JPS62252071A - 即用式鉛蓄電池の製造法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、即用式鉛蓄電池の製造法に関し、殊に、液口
を密封する工程に関する。

従来の技術 即用式鉛蓄電池は、極板が光電された状態で組立てられ
てあり、電解液を注入すると直ちに使用可能となる電池
である。電解液を注入して便用するときまで、即用性能
を維持するため（二は、保存中に負極板が酸化されない
ようにする必要がある。負極板の酸化を防止するために
、従来は、電池組立後液口にアルミ箔テープを熱溶着し
て液口を密封し、電池内へ外部の空気が流入しないよう
にしている。

発明が解決しようとする問題点 しかし、上記方法においては、液口を密封復電池内に残
っている酸素が負極板と反応し、負極板活物質である鉛
が酸化鉛（：変化する。これ１：よって、電池内が減圧
になり、蓄電池電槽がへこむという問題があった。

本発明は、液口な密封復電池内が減圧となって電槽がへ
こむことを防止する即用式鉛蓄電池の製造法を提供する
ものである。

問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明は、鉛蓄電池の液口
に接続する配管を減圧ポンプと不活性ガス供給ボンベに
二者択一的に接続する。前記配管を液口に接続し、まず
減圧ポンプで電池友 内を減圧にした後、今卑は不活性ガス供給ボンベから電
池内に不活性ガスを流入させる工程を少なくとも１回行
なった後、液口な密封するものである。

作用 本発明は、電池内を減圧にした後不活性ガスを流入させ
る工程を行なうので、電池内の空気は不活性ガスに効率
よく入れ替わる。その後、液口を密封するので、“電池
内１咀ば酸素がほとんど存在して＄５らず、従って、負
極板活物貰である鉛の酸化鉛への変化は起こらず、電池
内の減圧による電槽のへこみを防止できる。

実施例 次に１本発明の実施例を説明する。

鉛蓄電池１の液口２に、圧接治具３を介して配管４を接
続する。第１図の鉛蓄電池ｌは６セルを有し、配管４は
各セルに分岐している。配管４は、切換弁５を介して減
圧ポンプ６と窒素等の不活性ガス供給ボンベ７に接続す
る。

まず、圧接治具３を液口２（二押しつけ、切換弁５を減
圧ポンプ６ｇ１ｌＩにして鉛蓄電池１内の空気を吸引す
る。電池内の減圧度は一１５０ｍＨｆ程度である。次に
、切換弁５をボンベ７側にし、＋　１５０　ｗａｆｔ程
度の圧力で電池内に不活性ガスを流入させる。この操作
は少な（とも１回行なえばよいが、数回繰逗子ことによ
り、電池内の空気は殆んどが不活性ガスと入れ替わる。

この操作を行なった後、従来と同様に、液口２をアルミ
箔テープの溶岩により密封する。

発明の効果 上述のように本発明は、電池内の空気を不活性ガスと入
れ替えてから電池の密封をするので、保存中に負極板の
活物質が酸化されることはなく、電池内の減圧（；よる
電槽のへこみを防止することができる。電池内に不活性
ガスを満た子方法として、電池を不活性ガスで満たされ
た密閉空間１：導入する方法が考えられるが、このよう
な方法では装置が大きくなると共に不活性ガスも多量に
必要とし、電池内の空気が不活性ガスと入れ替わるの１
＝も長時間を要する。しかし、本発明は、電池内を減圧
にし不活性ガスを流入させるという操作を行なうので、
不活性ガスの量は少量で済み、入れ替えが短時１間で行
なわれる点、七の工業的価値は極めて大なるものである
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に８いて電池内の空気と不活性ガスの入
れ替えの一実施例を示す説明図である。 ｌ　ｔｌ鉛蓄電池、２は液口、４は配管、５は切換弁、
６は減圧ポンプ、７は不活性ガス供給ボンベ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 鉛蓄電池の液口に接続する配管を減圧ポンプと不活性ガ
   ス供給ボンベに二者択一的に接続し、前記配管を液口に
   接続して電池内を減圧にした後不活性ガスを電池内に流
   入させる工程を少なくとも１回行なった後液口を密封す
   ることを特徴とする即用式鉛蓄電池の製造法。