JPS6224875A - 溶接装置 - Google Patents
溶接装置Info
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- JPS6224875A JPS6224875A JP16324285A JP16324285A JPS6224875A JP S6224875 A JPS6224875 A JP S6224875A JP 16324285 A JP16324285 A JP 16324285A JP 16324285 A JP16324285 A JP 16324285A JP S6224875 A JPS6224875 A JP S6224875A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、金属製止め兵を非導電性部材に貫通させ、
その先端部を金属製基材に電気溶接することにより、非
導電性部材と金属製基材とを連結する溶接装置に関する
。
その先端部を金属製基材に電気溶接することにより、非
導電性部材と金属製基材とを連結する溶接装置に関する
。
(従来の技術)
プレハブ家屋等の床は、ボード(非導電性部材)をH鋼
(金属製基材)に連結することにより構成されている。
(金属製基材)に連結することにより構成されている。
上記ボードをH鋼に連結するために、本出願人は、第6
図に示すような溶接装置1′を開発して特願昭60−1
09600号として出願している。詳述すると、この溶
接装置1′は、コンデンサ(溶接機本体)2と自動ドラ
イバー3′とにより構成されており、自動ドライバー3
′は回転ビット7′を有している。そして、ボード55
をH156に連結する場合には、まず、ボード55をH
鋼56に重ねる。コンデンサ2の一方の電極を接触ホル
ダー6を介してH鋼56に接続するとともに、能力の電
極を上記自動ドライバー3′の回転ビット7′に接続す
る。次に、木ねじ5゜(金属製止め具)のヘッド部53
の頂面53aに形成された係止穴53bに回転ビット7
′の先端部7a’ を挿し込む。この状態から、木ねじ
50を自動ドライバー3′により回転させながらボード
55にねじ込んで貫通させ、木ねじ50の先端部51が
H鋼56に達した時に、これらの間にコンデンサ2から
電気を流して両者間にスパークを発生させ、溶接する。
図に示すような溶接装置1′を開発して特願昭60−1
09600号として出願している。詳述すると、この溶
接装置1′は、コンデンサ(溶接機本体)2と自動ドラ
イバー3′とにより構成されており、自動ドライバー3
′は回転ビット7′を有している。そして、ボード55
をH156に連結する場合には、まず、ボード55をH
鋼56に重ねる。コンデンサ2の一方の電極を接触ホル
ダー6を介してH鋼56に接続するとともに、能力の電
極を上記自動ドライバー3′の回転ビット7′に接続す
る。次に、木ねじ5゜(金属製止め具)のヘッド部53
の頂面53aに形成された係止穴53bに回転ビット7
′の先端部7a’ を挿し込む。この状態から、木ねじ
50を自動ドライバー3′により回転させながらボード
55にねじ込んで貫通させ、木ねじ50の先端部51が
H鋼56に達した時に、これらの間にコンデンサ2から
電気を流して両者間にスパークを発生させ、溶接する。
(発明が解決しようとする問題点)
上記溶接装置1′では回転ビット7′を介してコンデン
サ2の電気が木ねし50に供給されるようになっている
が、上記回転ビット7′の先端部7a’ と木ねじ50
の係止穴53bの接触面積が少なく場合によっては点接
触となって電気抵抗が大きいため、これらの間でスパー
クが生じて溶接される場合があった。また、木ねじ50
の先端部51とH鋼56との間でのスパークが充分に生
ぜず、確実な連結が行なわれないこともあった。
サ2の電気が木ねし50に供給されるようになっている
が、上記回転ビット7′の先端部7a’ と木ねじ50
の係止穴53bの接触面積が少なく場合によっては点接
触となって電気抵抗が大きいため、これらの間でスパー
クが生じて溶接される場合があった。また、木ねじ50
の先端部51とH鋼56との間でのスパークが充分に生
ぜず、確実な連結が行なわれないこともあった。
(問題点を解決するための手段)
この発明は上記問題点を解消するためになされたちので
、その要旨は、金属製止め具を自動ドライバーにより回
転させながら非導電性部材にねじ込んで貫通させ、その
先端部が金属製基材にほぼ達した状態で両者間に溶接装
置本体から電気を流して電気溶接することにより、非導
電性部材と金属製基材とを連結する装置において、上記
自動ドライバーは、ドライバー本体と、このドライバー
本体に設けられ、上記金属製止め具のヘッド部に形成さ
れた係止穴に先端部が挿し込まれて回転する回転ビット
と、上記回転ビットに挿通され上記金属製止め具のヘッ
ド部に接触するカラーと、上記ドライバー本体とカラー
との間に介装されカラーを金属製止め具のヘッド部側に
付勢させる弾性体とを備え、上記溶接装置本体の一方の
電極が上記カラーに電気的に接続されていることを特徴
とする溶接装置にある。
、その要旨は、金属製止め具を自動ドライバーにより回
転させながら非導電性部材にねじ込んで貫通させ、その
先端部が金属製基材にほぼ達した状態で両者間に溶接装
置本体から電気を流して電気溶接することにより、非導
電性部材と金属製基材とを連結する装置において、上記
自動ドライバーは、ドライバー本体と、このドライバー
本体に設けられ、上記金属製止め具のヘッド部に形成さ
れた係止穴に先端部が挿し込まれて回転する回転ビット
と、上記回転ビットに挿通され上記金属製止め具のヘッ
ド部に接触するカラーと、上記ドライバー本体とカラー
との間に介装されカラーを金属製止め具のヘッド部側に
付勢させる弾性体とを備え、上記溶接装置本体の一方の
電極が上記カラーに電気的に接続されていることを特徴
とする溶接装置にある。
(作用)
非導電性部材を金属製基材に重ねる。溶接機本体の一方
の電極はカラーに接続されている。溶接機本体の能力の
電極を金属製基材に接続する。次に、金属製止め具のヘ
ッド部に形成された係止穴に自動Vライバーの回転ビッ
トの先端部を挿し込み、カラーと金属製止め具のヘッド
部とを弾性体の力で接触させ、上記回転ビットにより金
属製止め兵を回転させながら上記非導電性部材の表面か
ら金属製基材に向けてねじ込む。そして、上記金属製止
め具の先端部が金属製基材に略達した時点で両者間に電
気を流す。さらに、この電流によって生じた溶融金属の
固化により、非導電性部材を金属製基材に連結する。
の電極はカラーに接続されている。溶接機本体の能力の
電極を金属製基材に接続する。次に、金属製止め具のヘ
ッド部に形成された係止穴に自動Vライバーの回転ビッ
トの先端部を挿し込み、カラーと金属製止め具のヘッド
部とを弾性体の力で接触させ、上記回転ビットにより金
属製止め兵を回転させながら上記非導電性部材の表面か
ら金属製基材に向けてねじ込む。そして、上記金属製止
め具の先端部が金属製基材に略達した時点で両者間に電
気を流す。さらに、この電流によって生じた溶融金属の
固化により、非導電性部材を金属製基材に連結する。
(実施例)
以下、この発明の一実施例を第1図から第5図までの図
面に基づいて説明する。
面に基づいて説明する。
第1図中符号1は溶接装置であり、木ねじ50(金属製
止め具)をボード55(非導電性部材)に貫通させ、そ
の先端部51を、梁としてのH鋼56(金属製基材)に
電気溶接することにより、ボード55とH鋼56とを連
結させるものである。この溶接装置1は、コンデンサ2
(溶接装置本体)と自動ドライバー3とを備えている。
止め具)をボード55(非導電性部材)に貫通させ、そ
の先端部51を、梁としてのH鋼56(金属製基材)に
電気溶接することにより、ボード55とH鋼56とを連
結させるものである。この溶接装置1は、コンデンサ2
(溶接装置本体)と自動ドライバー3とを備えている。
コンデンサ2は、一対のケーブル4,5を有している。
一方のケーブル4の先端には、接触ホルダー6が設けら
hでいる。
hでいる。
自動ドライバー3は、回転ビット7、スイッチ9を設け
るとともにクラッチ8を内蔵したにライバ一本体10と
、回転ビットマに挿通されて木ねじ50のヘッド部53
に接触するカラー20と、回転ビット7に挿通されてカ
ラー20に接触する環状リング30と、ドライバー本体
10と環状リング30との間に設けられ、カラー20を
木ねじ50のヘッド部53側に常時付勢させるコイルバ
ネ40(弾性体)とを備えている。
るとともにクラッチ8を内蔵したにライバ一本体10と
、回転ビットマに挿通されて木ねじ50のヘッド部53
に接触するカラー20と、回転ビット7に挿通されてカ
ラー20に接触する環状リング30と、ドライバー本体
10と環状リング30との間に設けられ、カラー20を
木ねじ50のヘッド部53側に常時付勢させるコイルバ
ネ40(弾性体)とを備えている。
回転ビット7は、その先端部7aが断面十字形になって
尖っており、木ねじ50のヘッド部53の頂面53aに
形成された係止穴53bに挿し込まれるようになってい
るとともに、スイッチ9がONの時に電気により回転す
るようになっている。
尖っており、木ねじ50のヘッド部53の頂面53aに
形成された係止穴53bに挿し込まれるようになってい
るとともに、スイッチ9がONの時に電気により回転す
るようになっている。
また、回転ビット7の先端部7aの近傍には鍔部7 b
、 7 bが形成されている。クラッチ8は、回転ビッ
ト7と連係しており、ある一定トルク以上で切れるよう
になっている。
、 7 bが形成されている。クラッチ8は、回転ビッ
ト7と連係しており、ある一定トルク以上で切れるよう
になっている。
カラー20は、例えば銅製であり、大径の頭部21と小
径の先端部22とを有している。また、その中央には回
転ビット7挿通用の挿通孔23を有している。上記先端
部22の先端面22aは平坦に形成され、その外径は、
前記水ねじ50のヘッド部53の平坦な頂面53aの外
径とほぼ同径か若干小さくなっており、両面22a、5
3aは面接触するようになっている。さらに、挿通孔2
3の先端部22側の内周面には、一対の縦溝24,24
が対向して形成されている。これら縦溝24゜24の頭
部21側端部には横溝25.25が連なって形成されて
おり、回転ビット7の鍔部7b、7bを係止させるよう
になっている。
径の先端部22とを有している。また、その中央には回
転ビット7挿通用の挿通孔23を有している。上記先端
部22の先端面22aは平坦に形成され、その外径は、
前記水ねじ50のヘッド部53の平坦な頂面53aの外
径とほぼ同径か若干小さくなっており、両面22a、5
3aは面接触するようになっている。さらに、挿通孔2
3の先端部22側の内周面には、一対の縦溝24,24
が対向して形成されている。これら縦溝24゜24の頭
部21側端部には横溝25.25が連なって形成されて
おり、回転ビット7の鍔部7b、7bを係止させるよう
になっている。
カラー20の頭部21の平坦な頂面21aには、環状リ
ング30の一端面30aが面接触している。
ング30の一端面30aが面接触している。
環状リング30は、例えばアルミニウム製であり、その
中央には回転ビット7挿通用の挿通孔31を有している
。また、環状リング30には、ケーブル5を介して前記
コンデンサ2の一方の電極が電気的に接続されている。
中央には回転ビット7挿通用の挿通孔31を有している
。また、環状リング30には、ケーブル5を介して前記
コンデンサ2の一方の電極が電気的に接続されている。
コイルバネ40は、環状リング30とドライバー本体1
0との間に介装されており、その一方のフック部41は
、環状リング30の池端面30bに、他方のフック部(
図示しない)は、ドライバー本体10の端面に、それぞ
れ係止されている。
0との間に介装されており、その一方のフック部41は
、環状リング30の池端面30bに、他方のフック部(
図示しない)は、ドライバー本体10の端面に、それぞ
れ係止されている。
上述構成の溶接装置1において、自動ドライバー3は次
のようにして組み立てられる。すなわち、 −環
状リング30を固定したコイルバネ40をドライバー本
体10に固定する。次に、ドライバー本体10に回転ビ
ット7を取り付け、この回転ビット7にカラー20を挿
入させる。この時、回転ビット7の両鍔部7 b+ 7
bをカラー20の一対の縦溝24.24に入れる。そ
して、カラー20を第3図の矢印Aに示すように回転し
て回転ピント7の両鍔部7 b、 7 bをカラー20
の一対の横溝25,2Sに引っ掛ける。コイルバネ40
の弾性力により環状リング30の一端面30aがカラー
20の頭部21の頂面21aに面接触する。この時、回
転ビット7の鍔部7bの幅がカラー20の横溝25の幅
より小さいため、カラー20は回転ビット7に対して距
離り分だけ軸方向に移動できる。
のようにして組み立てられる。すなわち、 −環
状リング30を固定したコイルバネ40をドライバー本
体10に固定する。次に、ドライバー本体10に回転ビ
ット7を取り付け、この回転ビット7にカラー20を挿
入させる。この時、回転ビット7の両鍔部7 b+ 7
bをカラー20の一対の縦溝24.24に入れる。そ
して、カラー20を第3図の矢印Aに示すように回転し
て回転ピント7の両鍔部7 b、 7 bをカラー20
の一対の横溝25,2Sに引っ掛ける。コイルバネ40
の弾性力により環状リング30の一端面30aがカラー
20の頭部21の頂面21aに面接触する。この時、回
転ビット7の鍔部7bの幅がカラー20の横溝25の幅
より小さいため、カラー20は回転ビット7に対して距
離り分だけ軸方向に移動できる。
ドライバー本体10は市販されているものであり、この
ドライバー本体10にコイルバネ40゜環状リング30
.カラー20を組み立てるだけで上記自動ドライバー3
を得ることができる。なお、回転ビット7は市販のもの
に圧潰加工を施して鍔部7bを形成することにより得ら
れる。
ドライバー本体10にコイルバネ40゜環状リング30
.カラー20を組み立てるだけで上記自動ドライバー3
を得ることができる。なお、回転ビット7は市販のもの
に圧潰加工を施して鍔部7bを形成することにより得ら
れる。
上記のようにして組み立てられた自動ドライバー3を用
いて、プレハブ家屋等の床を製造する場合について説明
する。なお、ボード55は、硬質木片セメント材等の非
導電性でかつ不燃性(または難燃性)のものである。
いて、プレハブ家屋等の床を製造する場合について説明
する。なお、ボード55は、硬質木片セメント材等の非
導電性でかつ不燃性(または難燃性)のものである。
第1図に示す上うに、H鋼56にゴム製の防振板57を
介してボード55を重ねる。コンデンサ2の他方の電極
をケーブル4および接触ホルダー6を介して上記H鋼5
6に電気的に接続する。この状態から自動ドライバー3
の回転ビット7の先端部7aを木ねじ50のヘッド部5
3の係止穴53bに係止させ、ボード55の表面55a
に木ねじ50の先端部51を当てる。次に、自動ドライ
バー3のスイッチ9をONさせ、上記回転ビット7によ
り木ねじ50を回転させながら上記ボード55の表面5
5aからH鋼56に向けてねじ込む。
介してボード55を重ねる。コンデンサ2の他方の電極
をケーブル4および接触ホルダー6を介して上記H鋼5
6に電気的に接続する。この状態から自動ドライバー3
の回転ビット7の先端部7aを木ねじ50のヘッド部5
3の係止穴53bに係止させ、ボード55の表面55a
に木ねじ50の先端部51を当てる。次に、自動ドライ
バー3のスイッチ9をONさせ、上記回転ビット7によ
り木ねじ50を回転させながら上記ボード55の表面5
5aからH鋼56に向けてねじ込む。
この時、フィルバネ40の弾性力により、環状リング3
0およびカラー20が木ねじ50のヘッド部53側に常
時付勢され、環状リング30の一端面30aがカラー2
0の頭部21の頂面21aに、カラー20の先端部22
の先端面22aが木ねし50のヘッド部53の頂面53
aにそれぞれ面接触している。なお、上記カラー20は
回転ピッF7に対して距離りだけ軸方向に移動可能であ
るだめ、コイルバネ40の弾性力を木ねヒSOに伝達す
ることができる。
0およびカラー20が木ねじ50のヘッド部53側に常
時付勢され、環状リング30の一端面30aがカラー2
0の頭部21の頂面21aに、カラー20の先端部22
の先端面22aが木ねし50のヘッド部53の頂面53
aにそれぞれ面接触している。なお、上記カラー20は
回転ピッF7に対して距離りだけ軸方向に移動可能であ
るだめ、コイルバネ40の弾性力を木ねヒSOに伝達す
ることができる。
上記カラー20は、回転ビット7と共に回転し、木ねじ
50に対しては相対的移動がない。また、上記環状リン
グ30はフィルバネ40を介してVライバ一本体10に
固定されているため、回転せず、回転しているカラー2
0と摺れ合う。
50に対しては相対的移動がない。また、上記環状リン
グ30はフィルバネ40を介してVライバ一本体10に
固定されているため、回転せず、回転しているカラー2
0と摺れ合う。
そして、第4図に示すように、上記水ねじ50の先端部
51がボード55、防振板57を貫通してH鋼56にほ
ぼ達した時点で、コンデンサ2がらケーブル5、環状リ
ング30、カラー20、木ねじ50、H鋼56、接触ホ
ルダー6、ケーブル4を経てコンデンサ2に戻る電気回
路が形成され、コンデンサ2に貯えられていた電気が瞬
時にして流れ、上記電気回路中で最も抵抗の大きい木ね
じ50とH鋼56との開でスパークする。なお、スパー
ク時間は約4/1000秒程度である。
51がボード55、防振板57を貫通してH鋼56にほ
ぼ達した時点で、コンデンサ2がらケーブル5、環状リ
ング30、カラー20、木ねじ50、H鋼56、接触ホ
ルダー6、ケーブル4を経てコンデンサ2に戻る電気回
路が形成され、コンデンサ2に貯えられていた電気が瞬
時にして流れ、上記電気回路中で最も抵抗の大きい木ね
じ50とH鋼56との開でスパークする。なお、スパー
ク時間は約4/1000秒程度である。
上記カラー20の先端部22の先端面22aと木ねじ5
0のヘッド部53の頂面53aとは充分な接触面積を有
して相対的に静止した状態で接触しているため、これら
面間でスパークが生じることは殆ど無い。また、環状リ
ング30の一端面30aとカラー20の頭部21の頂面
21aとは摺れ合うものの、カラー20と木ねじ50と
の接触面積よりも大きな面積で面接触しているため、ス
パークが殆ど生じない。わずかにスパークが生じたとし
ても、環状リング30はアルミニウム製で、カラー20
は銅製であり、互いに溶接不能な金属であるため、両者
間で溶接は行なわれない。
0のヘッド部53の頂面53aとは充分な接触面積を有
して相対的に静止した状態で接触しているため、これら
面間でスパークが生じることは殆ど無い。また、環状リ
ング30の一端面30aとカラー20の頭部21の頂面
21aとは摺れ合うものの、カラー20と木ねじ50と
の接触面積よりも大きな面積で面接触しているため、ス
パークが殆ど生じない。わずかにスパークが生じたとし
ても、環状リング30はアルミニウム製で、カラー20
は銅製であり、互いに溶接不能な金属であるため、両者
間で溶接は行なわれない。
また、環状リング30.カラー20.木ねじ50間の接
触状態が良好であるため、大部分の電流がこれらの部材
を通って流れ、接触状態がこれらより劣る回転ビット7
と木ねじ50との間には殆ど電流が流れず、スパークが
生ヒないから、このスパークで溶接される不都合を防止
できる。
触状態が良好であるため、大部分の電流がこれらの部材
を通って流れ、接触状態がこれらより劣る回転ビット7
と木ねじ50との間には殆ど電流が流れず、スパークが
生ヒないから、このスパークで溶接される不都合を防止
できる。
上記スパーク開始後に、さらに一定時間上記自動ドライ
バー3で木ねじ50をねし込み続けることにより、木ね
じ50の先端部51とH鋼56の一部を溶融させる。こ
の溶融金属58が固化すると、一定態上のトルクがかか
りクラッチが切れ、自動ドライバー3の回転ビ・ント7
が回らなくなる。
バー3で木ねじ50をねし込み続けることにより、木ね
じ50の先端部51とH鋼56の一部を溶融させる。こ
の溶融金属58が固化すると、一定態上のトルクがかか
りクラッチが切れ、自動ドライバー3の回転ビ・ント7
が回らなくなる。
この後スイッチ9をOFFする。その結果、第5図に示
すように、木ねし50の先端部51がH鋼56に溶接さ
れ、ボード55をH鋼56に簡単に連結することができ
る。
すように、木ねし50の先端部51がH鋼56に溶接さ
れ、ボード55をH鋼56に簡単に連結することができ
る。
このように、木ねじ50はスパーク開始後もねじ込まれ
るため、所定量の溶融金属58が確保され、ボード55
とH鋼56の連結を強固なものとすることができる。さ
らに、上記溶融金属58が常温になるまで冷えると、溶
融金属58および木ねじ50が収縮し、木ねじ50のヘ
ッド部53により、ボード55がかしまるため、上記連
結を強固にすることができる。
るため、所定量の溶融金属58が確保され、ボード55
とH鋼56の連結を強固なものとすることができる。さ
らに、上記溶融金属58が常温になるまで冷えると、溶
融金属58および木ねじ50が収縮し、木ねじ50のヘ
ッド部53により、ボード55がかしまるため、上記連
結を強固にすることができる。
この発明は上記実施例に制約されず種々の態様が可能で
ある。例えば、防振板57はな(でもよいし、自動ドラ
イバー3の回転ビット7を電気でなく圧縮エアで回転さ
せてもよい。また、硬質の非導電性部材として合板等を
用いることかできる。
ある。例えば、防振板57はな(でもよいし、自動ドラ
イバー3の回転ビット7を電気でなく圧縮エアで回転さ
せてもよい。また、硬質の非導電性部材として合板等を
用いることかできる。
この場合でも、スパークは局部で生じ、しかも空気が少
ないため燃えることがない。さらに、桟(金属製基材)
にパネル(非導電性部材)を連結して壁を製造する場合
にも適用できる。
ないため燃えることがない。さらに、桟(金属製基材)
にパネル(非導電性部材)を連結して壁を製造する場合
にも適用できる。
(発明の効果)
以上説明したように、この発明では、回転ビットに挿通
されたカラーを、溶接装置本体からの電気通路にしたも
のであり、しかもカラーと、金属゛ 製止め具のヘッド
部とを弾性体の弾性力によって確実に接触させることが
でき、また、接触面積を充分に取ることができる。この
結果、金属製止め具の先端部と金属製基材との間で確実
にスパークが発生して両者が溶接され、金属製止め兵に
より非導電性部材と金属製基材とを確実に連結できる。
されたカラーを、溶接装置本体からの電気通路にしたも
のであり、しかもカラーと、金属゛ 製止め具のヘッド
部とを弾性体の弾性力によって確実に接触させることが
でき、また、接触面積を充分に取ることができる。この
結果、金属製止め具の先端部と金属製基材との間で確実
にスパークが発生して両者が溶接され、金属製止め兵に
より非導電性部材と金属製基材とを確実に連結できる。
また、回転ビットは電気通路とならないから、回転ビッ
トと金属製止め具との間にスパークが生ぜず、両者が溶
接される不都合を防止できる。カラーは回転ビットに挿
通させるだけでよいので、市販のドライバー本体を用い
ることができる。
トと金属製止め具との間にスパークが生ぜず、両者が溶
接される不都合を防止できる。カラーは回転ビットに挿
通させるだけでよいので、市販のドライバー本体を用い
ることができる。
第1図から第5図までの図面はこの発明の一実施例を示
すものであり、第1図は溶接装置を使用して非導電性部
材の連結作業を開始した直後の状態を一部断面にして示
す図、第2図は自動ドライバーの先端部分の拡大断面図
、第3図は自動ドライバーの先端の底面図、第4図は金
属製止め具の先端部が金属製基材に達してスパークした
状態を示す断面図、第5図は連結終了後の状態を示す断
面図、第6図は従来の溶接装置を用いた連結作業を一部
断面にして示す図である。 コ・・・溶接装置、2・・・コンデンサ(溶接装置木本
)、3・・・自動ドライバー、7・・・回転ビット、7
a・・・先端部、 10・・・ドライバー木本、20・
・・カラー、22a・・・先端面、 40・・・フィル
バネ(弾性体)、50・・・ピン(金属製止め具)、5
1・・・先端部、53・・・ヘッド部、53a・・・頂
面、53b・・・係止穴、55・・・ボード(非導電性
部材)、56・・・H鋼(金属製基材)。
すものであり、第1図は溶接装置を使用して非導電性部
材の連結作業を開始した直後の状態を一部断面にして示
す図、第2図は自動ドライバーの先端部分の拡大断面図
、第3図は自動ドライバーの先端の底面図、第4図は金
属製止め具の先端部が金属製基材に達してスパークした
状態を示す断面図、第5図は連結終了後の状態を示す断
面図、第6図は従来の溶接装置を用いた連結作業を一部
断面にして示す図である。 コ・・・溶接装置、2・・・コンデンサ(溶接装置木本
)、3・・・自動ドライバー、7・・・回転ビット、7
a・・・先端部、 10・・・ドライバー木本、20・
・・カラー、22a・・・先端面、 40・・・フィル
バネ(弾性体)、50・・・ピン(金属製止め具)、5
1・・・先端部、53・・・ヘッド部、53a・・・頂
面、53b・・・係止穴、55・・・ボード(非導電性
部材)、56・・・H鋼(金属製基材)。
Claims (1)
- (1)金属製止め具を自動ドライバーにより回転させな
がら非導電性部材にねじ込んで貫通させ、その先端部が
金属製基材にほぼ達した状態で両者間に溶接装置本体か
ら電気を流して電気溶接することにより、非導電性部材
と金属製基材とを連結する装置において、上記自動ドラ
イバーは、ドライバー本体と、このドライバー本体に設
けられ、上記金属製止め具のヘッド部に形成された係止
穴に先端部が挿し込まれて回転する回転ビットと、上記
回転ビットに挿通され上記金属製止め具のヘッド部に接
触するカラーと、上記ドライバー本体とカラーとの間に
介装されカラーを金属製止め具のヘッド部側に付勢させ
る弾性体とを備え、上記溶接装置本体の一方の電極が上
記カラーに電気的に接続されていることを特徴とする溶
接装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16324285A JPS6224875A (ja) | 1985-07-24 | 1985-07-24 | 溶接装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16324285A JPS6224875A (ja) | 1985-07-24 | 1985-07-24 | 溶接装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6224875A true JPS6224875A (ja) | 1987-02-02 |
JPH0334426B2 JPH0334426B2 (ja) | 1991-05-22 |
Family
ID=15770048
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16324285A Granted JPS6224875A (ja) | 1985-07-24 | 1985-07-24 | 溶接装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6224875A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03111471U (ja) * | 1990-02-28 | 1991-11-14 | ||
JPH05217378A (ja) * | 1991-11-19 | 1993-08-27 | Samsung Electron Co Ltd | 半導体メモリ装置 |
-
1985
- 1985-07-24 JP JP16324285A patent/JPS6224875A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03111471U (ja) * | 1990-02-28 | 1991-11-14 | ||
JPH05217378A (ja) * | 1991-11-19 | 1993-08-27 | Samsung Electron Co Ltd | 半導体メモリ装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0334426B2 (ja) | 1991-05-22 |
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