JPS62250294A - 製紙用シーム付プレスフエルト - Google Patents

製紙用シーム付プレスフエルト

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Publication number
JPS62250294A
JPS62250294A JP9570886A JP9570886A JPS62250294A JP S62250294 A JPS62250294 A JP S62250294A JP 9570886 A JP9570886 A JP 9570886A JP 9570886 A JP9570886 A JP 9570886A JP S62250294 A JPS62250294 A JP S62250294A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
felt
loops
base fabric
joining
locking member
Prior art date
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Pending
Application number
JP9570886A
Other languages
English (en)
Inventor
高野 房子
多田 千佳子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Felt Co Ltd
Original Assignee
Nippon Felt Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Felt Co Ltd filed Critical Nippon Felt Co Ltd
Priority to JP9570886A priority Critical patent/JPS62250294A/ja
Publication of JPS62250294A publication Critical patent/JPS62250294A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野1 本発明のフェルトは、製紙機械で紙を製造する工程で湿
紙から水分を搾水する、プレスパートに使用されるプレ
スフェルトに関する。
[従来の技術1 製紙機械のプレスパートに使用されるフェルトは、湿紙
とフェルトを重ね、プレスロールで加圧して湿紙から水
分を搾水する性質と湿紙を次の工程に高速で移送するコ
ンベアの性能とを具備しなければならない。プレスロー
ルでフェルトと湿紙を加圧する時の圧力は最近の大型高
速製紙機械では150〜20ONIF/catに達する
のでフェルトの厚さの不均一性や密度の不均一な部分が
存在すると、それに対応して紙は水分斑や厚さ斑が発生
し、フェルトマークと称されるマークを紙に発生させ紙
の機能性を低下させ商゛品価値も低下させることになる
。又、製紙機械のプレスロールの振動トラブルの原因に
もなる。
そこで、プレスフェルトは、エンドレス状に製造するこ
とによって継目をなくし、耐久性と表面の平滑性、厚さ
、密度等の均一性を高めるようにしてきた。
しかし、エンドレス状のプレスフェル1−を製紙機械に
掛は入れるには、製紙機械のロール類を片持ち可能とし
、掛は入れ時にはロール類を片持ちにしては域側部より
プレスフェルトを掛は入れしなければならないことにな
り、製紙機械の機械的強度をかなり大きく設計する必要
があった・また、重量が100〜400 Kgにもなる
ため、このような重量のフェルトを多数のロールを装置
した製紙機械のプレスパートに掛は入れる作業は容易で
なく、数時間に及ぶ製紙機械の停機が必要となり、更に
5〜6人の労力も必要であった。
この製紙機械の停機時間を減少さぜることと、書入作業
の労力を減少させるために、エンドレスでなく非環状の
フェルトの両端にループを作成し、製紙機械上でエンド
レスに加工する試みが近年ではなされていることは特開
昭59−112091号公報等でも示されている。しか
し、これらの製紙機械上で芯線をループに通してエンド
レスとするシーム付プレスフェルトは、製紙機械へフェ
ルトを掛は入れする際に、先ず、フェルト基布両端のル
ープを互いに突きあわせ、該突き合わせた両端のループ
の中に芯線を挿入することにより基布をエンドレスとす
るが、幅のある@吊物であるフェルトの小さいループを
突き合わせることは精密な作業となり、困難な作業とな
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
非環状のプレスフェルトを、製紙機械に掛は入れるとき
に、プレスフェルトの両端に設けであるループを、該ル
ープの中心が一直線上になるように互いに突き会わせて
、嵌合し、ループ内に芯線を通すことによりフェルト両
端を結合するが、上記フェルト両端のループを互いに嵌
合する作業をおこなうときに、フェルト両端が互いに自
由状態であると精密な作業が行ないにくい。
そこで、本発明は、フェルト端の接合作業を行なうにつ
いて、フェルト端部が自由状態で位置を変動することを
防止し、かつ、精密なループ同志の接合を容易にするた
め、ループ同志の接合前に、あらかじめ仮にフェルトを
環状に接合し、ループ同志の付き合わせ及びループ内へ
の心材の挿入を容易に行なえるようにすることを目的と
する。
〔問題点を解決するための手段] 非環状に製織され、その両端を接合することによって環状とされるシーム付プレスフェルトであって、前記接合前のフェルト両端の裏面に、ファスナー等の係止部材を取り付けた係止部材担持体よりなる仮接合部材を取り付け、前記フェルト両端の係止部材は互いに接合可能とした・〔作  用〕
非環状のフェルトを接合し、エンドレス状とする際に、
フェルト裏面両端に係止部材担持体により取り付けたフ
ァスナー等の係止部材を互いに係止し、フェルト基布を
あらかじめ仮にエンドレス状に接合し、次にフェルト端
部のシーム部の接合を行なう。即ち、基布両端部のルー
プを各ループの中心が一致するよう突き合わせ、そのル
ープ内に芯線を挿通することにより、基布を接合する。
その後、係止部材を解放し、フェルトから係止部材担持
体を取り外す。
(実施例] 本発明を、基布1とmytiバット層2とをニードルパ
ンチにより一体となしたプレスフェルト10に実施した
例に基ずき図面と共に次に説明する。
プレスフェルト10は、基布1とa維バット層2とを一
体となしたニードルフェルトであって、基布1は、製紙
機械に掛は入れてから、基布1の両端を結合するための
結合構造が設けられている。
即ち、基布1は両端の耳部11,11−に緯糸3でルー
プ4,4′を構成する。ループ4,4′内には経糸3が
耳糸として位置しているが、後述するフェルト接合時に
はこれを抜き去り、ループ4,4′に空隙部6,6−を
形成する。フェルト接合時には、前記緯糸3で作成され
た両耳部11.11−のループ4.4′を、その中心が
一致するよう、第2図に示すように互いに突き合ぜ、芯
115を前記突き合わせた両ループ4.4−の中に基布
1の幅全体にわたって挿入することにより基布1をエン
ドレスとすることができるようにし、かつ芯線5の両側
の緯糸ループ4.4−内に残っている空隙部6,6−に
は充填糸7,7−を前記芯線5と同様基布1の幅全体に
わたって挿入し、フェルト継目の基層の厚さ、密度を均
一化させている。上記基布1の表面にニードルパンチし
た繊維バット層2はフェルト10の進行方向(矢印A)
で見て継目の後方Rから基布1との接面Fまで斜め前方
に、かつ、基布端の一方のループ4は露出し、他端のル
ープ4′ハ1111iIt11ハツトw!J2ノフラッ
フ18テ覆ワれた状態になるように切断する。フラップ
18を構成する繊維バット層2の切断面9はプレスフェ
ルト10が製紙義士でエンドレス化され、所要のテンシ
ョンでストレッチされた時に、繊維バット囮2の他端の
切断面8とちょうど合致するような形状に切断されてい
る。
そして、上記基布1のループ結合手段による基布の接合
前に、仮に基布1を接合することにより、上記ループ結
合手段による基布1の接合工程を容易にするための、仮
接合部材12を基布両端に設ける。即ち、非環状に¥[
された基布1の側端に近く、かつ、基布端縁に緯糸によ
り形成されたループ4の列を含むシーム部13に並行し
て、係止部材担持体14としてテープ状の布を取り付け
たもので、係止部材担持体14のシーム部13に遠い側
の側縁15を基布1に縫着等適宜手段で取り付ける。こ
れにより係止部材担持体14のシーム部13に近い側の
端縁は自由状態となる。この部分に係止部材としてスラ
イドファスナー16を取り付ける。基布1の他側端も同
様に仮接合部材12−を設ける。
各部材12.12−の詳細は、両側共同−なので、仮接
合部材12−の各部分は仮接合部材12の符号に−を付
して説明を省略する。
係止部材としてスライドファスナー16の他に第6図第
7図に示す如くベルベットファスナー17を用いること
も、或いは図示を省略したが、フックを用いることもで
きる。
仮接合部材12の他の例を第8図に示す。この実施例は
、係止部材担持体14を紐或いはテープ状として、係止
部材担持体14をフェルト10の端縁から直角に岐出し
、その先端にベルベットファスナー17を取り付ける。
本発明プレスフェルトを接合する場合、次の如くして行
なう。
先ず、非環状としたプレスフェルト10を製紙機械に掛
は入れ、仮接合手段12.12’を突き合わせる。
仮接合手段12,12°の係止部材としてスライドファ
スナー16が用いられているときは、スライドファスナ
ー1Gの端部を正確に合わせ、スライダーを走らせるこ
とにより仮接合手段12,12°を接合する。
これにより、フェルト10の端部は第9図に示す如く両
端が突き合わされることになり、かつ、フェルト10は
仮に無端状に接合されることになり、フェルト端部の緯
糸ループ4,4−は容易にその位置を正確に両ループ4
.4′の中心を一致させて突き合わされることになる。
そこで両ループ4゜4−内に芯線5を挿入しく第2図)
、その両側の隙間6,6′に充填系7,7−を挿入しく
第3図)、接合を終了する。
上記の接合において、フェルト両端のなす角A(第9図
)が90度よりも小さくなるように、係止部材担持体1
4の幅りを設定することが望ましく、角Aが90度より
大きいとシーム部13のフラップ18が邪魔になり芯線
5を通しにくくなる。
接合が終了したら、スライドファスナー16等の係止部
材を解き、係止部材担持体14を基布1からほどき取り
去る。
第6図乃至第8図に示すベルベットファスナー17を係
止部材とした場合は、仮接合時のフェルト両端の接合は
、両端のベルベットファスナー17を重ねるだけで良い
から迅速に作業が行なえる。
〔発明の効果〕
本発明のシーム付プレスフェルトは、非環状状態で製紙
機械に掛は入れた後に、仮接合部材でフェルト両端を仮
接合することができるために、シーム部のループを付き
合わせ芯線を該ループに挿入するときに、フェルト両端
はほぼ固定状態とすることができ、ループの突き合わせ
が正確に行なえる。特に係合部材にフライドファスナー
を用いれば、スライドファスナーの噛み合いとループの
突き合わせのピッチを選択することにより極めて正確に
、かつ容易に接合の操作が行なえる。また、ベルベット
ファスナーを用いれば、仮接合時、ベルベットファスナ
ーのフックとループとを単に面で圧接すれば良いから、
仮接合が極めて迅速容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はシーlい付フェルトの緯糸方向の断面図。 第2図は芯線を通しエンドレス状としたシーム付フェル
トの断面図、第3図は充填糸を挿入したシーム付フェル
トの断面図、第4図は仮接合前の緯糸方向の側面図、第
5図はその裏面図、第6図は他の実施例の緯糸方向の側
面図、第7図はその裏面図、第8図は更に他の実施例の
裏面図、第9図は接合状態の側面図である。 1・・・基布、 2・・・繊維バット層、 3・・・緯
糸、4.4′・・・ループ、  5・・・芯線、6.6
−・・・空隙部、  7・・・フラップ、8.9・・・
切断面、   10・・・プレスフェルト、11、11
−・・・耳部、      12・・・仮接合部材、1
3・・・シーム部、    14・・・係止部材担持体
、15・・・側縁、    16・・・スライドファス
ナー、17・・・ベルベットファスナー、 第  2  図 第  4  図 第  5  図 /4”   /≠ 第  8  図 第  9   図 ヒーL−一←−L−,1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ファスナー等の係止部材を係止部材担持体に取り付
    けてなる仮接合部材を、フェルト両端縁の裏面に取り付
    けてなり、前記フェルト両端の係止部材は互いに接合可
    能としたことを特徴とする製紙用シーム付プレスフェル
    ト。 2、係止部材は、スライドファスナーである特許請求の
    範囲第1項記載の製紙用シーム付プレスフェルト。 3、係止部材はベルベットファスナーである特許請求の
    範囲第1項記載の製紙用シーム付プレスフェルト。
JP9570886A 1986-04-24 1986-04-24 製紙用シーム付プレスフエルト Pending JPS62250294A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9570886A JPS62250294A (ja) 1986-04-24 1986-04-24 製紙用シーム付プレスフエルト

Applications Claiming Priority (1)

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JP9570886A JPS62250294A (ja) 1986-04-24 1986-04-24 製紙用シーム付プレスフエルト

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Publication Number Publication Date
JPS62250294A true JPS62250294A (ja) 1987-10-31

Family

ID=14145002

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9570886A Pending JPS62250294A (ja) 1986-04-24 1986-04-24 製紙用シーム付プレスフエルト

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016069776A (ja) * 2014-10-01 2016-05-09 日本フエルト株式会社 シームフェルトの接合構造、接合方法及び接合用治具

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4035872A (en) * 1975-01-07 1977-07-19 Jwi Ltd. Method of closing fabric seams
DE2623437A1 (de) * 1976-05-25 1977-12-08 Jwi Ltd Nahtverbindung fuer breite und schwere gewebe

Patent Citations (2)

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