JPS622507A - 油入電器 - Google Patents

油入電器

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Publication number
JPS622507A
JPS622507A JP14116985A JP14116985A JPS622507A JP S622507 A JPS622507 A JP S622507A JP 14116985 A JP14116985 A JP 14116985A JP 14116985 A JP14116985 A JP 14116985A JP S622507 A JPS622507 A JP S622507A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
heat
insulating oil
heat pipes
oil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14116985A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Kawaguchi
川口 滋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP14116985A priority Critical patent/JPS622507A/ja
Publication of JPS622507A publication Critical patent/JPS622507A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Housings And Mounting Of Transformers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野1 本発明は油入変圧器のごとき油入i器に関するもので、
特にヒートパイプを利用した冷却装置の改良に関する。
[発明の技術的背景とその問題点] 油入変圧器のごとき油入電器においてはその運転中にタ
ンク内に収納された機器本体が熱を発生する。このため
この種油入電器には機器本体の冷却を目的とした冷却装
置が付設されている。油入電器における従来の冷却装置
は機器本体と共にタンク内に収納された絶縁油を配管を
通してタンク外部に付設された冷却装置に導き、この冷
却装置内において機器本体の発熱により加熱された絶縁
油と冷却水との間で熱交換を行い、冷却された絶縁油を
再びタンク内にもどすようにしている。しかしながら、
このような従来の冷却装置にあっては、冷却装置自体が
タンクとは別置になっておりかなり大形であるためこれ
を支える架台が必要となり、据付スペースの増大と現地
据付工期の長期化、組立、輸送が困難である等の欠点が
あった。
また絶縁油と冷却水との熱交換は絶縁油の循環途中に絶
縁油と接するように設けられた冷却管表面での顕熱によ
る熱交換であるため冷却効果が期待した程得られず、油
入N器の損失増大をもたらせていた。(例えば社団法人
、日本機械学会発行「伝熱工学資料」改定第3版、P1
93)[発明の目的] 本発明は以上の欠点を除去し、据付スペースを縮少し、
短期間で現地組立が行え、組立、輸送が容易で、且つ冷
却効果を向上させて損失の低減を計った油入電器を提供
することを目的とする。
[発明の概要コ 本発明は以上の目的を達成するために、油入電器のタン
ク側壁にヒートパイプを取り付け、このヒートパイプの
一端をタンク内の絶縁油中に、他端をタンク外側面に取
り付けた補強ビーム中に配置し、補強ビームの内部に冷
却水を循環させることにより加熱された絶縁油の熱をヒ
ートパイプを介して蒸発潜熱の形で熱移動させ機器本体
を冷却させるようにしたことを特徴とするものである。
[発明の実施例] 以下本発明の一実施例を図面を参照して説明する。第1
図は油入変圧器の例を示したもので、図において1は変
圧器のタンクで内部に鉄心2、巻13等から成る機器本
体を収納している。また、このタンク1内には絶縁と冷
却を目的とした絶縁油4が収納されている。5はタンク
1の外側面に取り付けられた補強ビームであり、この補
強ビーム5は内部が空洞に形成され、配管5a 、5b
により空洞内に冷却水7が循環されるようになっている
。8は複数本のヒートパイプであってタンク1の側壁を
油密に貫通して一端(蒸発部)8aがタンク1の絶縁油
4中に、他端(凝縮部>8bが補強ビーム5内の冷却水
7中に夫々配置されている。そして補強ビーム5内にお
いてはヒートパイプ8間に位置するように複数個の整流
板9が補強ビーム5の対向内面に交互に取り付けられ冷
却水7の流れがジグザグ状となるようにしている。
10は巻線3とヒートパイプ8の蒸発部8aとの間をし
ヤ閉するじゃ閉板で、このしやへい板10によってタン
ク3内の絶縁油は矢印で示すようにヒートパイプ8の蒸
発部8aと十分に接して対流循環する。
次に上記構成の油入変圧器の作用、効果について説明す
る。タンク1内で機器本体が発熱するとその熱により絶
縁油4が加熱される。絶縁油4はタンク1内でヒートパ
イプ8の蒸発部8aと接しているので加熱された絶縁油
4の熱はこのヒートパイプ8によって熱移動され補強ビ
ーム5内の冷却水7により冷却される。このヒートパイ
プ8による冷却作用は既に一般的に知られたものである
が、絶縁油4の熱を受けたヒートパイプ8は蒸発部8a
と凝縮部8bとではその周囲温度に温度差が生じる。こ
の場合ヒートパイプ8を特定の条件で設計しておけば蒸
発部8aでは絶縁油4の熱によりヒートパイプ8内の作
動流体が蒸発し、凝縮部8bでは冷却水7により冷却さ
れ作動流体が凝縮する。従って絶縁油4の熱はヒートパ
イプ8内の作動流体の蒸発潜熱の形で運ばれ冷却される
補強ビーム5内では下部の配管6bから流入した冷却水
7が整流板9によりジグザグ状に流れヒートパイプ8を
冷却しながら上昇し、上部の配管6aから流出し外部の
冷却litにより冷却され再び循環される。一方、タン
ク1内では冷却された絶縁油4はしヤへい板10とタン
ク1内面との間隙を流下し機器本体の下部から再び上昇
して機器本体の冷Wを行い、再び加熱された油がしやへ
い板10とタンク1内面との間でヒートパイプ8により
冷却され、図示矢印のごとく自然対流を行う。
このような構成の油入変圧器であると、補強ビーム4内
に冷却水7を循環させて冷却器としているため従来のよ
うに特別の架台等を必要とせず据付スペースの縮少化が
計れ、また補強ビーム4は工場で組立てたまま輸送でき
るので現地据付工期が短縮化し、組立、輸送が容易とな
る。更にヒートパイプ8を用いているために外部から仕
事を加えることなく蒸発潜熱の形で熱移動されるので従
来の冷却装置のような顕熱による熱移動に比べ運ばれる
熱量が数桁大きいため補強ビーム4内のような狭い空間
においても従来以上に冷却効果が向上する。更にまた絶
縁油4はタンク1内において冷却されるのでタンク1外
へ導き出すための配管類が不要となり油漏れ等の事故が
減少する。またじゃへい板10を設けることによりタン
ク1内において絶縁油4の自然対流が行われより冷却効
果が向上する。
なお、上記実施例では補強ビーム4を縦に配置した例を
示したが第2図に示すように補強ビーム4を横に配置す
るようにしても本発明は実施し得る。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば機器本体を絶縁油と共に収
納したタンク側壁にヒートパイプを取り。
付け、このヒートパイプの一端をタンク内の絶縁油中に
、他端をタンク外側面に取り付けた補強ビーム中に配置
し、補強ビーム内部に冷却水を循環させるようにしたの
で絶縁油の熱をヒートパイプを介して蒸発潜熱の形で熱
移動させ、よって据付スペースを縮少し、短期間で現地
組立が行え、組立、輸送が容易で、且つ冷却効果を向上
させて損失の低減を計った油入電器を得ることができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図は本発
明の他の実施例を示す側面図である。 1・・・タンク、2・・・鉄心、3・・・巻線、4・・
・絶縁油、5・・・補強ビーム、6a、5b・・・配管
、7・・・冷却水、8・・・ヒートパイプ、9・・・整
流板、10・・・しやへい板。 ・

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)機器本体を絶縁油と共に収納するタンクと、この
    タンクの外側面に取り付けられ内部に冷却水が循環され
    る補強ビームと、一端が前記タンク内に収納された絶縁
    油中に、他端が補強ビーム内の冷却水中に配置されるよ
    うにタンク側壁に油密に取り付けられたヒートパイプと
    なら成る油入電器。
  2. (2)タンク内の機器本体とヒートパイプとの間にしゃ
    へい板を設けたことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の油入機器。
JP14116985A 1985-06-27 1985-06-27 油入電器 Pending JPS622507A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14116985A JPS622507A (ja) 1985-06-27 1985-06-27 油入電器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14116985A JPS622507A (ja) 1985-06-27 1985-06-27 油入電器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS622507A true JPS622507A (ja) 1987-01-08

Family

ID=15285739

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14116985A Pending JPS622507A (ja) 1985-06-27 1985-06-27 油入電器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS622507A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008043389A1 (de) * 2006-10-06 2008-04-17 Siemens Transformers Austria Gmbh & Co Kg Transformator für meeresströmungskraftwerk
JP2013185992A (ja) * 2012-03-08 2013-09-19 Toshiba Corp 使用済燃料貯蔵プール冷却システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008043389A1 (de) * 2006-10-06 2008-04-17 Siemens Transformers Austria Gmbh & Co Kg Transformator für meeresströmungskraftwerk
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