JPS6224989Y2 - - Google Patents

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JPS6224989Y2
JPS6224989Y2 JP1981009772U JP977281U JPS6224989Y2 JP S6224989 Y2 JPS6224989 Y2 JP S6224989Y2 JP 1981009772 U JP1981009772 U JP 1981009772U JP 977281 U JP977281 U JP 977281U JP S6224989 Y2 JPS6224989 Y2 JP S6224989Y2
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circuit
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squelch
signal
gate circuit
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【考案の詳細な説明】 本考案はFM復調器において入力信号が著しく
低下し、信号対雑音比が劣化したときに復調信号
を断にするスケルチ回路に関する。
FMによる無線信号伝送においてはフエージン
グやその他の原因で受信機の入力電力が刻々と変
化し、それに応じてFM復調器の出力に現われる
雑音量が変化する。特に受信信号電圧の尖頭値が
雑音信号のそれより小さくなつたとき、いわゆる
スレシヨルドレベル以下になつたとき、FM復調
器から出力される雑音量は急激に増大する。その
ためFM受信機においては受信信号入力レベルが
所定の値より小さくなつたときに、FM復調器か
ら出力される信号を断にするためのスケルチ回路
を設けることが望まれる。
スケルチ回路を設ける方法としては第1図のよ
うな構成が考えられる。
第1図において1はリミタ、2,3,4はイン
バータ、5はトランジスタ6は抵抗、7はコンデ
ンサ、8はNANDゲート回路、9はローパスフイ
ルタ10はスケルチスイツチ、11はスケルチ制
御回路、21はFM波入力端子、22は復調信号
出力端子である。
図において受信機の入力レベルが所定値以下に
なつたとき、スケルチ制御回路11がスケルチス
イツチ10に制御信号を発し、スケルチスイツチ
10により、復調信号を断にせしめ、復調信号端
子22より多量の雑音が出力されるのを防いでい
る。
スケルチスイツチ10は、一般にリレー回路ま
たはトランジスタによるスイツチ回路が採用され
ている。しかしながらリレー回路の場合それを駆
動するためにかなりの電流を必要とし、またリレ
ー自体の体積も比較的に大きいため、消費電力の
低減小型化には適さない欠点があつた。一方トラ
ンジスタによるスイツチ回路ではON抵抗を少さ
くしかつトランジスタースイツチより発生する歪
を少なくするためには、スイツチを構成するトラ
ンジスターに大電流を流す必要がある。従つて消
費電力が大きくなり、又スイツチ駆動回路の構成
も複雑になるという欠点があつた。
本考案の目的は上記欠点に鑑みてなされたもの
で、簡単な回路で完全に動作させるスケルチ回路
を提供することにある。
以下図面に基き本考案を詳細に説明する。第2
図は本考案の実施例である。図において1,3,
4,5,6,7,8,9,21,22は第1図で
説明したものと同一である。12はNANDゲート
回路、13はスケルチ制御回路である。
図において端子21に加えられたFM波信号は
リミタ1で振幅成分を圧縮された後NANDゲート
回路12に加えられる。NANDゲート回路12及
び8、インバータ回路3及び4、トランジスタ
5、抵抗6、コンデンサ7は積分型ワンシヨツト
マルチバイブレータを構成している。回路3〜7
はある一定時間のパルスを発生する遅延回路であ
る。ここでスケルチ制御回路13はNANDゲート
回路12の入力端子に対し高レベルを印加してい
るものとする。この条件の下ではNANDゲート回
路12はリミタ1からの信号に対してはインバー
タ回路として動作し、リミタ1から出力された
FM波信号を方形波に波形成形して出力し、イン
バータ回路3、抵抗6、NANDゲート回路8へ信
号を供給する。
抵抗6及びコンデンサ7はワンシヨツトマルチ
バイブレータのパルス幅を制御する積分回路であ
つてNANDゲート回路12より供給された信号電
圧は抵抗6を介してコンデンサ7に蓄えられる。
一方、インバータ回路3及びトランジスタ5は
コンデンサ7に蓄えられた電荷を放電する放電回
路を構成する。
NANDゲート回路12から出力されるパルス信
号が低レベルのときインバータ回路3の出力は高
レベルとなりこの電圧がトランジスタ5のベース
電極に印加される為トランジスタ5のコレクタと
エミツタ間が導通する。このためコンデンサ7の
両端に蓄えられた電荷はトランジスタ5を通つて
急速に放電し、上記コンデンサ7の両端電圧は零
になる。このためインバータ回路4の出力は高レ
ベルとなり、この信号がNANDゲート8の一方の
入力に加えられる。しかしNANDゲート回路12
の出力は低レベルであり、この信号がNANDゲー
ト回路8の他方の入力に加えられているため
NANDゲート回路8の出力は高レベルとなる。し
たがつてリミタ1の出力電圧が高レベルのときは
ワンシヨツトマルチバイブレータの出力、すなわ
ちNANDゲート回路8の出力電圧は高レベルを保
持する。
次にリミタ1の出力信号が高レベルから低レベ
ルに変化したとき、NANDゲート回路12の出力
電圧は低レベルから高レベルへ変化する。この高
レベルの電圧はインバータ3の入力、抵抗6及び
NANDゲート8の一方の端子に加えられる。この
時点でインバータ3の出力電圧は高レベルから低
レベルへ反転しトランジスタ5が非導通となる。
したがつて抵抗6を通りコンデンサ7へ充電電流
が流れコンデンサ7の両端電圧は抵抗6の抵抗値
とコンデンサ7の容量値の積からなる時定数に応
じて上昇する。この電圧がインバータ4に加えら
れている為インバータ4の出力電圧はほぼ時定数
に相当する時間分遅れて高レベルから低レベルに
変化する。この電圧はNANDゲート回路8の一方
の入力に加えられておりまた他方の入力端子は
NANDゲート回路12から直接信号が印加されて
おり、したがつてNANDゲート8の出力はリミタ
1の出力電圧が高レベルから低レベルになつた瞬
間に低レベルになり、その瞬間からほぼ抵抗6と
コンデンサ7の時定数に相当する時間後高レベル
になる。
したがつてこのワンシヨツトマルチバイブレー
タはリミタ1の出力電圧が高レベルから低レベル
になつた時のみ低レベルのパルスを出力し、その
パルスの時間幅は内部の抵抗及びコンデンサから
なる時定数のみに依存しFM信号周波数に無関係
な一定値となる。
以上のワンシヨツトマルチバイブレータの動作
によりFM信号の周波数が変調信号に応じて高く
なつたとき上記ワンシヨツトマルチバイブレータ
の出力電圧が高レベルにある時間が小さくなり、
逆にFM信号周波数が低くなつたときは高レベル
にある時間が大きくなる。
ローパスフイルタ9の通過帯域をFM信号の変
調信号帯域の上限値に設定し、FM信号周波数成
分を阻止するよう設定しておくとローパスフイル
タの出力電圧はマルチバイブレータの出力電圧の
平均値が現われ結局ローパスフイルタの出力には
FM信号の周波数の瞬時値の増減に比例した電
圧、すなわち復調信号が得られる。次にスケルチ
制御回路13から低レベルに相当する電圧が出力
されたときNANDゲート12はリミタ1から送ら
れたFM波信号に関係なく高レベル電圧を出力す
る。このため当該ワンシヨツトマルチバイブレー
タは動作しなくなり、端子22から復調信号は現
われなくなる。
したがつて、入力FM波レベルが所定の値より
高いとき、スケルチ制御回路13が高レベルを出
力し、所定の値より低くなつたとき低レベルを出
力するように設定しておけば、NANDゲート回路
12はスケルチスイツチとしての動作を行うこと
になる。
以上第2図のようにワンシヨツトマルチバイブ
レータの入力ゲートに当るNANDゲート回路12
にスケルチ制御回路13を接続した場合について
説明したが、NANDゲート回路8を3入力NAND
ゲートに置換え、その入力ゲートの一つをスケル
チ制御回路に接続し、入力FM波電力が所定のレ
ベル以下にあつたときスケルチ制御回路が低レベ
ルを発するようにすれば同様のスケルチ動作を行
うことができる。
その他、本マルチバイブレータの前後にバツフ
ア等を目的とするゲート回路を設け、その入力ゲ
ートの一つをスケルチ制御回路に接続するなどの
方法でもスケルチ回路を構成できることは明らか
である。以上のようにゲート回路の入力ゲートの
一つをスケルチ制御回路で制御することにより、
スケルチ回路を構成できる。
本考案によれば簡単な回路で確実に動作するス
ケルチ回路が実現できる。
またスケルチスイツチとして特別な素子を必要
としないため小型化が可能であり、さらに一般に
ICによる論理回路はゲートにほとんど駆動電流
を必要としないのでスケルチ制御回路に電流駆動
回路が不要となり、スケルチ制御回路の電流消費
量を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の方法を示すブロツク図、第2図
は本考案の実施例を示すブロツク図である。図に
おいて、 1……リミタ、2,3,4……インバータ、5
……トランジスタ、6……抵抗、7……コンデン
サ、8,12……NANDゲート回路、9……ロー
パスフイルタ、10……スケルチスイツチ回路、
11……スケルチ制御回路、13……スケルチ制
御回路、21……FM波入力端子、22……復調
出力端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. FM波を復調するFM復調器が、リミタと;前
    記リミタの出力に接続された第1の入力端子を有
    しFM波入力信号波形成形の為の第1のゲート回
    路、前記第1のゲート回路の出力パルスに応答し
    て一定時間のパルスを発生せしめる遅延回路およ
    び前記第1のゲート回路の出力と前記遅延回路の
    出力に応答する第2のゲート回路よりなるワンシ
    ヨツトマルチバイブレータ回路と;前記ワンシヨ
    ツトバイブレータ回路の出力に接続されたローパ
    スフイルタ回路とから構成され、前記第1のゲー
    ト回路の第2の入力端子に、FM波受信入力電力
    が低下したときスケルチを作動させるためのスケ
    ルチ制御回路を接続したスケルチ回路。
JP1981009772U 1981-01-27 1981-01-27 Expired JPS6224989Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1981009772U JPS6224989Y2 (ja) 1981-01-27 1981-01-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981009772U JPS6224989Y2 (ja) 1981-01-27 1981-01-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57122947U JPS57122947U (ja) 1982-07-31
JPS6224989Y2 true JPS6224989Y2 (ja) 1987-06-26

Family

ID=29807885

Family Applications (1)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5318123A (en) * 1972-06-19 1978-02-20 Sargent Industries Refuse storing apparatus

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5318123A (en) * 1972-06-19 1978-02-20 Sargent Industries Refuse storing apparatus

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JPS57122947U (ja) 1982-07-31

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