JPS62254927A - しごき加工用アルミニウム板材 - Google Patents
しごき加工用アルミニウム板材Info
- Publication number
- JPS62254927A JPS62254927A JP61096645A JP9664586A JPS62254927A JP S62254927 A JPS62254927 A JP S62254927A JP 61096645 A JP61096645 A JP 61096645A JP 9664586 A JP9664586 A JP 9664586A JP S62254927 A JPS62254927 A JP S62254927A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ironing
- plate stock
- punch
- roughness
- aluminum plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 15
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 15
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 16
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 abstract 2
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Landscapes
- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、しこぎ加工によってフィン等を形成するた
めのアルミニウム板材の改良に関する。
めのアルミニウム板材の改良に関する。
[従来の技術]
従来、フィン等のしごき加工に用いられていたアルミニ
ウム板材は、両面とも面粗度(Ra)が0.2μm程度
のものが多い。かかる材料を例えば図に示すように、パ
ンチバーリング加工(a)シてから、しごき工程(b)
、 (c)を経て、リフレア加工(d)をしてフィンを
加工していた。
ウム板材は、両面とも面粗度(Ra)が0.2μm程度
のものが多い。かかる材料を例えば図に示すように、パ
ンチバーリング加工(a)シてから、しごき工程(b)
、 (c)を経て、リフレア加工(d)をしてフィンを
加工していた。
[発明が解決しようとする問題点]
上記従来の加工材は面粗度が両面で特に配慮されていな
いため、割れを生じたり、焼付きが発生しやすい。
いため、割れを生じたり、焼付きが発生しやすい。
[問題点を解決するための手段]
この発明は、しごき加工によっても割れを生じたり、焼
付きが発生しないアルミニウ板材を提供せんとするもの
で、ダイスの成形開孔壁面と、該成形開孔内に設けられ
たポンチの表面との間で形成される成形空間でしごき加
工されるアルミニウム板材において、ポンチに接する表
面の粗度を成形開孔壁面に接する表面の粗度よりも大に
したことを特徴とするしごき加工用アルミニウム板材で
ある。
付きが発生しないアルミニウ板材を提供せんとするもの
で、ダイスの成形開孔壁面と、該成形開孔内に設けられ
たポンチの表面との間で形成される成形空間でしごき加
工されるアルミニウム板材において、ポンチに接する表
面の粗度を成形開孔壁面に接する表面の粗度よりも大に
したことを特徴とするしごき加工用アルミニウム板材で
ある。
上記の如く構成した結果、潤滑油はダイス側では少く、
ポンチ側では多くなり、摩擦係数はダイスの成形開孔壁
面と板材との間で大となり、ポンチ側では小となる。言
い換えれば、板材はダイスの成形開孔壁面にくっついた
状態となり、板材を破断させようとする力はダイス面で
は減少する。一方、ポンチ面においても板材を破断させ
ようとする力は減少し、その上、しごき加工に加えた力
が、新生面の出現すなわちしごき加工に有効に利用され
るようになる。また、焼付きも発生し難くなる。
ポンチ側では多くなり、摩擦係数はダイスの成形開孔壁
面と板材との間で大となり、ポンチ側では小となる。言
い換えれば、板材はダイスの成形開孔壁面にくっついた
状態となり、板材を破断させようとする力はダイス面で
は減少する。一方、ポンチ面においても板材を破断させ
ようとする力は減少し、その上、しごき加工に加えた力
が、新生面の出現すなわちしごき加工に有効に利用され
るようになる。また、焼付きも発生し難くなる。
[実施例]
種々の粗さを有する圧延ロールを用いて、第1表に示す
如く、片面(ポンチ側)の粗さを変えたアルミニウム板
材(厚さ100μm)を作成した。
如く、片面(ポンチ側)の粗さを変えたアルミニウム板
材(厚さ100μm)を作成した。
第1表
(注)Rmaxのバラツキ:±0.2〜0.5 μmR
a のバラツキ:±0.03〜0.1 μm上記の各
板材を下記に示す条件でしごき試験を行なった。
a のバラツキ:±0.03〜0.1 μm上記の各
板材を下記に示す条件でしごき試験を行なった。
(1)ポンチ しごき半角 2゜
材質 超硬(G6)
(2)油 出光製、AF−8
(3)加工速度 i omm/m 1n(4)材料
A1100−H26 100μ±4μ 試験の結果を第2表に示す。
A1100−H26 100μ±4μ 試験の結果を第2表に示す。
第2表
)II:l、、どき率50%における評価。
5点:しごき割れ発生せず
4点: 〃 稀に発生
3点:しごき割れ10回中2〜3回発生2点:〃10回
中4〜5回発生 M2:圧延方向に割れが発生した。
中4〜5回発生 M2:圧延方向に割れが発生した。
第2表の結果より、フィン材としてダイス側に相当する
面の粗さを小さく、ポンチ側に相当する面の粗さを大と
した板材がしごき加工に有用であることがわかる。
面の粗さを小さく、ポンチ側に相当する面の粗さを大と
した板材がしごき加工に有用であることがわかる。
ダイス側の粗さを0.1μm(Ra)より小さくするこ
とは一層効果的と考えられるが、一方圧延加工という面
ではやや無理が生じるので、実用上は0.1〜0.2μ
m程度が良い。又、ポンチ側の面の粗さは、0.3〜0
.6 μm (Ra)とすることにより、より高いし
ごき率を得られる。
とは一層効果的と考えられるが、一方圧延加工という面
ではやや無理が生じるので、実用上は0.1〜0.2μ
m程度が良い。又、ポンチ側の面の粗さは、0.3〜0
.6 μm (Ra)とすることにより、より高いし
ごき率を得られる。
なお、Ra値が所定値であっても局部的に大きな面粗ざ
の部分がおると割れを発生するので最大高さくRmax
)も規制することが望ましく、ダイス側の粗さは2μm
以下、ポンチ側の粗さは3〜6μmとするのが良い。
の部分がおると割れを発生するので最大高さくRmax
)も規制することが望ましく、ダイス側の粗さは2μm
以下、ポンチ側の粗さは3〜6μmとするのが良い。
[発明の効果]
この発明によれば、しごき加工しても割れが発生せず、
又、焼付きも生じ難いアルミニウムい材がjqられる。
又、焼付きも生じ難いアルミニウムい材がjqられる。
図はしごきフィン加工の代表的な加工工程の説明図であ
る。
る。
Claims (1)
- ダイスの成形開孔壁面と、該成形開孔内に設けられたポ
ンチの表面との間で形成される成形空間でしごき加工さ
れるアルミニウム板材において、ポンチに接する表面の
粗度を成形開孔壁面に接する表面の粗度よりも大にした
ことを特徴とするしごき加工用アルミニウム板材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61096645A JPS62254927A (ja) | 1986-04-28 | 1986-04-28 | しごき加工用アルミニウム板材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61096645A JPS62254927A (ja) | 1986-04-28 | 1986-04-28 | しごき加工用アルミニウム板材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62254927A true JPS62254927A (ja) | 1987-11-06 |
Family
ID=14170563
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61096645A Pending JPS62254927A (ja) | 1986-04-28 | 1986-04-28 | しごき加工用アルミニウム板材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62254927A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107848006A (zh) * | 2015-07-27 | 2018-03-27 | 新布里萨什肯联铝业 | 铝容器最优化的拉伸和壁减薄方法 |
-
1986
- 1986-04-28 JP JP61096645A patent/JPS62254927A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107848006A (zh) * | 2015-07-27 | 2018-03-27 | 新布里萨什肯联铝业 | 铝容器最优化的拉伸和壁减薄方法 |
US20180161842A1 (en) * | 2015-07-27 | 2018-06-14 | Constellium Neuf-Brisach | Optimized drawing and wall ironing process of aluminum containers |
US10807140B2 (en) * | 2015-07-27 | 2020-10-20 | Constellium Neuf-Brisach | Optimized drawing and wall ironing process of aluminum containers |
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