JPS62247844A - 破砕装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は建設工事等で使用される砕石等を形成する破砕
装置に関する。

〈従来の技術〉 例えば砕石を形成するに際し、原石山から供給された原
石を破砕して所望粒径の砕石を作り出すために原石の性
質や粒径或いは砕石の必要粒径等を考慮し複数の破砕装
置により原石を順次細かく破砕するようにしている。

〈発明が解決しようとする問題点〉 しかし、従来の如く複数の破砕装置を用いると、それら
の設置面積が大となり、また各装置間での砕石運搬或い
は砕石の選別等の各種付帯設備が必要となり、設備費が
高額になるという問題点がある。

ところで、原石の粒径が小さいときには一台の破砕装置
で所望粒径の砕石を形成できるが、原石の粒径が大きい
ときには粗砕用の破砕装置が必要となる。しかし、粗砕
用の破砕装置ではその破砕比に限度があるため、中砕用
或いは細砕用破砕装置と併用する必要があり上記問題点
が発生する。

本発明は、このような実状に鑑みてなされたもので、大
粒径の被破砕物と小粒径の破砕物とを単一の装置で破砕
することができる破砕装置を提供することを目的とする
。

く問題点を解決するための手段〉 このため、本発明は第１被破砕物を載置して搬送する搬
送装置と、該搬送装置の上方に配設され回転駆動される
回転体と、該回転体に設けられ当該回転体の回転力にで
前記搬送装置により搬送される第１被破砕物を破砕する
第１破砕部材と、前記第１被破砕物より粒径が小さな第
２被破砕物を前記回転体に供給する供給装置と、前記回
転体に設けられ当該回転体の回転力により前記供給され
た第２被破砕物を投てきする投てき部材と、投てきされ
た第２被破砕物を受けて衝撃破砕する第２衝撃破砕部祠
と、を備えるようにした。

く作用〉 このようにして、単一の破砕装置にて大粒径の第１被破
砕物と小粒径の第２被破砕物とを同時或いは選択的に破
砕できるようにした。

〈実施例〉 以下に、本発明の一実施例を第１図〜第５図に基づいて
説明する。尚、本実施例では原石の破砕について説明す
る。

図において、骨組み形成されたフレーム本体１には搬送
装置としてのエプロンコンヘア２が略水平に差渡して取
イ」けられている。このエプロンコンヘア２は第２図に
示すように堅固に形成されたプレー）２ａがチェーン２
ｂ、Ｊ−に設けられて構成されている。前記チェーン２
ｂはフレーム本体】に設けられた支持フレーム３に摺動
自由に支持されている。

前記エプロンコンヘア２の一側」一方のフレーム本体１
にはホッパ４が設けられ、このホッパ４かラエフロンコ
ンベア２に第１被破砕物としての原石が供給される。エ
プロンコンヘア２は、コンヘア用電動機５により駆動さ
れ、ホッパ４がら供給された原石を他側がね（第１図中
右方）に搬送する。

また、前記エプロンコンベア２の他端側−１一方のフレ
ーム本体１には、下端開放のケース６が設けられ、この
ケース６内に破砕室が形成される。前記ケース６内壁は
硬質部材により覆われている。

また、このケース６の下部両側には軸受７が夫々設けら
れ、これら軸受７には回転体としてのロータ８がその回
転軸を前記エプロンコンベア２の搬送方向に略直交しか
つ略水平に配設して前記ニブｏ７コンベア２を跨がって
取付けられている。

前記ケース６の上端部にはシュータ９が開設され、この
シュータ９から所定粒径に破砕された砕石がケース６内
のロータ８に向かって投下されるようになっている。

前記ロータ８の外周壁には、第３図及び第４図に示すよ
うに投てき部材としての一対の投てき板１０がロータ８
の回転軸に沿って取付けられると共に、前記投てき板１
０と回転方向に９０゛ずらした位置に第１破砕部材とし
ての複数の打撃刃１１が数句けられている。これら打撃
刃１１はエプロンコンベア２により搬送された原石を比
較的粒径の大きな砕石に破砕するもので、それらの先端
部１１ａは先細りの型状に形成されている。これにより
楔効果にて原石の破砕効果を高める一方原石との接触摩
擦抵抗を小さくするように形成されている。前記ロータ
８は電動機１２により回転駆動されるようになっている
。

また、ケース６の上部内壁には第２衝撃破砕部材として
の衝突板１３が設けられ、この衝突板１３には前記シ１
−夕９から投下された砕石が投てき板１０により加速さ
れて衝突するように構成されている。

前記エプロンコンベア２の他端側下方にはエプロンコン
ベア２から搬出される砕石を篩装置１４に搬送する第１
ベルトコンヘア１５が設けられている。

篩装置１４は所定粒径以下の砕石を二階縁に分けて分級
し製品とする一方前記所定粒径を超える砕石を第２ベル
トコンヘア１６に供給する。第２ベル１−コンベア１５
はその砕石を前記シュータ９に搬送供給するようになっ
ている。したがって、シュータ９に供給される砕石が第
２被破砕物を形成しシュータ９と第２ベルトコンベア１
６により供給装置が構成される。

前記ケース６の一側部下端はフレーム本体１に垂直面内
を回動自由に取付けられ、ケース６の他側部下端にはフ
レーム本体１に取付けられた高さ調整用のネジ機構１７
のロッド部が取付けられている。そして、ネジ機構１７
によりケース６の他端部を上下動させてエプロンコンベ
ア２とロータ８の打撃刃１１との間隙を調整し過粉砕を
防止するようにしている。

尚、１８はケース６に設けられた案内ゲートである。

次に作用を説明する。

ホッパ４に貯留された大粒径の原石が所定量ずつエプロ
ンコンヘア２に供給される。供給された原石はエプロン
コンベア２によりケース６内に搬送される。

そして、原石はエプロンコンヘア２により搬送されつつ
高速回転駆動されるロータ８の打撃刃１１の衝撃力によ
り破砕され比較的粒径の大きな砕石が形成される。破砕
された砕石はエプロンコンベア２から第１ベルトコンベ
ア１５に供給された後、第１ベルトコンベア１５から篩
装置１４に供給される。

そして、篩装置１４により破砕された砕石が分級され所
定粒径以下の砕石が二階縁の粒径の砕石に選別されて製
品となる。

さらに、所定粒径を超える砕石は舗装Ｗ１４から第２ベ
ルトコンベア１６に供給された後第２ベル１〜コンベア
１６からシュータ９に投下される。

そして、シュータ９に投下された砕石はロータ８に供給
された後その投てき板１０により加速されつつ投てきさ
れ衝突板１３に高速で衝突する。この衝突時に砕石は衝
撃力により破砕されて前記エプロンコンベア２に落下す
る。また、砕石はケース６内空間を高速で飛び交い相互
に衝突して破砕される。

そして、破砕された砕石はエプロンコンベア２及び第１
ベルトコンベア１５により篩装置１４に供給されて選別
される。

以上説明したように、大粒径の原石を破砕する打撃刃１
１と小粒径の砕石を破砕するために砕石を衝突板１３に
投てきする投てき板１０とをロータ８に取付げるように
したので、単一の破砕装置で大粒径の原石と小粒径の砕
石を同時に破砕でき、またそれらを選択的に破砕できる
。このため、従来に較べ破砕装置の設置面積を大巾に減
少できると共にそれらの各種付帯設備をも大巾に減少で
き設備費を大巾に低減できる。また、各種付帯設備の減
少により装置の設置場所の移動も容易になる。

また、大粒径の原石を衝撃刃１１により破砕した後、さ
らに衝突板１３により衝突破砕するようにしだので、破
砕装置に投入する原石の粒径を従来に較べ極めて大きく
でき破砕処理能力を向上できる。

尚、本実施例においては原石の破砕について述べたが、
被破物としてはアスファルト廃材或いはコンクリート廃
材等がある。また、シュータ９はロータ８の斜め上方に
開設してもよい。

第６図〜第１２図は夫々衝撃刃及び投てき板の変形態様
を示す。

すなわち、第６図（４）、■に示す変形態様はロータ２
０の外周壁に一対の衝撃刃２１を回転方向に９０゜ずつ
ずらした位置に夫々所定距離を設けまた接近させて取付
けたものである。そして、一対の衝撃刃２１を挾むよう
に投てき板２２ａを設けると共に一対の衝撃刃２１の間
に投てき板２２ｂを設けるようにしたものである。

第７図囚、０に示す変形態様はロータ２０の外周壁に一
対の板状部材２３ａ、２３ｂを回転方向に９０゜ずつず
らして取付けたものであり、ロータ２０の一側部の板状
部材２３ａと他側部の板状部材２３ｂとの高さが異なら
せである。ここでは、板状部材２３ａ。

２３ｂが第１衝撃破砕部材と投てき部材とを構成する。

第８図囚、０に示す変形態様は、ロータ２０の外周壁に
高さの異なる板状部材２４ａ、２４ｂを回転方向に１８
０°ずらしかつ交互に高さを変えて取付けたものである
。

第９図囚、■に示す変形態様は、ロータ２０の外周壁に
板状部材２５を回転方向に１８０°ずらしかつ回転方向
で重複しないようロータ軸方向にずらして取付けたもの
である。

第１０図囚、■に示す変形態様は、ロータ２０の外周壁
に板状部材２６を回転方向に９０°ずつずらして取付け
ると共に回転方向に９０゛ずれた位置の板状部４ｔ’　
２６が相互に回転方向で重複しないようにロータ軸方向
にずらして取付けたものである。

第１１図（５）９面に示す変形態様は、ロータ２０の外
周壁に同一高さの板状部材２７を回転方向に１８０゜ず
らして取付りたものである。

第１２図囚、０に示す変形態様は、ロータ２０の外周壁
に同一高さの板状部材２８を回転方向に９０°ずつずら
して取付けたものである。

〈発明の効果〉 本発明は、以」二説明したように、回転体に大粒径の第
１被破砕物を破砕する第１破砕部材と、小粒径の第２破
砕物を破砕するためにそれを第２衝撃破砕部材に投てき
する投てき部材と、を設けるようにしたので、単一の破
砕装置にて第１被破砕物と第２被破砕物とを同時或いは
選択的に破砕できる。このため、破砕装置の設置面積を
大巾に減少できると共にそれらの各種イ１帯設備をも大
ｌ］に減少でき設備費を大ｌ］に低減できまた装置の移
動も容易になり、さらに破砕処理能力も向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す要部側面図、第２図は
同上の要部拡大図、第３図はロータの側面図、第４図は
ロータの正面図、第５図は同上の全体構成図、第６図〜
第１２図は衝撃刃と投てき板の変形態様を夫々示す図で
ある。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 第１被破砕物を載置して搬送する搬送装置と、該搬送装
   置の上方に配設され回転駆動される回転体と、該回転体
   に設けられ当該回転体の回転力にて前記搬送装置により
   搬送される第１被破砕物を破砕する第１破砕部材と、前
   記第１被破砕物より粒径が小さな第２被破砕物を前記回
   転体に供給する供給装置と、前記回転体に設けられ当該
   回転体の回転力により前記供給された第２被破砕物を投
   てきする投てき部材と、投てきされた第２被破砕物を受
   けて衝撃破砕する第２衝撃破砕部材と、を備えたことを
   特徴とする破砕装置。