JPS6225486B2 - - Google Patents

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JPS6225486B2
JPS6225486B2 JP59152386A JP15238684A JPS6225486B2 JP S6225486 B2 JPS6225486 B2 JP S6225486B2 JP 59152386 A JP59152386 A JP 59152386A JP 15238684 A JP15238684 A JP 15238684A JP S6225486 B2 JPS6225486 B2 JP S6225486B2
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JP
Japan
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formwork
vibration
mold
forming
concrete
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Kunio Watanabe
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明はコンクリート製品を成形する型枠装
置及びこれに付随した給材機構に関する。
従来のコンクリート製品を成形する振動締固め
成形は型枠からの外部振動を材料に与えて締固め
成形した。この振動締固めは材料に有効に発揮さ
れず締固めた製品は内部外部の密度が不均質で強
度的にも低下し均一製品の締固めが困難であつ
た。そしてこの製品の不均質を均質化するために
数多くの振動機と強力なる振動機で締固めるも同
調振動のためそれほどの成果は期待することがで
きず、逆に型枠装置を強固につくる必要があり必
然的に費用も嵩み、経済性に欠ける欠点があつ
た。
又給材装置の給材函及びシユートも操作、作動
する装置に固定しての型枠への給材のためコンク
リートが内部に付着し、完全な給材の目的を達す
ることができず、外部からコンクリート付着物を
剥離するために、扛打しながら給材を続けても給
材函、シユートは変形し更に付着して以後の型枠
への給材が困難となる欠点があつた。
本発明者は従来の欠点を解消し常に安定してコ
ンクリート製品を成形できる型枠装置、給材装置
を開発したものであつて、 コンクリート製品を成形する成形用型枠装置を
脱型操作する外枠と成形型を分離し、緩衝体で外
枠に支持して該外枠内に内装して組成した一体の
コンクリート製品を成形する型枠に形成し、 型枠底部の成形は成形型と分離した底部受型と
して振動盤を載置する振動置載台を設け、該振動
置載台底部に振動機を取付け、該振動置載台の振
動を受振し、成形型を支持している緩衝体の反発
で受振した振動を上下運動の打振動を成形型に与
え上部の成形は昇降自在装置の下方に緩衝体で支
持した加圧板を設け、型枠に給材する給材函或は
給材シユートは成形型開口上に給材機構を前進、
後退する作動機枠に緩衝体で支持して前進して型
枠に給材する時成形型の上下運動の打振動を給材
函或は給材シユートが受振し、該緩衝体の上下反
発で更に増巾した上下運動の打振動で給材函内の
コンクリートは速やかに成形型内に供給充填する
成形型への給材が容易迅速に行うため給材函或は
給材シユート内にコンクリートが付着は全くな
い。したがつて型枠装置への給材は迅速化し成形
型の成形は、振動エネルギーを有効に利用して底
部の振動力で底面から材料だけに振動を与える底
部振動盤から成形型に与える上下の反発打振動、
更に成形型からの打振動を給材函が受振して、更
に増巾した上下打振動の一つの底部振動盤からの
振動を有効に成形型及び給材函に働かせ給材から
締固め成形まで合理的に行い、上方からの圧入棒
の突固め、成形型内のコンクリートを加振しなが
ら上下の材料の挾圧縮は優れた機能を発揮し内部
から外部までコンクリート製品を均一に締固めは
勿論、外観美麗で強靭なる製品を迅速に成形でき
る画期的効果と特徴と有するものでである。
次に本発明コンクリート製品成形装置の実施例
を添付図面で説明する。
第1図に示す実施例は左右に型枠を分割した構
成の型枠で開いて脱型、閉じて一体の型枠に形成
する型枠装置で、本発明装置の基本となる。1は
成形機の機枠を示し、2は成形機枠に下部を緩衝
体で支持した振動載置台である。3は成形機に振
動の伝達を遮断する緩衝体で実施例の図示では防
振ゴムが示してあるがスプリングを使用してもよ
い。4は振動発生体の振動機で大小適応した振動
機を選定して過剰振動を与えて機能に障害になら
ない振動機を選んで取付けることができる。5は
成形を終了した製品を突上げて機外へ取出しする
ための上下動するシリンダーである。6は底部の
受型板(面パレツト)を載置して底面から材料に
振動を与える振動盤で中央にT形体の製品突上体
7をフリー状に吊下し外縁には成形型底部を載置
して振動伝達する調整自在の振動伝達体を螺着し
て成る底部基本振動盤である。従つてこの振動盤
6は受型板から材料に振動を与えると共に成形型
に跳ね上り振動を与える振動盤である。7は6の
振動盤中央にフリー状に吊下しているT形体で成
形を終了した製品を左右に型枠を分割して下方の
シリンダー5の上昇でロツド先端のテーパー軸が
T形体7のテーパー孔に嵌入し製品を面パレツト
と共に突上げ、図示してないが機外取出し杆が下
部に侵入し、シリンダーの下降で製品は取出し杆
上に載置されて機外に搬出され突上T形体7は振
動盤に更に下降してシリンダーロツド先端のテー
パー軸も抜出てT形体はフリー状に振動盤に吊下
されて元の位置に復元する。
このT形体7は成形時は振動盤6と共に振動し
フリーのため複雑振動を面パレツト底部から与え
てブロツクの化粧面の滑面を更に美化して製品を
取出し突上げる役目をもするものである。
8は6の振動盤に螺着した上下調節自在の振動
伝達体であつて左右に分割開閉する成形型10を
一体に閉じることにより、振動伝達体8上に成形
型の内型枠の底部が載置され振動盤6の振動を受
振し外枠9内に成形型を支持している緩衝体11
の反発で上下運動の打振動が成形型に与えられ、
成形型内の材料に有効に振動盤の振動を伝達す
る。9は成形型10と共に左右に分割した脱型操
作外枠でこの外枠内に成形型10が緩衝体11で
支持されて内装されている。10は分割外枠内に
緩衝体11で支持して内装した分割型の成形型で
分割外枠9と共に左右に開閉して、閉じて一体の
成形型に形成しさらに開いて製品を脱型する。こ
の左右に開閉分割する成形型は底部は一体に閉じ
て6の振動盤の外側面に螺着した8の振動伝達体
上に載置して振動盤の振動を受振し、外枠と成形
型を支持している緩衝体11の反発力で上下の打
振動を成形型に与えられる。この成形型の打振動
でコンクリートの内、外部の移動を促進して周囲
を摺擦して締固める。10′は第1図、第2図の
実施例で示す左右に分割開閉する型枠9の割口に
第4図で示す分割嵌合板であつて外枠の成形型外
部に螺着して割口のずれと段差を防止するための
嵌合板である。11は外枠に成形型を支持する下
方の防振ゴムで外枠への振動伝達を遮断すると共
に成形型10の上下運動の振動を反発して上下の
打振動化を図る2つの役目をする緩衝体の防振ゴ
ムであり、図においてはゴム材を示しているがバ
ネ材であつてもよい。12は外枠に成形型を支持
している上方の防振ゴムで11の防振ゴムと共同
して外枠への振動伝達を遮断すると共に成形型1
0の上下運動の振動を反発して上下の打振動化を
図る2つの役目をする緩衝体の防振ゴムであつ
て、11の防振ゴム材と同様にバネ材であつても
よい。13は外枠と共に分割した型枠を左右に開
閉して製品の脱型を図る左右に前進後退する分割
型枠作動シリンダーであつてロツド先端を分割型
枠に軸ピンを差し込み連結する。14はコンクリ
ートを貯溜しているホツパー19からコンクリー
トを給材して成形機に供給する給材函であつて前
進後退する機枠15に緩衝体の防振ゴム18で支
持し、前進して型枠に給材時にあつて、成形型か
らの振動を受振して給材函14の上下の反発打振
動で収容しているコンクリート材を成形型内に速
やかに高速で給材充填する。そして成形型へのコ
ンクリートの給材はよどみなく高速に行われるの
で内部にコンクリートの付着が無く給材不能とな
ることは全くない。14′は給材函上面の一方に
あつてホツパー内のコンクリートを成形型枠に給
材する時ホツパーの下部を閉塞する閉塞板であ
る。15は給材函14を前進後退する機枠であつ
て前進後退操作シリンダー17により機枠15が
作動する。16は前進後退する機枠15を作動す
るローラーである。17は機枠を前進後退するシ
リンダーでロツド先端を機枠15に取付け、給材
函14を成形型の開口部上に前進してコンクリー
トを投入し、後退してホツパー内のコンクリート
を収容して次の給材を待機するように作動する前
進後退の作動シリンダーである。
18は振動機の振動を防振ゴムの反発力で更に
上下運動の打振動を増巾して給材函に与え給材函
内のコンクリートをよどみなく、高速で成形型に
給材充填すると共に関連装置への振動伝達を遮断
することと、給材函14に成形型よりの受振を反
発して増巾して上下の打振動を給材函に与える2
つの役目をする防振ゴムである。19は給材函1
4に順次コンクリートを供給するコンクリートを
貯溜するホツパーである。20は上面を圧縮成形
する押圧板であつて昇降台23に緩衝体の防振ゴ
ム22で支持し、押圧板の左右には製品の高さを
規制する調整自在のボールト21を設ける。22
は防振ゴムであつて、昇降台23にあつて押圧板
を支持し、防振ゴム22の弾性力で上方からの圧
縮が加わる前に僅かの時間ゴムの弾性で押圧する
ことによりコンクリートの移動を促しゴムの圧縮
が規制ボールト21での固定圧縮に変り、締固め
が終了して押圧板の上昇の時に固定圧縮が解除さ
れゴムの弾性力を利用して軽く押圧し振動の余振
により成形面の乱れを防止する。23は昇降台で
押圧板20の昇降を正確に行う案内軸24を左右
に備えるもので、23′は昇降台を昇降するシリ
ンダーを示す。
第1図の実施例で示す成形装置の操作順序を説
明すると左右に分割開閉する外枠9に成形型を防
振ゴムで支持している分割内型枠10を開き面パ
レツト(受型板)を振動盤6上に載置し(製品の
表面を滑面に成形する場合は面パレツト上にモル
タルを敷く)左右に分割している型枠を閉じるこ
とで型枠両側に螺着している嵌合片10′(第4
図を参照)が強固に噛み合い一体の成形用型枠に
組成し、同時に振動支持台に取付けた振動機4が
起動すると共に給材函14がシリンダー17の前
進で型枠開口上に前進し底部の振動盤6の振動で
面パレツトを介して底面から供給されるコンクリ
ート材料に直接振動を与えると共に一方振動盤外
側に載置されている成型枠底部に振動が伝達さ
れ、更に成型枠上面から給材函底部に振動が伝達
し、型枠及び給材函を支持している防振ゴムの反
発で起生する打振動により型枠内の材料に上下の
打振動を有効に働かせ締固めを行い、一方給材函
14内のコンクリートも速かに型枠内に給材充填
され、給材函の後退で型枠上面のコンクリートを
均斉にカツトし上方からの昇降自在の押圧板20
が下降し規制ボールト21が型枠上面に接するま
で材料を圧縮する。
この押圧板の初頭の圧縮で防振ゴムの弾性力の
作用で僅かの時間であるが押えながらコンクリー
ト材料の移動を図り固定圧縮で成形が終了し押圧
板が上昇して元の位置に復す時、振動機の停止後
の余振による成形面の乱れも防振ゴムの弾性力で
軽く押えながら押圧板が上昇する。
この振動機4の停止で押圧板は上昇し、突上げ
シリンダー5の上昇で振動盤6にフリー状態で吊
下しているT形体7が面パレツトと共に製品を突
上げT形体7の下に取出し腕杆(図示してない)
が侵入して突上げシリンダー5の下降で機外取出
し腕杆上に載置され、T形体は元の位置に復し取
出し腕杆の後退で腕杆上の製品は所定の養生搬送
装置に移載され養生に送られ、この操作工程を繰
返し行つてコンクリート製品を成形するものであ
る。
以上は第1図に示す成形装置の実施例について
述べたが、次に第2図に示す実施例について詳記
する。
第2図にあつてはコンベアーと漏斗状の給材シ
ユートによりコンクリートを成形型に供給し、上
方からの押圧は圧入棒によつて締固めを行うもの
でその他の型枠構成は第1図の成形装置と同じで
ある。したがつてこの部位の図面上の符号の説明
は省略することとする。図中において14はコン
クリートを成形型に給材する漏斗状シユートであ
つてコンクリートを貯溜ホツパー22からコンベ
アー21で定量を順次シユートを介して成形型内
に供給する。
第1図で示す給材函と同じように防振ゴム18
で前進後退する摺動板15に支持し成形型から振
動を受振し供給材料を高速に成形型に給材する。
したがつてシユート内にコンクリートが付着して
給材不能になることは全くない。
15は分割外枠上の摺動板であり螺着する摺動
板である。16は摺動板15を前進後退作動する
シリンダーで後端を分割外枠9の一方に固着しシ
リンダーロツド先端を摺動板下部のブラケツトに
螺着した摺動板作動用シリンダーである。
17は給材シユートを摺動板15に支持する防
振ゴムであり、給材シユート17に上下動の反発
打振動を起生させ成形型への給材を促進、迅速、
スムースに行い、給材シユート内のコンクリート
の付着を防止する重要な二つの役目をするもので
ある。18は成形型に定量材料を供給して上面を
規定寸法に押圧成形する押圧板である。18′は
押圧板上面に固着している上下動軸で、この軸上
端にはスプリング19を圧止させ圧入棒で押圧板
を押圧する押板(符号なし)を螺着する。19は
上下動軸18′外周に巻着したスプリングで上面
成形時以外は常にスプリングの力で押圧板を所定
位置に上昇させ、上方に押板を備え20の昇降自
在の圧入棒により押板を押圧することにより底面
の押圧板がコンクリート上面を圧縮成形し圧入棒
の上昇で押圧解除時にコンクリート成形面をスプ
リング圧縮力で押え成形面の振動余振での面の崩
れを防止してスプリング圧縮力が解除され押圧板
は元位置に復する振動余振を防止するスプリング
である。20は上下動シリンダーロツド下方に備
えた圧入棒で給材シユートが前進して成形型に給
材の時シユート内を貫通して成形型内の材料中に
圧入してコンクリートを突固め上昇すると給材シ
ユートが後退し替つて成形型開口に押圧板が位置
し圧入棒の下降で押圧板上方の押板を規制管状リ
ング(図示していない)まで押圧して製品上面を
規定寸法に圧縮成形するためのコンクリート突固
め兼押圧板の押圧を図る圧入棒である。20′は
圧入棒の昇降作動シリンダーである。21はコン
ベアーであつて成形型開口上に給材シユートが前
進すると同時に作動しベルト上のコンクリートが
給材シユートを介して順次成形型に給材し、この
定量給材でコンベアーは停止する。22はミキサ
ーで混練したコンクリートを一旦貯溜するホツパ
ーで下方にはコンベアーが設けられコンベアーの
作動で順次定量のコンクリートがホツパーから成
形型に供給するホツパーである。23はコンベア
ー上にホツパーから載送するコンクリート材であ
る。
次に第2図の実施例は第1図の実施例で示す左
右に分割する型枠装置は同様操作で給材装置の相
違点は、材料を型枠に給材する装置、上面成形の
押圧板装置、上方からの給材シユート内を貫通し
ての昇降自在の圧入棒の突固めと押圧板の押圧で
ある故この相違点を説明する。
22のホツパー底部からホツパー底部に設けた
コンベアー21で型枠開口上への前進する給材シ
ユート14内に定量のコンクリートを型枠内に供
給してコンベアー21は一時停止する。
給材シユートはそのまま型枠開口上に位置し2
0の圧入棒がシユート内を貫通し型枠内の材料を
上下運動で突固め圧入棒は上昇し、給材シユート
を上下の反発打振動を起生する防振ゴム17で支
持した前進後退する摺動板15が前進後退する摺
動板下部に16シリンダーロツド先端を取付けた
シリンダーの後退で摺動板が後退し、摺動板先端
に設けた押圧板18軸上面の円板を押出し19の
押圧板軸に巻着したスプリングを圧縮しながら1
8寸法規制位置に下降して上面を成形する。この
上面を規制位置に押圧して成形を終了すると底部
の振動機は停止し圧入棒は上昇し、この上昇時圧
入棒の加圧は解除されスプリング圧縮も解除され
るが底部振動の停止後の余振により上面成形した
面の乱れを防止する弱体のスプリングで軽く押え
て押圧板元の位置に復す。
このスプリングは最初の上方からの押圧する瞬
間的なスプリング圧縮で型枠内のコンクリート材
料の移動を促し、脱型時上面の乱れを防止する役
目をする。
分割開閉する型枠が左右に開いて面パレツトを
底部振動盤上に載置し分割型枠を閉成して摺動板
の前進で給材シユートが型枠開口上に位置し、コ
ンベアーより定量を供給と同時に底部の振動盤の
振動機起動で型枠、給材シユートに振動伝達し防
振ゴムの反発力で型枠は上下運動の打振動を起生
し、更に給材シユートも上下巾の広い上下の打振
動を型枠から給材シユートに与えて材料の締固め
と型枠への給材促進を図り成形を終了して、振動
機は停止し同時に押圧板も上昇する、第1図の実
施例と同様の効果を有する操作工程を順次繰返し
行つてコンクリート製品を成形するものである。
型枠装置は第1図に示す型枠装置と同様である
が製品形状により上面の面積の小さい製品におい
ては型枠への給材は定量を型枠開口から供給でき
る量をコンベアーで供給しシユート内のあふれを
防止し上方からの押圧も小さいため下方の広い面
積に対し押圧力が弱化する故に圧入棒を利用して
突固め均質化を図るものである。
次に第3図の実施例を図示で説明する。
この型枠装置は一体の操作型枠と一体のコンク
リート製品を成形する成形型とに分離して緩衝体
の防振ゴムで操作外枠内に成形型を支持して内装
し、底面を成形する振動台も分離した構成の防振
ゴムで支持した一連の成形型に構成し上方からは
振動押圧板で圧縮して締固め、成形型を反転して
下方に脱型する。即ち反転式の型枠装置で成形型
へのコンクリートの給材は、第1図、第2図で詳
述の給材函を防振ゴムで前進後退する操作機枠に
支持して成形型から上下運動の打振動を受振し防
振ゴムの反発で上下の反発打振動する給材函で成
形型に給材函内のコンクリートを速やかに給材充
填する一連の型枠装置である。
1は成形型と分離している底面からのコンクリ
ートに直接振動を与える振動台で反転操作する外
枠底部に防振ゴムで支持し該振動台中央に下方に
製品脱型する時脱型を容易ならしめる受型板軸を
挿入する穴を設け外周縁には成形型底部を載置す
る振動伝達部を設けた振動台である。2は振動台
1に挿入する受型板で下方に上下動自在の軸が固
着された成形型底部に内装した脱型を補促する受
型板である。3は受型板2を挿入吊下した振動台
1を操作外枠底部に支持する防振ゴムであつて、
振動台の振動を操作外枠に伝達を防止する。
4は振動台1の下部に取付けた振動機で成形型
内に給材したコンクリートを底面から直接振動を
与え該振動台の外周縁に載置した成形型底部から
振動台の振動を伝達する基本の振動発生体の振動
機である。5は操作外枠内に防振ゴムで支持して
内装した一体の成形型で底部を振動台1の外周縁
に載置して振動台の振動を受振し上部、下部を操
作外枠内に成形型5を防振ゴムで支持した防振ゴ
ムの反発上下動を成形型に与え更に成形型のみを
振動する振動機を成形型に取付けて振動を与える
底面の振動台から振動を防振ゴム上下運動の反発
打振動成形型に与え、更に独立した成形型に取付
けた振動機の振動を受振してコンクリートを締固
める成形型である。6は成形型と共に反転操作す
る外枠で内部には防振ゴムで支持されている成形
型5を内装し、底部には防振ゴム3で支持した振
動台が一体に形成された反転操作外枠で7の回転
軸により反転して製品を下方に脱型する操作外枠
である。
7は成形型と底部振動台を一体に組成した操作
外枠両側に固着した外枠回転軸で脱型時型枠を回
転して下方に脱型し、反転して給材締固め成形す
る外枠回転軸である。8は前述の成形型5を外枠
6内に支持する防振ゴムで下方と上方に設けて成
形型5の安定を図ると共に必要に応じ成形型に取
付けた振動機の振動、底部の振動台からの上下運
動を反発して打振動を成形型に与える防振ゴムで
ある。9は成形型を振動する振動機で形状、大小
の製品に適応した無駄のない性能の振動機を選定
して成形型に取付ける振動機であるが、この振動
機は大形状の製品の成形に必要であつて普通形状
の製品の場合は必要ない。10は成形型に給材す
る給材函を前進後退する作動機枠である。11は
給材函底部を貯溜ホツパー17から給材函に落下
供給したコンクリートを閉塞する閉塞板で反転型
枠と僅かの間隙を置いて分離して機枠に取付けた
給材函底部閉塞板である。12は前進後退する作
動機枠10の作動ローラーである。13は前進後
退する作動機枠10上方に給材函を支持した防振
ゴムであつて成形型から上下運動の打振動を給材
函が受振して該防振ゴムの上下反発運動の打振動
を給材函に与え給材函内のコンクリートを成形型
によどみなく迅速に給材充填する作動起への振動
伝達を遮断と成形型から受振した打振動を更に振
巾を増巾した打振動を給材函に与える2役を果す
防振ゴムである。14は貯溜ホツパーから定量の
コンクリートと収容して成形型に給材する給材函
で前進後退する作動機枠10に防振ゴム13で支
持し前進して成形型5に給材時成形型の上下打振
動を受振し給材函を支持している防振ゴムの反発
で更に上下の振巾を増巾した打振動を給材函が与
えられ収容したコンクリートを成形型によどみな
く速やかに給材充填を行うものである。15は給
材函を防振ゴムで支持している前進後退する作動
機枠10を作動するシリンダーである。16は給
材函14の上方に固着したホツパー内のコンクリ
ートを一時閉塞する閉塞板で成形型に給材する時
はホツパー底部を閉塞する。17はミキサーで混
練したコンクリートを貯溜するホツパーであつて
底部から順次給材函14に供給する。18は成形
型内のコンクリート上面を振動締固める振動押圧
板で成形型5の上方に設け上面には19の振動機
を取付け、外縁上面にはこの振動板を昇降枠21
に防振ゴム20で支持する。19は昇降自在の押
圧板上面に取付けた振動機を示す。
20は振動板18を支持する防振ゴムであつて
押圧時の瞬間ゴムの弾性で押圧して材料移動を促
し押圧終了して上昇時は成形型の余振で成形面の
乱れを瞬間防止する2役をする。21は振動板を
防振ゴムで支持して昇降する昇降枠を示し、22
は昇降枠を上下動するシリンダーである。23は
振動押圧板の成形型開口上に正確に位置する昇降
枠上面左右に備えた上下動案内軸である。24は
操作外枠内に防振ゴムで支持した成形型を7の回
転軸により反転して製品を下方に脱型時製品載置
の受台を昇降するシリンダーである。25は成形
型を反転して製品を脱型時上昇して載置する受台
で載置した製品を下降して機外に取出す腕杆上に
載せる受台である。26は昇降受台の昇降を正確
に行う案内軸である。27は下方に脱型した製品
を機外に搬送する腕杆である。
次に第3図の実施例の操作工程を説明する。
広い面積の表面を上にして給材締固め、型枠を
反転して表面を下にして脱型する一体の型枠装置
を広い面積の表面を上にして給材函が型枠開口上
に前進して位置し、同時に型枠とは防振ゴムで分
離している振動台1を振動機4及び外枠6と分離
している成形型5に取付けた振動機9を起動する
と共に型枠への定量供給を終了すると給材函14
は後退し、替つて上方の昇降自在の振動押圧型板
18が下降して給材した材料上面を19の振動機
の起動で均斉に締固め一旦振動押圧板は上昇す
る。この押圧板の振動機の起動は材料は押圧する
時のみ振動するものである。
一方底面の振動機4、成形型の振動機9も停止
し上面の均斉面に面パレツトを覆せ(図示してな
い)押止装置により覆せた面パレツトを押止して
型枠と共に反転すると同時に下方の昇降自在の2
5の製品受台が上昇し面パレツトに接すると9の
振動機が瞬間的に起動、そして停止して型枠から
の脱型を図り受台下降で製品は受台に載置され降
下して機外取出腕杆上に移載され所定の位置搬送
養生に送られる。
尚R部を成形するために開閉装置は図示してな
いが下方に製品を脱型する時は外方に開き成形時
は閉じるものである。
以上第3図の実施例の底部の振動台を反転操作
する外枠に防振ゴムで支持し、外枠内に内装した
成形型を外枠に防振ゴムで支持して底部の振動台
から材料に直接振動を与える一方成形型に伝達し
て上下運動の防振ゴムの反発打振動を成形型に与
えると共に、更に成形型に取付けた振動機により
性能の異る複合振動を成形型に与え、広い面積の
材料に上面から直接振動を与えながらの押圧縮成
形型からの給材函への振動伝達で防振ゴムによる
反発上下運動の打振動を給材函に与えて型枠への
給材促進を図り給材函へのコンクリート付着も防
止する。この型枠を反転して製品を下方に脱型す
る型枠装置と該型枠への給材装置は従来の反転式
にない成形と給材に優れた効果と機能をし成形し
た製品は内部、外部均質密度の製品が製造され
る。
本発明のコンクリート製品を成形する成形用型
枠装置、給材装置の連携してのコンクリート製品
の製造は底部の振動盤の振動で材料に直接振動を
与え、更に該底部の振動盤の振動を成形型に与え
て外部から材料に上下運動の反発打振動を与え更
に該成形型の打振動を給材函、給材シユートに与
えて上下の反発打振動で給材函、給材シユート内
の材料をよどみなく高速で型枠に給材底部からの
振動発生体による振動で順次異る反発振動に変化
させる複合振動は振動エネルギーを倍増し成形型
と給材函、給材シユートに有効に働かせ全材料に
該有効振動を浸透して内部から空隙を脱去させ内
部、外部均質に締固め、型枠への給材は常に安定
してスムースに高速で給材することは、成形機の
稼動率を大巾にアツプし省力化、合理化、経済性
にその機能は抜群の優れた画期的数々の効果を有
するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明にかかるコンクリート製品を成形
する成形用型枠装置と給材装置の実施例を示すも
のであり、第1図は左右に分割開閉する型枠装置
と給材装置で一部断面図、第2図は左右に分割開
閉する型枠装置で型枠への給材装置と上方からの
押圧装置、給材促進と突固め押圧装置の一部断面
図、第3図は一体の反転式型枠装置、給材装置の
一部断面図、第4図は、左右に分割開閉する型枠
装置の割口に備えた分割嵌合体の状態図を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 コンクリート製品を成形する型枠装置を外型
    枠と内型となる成形型枠の二重に構成し、該成形
    型枠を緩衝体のみで支持させて外型枠に組成し、
    該成形型枠の下方に振動盤を載置する置載台に振
    動機を取付け、該振動置載台の外周上に成形型枠
    の底部を置載し、成形型枠上部の開口部に進退す
    る給材機構を緩衝体で支持して給材時に成形型枠
    上に当接させてなり、さらに上方からの押圧板に
    緩衝体を設けて弾性的に圧縮し、下部の振動置載
    台で起生した振動を緩衝体で反発増巾させて成形
    型枠に付勢させ、さらにこの振動を緩衝体の作用
    で増巾させて給材機構に伝達して良好な締固め成
    形と給材の完全を図ることを特徴としたコンクリ
    ート製品成形装置。 2 外型枠、成形用成形型枠で構成した型枠装置
    を分割開閉する割型枠とし、該型枠割口に嵌合板
    を螺着し、給材函により給材する成形機に適用す
    る特許請求の範囲1に記載のコンクリート製品成
    形装置。 3 外型枠、成形用成形型枠で構成した型枠装置
    を分割開閉する割型枠とし、コンベアーと給材シ
    ユートにより給材する成形機に適用する特許請求
    の範囲1に記載のコンクリート製品成形装置。 4 外型枠、成形用成形型枠を緩衝体で一体に構
    成した型枠装置を回転軸で反転脱型する型枠と
    し、上方押圧板に振動機を設け給材函により給材
    する成形機に適用する特許請求の範囲1に記載の
    コンクリート製品成形装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4929608A (ja) * 1972-07-10 1974-03-16
JPS5264072A (en) * 1975-11-25 1977-05-27 Tokyo Kokyu Rozai Kk Molding device
JPS586607A (ja) * 1981-07-03 1983-01-14 Hitachi Ltd 利得可変増幅器

Patent Citations (3)

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