JPS62246465A - 溶接ビ−ド部の研磨方法およびその装置 - Google Patents

溶接ビ−ド部の研磨方法およびその装置

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JPS62246465A
JPS62246465A JP8814786A JP8814786A JPS62246465A JP S62246465 A JPS62246465 A JP S62246465A JP 8814786 A JP8814786 A JP 8814786A JP 8814786 A JP8814786 A JP 8814786A JP S62246465 A JPS62246465 A JP S62246465A
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JP
Japan
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bead
polishing
pressure
step motor
center position
Prior art date
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Application number
JP8814786A
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English (en)
Inventor
Kazuo Ono
和夫 大野
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はもり上った溶接ビード部の研磨方法及び該方法
の実施を使用する装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、複雑な3次元曲面で構成されている自動車ボデー
のルーフとクォータなどのロー付部の研磨は、サンプま
たはグラインダなどを用い、手作業で行なわれていた。
しかし、研磨精度の向上、研磨作業の能率向上などの点
より、部分的であっても自動化されることが望まれる。
自動車部品以外または溶接ビード部以外の研磨方法また
は装置としては、実開昭57−90454号公報に複写
機の感光体ドラムの周面に摺接して該周面の研磨を行な
う研磨装置が開示されており、そこでは研磨ローラは感
光体ドラムが所定回転数回転したのちは感光層を過剰に
研磨することがないように感光体ドラムから引き離され
る制御が開示されている。
また実開昭57−108850号公報は突合せ溶接によ
る環状の余盛部を研削する余盛研削装置を開示しており
、そこでは砥石を環状余盛部に弾性部材を介して押圧し
、回転ブレが生じても余盛部に進退方向に追従して研削
する方法が開示されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、自動車ボデーのルーフとクォータなどのロー付
部は複雑な3次元曲面に延びるので、自動化が難しい、
このため、手仕上で行なわれる場合、粉塵、騒音などの
作業環境および作業姿勢が上肢点となるなどの作業条件
から人間を開放することが望まれる。
また、自動車ボデーの精度のばらつき、ロボットの位置
決め誤差、砥石の磨耗などの理由で、ロー付部の位置が
あらかじめ教示した位置と溶接部の延長方向と直角方向
および進退方向にずれているため、それらの要因を吸収
する必要がある。上記の2つの公報はワークから進退す
る方向に砥石を進退させまたは砥石の押付け力を加減す
る方法を示しているが、理想面迄の理想研階量を制御す
る技術、押つけ力を適当圧にしてワークの研磨を最適に
する技術までは開示していない、すなわち、従来研磨で
はワーク形状に沿った研磨となり、溶接ビード部などの
もり上った部位を凹凸がない理想仕上面に研磨すること
はできない。
本発明は、上記問題を軽減するために、溶接ビード部の
研磨を自動化して作業環境、作業条件を改善し、しかも
正しく溶接ビード部に砥石位置を1i11御し、最適研
磨量だけ研磨し、それを砥石の押つけ圧力を最適力に制
御しながら行なう溶接ビード部の研磨方法とその方法を
実施する研磨装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本発明に係る溶接ビード部の
研磨方法は、あらかじめ面形状センサによりもり上った
溶接ビード部の形状を認識し、凸凹のない理想仕上げ面
を抽出し、ビード中心位置・ビード高さ・ビード幅を演
算し、記憶する方法と、あらかじめ教示されたビード位
置または・第1のリニアステップモータによる砥石現在
位置と前記記憶されたビード中心位置との差、つまりず
れ量を補正することにより、砥石をビード中心位置に随
時ならわせる方法と、前記記憶されたビード高さにより
、ビード高さ位置−理想仕上げ面から研1すべき量を求
め、研磨工具がワークを押し付けている圧力を一定圧の
範囲に抑めながら、除々に研磨工具をワークに押し付け
凸凹のない理想仕上げ面まで研磨する方法とから成る。
また、上記研磨方法を実施するための本発明に係る研磨
装置は、もり上ったY!4接ビード部の形状を!!議す
る面形状センサと、ビード中心位置がずれていても、ビ
ード中心位置をならうように、ずれ量を補正する第1の
リニアステップモータと、砥石などの研磨工具が、と−
ド部に押し付けている圧力を検出する圧力センサと、研
磨の際その圧力を一定圧内に抑える為の第2のリニアス
テップモータとから成る。
〔作用) 上記研磨方法および装置においては、ロボットでラフテ
ィーチング(粗教示)で教示されたロー付部の中心位置
付近に砥石を位置させる。
つぎに、面形状センサにて溶接部形状を認識し、ノイズ
除去、2値化、中心線の抽出などの処理をし、マイクロ
コンビエータでスムージングおよび補間をし、理想仕上
面を算出、作成する。そして、溶接ビード部の中心位置
(Xs ) 、ビード高さくHl)、と−ド幅(Ws)
を演算し、記憶する。
そして、溶接ビード部の中心位置補正用の第1のリニア
ステップモータにより、砥石の現在の位置(X、)を把
握し、記憶された前記溶接ビード中心位置(X、)と現
在の位M (XI )の差ΔX−X5−Xl−すなわち
ずれ量を算出する。
続いてマイクロコンピュータから、ビード中心位m (
XI )を研磨ユニットのコントローラに七令し、その
コントローラは、ずれ量Δχ分だけ第1のリニアステッ
プモータを駆動させ、溶接部のビード中心位置に砥石を
移動させ、砥石にビード中心位置をならわせる。
さらに砥石がワークと接触している圧力Pを圧力センサ
により検出し、その圧力Pが一定圧の範囲(P0〜p+
 )になっているかをチェックする。
もし、一定圧の範囲より大きな圧力Pが生じるときは、
一定圧の範囲に抑まるまで砥石をワークから遠ざける方
向に第2のリニアステップモータを駆動させ、逆に、一
定圧の範囲より小さな圧力Pを生じるときは、砥石をワ
ークに近づける方向に第2のリニアステップモータを駆
動させる。このように、研磨する前に圧力を一定圧の範
囲に抑制し、かつ、第2のリニアステップモータの現位
置(Z)を把握し、前記の記憶されたビード高さくHe
 )により、理想仕上げ面までの第2のリニアステップ
モータの位置(z、−z+Ho )を算出する。
つぎにマイクロコンビエータから研磨ユニットのコント
ローラに(Zo)を)旨令し、そのコントローラは、ず
れ!(△Z−Z、−Z)の分だけ第2のリニアステップ
モータを徐々に駆動させ、溶接ビード部を研磨する。駆
動させる条件は、次の通りである。すなわち、溶接ビー
ド部を研磨すると、圧力が減り、一定圧の範囲外になる
。つまり、一定圧の下限P、より小さくなる。一定圧(
P6〜P+)の範囲内にするためには、ワークに近づけ
る方向に第2のリニアステップモータを駆動させる。こ
れを繰り返しながら、理想仕上面まで溶接ビード部のも
り上りを研磨する。
〔実施例〕
以下に、本発明に係る溶接ビード部の研磨方法およびそ
の装置の望ましい実施例を図面を参照して説明する。
まず、本発明実施例の研磨装置について説明する。
第2図は本発明のgF磨装置を具備させた車両製造ライ
ンを示している1図中1はスラットコンベアで、自動車
ボデー2を台車4上に載せてライン上を流す、自動車ボ
デー2はロー付から成る溶接ビード部(図の場合はロー
付部)3を有している・ラインの途中に設置された架台
にはリニアガイド6が設けられ、走行台車5はリニアガ
イド6に沿ってボデー2の搬送スピードに同期してボデ
ー搬送方向に送られる。第3図に示すように、走行台車
、リニアガイド6はそれらの駆動を制御するコントロー
ラ33とともに走行ユニット31を構成する。
走行台車5はロボット7を支持し、走行台車5の動きに
合せてロボット7をボデー搬送方向に移動させる。
ロボット7の手首には、ロー付部3のビードを研磨する
研磨ユニット8、ワーク面形状検出用の面形状センサ9
、ロー付部3のビードを研磨する砥石10が取付けられ
ている。
研磨ユニット8は、第1図に示すように、砥石lOをロ
ー付部3のビードに押しつけている圧力を検出する圧力
センサ11、ロー付部3のビード中心位置に砥石位置を
補正するための第1のリニアステップモータ12(ビー
ドの長手方向と直角方向に砥石10を移動させるリニア
ステップモータ)、理想仕上面までビード部3のもり上
りを研磨するに必要な圧力をコントロールをするための
第2のリニアステップモータ13 (ワーク2のビード
部3に対してワーク面と直角の方向に砥石10をワーク
に対して進退させるリニアステップモータ)、および第
3図に示すコントローラ32からなる。
このうち、面形状センサ9は、固体橿像素子のカメラ1
4、スリット光源15から構成されている。
ただし、カメラ14でビード面形状を知る位置と砥石1
0で研磨する位置とがオフセットされているため、先に
ビード面形状情報(ビード高さ、ビード中心位置など)
を検出、記憶して光処理し、数ステップ後の研磨すると
きに、その情報が利用される0面形状の認識は、第4図
に示すように、スリット光源15でスリット光15aを
作り、そのスリット光をロー付部3に照射し、カメラ1
4で光切断方式にてロー付部3のスリット像を第5図の
208の工程で抽出し、ロー付部3のビード形状を認識
する。ただし、第4図において、2aはパネルルーフを
示し、2bはパネルクォータを示している。
そのスリット像(ブロック50g内に示す)を第5図の
工程50bでノイズ除去し、工程50Cで2値化し、工
程50dで中心線の輸出を行ない、工程50eで第3図
のマイクロコンピュータ30によりスムージングおよび
補間をし、第6図に示すような理想仕上面3aを作成す
る。第6図において、斜線部分3bは研磨される部分を
示し、黒ぬり部分3Cは研磨された後に残る溶接部分を
示している。また、工程50fに行ってビード部3の情
報の演算をし、すなわちブロック50h内に示すように
ビード部中心位置(Xs ) 、ビード部幅(W@ )
 、ビード部高さくHo)を演算し、記憶する。
第3図は研磨ユニット8、面形状センサ9、走行ユニ7
)31、ロボット7、ロボット用コントローラ35、マ
イクロコンピュータ7の相互の制御関係を示している0
面形状センサ9、研磨ユニット8、走行ユニット31、
ロボット7はマイクロコンピュータ30を介して互に連
結し、各々の作動が互に関連して演算され制御される。
第3図中、面形状センサ9はコントローラ34を有し、
研磨ユニット8の砥石10はビード部の高さに応じて砥
石IOの回転を制御′nする砥石回転′itil1m用
のコントローラ16を介して、研磨ユニット8のコント
ローラ32に接続されてい本、なお、35はロボット7
制御用のコントローラである。
ビード中心位置のならい機構はつぎのようになっている
。すなわち、第1のリニアステップモータ12により、
現在の砥石位置(Xl)を把握する。
この場合、前記記憶されたビード中心位置(X、)との
差、ΔX −X *  X l だけ、ビード中心位置
がずれていることになる。マイクロコンビエータ30は
カメラ14で形状認識されたビード中心位置(x、> 
をimユニット8のコントローラ32に指令し、該コン
トローラ32はずれ量ΔXだけ第1のリニアステップモ
ータ12を駆動させ、ロー付部3のビード中心位置に砥
石10を移動させ、ビード中心位置をならわせる。
第7図はビード中心位置をならうフィードバック回路を
示している。第7図A中70aは第1のリニアステップ
モータ12からの信号をディジタル状パルス信号にして
戻すディジタルスケールフィードバックユニットであり
、70bはフィードバックパルスとマイクロコンピュー
タ30からの指令(X@)とを比較してずれ量を求める
比較回路であり・比較回路70bからの信号はパルスド
ライバ70cに出力されて、A/D変換器70dにより
アナログ信号に変換され、アンプ70eで増巾されて第
1のリニアステップモータ12に送られ、llaする。
第1のリニアステップモータ12による砥石移動方向は
第7図Bに示すように溶接ビード部3の伸長方向と直角
方向(X方向)である、703〜70eはコントローラ
32の一部を構成する。
砥石10の加圧をコントロールする機構はつぎのように
なっている。すなわち、第8図は砥石10の加圧をコン
トロールするフィードバック回路を示しているが、図中
、80aは第2のリニアステップモータ13からの信号
をディジタル状パルス信号にして戻すディジタルスケー
ルフィードバックユニットであり、80bはフィードバ
ックパルスとマイクロコンピュータ30からの指令(2
,)とを比較してずれ量を求める比較回路であり、比較
回路80bからの信号はA/D変換器80cに送られて
アンプ80dで増巾されて第2のリニアステップモータ
13に出力され、第2のリニアステップモータ13を駆
動する。第2のリニアステップモータ13による砥石移
動方向は第8図Bに示すように、ワーク面と直角方向(
2方向)である。
第9図は第8図の装置における砥石10の加圧をコント
ロールするフローチャートを示している。
図に示すように、工程90aでスタートし、工程90b
で圧力センサ11により圧力を検出し、工程90cでマ
イクロコンピュータ30によりその圧力(P)が一定圧
の範囲内(ps〜P+)か否かをチェックする。Pが一
定圧の範囲より大きなときは、工程90dで第2のリニ
アステップモータ13を駆動させて砥石10をワーク2
から遠ざけてPを減少させ、Pが一定圧の範囲より小さ
なときは、工程90dで第2のリニアステップモータ1
3を砥石lOをワーク2に近づける方向に駆動させ、P
が一定圧の範囲に入るようにする。つぎに工程9Qeで
第2のりニアステップモータ13による砥石現位置(Z
)を読みとり、工程90fで前記の記憶されたビード高
さくH9)により、理想仕上面までの第2のリニアステ
ップモータ13の位置(Zo = Z + Ho )を
算出し1、第2のリニアステップモータ13に指令する
続いて工程90gで砥石lOを回転させ、高速に切替え
る。工程90hで研磨の段階に入っていき第2のリニア
ステップモータ13の現位置(Z)を読取り、工程90
4で圧力センサ11により研磨中の圧力(P)を検出し
、工程90jでZ、≦Zか否かを判断する。
Z0≦Zのときはまだ理想仕上面まで研磨していないか
ら工程901に進み、Pが一定圧範囲(P・〜P+)に
あるかどうか、すなわちほぼ定圧の研磨が行なわれてい
るかどうかをチェックする。一定範囲内の研磨のときは
再びその圧力での研磨を続行し工程90hに戻る。研磨
によって、Pが減少してくると一定圧範囲内から外れる
が、そのときは工程90mに進んで第2のリニアステッ
プモータ13により砥石10をビード部3に押しつける
方向に進め、再び工程90hに戻る。これによって、一
定圧範囲内での研磨を理想仕上げ面まで行なう、工程9
0jでZ、≦Zでなくなったときは、研磨が理想仕上面
まで行なわれたことを意味するから工程90kに進み次
のステップに入っていく。
砥石10の圧力Pを一定圧範囲(Pa〜P、)におさめ
るためには、第2のリニアステップモータ13の電圧を
、第10図に示すように、v0〜v1内にコントロール
すればよい。
つぎに、本発明の研磨方法を、上記のように梼成された
研磨装置の作動とともに説明する。
まず、ロボット7がラフティーチング(粗教示)で教示
されたロー付部3の中心位置付近に砥石10を位置させ
る。
つぎに、面形状センサ9にて溶接部形状を認識し、ノイ
ズ除去、2硫化、中心線の抽出などの処理をし、マイク
ロコンビエータ30でスムージングおよび補間をし、理
想仕上面を算出、作成する。
そして、溶接ビード部3の中心位置(Xo ) 、ビー
ド高さくH@ )、ビード幅(W、)を演算し、記憶す
る。
そして、溶接ビード部3の中心位置補正用の第1のリニ
アステップモータ12により、砥石IOの現在の位t 
(XI ’)を把握し、記憶された前記溶接ビード中心
位置(X6 )と現在の位置(XI)の差ΔX−X@ 
−X、 、すなわちずれ量を算出する。
続いてマイクロコンビエータ30から、ビード中心位置
(X、)を研磨ユニット8のコントローラ32に指令し
、そのコントローラ32は、ずれ量Δχ分だけ第1のリ
ニアステップモータ12を駆動させ、溶接部のビード中
心位置に砥石10を移動させ、砥石10にと−ド中心位
置をならわせる。
さらに砥石10がワーク2と接触している圧力Pを圧力
センサ11により検出し、その圧力Pが一定圧の範囲(
po〜PI )になっているかをチェックする。もし、
一定圧の範囲より大きな圧力Pが生じるときは、一定圧
の範囲に抑まるまで砥石10をワーク2から遠ざける方
向に第2のリニアステップモータ13を駆動させ、逆に
、一定圧の範囲よりい小さな圧力Pが生じるときは、砥
石10をワーク2に近づける方向に第2のリニアステッ
プモータ13を駆動させる。このように、研磨する前に
圧力を一定圧の範囲に制御し、かつ、第2のリニアステ
ップモータ13の現位置(Z)を把握し、前記の記憶さ
れたビード高さくHo)により、理想仕上げ面までの第
2のリニア・ステップモータ13の位置(Z@ = Z
 + t(e )を算出する。
つぎにマイクロコンピュータ30から研磨ユニット8の
コントローラ32に(2,)を指令し、そのコントロー
ラ32は、ずれ量(ΔZ−Za−Z)の分だけ第2のリ
ニアステップモータ13を徐々に駆動させ、溶接ビード
部3を研磨する。ya動させろ条件は次の通りである。
すなわち、溶接ビード部3を研磨すると、圧力Pが減り
、一定圧のw1囲(P、〜p+)外になる。つまり、一
定圧の下@P0より小さくなる。一定圧(P、〜P1)
の範囲内るするためには、ワーク2に近づける方向に第
2のリニアステップモータ13を駆動させる。これを繰
り返しながら、理想仕上面まで溶接ビード部3のもり上
りを研磨する。
(発明の効果〕 本発明の溶接ビード部の研磨方法とその装置によるとき
は、つぎの種々の効果が得られる。
(イ)型の研磨のようにワーク形状に沿った研磨でなく
、溶接ビード部などのもり上った部位を凸凹がない理想
仕上面まで研磨できる。つまり、NCのような寸法加工
ができる。
(ロ)自動車ボデーの精度のばらつき、ロボットの位置
決めの誤差、砥石などの研磨工具の摩耗などで、ロー付
部のビード位置がずれてもビード部へのならいと砥石の
加圧コントロールとでそれを吸収でき、溶接ビード部を
確実に研磨できる。
(ハ)砥石の溶接ビード部に対する押付け力が一定範囲
内にコントロールされることにより、無理のない良好な
研磨ができる。
(ニ)研磨の自動化により、作業環境、作業条件を改善
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の研磨装置を装着した自動車製造ライン
の斜視図、 第2図は本発明の一実施例の研磨装置の外観斜視図、 第3図は研磨装置とその他の部品との制御上の関係を示
すブロック図、 第4図は溶接ビード部形状を認識する装置の斜視図、 第5図は溶接ビード部情報の抽出ブロック図、第6図は
溶接ビード部と理想仕上面との関係を示すビード部断面
図、 第7図Aは溶接ビード中心位置をならうフィードバック
回路図、 第7図Bはならいの正面図、 第B図Aは砥石の加圧をコントロールするフィードバッ
ク回路図、 第8図Bは砥石の加圧制御の正面図、 第9図は砥石の加圧をコントロールするフローチャート
、 第1θ図は砥石加圧力と第2のリニアステップモータの
電圧との関係図、 である。 1・・・ストラットコンベア 2・・・自動車ボデー 3・・・ルートとクォータのロー付部(溶接h” −ド
部) 4・・・台車 5・・・走行装置 6・・・リニアガイド 7・・・ロボット 8・・・研磨ユニット 9・・・面形状センサ 10・・・砥石 11・・・圧力センサ 12・・・第1のリニアステップモータ13・・・第2
のリニアステップモータ14・・・テレビカメラ 15・・・スリット光源 16・・・砥石の回転コントロールユニット特 許 出
 願 人  トヨタ自動車株式会社第1図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)あらかじめ面形状センサによりもり上った溶接ビ
    ード部の形状を認識し、凸凹のない理想仕上げ面を抽出
    し、ビード中心位置・ビード高さ・ビード幅を演算し、
    記憶する方法と、あらかじめ教示されたビード位置また
    は、第1のリニアステップモータによる砥石現在位置と
    前記記憶されたビード中心位置との差、つまりずれ量を
    補正することにより、砥石をビード中心位置に随時なら
    わせる方法と、前記記憶されたビード高さにより、ビー
    ド高さ位置−理想仕上げ面から研磨すべき量を求め、研
    磨工具がワークを押し付けている圧力を一定圧の範囲に
    抑めながら、除々に研磨工具をワークに押し付け凸凹の
    ない理想仕上げ面まで研磨する方法と、から成る溶接ビ
    ード部の研磨方法。
  2. (2)もり上った溶接ビード部の形状を認識する面形状
    センサと、ビード中心位置がずれていても、ビード中心
    位置をならうように、ずれ量を補正する第1のリニアス
    テップモータと、砥石などの研磨工具が、ビード部に押
    し付けている圧力を検出する圧力センサと、研磨の際そ
    の圧力を一定圧内に抑える為の第2のリニアステップモ
    ータとから成る溶接ビード部の研磨装置。
JP8814786A 1986-04-18 1986-04-18 溶接ビ−ド部の研磨方法およびその装置 Pending JPS62246465A (ja)

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JP (1) JPS62246465A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH033706A (ja) * 1989-05-29 1991-01-09 Nissan Motor Co Ltd 溶接ビード自動研削装置
US5331770A (en) * 1991-07-26 1994-07-26 Hitachi, Ltd. Method for scraping off excessive portion of workpiece
KR100361918B1 (ko) * 1997-05-02 2003-10-08 기아자동차주식회사 용접 비드 크기 측정 시스템

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH033706A (ja) * 1989-05-29 1991-01-09 Nissan Motor Co Ltd 溶接ビード自動研削装置
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