JPS6224956Y2 - - Google Patents

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JPS6224956Y2
JPS6224956Y2 JP1980010300U JP1030080U JPS6224956Y2 JP S6224956 Y2 JPS6224956 Y2 JP S6224956Y2 JP 1980010300 U JP1980010300 U JP 1980010300U JP 1030080 U JP1030080 U JP 1030080U JP S6224956 Y2 JPS6224956 Y2 JP S6224956Y2
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JP
Japan
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heating chamber
fan
cooked
food
tipper
Prior art date
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JP1980010300U
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JPS56114096U (ja
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  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、赤外線検出器により被調理物の温度
を検出して高周波出力を制御する高周波加熱装置
の改良に関する。
近年、被調理物の温度を赤外線検出器(以下、
単に検出器と称す。)を用いて検出する方法がと
られているが、第1図に示すように被調理物1か
ら放射された赤外線をチヨツパ3で断続し、検出
器2でその量を検出し、その信号を制御回路4に
送り、マグネトロン5と電源6の間に介在するス
イツチ7を前記制御回路4で操作して行なつてい
る。
しかし、スタラフアン8を使用した高周波加熱
装置においては、スタラフアン8の形状が第2図
に示すようにかく拌翼8aを有する羽根状のもの
であり、前記チヨツパ3とこのスタラフアン8が
独立して、たとえば図中矢印で示す方向に回転し
た場合、チヨツパ3の回転とは別にスタラフアン
8の回転によつても開口9がふさがれ赤外線がし
や断される場合がある。そのような場合、チヨツ
パ3が開口9をふさいでいない時でも前記開口9
を通して被調理物1から放射された赤外線が検出
されず、検出器2はスタラフアン8の表面温度を
検出することになり、非常に大きな誤差をもたら
す原因になつていた。
そこで、この問題の解決策として検出器2を加
熱室10の側壁10aに固着したり、かく拌翼8
aを小さくしてスタラフアン8による赤外線のし
や断を防止する方法も考えられるが、そうすると
検出範囲が片寄ることにより被調理物1の載置位
置が限定されたり、かく拌力が低下して良好な均
一加熱ができない。また、スタラフアン8を側壁
10aに設けても、上記問題は解決できるが、被
調理物1の載置に対し、このスタラフアン8が邪
魔になるなどの問題が新たに生ずる。
さらに、チヨツパ3を外してスタラフアン8自
体をチヨツパ3と兼用すれば上記問題は解消され
るが、スタラフアン8は加熱室10内部に設けな
ければかく拌効果を奏さず、内部に設けた場合こ
れ自体の温度が上昇することにより、検出誤差が
大きくなる欠点がある。
本考案は、上記問題を考慮してなされたもの
で、スタラフアンおよびチヨツパを同軸に設け、
かつチヨツパを加熱室の外側に設けることによ
り、スタラフアン単独による赤外線のしや断を防
止するとともに、チヨツパ自体の温度の上昇を防
止して正確に被調理物の温度を検出することがで
きる高周波加熱装置を提供することを目的とす
る。
以下、第3図および第4図を用いて本考案の一
実施例の構造を説明する。まず第3図において2
0は加熱室で、その底部には被調理物21を載置
する皿22を設け、さらにその側壁の上部には加
熱室20内にアンテナ23aを突出させてマグネ
トロン23を固着する。また、前記加熱室20の
天井板24外部には、これと接近対向して、空間
25を形成するように放熱板26を設ける。そし
て、この放熱板26のほぼ中央にマグネトロン2
3の発振と同時に回転する駆動用モータ27を固
着し、前記空間25および天井板24を介して加
熱室20内に駆動用モータ27の回転軸28を挿
入する。さらに、この回転軸28には、空間25
において天井板24とほぼ平行に一部切り欠きを
有する羽根状のチヨツパ29を取り付け、また加
熱室20内において天井板24とほぼ平行にスタ
ラフアン30を取り付ける。
第4図にはこのスタラフアン30とチヨツパ2
9の回転軸28に対する取り付け位置およびそれ
ぞれの形状を示す。この図に示すように、チヨツ
パ29に羽根部29aと切り欠き部29bを形成
する。さらに、スタラフアン30も図中破線で示
すようにかく拌翼30aを有するが上方から見た
場合、まつたくチヨツパ29の羽根部29aにこ
のかく拌翼30aが隠れるように、回転軸28に
取り付ける。前記放熱板26には、チヨツパ29
の半径より小さい範囲内に検出器31を取り付け
る。この検出器31は、これに臨んで天井板24
に形成した開口32を通して被調理物21から放
射される赤外線を検出するもので、前記マグネト
ロン23と電源34の間に介在するスイツチ35
を操作する制御回路33に接続する。
つぎに、上記構造の高周波加熱装置につき、そ
の作用を説明する。まず、被調理物21を加熱室
20内に収納して、マグネトロン23を発振させ
ると調理が開始されるが、これと同時に前記駆動
モータ27も回転を開始し、チヨツパ29とスタ
ラフアン30も回転する。この回転に伴なつてチ
ヨツパ29の羽根部29aおよび切り欠き部29
bは、被調理物21から放射される赤外線を間欠
的に検出器31に検出させる。このとき、チヨツ
パ29とスタラフアン30は同軸に設けられてい
るので、スタラフアン30が単独で赤外線をしや
断することはない。さらに、スタラフアン30は
この回転に伴なつて前記マグネトロン23から発
振された高周波をかく拌する。
さて、このようにして検出器31で検出された
赤外線量は、その量に比例する電流に変換され、
制御回路33に送られる。そして、この制御回路
33は設定された値以上の電流になつた時、スイ
ツチ35をオフしてマグネトロン23の発振を停
止させる。
以上本考案によれば、スタラフアンおよびチヨ
ツパを同軸に設け、かつチヨツパを加熱室の外側
に設けたことにより、スタラフアンが単独で赤外
線をしや断するのを防止できると同時にチヨツパ
自体の温度上昇も防止でき、したがつて正確に被
調理物の温度を検出できる高周波加熱装置を提供
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来の高周波加熱装置を
示すもので、第1図は概略構成図、第2図はチヨ
ツパとスタラフアンの形状および位置関係を示す
上面図、第3図および第4図は本考案の一実施例
を示すもので、第3図は概略構成図、第4図はチ
ヨツパとスタラフアンの形状および位置関係を示
す平面図である。 20……加熱室、21……被調理物、23……
高周波発振装置(マグネトロン)、28……回転
軸、29……チヨツパ、30……スタラフアン、
31……赤外線検出器、32……開口、33……
制御回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被調理物を収納するための加熱室と、前記加熱
    室に高周波を供給する高周波発振装置と、前記加
    熱室に形成された開口と、前記開口に臨んで設け
    られ、前記被調理物から放射される赤外線を検出
    する赤外線検出器と、前記赤外線検出器の出力に
    より前記高周波発振装置を制御する制御回路と、
    前記開口と前記被調理物の間に位置して回転自在
    に設けられた電波撹拌用のスタラフアンと、前記
    開口と赤外線検出器の間に位置して前記スタラフ
    アンの回転軸に設けられ、前記赤外線を間欠的に
    通過させるチヨツパとを具備したことを特徴とす
    る高周波加熱装置。
JP1980010300U 1980-02-01 1980-02-01 Expired JPS6224956Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1980010300U JPS6224956Y2 (ja) 1980-02-01 1980-02-01

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JP1980010300U JPS6224956Y2 (ja) 1980-02-01 1980-02-01

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Publication Number Publication Date
JPS56114096U JPS56114096U (ja) 1981-09-02
JPS6224956Y2 true JPS6224956Y2 (ja) 1987-06-25

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ID=29606960

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53123548U (ja) * 1977-03-07 1978-10-02
JPS5493853U (ja) * 1977-12-15 1979-07-03

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JPS56114096U (ja) 1981-09-02

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