JPS622438A - 冷陰極ガス放電管を備えた平行x線ビ−ム発生装置 - Google Patents
冷陰極ガス放電管を備えた平行x線ビ−ム発生装置Info
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- JPS622438A JPS622438A JP61117114A JP11711486A JPS622438A JP S622438 A JPS622438 A JP S622438A JP 61117114 A JP61117114 A JP 61117114A JP 11711486 A JP11711486 A JP 11711486A JP S622438 A JPS622438 A JP S622438A
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- G21K1/02—Arrangements for handling particles or ionising radiation, e.g. focusing or moderating using diaphragms, collimators
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- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J35/00—X-ray tubes
- H01J35/02—Details
- H01J35/04—Electrodes ; Mutual position thereof; Constructional adaptations therefor
- H01J35/045—Electrodes for controlling the current of the cathode ray, e.g. control grids
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J35/00—X-ray tubes
- H01J35/02—Details
- H01J35/14—Arrangements for concentrating, focusing, or directing the cathode ray
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05G—X-RAY TECHNIQUE
- H05G2/00—Apparatus or processes specially adapted for producing X-rays, not involving X-ray tubes, e.g. involving generation of a plasma
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
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- H01J35/00—X-ray tubes
- H01J35/02—Details
- H01J35/04—Electrodes ; Mutual position thereof; Constructional adaptations therefor
- H01J35/08—Anodes; Anti cathodes
- H01J35/112—Non-rotating anodes
- H01J35/116—Transmissive anodes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は、X線発生装置に関し、特に、新規な構造の広
領域X線発生装置に関する。
領域X線発生装置に関する。
従来技術
X線発生装置としてのX線管は非常によく知られており
、通常、フィラメントにより加熱される陰極を有する管
を採用している。そして、上記陰極は電子ビームを発生
するようになっており、この電子ビームは陽極上の小さ
なターゲット領域に焦点が合わされる。そして、X線が
上記小ターゲット領域で発生し、X線ビームが適用部位
に向けて放出される。陽極のところで焦点の絞られた電
子ビームは非常な高温加熱を引き起こすため、陽極は、
通常、回転せしめられて、陽極のX線放射領域が常時移
動するようになっており、これにより陽極の面の過度の
局部加熱の発生が防止されてい上記したこの種のX線管
は多くの問題を有している。すなわち、電子発生源とし
てのフィラメントが燃焼し尽くしたり、高度に集中化さ
れたX線ビームによって陽極すなわちターゲットが過度
に加熱されたりあるいは亀裂を生じたりすると共に、陽
極構成材料が管の内壁面に融着したり、また高速度回転
体におけるベアリングの問題等が存在する。さらに、X
線を放射する陽極の上記加熱ターゲット領域は11m2
より小さいことは殆どないため、X線発生装置は本質的
にX線発生装置として不十分である。上記従来例におい
ては、上記問題 。
、通常、フィラメントにより加熱される陰極を有する管
を採用している。そして、上記陰極は電子ビームを発生
するようになっており、この電子ビームは陽極上の小さ
なターゲット領域に焦点が合わされる。そして、X線が
上記小ターゲット領域で発生し、X線ビームが適用部位
に向けて放出される。陽極のところで焦点の絞られた電
子ビームは非常な高温加熱を引き起こすため、陽極は、
通常、回転せしめられて、陽極のX線放射領域が常時移
動するようになっており、これにより陽極の面の過度の
局部加熱の発生が防止されてい上記したこの種のX線管
は多くの問題を有している。すなわち、電子発生源とし
てのフィラメントが燃焼し尽くしたり、高度に集中化さ
れたX線ビームによって陽極すなわちターゲットが過度
に加熱されたりあるいは亀裂を生じたりすると共に、陽
極構成材料が管の内壁面に融着したり、また高速度回転
体におけるベアリングの問題等が存在する。さらに、X
線を放射する陽極の上記加熱ターゲット領域は11m2
より小さいことは殆どないため、X線発生装置は本質的
にX線発生装置として不十分である。上記従来例におい
ては、上記問題 。
は焦点スポットの寸法や空間的工夫や大きい熱容量によ
り解決される。
り解決される。
フィラメント加熱方式の陰極に変えて冷陰極を用いれば
、上記X線管に付随する問題は解消する。
、上記X線管に付随する問題は解消する。
従って、冷陰極を使用すれば、フィラメントを加熱する
必要がなく、かつ、この冷陰極は強力な電子を発生させ
るための比較的広い領域面を有する発生源を構成するこ
とができる。従って、陽極上の高密度スポットを回避す
ることもできる。
必要がなく、かつ、この冷陰極は強力な電子を発生させ
るための比較的広い領域面を有する発生源を構成するこ
とができる。従って、陽極上の高密度スポットを回避す
ることもできる。
X線発生装置として使用される冷陰極ダイオードは、広
領域平行X線がレーザ管のガスを予備的に励起するとこ
ろの放電・励起レーザのための予備的イオン化エネルギ
ー発生装置として使用されることがよく知られている。
領域平行X線がレーザ管のガスを予備的に励起するとこ
ろの放電・励起レーザのための予備的イオン化エネルギ
ー発生装置として使用されることがよく知られている。
この種の装置は、へりオネティックスインコーポレイテ
ッド(Heli。
ッド(Heli。
netics、 I nc、)により商品名rHXPシ
リーズX線予備的イオン化装置(HX P −S er
ies X −Ray Preionizer)Jとし
て販売されている。冷陰極ダイオード管であるX線発生
装置は、また、ヨーロッパ特許出願公開No、0I01
043にも示されている。このヨーロッパ特許は、19
83年8月8日付でカリフォルニア州、アーパインに住
所を有するへりオネティックスインコーポレイテッド(
Helionetics、 I nc、)により出願さ
れたち−のである。
リーズX線予備的イオン化装置(HX P −S er
ies X −Ray Preionizer)Jとし
て販売されている。冷陰極ダイオード管であるX線発生
装置は、また、ヨーロッパ特許出願公開No、0I01
043にも示されている。このヨーロッパ特許は、19
83年8月8日付でカリフォルニア州、アーパインに住
所を有するへりオネティックスインコーポレイテッド(
Helionetics、 I nc、)により出願さ
れたち−のである。
上記ヨーロッパ特許出願に開示され、一方間品名rHX
PシリーズX線予備的イオン化装置」で用いられたとこ
ろのダイオードを利用した冷陰極管としてのX線発生装
置においては、発生するX線は管の運転中に生ずるエネ
ルギー・スペクトルが変化する。従って、所定の管の制
動輻射はピーク電圧(K V peak)に関係してい
る。冷陰極管においては、よく知られているように、管
は比較的高いピーク電圧で衝突するが、管が導電した後
においては、ピーク電圧はかなり低い値に下降すると共
に、管電流の点で変化する。その結果、放出されるX線
の制動輻射すなわちスペクトルは管の運転中に変化する
ことになる。しかしながら、一定した制動輻射量は、管
が例えば医学的診断目的に用いられるような場合には適
切なグレースケールレンディション(gray 5ca
le rendition)を得ることが必要である。
PシリーズX線予備的イオン化装置」で用いられたとこ
ろのダイオードを利用した冷陰極管としてのX線発生装
置においては、発生するX線は管の運転中に生ずるエネ
ルギー・スペクトルが変化する。従って、所定の管の制
動輻射はピーク電圧(K V peak)に関係してい
る。冷陰極管においては、よく知られているように、管
は比較的高いピーク電圧で衝突するが、管が導電した後
においては、ピーク電圧はかなり低い値に下降すると共
に、管電流の点で変化する。その結果、放出されるX線
の制動輻射すなわちスペクトルは管の運転中に変化する
ことになる。しかしながら、一定した制動輻射量は、管
が例えば医学的診断目的に用いられるような場合には適
切なグレースケールレンディション(gray 5ca
le rendition)を得ることが必要である。
ここで注意されねばならないことは、出力されるX線ビ
ームがレーザガスの予備的イオン化のために使用される
場合にはこれがあまり重要でないことである。しかしな
がら、上記ヨーロッパ特許出願における冷陰極ダイオー
ドのX線出力は、治療的目的や、出力されるX線ビーム
に一定したスペクトルが要求されるような目的に使用す
ることは不可能である。
ームがレーザガスの予備的イオン化のために使用される
場合にはこれがあまり重要でないことである。しかしな
がら、上記ヨーロッパ特許出願における冷陰極ダイオー
ドのX線出力は、治療的目的や、出力されるX線ビーム
に一定したスペクトルが要求されるような目的に使用す
ることは不可能である。
従来例としての加熱フィラメント方式のX線管において
は次のことが注目されねばならない。すなわち、冷陰極
管の場合とは異なり、管の運転の際に適用されるピーク
電圧は唯1つであって、そのため、該管内で発生せしめ
られたX線は管の運転中に必要な一定したスペクトルを
有する。さらに、ピーク電圧を確実に一定ならしめるた
めには、この種の管の制御システムに関して非常に困難
な面がある。しかしながら、冷陰極管に関して言えば、
管が150KVで加熱されるならば、この管は運転中に
100KVまであるいはそれ以下に下降するのである。
は次のことが注目されねばならない。すなわち、冷陰極
管の場合とは異なり、管の運転の際に適用されるピーク
電圧は唯1つであって、そのため、該管内で発生せしめ
られたX線は管の運転中に必要な一定したスペクトルを
有する。さらに、ピーク電圧を確実に一定ならしめるた
めには、この種の管の制御システムに関して非常に困難
な面がある。しかしながら、冷陰極管に関して言えば、
管が150KVで加熱されるならば、この管は運転中に
100KVまであるいはそれ以下に下降するのである。
この管は最大lμSeCの間しか導通しない。しかしな
がら、150KVのレベルの制動輻射量が完全なパルス
時間間隔のかなりの部分の間存在することになり、従っ
て運転中にX線ビームのスペクトルを劇的に発生せしめ
る。このチューブがアーク電導となった後に、この管の
電圧はアークの流れと共に変化し、このため制動輻射ス
ペクトルにさらなる変化が生ずることになる。上記理由
により、冷陰極ダイオード形式の管は、診断目的や、あ
るいは一定した制動輻射スペクトルを要求される用途の
ためのX線製品には適用できないことになる。
がら、150KVのレベルの制動輻射量が完全なパルス
時間間隔のかなりの部分の間存在することになり、従っ
て運転中にX線ビームのスペクトルを劇的に発生せしめ
る。このチューブがアーク電導となった後に、この管の
電圧はアークの流れと共に変化し、このため制動輻射ス
ペクトルにさらなる変化が生ずることになる。上記理由
により、冷陰極ダイオード形式の管は、診断目的や、あ
るいは一定した制動輻射スペクトルを要求される用途の
ためのX線製品には適用できないことになる。
本発明の開示
本発明においては、一定した制動輻射スペクトルが得ら
れるような新規な構造の冷陰極管が採用される。従って
、制御グリッドが陰極と陽極との間に介在せしめられる
。この制御グリッドにより、管の加熱並びに運転が実質
的に一定した電圧で行なわれることが保証され、これに
より、制動輻射量における変化や管のピーク電圧の変化
が回避される。
れるような新規な構造の冷陰極管が採用される。従って
、制御グリッドが陰極と陽極との間に介在せしめられる
。この制御グリッドにより、管の加熱並びに運転が実質
的に一定した電圧で行なわれることが保証され、これに
より、制動輻射量における変化や管のピーク電圧の変化
が回避される。
本発明にかかるガス入り冷陰極管は、冷陰極管のための
公知のマルチグリッド構造や水素サイラトロン(商標)
に従って所望の個数のグリッドを採用することができる
。さらに、管は所望の幾何学形状とすることができる。
公知のマルチグリッド構造や水素サイラトロン(商標)
に従って所望の個数のグリッドを採用することができる
。さらに、管は所望の幾何学形状とすることができる。
例えば、この管を平面的なものに構成することができる
。また、この管は、コンピュータ・アキシャル断層X線
写真装置(CATと略称する)のスキャンシステムに使
用するためのX線発生源を構成するものであって、患者
の回りを包囲するような円弧状セクションとして構成す
ることもできる。X線管のこれらの円弧状セグメントに
対面して各検知器が配置され、これらの検知器よりデー
タが検出される。上記CATスキャンシステムによれば
、CATスキャン装置のための公知のアルゴリズム、主
としてラドン変換(RA D ON transfor
m)、を用いることにより上記データをコンピュータ処
理するようになっている。
。また、この管は、コンピュータ・アキシャル断層X線
写真装置(CATと略称する)のスキャンシステムに使
用するためのX線発生源を構成するものであって、患者
の回りを包囲するような円弧状セクションとして構成す
ることもできる。X線管のこれらの円弧状セグメントに
対面して各検知器が配置され、これらの検知器よりデー
タが検出される。上記CATスキャンシステムによれば
、CATスキャン装置のための公知のアルゴリズム、主
としてラドン変換(RA D ON transfor
m)、を用いることにより上記データをコンピュータ処
理するようになっている。
本発明によれば、陽極が、管全体を置換することなく、
交換できるような態様で管を構成することか可能である
。従って、X線発生装置の陽極として使用される材料の
原子番号(Z)は出力されるX線の基本的なスペクトル
を決定する。X線管を種々の診断に応用する場合、異な
るスペクトルが必要とされる。本発明によれば、管内に
新しい陽極を迅速に挿入することが可能となる。従って
、回動自在に設けられるプレート上の各部分陽極は固定
された陰極並びにグリッド上の位置に回転移動させるこ
とができる。この場合、所望のX線放射パターンを得る
ために、機構全体は密封された容器本体内に収納されて
いる。
交換できるような態様で管を構成することか可能である
。従って、X線発生装置の陽極として使用される材料の
原子番号(Z)は出力されるX線の基本的なスペクトル
を決定する。X線管を種々の診断に応用する場合、異な
るスペクトルが必要とされる。本発明によれば、管内に
新しい陽極を迅速に挿入することが可能となる。従って
、回動自在に設けられるプレート上の各部分陽極は固定
された陰極並びにグリッド上の位置に回転移動させるこ
とができる。この場合、所望のX線放射パターンを得る
ために、機構全体は密封された容器本体内に収納されて
いる。
管は所望の材料により構成することができるが、好まし
い陰極は公知の構造をもつ黒鉛フェルトである。この黒
鉛フェルトは適当な黒鉛用接着剤によりその基板に対し
て接着される。陰極のフェルト面は、実際、陰極面上の
無数の鋭い不連続黒鉛繊維より構成され、十分高い電圧
下におかれたときには、小さなプラズマを発生する。ま
た、薄くてきっちりと詰められた金属ブレードも陰極面
として利用することができる。
い陰極は公知の構造をもつ黒鉛フェルトである。この黒
鉛フェルトは適当な黒鉛用接着剤によりその基板に対し
て接着される。陰極のフェルト面は、実際、陰極面上の
無数の鋭い不連続黒鉛繊維より構成され、十分高い電圧
下におかれたときには、小さなプラズマを発生する。ま
た、薄くてきっちりと詰められた金属ブレードも陰極面
として利用することができる。
陰極と同一の広がりを有する、例えばタングステンなど
の、適当な陽極が陰極に対して一定の寸法間隔で配置さ
れる。好ましくは、陽極はタングステンなどの高い原子
番号を有する均一薄膜状の 、材料で構成する。この
陽極は光学的に平坦でかつ円滑な基板の上に配置される
。純度の高いニッケルで構成されるスクリーンよりなる
グリッドが陽極と陰極との間に介在せしめられると共に
該陽極並びに陰極の広がりと同一の広がりを有する。
の、適当な陽極が陰極に対して一定の寸法間隔で配置さ
れる。好ましくは、陽極はタングステンなどの高い原子
番号を有する均一薄膜状の 、材料で構成する。この
陽極は光学的に平坦でかつ円滑な基板の上に配置される
。純度の高いニッケルで構成されるスクリーンよりなる
グリッドが陽極と陰極との間に介在せしめられると共に
該陽極並びに陰極の広がりと同一の広がりを有する。
上記各陰極は適当な容器内に支持される。この容器は比
較的圧力の低い(例えば10−’torr)水素やアル
ゴン等のガスで満たされている。他の圧力媒体を使用す
ることもできる。上記容器の内面は常時バキューム・ポ
ンプと接続されて、水素や他のガスが、消費されるとこ
ろのガスを常時補充するために管内に供給される。
較的圧力の低い(例えば10−’torr)水素やアル
ゴン等のガスで満たされている。他の圧力媒体を使用す
ることもできる。上記容器の内面は常時バキューム・ポ
ンプと接続されて、水素や他のガスが、消費されるとこ
ろのガスを常時補充するために管内に供給される。
マイナス電圧が陰極に印加され、制御電圧がグリッドに
印加される。陰極とグリッドと陽極とに印加される電圧
は次のように設定される。すなわち、グリッドが陰極を
陽極から静電シールドすることにより、陽極と陰極間の
電位が降伏電圧を越えるとき陽極と陰極間の降伏を回避
するようにしている。従って、降伏は次の場合にのみ生
ずる。
印加される。陰極とグリッドと陽極とに印加される電圧
は次のように設定される。すなわち、グリッドが陰極を
陽極から静電シールドすることにより、陽極と陰極間の
電位が降伏電圧を越えるとき陽極と陰極間の降伏を回避
するようにしている。従って、降伏は次の場合にのみ生
ずる。
すなわち、グリッドと陰極間の電位が十分に高くて、ガ
スイオンが陰極から2次的に電子を放出させ得るように
なったとき、すなわち、グリッドと陰極間の降伏電位に
達したときのみである。陰極とグリッド間で電子の放出
が開始されると、陽極がグリッドに対して十分高い電位
を有しておれば電子の流れの主たる部分はグリッドから
陽極に直ちに移動する。それらの電極に対する電流の流
れを制限するために、適当な抵抗がグリッドやカソード
のリード線に設けられている。陽極は接地されている。
スイオンが陰極から2次的に電子を放出させ得るように
なったとき、すなわち、グリッドと陰極間の降伏電位に
達したときのみである。陰極とグリッド間で電子の放出
が開始されると、陽極がグリッドに対して十分高い電位
を有しておれば電子の流れの主たる部分はグリッドから
陽極に直ちに移動する。それらの電極に対する電流の流
れを制限するために、適当な抵抗がグリッドやカソード
のリード線に設けられている。陽極は接地されている。
電子の放出が起こると、グリッドはもはやシステムを制
御しない。従って、この間においてはただ1つのピーク
電圧しかなく、そのため、制動輻射スペクトルは持続す
るところの電流パルスの時間幅、例えば1μsec、以
上に一定する。
御しない。従って、この間においてはただ1つのピーク
電圧しかなく、そのため、制動輻射スペクトルは持続す
るところの電流パルスの時間幅、例えば1μsec、以
上に一定する。
これにより、X線が陽極の全面から放出され、このX線
は上記パルス時間幅の間適当な窓から容器の外に放出さ
れる。このX線の流れは、胸部X線撮影のため、あるい
は診断用もしくは他の用途のために必要な分野のために
、例えば16X16インチの領域にわたって比較的高度
に平行化される。
は上記パルス時間幅の間適当な窓から容器の外に放出さ
れる。このX線の流れは、胸部X線撮影のため、あるい
は診断用もしくは他の用途のために必要な分野のために
、例えば16X16インチの領域にわたって比較的高度
に平行化される。
上記X線の平行化をなすために、ピンホールにより案内
する形式のコリメータが使用できる。しかしながら、こ
のピンホール形式のコリメータは幾分分散する傾向があ
る。従って、好ましい実施例においては、電子ビームは
偏波され、電子が一定した公知の角度でターゲットに強
制的に衝突させることによりコリメータと同様の役割を
果たしめでいる。従って、これにより平行化されたX線
の流れを得ることができる。すなわち、もし電子の流れ
が偏波されかつ全ての電子が同一角度でターゲットに到
達するならば、X線は平行化されることになる。この上
うな偏波は、適当な磁場あるいは静電場を電子ビームに
与えることにより得られる。
する形式のコリメータが使用できる。しかしながら、こ
のピンホール形式のコリメータは幾分分散する傾向があ
る。従って、好ましい実施例においては、電子ビームは
偏波され、電子が一定した公知の角度でターゲットに強
制的に衝突させることによりコリメータと同様の役割を
果たしめでいる。従って、これにより平行化されたX線
の流れを得ることができる。すなわち、もし電子の流れ
が偏波されかつ全ての電子が同一角度でターゲットに到
達するならば、X線は平行化されることになる。この上
うな偏波は、適当な磁場あるいは静電場を電子ビームに
与えることにより得られる。
本発明にかかるX線管の重要な応用分野は医学的診断で
ある。しかしながら、このX線管は、一定した制動輻射
スペクトルが要求される他の分野にも好適に適用するこ
とができる。
ある。しかしながら、このX線管は、一定した制動輻射
スペクトルが要求される他の分野にも好適に適用するこ
とができる。
本発明の他の特徴によれば、平行化されたX線の流れつ
まり出力を有する広領域X線管がX線によるマイクロ印
刷の分野で用いられるところのシステムを提供する。従
って、現在は、半導体ウェハーや半導体チップの表面の
線の間隔を縮少するために、半導体産業においては、紫
外線による印刷法に変えてX線によるマイクロ印刷が使
用されるようになってきている。このような写真平版法
に用いるX線発生装置はターゲットとしての陽極上に高
度に焦点を合わされた電子スポットを作るようにしてい
る。このスポットは円錐形状のX線の流れを作り出す。
まり出力を有する広領域X線管がX線によるマイクロ印
刷の分野で用いられるところのシステムを提供する。従
って、現在は、半導体ウェハーや半導体チップの表面の
線の間隔を縮少するために、半導体産業においては、紫
外線による印刷法に変えてX線によるマイクロ印刷が使
用されるようになってきている。このような写真平版法
に用いるX線発生装置はターゲットとしての陽極上に高
度に焦点を合わされた電子スポットを作るようにしてい
る。このスポットは円錐形状のX線の流れを作り出す。
このようなX線管は、従来の加熱型陰極を有するX線管
に関してすでに述べたところの欠点を有していると共に
、ポイント・ソースの効果を得るために必要な鋭い焦点
は単にこのような問題をさらに悪化させるだけである。
に関してすでに述べたところの欠点を有していると共に
、ポイント・ソースの効果を得るために必要な鋭い焦点
は単にこのような問題をさらに悪化させるだけである。
グリッドを有するにしろ有しないにしろ、広領域陰極管
はX線によるマイクロ印刷作業に大きな利点をもたらす
。なぜならば、管は寿命が長くかつ、複雑な平行化工程
を要することなく極細線のパターンを作ることのできる
平行化X線を作り出せるからである。X線によるマイク
ロ印刷にはサイクロトロンからX線を出力する方法も知
られてはいるが、このサイクロトロンは費用の観点から
制限があると共に、寸法が大きくて能率でないという問
題がある。
はX線によるマイクロ印刷作業に大きな利点をもたらす
。なぜならば、管は寿命が長くかつ、複雑な平行化工程
を要することなく極細線のパターンを作ることのできる
平行化X線を作り出せるからである。X線によるマイク
ロ印刷にはサイクロトロンからX線を出力する方法も知
られてはいるが、このサイクロトロンは費用の観点から
制限があると共に、寸法が大きくて能率でないという問
題がある。
寒廠桝
以下に、図示の実施例について詳細に説明する。
第1.2図に、ガス入りダイオード管において異なるピ
ーク電圧を有する制動輻射と、管の電流・電圧特性とを
示している。冷陰極ダイオードに発生するX線のエネル
ギー・スペクトルは、第1図に示すように、陽極と陰極
との間に印加されるピーク電圧(K V peak)に
強く左右される。3つの制動輻射曲線KVpeak(1
)、KVpeak(2)およびK V peak(3)
は夫々実線、破線および一点鎖線で示されている。前に
も述べたように、制動輻射のピーク電圧K V pea
kは図示の如く変化し、パルス時間に発生せしめられる
X線の放出は冷陰極管内で変化する。これは、冷陰極管
におけるピーク電圧がその運転中に変化するからである
。
ーク電圧を有する制動輻射と、管の電流・電圧特性とを
示している。冷陰極ダイオードに発生するX線のエネル
ギー・スペクトルは、第1図に示すように、陽極と陰極
との間に印加されるピーク電圧(K V peak)に
強く左右される。3つの制動輻射曲線KVpeak(1
)、KVpeak(2)およびK V peak(3)
は夫々実線、破線および一点鎖線で示されている。前に
も述べたように、制動輻射のピーク電圧K V pea
kは図示の如く変化し、パルス時間に発生せしめられる
X線の放出は冷陰極管内で変化する。これは、冷陰極管
におけるピーク電圧がその運転中に変化するからである
。
冷陰極ガスダイオードの従来の電流・電圧特性は第2図
に示されている。従来の冷陰極ガスダイオードにおいて
は、0.001〜0.01xxHgのガス圧が陽極およ
び陰極を含む管内で使用される。
に示されている。従来の冷陰極ガスダイオードにおいて
は、0.001〜0.01xxHgのガス圧が陽極およ
び陰極を含む管内で使用される。
陽極の電位VAは陰極に対して徐々に上昇せしめられる
ので、第2図における管内電流IAは約lμAの初期値
から徐々に増大して第2図に示したポイントaまで増大
する。この初期電流は暗電流として知られている。すな
わち、この条件下においては、ガス中に白熱は見られな
い。ポイントaに対応する始動電位または降伏電位に達
したときに、管内のイオン化ガスは導電状態となり、陽
極と陰極管の電位は急激に所定の電位まで降下する。
ので、第2図における管内電流IAは約lμAの初期値
から徐々に増大して第2図に示したポイントaまで増大
する。この初期電流は暗電流として知られている。すな
わち、この条件下においては、ガス中に白熱は見られな
い。ポイントaに対応する始動電位または降伏電位に達
したときに、管内のイオン化ガスは導電状態となり、陽
極と陰極管の電位は急激に所定の電位まで降下する。
この所定電位は管内のガスの種類や陰極材料により決定
される。ポイントbからポイントCに至るまでにおいて
、管内電圧VAが増大するので、管内電流■4は略定常
値を維持する。これはグロー放電領域と呼ばれている。
される。ポイントbからポイントCに至るまでにおいて
、管内電圧VAが増大するので、管内電流■4は略定常
値を維持する。これはグロー放電領域と呼ばれている。
なぜならば、管の一部が発光して電圧レギュレータとし
て用いられる従来の冷陰櫂ガス・ダイオードの正規作動
電圧を示すからである。この領域における最大管内電流
は陰極面積により決定される。
て用いられる従来の冷陰櫂ガス・ダイオードの正規作動
電圧を示すからである。この領域における最大管内電流
は陰極面積により決定される。
ポイントCにおいて、管内電流は印加電圧VAの上昇と
共にポイントdまで増大する。これは、異常グロー放電
領域として知られている。例えばポイントdの如き一定
の電流値において、陰極面がイオンの衝突により十分加
熱されて電子を発生すると共に異常グロー放電がアーク
放電に変わる。
共にポイントdまで増大する。これは、異常グロー放電
領域として知られている。例えばポイントdの如き一定
の電流値において、陰極面がイオンの衝突により十分加
熱されて電子を発生すると共に異常グロー放電がアーク
放電に変わる。
このアーク放電は逓減電圧であって、大電流放出とポイ
ントeまでの急激な電圧降下をもたらす。
ントeまでの急激な電圧降下をもたらす。
このポイントeを越えると、管内電流は大きくなり、一
方、管内電圧はしだいに低くなる。この領域eにおいて
は、高速電子が陽極に向けて加速され、陽極に適切なタ
ーゲットを用いると、X線が発生する。
方、管内電圧はしだいに低くなる。この領域eにおいて
は、高速電子が陽極に向けて加速され、陽極に適切なタ
ーゲットを用いると、X線が発生する。
X線発生源としての冷陰極ダイオードを操作する中で、
ピーク電圧がポイントbからポイントeに変化する。そ
して、これは管内電流に対応して変化する。管内ピーク
電圧は実質的に変化するので、パルス幅が1μsecに
至るまでは、制動輻射スペクトルもまた変化する。前記
したように、制動輻射量の変化は出力としてのX線ビー
ムにより適当なグレースケール・レンディション(gr
ay 5calerendit 1on)を防止する。
ピーク電圧がポイントbからポイントeに変化する。そ
して、これは管内電流に対応して変化する。管内ピーク
電圧は実質的に変化するので、パルス幅が1μsecに
至るまでは、制動輻射スペクトルもまた変化する。前記
したように、制動輻射量の変化は出力としてのX線ビー
ムにより適当なグレースケール・レンディション(gr
ay 5calerendit 1on)を防止する。
本発明によれば、新規な冷陰極管は、少なくとも1つの
グリッドを備えている。尤も、必要ならば他のグリッド
を備えることもできる。1つの主制御グリッドを使用す
ることにより、一定の電位における管の加熱並びにそれ
と同電位における操作が確実となる。従って、この管に
おける出力としての制動輻射量はパルス全体に渡りすな
わち連続操作位置に渡って比較的定常状態となる。
グリッドを備えている。尤も、必要ならば他のグリッド
を備えることもできる。1つの主制御グリッドを使用す
ることにより、一定の電位における管の加熱並びにそれ
と同電位における操作が確実となる。従って、この管に
おける出力としての制動輻射量はパルス全体に渡りすな
わち連続操作位置に渡って比較的定常状態となる。
第3図に本発明の一実施例に係る新規な管の断面を示し
ている。この管は紙面に対して直交する方向に所望の長
さだけ又は所望の幾何学形状に長く伸ばすことができる
。従って、この管は長方形状、または円形形状または四
角形状とすることができる。また、後述するが、第8.
7図に示すような円弧状とすることもできる。
ている。この管は紙面に対して直交する方向に所望の長
さだけ又は所望の幾何学形状に長く伸ばすことができる
。従って、この管は長方形状、または円形形状または四
角形状とすることができる。また、後述するが、第8.
7図に示すような円弧状とすることもできる。
第3図に示すように、本発明に係る新規な管は陰極20
を備えている。この陰極20は、その全面から電子の放
出を促すような構造を有している。
を備えている。この陰極20は、その全面から電子の放
出を促すような構造を有している。
また、この管が胸部撮影用X線を得るために用いられる
場合には、14X18インチの寸法構成とすることがで
きる。陰極20は、第3図の円23の部分を拡大して示
す第4図から明らかなように、黒鉛フェルト部21と黒
鉛基板22とで構成することができる。純粋黒鉛基板2
2は174〜172インチの厚みとすることができる。
場合には、14X18インチの寸法構成とすることがで
きる。陰極20は、第3図の円23の部分を拡大して示
す第4図から明らかなように、黒鉛フェルト部21と黒
鉛基板22とで構成することができる。純粋黒鉛基板2
2は174〜172インチの厚みとすることができる。
尤も、この厚み寸法は臨界寸法ではない。この厚み寸法
は機械的に十分健固である十分な厚さであればよい。
は機械的に十分健固である十分な厚さであればよい。
黒鉛フェルト部21または黒鉛フェルト層もまた、例え
ば1/4〜l/2インチの厚み寸法(臨界寸法ではない
)を有している。また、この黒鉛フェルト部2Iは、そ
の表面が比較的高い電場に置かれたときにイオン化並び
に電子放出を促進するようなフェルト状面に構成してい
る。黒鉛フェルト部21は一定した可撓性ポリウレタン
・ンートを有すると共に若干の機械的強度を有し、さら
に基板22に支持されている。このような黒鉛並びに黒
鉛フェルトの材料は商業市場で入手可能である。
ば1/4〜l/2インチの厚み寸法(臨界寸法ではない
)を有している。また、この黒鉛フェルト部2Iは、そ
の表面が比較的高い電場に置かれたときにイオン化並び
に電子放出を促進するようなフェルト状面に構成してい
る。黒鉛フェルト部21は一定した可撓性ポリウレタン
・ンートを有すると共に若干の機械的強度を有し、さら
に基板22に支持されている。このような黒鉛並びに黒
鉛フェルトの材料は商業市場で入手可能である。
例えば、上記黒鉛フェルトはユニオン・カーバイド・カ
ンパニー(Union Carbide Compan
y)より入手できる。その製品の名称はrW、D、FJ
でありそのカタログナンバーはX−3100である。黒
鉛プレートら多くの所で人手可能である。黒鉛陽極は電
子管に用いられることはよく知られていると共に、その
管技術は本発明に係る管の陰極を製作する場合に利用で
きることは注目されねばならない。陰極20の全外縁は
、好ましくは、丸められて、局部的アークを発生させる
尖った面ができるのを回避している。また、陰極20の
外縁を丸めることにより、黒鉛フェルト部21を黒鉛基
板の外縁の回りに包み込むことが可能となる。
ンパニー(Union Carbide Compan
y)より入手できる。その製品の名称はrW、D、FJ
でありそのカタログナンバーはX−3100である。黒
鉛プレートら多くの所で人手可能である。黒鉛陽極は電
子管に用いられることはよく知られていると共に、その
管技術は本発明に係る管の陰極を製作する場合に利用で
きることは注目されねばならない。陰極20の全外縁は
、好ましくは、丸められて、局部的アークを発生させる
尖った面ができるのを回避している。また、陰極20の
外縁を丸めることにより、黒鉛フェルト部21を黒鉛基
板の外縁の回りに包み込むことが可能となる。
黒鉛フェルト部21および黒鉛基板22の各層は、所望
の方法により、例えば約11の厚みを有するような黒鉛
用接着剤を使用することにより一体的に固着される。こ
の黒鉛用接着剤は、コロイド状のものであって、よく知
られていると共に商業市場で入手可能である。例えば、
この接着剤として、オハイオ州、ベリャに住所を有する
ダイロン・インダストリーズ(Dylon Indus
tries)が提供しているところのGC・グレードの
接着剤である。第4図に示されたような、接着剤24を
介して配置された各層21.22は公知の方法で加熱す
ることにより互いに固着することができる。すなわち、
窒素雰囲気の下で約2,000 まで昇温された炉内
で温度を制御することによりできる。
の方法により、例えば約11の厚みを有するような黒鉛
用接着剤を使用することにより一体的に固着される。こ
の黒鉛用接着剤は、コロイド状のものであって、よく知
られていると共に商業市場で入手可能である。例えば、
この接着剤として、オハイオ州、ベリャに住所を有する
ダイロン・インダストリーズ(Dylon Indus
tries)が提供しているところのGC・グレードの
接着剤である。第4図に示されたような、接着剤24を
介して配置された各層21.22は公知の方法で加熱す
ることにより互いに固着することができる。すなわち、
窒素雰囲気の下で約2,000 まで昇温された炉内
で温度を制御することによりできる。
この加熱のプロセスにより不純物が基板並びにフェルト
部より取り除かれて接着剤24が固化する。
部より取り除かれて接着剤24が固化する。
陰極20は低圧のガス入り容器25内に適宜支持されて
いる。例えば、容器25はステンレス鋼の容器とするこ
とができる。このステンレス調容器は、後述するところ
の薄いアルミニウム27で構成できるところの適当なX
線窓を備える。容器25はステンレス鋼#316で製作
することができろと共にX疎意27を除く全ての管を構
成する。
いる。例えば、容器25はステンレス鋼の容器とするこ
とができる。このステンレス調容器は、後述するところ
の薄いアルミニウム27で構成できるところの適当なX
線窓を備える。容器25はステンレス鋼#316で製作
することができろと共にX疎意27を除く全ての管を構
成する。
ガラスすなわち石英を容器25のために使用できる。そ
して、このガラスは固有のX線窓を形成する。しかしな
がら、鋼を使用すればより簡単に修理できる。
して、このガラスは固有のX線窓を形成する。しかしな
がら、鋼を使用すればより簡単に修理できる。
アルミニウムのX疎意27を採用する場合には、この窓
27は、第5図に示すように薄いインジウム層28によ
りステンレス鋼容器25自体に固着できる。第5図は第
3図における円29の部分を詳細に示している。アルミ
ニウムの窓は約2■の厚みを有することができ、またス
テンレス鋼容器25自体は3/16インチの厚みを持つ
ことができる。
27は、第5図に示すように薄いインジウム層28によ
りステンレス鋼容器25自体に固着できる。第5図は第
3図における円29の部分を詳細に示している。アルミ
ニウムの窓は約2■の厚みを有することができ、またス
テンレス鋼容器25自体は3/16インチの厚みを持つ
ことができる。
陰極20は容器25に対して長い0FHC・銅製ロッド
40を介して支持されている。この銅製ロッド40は、
図に概略的に示すように、陰極基板22にボルト止めさ
れたフランジ面41を葺している。上記鋼製ロッド40
はセラミック部材26を貫通すると共にこの部材の一部
をなしている。
40を介して支持されている。この銅製ロッド40は、
図に概略的に示すように、陰極基板22にボルト止めさ
れたフランジ面41を葺している。上記鋼製ロッド40
はセラミック部材26を貫通すると共にこの部材の一部
をなしている。
セラミック部材26は容器25内に適宜固定されていて
、陰極20に対して陰極接続するためのターミナル42
を構成している。もし、膨張係数の一致が必要ならば、
不変鋼やあるいは他の合金を用いることができる。陰極
20の位置や後述される他の部材の位置を容器25内で
安定させるために、必要ならば、他の支持部材を用いて
もよい。
、陰極20に対して陰極接続するためのターミナル42
を構成している。もし、膨張係数の一致が必要ならば、
不変鋼やあるいは他の合金を用いることができる。陰極
20の位置や後述される他の部材の位置を容器25内で
安定させるために、必要ならば、他の支持部材を用いて
もよい。
また、容器25内には陽極50が固定されている。この
陽極50はターゲットと称せられる。この陽極50は、
陰極20の広がりと同一の広がりをもつと共に、陰極2
0の対向面に対して、通常、平行になっている。陽極5
0は箔状すなわち薄いフィルム状の高い原子番号の材料
で構成される。
陽極50はターゲットと称せられる。この陽極50は、
陰極20の広がりと同一の広がりをもつと共に、陰極2
0の対向面に対して、通常、平行になっている。陽極5
0は箔状すなわち薄いフィルム状の高い原子番号の材料
で構成される。
代表例とてはタングステン、モリブデン、イリジウムあ
るいはこれらに類するものである。陽極50はfixよ
りも薄い寸法であり、また好ましくはタングステンで作
られる。陽極50は陰極20に対し通常約3インチだけ
離して設けられる。
るいはこれらに類するものである。陽極50はfixよ
りも薄い寸法であり、また好ましくはタングステンで作
られる。陽極50は陰極20に対し通常約3インチだけ
離して設けられる。
陽極50は平面的でかつ均一な厚みのフィルム状にする
ことが好ましい。この陽極は、光学的に円滑なアルミニ
ウム窓内面に、タングステン・フィルムをr(F−スパ
ッタリング法により、得ることができる。従って、アル
ミニウム窓は鋳造工具や治具プレートの等級で製作でき
る。上記材料は、例えば、アルコア・コーポレーション
(A 1coaCorporat 1on)から入手す
ることができる。また、反対側の面は平面状にかつ平行
に研摩され、その後応力が解除される。このプレートは
2111よりも小さな厚み寸法を有する。その内面は、
機械加工される。例えば、従来のシングル・ポイント式
のダイアモンド加工により、製作コストを考慮して可能
な限り平坦に面仕上げされる。上記面は従来の光学的洗
浄技術を用いて油除去されると共に必要に応じて洗浄さ
れる。そして、窓が従来のRF−スパッタリング装置内
に設置される。次いで、薄いフィルム状のタングステン
あるいは他の高い原子番号を有する他の材料が上記プレ
ート上にスパッタリング法により約1μ以下の厚さにな
るまで蒸着される。上記窓は、被覆厚みが均一となるよ
うにするために、スパッタリング中は回転させねばなら
ない。このようにしてできたフィルムは光学的に平坦で
かつ均一なものとなる。
ことが好ましい。この陽極は、光学的に円滑なアルミニ
ウム窓内面に、タングステン・フィルムをr(F−スパ
ッタリング法により、得ることができる。従って、アル
ミニウム窓は鋳造工具や治具プレートの等級で製作でき
る。上記材料は、例えば、アルコア・コーポレーション
(A 1coaCorporat 1on)から入手す
ることができる。また、反対側の面は平面状にかつ平行
に研摩され、その後応力が解除される。このプレートは
2111よりも小さな厚み寸法を有する。その内面は、
機械加工される。例えば、従来のシングル・ポイント式
のダイアモンド加工により、製作コストを考慮して可能
な限り平坦に面仕上げされる。上記面は従来の光学的洗
浄技術を用いて油除去されると共に必要に応じて洗浄さ
れる。そして、窓が従来のRF−スパッタリング装置内
に設置される。次いで、薄いフィルム状のタングステン
あるいは他の高い原子番号を有する他の材料が上記プレ
ート上にスパッタリング法により約1μ以下の厚さにな
るまで蒸着される。上記窓は、被覆厚みが均一となるよ
うにするために、スパッタリング中は回転させねばなら
ない。このようにしてできたフィルムは光学的に平坦で
かつ均一なものとなる。
平行案内ピンホールを備えた平行化リング51が管の容
器25の外側に装着されており、これにより、出力され
るX線ビームが平行化される。第3図においては、陽極
50で発生したX線光子が矢印付き波線により窓27か
ら外に向かって描かれている。これらのX線は、管の運
転中、陰極20から陽極50に向かう略均−な電子の流
れにより発生せしめられることに注意しなければならな
い。上記ピンホール型式のコリメータすなわち平行化リ
ング51は次の欠点がある。すなわち、平行化リング5
1の原子はさらなる分散センターとして作用し、従って
、X線流の効率並びにX線像の鮮明度は低減する。
器25の外側に装着されており、これにより、出力され
るX線ビームが平行化される。第3図においては、陽極
50で発生したX線光子が矢印付き波線により窓27か
ら外に向かって描かれている。これらのX線は、管の運
転中、陰極20から陽極50に向かう略均−な電子の流
れにより発生せしめられることに注意しなければならな
い。上記ピンホール型式のコリメータすなわち平行化リ
ング51は次の欠点がある。すなわち、平行化リング5
1の原子はさらなる分散センターとして作用し、従って
、X線流の効率並びにX線像の鮮明度は低減する。
好ましいビーム規制コリメータは2対の刺しゅう枠(t
ambour)タイプの枠体よりなる閉鎖部材で構成で
きる。すなわち、各対の閉鎖部材は、平行でかつ連結さ
れた重ね合わせ型案内スレートであって、管の回りを包
囲する。各対の閉鎖部材は他の対の閉鎖部材に対して直
角に閉塞しており、これにより、いかなる形状の長方形
領域も、部分的に開かれた各対の枠体を通して露出され
る。各対の閉塞部材は一定距離離れた平行面に配置され
る。
ambour)タイプの枠体よりなる閉鎖部材で構成で
きる。すなわち、各対の閉鎖部材は、平行でかつ連結さ
れた重ね合わせ型案内スレートであって、管の回りを包
囲する。各対の閉鎖部材は他の対の閉鎖部材に対して直
角に閉塞しており、これにより、いかなる形状の長方形
領域も、部分的に開かれた各対の枠体を通して露出され
る。各対の閉塞部材は一定距離離れた平行面に配置され
る。
そして、各対の閉塞部材は管のX線窓に対して平行であ
ると共に独立して作動するようになっている。上記枠体
の案内エツジの形状を適宜形成することにより、長方形
状開口以外の形状を作ることもできる。この形式の特別
の構成は第12〜15図に基づいて後述する。
ると共に独立して作動するようになっている。上記枠体
の案内エツジの形状を適宜形成することにより、長方形
状開口以外の形状を作ることもできる。この形式の特別
の構成は第12〜15図に基づいて後述する。
上記枠体の案内エツジは、また、患者の体の上で相関的
位置の輪郭をつくるために光源手段を有さねばならず、
これによりX線ビーム領域が術者にとって非常によく画
定される。
位置の輪郭をつくるために光源手段を有さねばならず、
これによりX線ビーム領域が術者にとって非常によく画
定される。
本発明によれば、制御グリッド60が陽極50と陰極2
0との間に介在せしめられている。このグリッド60は
陽極50から一定の距離離されていて、陽極と陰極との
間の高い電圧に対して抵抗するに十分な距離だけ離され
ている。グリッド60は、所望の網形状を有する高純度
のニッケルよりなるスクリーンで構成するのが好ましい
。ここに言う高純度は99.999%の純粋ニッケルを
意味している。第6図に示すように、スクリーン部61
は、自己保持が不可能であって、四角形状あるいは他の
形状のフレーム部62.63間に支持することができる
。これらのフレーム部62゜63は、堅固な部位にスク
リーン部6Iを支持すべく、一体的にスポット溶接され
るかあるいは、固定することができる。このようなスク
リーンは公知であると共に、従来技術としての水素サイ
ラトロン(hydrogen thyratrons−
商標)で用いられている。このグリッド60は管の容器
25内に適宜支持されると共に、出力リード線70がグ
リッド60より絶縁体71を通して接続されていて、こ
のグリッド60従ってスクリーン部を外部的に電気接続
できるようにしている。
0との間に介在せしめられている。このグリッド60は
陽極50から一定の距離離されていて、陽極と陰極との
間の高い電圧に対して抵抗するに十分な距離だけ離され
ている。グリッド60は、所望の網形状を有する高純度
のニッケルよりなるスクリーンで構成するのが好ましい
。ここに言う高純度は99.999%の純粋ニッケルを
意味している。第6図に示すように、スクリーン部61
は、自己保持が不可能であって、四角形状あるいは他の
形状のフレーム部62.63間に支持することができる
。これらのフレーム部62゜63は、堅固な部位にスク
リーン部6Iを支持すべく、一体的にスポット溶接され
るかあるいは、固定することができる。このようなスク
リーンは公知であると共に、従来技術としての水素サイ
ラトロン(hydrogen thyratrons−
商標)で用いられている。このグリッド60は管の容器
25内に適宜支持されると共に、出力リード線70がグ
リッド60より絶縁体71を通して接続されていて、こ
のグリッド60従ってスクリーン部を外部的に電気接続
できるようにしている。
容器25の内部は約10−’torrの水素ガスまたは
アルゴンで満たされる。尤も、正圧の他の圧力媒体を使
用することもできる。従って、管は、ドツト75によっ
て第3図中概略的に示されるように、ガス管である。バ
キュームポンプの接続部76を備えており、この接続部
76はバキュームポンプ77およびレギュレータ78に
接続されて定常ガス圧を維持するようになっている。適
当な水素発生源あるいは他のガスの発生源を従来の態様
で管内に備えることもできる。従って、水素発生源77
aはバルブ78aを介して入りロアロaに接続すること
ができる。
アルゴンで満たされる。尤も、正圧の他の圧力媒体を使
用することもできる。従って、管は、ドツト75によっ
て第3図中概略的に示されるように、ガス管である。バ
キュームポンプの接続部76を備えており、この接続部
76はバキュームポンプ77およびレギュレータ78に
接続されて定常ガス圧を維持するようになっている。適
当な水素発生源あるいは他のガスの発生源を従来の態様
で管内に備えることもできる。従って、水素発生源77
aはバルブ78aを介して入りロアロaに接続すること
ができる。
第3図における管を運転する場合、1nsec〜1μs
ecの時間幅のパルスをターミナル42に印加すること
ができる。そして、その電圧は−25〜−30kVのピ
ーク電圧である。また、ライン70に印加された電圧は
適宜セットされる。勿論、この電圧が必要な光子を発生
せしめるに十分高い電圧(略20kVのピーク電圧より
も大きい)である限りは、この電圧は任意に設定できる
。
ecの時間幅のパルスをターミナル42に印加すること
ができる。そして、その電圧は−25〜−30kVのピ
ーク電圧である。また、ライン70に印加された電圧は
適宜セットされる。勿論、この電圧が必要な光子を発生
せしめるに十分高い電圧(略20kVのピーク電圧より
も大きい)である限りは、この電圧は任意に設定できる
。
運転中、グリッドに電圧が印加されると、管は直ちに白
熱される。従って、電子の流れが生じ、この電子の流れ
は陽極すなわちターゲット50に衝突して、X線が発生
することになる。このX線の流れは、管により決定され
るところの予め定められた時間間隔の間、例えば約lμ
Secより短い時間間隔の間、一定の制動輻射量を有す
る。
熱される。従って、電子の流れが生じ、この電子の流れ
は陽極すなわちターゲット50に衝突して、X線が発生
することになる。このX線の流れは、管により決定され
るところの予め定められた時間間隔の間、例えば約lμ
Secより短い時間間隔の間、一定の制動輻射量を有す
る。
第3図に示した管の運転では、単一の加熱スポットが陽
極50に形成されることはない。従って、陽極50は長
寿命の信頼できる構造となる。また、この陽極50は比
較的低電流密度で均一に照射されることになる。従って
、陽極50にピッチングが発生することは殆どなく、ま
た管の内側における陽極材料の溶融も殆どない。勿論、
陰極/フィラメントの問題ももはや存在しない。管は公
知の水素サイラトロンの態様でグリッド60により制御
されて、管のピーク電圧が運転領域において一定となり
、従って、陽極50で発生した光子の一定した制動輻射
量となる。
極50に形成されることはない。従って、陽極50は長
寿命の信頼できる構造となる。また、この陽極50は比
較的低電流密度で均一に照射されることになる。従って
、陽極50にピッチングが発生することは殆どなく、ま
た管の内側における陽極材料の溶融も殆どない。勿論、
陰極/フィラメントの問題ももはや存在しない。管は公
知の水素サイラトロンの態様でグリッド60により制御
されて、管のピーク電圧が運転領域において一定となり
、従って、陽極50で発生した光子の一定した制動輻射
量となる。
さらに本発明によれば、第3図に示されたピンホール型
コリメータ51を使用せずに、出力されるX線の流れを
平行化するための平行化手段(コリメータ)が備えられ
ている。第3図に示されたコリメータ51はX線像の鮮
明度を低下させるという問題がある。以下に述べる平行
化技術は、グリッド60が存在しない場合であっても実
用上非常に重要であることに注目されねばならない。す
なわち、本発明によれば、陽極5oに供給される電子ビ
ームを偏波(polarization)するための手
段を備えている。そして、この手段により、全ての電子
が同位相で陽極50の面に到達すると共に同方向に移動
することが確実となる。多くの磁石式並びに静電式の制
御システムが電子ビームを偏波させるために用いること
ができる。これにはアキシャルマグネットや4極マグネ
ツトが含まれる。
コリメータ51を使用せずに、出力されるX線の流れを
平行化するための平行化手段(コリメータ)が備えられ
ている。第3図に示されたコリメータ51はX線像の鮮
明度を低下させるという問題がある。以下に述べる平行
化技術は、グリッド60が存在しない場合であっても実
用上非常に重要であることに注目されねばならない。す
なわち、本発明によれば、陽極5oに供給される電子ビ
ームを偏波(polarization)するための手
段を備えている。そして、この手段により、全ての電子
が同位相で陽極50の面に到達すると共に同方向に移動
することが確実となる。多くの磁石式並びに静電式の制
御システムが電子ビームを偏波させるために用いること
ができる。これにはアキシャルマグネットや4極マグネ
ツトが含まれる。
第3a図は、第3図と同様の図であるが、ピンホール型
コリメータ5Iは備えていない。第3a図は導電リング
101に接続された高周波数の静電場発生器100を示
している。導電リングlO1は管内に適宜支持されて、
グリッド60を通過する電子が陽極50に衝突する前に
該電子に高周波数の横振動を与えるようになっている。
コリメータ5Iは備えていない。第3a図は導電リング
101に接続された高周波数の静電場発生器100を示
している。導電リングlO1は管内に適宜支持されて、
グリッド60を通過する電子が陽極50に衝突する前に
該電子に高周波数の横振動を与えるようになっている。
リング型のセグメントあるいは他の形状のものを使用す
ることもできる。上記静電場発生器100は、所望の最
終パルスに応じて、1kV以上のピーク電圧で周波数1
0MHz=100GHzまでの周波数を発生する。
ることもできる。上記静電場発生器100は、所望の最
終パルスに応じて、1kV以上のピーク電圧で周波数1
0MHz=100GHzまでの周波数を発生する。
第3b図は第3,38図と同様の図である。但し、平行
化(コリメーション)はコイル120により行なわれる
。このコイル120は、10MHz〜100GI(zの
範囲内で運転される高周波数発生源121に接続されて
いる。従って、コイル120は、陰極から陽極に向けて
移動する電子の通路に対して直交する方向の磁場を発生
せしめる。上記高周波発生源12+の周波数は電子の走
行時間に対して十分に高いものでなければならない。す
なわち、電子は高偏波サイクルに従って電子のコヒレン
ト、すなわち陰極22から陽極50へ伝搬する電子を偏
波するための偏波、を増加させて、全ての電子が角コヒ
レント(angular coherence)あるい
は直コヒレント(direction coheren
ce)で陽極50に衝突するようにしなければならない
。これにより、出力されるX線の流れは平行化される。
化(コリメーション)はコイル120により行なわれる
。このコイル120は、10MHz〜100GI(zの
範囲内で運転される高周波数発生源121に接続されて
いる。従って、コイル120は、陰極から陽極に向けて
移動する電子の通路に対して直交する方向の磁場を発生
せしめる。上記高周波発生源12+の周波数は電子の走
行時間に対して十分に高いものでなければならない。す
なわち、電子は高偏波サイクルに従って電子のコヒレン
ト、すなわち陰極22から陽極50へ伝搬する電子を偏
波するための偏波、を増加させて、全ての電子が角コヒ
レント(angular coherence)あるい
は直コヒレント(direction coheren
ce)で陽極50に衝突するようにしなければならない
。これにより、出力されるX線の流れは平行化される。
出力される電子のパルスは非常に短く、そのため、現象
は粒子現象あるいはビーム現象と考えられると同時に波
動現象と考えることができる。
は粒子現象あるいはビーム現象と考えられると同時に波
動現象と考えることができる。
第3b図に示された偏波電磁場は、また、管の軸心に対
して平行でかつ電子路に対して平行である直流電場とす
ることもできる。
して平行でかつ電子路に対して平行である直流電場とす
ることもできる。
第3.3a、3bに示された管の基本的形状は任意の形
状すなわち引き伸ばし形状とすることもできる。例えば
、陰極20、陽極50およびグリッド60を、16X1
6インチの寸法構成を有するプレートを露光するための
胸部撮影用X線発生源として使用する場合には、上記陰
極20.陽極50およびグリッド60は同一の広がりを
有する長方形状とすることができる。また、変形例とし
て、陽極50並びに陰極20は所望の用途に応じた形状
とすることができる。例えば、もし、本発明に係るX線
管がCATスキャンの用途における発生装置として用い
られる場合にはこの発生装置は薄くて細長い管にするこ
とが好ましい。そして、この管は、体の周囲に合致させ
るために円弧状に曲げられた薄くて長い管とすることが
好ましい。また、この発生装置は患者の平坦なセグメン
トとすることもできる。これらのセグメントは、また、
直線状とすることもできる。従って、管の容器25は第
7図に示した如き側面形状を有することもできる。第7
図において、管の長さは6〜10インチとすることがで
き、また、第8図に示すように、その幅寸法は約101
1とすることができる。
状すなわち引き伸ばし形状とすることもできる。例えば
、陰極20、陽極50およびグリッド60を、16X1
6インチの寸法構成を有するプレートを露光するための
胸部撮影用X線発生源として使用する場合には、上記陰
極20.陽極50およびグリッド60は同一の広がりを
有する長方形状とすることができる。また、変形例とし
て、陽極50並びに陰極20は所望の用途に応じた形状
とすることができる。例えば、もし、本発明に係るX線
管がCATスキャンの用途における発生装置として用い
られる場合にはこの発生装置は薄くて細長い管にするこ
とが好ましい。そして、この管は、体の周囲に合致させ
るために円弧状に曲げられた薄くて長い管とすることが
好ましい。また、この発生装置は患者の平坦なセグメン
トとすることもできる。これらのセグメントは、また、
直線状とすることもできる。従って、管の容器25は第
7図に示した如き側面形状を有することもできる。第7
図において、管の長さは6〜10インチとすることがで
き、また、第8図に示すように、その幅寸法は約101
1とすることができる。
第7.8図に示された円弧状部分は他の同一部分と共に
第9図に示すように、すなわちリング内に配置された患
者80の回りを完全に囲むように、連続的に組み立てる
ことができる。従って第9図においては、上記リングは
3つの発生源管81゜82.83を備えている。これら
の管81,82゜83は各検知器84.85.86に対
して直径方向反対側に配置されている。管の個数は任意
に選択することができる。
第9図に示すように、すなわちリング内に配置された患
者80の回りを完全に囲むように、連続的に組み立てる
ことができる。従って第9図においては、上記リングは
3つの発生源管81゜82.83を備えている。これら
の管81,82゜83は各検知器84.85.86に対
して直径方向反対側に配置されている。管の個数は任意
に選択することができる。
第9図において、管81,82.83より放出されるX
線はX線ビームが患者を垂直方向に輪切りするように、
互いに平行に放射されると共に、公知のCATスキャン
技術並びにアルゴリズムに基づいて処理される。適当な
電気的制御を利用することが可能で、例えば、所望の像
を再生するために必要な情報を作り出すために、管81
,82.83を円周方向に順に作動させることである。
線はX線ビームが患者を垂直方向に輪切りするように、
互いに平行に放射されると共に、公知のCATスキャン
技術並びにアルゴリズムに基づいて処理される。適当な
電気的制御を利用することが可能で、例えば、所望の像
を再生するために必要な情報を作り出すために、管81
,82.83を円周方向に順に作動させることである。
別の幾何学的配置も可能である。例えば、円弧状または
偏平状のセグメント85,81.86を第7.8図に示
した如き形式の発生源管とする一方、セグメント82,
84.83をそれらに対応する検知器とすることもでき
る。
偏平状のセグメント85,81.86を第7.8図に示
した如き形式の発生源管とする一方、セグメント82,
84.83をそれらに対応する検知器とすることもでき
る。
第10.2図に本発明の他の実施例を示している。この
実施例においては、陽極材料を制御しながら移動させる
ことが可能である。これにより、異なる予め選択された
幾つかの異なるX線スペクトルを発生させるように制御
されたX線出力を得ることのできるX線管が得られる。
実施例においては、陽極材料を制御しながら移動させる
ことが可能である。これにより、異なる予め選択された
幾つかの異なるX線スペクトルを発生させるように制御
されたX線出力を得ることのできるX線管が得られる。
まず第1に、第1O図に示された新規な構成のX線管は
第3゜3 a、 3 bに示された管が有するところの
多くの部材を備えている。これらの共通する部材は第1
0図においても同一の符号を使用している。しかし、第
1θ図においては、容器25は横方向に長く構成されて
いて、部分90を備えていると共に、第3図における陽
極50はヒレ型状形状体91(第11図)に変更されて
いる。このヒレ型状形状体91は容器25.90内にか
つ中心軸92上に設置されている。図に示すように、ス
テッピングモータ93が備えられており、該モータ93
よりターミナル94.95が容器25.90の外側に延
在している。このモータ93は4つの位置の間で上記ヒ
レ型状形状体91を回転せしめて部分陽極Z、、Z2.
Z3.Z、を四角状陰極20に対面する位置にもってい
くようになっている。上記ステッピングモータ93は、
また、真空にされた容器25に対してその外側に適当な
回転継ぎ手を介して設けることもできる(図示せず)。
第3゜3 a、 3 bに示された管が有するところの
多くの部材を備えている。これらの共通する部材は第1
0図においても同一の符号を使用している。しかし、第
1θ図においては、容器25は横方向に長く構成されて
いて、部分90を備えていると共に、第3図における陽
極50はヒレ型状形状体91(第11図)に変更されて
いる。このヒレ型状形状体91は容器25.90内にか
つ中心軸92上に設置されている。図に示すように、ス
テッピングモータ93が備えられており、該モータ93
よりターミナル94.95が容器25.90の外側に延
在している。このモータ93は4つの位置の間で上記ヒ
レ型状形状体91を回転せしめて部分陽極Z、、Z2.
Z3.Z、を四角状陰極20に対面する位置にもってい
くようになっている。上記ステッピングモータ93は、
また、真空にされた容器25に対してその外側に適当な
回転継ぎ手を介して設けることもできる(図示せず)。
上記各陽極部分は夫々異なる原子番号を有しており、そ
のため、陰極20よりの原子が衝突する際、各部分陽極
は、種々の診断目的あるいは他の目的のためのスペクト
ルを含んだX線を出力することができる。従って、患者
は、患者自体が移動することなくあるいは使用される装
置を移動させることなく、異なるスペクトルのX線を受
けることができる。変形例として、上記の基本的な装置
は、異なる陽極材料を必要とする別の処方を実施するた
めに用いることができる。同様にして、第10.2図に
示した新規な構造によれば、異なるスペクトルを出力す
るところの多くの形式のX線管を準備することが不要に
なると共に、X線設備に必要な在庫品並びにそのスペー
スを低減することができる。
のため、陰極20よりの原子が衝突する際、各部分陽極
は、種々の診断目的あるいは他の目的のためのスペクト
ルを含んだX線を出力することができる。従って、患者
は、患者自体が移動することなくあるいは使用される装
置を移動させることなく、異なるスペクトルのX線を受
けることができる。変形例として、上記の基本的な装置
は、異なる陽極材料を必要とする別の処方を実施するた
めに用いることができる。同様にして、第10.2図に
示した新規な構造によれば、異なるスペクトルを出力す
るところの多くの形式のX線管を準備することが不要に
なると共に、X線設備に必要な在庫品並びにそのスペー
スを低減することができる。
従来のフィルターを使用したホイール型回転フィルター
をヒレ型状形状体91の上に配置することもでき、この
ようにすることにより、適当な特性を有するフィルター
をヒレ型状形状体91の陽極とX疎意27との間に位置
せしめることができる。
をヒレ型状形状体91の上に配置することもでき、この
ようにすることにより、適当な特性を有するフィルター
をヒレ型状形状体91の陽極とX疎意27との間に位置
せしめることができる。
このフィルターはヒレ型状形状体91と同軸で回転させ
ることができると共に/あるいは容器25内のステッピ
ングモータ93と共に同軸に装着された別個のモータに
より回転せしめることもできる。
ることができると共に/あるいは容器25内のステッピ
ングモータ93と共に同軸に装着された別個のモータに
より回転せしめることもできる。
第12〜15図には、第3.3a、3b図に示されたX
線管の一定の広がりをもつX疎意27の回りに所望の四
角状開口を形成するための新規な枠体を示している。X
線管は符号300で示している。
線管の一定の広がりをもつX疎意27の回りに所望の四
角状開口を形成するための新規な枠体を示している。X
線管は符号300で示している。
互いに直交するように配置された2対の鋼製案内プレー
ト301,302,303,304が管300に対して
適宜支持されている。各プレート301〜304は長い
スロットを有している。第12図に示すように、プレー
ト301のスロットは符号305で示され、また、各プ
レート302,303.304の同様の形状のスロット
は符号306゜307.308で示されている。第15
図に示した如き案内スレート31O〜314の如き互い
に平行な多くの案内スレートはそれらの両端に鋼製ピン
を備えている。スレート311のピンは符号320.3
21で示され、スレート312のピンは符号322,3
23で示され、また、スレート313のピンは符号32
4,325で示されている。これらのピンは、各スロッ
ト305,306゜307.308により摺動自在に受
けられるように構成されている。上記ピンは、摩耗を低
減するために、図示しない小さなベアリングを有するこ
とが好ましい。第13図に示すように、スレート310
と330を含みかつスレート310と同じであるところ
の2つのチェーン状スレートはスロット305と306
との間に摺動自在に保持されている。同様に、スレート
340,341(第12図)を含む2つのチェーン状ス
レートはスロット307と308との間に保持されてい
る。後者のチェーン状スレートは、スレート310,3
30を含む2つのチェーン状スレートの外側にかつ直角
に配置されている。
ト301,302,303,304が管300に対して
適宜支持されている。各プレート301〜304は長い
スロットを有している。第12図に示すように、プレー
ト301のスロットは符号305で示され、また、各プ
レート302,303.304の同様の形状のスロット
は符号306゜307.308で示されている。第15
図に示した如き案内スレート31O〜314の如き互い
に平行な多くの案内スレートはそれらの両端に鋼製ピン
を備えている。スレート311のピンは符号320.3
21で示され、スレート312のピンは符号322,3
23で示され、また、スレート313のピンは符号32
4,325で示されている。これらのピンは、各スロッ
ト305,306゜307.308により摺動自在に受
けられるように構成されている。上記ピンは、摩耗を低
減するために、図示しない小さなベアリングを有するこ
とが好ましい。第13図に示すように、スレート310
と330を含みかつスレート310と同じであるところ
の2つのチェーン状スレートはスロット305と306
との間に摺動自在に保持されている。同様に、スレート
340,341(第12図)を含む2つのチェーン状ス
レートはスロット307と308との間に保持されてい
る。後者のチェーン状スレートは、スレート310,3
30を含む2つのチェーン状スレートの外側にかつ直角
に配置されている。
チェーン状スレートは任意の方法で構成できる。
第15図においては、各スレートの端部に拡大ノブ31
1a〜314aを形成している。各スレートは、また、
スレート311〜314に対応してフック部311b〜
314bを備えている。これらのフック部311b〜3
14bは隣接するスレートの上記ノブを受は入れるよう
になっている。このようにして、伸び縮み自在のチェー
ン状スレートが構成される。
1a〜314aを形成している。各スレートは、また、
スレート311〜314に対応してフック部311b〜
314bを備えている。これらのフック部311b〜3
14bは隣接するスレートの上記ノブを受は入れるよう
になっている。このようにして、伸び縮み自在のチェー
ン状スレートが構成される。
各チェーン状スレートは、X疎意27を全部覆う一方、
該窓の領域を全面的に開口し得るに十分な長さと如何な
る四角形状の開口部を形成できる構造となっている。
該窓の領域を全面的に開口し得るに十分な長さと如何な
る四角形状の開口部を形成できる構造となっている。
上に幾つかの実施例について詳述したが、本発明は上記
実施例に限定されるものではなくその他種々の態様で実
施できることは言うまでもない。
実施例に限定されるものではなくその他種々の態様で実
施できることは言うまでもない。
第1図は異なる値のピーク電圧における冷陰極管の制動
輻射量を示すグラフ、第2図は管の運転中にピーク電圧
が変化するところの冷陰極ダイオードの電流・電圧特性
を示すグラフ、第3図は冷陰極で三極管のタイプの管で
あるところの本発明にかかる新規なX線管の横断面図、
第3a図は異なるコリメータを有しかつ第3図に類似の
図、第3b図はさらに異なるコリメータを有しかつ第3
゜3a図と同様の図、第4図は第1図における陰極の構
造を拡大して示す図、第5図は第1図に示した管のX線
窓と容器の本体部との間の接続を示す拡大図、第6図は
第1図に示した管のグリッドの構造を詳細に示す拡大図
、第7図は長手方向に湾曲した管の側面図、第8図は第
7図の平面図、第9図は第7,8図に示したセグメント
をCATスキャンに適用した場合を示す図、第10図は
複数の異なる部分陽極を管の陽極として置き換えること
ができるようにした本発明にかかる管の第2実施例を示
す横断面図、第11図は第9図に示した実施例に採用可
能な陽極の平面図、第12図は制御されたビームを制限
する窓の領域を形成するための案内スレートで形成され
る小さな枠体を示す図、第13図は第12図の平面図、
第14図は第13図14−14線断面図、第15図は第
13図15−15線断面図であってチェーン状案内スレ
ートを示す図である。 20・・・陰極、21・・・黒鉛フェルト部、22・・
・黒鉛基板、23・・・円、24・・・接着剤、25・
・容器、26・・・セラミック部材、27・・・X線窓
、28・・・インジウム層、29・・・円、40・・・
銅製ロッド、41・・・フランジ面、42・・・ターミ
ナル、50・・・陽極、51・・・コリメータ、60・
・・制御グリッド、61・・・スクリーン部、62・・
・フレーム部、70・・・ライン、71・・・絶縁体、
75・・・ドツト、76・・・接続具、76a・・・入
り口、77・・・バキュームポンプ、77a・・・水素
供給源、78・・・レギュレータ、78a・・・バルブ
、81,82.83・・・管、84,85.86・・・
検知器、90・・・部分、91・・・ヒレ型状形状体、
92・・・中心軸、93・・・ステッピングモーフ、9
4.95・・・ターミナル、too・・・静電場発生器
、101・・・導電リング、120・・・コイル、12
1・・・高周波数発生源、Z+、Zz、Z3.Z4・・
・部分陽極、300・・・管、301,302,303
,304・・・案内プレート、305,306,307
,308・・・スロット、310〜314−・・スレー
ト、311a 〜314a−拡大ノブ、311b〜31
4b・・・フック部、322゜323.324,325
・・・ピン、340,340・・・スレート。 特許出願人 クワンタム・ダイアグノスティックス・リ
ミテッド 代理人弁理士 青 山 葆 ほか 2 名−二:xc
;−1− 鴨□ −7−「三に、3− ロ]==二■ニニ[]i二]ニニニl」−:テアフジ’
=3a− 手続補正書 昭和61年7月24日 特許庁 長 官 殿 廖ノ1、事件の表示 昭和61年特許願第 1.17114 号2、
発明の名称 冷陰極がス放電管を備えた平行X線ビーム発生装置3、
補正をする者 事件との関係 特許出願人 it所 アメリカ合衆国 ニューヨーク、ニューヨーク
。 レキシントン・アベニエー 360番 名称 クワンタム・ダイアグノスティックス・リミテッ
ド国籍 アメリカ合衆国 4代理人 5、補正命令の日付:(自 発) 中 万感θへ m:7jff灸1−
輻射量を示すグラフ、第2図は管の運転中にピーク電圧
が変化するところの冷陰極ダイオードの電流・電圧特性
を示すグラフ、第3図は冷陰極で三極管のタイプの管で
あるところの本発明にかかる新規なX線管の横断面図、
第3a図は異なるコリメータを有しかつ第3図に類似の
図、第3b図はさらに異なるコリメータを有しかつ第3
゜3a図と同様の図、第4図は第1図における陰極の構
造を拡大して示す図、第5図は第1図に示した管のX線
窓と容器の本体部との間の接続を示す拡大図、第6図は
第1図に示した管のグリッドの構造を詳細に示す拡大図
、第7図は長手方向に湾曲した管の側面図、第8図は第
7図の平面図、第9図は第7,8図に示したセグメント
をCATスキャンに適用した場合を示す図、第10図は
複数の異なる部分陽極を管の陽極として置き換えること
ができるようにした本発明にかかる管の第2実施例を示
す横断面図、第11図は第9図に示した実施例に採用可
能な陽極の平面図、第12図は制御されたビームを制限
する窓の領域を形成するための案内スレートで形成され
る小さな枠体を示す図、第13図は第12図の平面図、
第14図は第13図14−14線断面図、第15図は第
13図15−15線断面図であってチェーン状案内スレ
ートを示す図である。 20・・・陰極、21・・・黒鉛フェルト部、22・・
・黒鉛基板、23・・・円、24・・・接着剤、25・
・容器、26・・・セラミック部材、27・・・X線窓
、28・・・インジウム層、29・・・円、40・・・
銅製ロッド、41・・・フランジ面、42・・・ターミ
ナル、50・・・陽極、51・・・コリメータ、60・
・・制御グリッド、61・・・スクリーン部、62・・
・フレーム部、70・・・ライン、71・・・絶縁体、
75・・・ドツト、76・・・接続具、76a・・・入
り口、77・・・バキュームポンプ、77a・・・水素
供給源、78・・・レギュレータ、78a・・・バルブ
、81,82.83・・・管、84,85.86・・・
検知器、90・・・部分、91・・・ヒレ型状形状体、
92・・・中心軸、93・・・ステッピングモーフ、9
4.95・・・ターミナル、too・・・静電場発生器
、101・・・導電リング、120・・・コイル、12
1・・・高周波数発生源、Z+、Zz、Z3.Z4・・
・部分陽極、300・・・管、301,302,303
,304・・・案内プレート、305,306,307
,308・・・スロット、310〜314−・・スレー
ト、311a 〜314a−拡大ノブ、311b〜31
4b・・・フック部、322゜323.324,325
・・・ピン、340,340・・・スレート。 特許出願人 クワンタム・ダイアグノスティックス・リ
ミテッド 代理人弁理士 青 山 葆 ほか 2 名−二:xc
;−1− 鴨□ −7−「三に、3− ロ]==二■ニニ[]i二]ニニニl」−:テアフジ’
=3a− 手続補正書 昭和61年7月24日 特許庁 長 官 殿 廖ノ1、事件の表示 昭和61年特許願第 1.17114 号2、
発明の名称 冷陰極がス放電管を備えた平行X線ビーム発生装置3、
補正をする者 事件との関係 特許出願人 it所 アメリカ合衆国 ニューヨーク、ニューヨーク
。 レキシントン・アベニエー 360番 名称 クワンタム・ダイアグノスティックス・リミテッ
ド国籍 アメリカ合衆国 4代理人 5、補正命令の日付:(自 発) 中 万感θへ m:7jff灸1−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、十分に高い電場の下で全面より電子を放出するよう
に構成された大面積面を備えた陰極と、上記陰極の大面
積面から離されておりかつ同一の広がりを有するところ
の大面積面を備えた陽極と、 上記陽極および陰極の各大面積面の間に配置されるとと
もにこれらと略同一の広がりを有する制御グリッドと、 上記陽極、陰極およびグリッドを収納するとともにガス
が封入され、かつ陽極の近傍にあってX線が透過する窓
を有する容器と、 上記陽極、陰極およびグリッドに対して電気接続すると
ころの電気接続手段とを備え、 十分高い電圧をグリッドと陰極との間に印加することが
できて、それにより陰極の大面積面から陽極に向かって
十分大きいエネルギーを有する電子を放出せしめて、陽
極からX線を発生せしめ、該X線が上記容器の窓を通過
して出力されることを特徴とする大面積X線発生装置。 2、上記陰極は、その大面積面を形成する黒鉛フェルト
面を有することを特徴とする第1項に記載のX線発生装
置。 3、上記陰極は、黒鉛基板と、該黒鉛基板に接着されて
陰極の大面積面を形成する黒鉛フェルト層とを備えたこ
とを特徴とする第1項に記載のX線発生装置。 4、さらに、上記容器内に配置された同一平面の複数の
陰極を有し、これらの陽極は該陽極の面に対して直交し
て配置された軸を中心として回転可能であり、各陽極は
陰極と略同一の広がりを有するような位置に向けて回転
可能であることを特徴とする第1項に記載のX線発生装
置。 5、上記同一平面の各陽極は互いに異なる原子番号を有
することを特徴とする第4項に記載のX線発生装置。 6、上記容器内に低圧ガスを封入していることを特徴と
する第1項に記載のX線発生装置。 7、上記陰極は略四角状でかつ偏平であって夫々約16
インチの長さと幅寸法を有することを特徴とする第1項
に記載のX線発生装置。 8、上記陽極、グリッドおよび容器は共に円弧状に延在
せしめられてシリンダの部分を形成することを特徴とす
る第1項に記載のX線発生装置。 9、上記複数のX線発生装置が円に沿って配置されCA
Tスキャン型システムの要素を構成することを特徴とす
る第8項に記載のX線発生装置。 10、管内で電子を陽極に衝突せしめることによりX線
が出力せしめられ、かつこのX線出力は一定したスペク
トルを有することを特徴とする冷陰極三極管ガス入り管
。 11、平行化されたX線の太い流れを作る方法であって
、 ガス入り容器内で陰極から均一なアークの流れを作り出
す過程と、該アークの流れを、陰極とターゲットとして
の陽極との間に介在せしめられたアーク発動用グリッド
を通過させる過程と、該アークの流れを約1μsecま
で維持する過程とを含み、陽極と陰極との間におけるピ
ーク電圧が一定となり、かつ、陽極から放射されたX線
の制動輻射スペクトルが一定になることを特徴とする方
法。 12、さらに、前記容器内に配置された同一平面上の複
数個のフィルターを備え、該フィルターは、陽極と容器
との間に配置されかつ各フィルターが陰極の大面積面の
上に配置されるような位置まで回転移動可能であること
を特徴とする第5項に記載のX線発生装置。 13、さらに、平行化手段を備え、該平行化手段は、上
記X線発生装置の外側に配置されるとともに、直交して
配置された第1および第2の平行化カーテンよりなり、
該平行化カーテンは、適度の相互距離にある異なる平面
内に配置されて、容器から放出されるX線を捕らえるた
めの所定の開口形状を構成することを特徴とする第1項
に記載のX線発生装置。 14、上記各カーテンは平行でかつ薄い案内スレートよ
り構成され、該スレートは枠体を形成するように互いに
回動自在に連結されたことを特徴とする第13項に記載
のX線発生装置。 15、上記各カーテンは管の4つの側面の周囲を包囲す
ることを特徴とする第14項に記載のX線発生装置。 16、大面積面を有する陽極から平行化されたX線の太
い流れを作る方法であって、 低圧ガス入り容器内で陰極から均一なアーク流れを発生
させる過程と、該アーク流れを偏波する過程とを含み、
上記アーク流れの殆ど全ての電子が略同一角度で陽極に
衝突するようにしたことを特徴とする方法。 17、十分に高い電場の下で略全面より電子を放出する
ように構成された大面積面を備えた陰極と、上記陰極の
大面積面から離されておりかつ同一の広がりを有すると
ころの大面積面を備えた陽極と、 上記陽極および陰極を収納するとともに低圧ガスが封入
され、かつ陽極の近傍にあってかつX線が透過する窓を
有する容器と、 上記陽極および陰極に対して電気接続するところの電気
接続手段とを備え、 十分高い電圧が陰極と陽極の間に印加することができて
、それにより陰極の大面積面から陽極に向かって十分大
きいエネルギーを有する電子を放出せしめて、陽極から
X線を発生せしめ、該X線が上記容器の窓を通過して出
力されることを特徴とする大面積X線発生装置。 18、上記平行化手段は、上記X線窓を横断するように
配置されたピンホール型コリメータであることを特徴と
する第17項に記載のX線発生装置。 19、上記平行化手段は、陰極から陽極に達する直コヒ
レント電子を発生するための手段を備え、これにより、
上記電子が陽極に対して同一角度で衝突するとともに、
該電子により発生せしめられたX線の流れが平行化され
ることを特徴とする第17項に記載のX線発生装置。 20、上記陽極と陰極との各大面積面の間に配置される
とともにこれらと略同一の広がりを有する制御グリッド
を備えるとともに、該グリッドに接続される電気的接続
手段とをさらに有することを特徴とする第17項に記載
のX線発生装置。
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