JPS62254288A - 複数の郵便物を処理する方法および装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は郵便物を処理する装置および方法に関するもの
である。

〔従来の技術〕

ある種の組織は大量の郵便物を定期的に差出す。

そのような組織の例としては銀行、公共事業体、保険会
社、クレジット会社等がある。それらの組織は大量の郵
便物を差出す前に予め宛先毎に分類したものをまとめる
作業を行って郵便局の手間を省くのが通例であるから、
それらの組織が差出す大量の郵便物の郵便料金は割引か
れる。それらの組織が差出す郵便物の料金を払うのには
一般に二通りのやり方がある。最も一般的なやり方は、
郵便料金計製造者から郵便当局により貸出された郵便料
金計を用い、必要な郵便料金を印字した証紙を各郵便物
に貼ることである。封筒の中にインサートを入れ、封筒
を封じて、宛名を記入し、郵便料金証紙を貼ることがで
きるインサータ装置が開発されている。郵便物の重量を
大急ぎで計ることができ、または全ての郵便物が同一種
類のものである場合には個々の郵便物の重量を計る必要
はなく、見本郵便物だけの重量を計る必要がある。郵便
物を処理するそれらの作業は比較的高速で行うことがで
きる。

大量の郵便物を処理する第２の方法は許可郵便装置を用
いることである。その郵便装置においては、差出人が郵
便物に許可番号を付け、各場合に差出される郵便物の種
類および数を示す目録を作成する。

それら２種類の装置では差出人の側で検査することを求
められる。郵便料金計の場合には、無許可で郵便料金を
使用とする試みを示す、郵便料金計を不法に改造した形
跡がないことを確めるために、郵便料金計の貸主、すな
わち、郵便料金計製造者が１年に２回郵便料金計を検査
することを法律により義務づけられている。許可郵便装
置の場合には、同一種類の郵便物が１度に大量に差出さ
れるが、許可郵便装置に附随する目録が、郵便当局によ
り処理された郵便物に対する郵便料金の額を正確に計算
したものであるかどうかを確認するために、郵便当局は
検査を行う。

〔発明が解決しようとする問題点〕

それら２種類の各装置には明らかにいくつかの欠点があ
る。郵便料金計の現場検査の場合には、大量の郵便物の
差出人により使用される郵便料金計の数が多数であるた
めに、それらの郵便料金計を検査するには多額の費用が
かかる。更に、大量の郵便物を処理する郵便料金計は摩
耗が甚だしいから、比較的頻繁に取換えなければならな
い。許可郵便装置に関しては、欠点は、差出される郵便
物の数を差出人が正確に数えるようにするために、代表
的な郵便物を郵便当局が種々の差出人の住所へしばしば
送る必要があることがある。このやり方は、安全ではな
い差出人の記録を用いての現場検査に頼っているために
、全面的に信頼できるというわけではない。

本発明は、現場検査なしに大量の郵便物を差出すことを
可能にする装置を提供するものである。

これは、中実装置により郵便料金が置かれる郵便料金計
に類似する安全計算装置を有する郵便差出し装置により
行われる。郵便物および必要な郵便料金に関する情報を
含む文言が大量の各郵便物に附される。中実装置と郵便
物差出入の間の通信により、中実装置から差出人へ送る
ことができ、郵便物差出しデータおよび検証データを差
出人から中実装置に送ることが可能とされる。郵便物デ
ータおよび検証データは、大量の郵便物に附される郵便
物文言に含まれているデータと同じものである。この装
置により多数の郵便物差出入に中実装置が与えられ、そ
れにより郵便当局が現場検査を行う義務から解放され、
郵便料金の確認を便利かつ安価に行うことができる、郵
便当局に対する精算所として中実装置は機能する。

本発明の別の特徴は、差出人の計算装置を識別するため
に、独特の一連番号を差出人へ与えて、その一連番号を
永久的記憶装置に格納させることができる。

本発明の更に別の特徴は、郵便料金計の安全特徴が設け
られるとともに、郵便物に印字するために比較的安価で
、高速のプリンタを使用できることである。

本発明の更に他の特徴は夫々の郵便物がそれに固有の番
号を付されるということである。好適にはこの固有の郵
便物番号はユーザの会計ユニットの連番と郵便物が投か
んされる時のその会計ユニットの加算レジスタの値の組
合せである。

さらに他の特徴は郵便料金情報が郵便バーコードと同じ
レベルで各郵便物に印字されることである。

更に他の特徴は１０をベースとする数字システムとは異
なるナンバリングシステムを用いる夫々の郵便物上の固
有の番号の使用である。

更に他の特徴は投かんされた郵便物バッチについてのス
テートメントシートが固有の番号を有するということで
ある。

〔実施例〕

以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。

まず第１図を参照する。大量郵便物処理システム１０が
郵便局１２と、中実装置１４および差出人装置１６とを
含む。中実装置１４はプロセッサ１８を有する。このプ
ロセッサ１８は大容量の汎用型コンピュータである。郵
便局１２と複数の中実装置１４（図には１つだけが示さ
れている）の間の通信が、電話２０のような通信装置を
有する線すなわち通信リンク１９を介して行われる。プ
ロセッサ１８に大容量の記憶装置２２とレジスタ設定装
置２３が接続される。その記憶装置２２には大量のデー
タを格納できる。レジスタ設定装置２３は郵便料金計を
遠隔でリセットする際に必要とされる種類の暗号化ソフ
トウェアを含む。郵便料金計を遠隔リセットする装置は
良く知られており、たとえば米国特許第３，７９２，４
４６号、第４，０９７，９２３号および 第４，４４７，８９０号の各明細書を参照されたい。

差出人装置１６は安全装置２５を含む。この安全装置の
ことを「サーバー」と呼ぶことにする。

サーバー２５は中実装置１４から差出人へ供給され、差
出人プロセッサ２４を含む。この差出人プロセッサは、
米国力リホルニア州すンタ・クララ（Ｓａｎｔａ　Ｃ１
ａｒａ　）所在のインテル・コーポレーション（Ｉｎｔ
ｅｌ　Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎ　）から入手できるイン
テル８０８５プロセツサのような、はかるかに小容量の
プロセッサを用いることができる。記憶装置２６はなる
べく不揮発性記憶装置（ＮＶＭ　）とする。差出人プロ
セッサ２４は線すなわち通信リンク２８を介して中実装
置プロセッサ１８へ接続される。プロセッサ１８と２４
の間で選択的に通信を行うために、電話３０その他の通
信装置を線２８に設けることができる。プロセッサ２４
にはＲＡＭ３２と、ＲＯＭ３４と、暗号器３５およびク
ロック３６も接続される。入力／プロセッサ３８が差出
人プロセッサ２４へ接続され、それにより、郵便物を処
理するために必要なデータを与えるために、データを手
動で、またはディスクやテープのような媒体を介して差
出人プロセッサ２４へ与えることができる。入力／プロ
セッサ３８は、キーボードおよび表示装置を有するパー
ソナルコンピュータであればどのようなものでも使用で
き、たとえばアイビーエム（ＩＢＭ）のＸＴパーソナル
コンピュータを使用できる。

高速インサータ３９がサーバー２５と交信し、インサー
トを封筒の中に挿入する、封筒を封じる、郵便物の向き
をそろえる、郵便物を郵便料金計またはプリンタへ送る
、というような、郵便物の処理が含まれる物理的作業を
行う。インサートという用語は請求書、広告物、通知状
等の封筒の中に入れることができる寸法の書面を含むも
のである。

この種の高速インサータは、たとえば米国コネチカット
州スタムフォード（Ｓｔａｍｆｏｒｄ）所在のピットニ
ー・バラス社（Ｐｌｔｎｅｙ　Ｂｏｗｃｓ　Ｉｎｃ、　
）からＮｏ。

３１００インサータとして容易に人手できる。

第１のプリンタ４０のサーバー２５の差出人プロセッサ
３８と更新し、かつインサータ３９から受けたインサー
トを含む封筒のような郵便物４２に印字できる。この第
１のプリンタ４０は差出人が設置するプリンタであって
、差出人プロセッサ２４または入力／プロセッサ３８に
より制御できる安全でない高速プリンタである。文言紙
４６その他の紙に印字するために第２のプリンタ４２が
設けられる。この第２のプリンタ４２は中実装置１４に
より与えられる安全プリンタである。この安全という用
語は、許可を受けた人を除き、内部に接近することがで
きない郵便料金計と同様に製作された装置を意味する。

そのような郵便料金計の一例が、前記ピットニー社から
人手できる６５００型郵便料金計である。第２のプリン
タ４４は安全でないプリンタとすることができることは
明らかであるが、そうすると、郵便料金の支払いを検証
するのに大きい危険が伴うことが明らかである。内訳と
請求の差引き勘定を通じて、その文言紙４６は「パスポ
ート」と呼ばれる。パスポート４６の詳細については、
後で第２図を参照して説明する。

ただ１つの差出人装置１６を示し、かつ説明するが、た
とえば多重化により１つの中実装置１４により多数の差
出人装置を制御できることがわかるであろう。また、１
個のプリンタ０を示し、説明するがサーバー２５は多数
のプリンタ４０゜４４とインサータ３９に関連づけるこ
とが出来る。

次に動作を説明する。差出人装置１６における大量の郵
便物の差出人に、中実装置１４により識別番号が与えら
れる。その識別番号はサーバー２５の減算レジスタ機能
をもつ不揮発性記憶装置２６に入れられる。このサーバ
−２５識別番号は加算機能を有するメモリ３５にも置か
れる。この番号は各サーバー２５に対して独特かつ永久
的なものであって、差出人は不揮発性記憶装置２６゜３
５のうちその識別番号を格納している部分に接近するこ
とはできない。この特徴は郵便料金にも適用できること
がわかるであろう。不揮発性記憶装置２６．３５に識別
番号を格納することにより、郵便料金計またはサーバー
２５に銘板を取付ける必要がなくなる。サーバーは郵便
料金計の有する特徴の多く、すなわち、安全性、加算レ
ジスタ、降下レジスタ等ををするが、ある種の要素は無
い。

最も明らかな無い要素はプリンタである。それの利点に
ついては明細書全体を通じて述べる。メモリ２７にＩＤ
番号を入れた後に、ユーザは電話線３０を通じて中央局
１４にそのメモリ２６にクレジットしてもらいたい料金
額を知らせる。アクセスコードがユーザに与えられ、そ
れによりセツティング装置２３へのアドレスづけが可能
となる。

アクセスコードを受けたなら、ユーザはそのアクセスコ
ードと彼のＩＤ番号および郵便料金額要求を中央局１４
に送る。セツティング装置２３はメモリ２６にその値を
入れるように機能する。前述のように、メモリ２６は減
算レジスタ機能を有する。ユーザ局２６は郵便を処理す
ると、減算レジスタ内の料金はその郵便物の発送に要し
た料金に従って減算される。前述のように減算レジスタ
のようなレジスタをチャージする装置は周知である。

更にユーザにより料金が郵便に与えられると、その料金
額がメモリ３５の加算レジスタに記録される。そのよう
な記録は夫々の郵便物の処理毎に生じる。詳細には、料
金が郵便物に付された後に、それら郵便物を発送するた
めに用いられた料金額が前のトランザクションから加算
レジスタ３５内にあった料金額に加えられる。このよう
に、加算レジスタはそれのある特定のサーバー２５の使
用により付されあるいは請求されたすべての料金を記憶
する。それ故この料金額はサーバー２５がサービスをし
ないようになる時まで増加する。このように加算レジス
タは常に料金が郵便物に付された後には異なった額を示
す。例えば、加算レジスタの内容が１６２９４５７であ
ればこれはサーバー２５が１６２９４．５７ドルに相当
する料金を使用したことを示す。１０００．００ドルの
料金が次の郵便物バッチに付されるとすれば、加算レジ
スタ内の数は１７２９４５７に増加してサーバー２５に
より１７２９４．５７ドルに相当する料金が使用された
ことを示す。このように加算レジスタ３５内の数は郵便
処理毎に変化し、特定のサーバーに対し固有のものとな
る。郵便物毎にサーバー２５の番号と加算レジスタ３５
の値を印字することにより、独特のナンバリングシステ
ムが得られる。

サーバー２５はＲＯＭ３４とＲＡＭ３２と、クロック３
６と、暗号器３５を冑する。ＲＯＭ３４゜は、アドレス
信号を書式化する情報を含み、かつサーバー２５の機能
を制御する一連のプログラムを格納する。ＲＡＭ３２は
実時間データを保持して、その実時間データを供給する
。クロック３６は時刻および日付を与える。

プリンタ４０はインクジェットプリンタ、レーザープリ
ンタまたは各種のドツトマトリックスプリンタのような
安全でない、安価な高速プリンタであって、名宛人また
は差出人の住所を入力／プロセッサ３８の指令の下に郵
便物の表面に印字する。また、加算レジスタ３５の値と
サーバーの番号を加え、他の情報をプリンタ４０により
各郵便物４２に印字できる。その情報には取扱い番号（
ｔｒａｎｓａｃｔｉｏｎ　ｎｕＩＩｌｂｅｒ）　　（Ｔ
、Ａ、　Ｎｏ、）　、特定の１群の郵便物の流れ（ｒｕ
ｎ　）　、差出し日時、郵便物の種別およびバッチ番号
が含まれる。取扱い番号は、郵便料金がサーバー２５へ
加えられるたびに中実装置により差出人装置へ割当てら
れる番号であって、不揮発性記憶装置２６に格納される
。その取扱い番号は、差出される１群またはそれ以上の
郵便物群に対して同じであり、不揮発性記憶装置２６に
郵便料金の額が再び格納されるまで同じである。郵便料
金の額が再び格納された時には、新しい取扱い番号が割
当てられ、先の取扱い番号の代りに不揮発性記憶装置２
６に格納される。各再格納の時に取扱い番号を変更する
ことにより郵便料金を検証するための要素が設けられる
。群番号は人力／プロセッサ２８を用いて差出人により
割当てられる番号であって、その群番号により与えられ
た郵便物群、すなわち、特定の種別の郵便物がその差出
人に割当てられた番号により識別される。また、群のサ
ブセットであるラン番号を、群の識別された特定セグメ
ントへ与えらることかできる。

郵便物群を差出す差出人は郵便物および検証情報を入力
／プロセッサ３８を介して差出人プロセッサ２４へ与え
る。その差出人プロセッサ２４はその情報の少なくとも
一部をインサータ３９へ送る。その情報には処理すべき
郵便物の数と、各封筒の中に入れる挿入紙の数が含まれ
る。差出の日時がクロック３６を無視して入力／プロセ
ッサ３８を用いてプリンタ４αへ供給できる。そのりロ
ック３６を無視することは、後で出す郵便物を処理して
いる時に有用である。それから、適切な郵便料金、差出
し日時、取扱い番号および宛名を特定のランのために郵
便物４２に印字することを差出人プロセッサ２４がプリ
ンタ４０に指令する。

プリンタが差出す特定の郵便物に適正な情報を印字する
と、所要の料金が決定されそしてその額と加算レジスタ
２７内の額がその特定の郵便物の料金の精算後にその郵
便物に印字される。郵便物群が終ると、第２のプリンタ
４４がパスポート４６に許可情報を印字する。郵便物バ
ッチの処理に必要な料金がサーバーにより各郵便物の処
理時に減算レジスタ２６の減算により精算される。

次に第２図を参照する。この図には、１群の郵便物を差
出すために必要な合計の郵便料金と、取扱い番号（Ｔ、
Ａ、　Ｎｏ、）と、その郵便物群中の郵便物カウントと
、その合計郵便料金額を差し引いた後の降下レジスタの
内容（Ｒｅｇ、　Ａａ＋、）と、差出し日時と、郵便物
群番号と、ＲＵＮＮｏ、（オプション）とが印字された
後のパスポート４６が示されている。また、不揮発性記
憶装置２６に格納されているサーバ一番号、すなわち例
えば７１２４である識別番号と、差出人名と、パスポー
ト番号と、希望する任意の図形とを印字することもでき
る。

サーバ一番号とパスポート番号はサーバー／パスポート
番号として１つの番号に合成することが出来る。パスポ
ート４６上のそれらの情報は多くの目的のために使用で
きる。まず、降下レジスタの内容が不揮発性記憶装置２
６の降下レジスタに格納されている郵便料金の額の物理
的な記録として機能する。その内容がパスポート４６の
右上に印字される。その内容は、全ての郵便料金の入力
が、差出す郵便物群に対して行われた後の内容である。

各郵便物群の処理の後でそのレジスタ内容をパスポート
４６に印字することにより、不揮発性記憶装置２６に格
納されている郵便料金の額の永久記録が保持される。こ
のようにして、サーバー２５が破壊されたり、不揮発性
記憶装置２６の格納されている内容が失われたとしても
、最初に購入して格納した郵便料金の額から残っている
郵便料金の額を確めるための手段を差出人は依然として
有する。取扱い番号は、識別番号またはサーバ一番号と
同様に許可の点検を行う。サーバーの各再格納により取
扱い番号を変更することにより。バッチ郵便の有効性の
判定の助けとなる。また、パスポート４６にはそのパス
ポート４６に印字した日時と、郵便物カウンタ、すなわ
ち、特定の郵便物群中の差出される郵便物の数と、郵便
物の識別とも印字される。パスポート４６に情報が印字
されると、その郵便物群に必要な合計郵便料金額が不揮
発性記憶装置２６の降下レジスタに格納されている郵便
料金額から差し引かれる。すなわち、減算レジスタ２６
の請求とパスポート４６の印字が同時となる。これと同
時に、加算レジスタ内に記憶された料金額はその郵便バ
ッチの発送に要する額に等しい量に増加される。明らか
に加算レジスタ３５はレジスタ２６の減算量だけ増加す
る。

記憶装置２２と通信するプロセッサ１８を介して記録が
保持されるように、各郵便物群が処理された後で、パス
ポート４６に印字された情報が通信リンク２８を介して
中実装置１４へ送られる。

記憶装置２２はサーバー２５の降下レジスタに対応する
上昇レジスタを有する。知られているように、上昇レジ
スタはそれに与えられたデータを長期間にわたって累積
するレジスタである。希望によっては、記憶装置２２は
降下レジスタを有することができる。その降下レジスタ
は、動作の進行中に、不揮発性記憶装置２６の降下レジ
スタの内容をそのまま含む。サーバー２５の値に対応し
、かつ記憶装置２２に格納されている郵便料金の額を有
することにより、パスポート４６に記載されている情報
と、差出人により支払われた郵便料金の額が一致するこ
とを確認するための点検が常に行われる。更に詳しくい
えば、差出人装置に付与された郵便料金の総額は記憶装
置２２に格納され、上昇レジスタに格納された郵便料金
の額が差出人が使用できる郵便料金の額をこえたとする
と、使用できる郵便料金の額が不足することを差出人装
置は知らされる。

１群の郵便物が郵便局に差出される時は、その郵便物群
のためのパスポート４６が添附される。

その情報が真正なものであることについての疑問が郵便
局において持たれた時は、その郵便物局は中実装置１４
に間合わせ、パスポート４６に含まれている情報を検証
するための情報を中実装置１４から線１９を介して受け
る。その情報が正しければ、郵便局はその郵便物が許可
されているものである、すなわち、その郵便物の郵便料
金が支払われていることを知る。一方、何らかの差違が
あれば、詐欺行為を正すため、またはその差違を正すた
めの行為を行うことができる。郵便料金計の使用者が通
常行うように、差出人装置１６は全ての郵便物を割当て
られた郵便局へ差出す。

次に第３図を参照する。この図には本発明の装置１０に
より作成された封筒４２が示されている。

封筒４２の左上隅に差出人の住所および名が２裁され、
右上隅にはブロック４３が予め印刷されており、そのブ
ロックの中に郵便物の種別が印刷されて、差出人の識別
番号またはサーバ一番号、この例では＃７１２４を示す
。その情報は郵便物の処理の前に予め封筒４２に印刷し
ておくこともできる。そのような先行印刷は、差出人装
置１６の他の装置を介在させることなしに、入力／プロ
セッサ３８とプリンタ４４の直接通信によりあるいは第
１図のシステムとは別の他のプリンタにより行うことが
できる。

郵便物群の処理においては、宛名欄の最初の３行に受取
人の名、住所、市、州、および郵便番号が最初に印字さ
れる。第１行６４すなわち料金ラインがプロセッサ２４
からの情報を用いて印字される。この行には郵便料金１
７．５セントと、子分類割引（Ｚ　Ｐ）の形、日付１９
８５年５月１２０、および郵便物に料金が付された後の
加算レジスタの内容、この例では０００９９９８０７５
が含まれる。この行はバー・ハーフバーコード６６と水
平方向で整合する。バー・ハーフバーコード６６は郵便
処理を容易にするために郵便局でしばしば印刷される。

特に、光学文字読取／チャンネルソーティングＣ０ＣＲ
／Ｃ８）装置を備えた郵便局は郵便物の面に印刷された
ジップコードを読取る。この読取に続いてＯＣＲ／Ｃ５
がその郵便物にバー・ハーフバージツブコードを印字す
る。

料金周行６４をバー・ハーフバーと同じレベルにするこ
とにより行６４とジップコード６６を１回で同時に印字
する機会がユーザに与えられる。ユーザによるコード６
６の印字により、郵便料金が安くなる。郵便の処理時を
含む他の情報が所望により行６４に与えられる。この行
は文字数字で示されるがこれはバーコードでもよく、あ
るいはバーコードアドレス情報を必要に応じて封筒に印
字してもよい。また予め印刷したブロック４３内の情報
は他の情報と共に番地部分に印字してもよく、このブロ
ック自体を第７図について述べるように省略してもよい
。

封筒４２に加算数を印字することの利点は夫々の郵便物
に固有の番号または番号の組合せが得られるということ
である。加算レジスタの数は特定のサーバー２５が使用
される限り連続的に増加するから、封筒４２の料金秤６
４には異なった数が生じる。これは、リチャージされて
いる減算レジスタ２６により数がくり返す加算レジスタ
については当てはまらない。サーバー２５の番号および
他のＩＤ番号と組合されて封筒４２に印字される加算レ
ジスタ３５の値は封筒に固有の番号を与える。勿論、他
のサーバー２５はそれらが処理する郵便物に重視する加
算レジスタ数を発生させる。

しかしながら、サーバーの連番号は異なっているから、
すべてのサーバ２５により処理されるすべての郵便物４
２はサーバーの連番と処理時の加算レジスタの料金額の
組合せである固有の数を有する。この固有の封筒数の概
念をサーバー２５について述べたが、この概念は、料金
メータが固有のメータ番号を有しそしてそのメータが使
用されている限り内容の増加する加熱レジスタを有する
から、料金メータにも同じく適用出来る。

封筒に固有の番号を印字することの利点は安定性である
。

郵便当局による郵便物の検査により、同一のサーバ一連
番と加算レジスタ値数をもつ郵便物が見い出されると、
その郵便物は不正であり料金が支払われていないことを
示す。前述のように各サーバー２５は与えられた郵便局
に割当てられており、すなわち特定のユーザ局１６から
のすべての郵便は割当てられた郵便局に送らねばならな
い。これにより、郵便局に与えられたサーバ一連番をも
つ郵便をモニタする機会が与えられ、そして詐欺的な差
出人が不正な郵便を出す機会を減少させる。

特にＯＣＲ／Ｃ３装置を用いることにより、封筒上の固
有の数の読取が容易になり一つの数が他と一致すること
の決定を容易にする。

図示の封筒４２はその面に料金とアドレス情報を印字さ
れているが、これを窓明き封筒に適用することが出来る
。窓明き封筒１００は前述のように予め印字されるが、
封筒４２の面に印字するプリンタ４０の代りに封筒４２
の面に示されると同じ行６０．６１．６２をインサート
に印字しそれを窓から見えるようにそう人してもよい。

また、料金とアドレス情報をラベルに印字し、このラベ
ルを封筒４２に貼りでもよい。

第７図は本発明によるデータを印字した窓明き封筒１０
０を示す。宛先アドレスはこの封筒のインサート面に印
字されて窓１０１に見えるようにする。プリンタ４０は
郵便レート１０３、等級１０４、日付１０５、サーバー
２５の連番１０６、加算レジスタ料金額１０７を含む料
金秤１０２を印字する。特に、この料金額１０７とこの
行の残りのいくつかあるいはすべてはバーコードフォー
マットで与えられる。

この実施例でのサーバーの番号はＡＯ１２Ｂ７９である
。この番号はベース１０ではなくベース３２で予め与え
られた数値システムからのものである。ベース３２によ
るそのようなシステムは例えば自動車のナンバープレー
トのように周知である。ベース３２の数値シーケンスで
は数字と文字の両方が数値シーケンスをつくるために使
用される。例えばこのアルファベット文字はベース１０
に対する数値システムのはじめの２６桁に対応し、次の
６桁は１．２．３．４．５．０である。

例えば、ベース１０に対する数５１はベース３２゜に対
する数ＡＳと同じであり、ベース１０に対する数６４は
ベース３２に対するＢＯと同じである。

そのような拡張された数値システムは、料金メータまた
はサーバーをその寿命中多数通過するから必要であり、
そして桁数を小さく保つにはベース１０に対する数値シ
ステムは不便である。

郵便物をバッチで処理する他の方法は２個の数の少なく
とも一部の組合せを表わすパスポート４６または郵便物
４２上の省略された数１００を用いることである。これ
ら２個の数はパスポート番号、サーバ一番号、加算レジ
スタの料金額、減算レジスタの料金額、郵便物番号等で
ある。そのような省略数字は郵便局へのバッチに付され
るパスポート４６に与えられる。第７図を参照するに、
省略サーバー／加算レジスタ番号１０６が与えられ、そ
のはじめの３桁ＡＯＩはサーバー２５のＩＤ番号を示し
、最後の４桁２８２つが加算レジスタ額数を表わす。サ
ーバのＩＤ番号は３桁より大きいことが出来るがその数
の下３桁のみがサーバー／ハスポート省略数に用いられ
る。これは下４桁がサーバー／パスポート数の下４桁に
用いられる加算レジスタ番号についても同じである。安
全度は、夫々の郵便物が絶対固有値を有さすスペースが
節約されるから犠牲となる。固有のナンバリングが必要
でない場合にはこの省略数は最も有利である。他の例は
サーバ一番号の一部とパスポート番号の一部の組合せで
ある。第２図においてパスポート／サーバ一番号１２４
１６８５はサーバー２５の連番（７１２４）の下３桁と
通常割当てられるパスポート番号の下４桁でありうる。

減算レジスタの料金額、郵便物の個数等を用いる他の組
合せも使用出来る。

このように本発明によれば自己確認情報を督する多量の
郵便を送るための方位が与えられる。

ＩＤ番号の組合せにより可視的な検査によって郵便局が
受付けた郵便が正当であることの保証が与えられる。こ
のように郵便サービスにおいて不正な郵便が送られない
ように検証するためのユーザ局１６側での検査の必要性
がなくなる。料金額、トランザクション番号、郵便物の
数、サーバ一番号、パスポート番号およびその他を相関
づけることにより、評定を行うことが出来る。更に夫々
の封筒４２に加算レジスタ内の料金額とサーバー２５の
ＩＤ番号の組合せを印字することにより更に検査が行わ
れる。これは料金の支払いのない付加的郵便物がバッチ
内に加わらないようにする比較的簡単な方法を与えるも
のである。

【図面の簡単な説明】

第１図はバッチ郵便システムのブロック図、第２図は第
１図のシステムにより処理されるバッチ郵便に付される
会計ステートメントシートの平面図、第３図は本発明に
よるデータを含む封筒の平面図、第４図、第５図、第６
図は第１図のシステムの機能を示すフローチャート、第
７図は本発明によるデータを含む窓明き封筒の平面図で
ある。 １０・・・バッチ郵便システム、１２・・・郵便局、１
４・・・中央局、１６・・・ユーザ局、１８・・・プロ
セッサ、１９・・・通信リンク、３０・・・電話、２２
・・・メモリ、２３・・・レジスタセツティング装置、
２４・・・プロセッサ、２６．３５・・・メモリ、２５
・・・サーバー、４０．４４・・・プリンタ、３８・・
・入力／プロセッサ、４２・・・封筒、３９・・・イン
サータ。 出願人代理人　　佐　　藤　　−雄 ＦＩＧ、２ ＦＩＧ、３

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、複数の郵便物を発送するための処理を行う段階と、 他の郵便物上の他の数字と重複しない固有の数を個々の
   郵便物に付す段階と を有することを特徴とするバッチとされた郵便の料金支
   払いを認知する方法。 ２、夫々の固有の数は郵便物番号と郵便処理に用いられ
   る装置の連番の組合せである特許請求の範囲第１項記載
   の方法。 ３、前記数は１０をベースとした数字システム以外の数
   値システムにもとづく特許請求の範囲第１項記載の方法
   。 ４、前記数は３２をベースとした数字システムからとり
   出される特許請求の範囲第３項記載の方法。 ５、前記固有の数はバットに関連した２個の数の少くと
   も１部の組合せてある特許請求の範囲第１項記載の方法
   。 ６、前記２個の数は省略数である特許請求の範囲第２項
   記載の方法。 ７、連番と適用された料金の記録が郵便の認証のための
   能力を与えるべく記憶する加算レジスタを有する料金会
   計装置により複数の郵便物を処理する方法において、 複数の郵便物を発送するために処理する段階と、夫々の
   郵便物に上記会計装置の連番を印字する段階と、 夫々の郵便物が処理される時点における上記会計装置の
   加算レジスタ内の加算レジスタ料金値を表わす数と上記
   連番とを夫々の郵便物に印字する段階と を有することを特徴とする複数の郵便物を処理する方法
   。 ８、前記連番と加算レジスタ数値が１つの数として印字
   される特許請求の範囲第７項記載の方法。 ９、前記１つの数は前記連番と加算レジスタ数値の少な
   くとも一方の省略数の組合せとして印字される特許請求
   の範囲第８項記載の方法。 １０、多数の郵便物を用意する段階と、 郵便物の数とそれらの発送に必要な料金を含むステート
   メントシートを用意する段階と、 ステートメントに固有の数を付す段階と を有することを特徴とする、バッチとしての郵便用料金
   支払認証能力を与える方法。 １１、前記固有の数はステートメントシートＩＤ番号と
   郵便物に関連した数の組合せである特許請求の範囲第１
   ０項記載の方法。 １２、前記数は３２をベースとする数値システムからと
   り出される特許請求の範囲第１０項記載の方法。 １３、前記数は１０をベースとする数値システム以外の
   システムからとり出される特許請求の範囲第１０項記載
   の方法。 １４、郵便料金支払い認証能力を与えるように料金値を
   記憶する、連番と料金値を有する料金装置により複数の
   郵便物を処理するための方法において、 発送のために複数の郵便物を処理する段階と、処理段階
   終了後に料金装置の連番、処理された郵便物の数、料金
   装置内の料金値レジスタにある料金値を表わす数をステ
   ートメントシートに印字する段階と を有することを特徴とする複数の郵便物を処理する方法
   。 １５、前記連番と、料金値を表わす数は組合された数と
   して印字される特許請求の範囲第１４項記載の方法。 １６、前記組合された数は前記連番の省略部と料金値レ
   ジスタ内の料金値を表わす数の組合せである特許請求の
   範囲第１４項記載の方法。 １７、前記料金値レジスタは減算レジスタである特許請
   求の範囲第１４項記載の方法。 １８、前記料金値レジスタは加算レジスタである特許請
   求の範囲第１４項記載の方法。 １９、発送のために複数の郵便物を処理する装置と、 他の郵便物の他の数とは重複しない固有の数の夫々の郵
   便物に印字する装置と、 を備えたことを特徴とする郵便物の料金支払い認証を与
   えるように郵便物を処理する装置。 ２０、前記装置は連番を有し、夫々の固有の数の郵便物
   番号とその装置の連番の組合せである特許請求の範囲第
   １９項記載の装置。 ２１、前記数は３２をベースとした印字システムからと
   り出される特許請求の範囲第２０項記載の装置。 ２２、前記数は１０をベースとした印字システム以外の
   数値システムからとり出される特許請求の範囲第２１項
   記載の装置。 ２３、前記固有の数は複数の郵便物に関連した２つの数
   の少くとも一部の組合せである特許請求の範囲第２１項
   記載の装置。 ２４、前記２つの数は省略されている特許請求の範囲第
   ２３項記載の装置。 ２５、連番と、料金値を記憶するレジスタを有する複数
   の郵便物を処理する装置において、発送のために複数の
   郵便物を処理する装置と、夫々の郵便物に装置の連番を
   印字する装置と、個々の郵便物が処理される時点でのレ
   ジスタ内の料金額を表わす数を夫々の郵便物に印字する
   装置と を備えたことを特徴とする複数の郵便物を処理する装置
   。 ２６、前記連番とレジスタ料金値数は１つの数として印
   字される特許請求の範囲第２５項記載の装置。 ２７、前記レジスタは加算レジスタである特許請求の範
   囲第２５項記載の装置。 ２８、前記レジスタは減算レジスタである特許請求の範
   囲第２７項記載の装置。 ２９、前記１つの数は前記連番と前記レジスタ料金値数
   の少くとも一方の省略数の組合せとして印字される特許
   請求の範囲第２７項記載の装置。 ３０、発送用に複数の郵便物を用意する装置と、 郵便物の数および所要の料金を含むステートメントシー
   トを用意する装置と、 ステートメントシートに固有の数を付す装置と、を備え
   たバッチとしての郵便の料金支払いの認証能力を与える
   ための装置。 ３１、前記固有の数はステートメントシートＩＤ番号と
   郵便物に関連した数の組合せである特許請求の範囲第３
   ０項記載の装置。 ３２、前記数は３２をベースとした印字システムからと
   り出される特許請求の範囲第３１項記載の装置。 ３３、前記数は１０をベースとした数値システム以外の
   数値システムからとり出される特許請求の範囲第３１項
   記載の装置。 ３４、料金支払い認証能力を与えるように料金値を記憶
   する料金値レジスタを有する料金会計装置により複数の
   郵便物を処理する装置において、発送のため複数の郵便
   物を処理する装置と、料金装置の連番と、処理された郵
   便物の数と、処理段階終了後の料金装置の加算レジスタ
   内の料金値を表わす数をステートメントシートに印字す
   る装置と を備えたことを特徴とする複数の郵便物を処理する装置
   。 ３５、前記料金レジスタは加算レジスタである特許請求
   の範囲第３４項記載の装置。 ３６、前記料金値レジスタは減算レジスタである特許請
   求の範囲第３４項記載の装置。 ３７、前記連番と料金値レジスタの料金値を表わす数を
   組合せ数として印字する装置を更に含む特許請求の範囲
   第３４項記載の装置。 ３８、前記連番と前記料金値内の料金値を表わす数の省
   略部分の組合せとして印字する装置を含む特許請求の範
   囲第３７項記載の装置。