JPS6225275A - ソ−ナ−におけるトラッキング方式 - Google Patents
ソ−ナ−におけるトラッキング方式Info
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- JPS6225275A JPS6225275A JP16507785A JP16507785A JPS6225275A JP S6225275 A JPS6225275 A JP S6225275A JP 16507785 A JP16507785 A JP 16507785A JP 16507785 A JP16507785 A JP 16507785A JP S6225275 A JPS6225275 A JP S6225275A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ソーナーにおける目標音源のトラッキング方
式に関するものである。
式に関するものである。
従来、ソーナーにおける目標音源のトラッキング方法の
一つとして、受波器アレイからの信号に対して待ち受け
ビーム・フォーマを用いて待ち受けビームを形成し、当
該待ち受けビーム出力のパワーの極大値を求め、当該極
大値方向のビーム出力に対し周波数分析等の分析を行な
い、目標音源からの信号が含まれるか否かの判定をし、
目標音源からの信号が含まれていると判断された方向で
の周辺の待ち受けビーム出力パワーに対して補間を行な
い、その最大値の方向を目標音源の推定方向として出力
し目標音源をトラッキングする方法がある。
一つとして、受波器アレイからの信号に対して待ち受け
ビーム・フォーマを用いて待ち受けビームを形成し、当
該待ち受けビーム出力のパワーの極大値を求め、当該極
大値方向のビーム出力に対し周波数分析等の分析を行な
い、目標音源からの信号が含まれるか否かの判定をし、
目標音源からの信号が含まれていると判断された方向で
の周辺の待ち受けビーム出力パワーに対して補間を行な
い、その最大値の方向を目標音源の推定方向として出力
し目標音源をトラッキングする方法がある。
第2図は前述のようなソーナーにおける目標音源のトラ
ッキング装置のブロック図である。同図において、10
は受波器アレイ、11+、l1g、・・・・・、11゜
・・・・、11には受波素子、20は待ち受(ナビーム
・)オーマ、21..21.、・・・・。
ッキング装置のブロック図である。同図において、10
は受波器アレイ、11+、l1g、・・・・・、11゜
・・・・、11には受波素子、20は待ち受(ナビーム
・)オーマ、21..21.、・・・・。
21゜・・・・、21には時間遅延補償器、22I。
223.・・・・、22.、・・・・、22には固定係
数フィルタ、23は加算器、30はパワー検出器、40
は極大点検出器、41は第1のマルチプレクサ、42は
分析処理器、43は判定類別器、44はビーム方向選定
器、50は第2のマルチプレクサ、51は補間器、52
は最大点検出器、60は出力端子である。また、cyn
(n=*1,2.・・・・、N)は前記待ち受けビーム
・フォー720が形成するN個のビームの主軸方向を表
わすベクトノ呟 5(an)はベクトルU方向の待ち受
けビーム出力信号、P(an)はan方向の待ち受けビ
ーム出力信号パワー、(1(j2=1.2.・・・・、
L)は前記極大点検出器で検出されたL個の極大値の方
向を示すベクトル且の中のL個のベクトノ呟 5(cx
j2)はベクトル1方向の待ち受けビームの出力信号、
aOは(o=1.2.・・・・。
数フィルタ、23は加算器、30はパワー検出器、40
は極大点検出器、41は第1のマルチプレクサ、42は
分析処理器、43は判定類別器、44はビーム方向選定
器、50は第2のマルチプレクサ、51は補間器、52
は最大点検出器、60は出力端子である。また、cyn
(n=*1,2.・・・・、N)は前記待ち受けビーム
・フォー720が形成するN個のビームの主軸方向を表
わすベクトノ呟 5(an)はベクトルU方向の待ち受
けビーム出力信号、P(an)はan方向の待ち受けビ
ーム出力信号パワー、(1(j2=1.2.・・・・、
L)は前記極大点検出器で検出されたL個の極大値の方
向を示すベクトル且の中のL個のベクトノ呟 5(cx
j2)はベクトル1方向の待ち受けビームの出力信号、
aOは(o=1.2.・・・・。
75)は前記ベクトル1方向の中で目標音源が存在する
と判断きれた方向を示す゛ベクトル、aom(o=1.
2.・・・・、O,m=1.2.・・・・。
と判断きれた方向を示す゛ベクトル、aom(o=1.
2.・・・・、O,m=1.2.・・・・。
M)は前記ベクトル旦方向を含み、前記ベクトルanの
中から選ばれる補間に必要なビーム出力信号パワーのビ
ーム主軸方向を示すベクトル、P(生エニ)はベクトル
α″6m方向の待ち受けビーム出力信号パワー、主は方
向を示す連続したベクトル値、Po(a)(o=1.z
、・・・・、o)は主1方向に関する前記補間器51の
出力信号、旦(o=1.2.・・・・、0)は前記出力
信号P6(璽)を最大とする方向ベクトル璽を示す。
中から選ばれる補間に必要なビーム出力信号パワーのビ
ーム主軸方向を示すベクトル、P(生エニ)はベクトル
α″6m方向の待ち受けビーム出力信号パワー、主は方
向を示す連続したベクトル値、Po(a)(o=1.z
、・・・・、o)は主1方向に関する前記補間器51の
出力信号、旦(o=1.2.・・・・、0)は前記出力
信号P6(璽)を最大とする方向ベクトル璽を示す。
第3図は前記受波器アレイ10を3次元アレイと仮定し
た場合の受波器アレイと目標方向に関する幾何学的な説
明図である。同図において、X。
た場合の受波器アレイと目標方向に関する幾何学的な説
明図である。同図において、X。
Y、Zは各々直交座標系の座標軸、6は該座標系の原点
、Tは目標方向、θX、θy、θ2は各々前記座標X、
Y、Zに関する目標方向Tの方向余弦角、llkは前記
受波器アレイ10の第に番目素子、Pkは該第に番目素
子の前記直角座標系における位置ベクトルである。
、Tは目標方向、θX、θy、θ2は各々前記座標X、
Y、Zに関する目標方向Tの方向余弦角、llkは前記
受波器アレイ10の第に番目素子、Pkは該第に番目素
子の前記直角座標系における位置ベクトルである。
第3図において、前記第に番目素子11にで受信される
信号は、原点Oで受信される信号を基準として τに=−啓1・且/C(k=1.2.・・・、K)
(1)の遅延を受ける。ただしCは信号の伝搬速度
、添字Tはベクトルの転置を示し、受波器アレイ10が
3次元アレイの場合は旦=〔αX、αy、αz)T、α
x=cosθX、αy=cosθy、αz=cosθZ
(2)である。
信号は、原点Oで受信される信号を基準として τに=−啓1・且/C(k=1.2.・・・、K)
(1)の遅延を受ける。ただしCは信号の伝搬速度
、添字Tはベクトルの転置を示し、受波器アレイ10が
3次元アレイの場合は旦=〔αX、αy、αz)T、α
x=cosθX、αy=cosθy、αz=cosθZ
(2)である。
受波器アレイ10の第に番目の受波素子11にで受信さ
れた信号は、前記第に番目遅延補償器21kにおいて、
待ち受けビームの主軸方向をU(n=1.2.・・・・
、N)とすると、Dk(Cln)=Pk1・(In/C
(k=1.2.−・、K、n=1.2、・・・・、N)
(3) の時間遅延補償を受け、希望する伝達特性を有する前記
第に番目の固定係数フィルタ22kを通した後、k=1
.2.・・・・、にの当該フィルタ出力信号は、前記加
算器23で加算され、N個の待ち受けビーム出力 5(an) (n=1.2.−、N)
(4)が待ち受けビーム・フォーマ20の出力信号と
して出力される。ただしN個の待ち受けビームの主軸方
向旦のきざみ幅Δ且=〔ΔαX、Δαy。
れた信号は、前記第に番目遅延補償器21kにおいて、
待ち受けビームの主軸方向をU(n=1.2.・・・・
、N)とすると、Dk(Cln)=Pk1・(In/C
(k=1.2.−・、K、n=1.2、・・・・、N)
(3) の時間遅延補償を受け、希望する伝達特性を有する前記
第に番目の固定係数フィルタ22kを通した後、k=1
.2.・・・・、にの当該フィルタ出力信号は、前記加
算器23で加算され、N個の待ち受けビーム出力 5(an) (n=1.2.−、N)
(4)が待ち受けビーム・フォーマ20の出力信号と
して出力される。ただしN個の待ち受けビームの主軸方
向旦のきざみ幅Δ且=〔ΔαX、Δαy。
Δαz)T、
ΔαX=ΔcosθX、△αy;ΔCO5θy、ΔαZ
=△cosθZは、アレイの開口すなわちX、Y、Z方
向のアレイ幅によって決まるナイキストきざみ幅(海洋
音響研究会;「海洋前’J」、P112〜113.19
84)以下にとられる。
=△cosθZは、アレイの開口すなわちX、Y、Z方
向のアレイ幅によって決まるナイキストきざみ幅(海洋
音響研究会;「海洋前’J」、P112〜113.19
84)以下にとられる。
前記パワー検出器30は、前記待ち受けビーム・フォー
マの出力信号5(an)のパワーP(a旦)を出力する
。前記極大点検出器40は目標音源からの信号の含まれ
ている可能性の高いP(a旦)の値の大きいL個の方向
を検出し、ベクトルC1eCf!=1.2 、・・・・
、L)として出力する。
マの出力信号5(an)のパワーP(a旦)を出力する
。前記極大点検出器40は目標音源からの信号の含まれ
ている可能性の高いP(a旦)の値の大きいL個の方向
を検出し、ベクトルC1eCf!=1.2 、・・・・
、L)として出力する。
第1のマルチプレクサ41はN個の待ち受けビーム出力
信号5(an工)の中から前記ベクトルミル方向のビー
ム出力信号を選択し、出力信号S(μmL)として出力
する。分析処理器42は前記出力信号5(al)に対し
て周波数分析等の処理を行い、判定類別器43で目標音
源からの信号が含まれているか否かが判定され、該判定
類別器43から目標音源が含まれているビームの主軸方
向U(o=1.2.・・・・、0)が出力される。ビー
ム方向選定器44は、1つのaO方向に関し補間に必要
な主軸方向以外を含む生1の中のM個の方向を選定し、
αom(o−1,2,−,0,m=1.2.・・・・、
M)として出力する。第2のマルチプレクサ50は、前
記パワー検出器30の出力であるパワーP(an)の中
から前記ビーム方向選定器44の出力αom方向の出力
P(αom)を選択し出力する。補間器51は、該出力
P(a工旦)に対して補間を行ない出力Po(α)を出
力する。前記最大点検出器52は前記各ατ丈方向つい
て出力PO((1)が最大となる方向焦を求7/さ、 め、該方向且を目標音源の真の方向Uとして出力端子6
0に出力する。なお、第2図の例では受波器アレイ10
を3次元アレイと仮定したが、受波器アレイ10が平面
アレイ、直線アレイであっても同様に扱うことができる
。
信号5(an工)の中から前記ベクトルミル方向のビー
ム出力信号を選択し、出力信号S(μmL)として出力
する。分析処理器42は前記出力信号5(al)に対し
て周波数分析等の処理を行い、判定類別器43で目標音
源からの信号が含まれているか否かが判定され、該判定
類別器43から目標音源が含まれているビームの主軸方
向U(o=1.2.・・・・、0)が出力される。ビー
ム方向選定器44は、1つのaO方向に関し補間に必要
な主軸方向以外を含む生1の中のM個の方向を選定し、
αom(o−1,2,−,0,m=1.2.・・・・、
M)として出力する。第2のマルチプレクサ50は、前
記パワー検出器30の出力であるパワーP(an)の中
から前記ビーム方向選定器44の出力αom方向の出力
P(αom)を選択し出力する。補間器51は、該出力
P(a工旦)に対して補間を行ない出力Po(α)を出
力する。前記最大点検出器52は前記各ατ丈方向つい
て出力PO((1)が最大となる方向焦を求7/さ、 め、該方向且を目標音源の真の方向Uとして出力端子6
0に出力する。なお、第2図の例では受波器アレイ10
を3次元アレイと仮定したが、受波器アレイ10が平面
アレイ、直線アレイであっても同様に扱うことができる
。
上記第2図に示す従来のトラッキング方式においては、
待ち受けビーム・フォーマとして、非適応的なビーム・
フォーマ(以下単に「待ち受けCBFJという)、また
は適応的なビーム・フォーマ(以下単に1待ち受けAB
F、という)が用いられている。
待ち受けビーム・フォーマとして、非適応的なビーム・
フォーマ(以下単に「待ち受けCBFJという)、また
は適応的なビーム・フォーマ(以下単に1待ち受けAB
F、という)が用いられている。
しかしながら上記の如く複数の目標音源をトラッキング
する必要があり、待ち受けビームを待ち受けCBFで形
成する場合、該目標音源がCBFのビーム幅より接近し
てしまうと、待ち受けCBFで構成するビーム数を増や
し、ビーム主軸方向の間隔を細くしても接近した目標音
源の分離はできず、精度の良いトラッキングができない
という欠点があった。
する必要があり、待ち受けビームを待ち受けCBFで形
成する場合、該目標音源がCBFのビーム幅より接近し
てしまうと、待ち受けCBFで構成するビーム数を増や
し、ビーム主軸方向の間隔を細くしても接近した目標音
源の分離はできず、精度の良いトラッキングができない
という欠点があった。
また、前記目標音源間の受信レベルに大きな差がある場
合、待ち受けCBFの出力を用いると、該目標音源の方
向がある程度接近すると弱いレベルの目標が強いレベル
の目標によってマクスされ、両者の分離ができないとい
う欠点があった。
合、待ち受けCBFの出力を用いると、該目標音源の方
向がある程度接近すると弱いレベルの目標が強いレベル
の目標によってマクスされ、両者の分離ができないとい
う欠点があった。
これは弱くレベルの目標音源方向のビームのサイドロー
ブに前記強いレベルの目標音源の信号が干渉波として入
り込むために生じるものである。
ブに前記強いレベルの目標音源の信号が干渉波として入
り込むために生じるものである。
一方、待ち受けビームを待ち受けABFで構成し、接近
した複数の目標音源をトラッキングする場合、ABFで
はビームの主軸方向以外の方向から到来する信号は雑音
とみなし除去するので、待ち受けABFのビーム数を多
くし、ビーム主軸方向の間隔を細くすれば該接近した目
標音源の分離は可能であり、又、サイドローブからの強
いレベルの信号のもれ込みが小さくなるため、前記レベ
ル差のある目標音源も分離可能となか、前記フィルタ2
21〜22にの伝達特性を適応的に変化させる必要があ
るため、当該フィルタ22.には一般にディジタル・フ
ィ′ルタが用いられ、当該フィルタ22にの次数をJと
すると、各更新時刻毎にI(I=KXJ)個の係数を変
化させる必要があり、前記待ち受けABFにおいて各更
新時刻毎にNXI個の係数の算出が必要となる。このた
め待ち受けビーム数N及び可変係数の数工の増加に比例
して単位時間当りの処理量が増大し、実時間処理を実現
するためにはハードウェア規模が増大するという欠点が
あった。
した複数の目標音源をトラッキングする場合、ABFで
はビームの主軸方向以外の方向から到来する信号は雑音
とみなし除去するので、待ち受けABFのビーム数を多
くし、ビーム主軸方向の間隔を細くすれば該接近した目
標音源の分離は可能であり、又、サイドローブからの強
いレベルの信号のもれ込みが小さくなるため、前記レベ
ル差のある目標音源も分離可能となか、前記フィルタ2
21〜22にの伝達特性を適応的に変化させる必要があ
るため、当該フィルタ22.には一般にディジタル・フ
ィ′ルタが用いられ、当該フィルタ22にの次数をJと
すると、各更新時刻毎にI(I=KXJ)個の係数を変
化させる必要があり、前記待ち受けABFにおいて各更
新時刻毎にNXI個の係数の算出が必要となる。このた
め待ち受けビーム数N及び可変係数の数工の増加に比例
して単位時間当りの処理量が増大し、実時間処理を実現
するためにはハードウェア規模が増大するという欠点が
あった。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、上記問題点
を除去し待ち受けABFで形成するビーム数を極力制限
し、ビーム・フォーミングに必要な処理量を大幅に増加
させることなく、接近した複数の目標音源が分解でき、
即ち方位の推定ができ同時に推定精度を高くできるソー
ナーにおけるトラッキング方式を提供することにある。
を除去し待ち受けABFで形成するビーム数を極力制限
し、ビーム・フォーミングに必要な処理量を大幅に増加
させることなく、接近した複数の目標音源が分解でき、
即ち方位の推定ができ同時に推定精度を高くできるソー
ナーにおけるトラッキング方式を提供することにある。
上記問題点を解決するため本発明は、目標音源からの信
号を受波器プレイで受信し、該受波器アレイの出力信号
に対してビーム・フォーマにより待ち受けビームを形成
し、該待ち受けビーム出力信号を用いて前記目標音源を
トラッキングするソーナーシステムにおいて、複数の目
標音源をトラッキングし、該目標音源の方位が接近した
場合に待ち受けビームを待ち受けCBFで形成し、該待
ち受けCBFのビーム出力を用いて接近した複数目標音
源のおおよその方向を求め、該方向周辺に接近した複数
目標音源の分離に必要な方位間隔で信号対雑音比S/N
(S:ビーム主軸方向信号パワー、N:ビーム主軸方向
以外の方向から信号パワー)の高い適応ビーム・フォー
マ(以下ABFという)でビームを形成し、該ビーム出
力信号を用いて、前記接近した目標音源を方位分解し、
トラッキングするように構成したものである。
号を受波器プレイで受信し、該受波器アレイの出力信号
に対してビーム・フォーマにより待ち受けビームを形成
し、該待ち受けビーム出力信号を用いて前記目標音源を
トラッキングするソーナーシステムにおいて、複数の目
標音源をトラッキングし、該目標音源の方位が接近した
場合に待ち受けビームを待ち受けCBFで形成し、該待
ち受けCBFのビーム出力を用いて接近した複数目標音
源のおおよその方向を求め、該方向周辺に接近した複数
目標音源の分離に必要な方位間隔で信号対雑音比S/N
(S:ビーム主軸方向信号パワー、N:ビーム主軸方向
以外の方向から信号パワー)の高い適応ビーム・フォー
マ(以下ABFという)でビームを形成し、該ビーム出
力信号を用いて、前記接近した目標音源を方位分解し、
トラッキングするように構成したものである。
上記の如く構成することにより、複数の目標音源をトラ
ッキングし、該目標音源が接近した場合、待ち受けCB
Fでおおよその該目標音源の方向を得、該目標音源方位
の情報を用いて接近した目標音源の方位分解に必要な最
小限の方向のみ信号対雑音比S/Nが高く方位分解能の
良いABFでビームを形成し、該ABFのビーム出力信
号を用いて該複数目標音源の方位の推定をし、トラッキ
ングを行なうようにするので、待ち受けCBFのビーム
出力からでは分解不可能だった接近した複数の目標音源
が分解でき、トラッキングが可能となる。
ッキングし、該目標音源が接近した場合、待ち受けCB
Fでおおよその該目標音源の方向を得、該目標音源方位
の情報を用いて接近した目標音源の方位分解に必要な最
小限の方向のみ信号対雑音比S/Nが高く方位分解能の
良いABFでビームを形成し、該ABFのビーム出力信
号を用いて該複数目標音源の方位の推定をし、トラッキ
ングを行なうようにするので、待ち受けCBFのビーム
出力からでは分解不可能だった接近した複数の目標音源
が分解でき、トラッキングが可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図を用いて説明する。
同図において、第2図と同一符号を付した部分は同−又
は相当部分を示す。3工は第2のパワー検出器、70は
ABF、71+、71!、・・・・、715.・・・・
、71には第2の時間遅延補償器、7211721、・
・・・、72.、・・・・、72には可変係数フィルタ
、73は第2の加算器、74は係数算出器である。また
、Sa(αo m)はαom方向のABF70のビーム
出力信号r P a (a 。
は相当部分を示す。3工は第2のパワー検出器、70は
ABF、71+、71!、・・・・、715.・・・・
、71には第2の時間遅延補償器、7211721、・
・・・、72.、・・・・、72には可変係数フィルタ
、73は第2の加算器、74は係数算出器である。また
、Sa(αo m)はαom方向のABF70のビーム
出力信号r P a (a 。
!!りはビーム主軸がα5m方向の時のビーム出力信号
のパワー、Pao(a)はビーム出力パワーPa(αo
m)を補間して得られる信号パワー、αa6はパワーp
ao(且)が最大となる信号の方向焦の値であり、本実
施例での目標音源の推定方位である。
のパワー、Pao(a)はビーム出力パワーPa(αo
m)を補間して得られる信号パワー、αa6はパワーp
ao(且)が最大となる信号の方向焦の値であり、本実
施例での目標音源の推定方位である。
、第1図において、ビーム方向選定器44は前記判定類
別器43で選ばれた目標音源のおおよその方向魚Iの情
報に基づいて、該各方向璽」−の近傍において補間計算
に用いるM個のビーム方向旦m(o=1.2.−、O,
m=1.2.−。
別器43で選ばれた目標音源のおおよその方向魚Iの情
報に基づいて、該各方向璽」−の近傍において補間計算
に用いるM個のビーム方向旦m(o=1.2.−、O,
m=1.2.−。
M)を決め、前記ABF70の第2の時間遅延補償器7
1.〜71Kに出力する。第2の時間遅延補償器71+
〜71に前記第1の時間遅延補償器21、〜21にと同
様に、前記ビーム方向選定器44で与えられる各Uに関
しM個の方向αomに対応した時間遅延補償を前記受波
素子111〜11にの出力信号に対して施す。可変係数
フィルタ72.〜72には、第2の時間遅延補償器71
1〜71Kにより時間遅延補償した後の信号を通過させ
る適応型のフィルタであり、前記固定係数フィルタ22
.〜22にと同程度の次数を有する。該可変係数フィル
タ72.〜72にの各係数は、前記係数算出器74で算
出され逐次更新される。前記第2の時間遅延補償器71
.〜71Kが前記ABF70で構成するビーム方向αδ
m(。
1.〜71Kに出力する。第2の時間遅延補償器71+
〜71に前記第1の時間遅延補償器21、〜21にと同
様に、前記ビーム方向選定器44で与えられる各Uに関
しM個の方向αomに対応した時間遅延補償を前記受波
素子111〜11にの出力信号に対して施す。可変係数
フィルタ72.〜72には、第2の時間遅延補償器71
1〜71Kにより時間遅延補償した後の信号を通過させ
る適応型のフィルタであり、前記固定係数フィルタ22
.〜22にと同程度の次数を有する。該可変係数フィル
タ72.〜72にの各係数は、前記係数算出器74で算
出され逐次更新される。前記第2の時間遅延補償器71
.〜71Kが前記ABF70で構成するビーム方向αδ
m(。
=1 、2−、0 、 m=1 、2 、 ・−・−、
M)の1つの方向αomに対応する遅延量を発生ずるた
びに、該可変係数フィルタ72.〜72にの出力は前記
第2の加算器73で加算され、ビーム方向久omのAB
F70のビーム出力信号5a(a。
M)の1つの方向αomに対応する遅延量を発生ずるた
びに、該可変係数フィルタ72.〜72にの出力は前記
第2の加算器73で加算され、ビーム方向久omのAB
F70のビーム出力信号5a(a。
工)が出力される。1つのα0の方向に関し該動作を前
記m=1.2.・・・・9Mの各α5mに対して繰り返
すことにより、M個のABF70の出力信号Sa(ct
om)(o=1.2.−.0.m=1.2.・・・・、
M)を得る。第2のパワー検出器31は、ABF70の
出力信号のパワーを各α6m方向に対して求めパワーP
a(α6m)(o=1 、2 、++・+、 0.m=
1 、2 、・−、M)として出力する。
記m=1.2.・・・・9Mの各α5mに対して繰り返
すことにより、M個のABF70の出力信号Sa(ct
om)(o=1.2.−.0.m=1.2.・・・・、
M)を得る。第2のパワー検出器31は、ABF70の
出力信号のパワーを各α6m方向に対して求めパワーP
a(α6m)(o=1 、2 、++・+、 0.m=
1 、2 、・−、M)として出力する。
前記補間器51は第2図の補間器51と同様に該第2の
パワー検出器31の出力Pa(α″?5m)(d=1,
2.・・・・、σ、m=1.2.−−−−。
パワー検出器31の出力Pa(α″?5m)(d=1,
2.・・・・、σ、m=1.2.−−−−。
M)を用いて連続な方向主の領域において補間計算を行
い、各亘方向に関する補間信号Paσ(焦)(万=1.
2.・・・・、O)を出力する。最大点検出器52は、
第2図の最大点検出器52と同様補間信号Pa(a)が
最大となる方向焦を求め、該焦を目標音源の方向の真の
推定方向αa。
い、各亘方向に関する補間信号Paσ(焦)(万=1.
2.・・・・、O)を出力する。最大点検出器52は、
第2図の最大点検出器52と同様補間信号Pa(a)が
最大となる方向焦を求め、該焦を目標音源の方向の真の
推定方向αa。
として出力端子60に出力する。
なお、前記ABF70の可変係数フィルタ721〜72
にの各係数を算出する前記係数算出器74は、該可変係
数フィルタ72.〜72にの各係数を、前記各出力信号
Sa(aom)のS/Nを最大とするように前記各方向
αom(o=1+2、・−・−,0,m=1.2.−−
−、M)に対して算出する。すなわち、前記各可変係数
フィルタ7=KXJ)個の係数を算出することになる。
にの各係数を算出する前記係数算出器74は、該可変係
数フィルタ72.〜72にの各係数を、前記各出力信号
Sa(aom)のS/Nを最大とするように前記各方向
αom(o=1+2、・−・−,0,m=1.2.−−
−、M)に対して算出する。すなわち、前記各可変係数
フィルタ7=KXJ)個の係数を算出することになる。
前記信号対雑音比、即ちS/N比を最大化するように可
変係数フィルタ72.〜72にの係数を適応的に更新す
る方法としては、例えば、ABF70の出力信号S o
a (arm )のパワーを最小とするようなLMS
アルゴリズム(B、 Widrow etal、 :
Adaptive No1se Cancelli
ng Pr1nciples andApplic
ations、 Proc、 IEEE、 63(19
75)、 P1692〜1716)に基づく方法などが
用いられる。
変係数フィルタ72.〜72にの係数を適応的に更新す
る方法としては、例えば、ABF70の出力信号S o
a (arm )のパワーを最小とするようなLMS
アルゴリズム(B、 Widrow etal、 :
Adaptive No1se Cancelli
ng Pr1nciples andApplic
ations、 Proc、 IEEE、 63(19
75)、 P1692〜1716)に基づく方法などが
用いられる。
また、ABF70としては、第1図の例で示す構成と異
なる方式(例えば、L、 J、 GRIFFITH5,
: AnAlternative Approach
to Linearly Con5tr−ai
ned Adaptive Beamformin
g、 IEEE、 Irans。
なる方式(例えば、L、 J、 GRIFFITH5,
: AnAlternative Approach
to Linearly Con5tr−ai
ned Adaptive Beamformin
g、 IEEE、 Irans。
Antennas & Propag、 30−1
.1982. P27〜34)も用いられる。
.1982. P27〜34)も用いられる。
以上、説明したように本発明によれば、複数の目標音源
をトラッキングし、該目標音源が接近した場合、待ち受
けCBFでおおよその目標音源の方位情報を得、該目標
音源の方位情報を用いて、該接近した目標音源の方向分
解に必要最小源の方向にのみ信号対雑音比S/Nが高く
方位分解能の良いABFで略ビームを形成し、該ABF
のピーように待ち受けABFを形成する程ビーム・フォ
ーミングに必要な処理量を大幅に増加させることなく、
すなわち各更新時割当り、NXI個の係数算出数をδX
MX I個に減することができ、待ち受けCBFのビー
ム出力からでは分解不可能であった接近した複数の目標
音源が分解可能となり、その方向推定ができ、トラッキ
ングが可能となる。また、単独の目標音源のトラッキン
グに用いれば、待ち受けCBFで形成するビーム間隔よ
り細かい方向にS/Nの高いABFでビームを作るので
精度の高い方向推定が可能となる等の効果が得られる。
をトラッキングし、該目標音源が接近した場合、待ち受
けCBFでおおよその目標音源の方位情報を得、該目標
音源の方位情報を用いて、該接近した目標音源の方向分
解に必要最小源の方向にのみ信号対雑音比S/Nが高く
方位分解能の良いABFで略ビームを形成し、該ABF
のピーように待ち受けABFを形成する程ビーム・フォ
ーミングに必要な処理量を大幅に増加させることなく、
すなわち各更新時割当り、NXI個の係数算出数をδX
MX I個に減することができ、待ち受けCBFのビー
ム出力からでは分解不可能であった接近した複数の目標
音源が分解可能となり、その方向推定ができ、トラッキ
ングが可能となる。また、単独の目標音源のトラッキン
グに用いれば、待ち受けCBFで形成するビーム間隔よ
り細かい方向にS/Nの高いABFでビームを作るので
精度の高い方向推定が可能となる等の効果が得られる。
第1図は本発明に係るソーナーにおけるトラキング方式
のシステム構成を示すブロック図、第2図は従来のソー
ナーにおけるトラッキング方式のシステム構成を示すブ
ロック図、第3図は受波器アレイと目標音源方位に関す
る幾何学的説明図である。 図中、10・・・・受波器アレイ、11.〜11K・・
・・受波素子、20・・・・待ち受けビーム・フォーマ
、21.〜21K・・・・第1の時間遅延補償器、22
、〜22K・・・・固定係数フィルタ、23・・・・加
算器、30・・・・第1のパワー検出器、31・・・・
第2のパワー検出器、40・・・・極大点検出器、41
・・・・第1のマルチプレクサ、42・・・・分析処理
器、43・・・・判定類別器、44・・・・ビーム方向
選定器、50・・・・第2のマルチプレクサ、51・・
・・補間器、52・・・・最大点検出器、60・・・・
出力端子、70・・・・ABF、711〜71K・・・
・第2の時間遅延補償器、721〜72K・・・・可変
フィルタ、73・・・・第2の加算器、74・・・・係
数算出器。
のシステム構成を示すブロック図、第2図は従来のソー
ナーにおけるトラッキング方式のシステム構成を示すブ
ロック図、第3図は受波器アレイと目標音源方位に関す
る幾何学的説明図である。 図中、10・・・・受波器アレイ、11.〜11K・・
・・受波素子、20・・・・待ち受けビーム・フォーマ
、21.〜21K・・・・第1の時間遅延補償器、22
、〜22K・・・・固定係数フィルタ、23・・・・加
算器、30・・・・第1のパワー検出器、31・・・・
第2のパワー検出器、40・・・・極大点検出器、41
・・・・第1のマルチプレクサ、42・・・・分析処理
器、43・・・・判定類別器、44・・・・ビーム方向
選定器、50・・・・第2のマルチプレクサ、51・・
・・補間器、52・・・・最大点検出器、60・・・・
出力端子、70・・・・ABF、711〜71K・・・
・第2の時間遅延補償器、721〜72K・・・・可変
フィルタ、73・・・・第2の加算器、74・・・・係
数算出器。
Claims (1)
- 目標音源からの信号を受波器アレイで受信し、該受波器
アレイの出力信号に対してビーム・フォーマにより待ち
受けビームを形成し、当該待ち受けビーム出力信号を用
いて前記目標音源をトラッキングするソーナーシステム
において、複数の目標音源をトラッキングし、該目標音
源の方位が接近した場合、指定する方向にビームを作る
適応的なビーム・フォーマを用い、前記待ち受けビーム
を構成する非適応的なビーム・フォーマでのビーム出力
から前記接近した目標音源のおおよその方位を求め、前
記指定する方向として該方位の情報を用いて、該目標の
分解に必要な該目標方位周辺の方向を選び、該方向に前
記適応的なビーム・フォーマでビームを形成し、該ビー
ム出力を用いて前記接近した目標音源の方位を推定する
ことを特徴とするソーナーにおけるトラッキング方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16507785A JPS6225275A (ja) | 1985-07-26 | 1985-07-26 | ソ−ナ−におけるトラッキング方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16507785A JPS6225275A (ja) | 1985-07-26 | 1985-07-26 | ソ−ナ−におけるトラッキング方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6225275A true JPS6225275A (ja) | 1987-02-03 |
JPH0465994B2 JPH0465994B2 (ja) | 1992-10-21 |
Family
ID=15805430
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16507785A Granted JPS6225275A (ja) | 1985-07-26 | 1985-07-26 | ソ−ナ−におけるトラッキング方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6225275A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0373878A (ja) * | 1989-05-12 | 1991-03-28 | Oki Electric Ind Co Ltd | 船舶位置標定装置 |
CN112269179A (zh) * | 2020-09-30 | 2021-01-26 | 中国船舶重工集团公司七五0试验场 | 一种低噪声目标的空域高分辨检测方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6088165B2 (ja) * | 2012-07-04 | 2017-03-01 | 古野電気株式会社 | 探知装置、探知方法及び探知プログラム |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60147202A (ja) * | 1984-01-10 | 1985-08-03 | Nitto Electric Ind Co Ltd | 流体分離装置 |
-
1985
- 1985-07-26 JP JP16507785A patent/JPS6225275A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60147202A (ja) * | 1984-01-10 | 1985-08-03 | Nitto Electric Ind Co Ltd | 流体分離装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0373878A (ja) * | 1989-05-12 | 1991-03-28 | Oki Electric Ind Co Ltd | 船舶位置標定装置 |
CN112269179A (zh) * | 2020-09-30 | 2021-01-26 | 中国船舶重工集团公司七五0试验场 | 一种低噪声目标的空域高分辨检测方法 |
CN112269179B (zh) * | 2020-09-30 | 2023-10-27 | 中国船舶重工集团公司七五0试验场 | 一种低噪声目标的空域高分辨检测方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0465994B2 (ja) | 1992-10-21 |
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