JPS62245270A

JPS62245270A - カラ−画像処理装置の用紙排出装置

Info

Publication number: JPS62245270A
Application number: JP61088238A
Authority: JP
Inventors: Akio Katsumata; 勝俣　秋生; Koji Hirakura; 平倉　浩治
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1986-04-18
Filing date: 1986-04-18
Publication date: 1987-10-26

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（技術分野）本発明は転写ドラムを用いるカラー画像処理装置の用紙
排出装置に関する。

（従来技術）第４図は従来例に係るカラー画像処理装置の概略図であ
る。

感光体ドラム４は帯電チャージャ１により、一様に帯電
され、レーザー書き込みユニット２により、画像情報に
従って露光され、潜像形成される。

この潜像はまず最初に黒現像器３−１により、具現像さ
れ、現像されたトナー像は転写チャージャ１２により、
転写ドラム６に巻付けられた転写紙に転写される。この
転写紙は給紙カセット９から給紙ローラｌＯによって送
り出され、レジストローラ１１によって同期を取られて
転写ドラム６に進むようになっている。転写終了した感
光体ドラム４の残留トナーはクリーニングユニット５に
より除去されて、次の色の作像に備える。これらの行程
をシアン現像器３−２、マゼンタ現像器３−３、イエロ
ー現像器３−４と順次行い、転写紙上にカラー画像を作
る。そしてこれらの各顕像を順次転写ドラム６に巻き付
けられた転写紙に転写する。

最終回の転写行程が終了した転写紙は分離チャージャ７
により、転写ドラム６から分離され、搬送ユニット１５
を介して定着ユニット８に送られ、定着されて機械外に
排出される。

転写紙が転写ドラム６から分離された時点では、転写紙
のプリントされた面は下側となっており、この転写紙を
定着ユニット８まで搬送するために、上方から吸引ファ
ン１６により、負圧を発生させ、転写紙を搬送ベルトに
吸着させる様にしている。

しかし、上方からの吸引により、転写紙をベルトを吸着
させるためには、大出力の吸引ファンが必要となり、電
力消費が大となり、また騒音も大きくなる。更に、転写
ドラムから分離された転写紙の搬送ベルトの進入状態に
よっては吸引ファンの吸引力が十分に作用せずに搬送不
良となる場合がある。プリント済み用紙のページ順を揃
えるために、プリントされた面を下にして排出させるの
が好適であるが、従来装置ではこの様な欠点が生じてい
た。

（目的）本発明はこの様な背景に基づいてなされたものであり、
その目的は複雑な転写紙搬送機構を必要とせずに、裏面
排紙させる事ができる用紙排出装置を提供することにあ
る。

（構成）この目的のために本発明は、最終回の転写行程終了後、
転写ドラムを逆転し、転写ドラム上の転写紙を転写ドラ
ムから分離して、定着装置に導き且つ反転トレイに排出
するようにしたものである。

以下、本発明を図面に基づき説明する。尚、従来例と同
一個所は同一符号とし、且つ説明は省略する。

第１図は本発明の一実施例に係るカラー画像処理装置の
概略図である。

本発明においては転写ドラム６は図において六方向、Ｂ
方向に正逆転するように構成されている。

そして作像行程中は転写ドラム６はＡ方向に回転してい
る。最終回の色の転写行程が終了すると、転写ドラム６
は逆転を開始しくＢ方向）、それと同時に転写ドラム６
を感光体ドラム４から層間させるための転写ドラム解除
ソレノイド１３がＯＮして転写紙上の未定着トナー像が
感光体ドラム４に逆転写されるのを防止している。転写
ドラム６が逆転すると同時に分離チャージャ７がＯＮし
て、転写ドラム６から転写紙を分離し、搬送ガイド板１
４を介して、定着装置８に転写紙を導き、定着装置８に
より、転写紙上のトナー像を加熱定着して、反転トレイ
１７に排出する。

上述した様に、転写ドラムを逆転させて、転写紙を定着
装置８に導くようにする事により、転写ドラム６から分
離された転写紙はプリントされた面を上にして搬送され
ることになり、吸引ファン方式の様な複雑且つ不安定な
搬送方式をとる必要がなく、簡単なガイド板を設けるだ
けで排紙出来る。そして定着装置８でカラー画像を定着
した後は、反転トレイ１７に、画像面を下にして排出さ
れるので結果的に裏面排紙を達成することが出来る。

第２図は本発明に係る装置の全体制御回路のブロック図
である。

メイン制御部２０はＣＰＵ２１を中心にして、ＲＯＭ２
２．ＲＡＭ２３．１１０２４により構成され、ｌ１０２
４は転写ドラム駆動モータ制御回路３００とのインター
フェース、転写ドラム解除ソレノイド２７、及びそれ以
外のモータ、チャージャ、クラッチ、ツルイド等の各種
負荷２６を駆動するためのドライバ、機械各所に設けら
れたセンサ２５からの信号を入力するための入力回路か
ら構成されている。

第３図は転写ドラム駆動モータ制御回路の一実施例であ
る。

図においてマイクロコンピュータ３４はＰＷＭ制御用カ
ウンタとＲＯＭを内臓しておりニメイン制御部からの運
転指令信号３６　（モータの０Ｎ１０ＦＦ信号）と回転
方向指令信号３７をインターフェース回路３５を介して
読み込み、モータ３３のエンコーダ３８により、モータ
回転数を計測し、予めＲＯＭに格納されている速度デー
タと演算を行い、モータ電圧（電流）をＰＷＭ　（パル
ス幅変調）制御する。エンコーダ３８の出力は２相のパ
ルス列として得られ、このエンコーダ出力を分解能アッ
プ３９とカウンタ４０にて計測し、モータの速度を得る
。同時に回転方向も検出器４１で検出される。

ここで得られたモータの速度データと、ＲＯＭに格納さ
れている速度データを演算して、モータ３３のドライバ
４２に加えるパルス信号のデユーティ比を調整して、常
に所定速度に合致した一定回転を得ることが出来る。

また、最終回の色の転写行程完了時にメイン制御部２０
からの回転方向指令信号３７が正転指令から逆転指令に
切り換わり、転写ドラム駆動モータ３３は逆転を開始す
る。これと同時にメイン制御部２０は転写ドラム解除ソ
レノイド１３のＯＮ信号を送出し、これにより転写ドラ
ム解除ソレノイド１３がＯＮして、感光体ドラム４と転
写ドラム６を離間させる。また分離チャージャ７も同時
にＯＮして転写ドラム６から転写紙を分離する。

（効果）本発明は以上述べた通りのものであり、本発明に係る用
紙排出装置によれば（１）転写行程終了後、転写ドラムを逆転させ、転写紙
を分Ｍ搬送し、反転トレイに排出することにより、複雑
な転写紙搬送機構を必要とせずに、安価で確実な裏面排
紙機構が実現できる。

（２）転写ドラム逆転時に、感光体ドラムと転写ドラム
を離間させることにより、感光体ドラムへの逆転写や、
未定着画像の乱れ等が発生することがない。

等の効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係るカラー画像処理装置の
概略図、第２図は同、全体の制御ブロック図、第３図は
同、モータ制御回路図、第４図は従来例に係るカラー画
像処理装置の概略図である。４・・・感光体ドラム、６・・・転写ドラム、８・・・
定着第１因第２図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）画像露光、現像及び複写の各行程を各色毎に重ね
て行い、カラー顕像を形成する感光体ドラムと、巻き付
けた転写紙を感光体ドラムに密着させて画像転写を行う
転写ドラムとを有するカラー画像処理装置において、正
逆転可能な転写ドラム駆動モータを有し、最終回の転写
行程終了後、転写ドラムを逆転し、転写ドラム上の転写
紙を転写ドラムから分離して、定着装置に導き且つ反転
トレイに排出することを特徴とするカラー画像処理装置
の用紙排出装置。
（２）転写ドラム逆転時は転写ドラムを感光体ドラムを
離間させることを特徴とする特許請求の範囲第（１）項
記載のカラー画像処理装置の用紙排出装置。