JPS62248735A - クリ−ンル−ム用ｈｅｐａ枠 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はクリーンルームのＨＥＰＡフィルタ支持用の
ＨＥＰＡ枠に関するものである。

〔従来技術〕

従来、クリーンルームに用いられる全面ＨＥＰＡ天井に
照明器具等の設備機器を設備する場合、まずＨＥＰ八枠
へに配線ダクトを布設し、それに器具等を設置していた
。

〔この発明が解決すべき問題点〕

このため、ＨＥＰＡ枠とは別個に配線ダクトを製作し、
それをＨＥＰＡ枠に取付ける工事が発生していた。

従って、現場での作業性の悪い工程が増え、クリーンル
ーム全体の施工期間が長びき、コスト的にも好ましいも
のではなかった。

そこでこの発明では、クリーンルームで用いられるＨｌ
ｉｌ：ＰＡ枠に設備機器を取付ける際の前記のような不
都合な点を改善して、弱電用及び強電用配線スペースが
確保されていると共に、機器の取付は及び仕切壁の取付
けも容易に行ない得るクリーンルーム用ＨＥＰＡ枠を提
供することを目的とする。

〔発明の構成〕

この発明によるクリーンルーム用Ｈ１２ＰＡ枠は１．基
部と吊部な別個のチャンネル材とし基部下方に開口する
弱電用及び強電用配線スペースをＨＥＰＡ枠として一体
に形成し、これら配線スペース下部には設備機器または
仕切壁を取付は可能としたことを特徴とする。

〔実　施　例〕

以下、図示するこの発明の実施例により説明する。

牙１図に実施例のＨＥＰＡ枠１断枠囲断面図たが、ここ
でＨＥＰＡ枠１は断面方形の基部２とこの基部２の上側
に前記基部２より小さな、独立した断面方形の歯部３を
備えている。

さらに、基部２０両下端には各々対向し合うように突出
する断回路り字状の折曲片２６．　２７と、基部２下端
のほぼ中央部から真下に突出する突辺２８とで強電用配
線スペース５と弱電用配線スペース４とが形成されてい
る。

こうして、歯部３、基部２及び強電・弱電用配線スペー
ス５，４から成るＨＥＰＡ枠ｌはアルミ材の引抜き工法
等で一体化して形成することができる。

矛２図に、このＨＥＰ　へ枠１に照明器具９を取付けた
場合の実施例を示した。ここで、ＨＥＰＡ枠１は天井ス
ラブ６から垂下する吊りボルト７が歯部３に取付けられ
て固定され、ＨＥＰＡ枠１上にはＨＥＰＡフィルター８
が載置されている。こうして、ＨＥＰＡ枠１は基部２か
ら独立したチャンネル材である歯部３に吊りボルト７を
取り付ける構成としているため、漏気の防止が図れる。

ＨＥＰＡ枠１の基部２下面に形成された強電用及び弱電
用配線スペース５，４には各々強電ケーブル１６と弱電
ケーブル１７が敷設される。

この配線スペース５，４の下側には安定器１８が配置さ
れ、ＨＥＰＡ枠ｌ基部２の底壁に挿通してゴムナツト１
３に螺挿するボルト１４により固定される。さらに、安
定器１８の外周にはソケット２９を有すると共に器具取
付面まで折曲げた反射板１９がネジ加で安定器１８に固
定されている。

この照明器具９０反射板１９は器具取付面まで折曲げた
形状としているため、市販されているような反射体が器
具本体の外側に折曲されているタイプとは異なり、はこ
り溜りがなくなる。

牙３図にはＨＥＰＡ枠１に間仕切１５を取付けた場合の
実施例を示した。ＨＥＰＡ枠１０強電用及び弱電用配線
スペース５，４下面には折曲辺２６．　２７に嵌着する
盲プレート１０が取り付けられ、さらに盲プレート１０
の下面にはネオピレンゴムから成る略口状の介装材を介
して略口状のアルミ型材から成る間仕切支持材１１が配
置され、間仕切支持材１１はボルト１４とゴムナラ）　
１３で基部２の底壁に固定される。さらに、介装材１２
と間仕切支持材１１との両側壁間に間仕切１５を建込ん
で下端部を床面で固定しＨＥＰＡ枠１への間仕切１５の
取付けを完了する。

こうしたＨＥＰＡ枠工への間仕切１５上部の固定にはゴ
ムナツト１３とネオピレンゴム製の介装材を用いている
ため、天井部分の振動が床面に伝達するのを防止できる
。

また、矛４図に示したようにＨＥＰＡ枠１の強電用及び
弱電用配線スペース５，４下面にボすれば柱、壁に設置
する露出タイプのスピーカのようにほこり溜りとなるこ
とも無い。

さらに、Ｊ’　５図（ａ）、　（ｂ）に示したようにＨ
ＥＰＡ枠１の強電用及び弱電用配線スペース５，４下面
の所要の位置に照明器具９、非常用照明２９、火災感知
器δ、及びスピーカーボックス２１を取付けると共にそ
の他の開口部分は盲ボックス２４で塞ぐ構成とすること
で、生産ラインの変更に伴い間仕切変更が生じても各設
備機器の撤去。

移設も容易に行ない得る。

〔発明の効果〕

この発明によるクリーンルーム用ＨＥＰＡ枠の実施例は
以上の通りであり、次に述べる効果を挙げることができ
る。

配線ダクトの製作及び取付けが不要であると共に歯部が
基部から独立したチャンネル材であるため漏気対策が完
全に行なえる。また、照明器具、感知器等の設備機器及
び仕切壁をＨＥＰＡ枠に任意に取付は可能であり、撤去
、移設も容畦」　１１　セー　ヱ

【図面の簡単な説明】

牙１図は実施例のＨＥＰＡ枠断面図、牙２図はＨＥＰＡ
枠に照明器具を取付けた場合の実施例図、矛６図は間仕
切を設置した場合の実施例図、矛４図はスピーカーボッ
クスを設置した場合の実施例図、牙５図（ａ）、　（ｂ
）は種々の設備機器を任意個所に取付けた場合の全体図
である。 １・・・・・・ＨＥＰＡ枠、２・・・・・・基部、３・
・・・・・歯部、４・・・・・・弱電用配線スペース、
５・・・・・・強電用配線スペース、６・・・・・・天
井スラブ、７・・・・・・吊りボルト、８・・・・・・
ＨＥＰＡフィルタ、９・・・・・・照明器具、１０・・
・・・・盲プレート、１１・・・・・・間仕切支持材、
１２・・・ネオピレンゴム、１３・・・・・・ゴムナツ
ト、１４・・・・・・ボルト、１５・・・・・・間仕切
、１６・・・・・・−強電ケーブル、１７・・・・・・
弱電ケーブル、１８・・・・・・安定器、１９・・・・
・・反射板、加・・・・・・ネジ、２１・・・・・・ス
ピーカー・ボックス、ｎ・・・・・・スピーカ、ｎ・・
・・・・グラスウール、Ｕ・・・・・・盲ボックス、５
・・・・・・火災感知器、２６．　２７・・・・・・折
曲片、あ・・・・・・突片、２９・・・・・・非常用照
明。 富４図　　　　　　　　宵３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 クリーンルームのＨＥＰＡフィルタ支持用のＨＥＰＡ枠
   であつて、 チャンネル材から成る基部と、当該基部上面に形成され
   た独立するチャンネル材から成る吊部と、前記基部下面
   には下側に開口する弱電用及び強電用配線スペースとを
   一体形成し、 さらにこれら配線スペース下部には設備機器または仕切
   壁を取付け可能としたことを特徴とするクリーンルーム
   用ＨＥＰＡ枠。