JPS62255697A - 乾式ガスホルダのピストン傾斜制御方法およびその装置 - Google Patents

乾式ガスホルダのピストン傾斜制御方法およびその装置

Info

Publication number
JPS62255697A
JPS62255697A JP9653986A JP9653986A JPS62255697A JP S62255697 A JPS62255697 A JP S62255697A JP 9653986 A JP9653986 A JP 9653986A JP 9653986 A JP9653986 A JP 9653986A JP S62255697 A JPS62255697 A JP S62255697A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
inclination
gas
gas holder
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9653986A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroteru Shiraki
白木 弘照
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP9653986A priority Critical patent/JPS62255697A/ja
Publication of JPS62255697A publication Critical patent/JPS62255697A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compressor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は乾式ガスホルダのピストン傾斜制御方法および
その装置に係り、特にガス帛の増減に伴なって昇降する
ピストンの傾斜を修正するようにしたものにl!lする
〔従来の技術〕
製鉄所で発生ずる高炉ガス(BOG> 、コークス炉ガ
ス(COG)を有効に利用するため、乾式ガスホルダが
用いられている。この乾式ガスホルダはガス沿の増減に
伴なって昇降するピストンを有し、油シール装置によっ
てこのビス1〜ンのガスシールが行なわれている。
ところが、このような乾式ガスホルダでは、ガスmの増
減に伴なってピストンが昇降する際、このビスl−ンが
傾斜するとシール油が移動して浦が切れ、その結果ガス
漏れの危険性があった。またこのピストンの傾斜により
ガスホルダの側板に損傷を与えて亀裂を生じる危険性が
あった。
このような問題を解決する発明として、本出願人が出願
した特願昭59−118280号明m内に記載した発明
がある。
その発明はピストンの平面上に連結され該ビスl〜ンの
連結点の上下動位置を検出する少なくとも=つの位n検
出段と、ピストンの平面上に連結されその作動により該
ピストンの連結点を上下動させる少なくとも三つのピス
トン傾斜手段と、ガスmの増減に伴なって昇降するピス
トンの傾斜度を前記位置検出手段の検出値に基づいて算
出するとともに、この算出値に応じて前記ピストン傾斜
度を調整すべく前記ピストン傾斜手vJを作動させるピ
ストン傾斜調整手段とから構成した乾式ガスホルダのピ
ストン傾斜側ili′II装置である。
即ち、第5図に示すように、ガスホルダ4内のガス吊が
増加してビス[・ン1が上昇すると、このピストン1の
3ケ所の連結点1aの各位置が位1a検出手段2である
テープ式位置検出器2aによって夫々検出される。これ
ら検出値a、b、cからピストン傾斜調整手段5内の演
n制御部58は平均値σ= (a十り+c)/3を締出
する(この平均値σをピストン1の水平状態を意味する
設定傾斜度とする)。また、その設定傾斜度σと前記各
検出傾斜度a、b、cとの偏差(σ−a、σ−b。
σ−C)を求め、これに応じてピストン1に傾きがあれ
ば、この傾ぎを制御すべく必要な演→を、ピストン傾斜
手段の動特性、ピストン重ω、ピストン1ど側壁4aと
の摩擦力等の種々のデータ5bで補正しつつ制御演算1
5cで行う。そして、その演算結果である操作指令をピ
ストン傾斜手段3に与えてトルクモータ3aを回転させ
、巻取ドラム3b、ワイヤ3Cを介して各連結点1aを
上下動してピストン1の傾斜度を修正し前述した問題点
を解決していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前述した従来発明された乾式ガスホルダのピストン傾斜
制御装置のピストン傾斜手段3はトルクモータ3a、巻
取ドラム3b、ワイヤ3Cで構成され、その内、トルク
モータ3a、巻取ドラム3bは屋根側に設けである。
そのため、製作及び保守点検に手間を要していた。さら
に、ワイヤ3Cを巻いたり、戻したりするため、巻取ド
ラム3bl、IG付くワイヤ3Cの位置が一定せず、そ
の時の状況によって変わるため、トルクモータ3aの回
転をそれに合わせて変化させることが多く、どうしても
ピストン1の円滑な昇降が望めなかった。
本発明は以上の問題点を解決して、ピストンを常時円滑
に昇降させ、シール油の移動や側板の損′      
傷を完全に防止出来ると共に、製作及び保守点検を容易
に行うことが出来る乾式ガスホルダのピストン傾斜制御
方法およびその装置を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明の乾式ガスホルダのビス1〜ン傾斜制御方法は
、ガス収容空間のガスをピストンの位置から吸入し、こ
の吸入したガスをピストンの少なくとも3Fl所の位置
からガス収容空間に向けて吐出し、この3箇所から吐出
するガスの吐出量のバランスをピストンの傾斜に応じて
制御することにより、ピストンの傾斜を外圧するように
したものである。
また、この発明の乾式ガスホルダのピストン傾斜側i!
IIV4置はピストンに設けられてそのビスi・ンの傾
斜を検出する位置傾斜検出手段と、ピストンに設けられ
てピストン下方のガス収容空間のガスを吸入する送m 
Rと、ピストンに設けられて前記送風機から排出される
ガスをピストンの少なくとも3箇所の位置からガス収容
空間に導き吐出させる配管と、前記各配管に設けられた
流量制御弁と、前記位置傾斜検出手段で検出されるピス
トンの傾斜f11に基づきこのピストンの傾斜を修正す
るように前記流量制御1弁を制御して吐出量のバランス
をυ161!する送圧量制御手段とを具備してなるもの
である。
〔作 用〕
この発明の前記手段によれば、傾斜により下がっている
側の送K1ff1を多くする(あるいは上がっている側
の送風量を少なくする)ことにより、風圧の差でピスト
ンの傾斜を修正することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1乃至4図にもとずいて説明
する。
ガスホルダ4内にはその側板4a内周面に接する如くガ
ス徂の増減に伴って昇降するピストン1が設けられてい
る。このピストン1の上面にはシール油を内在した2本
のバイブ1oがピストン1の中心を通り互にほぼ直交す
るように配管してあり、その両端はピストン1の周縁に
設けられているシール油装置のシール油へ接続されてい
る(第2図)。2本のバイブ10の各中間にはピストン
1の傾斜を前記シール油の圧力差を利用して電気的に検
出するビス1〜ン位置傾斜検出器(差圧発信器)11が
夫々設けられている。
さらにピストン1の上面には送1411112が設けで
ある。この送風機12はガスホルダ4のガス収容空間内
のガスを吸引口13より吸引した後、高圧にして配管1
6を介してピストン1上面の周方向はぼ均等位置で径方
向はぼ同−位置に配された少くとも3ケ所(4ケ所の方
が望ましい)の排出口1・1よりガスホルダ4のガス収
容空間^に初出する動きをする。各配管16のiJl出
口14の近くには風聞調節弁15が設けである。
ガスホルダ4の上方にはビスi・ン傾斜調整手段5が設
けられている。その内部は前述した従来発明のものと同
様で、2つのピストン位置傾斜検出器11によって検出
したピストン1の直交するする方向の傾斜によって、ピ
ストン1がどの方向にどれだけ傾斜しているかを求める
演粋制御部5aと、その演算制御部5aの出力をピスト
ン傾斜手段の動特性、ピストン重量1ピストンと側壁4
aとの摩擦力客種々のデータ5bで補正しつつ各風ω調
節弁15を調節する操作信号を発生ずる制御演算部5C
とで構成 されている。
以上の構成において第1図に示す如くガスホルダ4のガ
ス聞が増加してピストン1が上昇すると、この上界する
ピストン1の直交する2方向の傾斜がビスl−ン位置傾
斜検出器11によって検出される。
即ち、バイブ10内のシール油の比重をρ、傾きによる
ピストン1の高低差を1−1とすると、ΔP=ρQ I
−1((11シ、Q=980o++/S2)の圧力が電
気信号として検出される(第2図)。
2ケ所の位置傾斜検出器11より検出された直交する方
向の傾斜信号は演算制御部5aに入力されて、これらの
組合せによりビス1−ン1がどの方向にどれだけ傾斜し
ているかが求められ、それをデータ5bで補正した後に
制御演算部5Cにより傾斜を修正すべく各風聞調節弁1
5の操作信号が発せられる。
そして、第4図に示すように、その操作信号により各J
ilffi調節弁15の開閉角度を異にして変化し、送
風機12より送られて来た高圧のガスの排出Mが制御さ
れて、各排出口14より異なる風聞が排出される。すな
わら、傾斜して低くなっている側にあるff1ffi調
節弁15の排出量を多く(あるいは逆側の排出量を少な
く)するように1i制御される。その結果、ピストン1
は傾斜が調整されてガスホルダ4内をガス酊の増減の伴
って上下動する。
このように前述した実施例によれば、ビス1〜ン1が傾
斜しつつ昇降するのを防止でき、ピストン1の位置を水
平に保つことができる。その結果、シール油の移動が少
なくシールが完全に行なえ、また側板4aとの摩擦が小
さくなり、側板に?、影響を与えるのを有効に防止でき
る。しかも、側板4aへの悪影響が少ないことにより側
板4aの耐用年数が長くなり外部塗装の(カみも少なく
なる。
さらに、ピストンの位置傾斜検出手段である位置傾斜検
出器と、ピストンの傾斜調整手段゛Cある送風機とがピ
ストン上に置かれているため、タンク上部(屋根側)か
ら信号ケーブルや?hカケープルのみを配線すればよい
(タンク屋根には駆動装置は不要である。)のでgi置
がコンパクト化し、製作及び保守管理が容易となる。
しかも、従来のワイヤによりピストンの傾斜の調整を行
うのと異なり、風圧の反力によってピストンを昇降させ
るので円滑な操作が可能となる。
なお、ピストン1の傾斜を検出するだめの手段として、
前記実/71!例では第2図に示したようにシール油装
置20のシール油22にバイブ1o@接続し、バイブ1
0の中間に差圧発信器11を接続したものを示したが、
第6図に示す差圧発信器24を用いることもできる。す
なわち、第6図のものは、プロセスの配管の高圧例フラ
ンジ、低圧例フランジに直接取り付けて使用される形式
のもので、ダイヤフラムによる受圧面26a、27aを
有するフランジ接続部26.27と差圧発信器28とフ
ランジ接続部26.27で受けた圧力を差圧発信器28
に伝達するために油を封入したキャピラリーチューブ3
0.32とを一体構成したものである。そして、キャピ
ラリーデユープ30゜32を一直線上に張って屋根1に
配置することにより、差圧発信器2Bからtよ屋根10
傾斜に応じた信号が出力される。
〔発明の結果〕 以上説明したようにこの発明のピストンの傾斜制御方法
によれば、ガスホルダ内のガスのlJ、l J王を利用
してピストンの傾斜を修正できるので、従来発明の方法
のようにピストンを屋根からワイ′I7で吊る必要がな
くなり、容易にピストンの傾斜を修正することができる
。また、風圧の反動でビス1−ンは上下するため、ピス
トンの動きはゆるやかになり、側壁に与えるピストンか
らの外力は小さくなり側壁の損傷を防止することができ
る。
また、この発明のピストンの傾斜制iIl装置によれば
、動力駆動装置がピストン側に;2定されているため、
タンクの屋根側の機器配置が簡易になり、製作や保守が
容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す斜視図、第2図は位置傾
斜検出手段の動作説明図、第3図はピストン上の機器の
配置を示す平面図、第4図はガス吸入、排出動作を示ず
側面図、第5図は従来装置を示づ斜視図である、第6図
は位置傾斜検出手段の伯の実象例を水付側面図である。 図中、1はビス!−ン、2は位置検出手段、3はピスト
ン傾斜手!’t s 3 (3はトルクモータ、3bは
巻取ドラム、3Cはワイヤ、4はガスホルダ、5はピス
トン傾斜調整手段、11はピストン位置傾斜検出器、1
2は送Jl gN、13は吸引口、14は技出口、15
は風♀調W弁である。 出願人  石川島播磨重工業株式会社 第1図 @2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ガス収容空間のガスをピストンの位置から吸入し
    、この吸入したガスをピストンの少なくとも3箇所の位
    置からガス収容空間に向けて吐出し、この3箇所から吐
    出するガスの吐出量のバランスをピストンの傾斜に応じ
    て制御することにより、ピストンの傾斜を修正するよう
    にしたことを特徴とする乾式ガスホルダのピストン傾斜
    制御方法。
  2. (2)ピストンに設けられてそのピストンの傾斜を検出
    する位置傾斜検出手段と、 ピストンに設けられてピストン下方のガス収容空間のガ
    スを吸入する送風機と、 ピストンに設けられて前記送風機から排出されるガスを
    ピストンの少なくとも3箇所の位置からガス収容空間に
    導き吐出させる配管と 前記各配管に設けられた流量制御弁と 前記位置傾斜検出手段で検出されるピストンの傾斜量に
    基づきこのピストンの傾斜を修正するように前記流量制
    御弁を制御して吐出量のバランスを制御する送風量制御
    手段 とを具備してなる乾式ガスホルダのピストン傾斜制御装
    置。
JP9653986A 1986-04-25 1986-04-25 乾式ガスホルダのピストン傾斜制御方法およびその装置 Pending JPS62255697A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9653986A JPS62255697A (ja) 1986-04-25 1986-04-25 乾式ガスホルダのピストン傾斜制御方法およびその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9653986A JPS62255697A (ja) 1986-04-25 1986-04-25 乾式ガスホルダのピストン傾斜制御方法およびその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62255697A true JPS62255697A (ja) 1987-11-07

Family

ID=14167913

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9653986A Pending JPS62255697A (ja) 1986-04-25 1986-04-25 乾式ガスホルダのピストン傾斜制御方法およびその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62255697A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005248977A (ja) * 2004-03-01 2005-09-15 Jfe Steel Kk ガスホルダのシール状況診断装置
CN107143747A (zh) * 2017-06-29 2017-09-08 中冶东方工程技术有限公司 气柜升降活塞定位设备及系统

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005248977A (ja) * 2004-03-01 2005-09-15 Jfe Steel Kk ガスホルダのシール状況診断装置
CN107143747A (zh) * 2017-06-29 2017-09-08 中冶东方工程技术有限公司 气柜升降活塞定位设备及系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7507296B2 (en) Methods and apparatus for determining scrubber brush pressure
JP4799856B2 (ja) 構造物の浮上制御装置および浮上制御方法
JPS62255697A (ja) 乾式ガスホルダのピストン傾斜制御方法およびその装置
CN110207566A (zh) 一种膜片弹簧质量检测装置
JP6341781B2 (ja) ニューマチックアンローダの荷役量制御装置
JPS6392899A (ja) 乾式ガスホルダの側板破壊警報装置
JP2006017152A (ja) ガスホルダーのピストン傾斜制御装置および方法
CN206145417U (zh) 导轮装置和具有导轮装置的橡胶膜密封煤气柜
JPS58113038A (ja) ニユ−マチツクアンロ−ダの吸引ノズル調整方法及び装置
JPH01143336A (ja) 板状体の保持装置
CN108217069A (zh) 一种自动控制的防撒料提升机
JPH0610518B2 (ja) 乾式ガスホルダのピストン傾斜制御方法及びその装置
EP1025033A1 (en) Method for lifting load with vacuum gripping apparatus
JPH02175594A (ja) 壁面自動調査機の制御装置
JP2998391B2 (ja) ケーブル自動送り出し装置
JP2016023002A (ja) ニューマチックアンローダの荷役量制御装置
JPS61286699A (ja) 乾式ガスホルダのピストン傾斜制御方法及びその装置
CN212923293U (zh) 一种高速单列真空桥
CN215955239U (zh) 一种空气压力控制装置
JP2006275262A (ja) 乾式ガスホルダ内監視装置
KR102496761B1 (ko) 전기로 천정 승강 급수 쉬벨 죠인트 동작방법
JP3527648B2 (ja) ガスホルダーのピストン高さ制御方法
KR20230013366A (ko) 소결장치 및 소결방법
JPH0318519A (ja) サイロ
JPH07119894A (ja) 貯蔵タンクの残液吸引方法及び装置