JPS6224988Y2 - - Google Patents

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JPS6224988Y2
JPS6224988Y2 JP7092580U JP7092580U JPS6224988Y2 JP S6224988 Y2 JPS6224988 Y2 JP S6224988Y2 JP 7092580 U JP7092580 U JP 7092580U JP 7092580 U JP7092580 U JP 7092580U JP S6224988 Y2 JPS6224988 Y2 JP S6224988Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は継電器で構成された分周回路、特に電
話交換機の信号装置に使用される分周回路に関す
るものである。
電話交換機に使用される信号には、発信音(所
謂、ダイヤルトーン)、話中音(所謂、ビジート
ーン)、呼出信号(所謂、リンギングトーン)及
び呼出音(所謂、リングバツクトーン)等があ
る。そして通常、発信音には120INT(INTは1
分間の断続回数を表わす記号)で接時間(電流が
流れている時間)と断時間(電流が流れていない
時間)の比率が等しい信号が使用され、話中音に
は60INTで接時間と断時間の比率が等しい信号が
使用され、また呼出信号及び呼出音には20INTで
接時間と断時間の比率が1対2の信号が使用され
る。
これらの信号は基本となる信号を分周すること
によつて得られる。すなわち120INTの信号を基
本信号とし、この基本信号を1/2に分周して
60INTの信号を得、更に1/3に分周して20INTの
信号を得ている。
電話交換機に使用される信号装置は通常継電器
を主体として構成されており、当該分周回路も通
常継電器で構成される。
60INTの信号はその接時間対断時間が1対1で
あるため120INTの信号を単に1/2に分周するだけ
で得られ、比較的簡単な回路構成で達成できるが
60INTの信号から20INTの信号を得るためには1/
3の分周回路という比較的困難な分周作動を必要
とし(一般に1/2の累乗の分周作動は1/2の分周回
路を縦列に接続することで達成でき比較的簡単で
あるが、それ以外の分周作動は比較的むづかし
い。)更に接時間対断時間を1対2にする必要か
ら複雑な回路構成となる。
従来の分周回路は、まず2個の継電器で1/2の
分周回路を構成し、当該継電器の一方の接点の断
続で順次動作が移送される複数の継電器(具体的
には20INTの信号を得る場合は5個の継電器)の
作動によつて20INTの信号を得るようにしていた
が、この従来の回路構成によると1/3の分周回路
に要する継電器の数が5個必要になり、また作動
の移送回路を構成するために必要な回り込み防止
用ダイオードも多数必要となり、コスト高及び広
い部品実装スペースを要することによる装置の大
形化の原因となる欠点があつた。
本考案は上記従来の欠点を解消するためになさ
れたものであり、特に1/3の分周回路を構成する
継電器の数を出来るだけ少なくした分周回路を提
供することを目的とする。
以下、第1図及び第2図によつて本考案の実施
例を説明する。
第1図は本考案の実施例の回路図、第2図は第
1図に示す実施例の動作図である。
第1図に於いて、STは起動用継電器、Pは基
本信号(通常120INTの断続信号)の受信用継電
器、A及びBは1/2分周用継電器、C,D及びE
は1/3分周用継電器、D0,D1は回り込み防止用ダ
イオード、Eは電源である。尚、上記各継電器の
接点は当該継電器を指称する記号の小文字で示さ
れ、接点信号の右肩上の数字は同一継電器の接点
相互間の区別を示している。
起動用継電器STの動作で当該分周回路が起動
された後、継電器Pによつて基本信号が受信さ
れ、当該継電器Pの断続がその接点P0によつて1/
2分周回路に伝達される。1/2分周回路は継電器A
及びBによつて構成されており、当該継電器A及
びBは上記接点P0の断続周期の2倍の周期で夫々
断続し、これによつて上記基本信号はまず1/2に
分周される。上記継電器A及びBの断続はその接
点a1,a2及びb1によつて1/3分周回路に伝達され
る。すなわち、1/3分周回路は継電器C,D及び
Eで構成されており、当該継電器C,D及びびE
は上記接点a1,a2及びb1の断続周期の3倍の周期
で夫々断続し、上記1/2分周回路から出力される
信号はここで更に1/3に分周され、この結果上記
基本信号は1/6に分周されたことになる。
以上の動作を各継電器の作動を追いながら詳細
に説明する。尚、以下の説明は第2図を参照する
と理解し易い。
当該分周回路は他の回路、例えば各トランクよ
り起動信号(地気)が継電器STに送出されて起
動される。
すなわち、起動信号により継電器STが動作
し、その接点at0が閉じて基本信号、今の場合
120INT信号の伝達経路が形成される。
120INT信号は当該実施例の場合外部から供給
され、当該120INT信号の断続周期に従つて継電
器Pが動作及び復旧を繰り返す。120INT信号の
接時間と断時間の比は当該実施例の場合、1対1
であるから上記継電器Pが動作している時間は
0.25秒、復旧している時間は0.25秒である。
継電器Pの最初の動作でその接点p0が切換わ
り、また起動時に接点st1が閉じているので、以
下の経路により継電器Aが動作する。
地気−接点st1−接点p0−接点b0 −継電器A−電池…(1) 継電器Aが動作するとその接点a2が切換わりま
た起動時に接点st2が閉じているので、以下の経
路で継電器Cが動作する。
地気−接点st2−接点a2−接点e1 −接点d0−継電器C−電池…(2) 継電器Pの最初の復旧で、その接点p0が元に戻
り、また上記継電器Aの動作で接点a0が閉じてい
るので、以下の経路によつて継電器Bが動作す
る。
地気−接点st1−接点a0−接点p0 −ダイオードD1−継電器B−電池…(3) 接点p0が元に戻り、上記継電器Bが動作したこ
とにより接点b0が切換わることによつて上記経路
(1)が消滅するが、継電器Aは閉じている自己接点
a0を経由する以下の経路で引続き動作している。
地気−接点st1−接点a0−接点p0 −ダイオードD0−継電器A−電池…(4) 継電器Pの2回目の動作で接点p0が再び切換わ
り上記経路(4)が消滅し、また接点b0が切換わつて
いるので接点p0が再び切換つても上記経路(1)が再
び形成されることはなく、継電器Aが復旧する。
継電器Aが復旧すると接点a2が元に戻り上記経路
(2)が消滅するが、当該継電器Aの接点a1が閉じる
ことにより継電器Cは自己接点c0を介した以下の
経路によつて引続き動作している。
地気−接点st2−接点a1−接点c0 −継電器C−電池…(5) また、継電器Aが復旧することによつて接点a0
が開き上記経路(3)が消滅するが、接点p0が切換わ
つていることにより継電器Bは自己接点b0を介し
た以下の経路によつて引続き動作している。
地気−接点st1−接点p0−接点b0 −継電器B−電池…(6) 継電器Pの2回目の復旧で接点p0が元に戻つて
上記経路(6)が消滅し、また接点a0が開いているの
で接点p0が元に戻つても上記経路(3)が形成される
ことはなく、継電器Bが復旧する。
継電器Bが復旧すると接点b1が元に戻り、また
継電器Cが動作していることによつて接点c1が切
換つているので以下の経路によつて継電器Dが動
作する。
地気−接点st2−接点a2−接点b1 −接点c1−継電器D−電池…(7) 継電器Pの3回目の動作で接点p0が切換わると
前記継電器Pの1回目の動作のときと同様にして
継電器Aが再び動作する。この継電器Aの動作に
よつて接点a1が開き上記経路(5)が消滅して継電器
Cが復旧する。
継電器Cが復旧し接点c1が元に戻つて上記経路
(7)が消滅しても継電器Dは閉じている自己接点d1
を介した以下の経路で引続き動作している。
地気−接点st2−接点e0−接点d1 −継電器D−電池…(8) 継電器Pの3回目の復旧で接点p0が元に戻ると
前記継電器Pの1回目の復旧のときと同様にして
継電器Aは引続き動作をつつけ継電器Bが動作す
る。
継電器Pの4回目の動作及び復旧で前記継電器
Pの2回目の動作及び復旧のときと同様にして継
電器Aが復旧し、続いて継電器Bが復旧する。
このとき継電器Dが動作しており、その接点d2
が閉じているので上記継電器A及がBの復旧によ
つて接点a2及び接点b1が元に戻り、以下の経路で
継電器Eが動作する。
地気−接点st2−接点a2−接点b1−接点c1 −接点d2−継電器E−電池…(9) 継電器Eが動作したことによりその接点e0が開
き上記経路(8)が消滅するが、継電器Aが復旧し、
その接点a1が閉じたことによつて継電器Dは以下
の経路で引続き動作している。
地気−接点st2−接点a1−接点c0−接点d1 −継電器D−電池…(10) 継電器Pの5回目の動作及び復旧で前記継電器
Pの1回目の動作及び復旧のときと同様にして継
電器Aが動作し、続いて継電器Bが動作する。
継電器Aの動作で接点a1が開いて上記経路10
が消滅し、継電器Dが復旧する。
継電器Dが復旧すると接点d2が開き、上記経路
9が消滅するが継電器Eは自己接点e1が切換わつ
ていることと継電器Aの動作によつて接点a2が切
換つていることにより以下の経路で引続き動作し
ている。
地気−接点st2−接点a2−接点e1 −継電器E−電池…(11) 継電器Pの6回目の動作及び復旧で前記継電器
Pの2回目の動作及び復旧のときと同様に継電器
Aが復旧し、続いて継電器Bが復旧する。
継電器Aが復旧したとき、その接点a2が元に戻
つて上記経路(11)が消滅するが未だ継電器Bが動作
していることにより以下の経路が形成され継電器
Eは引続き動作しつづける。
地気−接点st2−接点a2−接点b1−接点e1 −継電器E−電池…(12) 続いて継電器Bが復旧すると接点b1が元に戻つ
て上記経路(12)が消滅し、継電器Eが復旧する。
継電器Eが復旧したことにより継電器A乃至E
は全て復旧し、起動用継電器STが動作している
限り継電器Pの7回目の動作から再び動作が繰り
返される。
第2図から明らかなように上記作動によつて継
電器C及びEの作動周期は継電器Pの作動周期の
6倍となつている。すなわち当該継電器C又はE
の接点によつて基本信号である120INT信号を1/6
に分周した20INT信号が得られる。実施例では継
電器Cの接点c2によつて20INT信号を送出するよ
うにしている。また20INT信号の接時間(地気送
出時間)と断時間の比が1対2になつており所期
の20INT信号を得ている。
起動信号が断となり継電器STが復旧するとそ
の接点st0,st1及びst2が開き、継電器Pへの
120INT信号(基本信号)の供給が断たれ、また
1/2分周回路及び1/3分周回路への地気も断たれ
る。従つて当該1/2分周回路及び1/3分周回路の作
動がどの段階にあろうともそれ等を構成する継電
器は全て復旧するので当該分周回路が再び起動さ
れるとその作動は上記した当初から開始される。
以上、詳細に説明したように本考案によれば従
来に比較して1/3分周回路を構成する継電器数ば
極めて少なく(5分の3になる。)、また回り込み
防止用のダイオードも必要としないで構成できる
ため装置の小形化及びコスト低減に寄与し、本考
案は顕著な効果を有するものである。
尚、実施例では基本信号は外部から当該分周回
路に供給されるようにしているが当該分周回路内
に基本信号の発生回路を含ませるような構成にし
てもよく、このような実施態様も本考案の要旨に
含まれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る分周回路の回路
図、第2図はその動作図である。 主な記号、ST……起動用継電器、P……基本
信号受信用継電器、A,B……1/2分周用継電
器、C,D,E……1/3分周用継電器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一定周期の基本信号で駆動される継電器Pの断
    続動作を、次に示す継電器A,B,C,D及びE
    の動作によつて分周し、上記継電器C又はEの接
    点によつて上記基本信号の周期の6倍の周期を有
    する信号を得るようにしたことを特徴とする分周
    回路。 継電器A: 継電器Pのメーク接点P0及び継電器Bのブレ
    ーク接点b0が直列に接続されてなる動作経路
    と、自己のメーク接点a0及び継電器Pのブレー
    ク接点P0が直列に接続されてなる保持経路を有
    する、 継電器B: 継電器Pのブレーク接点P0及び継電器Aのメ
    ーク接点a0が直列に接続されてなる動作経路
    と、自己のメーク接点b0及び継電器Pのメーク
    接点P0が直列に接続されてなる保持経路を有す
    る、 継電器C: 継電器Aのメーク接点a2、継電器Dのブレー
    ク接点d0及び継電器Eのブレーク接点e1が直列
    に接続されてなる動作経路と、自己のメーク接
    点C0及び継電器Aのブレーク接点a1が直列に接
    続されてなる保持経路を有する、 継電器D: 継電器Aのブレーク接点a2、継電器Bのブレ
    ーク接点b1及び継電器Cのメーク接点c1が直列
    に接続されてなる動作経路と、自己のメーク接
    点d1、継電器Aのブレーク接点a1及び継電器C
    のブレーク接点c0が直列に接続され、かつ上記
    継電器Aのブレーク接点a1と上記継電器Cのブ
    レーク接点c0の直列接続個所に継電器Eのブレ
    ーク接点e0が並列に接続されてなる保持経路を
    有する、 継電器E: 継電器Aのブレーク接点a2、継電器Bのブレ
    ーク接点b1、継電器Cのブレーク接点c1及び継
    電器Dのメーク接点d2が直列に接続されてなる
    動作経路と、自己のメーク接点e1、継電器Aの
    ブレーク接点a2及び継電器Bのメーク接点b1
    直列に接続され、かつ上記継電器Aのブレーク
    接点a2と上記継電器Bのメーク接点b1の直列接
    続個所に継電器Aのメーク接点a2が並列に接続
    されてなる保持経路を有する、
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