JPS62249346A - 分析装置の試料交換機構 - Google Patents
分析装置の試料交換機構Info
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- JPS62249346A JPS62249346A JP61069213A JP6921386A JPS62249346A JP S62249346 A JPS62249346 A JP S62249346A JP 61069213 A JP61069213 A JP 61069213A JP 6921386 A JP6921386 A JP 6921386A JP S62249346 A JPS62249346 A JP S62249346A
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Landscapes
- Electron Tubes For Measurement (AREA)
- Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、イオンビーム、電子ビーム等を用いた分析装
置に係わり、特に試料の交換様槽を改良して操作性を向
上させた分析装置の試料交換機構に関する。
置に係わり、特に試料の交換様槽を改良して操作性を向
上させた分析装置の試料交換機構に関する。
(従来の技術)
従来、イオンビームを用いたイオンvE撃形質量分析装
置としては、第5図ないし第7図に示すように、所定の
方向に1次イオンビーム1を照射するために収束および
偏向を行う収束・偏向系2を有するArあるいはo2な
どの1次イオンビーム発生部3と、昇降動作可能に設置
された試n設定フィードスルー4に固定された逆コ字形
状の試料設定機構5に試料6が固定された試料設置ブロ
ック7を設定し、この試料面6aに前記1次イオンビー
ム発生部3からの1次イオンビーム1を当てて所定の方
向に2次イオンビーム8を放出する試料分析室9と、キ
ャッチ部10aを先端に持った試料搬送体10.この試
料6を所定の環境条件に設定し試料分析室9へ導く蓋体
11a付き予備室11.この予備室11等を超真空状態
に設定するための超高真空ポンプ12および補助ポンプ
13およびゲートバルブ14等を備えた試料交換系15
と、前記分析室9内部を所定の環境条件に設定するター
ボポンプ等の超高真空ポンプ16およびロータリポンプ
等の補助ポンプ17と、2次イオンビーム8を分離する
質量分析器18およびその2次イオンを検出するイオン
検出器19とにより構成されている。
置としては、第5図ないし第7図に示すように、所定の
方向に1次イオンビーム1を照射するために収束および
偏向を行う収束・偏向系2を有するArあるいはo2な
どの1次イオンビーム発生部3と、昇降動作可能に設置
された試n設定フィードスルー4に固定された逆コ字形
状の試料設定機構5に試料6が固定された試料設置ブロ
ック7を設定し、この試料面6aに前記1次イオンビー
ム発生部3からの1次イオンビーム1を当てて所定の方
向に2次イオンビーム8を放出する試料分析室9と、キ
ャッチ部10aを先端に持った試料搬送体10.この試
料6を所定の環境条件に設定し試料分析室9へ導く蓋体
11a付き予備室11.この予備室11等を超真空状態
に設定するための超高真空ポンプ12および補助ポンプ
13およびゲートバルブ14等を備えた試料交換系15
と、前記分析室9内部を所定の環境条件に設定するター
ボポンプ等の超高真空ポンプ16およびロータリポンプ
等の補助ポンプ17と、2次イオンビーム8を分離する
質量分析器18およびその2次イオンを検出するイオン
検出器19とにより構成されている。
しかして、上記装置では、試料分析室9への試料6の設
定は次のような手順で行う。先ず、予備室11の蓋体1
1aを開き、試料6を固定した試料設置ブロック7を試
料搬送体10の先端キャッチ部10aに静置させた後、
分析室9の排気系と同様な排気で超高真空ポンプ12お
よび補助ポンプ13等を用いて予備111の内部を超高
真空に近い状態まで圧力を低下させ、その後、ゲートバ
ルブ14を開いて試料搬送体10を予備室11側から第
7図の図示イ矢印の如く分析室9側へ移動させ、この操
作と併せて試料設定フィールドスルー4を含む試料設定
機構5を上下動させながら適切な位置に導いて試料6を
設定し、その後、更に試料設定フィードスルー4を上昇
させて試料設定機構5に設定した試料6を測定部に導い
ていた。
定は次のような手順で行う。先ず、予備室11の蓋体1
1aを開き、試料6を固定した試料設置ブロック7を試
料搬送体10の先端キャッチ部10aに静置させた後、
分析室9の排気系と同様な排気で超高真空ポンプ12お
よび補助ポンプ13等を用いて予備111の内部を超高
真空に近い状態まで圧力を低下させ、その後、ゲートバ
ルブ14を開いて試料搬送体10を予備室11側から第
7図の図示イ矢印の如く分析室9側へ移動させ、この操
作と併せて試料設定フィールドスルー4を含む試料設定
機構5を上下動させながら適切な位置に導いて試料6を
設定し、その後、更に試料設定フィードスルー4を上昇
させて試料設定機構5に設定した試料6を測定部に導い
ていた。
そして、以上のようにして試料6を設定した後、1次電
子ビームまたは1次イオンビーム1を照射して試料6の
分析を行う。即ち、この分析動作は、1次イオンビーム
発生部3より1次イオンビーム1を照射し試料6の試料
面6aに当てると、この1次イオンが固体試料中の原子
と連鎖的に衝突し、その結果、試料面6aからは入射イ
オンと固体試料6を構成する原子との相互作用により種
々の2次粒子が出力され、これが2次イオンビーム8と
して質量分析器18側へ放出される。ここで・質量分析
器18は前記2次粒子から2次イオンビーム8を分離し
、さらにファラデイカツブまたはチャンネルトロン等の
イオン検出器19により2次イオンの質量スペクトルを
測定することにより、試料6の質量分析を行う。なお、
試料分析室9は、測定精度を上げる為に残留ガスを極力
除去する必要があり、このため試料分析室内部の表面積
を小さくし、かつ、脱ガスの小さい材料により構成され
、しかも、その排気系は超高真空ポンプ16および補助
ポンプ17により超高真空に保持され、これにより元素
H,C,Oなども高感度で分析可能にしている。
子ビームまたは1次イオンビーム1を照射して試料6の
分析を行う。即ち、この分析動作は、1次イオンビーム
発生部3より1次イオンビーム1を照射し試料6の試料
面6aに当てると、この1次イオンが固体試料中の原子
と連鎖的に衝突し、その結果、試料面6aからは入射イ
オンと固体試料6を構成する原子との相互作用により種
々の2次粒子が出力され、これが2次イオンビーム8と
して質量分析器18側へ放出される。ここで・質量分析
器18は前記2次粒子から2次イオンビーム8を分離し
、さらにファラデイカツブまたはチャンネルトロン等の
イオン検出器19により2次イオンの質量スペクトルを
測定することにより、試料6の質量分析を行う。なお、
試料分析室9は、測定精度を上げる為に残留ガスを極力
除去する必要があり、このため試料分析室内部の表面積
を小さくし、かつ、脱ガスの小さい材料により構成され
、しかも、その排気系は超高真空ポンプ16および補助
ポンプ17により超高真空に保持され、これにより元素
H,C,Oなども高感度で分析可能にしている。
試料6の分析後は前記試料設定と逆の操作によって試料
6を予備室11に持ち帰り、蓋体11aを開けて別の試
料6と交換している・。
6を予備室11に持ち帰り、蓋体11aを開けて別の試
料6と交換している・。
しかし、以上のような試料設定機構の場合、試料6を固
定した試料設置ブロック7を試料搬送体10の先端キャ
ッチ部10aに1iiI置させ、かつ、この試料6を試
料搬送体10により試料分析室9の試料設定機構5まで
持ち運んで設定し、その後、試料設定フィードスルー4
を上昇させて試料設置ブロック7上の試料設定機構5に
設定された試料6を試料分析室9の所定の測定部に設定
する等々の操作を行う必要がある。
定した試料設置ブロック7を試料搬送体10の先端キャ
ッチ部10aに1iiI置させ、かつ、この試料6を試
料搬送体10により試料分析室9の試料設定機構5まで
持ち運んで設定し、その後、試料設定フィードスルー4
を上昇させて試料設置ブロック7上の試料設定機構5に
設定された試料6を試料分析室9の所定の測定部に設定
する等々の操作を行う必要がある。
従って、この分析装置の試料交換瀘構は、試料6の設定
および測定後の試料6の取り外しに際し、試料搬送体1
0の移動操作と試料設定フィードスルー4の昇降操作を
同時または別々に行う必要があり、操作が非常に面倒で
あった。また、試料分析室9に試料設定フィードスルー
4を設けているので、試料分析質9内の超高真空環境を
阻害する要因ともなっていた。
および測定後の試料6の取り外しに際し、試料搬送体1
0の移動操作と試料設定フィードスルー4の昇降操作を
同時または別々に行う必要があり、操作が非常に面倒で
あった。また、試料分析室9に試料設定フィードスルー
4を設けているので、試料分析質9内の超高真空環境を
阻害する要因ともなっていた。
(発明が解決しようとする問題点)
そこで、本発明は、従来装置における操作の!(雑さか
ら生じる作業能率の低下および試料の分析環境の阻害要
因等を改善することが要望されている点に着目し、試料
分析室内に設置されていた試料設定フィードスルーを取
り除き、かつ、試料搬送体に直線運動の操作を与えるだ
けの操作で試料分析室内への試料の着脱を可能にし、こ
れに滓って超高真空環境の実現および維持を可能とし、
試料交換時の操作性を向上させ得る分析装置の試料交換
機構を提供することを目的とする。
ら生じる作業能率の低下および試料の分析環境の阻害要
因等を改善することが要望されている点に着目し、試料
分析室内に設置されていた試料設定フィードスルーを取
り除き、かつ、試料搬送体に直線運動の操作を与えるだ
けの操作で試料分析室内への試料の着脱を可能にし、こ
れに滓って超高真空環境の実現および維持を可能とし、
試料交換時の操作性を向上させ得る分析装置の試料交換
機構を提供することを目的とする。
[発明の構成]
(問題点を解決するための手段およびその作用)
本発明による分析装置の試料交換機構は、試料分析室の
内部に設置された試料設定機構に予備室側から試料搬送
体を用いて試料を搬送設定し、この試料に1次電子ビー
ムまたは1次イオンビームを照射し、該試料から放射さ
れる2次ビームを検出する分析装置において、試料また
は試料を含む試料設置ブロックを載置した試n搬送体の
先端部で、試料設定機構の一部を構成する試料設定本体
内に内挿される移動軸体を第1の弾性部材に坑して没す
る如く移動させ、このとき移動軸体の移動による移動軸
体上に設けた突起体を用いて第2の弾性部材に坑してカ
ムを回動させて該カム自身に形成した溝部に突起体を係
合させることにより、移動軸体の復旧移動動作を阻止す
るとともに試料搬送体先端部に載置せしめ、次の試料W
I送体による前記移動軸体の押圧力で前記カム溝部から
突起体を外し、かつ、試料設定本体の試料載置部の試料
を試料搬送体で受は取って予備室側へ持ち帰るようにし
たものである。
内部に設置された試料設定機構に予備室側から試料搬送
体を用いて試料を搬送設定し、この試料に1次電子ビー
ムまたは1次イオンビームを照射し、該試料から放射さ
れる2次ビームを検出する分析装置において、試料また
は試料を含む試料設置ブロックを載置した試n搬送体の
先端部で、試料設定機構の一部を構成する試料設定本体
内に内挿される移動軸体を第1の弾性部材に坑して没す
る如く移動させ、このとき移動軸体の移動による移動軸
体上に設けた突起体を用いて第2の弾性部材に坑してカ
ムを回動させて該カム自身に形成した溝部に突起体を係
合させることにより、移動軸体の復旧移動動作を阻止す
るとともに試料搬送体先端部に載置せしめ、次の試料W
I送体による前記移動軸体の押圧力で前記カム溝部から
突起体を外し、かつ、試料設定本体の試料載置部の試料
を試料搬送体で受は取って予備室側へ持ち帰るようにし
たものである。
(実施例)
以下、本発明の一実施例について第1図ないし第4図を
参照して説明する。第1図は分析装置の全体構成図、第
2図は試料搬送体と試料設定機構の位置関係を示す図、
第3図および第4図は試料装着前および試料装着後をそ
れぞれ示す因である。なお、これらの図において第5図
と同一部分には同一符号を付してその詳しい説明は省略
し、主として第5図と比較して構成上置なる部分である
試料搬送体20と試料設定機構30についてその構成を
具体的に説明する。
参照して説明する。第1図は分析装置の全体構成図、第
2図は試料搬送体と試料設定機構の位置関係を示す図、
第3図および第4図は試料装着前および試料装着後をそ
れぞれ示す因である。なお、これらの図において第5図
と同一部分には同一符号を付してその詳しい説明は省略
し、主として第5図と比較して構成上置なる部分である
試料搬送体20と試料設定機構30についてその構成を
具体的に説明する。
先ず、試料搬送体20は、その先端部に固定されたL字
状試料載置部21と、この試料載置部21の平坦部分に
形成され、試料6または試料6を固定した試料設置ブロ
ック7の下部に突出された突片2を係合させる係合溝2
3とで構成されている。
状試料載置部21と、この試料載置部21の平坦部分に
形成され、試料6または試料6を固定した試料設置ブロ
ック7の下部に突出された突片2を係合させる係合溝2
3とで構成されている。
次に、試料設定機構30は、前記試料分析室9の壁部に
固定された支持体31の端部に固定されるものであって
、具体的には予備室11側と向かい合う側に凹部または
凹部の底面平坦部側を一部切欠した試料載置部32aを
有し、かつ、試料載置部32aより後部側方向へ穴部3
2bが形成され、更に胴部分に前記穴部32bと連絡す
るようなガイド溝32cを試料搬送体20の移動方向に
形成してなる試料設定本体32と、この試料設定本体3
2を構成する前記穴部32bの後端部に内装された第1
の弾性部材33と、前記穴部32bに内挿され、前記試
料搬送体20の先端部による押圧力を受けて第1の弾性
部材33に坑して移動する移動軸体34と、この移動軸
体34の面部から前記ガイド溝32Cを通って外部に突
出される様に設けられ、前記移動軸体34とともに移動
する突起体35と、その基端部側が前記試料設定本体3
2に回動可能に取り付けられ、かつ、その−側部にカム
溝36aが形成されたテーパー付きカム36と、常時は
テーパー付きカム36を所定方向に回動する様に作用す
る第2の弾性部材37とで構成されている。
固定された支持体31の端部に固定されるものであって
、具体的には予備室11側と向かい合う側に凹部または
凹部の底面平坦部側を一部切欠した試料載置部32aを
有し、かつ、試料載置部32aより後部側方向へ穴部3
2bが形成され、更に胴部分に前記穴部32bと連絡す
るようなガイド溝32cを試料搬送体20の移動方向に
形成してなる試料設定本体32と、この試料設定本体3
2を構成する前記穴部32bの後端部に内装された第1
の弾性部材33と、前記穴部32bに内挿され、前記試
料搬送体20の先端部による押圧力を受けて第1の弾性
部材33に坑して移動する移動軸体34と、この移動軸
体34の面部から前記ガイド溝32Cを通って外部に突
出される様に設けられ、前記移動軸体34とともに移動
する突起体35と、その基端部側が前記試料設定本体3
2に回動可能に取り付けられ、かつ、その−側部にカム
溝36aが形成されたテーパー付きカム36と、常時は
テーパー付きカム36を所定方向に回動する様に作用す
る第2の弾性部材37とで構成されている。
次に、以上のような構成された分析装置の試料交換機構
の動作を説明する。
の動作を説明する。
先ず、第3図に示す試料装着前の状態においては、ポン
プ16,17を用いて超高真空に保持された試料分析室
9と前記予備室11とがゲートバルブ14の閉塞によっ
て完全に分離された状態となっている。
プ16,17を用いて超高真空に保持された試料分析室
9と前記予備室11とがゲートバルブ14の閉塞によっ
て完全に分離された状態となっている。
以上の様な状態において試料6の設定は次の様な手順に
基づいて行う。先ず、予備室11の蓋体11aを開けて
大気開放(通常はN2でエアパージ)の状態に設定した
後、試料6または試料6を含む試料設置ブロック7の下
側突片22を前記試料搬送体20先端の係合溝23に係
合して試料6を静置する。その後、蓋体11aを閉じて
予備室11の内部をポンプ12.13により試料分析室
9内部とほぼ同様な圧力状態に設定した復、ゲートバル
ブ14を開き、その後、第3図の口矢印方向へ試料搬送
体20を動かして試料6を試料分析室9へ移動させる。
基づいて行う。先ず、予備室11の蓋体11aを開けて
大気開放(通常はN2でエアパージ)の状態に設定した
後、試料6または試料6を含む試料設置ブロック7の下
側突片22を前記試料搬送体20先端の係合溝23に係
合して試料6を静置する。その後、蓋体11aを閉じて
予備室11の内部をポンプ12.13により試料分析室
9内部とほぼ同様な圧力状態に設定した復、ゲートバル
ブ14を開き、その後、第3図の口矢印方向へ試料搬送
体20を動かして試料6を試料分析室9へ移動させる。
この状態において試料搬送体20の先端部で試料設定機
構30の移動軸体34先端を押圧すると、この移動軸体
34は第1の弾性部材33に抗して移動され、かつ、こ
の移動軸体34に追随して突起体35がガイド溝32C
に沿って移動する。この移動により突起体35がカム3
6のテーパーを押し付けるので、該カム36が第2の弾
性部材37に抗して回動し、これに伴って突起体35が
ある所定のストローク分移動するとカム溝36aに係合
され、移動軸体34が復旧移動動作が阻止される。この
状態において試料!η送休体0を後退させると、試料搬
送体20の試料、、、’、’J21上の試料6が試料設
定本体32側の試料載1部32aにV、aされ、かつ、
その−側部側が板ばね38で押えられて固定される。
構30の移動軸体34先端を押圧すると、この移動軸体
34は第1の弾性部材33に抗して移動され、かつ、こ
の移動軸体34に追随して突起体35がガイド溝32C
に沿って移動する。この移動により突起体35がカム3
6のテーパーを押し付けるので、該カム36が第2の弾
性部材37に抗して回動し、これに伴って突起体35が
ある所定のストローク分移動するとカム溝36aに係合
され、移動軸体34が復旧移動動作が阻止される。この
状態において試料!η送休体0を後退させると、試料搬
送体20の試料、、、’、’J21上の試料6が試料設
定本体32側の試料載1部32aにV、aされ、かつ、
その−側部側が板ばね38で押えられて固定される。
しかる後、空になった試料搬送体20を第4図に示す矢
印凸方向に移動させて予備室11側に戻した後、ゲート
バルブ14を閉塞し、試料分析室9と予備室11とを遮
断する。以後、1次イオン発生部3から分析室9内の試
料面6aに1次イオンビーム1が照射され、かつ、この
試料6から放出された2次イオンビーム8が質】分析器
18にて質量分離された後、イオン検出器19で検出す
る。
印凸方向に移動させて予備室11側に戻した後、ゲート
バルブ14を閉塞し、試料分析室9と予備室11とを遮
断する。以後、1次イオン発生部3から分析室9内の試
料面6aに1次イオンビーム1が照射され、かつ、この
試料6から放出された2次イオンビーム8が質】分析器
18にて質量分離された後、イオン検出器19で検出す
る。
次に、測定終了後においては、ゲートバルブ14を開い
て試料搬送体20を再度分析室9へ移動させ、その試料
搬送体先端を試料6の下側を通って移動軸体34を押圧
すると、前記突起体35がカム溝部36aより外れてカ
ム36のテーバにそって後退し、これに伴って移動軸体
34が後退する。このとき、試r4m送体20を戻すと
、試料!l!置部21の係合溝23に試料6の突片22
が係合されて同時に引き戻される。そして、試料6を予
備室11まで戻した後、ゲートバルブ14を作動させ分
析室9と予備室11とを遮断した後、予備室11aの蓋
体11aを開いて試料6を含む試料設置ブロック7を取
り出す。以後、同様な操作で試料6を試料搬送体20に
装着し、試料分析室9の試料設定機構30に設定するも
のである。
て試料搬送体20を再度分析室9へ移動させ、その試料
搬送体先端を試料6の下側を通って移動軸体34を押圧
すると、前記突起体35がカム溝部36aより外れてカ
ム36のテーバにそって後退し、これに伴って移動軸体
34が後退する。このとき、試r4m送体20を戻すと
、試料!l!置部21の係合溝23に試料6の突片22
が係合されて同時に引き戻される。そして、試料6を予
備室11まで戻した後、ゲートバルブ14を作動させ分
析室9と予備室11とを遮断した後、予備室11aの蓋
体11aを開いて試料6を含む試料設置ブロック7を取
り出す。以後、同様な操作で試料6を試料搬送体20に
装着し、試料分析室9の試料設定機構30に設定するも
のである。
従って、以上のような実施例の構成によれば、試料分析
室9に試料設定フィードスルーを設けることなく試料搬
送体20の直線運動だけにより試料を交換するような構
成としたので、従来のような繁雑な操作が必要でなくな
り、しかも、通常試料設定フィードスルーの駆動はベロ
ーズ等を用いて回動させているためにリーク量が無視で
きず、超aili真空環境を阻害する要因の1つとされ
ていたが、その阻害要因も除去することができる。即ち
、本機構は、試料搬送体20の先端で試料設定機構30
の移動軸体34を押圧するだけの操作で試料6を試料設
定機構側に装着し得、再度、同様な押圧操作により試料
6を容易に取り外すようにしたので、試料設定等におけ
る操作性の向上を期待でき、また試料設定時間の短縮化
によって試料分析作業の能率を大幅に向上させ得る。ま
た、試料設定フィードスルーが除去されたことにより、
超高真空の環境条件を容易に実現し易く、安定した状態
で試料6を分析することができる。
室9に試料設定フィードスルーを設けることなく試料搬
送体20の直線運動だけにより試料を交換するような構
成としたので、従来のような繁雑な操作が必要でなくな
り、しかも、通常試料設定フィードスルーの駆動はベロ
ーズ等を用いて回動させているためにリーク量が無視で
きず、超aili真空環境を阻害する要因の1つとされ
ていたが、その阻害要因も除去することができる。即ち
、本機構は、試料搬送体20の先端で試料設定機構30
の移動軸体34を押圧するだけの操作で試料6を試料設
定機構側に装着し得、再度、同様な押圧操作により試料
6を容易に取り外すようにしたので、試料設定等におけ
る操作性の向上を期待でき、また試料設定時間の短縮化
によって試料分析作業の能率を大幅に向上させ得る。ま
た、試料設定フィードスルーが除去されたことにより、
超高真空の環境条件を容易に実現し易く、安定した状態
で試料6を分析することができる。
なお、上記実施例は1次イオンビーム発生部3を用いた
例について述べたが、1次電子ビーム発生部を用いたも
のであってもよい。その他、本発明はその要旨を逸脱し
ない範囲で種々変形して実施できる。
例について述べたが、1次電子ビーム発生部を用いたも
のであってもよい。その他、本発明はその要旨を逸脱し
ない範囲で種々変形して実施できる。
[発明の効果]
以上詳記したように本発明によれば、試料分析室内に設
置されていた試料設定フィードスルーを取り除き、かつ
、試料搬送体に直線運動を与えるだけの操作により試料
分析室内への試料の着脱を可能にしたので、超高真空環
境の実現および維持、を容易に行い得、かつ、試料交換
時の操作性を大幅に向上させ得る分析装置の試料交換機
構を提供できる。
置されていた試料設定フィードスルーを取り除き、かつ
、試料搬送体に直線運動を与えるだけの操作により試料
分析室内への試料の着脱を可能にしたので、超高真空環
境の実現および維持、を容易に行い得、かつ、試料交換
時の操作性を大幅に向上させ得る分析装置の試料交換機
構を提供できる。
第1図ないし第4図は本発明に係わる分析装置の試料交
換機構の一実施例を説明するために示したもので、第1
図は本発明機構を適用した分析装置の概略構成図、第2
図は試料搬送体20と試料設定機構との位置関係図、第
3図および第4図は試料装着前および試料装着後の状態
を示す図、第5図ないし第7図は従来機構を説明するた
めに示したもので、第5図は試料交換機構を適用した分
析装置の概略構成図、第6図はキャッチ部と試料設置ブ
ロックとの位置関係図、第7図は試料搬送体と試料設定
機構との位置関係図である。 3・・・1次イオンビーム発生部、6・・・試料、7・
・・試料設置ブロック、9・・・試料分析室、11・・
・予備至、12.16・・・超高真空ポンプ、13.1
7・・・補助ポンプ、14・・・ゲートバルブ、18・
・・質量分析器、19・・・検出器、20・・・試料搬
送体、21・・・試nu置部、30・・・試料設定機構
、32・・・試料設定本体、32a・・・試料載置部、
32b・・・穴部、32c・・・ガイド溝、33・・・
第1の弾性部材、34・・・移動軸体、35・・・突起
体、36・・・カム、36a・・・カム溝部、37・・
・第2の弾性部材、38・・・ばね。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第 4 図(8)
換機構の一実施例を説明するために示したもので、第1
図は本発明機構を適用した分析装置の概略構成図、第2
図は試料搬送体20と試料設定機構との位置関係図、第
3図および第4図は試料装着前および試料装着後の状態
を示す図、第5図ないし第7図は従来機構を説明するた
めに示したもので、第5図は試料交換機構を適用した分
析装置の概略構成図、第6図はキャッチ部と試料設置ブ
ロックとの位置関係図、第7図は試料搬送体と試料設定
機構との位置関係図である。 3・・・1次イオンビーム発生部、6・・・試料、7・
・・試料設置ブロック、9・・・試料分析室、11・・
・予備至、12.16・・・超高真空ポンプ、13.1
7・・・補助ポンプ、14・・・ゲートバルブ、18・
・・質量分析器、19・・・検出器、20・・・試料搬
送体、21・・・試nu置部、30・・・試料設定機構
、32・・・試料設定本体、32a・・・試料載置部、
32b・・・穴部、32c・・・ガイド溝、33・・・
第1の弾性部材、34・・・移動軸体、35・・・突起
体、36・・・カム、36a・・・カム溝部、37・・
・第2の弾性部材、38・・・ばね。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第 4 図(8)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 試料分析室の内部に設置された試料設定機構に予備室側
から試料搬送体により試料を搬送設定し、この試料に1
次電子ビームまたは1次イオンビームを照射し、該試料
から放射される2次ビームを検出する分析装置において
、 前記試料搬送体は、その先端部が前記試料または試料を
含む試料設置ブロックを載置するに必要な形態に形成さ
れ、 前記試料設定機構は、前記予備室と向い合う側に試料載
置部を持つた試料設定本体と、この試料設定本体内部に
挿通され、前記試料搬送体先端部による押圧力を受けて
第1の弾性部材に坑して移動する移動軸体と、この移動
軸体に突出された突起体と、前記移動軸体の移動による
前記突起体の押圧力により第2の弾性部材に坑して回動
して前記突起体を溝部に係合させて前記移動軸体の復旧
移動動作を前記試料搬送体による次の押圧操作まで阻止
するとともに前記試料搬送体の先端に載置された試料を
試料設定本体の試料載置部に移し替えて載置させるカム
体とを備え、 前記試料搬送体の直線運動だけで前記試料の交換を可能
にしたことを特徴とする分析装置の試料交換機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61069213A JPS62249346A (ja) | 1986-03-27 | 1986-03-27 | 分析装置の試料交換機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61069213A JPS62249346A (ja) | 1986-03-27 | 1986-03-27 | 分析装置の試料交換機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62249346A true JPS62249346A (ja) | 1987-10-30 |
Family
ID=13396216
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61069213A Pending JPS62249346A (ja) | 1986-03-27 | 1986-03-27 | 分析装置の試料交換機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62249346A (ja) |
-
1986
- 1986-03-27 JP JP61069213A patent/JPS62249346A/ja active Pending
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