JPS62255633A - クラツチフエ−シング及びその製造法 - Google Patents

クラツチフエ−シング及びその製造法

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JPS62255633A
JPS62255633A JP9915086A JP9915086A JPS62255633A JP S62255633 A JPS62255633 A JP S62255633A JP 9915086 A JP9915086 A JP 9915086A JP 9915086 A JP9915086 A JP 9915086A JP S62255633 A JPS62255633 A JP S62255633A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
string
clutch facing
fiber
clutch
winding
Prior art date
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Pending
Application number
JP9915086A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Kudo
茂 工藤
Mikio Mabe
間部 幹夫
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Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS62255633A publication Critical patent/JPS62255633A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Mechanical Operated Clutches (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はクラッチフェーシング及びその製造法に関する
(従来の技術) 従来クラッチフェーシングの製造法として、特開昭49
−119044号公報に示すようなセミモールド法が知
られている。
セミモールド法とはクラッチフェーシングの基材となる
ガラス繊維、有機繊維等の繊維を収束させた紐に熱硬化
性樹脂、ゴム、加硫剤、充填剤を含む糊状組成物を含浸
付着せしめたものを巻き取り、予備成形した後、加圧、
加熱成形する方法のことである。なお糊状組成物を含浸
、付着したものを予備成形する方法としては特開昭53
−27756号公報などに示すように同心円状に巻く方
法及び特開昭49−119044号公報などに示すよう
に円周方向に角度を持たせながら交錯状に巻く方法があ
る。
(発明が解決しようとする問題点) セミモールド法による場合、予備成形時に前者のような
巻き方では製品にしたときクラッチフェーシングの周方
向の強度に比べ半径方向の強度が極端に弱くなるという
欠点がある。
一方後者のような巻き方では製品にしたとき半径方向の
強度は前者の方法に比べ良好であるが。
回転破壊強度が前者の方法に比べ劣るという欠点がある
本発明は、このような問題点を解消し、セミモールド法
における同心円状巻きにした場合の半径方向の強度及び
回転破壊強度に優れたクラッチフェーシング及びその製
造法を提供することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは上記問題に鑑み種々検討した結果。
同心円状に巻いたクラッチフェーシング材の間に補強用
マットを介在して成形したところ、半径方向の強度が強
く1回転破壊強度も大きなりラッチフェーシングが出来
ることを見出した。
本発明はガラス繊維及び/又は有機繊維を含む紐を主基
材としたクラッチフェーシングにおいて。
同心円状に巻いたクラッチフェーシング材の間に補強用
マットを介在せしめてなるクラッチフェーシング並びに
ガラス繊維及び/又は有機繊維を含む紐を成形後、硬化
性結合剤を含浸するクラッチフェージングの製造法にお
いて、同心円状に巻いたクラッチフェーシング材の間に
補強用マントを介在して成形するクラッチフェーシング
の製造法に関する。
本発明に用いられる有機線維としてはフェノール繊維、
ポリイミド線維、アクリル繊維、スフ等が用いられ、こ
れらは1種で用いても良く、マた。
数種混合して用いても良く、特に制限はない。
なお有機繊維を1!で用いるときはa!、維紐は数百本
収束して紐状とし、さらにかさ高加工して使用すると好
ましい。このかさ高加工とは、gli維紐にクリンプ形
態を持たせることで繊維の風合を改良し、伸縮性とかさ
高性を付与する加工のことである。また、数稽を混合し
て用いるときは繊維紐を数百本収束して紐状とし、かさ
高加工して用いるか又はスライバーとして撚りを加えた
ものを用いると好ましい。スライバーとは複数の繊維を
均一に混綿し、これをカーディングマシンにかけて紐状
にすることである。
繊維紐にはガラス繊維及び/又は有機繊維のほか必要に
応じ、黄銅線、亜鉛線、銅線等の金属線が用いられる。
硬化性結合剤としてはフェノール樹脂、メラミン樹脂等
の熱硬化性樹脂及びゴム可塑剤が用いられる。これら硬
化性結合剤の含浸方法は、繊維紐に熱硬化性樹脂を先に
含浸した後、これを乾燥後ゴム可塑剤を含浸する二段含
浸法と熱硬化性樹脂とゴム可塑剤を均一に混合した組成
物を繊維紐に含浸する一段含浸法があるが9本発明にお
いてはどちらの方法で行ってもよく特九制限はない。ゴ
ム可塑剤とはSBR,NBR等の合成ゴム及び/又は天
然ゴムと加硫剤、促進剤及び加硫助剤とを主成分とする
。このゴム可塑剤にはこれらの他に摩擦特性を向上させ
るための添加剤を加えても良い。添加剤としてはカシュ
ーダスト、カーボンブラック、二硫化モリブデン、グラ
ファイト、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、硫酸バ
リウム等が用いられる。
補強用マットとしてはガラスチョツプドストランドマッ
ト、ガラスクロス、ガラスペーパー、サーフェスマット
等が用いられ、補強用マットは繊維紐に含浸する硬化性
結合剤等で予め含浸処理しておくのが望ましい。
本発明におけるクラッチフェーシングは上記組成物の他
に通常摩擦材組成物として一般公知のものを用いても差
しつかえない。
また、配合割合及び成形の条件についても特に制限はな
い。
(作用) このようにして得られる本発明のクラッチフェーシング
においては、構造的には補強用マットを同心円状に巻い
たクラッチフェーシング材で挾んでいるため1回転破壊
強度は同心円状に巻かれたクラッチフェーシング材が保
ち、クラッチフェーシング半径方向の強度を補強用マッ
トが保つ構造となっている。このような理由により回転
破壊強度が大きく及び半径方向の強度が非常に強いもの
となる。
(実施例) 以下、実施例により本発明を説明する。
実施例1 直径12μmのガラス繊維20重量部を収束させロービ
ング加工した後、この加ニガラス繊維にかさ高加工を施
し、ついで真鎮線2重せ部を巻きつけ繊維紐を得た。
次に、この繊維紐22重量部にフェノール樹脂溶液(自
社製非売品)を固形分で15重量部、充填剤として炭酸
マグネシウム30fiii部、NBRゴム(日本ゼオン
製、商品名N1pol 1042)15重量部、架橋剤
としてイオウと亜鉛華及び加硫促進剤18重量部を混合
した結合剤混合物tA)を含浸して付着させ塗工紐を得
た。なお、結合剤混合物囚はフェノール樹脂、NBRゴ
ム、充填剤、及び架橋剤を予め混線機で充分混練したも
のを用いた。
次に塗工紐を同心円状に巻き予備成形品(クラッチフェ
ーシング材)を2枚得た。
一方上記とは別にガラスチョツプドストランドマット(
富士ファイバーグラス製、商品名FEM−450−04
)61重量部にフェノール樹脂溶液を固形分で7.5重
量部、充填剤15重置部、架橋剤9重量部及びNBR,
ゴム7.5重量部の結合剤混合物(B)を含浸し付着さ
せ補強用マツHんを得た。
なお結合剤混合物(B)の各成分は前記と同じものを用
いた。
次に第1図の(al及び(baVこ示すように予窪成形
品1の間に補強用マツHに2を介在し150 kg/c
m2の圧力で冷間プレスを行なった。この後、100℃
で15分乾燥し、圧力150 kg /cm’ +型駄
155℃にセットされた金型内に入れて5分間加圧加熱
成形し、さらに200℃で4時間熱処理後表面研磨して
厚さ3.5 ann (補強マットの厚さ1胴)のクラ
ッチフェーシング(3)を得た。
実施例2 ガラスクロス(富士ファイバーグラス製、商品名FEC
R−3531−44B)53.2重量部にフェノール樹
脂溶液を固形分で9重量部、充填剤18重量部、NBR
,ゴム9重量部及び架橋剤10.8重量部の結合剤混合
物(C3を含浸し付着させ、補強マツ1(Blを得た。
なお結合剤混合物(C)の各成分は前記と同じものを用
いた。
次に補強用マツ) (Blを実施例1で使用した予備成
形品の間に介在させ150kg/cm″の圧力で冷間ブ
レスを行なった。以下、実施例1と同様の方法で厚さ3
.51m11(補強マットの厚さ1 am )のクラッ
チフェーシング(Blを得た。
比較例1 実施例1で得た予備成形品の間に補強用マットを介在す
る工程を除き、それ以外は実施例1と同様の方法で成形
9表面研磨して、厚さ3.511Ifflのクラッチフ
ェーシング(C)を得た。
得られたクラッチフェーシング(5)、(B)及び(C
)についてオートグラフ試験機(島津製作所製、商品名
l5−10T)を用いて回転破壊強度及び半径方向の引
張強度についての試験を行なった。その結果を第1表に
示す。なお試験条件は2回転破壊強度については200
℃で5分間保持後、また半径方向の引張強度については
クラッチフェーシングを第2図に示すような形状(X=
 10 ryrn、 Y=35−)に切断してテストピ
ースを作り、それを200℃に設定した温度条件下で試
験を行なった。
クラッチフェーシングの寸法は外径200X内径130
×厚さ3.5−とした。
第 1 表 ※サンプル数(5個) 上記試験について考察すれば2本発明によって得られた
クラッチフェーシングは回転破壊強度及び半径方向の引
張強度共に優れることがわかる。
(発明の効果) 本発明になるクラッチフェーシングは、半径方向の強度
及び回転破壊強度に優れ工業的に極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図の(a)は本発明の実施例になるクラッチフェー
シングの正面図、(b)はその側面図及び第2図は半径
方向の引張強度試験用のテストピースの切り出し部分を
示す一部省略正面図である。 符号の説明 1・・・予備成形品    2・・・補強用マット代理
人 弁理士 若 林 邦 彦   )′¥11 図 夏2 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ガラス繊維及び/又は有機繊維を含む紐を主基材と
    したクラツチフエーシングにおいて、同心円状に巻いた
    クラツチフエーシング材の間に補強用マットを介在せし
    めてなるクラツチフエーシング。 2、ガラス繊維及び/又は有機繊維を含む紐を成形後、
    硬化性結合剤を含浸するクラツチフエーシングの製造法
    において、同心円状に巻いたクラツチフエーシング材の
    間に補強用マットを介在して成形することを特徴とする
    クラッチフエーシングの製造法。
JP9915086A 1986-04-28 1986-04-28 クラツチフエ−シング及びその製造法 Pending JPS62255633A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0863329B1 (fr) * 1997-03-06 2002-10-09 Valeo Garniture de frottement destinée à équiper un dispositif mettant en oeuvre un frottement à sec, procédé de fabrication d'une telle garniture de frottement et disque de friction d'embrayage équipé d'une telle garniture

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0863329B1 (fr) * 1997-03-06 2002-10-09 Valeo Garniture de frottement destinée à équiper un dispositif mettant en oeuvre un frottement à sec, procédé de fabrication d'une telle garniture de frottement et disque de friction d'embrayage équipé d'une telle garniture

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