JPS62244256A - 回転電機の積層回転子のバランス補正方法及びその装置 - Google Patents

回転電機の積層回転子のバランス補正方法及びその装置

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JPS62244256A
JPS62244256A JP8503286A JP8503286A JPS62244256A JP S62244256 A JPS62244256 A JP S62244256A JP 8503286 A JP8503286 A JP 8503286A JP 8503286 A JP8503286 A JP 8503286A JP S62244256 A JPS62244256 A JP S62244256A
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JP
Japan
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iron core
balance
thick side
plate thickness
laminated rotor
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JP8503286A
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Yuichi Nakatsuhama
中津浜 勇一
Hironobu Takeda
武田 弘信
Masayuki Sugishima
杉島 正幸
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電動機等のような回転電気において、鉄心を
積層させて形成された積層回転子のアンバランス量を除
去し、バランスさせるのに好適な積層回転子のバランス
補正方法及びその装置に関する。
〔従来技術〕
一般に、この種の積層回転子は、加工材から打ち抜いて
第8図に示す如き円板形状の鉄心1が成形され、その鉄
心1を所定枚数積層することによシ構成されている。6
は軸穴、7はスロットである。
ところで、鉄心を成形する加工材は、圧延ロールを通過
して製造される薄削板のものであるが、この板厚寸法の
偏差量が縮少の方向になシつつあるものの、偏差を完全
に無くするまでの技術には至っていない。
その為、板厚寸法に偏差のある加工材から鉄心1を成形
すると、鉄心1は、第9図に断面図で示すように、中心
線Aを中心とする径方向において左端縁の板厚寸法t1
と左端縁の板厚寸法t2とでは板厚偏差が生じるので、
薄肉側りと厚肉側Rとに重量差が生じる。
即ち、鉄心1における薄肉側りと厚肉側Rとの関係は、
薄肉側りの重量をWL、薄肉側りの面積をAL、鉄心中
央部の板厚寸法をto、厚肉側Rの重量をWR,厚肉側
Rの面積をAR,加工材料の比重をrとすると、下記の
式になる。
10+1.           ・・・・・・・・・
・・・(2)WR=A几  2  γ WL<WR・・・・・・・・・・・・(3)これらの式
(1)、 (2)、 (3)によれば、鉄心1の薄肉側
りと厚肉側Rとでは、面積が同じでも、板厚寸法の偏差
分が重量差となることがわかる。。
従って、鉄心を所定枚数(N)に積層して積層回転子を
形成した場合、積層回転子の薄肉側と厚肉側の重量差が
N倍となシ、回転時、積層回転子がアンバランスし、振
動や騒音が著しく大きくなるので、アンバランス量を補
正することが必要である。
従来、アンバランスを補正するには、第10図及び第1
1図に示すように、積層回転子2の短絡環3に予め突起
4を設けておき、バランス計測手段等によってアンバラ
ンスが検出されたとき、所望の突起4にアンバランス量
に相当する重量のバランスウェイト5を加締めて固定し
、これによってバランスさせるようにしている。なお、
第10図、第11図において、6は軸穴、8は羽根であ
る。
また、アンバランスを補正する他の例としては、実開昭
58−179851号公報に示される公知技術がある。
この公知技術は、鉄心に設けられたキー溝と、鉄心のキ
ー溝と対向する位置に設けられ、回転モーメントを等し
くする為のバランス穴との双方によってバランスさせる
ように構成されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、第10図9、第11図に示す従来例は、積層
回転子2を組付けた後で、アンバランスの補正処理を行
うので、その補正処理の工程が必要になシ、しかもそれ
が殆んどの場合手作業で行われるので、労力やコストが
それだけかさみ、そのため、回転電機の生産性や経済性
が低下する問題があった。
また、公知技術のものは、バランス穴によって鉄心の回
転モーメントを等しくすることができるものの、板厚寸
法の偏差については何部配慮されていない。
本発明の目的は、上記事情に鑑み、加工材に板厚偏差が
あっても、容易かつ確実にバランス補正でき、しかも組
付は後にバランス補正することがないようし、以て生産
性を高め得ると共に、コストダウンを図シ得る回転電機
の積層回転子のバランス補正方法を提供することにあシ
、本発′明の他の目的は上記方法を的確に実施し得る回
転電機の積層回転子のバランス補正装置を提供すること
にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の1番目の発明では、加工材の巾方向における両
端部の板厚寸法を測定する。そして、測定された板厚寸
法から加工材の鉄心部における径方向の厚肉側と薄肉側
との板厚偏差を演算し、該演算値に基づいて鉄心の積層
枚数と積層時のアンバランス重量とを演算し、かつ該演
算値に基づき予め設定されたバランス穴の大きさの関係
から、バランス穴を設けるのに必要な鉄心の枚数を演算
すると共に、その鉄心の厚肉側の位置を判定する。
その後、前記処理結果に応じて加工材における所定鉄心
部の厚肉側の所定位置にバランス穴を明け、積層回転子
の厚肉側と薄肉側とのアンバランスを補正するようにし
ている。
また、本発明の2番目の発明では、加工材の巾方向にお
ける両端部の板厚寸法を測定する板厚測定器と、測定さ
れた板厚寸法から加工材の鉄心部における径方向の厚肉
側と薄肉側との板厚偏差を演算し、該演算値に基づいて
鉄心の積層枚数と積層時のアンバランス重量とを演算し
、かつ該演算値に基づき予め設定されたバランス穴の大
きさの関係から、バランス穴を設けるのに必要な鉄心の
枚数を演算すると共に、その鉄心の厚^側の位置を判定
する演算処理制御手段と、前記処理結果に応じて加工材
における所定鉄心部の厚肉側の所定位置にバランス穴を
明け、積層回転子の厚肉側と薄肉側とのアンバランスを
補正する穴明は手段とを備えている。
〔作用〕
本発明の1番目の発明では、加工材の巾方向の両端部の
板厚を測定し、またその板厚偏差に基づき鉄心の積層枚
数、アンバランス重量、バランス穴を設けるべき積層位
置、厚肉部の位置を求め、加工材から鉄心を形成する際
に、上記求められた処理結果に応じて加工材の鉄心部の
厚肉側にバランス穴を設けて積層回転子の回転アンバラ
ンスを補正するので、鉄心の製造工程中にアンバランス
を補正でき、従来のように積層回転子の組付は後にバラ
ンス補正を行うことが不要になる結果、積層回転子の生
産性を高め、かつコストダウンを図シ得、しかも加工材
の板厚偏差を測定した結果に基づいてバランス補正する
ので、簡単にかつ確実にバランス補正を行うことができ
る。
また、本発明の2番目の発明では、前述の如く、前記板
厚測定器と、演算処理制御手段と、穴明は手段とで、鉄
心の製造工程中にアンバランス補正し得るように構成し
たので、1番目の発明を的確に実施し得る。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面によ)説明する。
第1図は本発明方法を実施するバランス補正装置を適用
した鉄心製造機械を示す側面図、第2図は本発明方法を
実施するバランス補正装置の一実施例を示す説明用ブロ
ック図、第3図は鉄心製造機械の成形工程を示す加工材
の平面図、第4図は本発明方法の一実施例を示すフロー
チャート、第5図は積層回転子の平面図、第6図は第5
図の■−■線断面図である。
第1図に示す鉄心製造機械は、材料供給部31に薄鋼板
をロール状に巻き付けた加工材10が保持され、その加
工材10が材料供給部31によシ引出され、レベラー3
2等を経てプレス33の所定位置に送シ込まれる。
プレスおけ加工材10を所望形状に打ち抜く金型部34
a、34bと、これを制御する制御部邸とを有し、加工
材10が送シ込まれると、制御部話の指令によシ金型部
34a、34bが加工材10の鉄心部11′に、例えば
第3図(a)に示すように軸穴16.スロット17を成
形した後、同図(b)に示すように、その加工材lOの
鉄心部11′を打ち抜いて鉄心11を成形するように構
成されている。
そして、プレス33によって成形された鉄心11が、図
示しない積層手段で第5図及び第6図に示すように所定
枚数積層されることによシ、積層回転子nを構成するよ
うにしている。
その際、前記積層回転子12においては第6図に明示す
るように、加工材10の板厚偏差によシ鉄心11の中心
線Aを中心とする径方向の両端縁の板厚寸法が11> 
12の関係となシ、かつ鉄心11を所定枚数積層した積
厚寸法がT□>T2の関係となるので、薄肉側りと厚肉
側几との間で重量差が生じ、重量の大きい厚肉側Rにそ
の重量差に和尚するバランス穴13を設けることが必要
である。
ここで、積層回転子nにおける薄肉側りの重量WLと厚
肉側Rの重量WRの関係は次式のとおりである。
WL # WR・・・・・・・・・・・・(6)〔但し
、d:バランス穴の面積/1枚、1iH)(ランス穴の
必要個数(枚数)×板厚寸法、AL:積層回転子の薄肉
側の面積、AR:積層回転子の厚肉側の面積〕 上記(4)、 (5)、 (6)式によれば、積層回転
子化の薄肉側り及び厚肉側Bの積厚偏差による重量差と
、n個のバランス穴13の重量とが略同じになるので、
アンバランスを補正できることがわかる。
そこで、アンバランスを補正する為のバランス補正装置
が前記鉄心製造機械に設置されている。
該アンバランス補正装置は、第1図、第2図に示すよう
に、板厚測定器21と、演算処理制御部22と、バラン
ス用の穴明は機構23とを備えて構成されている。
前記板厚測定器21は、その測定点りと後述するバラン
ス穴明は機構23の穴明は位置Eとの間に適度の距離を
もって加工材10の搬送路の途中位置に設置され、加工
材10の巾方向における両端部の板厚寸法を測定するよ
うにしている。
前記演算処理制御部22は、その入力側が板厚測定器2
1の出力部に接続され、その出力側に金型制御部35を
介して穴明は機構23の入力側が接続されている。
この演算処理制御部22は、板厚測定器21の測定デー
タから加工材10の鉄心部11′における径方向の薄肉
側りと厚肉側Rとの板厚偏差を演算し、該演算値に基づ
き予め与えられたデータと比較して積層回転子νを構成
する鉄心11の積層枚数(N)と積層時のアンバランス
重量とを演算し、さらに該演算値に基づき予め設定され
たバランス穴の大きさの関係から該バランス穴を設ける
のに必要な鉄心11の枚数(n)を求めると共に、その
鉄心11の厚肉側孔の位置を判定するように構成されて
いる。その場合、バランス穴を設けるべき鉄心11の積
層位置は鉄心枚数(n)によって予め定められている◎
前記穴明は機構詔は、第2図に明示するように、2組で
構成されておシ、演算処理制御部器の出力側に金型制御
部あを介して接続されたソレノイド24と、ソレノイド
24の電磁力でロッドが動作し得るシリンダ25と、シ
リンダ25のロッドに連結ゾレート26を介して取付け
られたスライドカムIと、金型34a及びストリッパ3
4c間に加工材lO力方向移動可能に支持され、かつス
ライドカムnの押し込み動作によって加工材10の鉄心
部11’の所定位置にバランス穴13を明けるパンチ囚
と、加工材10を金型34bの所定位置に位置決めする
ストン/<29とを有している。そして、この2組の穴
明は機構nは、バランス穴13を設けるべき加工材10
の鉄心部11’が金型34a、34bに搬送されたとき
、前記□演算処理制御部22の処理結果に応じ、一方の
組のソレノイド24.シリンダ25.連結プレート26
.スライドカム4によってパンチ詔が穴明は動作するこ
とによシ、加工材10における鉄心部11′の厚肉側R
の所定位置、即ち軸穴6とスロット7との間にバランス
穴13を明け、積層回転子12の厚肉側Bと薄肉側りと
のアンバランスを補正す、るようにしている。
その際、穴明は機構23のバランス穴工程は第3図(a
)に示すように、加工材10から鉄心11を打ち抜く前
の段階、例えば軸受6やスロット7を打ち抜く前の段階
で行うようにしている。
なお、穴明は機構23は、本例では一枚の鉄心11に単
一のバランス穴13を明ける為に1本のパンチ28が設
けられた例を示したが、第7図に示すように、複数のバ
ランス穴13.13a、 13bを明は得るように複数
本のパンチを設けても良く、何れにしろバランス穴13
が加工材10における鉄心部11′の厚肉側孔の所定位
置に所定形状で明は得れば良い。
次に、実施例のアンバランス補正装置の作用に関連して
本発明方法の一実施例を説明する。
鉄心製造機械の材料供給部31が加工材10をプレス羽
の所定位置に搬送し、プレス羽が金型制御部部によシ制
御されて加工材10から所定形状の鉄心11を順次積層
する。
この鉄心11の製造時、アンバランス補正装置では、板
厚測定器21の測定点りと穴明は機構23の穴明は点E
とが距離をもっているので、演算制御部22は、まずス
テップ41において1台分の積層回転子12を構成する
1枚目の鉄心11が打ち抜かれたか否かを判定し、該判
定結果、1枚目の鉄心11の打ち抜きが完了したときに
ステップ招の処理を実行する。
ステップ佃では、板厚測定器21が加工材10の巾方向
の両端部の板厚寸法を測定するので、その測定された板
厚寸法を読み込み、このデータをステップ43でル巾変
換した後、ステップ44において測定された板厚寸法に
基づいて加工材10の鉄心部11′における径方向の厚
肉側Rと薄肉側りの板厚偏差を演算し、次いでステップ
45において、ステップ朝の演算値に基づき積層回転子
12を構成するのに必要な鉄心11の枚数(N枚)と、
積層したときの薄肉部りと厚肉部分Rとのアンバランス
重量を演算する。その際、ステップ荀においては、測定
点りと穴明は点Eとに距離があるので、その距離を考慮
して演算している。
そして、ステップ46では、ステップ45での演算され
た積層時のアンバランス重量W1と、予め定められた許
容アンパラ、ンス量W。とを比較する。その結果、積層
時のアンバランス重量W1が許容アンバランス量W。よ
シ小さい場合、この積層回転子11がバランスしている
とみなし、次の積層回転子を成形するときにステップ4
1以降の処理を繰シ返し実行し、またアンバランス重量
Wlが許容アンバランス量W。よシ大きいと、この積層
回転子11がアンバランスであるので、バランス穴を設
ける為に次の処理を実行する。
即チ、ステップ47において、ステップ45での演算値
に基づきバランス穴13を設けるべき鉄心11の枚数(
n)を演算すると共に、その鉄心の厚肉部Rの位置を判
定する。その場合、バランス穴13を明けけるべき鉄心
11の積層時の位置は、予めバランス穴を明ける鉄心の
必要枚数に応じて設定されている。
次いで、ステップ47の処理後、ステップ拐でバランス
穴を設けるべき鉄心枚数(n)と位置とのデ′−夕ヲセ
ットし、穴明はカウンタをイニシャルした後、ステップ
49でブレスおによって穴明は機構23のパンチ28が
バランス穴13を明は得るように上昇するので、そのプ
レス33のクランク角度情報を読み込み、その後ステッ
プ団でパンチ28が下降して良いか否かが、即ちパンチ
28かセットされたかが判定される。該判定結果、パン
チ28がセットされると、ステップ51でパンチ28を
下降させる。
これによシ、加工材10には所定鉄心部11′の厚肉側
Rの所定位置にバランス穴13が打ち抜かれる。
またステップ51の後、バランス穴13を打ち抜いたか
否かが判定され、その結果バランス穴13が抜かれると
、ステップおでカウントされ、そのカウント値がステッ
プ54で鉄心の打ち抜き枚数(n)と比較判定される。
そして、カウント値が打ち抜き枚数(n)よシ少ない場
合には一致するまで所望の鉄心に打ち抜いた後、ステッ
プ55でパンチ28を上昇させる。
これによシ、鉄心11の製造時、所望の鉄心部11’の
厚肉部几にバランス穴13が全て設けられるので、これ
らの鉄心11を積層して積層回転子12を形成した場合
、積層回転子12は第5同友、び第6図に示すように、
バランス穴13によって肉厚部几と薄肉部りとの重量が
同じになる。その結果、加工材10に板厚偏差があって
も、これを考慮するので、アンバランスを確実に補正し
得、しかも従来例に比較すると、積層回転子の組付は後
にアンバランス補正することが不要になる。
また図示実施例では、板厚偏差が一枚の加工材lOにお
いては勿論の他、夫々の加工材10によっても極端に変
わるものでない結果、1台分の積層回転子の中で初期に
積層すべき加工材10について板厚測定を行なうので、
1回の板厚測定で正確にバランス補正し得る。
なお、本発明装置において、板厚測定器21及び穴明は
機構23の具体的な構造は図示例に限らず、要は所期の
機能を有する構造であれば良い。
〔発明の効果〕
以上説明した本発明の1番目の発明によれば、予め加工
材の巾方向における両端部の板厚寸法を測定し、測定さ
れた板厚寸法から加工材の鉄心部における径方向の厚肉
側と薄肉側の板厚偏差を演算し、該演算値に基づいて鉄
心の積層枚数と積層時のアンバランス重量とを演算し、
かつ該演算値に基づき予め設定されたバランス穴の大き
さの関係から、バランス穴を設けるのに必要な鉄心の枚
数を求めると共に、その鉄心の厚肉側の位置を判定し、
前記処理結果に応じ加工材における所定鉄心部の厚肉側
の所定位置にバランス穴を明け、積層回転子の厚肉側と
薄肉側とのアンバランスを補正するようにしたので、加
工材の板厚偏差に拘わることなく容易にかつ確実にバラ
ンスさせることができ、また積層回転子の組付は後にバ
ランス補正することが不要になる結果、それだけ生産性
を高め得ると共にコストダウンを図シ得る効果がある。
また、本発明の2番目の発明によれば、予め加工材の巾
方向における両端部の板厚寸法を測定する板厚測定器と
、測定された板厚寸法か、ら加工材の鉄心部における径
方向の厚肉側と薄肉側の板厚偏差を演算し、該演算値に
基づいて鉄心の積層枚数と積層時のアンバランス重量と
を演算し、かつ該演算値に基づき予め設定されたバラン
ス穴の大きさの関係から、バランス穴を設けるのに必要
な鉄心の枚数を求めると共に、その鉄心の厚肉側の位置
を判定する演算処理制御手段と、前記処理結果に応じ加
工材における所定鉄心部の厚肉側の所定位置にバランス
穴を明け、積層回転子の厚肉側と薄肉側とのアンバラン
スを補正する手段とを備えて構成したので、前記本発明
の1番目の発明である方法を的確に実施し得る効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を実施する為のバランス補正装置を
適用した鉄心製造機械を示す側面図、第2図は本発明方
法を実施するバランス補正装置の一実施例を示す説明用
ブロック図、第3図(a)、 (b)は鉄心製造機械の
成形工程順を示す加工材の平面図、第4図は本発明方法
の一実施例を示すフローチャート、第5図は積層回転子
の平面図、第6図は第5図のc −c’線断面図、第7
図はバランス穴の変形例を示す積層回転子の平面図であ
る。第8図は従来の鉄心を示す平面図、第9図は第8図
のB −B’線断面図、第10図は従来のバランス補正
方法を示す積層回転子の断面図、第11図は積層回転子
の要部を示す破断斜視図である。 lO・・・加工材、11・・・鉄心、11′・・・加工
材の鉄心部、ル・・・積層回転子、13・・・バランス
穴、21・・・板厚測定器、22・・・演算処理制御部
、23・・・穴明は機構、L・・・薄肉側、几・・・厚
肉側。 代理人 弁理士 秋 本 正 実 察1図 お 第 2 図 虞乎図 第 5 図 /A 第 6 図 第 8 図 A 栴 lθ  図 躬 11 z

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、加工材から鉄心を形成し、該鉄心を複数枚積層して
    なる回転電機の積層回転子において、加工材の巾方向に
    おける両端部の板厚寸法を測定し、測定された板厚寸法
    から加工材の鉄心部における径方向の厚肉側と薄肉側と
    の板厚偏差を演算し、該演算値に基づいて鉄心の積層枚
    数と積層時のアンバランス重量とを演算し、かつ該演算
    値に基づき予め設定されたバランス穴の大きさの関係か
    ら、バランス穴を設けるのに必要な鉄心の枚数を演算す
    ると共に、その鉄心の厚肉側の位置を判定し、その後、
    前記処理結果に応じて加工材における所定鉄心部の厚肉
    側の所定位置にバランス穴を明け、積層回転子の厚肉側
    と薄肉側とのアンバランスを補正することを特徴とする
    回転電機の積層回転子のバランス補正方法。 2、加工材から形成された鉄心を複数枚積層してなる積
    層回転子において、加工材の巾方向における両端部の板
    厚寸法を測定する板厚測定器と、測定された板厚寸法か
    ら加工材の鉄心部における径方向の厚肉側と薄肉側との
    板厚偏差を演算し、該演算値に基づいて鉄心の積層枚数
    と積層時のアンバランス重量とを演算し、かつ該演算値
    に基づき予め設定されたバランス穴の大きさの関係から
    、バランス穴を設けるのに必要な鉄心の枚数を演算する
    と共に、その鉄心の厚肉側の位置を判定する演算処理制
    御手段と、前記処理結果に応じて加工材における所定鉄
    心部の厚肉側の所定位置にバランス穴を明け、積層回転
    子の厚肉側と薄肉側とのアンバランスを補正する穴明け
    手段とを備えていることを特徴とする回転電機の積層回
    転子のバランス補正装置。
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