JPS62246578A - マイトマイシン誘導体 - Google Patents

マイトマイシン誘導体

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JPS62246578A
JPS62246578A JP61089546A JP8954686A JPS62246578A JP S62246578 A JPS62246578 A JP S62246578A JP 61089546 A JP61089546 A JP 61089546A JP 8954686 A JP8954686 A JP 8954686A JP S62246578 A JPS62246578 A JP S62246578A
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methoxy
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Tokuyuki Kuroda
黒田 徳幸
Koji Hisamura
孝治 久村
Toru Sugaya
亨 菅谷
Yutaka Osawa
豊 大澤
Hideo Ueno
英雄 上野
Makoto Morimoto
森本 眞
Tadashi Ashizawa
芦沢 忠
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KH Neochem Co Ltd
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Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D487/00Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00
    • C07D487/12Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00 in which the condensed system contains three hetero rings
    • C07D487/14Ortho-condensed systems
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は抗腫瘍活性を有する新規なマイトマイシン誘導
体に関する。
従来の技術及び問題点 マイトマイシン類は一般に抗菌活性、抗腫瘍活性を有す
る抗生物質として知られている。代表的なマイトマイシ
ン類としては、マイトマイシンA。
B、C及びポルフィロマイシン(メルクインデックス1
0版)、マイトマイシンD及びE(特開昭54−122
797)、マイトマイシンF及びJ(特開昭55−45
322)等があげられる。これらのマイトマイシン類は
以下第1表に示す化学構造を有し、ストレプトミセス・
ケスピトーサスの菌株を培養することによって得ること
ができる。
第1表 代表的なマイトマイシン類の構造SA9″−1
0Y    Z マイトマイシンA   OCH,4C)13    I
I〃BOCH,1−い1)IC1+。
ICNHa−−CL    II 〃DNI2Iい−い)IC1+3 //Eli1211111翫C)1.C1+。
”    F   OCHs    −−CH3Ctl
 s〃       J    ロCH,Iい−”  
      CL      CH*ポルフィロマイシ
ン NH24C)1.   C11゜なお、立体構造は
ジャーナル・オブ・アメリカン・ケミカル・ソサエティ
ー、 105.7199 (19B3)による。
又、10位デカルバモイルマイトマイシン類がジャーナ
ル・オブ・メディシナル・ケミストリー。
14、109 (1971)  に記載されている。
これらのマイトマイシン類中、マイトマイシンCは抗腫
瘍活性が特に強く、広く臨床に供せられている。しかし
ながら、毒性、骨髄毒性が強く、抗腫瘍活性の増強及び
/又は副作用の軽減を目的に従来マイトマイシン類の種
々の誘導体がつくられている。
これらの誘導体のうち、7位アミノ基が置換されたマイ
トマイシン類も種々知られているが、該アミン基の窒素
原子に隣接して炭素以外の原子が配置される基で、置換
されたマイトマイシン誘導体としては、特開昭60−1
69481に記載されているものが知られているのみで
ある。すなわち、該文献には7位がメタンスルホニルア
ミノ(実施例5)、ジエチルチオホスホリルアミノC(
C2H8>2P(=S)NH−)  (実施例14)等
であるマイトマイシン誘導体が開示されている。
しかしながら、7位アミノ基がその窒素原子に隣接して
酸素原子が配置した基で置換されたマイトマイシン誘導
体は知られていない。
新規かつ有用なマイトマイシン誘導体は常に求められて
いる。新規なマイトマイシン誘導体について研究した結
果、7位が窒素原子に隣接して酸素原子を有する置換ア
ミノ基、例えば、アルコキンアミノ基やアラルキルオキ
シアミノ基等である化合物は、その構造においてマイト
マイシン類のキノン環が、7−アルコキシイミノ−1又
は7−アラルキルオキシイミノ−6,7−シヒドロキノ
ン環に変換した全く新規な化合物であることを見い出し
た。又、これら化合物はすぐれた抗腫瘍活性を有する。
問題点を解決するための手段 本発明の優れた抗腫瘍活性を有するマイトマイシン誘導
体は次の式(I)で表される。
(式中、Rは低級アルキル、シクロアルキル又は非置換
もしくは置換アラルキルであり、Xは水素原子、又カル
バモイルであり、Y、Zは水素原子又はメチルである。
−7ψ−はα又はβ結合を表す)。
式(1)で表される化合物を以下化合物(1)と・いう
(他の大番号の化合物についても同様)。
式(1)のRの定義中、低級アルキルは炭素数1〜6の
直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル、例えばメチル、エ
チル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソ
ブチル、5ec−ブチル。
t−ブチル、n−ペンチル、ネオペンチル、n−ヘキシ
ル等を包含する。シクロアルキルは、炭素数3〜6のシ
クロアルキル、例えばシクロプロピル、シクロペンチル
、シクロヘキシル等ヲ包含スる。非置換もしくは置換ア
ラルキルはベンジル。
フェネチル、ジフェニルメチル、トリチル、置換ベンジ
ル等を包含する。ここで置換ベンジルとしてはベンゼン
環が1又は2の同一もしくは異なったヒドロキシ、メト
キシ、ハロゲン原子、アミノ。
ニトロ又は低級アルキル〔ここで低級アルキルは式(1
)のRの定義にいう低級アルキルと同義である〕で置換
したベンジルがあげられる。
化合物(I)は式(II) (式中、X、Y及びZは式(1)におけると同義である
)で表されるマイトマイシン類と式(II[)RON 
Hz      (m ) 〔式中、Rは式(I)におけると同義である〕で表され
る化合物又はその酸付加塩とを不活性溶媒中、必要に応
じ塩基の存在下、反応させることにより製造することが
できる。
化合物(III)の酸付加塩としては、塩酸塩、臭化水
素酸塩等が用いられる。化合物(III)又は、その酸
付加塩の使用量は化合物(n)に対し1〜3当量が適当
である。化合物(I[I)の酸付加塩を用いる場合には
、化合物(III)を遊離させるに必要な量の塩基を使
用する。かかる塩基としては、炭酸ナトリウム、炭酸カ
リウム、炭酸水素ナトリウム、水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム、水酸化リチウム等の無機塩基、ピリジン、
4−ジメチルアミノピリジン、トリエチルアミン、N、
N−ジメチルアニリン等の第3級アミン、ソジウムメト
キシド、ソジウムエトキシド、ポタシウムメトキシド、
ポタシウムエトキシド等のアルカリ金属アルコキシド等
が用いられる。
不活性溶媒としては、メタノール、エタノール、インプ
ロパツール等の低級アルカノール、アセトニトリル、ジ
メチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、テトラヒ
ドロフラン、水等が単独もしくは組合わせて用いられる
反応は0℃から室温で行うのが好ましく、通常数時間か
ら数十時間で完了する。
反応終了後、通常用いられる処理操作、例えば抽出、ク
ロマトグラフィー、再結晶等の分離、精製法によって化
合物(1)を得ることができる。
化合物(I)は前記の従来知られているマイトマイシン
類及びその誘導体とは構造を全く異にする新規なマイト
マイシン誘導体である。もっとも化合物(I)は式(1
)以外に次の式(IV)又は(V)の構造も互変異性に
よりとりうるちのと考えられる。
(両式中、R,X、Y、Z及びν^は式(I)における
と同義である)。
例えば、実施例1で得られる化合物のCDCj!。
中での1H−及び13C−NMRの値は該化合物が式(
1)に対応する構造をとっていることを示している。と
ころが、IH−NMRをd6ジメチルスルホキシド中で
測定すると、アリール位メチルのピークが82.01に
12%(積分強度比)観測され、一部式(rV)又は(
V)に対応する構造で存在していることが確認された。
一般には化合物の種類、NMRの測定条件等により互変
異性体の生成比は異なってくる。
従って、本発明は式(1)で表されるマイトマイシン誘
導体に関す°るものであるが、その互変異性体である式
(IV)及び(V)で表される化合物も包含するもので
ある。
化合物(I)は優れた抗腫瘍活性を示す。以下、代表的
な化合物(1)の薬理作用を実験例で示す。
実験例1゜ 代表的な化合物(I)のHe1a S3培養細胞に対す
る効果を第2表に示す。表中I Csoは薬剤非投与の
細胞数に対し50%の細胞数を与える試験化合物の濃度
である。
第2表 He1a S、培養細胞に対する効果この試験
方法は以下の通りである。
培養He1a 33細胞を10%(V/V )牛胎児血
清および292 mg/mlグルタミンを含有するME
M培地で3 X 10’個/ml“の浮遊細胞液に調整
した。
24穴マルチプレートに1mlずつ分注し、炭酸ガス培
養器(5%炭酸ガス、95%空気)中37℃で培養した
。24時間後にPBS又は、エタノール又はジメチルス
ルホキシドに溶解又は懸濁した薬剤を種々の濃度で添加
した。添加後、37℃炭酸ガス培養器中(5%炭酸ガス
、95%空気)で、72時間培養した。各穴の培養液を
アスピレータ−で吸引除去し、1mlのPBSを添加し
て細胞表面を穏やかに洗浄後、吸引除去した。0.05
%トリプシンおよび0.02%EDTA含有PBSを1
mlずつ各穴に分注し、ピペッティングののち、ミクロ
セルカウンター(東亜医用電子製)で各細胞浮遊液の細
胞数をカウントした。薬剤非投与のコントロールの細胞
数に対し、50%の細胞数を示す濃度(ICs。)を濃
度依存曲線よりもとめた。
実験例2゜ 化合物(I)のサルコーマ180固形腫瘍に対する効果
を第3表に示す。表中C11,とは化学療EL)s。
ここで、L Dsaは急性毒性値を、又EDs◎はサル
コーマ180固型腫瘍体積を、非投与対称群の腫瘍体積
の50%に低下させる投与量を示す。表中る投与量とE
Di。の比を示し、末梢白血球数に対する影響を表すも
のである。
第3表 サルコーマ180固型腫瘍に対する効果1  
   37.5   0.7   0.52     
18.8   3.6   1.93     18.
8   3.1   2.44     1g、8  
 2.7   0.95     60.0   3.
4   1.4マイトマイシンC8,41,90,6 LDsa、 EDso、 WBC400@の値は、それ
ぞれ以下に述べる方法により求められた。
(1)  LD、。
ddyマウスに薬剤を1回腹腔内に投与し、1群5匹の
マウスの投与後14日間の生死を観察し、各投与群の死
亡率より、ベーレンス・ケルバー法に従いLDs−を算
出した。
(2)ED、。
5 X 10’個のサルコーマ180細胞をddyマウ
スの腹腔内に移植し、7日目のI水から細胞を採取し、
滅菌生理食塩水で1回洗浄後、滅菌生理食塩水で5 X
 10’個/mlの細胞浮遊液を作製した。このQ、1
mlを体重20±2gのddy雄住マウスの右腋窩部皮
下に移植した。
薬剤は、生理食塩水、又はツイーン80含有生理食塩水
に溶解し、腫瘍移植後24時間目に1群5匹のマウス尾
静脈より0.1〜0.2mlを投与した。移植後7日目
に腫瘍の長径(a)と短径(b)を測定し、腫瘍体積に
相当するaxb2/2の値を求めた。薬剤非投与の対照
群の体積(C)に対する薬物投与群の体積(T)の比(
T/C)によって抗腫瘍効果をあられした。
縦軸に通常目盛でT/C,横軸に対数目盛で投与量を表
したグラフに、各投与量におけるT/Cをプロットし、
投与量とT/Cの関係を最小二乗法により直線としても
とめた。得られた直線の回帰式より、T/Cが0.5を
示す投与量(ED5゜)を算出した。
(3)  WBC4000 5X 106個のサルコーマ180細胞を1群5匹の体
重20±2gのddy雄性マウスの右腋窩部皮下に移植
し、2・4時間後に薬剤を腹腔内に投与した。薬物投与
後4日目に担癌マウスの眼窩静脈叢より血液を0.02
m1採取し、9.98m1のセルキットセブン液に分散
させた。サポニン液を1滴加え赤血球を溶解させた後、
ミクロセルカウンターで白血球数を測定した。縦軸に通
常目盛で末梢白血球数を、横軸に対数目盛で投与量を示
したグラフに各投与量における白血球数をプロットし、
投与量と末梢白血球数の関係をもとめ、末梢白血球数4
000/mm3 (正常マウスにおける末梢白血球数の
ほぼl/2)を与える投与量(W B C4゜oo)を
算出した。
上記のごとく化合物(1)は一般に優れた抗腫瘍活性を
存する。化合物(I)のいくつかはc、r。
値がマイトマイシンCより大であり、このことは投与可
能量域がマイトマイシンCより広いことを意味する。又
、多くの化合物(I)はWBC4+17IQ/EDso
値がマイトマイシンCより大であり、このことは同等の
E D s。を与える投与量での骨髄毒性がマイトマイ
シンCより軽減されていることを意味する。
従って、化合物(I)はこれを含有してなる抗腫瘍剤、
特に化合物(I)の有効量と医薬補助剤とを含有してな
る抗腫瘍剤として用いることができる。ここに医薬補助
剤は常用される希釈剤、賦形剤、崩壊剤、結合剤、滑沢
剤、基剤等を包含する。
化合物(1)は各種の投与形態で用いることができる。
注射剤として用いる場合には、希釈剤としてこの分野で
常用されているもの、例えばエタノールに化合物(1)
を溶解後(必要に応じ界面活性剤、可溶化剤を併用)、
エタノールを吸引除去するか又はせずに、注射用蒸留水
;生理食塩水;ブドウ糖、フラクトース、マンニット等
の注射用蒸留水への溶液と混合して製する。
又、エタノール溶液を凍結乾燥した注射剤や化合物(1
)と塩化ナトリウムとを混合した粉末注射剤としてもよ
く、これらの場合は用時溶解している。これらの注射剤
は例えば、静脈内投与に供せられるが、筋肉内投与、動
脈内投与、腹腔内投与、胸腔内投与等も可能である。
経口投与用製剤は、化合物(I)及び適当な賦−形剤、
崩壊剤、結合剤、滑沢剤等を常法により混合成型して錠
剤1粒剤、粉剤とすることにより製造する。
坐剤用製剤は、化合物(1)及び常用の担体を常法によ
り混合成型して製する。
投与量は投与方法、化合物(I)の種類2年齢。
症状等により異なるが、一般的には人を含む哺乳動物に
対し、1日あたり化合物(I)として0,5〜75■/
60kgが適当である。
実施例 以下、本発明の実施例及び参考例を示す。なおMASS
スペクトルは、F A B (Fast AtomBo
mbardn+ent )法によるものである。
各実施例における目的化合物の命名は第1表におけると
異なっている。例えば実施例1の化合物は以下の構造と
名称で表される。
(1aS−(laα、8β、8aa、8bα))−8−
([: (アミノカルボニル)オキシ〕メチル)−3a
−メトキシ−6−〔(メトキシ)イミノツー5−メチル
−1,la、 2.5,6.8.8a、 8 b−オク
タヒドロ−アジリジノ(2’、 3’ : 3.4 )
ピロロ〔1゜、2−a)インドール−4,7−ジオン実
施例1゜ C1aS  (1aα、8β、8aa、3bα))−8
−(C(アミノカルボニル)オキシコメチル)−8a−
メトキシ−6−〔(メトキシ)イミノ〕−5−メチル−
1,la、 2,5.6.8.8a、 8 b−オクタ
ヒドロ−アジリジノ (2’、 3’ : 3.4 )
ピロロ〔1゜2−a]ゼインール−4,7−ジオンの製
造ナトリウムメトキシド0.097gをメタノール3m
lに懸濁させた液にメトキシアミン塩酸塩0.154g
を加え室温で10分間攪拌する。そこへメタノール9m
lとマイトマイシンA0.30gを加え、さらに室温で
17時間攪拌する。減圧下溶媒を留去し、残留物をシリ
カゲルクロマトグラフィーにより、クロロホルム−メタ
ノール(15: 1 ;V/V)を展開溶媒として分離
精製し、標記化合物0.17gを得る(収率54.2%
)。
’H−NMR(CDCJ!3)  δ; 1.40.1
.41 (3)1゜共にd)、  2.84 (LH,
m)、  2.93 (LH,m)、  3.21゜3
.24 (3)1.  共にs)、  3.45 (1
M、 m)、  3.73. 3.77(IH1共にd
d)、  3.88. 4.24 (IH,共にd)。
4.09 (3H,s)、 4.16 (IH,m)、
 4.59.4.65(IH1共にdd)、  4.7
5. 4.79 (1)1.  共にdd)。
4.89 (2H,br) ”C−NMR(CD(13)  δ、 17.5. 1
8.1. 32.4゜32.6. 36.6. 43.
3. 43.9. 44.0. 49.i、  49.
2゜49.9. 61.8. 62.2. 63.6.
 105,7. 105.8゜125.8.126.0
.152.2.152.7.152.肌 154.3゜
156.7. 156.8. 176.4. 176.
8. 190.7. 191.II  R(KB  r
  )  cm−’  :   3450. 2940
.  1705.  1640゜1565、 1450
. 1340. 1070. 1020102O365
(C+sHzoNsOg分子量364.37 )実施例
2゜ (1aS−(Iaα、3β、gaa、8bff))−8
−(((アミノカルボニル)オキシコメチル)−6−(
(インブチルオキシ)イミノ)−8a−メトキシ−5−
メチル−1,la、 2.5.6.8.8a、 8 b
−オクタヒドロ−アジリジノ(2’、 3’ : 3.
 4 )ピロロ(1,2−a)インドール−4,7−ジ
オンの製造 マイトマイシンi、30gをメタノール30ωlに溶解
した液にインブチルオキシアミン塩酸塩0、24 g加
え、さらにトリエチルアミン0.50m1を加え室温で
18時間攪拌する。減圧下溶媒を留去し、残留物をシリ
カゲルクロマトグラフィーにより、クロロホルム−メタ
ノール(20: 1 ;V/V)を展開溶媒として分離
精製し、標記化合物0.11gを得る(収率29.6%
)。
’H−NMR(CD30D)δ ;  1.01. 1
.03 (6H。
共にd)、  1.45. 1.49 (3H,共にd
)、 2.12 (LH。
m)、  2.95 (1N、 m)、  3.06 
(IH,m)、  3.30゜3.33 (311,共
にS)、  3.74 (IH,l11)、 3.77
゜3.85 (1)1.  共にdd)、 3.98.
4.29 (IH,共にd)。
4.08 (IH,m)、  4.12. 4.14 
(28,共にd)。
4.70 (IH,m)、  4.80 (IH,m)
I R(KB r ) Cm” ;  3400. 2
950. 1710. 1640゜1570、 146
0. 1340. 1070. 1020102O40
7(C1982@N40.分子量406.45 ”)実
施例3゜ [1aS−(l aa、 8β、3aα、3bα))−
8−[((アミノカルボニル)オキシコメチル)−5−
((sec−ブチルオキシ)イミノ〕−8a−メトキシ
ー5−メチル−1,la、 2.5.6.8.8a、 
8b−オクタヒドローアジリジノ(2’、 3’ : 
3. 4 )ピロロ(1,2−a)インドール−4,7
−ジオンの製造 実施例2と同様の方法で、マイトマイシンA0、50 
gおよび5ec−ブチルオキシアミン塩酸塩0.41g
およびトリエチルアミン0.83ωlから標記化合物0
.12 gを得る(収率20.8%)。
’H−NMR<CDCl3>  δ; 0.90.0.
94 (3H。
共にt)、  1.25. 1.28 (3H,共にd
)、  1.40゜142 (38,共ニd)、  1
.70 (2H,m)、  2.86 (IH。
m)、  2.93 (IH,m)、  3.21. 
3.24 (3H,共にs)。
3.45 (IH,m)、 3.73. 3.78 (
IH,共にdd) 。
3.90. 4.24 (18,共にd)、  4.1
0 (IH,m)。
4.45 (LH,m)、 4.70 (IH,m)、
 4.76 (11,m)。
4.80 (28,br) I R(KB r ) am−’ ; 3400.29
50.1710.1640゜1570、 1460. 
1340. 1070. 1020M A S S  
LOT (C1* H21N406分子量406.45
 )実施例4゜ (las−(laα、8β、 8aa、3bα))−8
−(((アミノカルボニル)オキシコメチル)−6−(
(n−ブチルオキシ)イミノ)−88−メトキシ−5−
1fルー 1. la、 2.5.6.8.8a、 8
b−オクタヒドロ−アジリジノ(2’、 3’ : 3
. 4 )ピロロ(1,2−a)インドール−4,7−
ジオンの製造 実施例2と同様の方法で、マイトマイシンA0.42g
、n−ブチルオキシアミン塩酸塩0.30gおよびトリ
エチルアミン0.61m1から標記化合物0.12 g
を得る(収率24.4%)。
’H−NMR(CD20D)  a ; 0.95.0
.96 (3H。
共1.:t)、  1.14 (2H,m)、  1.
70 (28,m)、 2.88(LH,m)、  2
.99 (IH,m)、 3.22.3.25 (3)
1゜共にS)、 3.47 (18,m)、 3.70
.3.78 (LH,共にdd)、  3.93. 4
.21 (LH,共にd)、  4.24 (LH。
m)、  4.27. 4.28 (2H,共にt)、
  4.72 (IH,m)。
4.78 (1)1.  m> I R(KB r ) cm−’ ;  3400.2
940.1?10.1640゜1570、 1460.
1340. 1070.10102OS S  407
 (C+1H2sN<06分子量406.45 )実施
例5゜ (1aS−(Iacr、8β、8aα、8bα)〕−8
−(((アミノカルボニル)オキシコメチル)−1,5
−ジメチル−6−〔(イソブチルオキシ〉イミノクー8
a−メトキシ−1,la、 2.5,6.8.8a。
8b−オクタヒドロ−アジリジノ(2’、 3’ : 
3.4 )ピロロ(1,2−a〕ゼインール−4,7−
ジオンの製造 インブチルオキシアミン塩酸塩0.31 gを水1.5
mlに溶解し、攪拌しながら無水炭酸ナトリウム0、1
6 gを少しずつ加える。この溶液をマイトマイシンF
o、45gをメタノール25m1に溶かした液に加え室
温で18時間攪拌する。減圧下溶媒を留去し、残留物に
クロロホルム−メタノール(9: 1 ;V/V)溶液
103mlを加え20分間攪拌した後、瀘過する。p液
を濃縮して得られる油状物をシリカゲルクロマトグラフ
ィーにより、クロロホルム−メタノール(20+ 1 
:V/V)を展開溶媒として分離精製し標記化合物0.
40 gを得る(収率76.8%)。
’H−NMR(CD(13)  δ; 0.92.0.
95 (6H。
共にd)、  1.4G、  1.43 <31(、共
にd)、  2.(15(1)1゜m)、2.23 (
1)1. m)、 2.26 (3H,s)、 2.3
2 (IH。
m)、  3.18. 3.22 (3H,共にS)、
  3.40 (18,m>。
3.70. 3.75 (1)1.  共にdd)、 
 3.86. 4.22 (ill。
共にd)、  4.08. 4.10 (2H,共にd
)、  4.16 (l)I。
m)、  4.42. 4.46 (1N、  共にd
d)、  4.74. 4.80(IH1共にdd)、
  4.86 (2N、  br)I R(KB r 
) cm−’ ; 3450.2960.1710.1
640゜1570、1450.1340.1070.1
020102O421(C2゜H2@ N 40 g分
子量420.46 >実施例6゜ (las−(laα、8a、8aa、8bα))=8−
 (((アミノカルボニル)オキシコメチル)−1,5
−ジメチル−8a−ヒドロキシ−6−〔(インブチルオ
キシ)イミノ) −1,la、 2.5.6.8.8a
8b−オクタヒドロ−アジリジノ C2’、 3’ :
 3. 4 :]ピロロ(1,2−a)インドール−4
,7−ジオンの製造 実施例5と同様の方法で、マイトマイシンB0.52g
、インブチルオキシアミン塩酸塩0.31gおよび無水
炭酸ナトリウム0.39 gから標記化合物0.20 
gを得る(収率39.7%)。
’HNMR(CDCj!z)  δ、 0.93.0.
94 (6H。
共にd)、  1.40 (3H,d)、  2.05
 (1)1. m)、  2.23(IH,m)、 2
.26 (3H,s)、 2.73 (1)1. rr
I)、 3.41(1,1(、m)、  3.74. 
3.84 (ltl、共にdd)、  3.95゜4.
24 (111,共にd)、  4.0?、  4.0
9 (211,共にd)。
4.13 (IN、 m)、  4.70. 4.73
 (IH,共にdd) 。
4.80. 4.81 (LH,共にdd)、  4.
86 (2H,br)I R(KB r )  c+s
−’  ;  3400. 2960. 1700. 
1640゜1570、1460.1340.10201
02O407(C,,82IN、O−分子量406.4
5 )実施例7゜ [1aS−(laα、8β、8aa、3bα))−8−
ヒドロキシメチル−6−〔(インブチルオキシ)イミノ
ツー8a−メトキシー5−メチル−1゜la、 2.5
,6,8.8a、 8 b−オクタヒドロ−アジリジノ
(2’、 3’ : 3. 4 〕 ピロロ(1,2−
a)インドール−4,7−ジオンの製造 実施例5と同様の方法で、デカルバモイルマイトマイシ
ンA0.17g、インブチルオキシアミン塩酸塩0.1
4 gおよび無水炭酸ナトリウム0.07gから標記化
合物0.025 gを得る(収率12.5%)。
’H−NMR(CDCj!、)  δ ; 0.94 
(6)1. d)。
1.44. 1.45 (3)1.  共にd)、  
2.09 (it(、m)。
2.89 (2H,m)、  3.21. 3.23 
(3H,共にS)。
3.40 (LH,m)、 3.48 (IH,m)、
 3.91.4.28(IH1共にd)、  4.03
 (1)1. m)、  4.09 (IH,m)。
4.11. 4.14 (2)1.  共にd)、  
4.16 (IH,m)I R(KB r ) ca+
−’ ; 3450.2960.1635.1570゜
1460、 1020 102O364(C+1H2sN*Os分子1363.
41 )参考例1゜ 注射用製剤例 実施例1で得られる化合物10mgをl Qml用無菌
褐色バイアルに分注し、無菌粉末製剤とする。
これを用時滅菌50%エタノール水5mlを加え充分振
とう攪拌して溶解し、注射液を調製する。
参考例2゜ 錠剤製剤例 実施例2の化合物20mg、ラクトース170mg。
ポテトスターチ20■、ヒドロキシプロピルセルロース
4mg、ステアリン酸マグネ7ウム1mgの配合割合で
常法により錠剤を調製する。
参考例3゜ 坐剤製剤例 実施例3の化合物20■、ウイテプゾールH−】575
0mg、ウィテブゾールE −75320mgの配合割
合で常法により坐剤を調製する。
発明の効果 化合物(I)はすぐれた抗腫瘍活性を有し、抗腫瘍剤の
活性成分として、又さらに有用な抗腫瘍活性を有する化
合物製造のための中間体として用いることができる。
特許出願人(102)協和醗酵工業株式会社手続補正書 昭和62年1月790 1 事件の表示 昭和61年特許願第89546号 2 発明の名称 マイトマイシン誘導体 3 補正をする者 事件との関係  特許出願人 郵便番号 100 住所 東京都千代田区大手町−丁目6番1号名称 (1
02)協和醗酵工業株式会社(置:03−282−00
36) 5 補正の内容 (1)8頁1行のr82.01 Jを「δ2.OIJに
訂正する。
(2)14頁下2行、15頁6行、16頁14行。
17頁下9行、18頁下lO行、19頁下12行、20
頁下5行及び21頁8−7行の「アジリジノ」を「アジ
リノ」に訂正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは低級アルキル、シクロアルキル又は非置換
    もしくは置換アラルキルであり、Xは水素原子、又カル
    バモイルであり、Y、Zは水素原子又はメチルである。 ■はα又はβ結合を表す)で表されるマイトマイシン誘
    導体。
JP61089546A 1986-04-18 1986-04-18 マイトマイシン誘導体 Expired - Lifetime JPH066592B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61089546A JPH066592B2 (ja) 1986-04-18 1986-04-18 マイトマイシン誘導体
EP87303208A EP0242160A3 (en) 1986-04-18 1987-04-13 Mitomycin derivatives
US07/038,376 US4791130A (en) 1986-04-18 1987-04-15 Mitomycin derivatives as antileukemia agents

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0242160A2 (en) 1987-10-21
US4791130A (en) 1988-12-13
EP0242160A3 (en) 1989-05-10
JPH066592B2 (ja) 1994-01-26

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