると、製品に深
みのある立体的で曳雑な多重ta造を与え好ましい。中
でち上記性質の異なる2種以上の小集束体が組合わされ
、ブζ集東体を形成している場合は、製品に]繊度の深
みと曳雉な色彩、外1′5Iえば、!降り効用、杢効宋
等を惇えるので最も効果的である。
第3M−第11図は本発明−1品の綿毛に′1する<、
1 t4の断面の例である。図において1g)と(9)
は24の(例えば収わδ性、染へ性、!!!潤性、1店
品性、溶解性などの異なる)1?リマーであり、双方を
有するのは複合tQ W6であるが、(8)と(9)を
l−ポリマーとして単成分A2aとしたものも有用であ
る。第8図は円形、第4図は長円形、第5図は3角形、
第4図は4角形、第5図はピーナツ形、第6図はキドニ
イ形の断面の例であり、第9図は中空、第1ONは内部
に凹部を有する断面の例である。第11図は多層複合1
堆の例で、(9)を溶解除去したり、其剤による膨潤処
理によって分;り」し、4′田い多数の1堆を得ること
が出来る。このような分子1形複合、Jfff+は、第
11図のような放射型の他に中空放射型、多芯型、多島
海型、モザイク型、木目状その他多数が知られており(
例えば松井雅男。
「コンジュゲート繊MJ、識Mj1械学会誌。
1981年7月号P818参照)、それらを本発明製品
の綿毛や刺毛、更には基布を構成する地糸に応用するこ
とが可能である。
本発明において巻縮伸張率は、次式で定められ、20℃
、65%RE[の室内で測定する。
但し、lo:荷重21nf/dの時の試料長(cm’)
e :荷重50〃lダ/dを加えて2分後の試料長(a
m) 試料の綿毛が巻縮していないものを含んでいる時代それ
を除いて、巻縮しているもののみを測定する。
(発明の効果) 本発明によって、従来は交絡のため用いられなかった強
い巻縮を有する綿毛をも用いることが出来、その結果嵩
高性、弾力性、柔軟性、軽量性、保温性、外観、触感等
において従来製品よりも大巾に優れた製品を得ることが
出来る。しかも小集束体が泪互に本質的に独立している
為、優れた毛さばき性、毛働き性を示し、風や身体の動
きにより容2に立毛が動き、柔軟旦つ活々とした印象を
与える。更に小集束体を充分細<(綿毛総j度を小さく
)することによって、精2敗且つ高級な外観を得ること
が出来る。
製造工程においては、従来強い巻縮を有する綿毛では開
綿工程を円滑に行なうことが出来ず、かえって逆に交絡
を強めるなどトラブルが多いが、本発明製品では開綿工
程を省略することが出来るという利点がある。
更に大集束体を構成する複数の小集束体として色彩、光
沢、染色性、脱色性等が異なるものを混合使用すること
により、特異な意匠効果を有するもの、深い奥行のある
色彩を有するもの等審美性に優れる製品をilることか
出来る。
(実施例) 以下、実施例により本発明を説明する。
実施例1 分子量15,000、酸化チタン(艶消剤)1.2重量
%含有のポリエチレンテレフタレート(以下PETと記
す)を溶胞紡糸延伸して、九所面で単糸噸度約1dのマ
ルチフィラメント7a、150d/144f、75d/
72f、50d/48f。
38d/86f、3Qd/28f、25d/24f。
19d/18fを得た。各々のマルチフィラメントを、
カセ状で改沸、風乾後の巻縮伸長率が約50%となる様
に(反撚カロエを、惟した。I反撚条件を該仮撚マルチ
フィラメントを下撚として200回/ m (S)加熱
した後ヒートセットして小集束体を得た。次いで、75
d以下のものについては各々2本、3木、4本、5本、
6本、8木、同銘萌同士で合糸し、総繊度が約150d
の集束体7種を得た。
一方、相対?a?2.45のポリブチレンテレフタレー
ト(以下PBTと記す)を溶TA紡糸して菱形闘平断面
で(繊度150d/3fの延伸フィラメントを得た。
該rnTq伸フィラメント1木と曲記染束体とを各々5
0回/ Ml (Z)の撚散で合糸して大集束体7種を
得た。
PET’の1.5d、カット長33 mmの”J E 
X 7−プルよりなる紡績糸60番手双糸を経糸(地糸
)及び卑糸(地糸)に用い、上記大集束体をパイル糸と
して二重パイル繊ツで立毛長3 Q mmのカットパイ
ル織物7dを作った。植毛密度は105個所7crn 
とした。
該カットパイル織物を各々、本発明者らがfl dFA
昭56−15486号公報に開示した方法で遠心力を利
用した仕上加工をした。即ち該カットパイル織物を各々
直径1mの円筒に取り1寸けて回転させ、遠心力によっ
て立毛を起立させ、同軸同回転数で回転する直径1.1
ffiの外側容器(外筒)に加工液を注入し加工した。
先ず回転速変を30Orpm(遠心力約50G)とし1
70°Cで熱セットした後、加工液として97℃の18
%NaOH水泡液を、内側液面が基布から14mmの点
まで注入し、その位置で25分間保持して、!a毛であ
る捲縮マルチフィラメントを溶解切断した。次いで速や
かに加工液を抜き出した後、97°Cで促進剤ネオカチ
オンG(日華化学社1n)0.5%を含む20%NaO
H水溶液を、内側液面が基布から2 f3 mmの点ま
で注入し、その位置から20分間に1mm増加する様に
液を徐々に注入し、刺毛であるPBTフィラメントの先
端を60分間処理し細化した。
該加工液を速やかに排出した後アルカリ処理されたパイ
ル織物を水洗、乾燥し遠心加工機から取り出した。立毛
は綿毛がl 4 mmの長さに、又判毛は28皿の長さ
で先端がBmmのテーパー状に細化されていた。
ポリウレタン弾性体水分散液を基布に背後から噴霧法で
付与し、立毛部には柔軟剤としてソフポンBT−212
/ソフボン8T206(竹本油脂社製)50150を純
分で0.6%付着する様に付与し、180°C乾熱処理
してそれらの樹脂を硬化、乾燥し人工毛皮7種を得た。
それらの嵩高性、毛涜縮を付与された小集束体が2本以
下のとき、毛さばき性が劣り、外観も粗野で劣る。小集
束の綿毛総繊度は40d以下が特に好ましい巾が判る。
又、本発明方法では強い開綿処理はしない方が良い事も
判る。
実施例2 実施例1で用いたのと同じPETを溶融紡糸してand
/4f、30d/6f、 30d/10f。
Rod/16f及びRod/28fの延伸フィラメント
を1邪た。80 d/28 fの延伸フィラメントを仮
撚加工する際、撚数、仮撚温度及び熱セツト温度を種々
変化させ種々の倦縮伸長率を変化させた糸とした。他の
延伸フィラメントは捲縮伸長率が50%となる様に仮撚
加工した。上記の+3縮加工フイラメントを小集束体と
して、各々実施例1と同楢にして(々の人工毛皮を作っ
た。それら綿毛繊度は5dを、憾えると梁款性が悪くな
り、3d以下が好ましいことが判る。又、H5g伸長率
200%以上では、や′>寿?J見をY員なうが、嵩高
(生に優れるという利点があり、製品の、イ4化の観点
では利用/、lli /、dが高い。
実施例3 分子1?140QOのポリエチレングリコールを5モル
%共重合したPETと実施例1及び2で用いたPETと
を用いて複合紡糸し ri 514に示した如き断面で
3 Q d/12 fの延伸?(合フィラメントを得た
。該延伸複合フィラメントの巻縮伸長率は15%であっ
た。該延伸複合フィラメントに50回/mの撚を施した
と記の撚糸された延伸複合フィラメントを3本。
実施例1で用いた巻縮伸長率50 ’!’#に加重加工
された3 0 d/28 fのマルチフィラメント2本
及びPBTの150d/af菱形1j平lvr面フィラ
メント1本を、撚数50回で合糸しパイル糸とした。
実施例1と同機にカットパイル織物とした後、アルカリ
遠心加工処理及び水洗を施した。次いで該カットパイル
織物を遠心加工機に取り付は回・転させたままPo1y
ester Dark Brown As(日本化4社
?J ) 0.5 It’ / (!、+ ヤ!J 7
11 / l (7)染色液を98°Cで30分間基布
が浸々するまで満し染色した。その後液抜きし水洗、還
元洗浄(70°C×20分)、水洗、乾;負して人工毛
皮AF−19を作った。
得られた人工毛皮は、巻縮か弱く巨つ恨く染まって見え
る綿毛と巻縮がやや強く淡く染まって見える綿毛が混在
し、綿毛のそよぎと共に高変な色彩と外観を与えていた
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明製品の断面模式図、第2図は従来製品の
模式図である。第3図〜第11図は本発明製品の綿毛用
に好適な1a雄の断面図の例である〇第1図 第2図 第3− 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(1)単糸繊度0.1〜5d未満、長さ5〜50
    mm、立毛密度5000本/cm^2以上の綿毛を有し
  2. (2)5本以上の該綿毛が集束されて綿毛総繊度10〜
    100dの小集束体が形成されており、(3)該小集束
    体を3個以上有し、綿毛総繊度30d以上の大集束体が
    基布に植毛されている ことを特徴とする毛皮様立毛製品。 (2)綿毛が繊度0.5〜3d、長さ8〜30mm、立
    毛密度7,000d〜30,000d/cm^2、巻縮
    伸張率5〜100%である特許請求範囲第1項記載の製
    品。
  3. (3)小集束体の綿毛総繊度が15〜60dである特許
    請求の範囲第1項記載の製品。
  4. (4)小集束体が繊度、断面形状、巻縮性、染色性、色
    彩又は光沢の異なる2種以上の繊維が混合されて形成さ
    れている特許請求の範囲第1項記載の製品。
  5. (5)綿毛の少なくとも30%(重量)以上が、巻縮伸
    張率1〜200%の巻縮を有する特許請求の範囲第1項
    記載の製品。
  6. (6)小集束体が50回/m以上の撚を有する特許請求
    の範囲第1項記載の製品。
  7. (7)小集束体の密度が200〜3000本/cm^2
    である特許請求の範囲第1項記載の製品。
  8. (8)大集束体が5〜20個の小集束体を有する特許請
    求の範囲第1項記載の製品。
  9. (9)大集束体の密度(植毛密度)が50〜500個所
    /cm^2である特許請求の範囲第1項記載の製品。
  10. (10)大集束体が繊度、断面形状、巻縮性、染色性、
    色彩、光沢、収縮性又は長さが異なる2種以上の小集束
    体を有する特許請求の範囲第1項記載の製品。
  11. (11)小集束体及び/又は大集束体が単糸繊度5〜1
    00d、長さが綿毛と同等以上の刺毛を有する特許請求
    の範囲第1項記載の製品。
  12. (12)綿毛の50%(重量)以上がポリエステルであ
    る特許請求の範囲第1項記載の製品。
JP61097492A 1986-04-25 1986-04-25 毛皮様立毛製品 Pending JPS62257438A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61097492A JPS62257438A (ja) 1986-04-25 1986-04-25 毛皮様立毛製品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61097492A JPS62257438A (ja) 1986-04-25 1986-04-25 毛皮様立毛製品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62257438A true JPS62257438A (ja) 1987-11-10

Family

ID=14193767

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61097492A Pending JPS62257438A (ja) 1986-04-25 1986-04-25 毛皮様立毛製品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62257438A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5271982A (en) * 1990-06-22 1993-12-21 Parabeam Industrie- En Handelsonderneming B.V. Textile material for composite construction

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5271982A (en) * 1990-06-22 1993-12-21 Parabeam Industrie- En Handelsonderneming B.V. Textile material for composite construction

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4517715A (en) Chenille woven or knitted fabric and process for producing the same
US4390572A (en) Fur-like synthetic material and process of manufacturing the same
KR20070006899A (ko) 입모 포백 및 그 제조 방법
JP5978306B2 (ja) 人工毛髪及びそれを用いたかつら
JP2005187994A (ja) 伸縮性タオル地
JPS62257438A (ja) 毛皮様立毛製品
Okamoto et al. Shingosen: past, present, and future
JP7096694B2 (ja) メランジ効果を発現する人工皮革
JPS58144146A (ja) 立毛製品の製造方法
JPH08209508A (ja) 防皺性に優れたパイル組成物
JPS62191540A (ja) ビ−バ−毛皮調立毛布帛とその製法
JPS60167947A (ja) 立毛製品及びその製造方法
JPS6045610A (ja) 複合繊維
JPS5915539A (ja) 立毛製品の製造方法
JP4253467B2 (ja) 刺繍レース用基布
JP2696945B2 (ja) カツトパイル経編地およびその製造方法
JP3713845B2 (ja) アセテート・ポリエステル混繊交絡複合糸条、及びそれを用いた織編物
JPS62299545A (ja) 人工毛皮
JP2000144557A (ja) パイル組成物
JPS626020B2 (ja)
JP3878886B2 (ja) 形態安定性を有する布帛及びそれに使用する芯鞘型複合繊維
JPH0214035A (ja) シエニール糸
JPS62199880A (ja) 流体対応に優れたアンダーファー調立毛布帛およびその製造法
JP3878887B2 (ja) 耐水性を有する布帛
JPS5994647A (ja) 立毛製品