JPS6224360B2 - - Google Patents
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- JPS6224360B2 JPS6224360B2 JP56212169A JP21216981A JPS6224360B2 JP S6224360 B2 JPS6224360 B2 JP S6224360B2 JP 56212169 A JP56212169 A JP 56212169A JP 21216981 A JP21216981 A JP 21216981A JP S6224360 B2 JPS6224360 B2 JP S6224360B2
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- Japan
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- gondola
- switching valve
- emergency
- path
- valve
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- 239000003921 oil Substances 0.000 description 43
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 20
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 6
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 description 2
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 238000010992 reflux Methods 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、高所作業者における油圧作動機器の
緊急停止装置に関する。
緊急停止装置に関する。
第1図に示すような高所作業車1には、そのブ
ーム2の先端にゴンドラ3が装着されていて、こ
のゴンドラ3は、ブーム2を伸縮させる伸縮シリ
ンダ4a、ブーム2を起伏させる起伏シリンダ4
b、ブーム2を水平面内で旋回させる旋回台5を
歯車機構でもつて伝動駆動する旋回モータ4c等
の油圧作動機器4でもつて任意の位置に移動され
る。このゴンドラ3の移動操作は、例えば車体後
部の車側8に設けられた図示しない切換弁の操作
レバー9を切換えることにより行つたり、ゴンド
ラ3に設けられた切換弁の操作レバー10を切換
えることによつて行うこともできるようになつて
いる。
ーム2の先端にゴンドラ3が装着されていて、こ
のゴンドラ3は、ブーム2を伸縮させる伸縮シリ
ンダ4a、ブーム2を起伏させる起伏シリンダ4
b、ブーム2を水平面内で旋回させる旋回台5を
歯車機構でもつて伝動駆動する旋回モータ4c等
の油圧作動機器4でもつて任意の位置に移動され
る。このゴンドラ3の移動操作は、例えば車体後
部の車側8に設けられた図示しない切換弁の操作
レバー9を切換えることにより行つたり、ゴンド
ラ3に設けられた切換弁の操作レバー10を切換
えることによつて行うこともできるようになつて
いる。
上述の操作は、従来第2図に示す油圧回路20
で行われている。例えば、伸縮シリンダ4aの作
動について略述すると、車側切換弁21の伸縮切
換弁21aを操作レバー9aでもつて伸長側21
a1に入れると、油圧ポンプ22より導入経路23
を経て車側伸縮切換弁21aに供給された圧油
は、車側送排経路24の伸縮送排経路24aの一
方の経路24a1と、油圧作動機器4の送排経路2
5の伸縮送排経路25aの一方25a1とを経て伸
縮シリンダ4aの伸長側4a1に供給され伸縮シリ
ンダ4aが伸長される。一方、縮小側4a2の低圧
油は、送排経路25a2,24a2車側切換弁21a
および還流経路26を経て、オイルタンク27に
帰還するようになつている。
で行われている。例えば、伸縮シリンダ4aの作
動について略述すると、車側切換弁21の伸縮切
換弁21aを操作レバー9aでもつて伸長側21
a1に入れると、油圧ポンプ22より導入経路23
を経て車側伸縮切換弁21aに供給された圧油
は、車側送排経路24の伸縮送排経路24aの一
方の経路24a1と、油圧作動機器4の送排経路2
5の伸縮送排経路25aの一方25a1とを経て伸
縮シリンダ4aの伸長側4a1に供給され伸縮シリ
ンダ4aが伸長される。一方、縮小側4a2の低圧
油は、送排経路25a2,24a2車側切換弁21a
および還流経路26を経て、オイルタンク27に
帰還するようになつている。
また、車側伸縮切換弁21aが縮小側21a2に
切換えられると、送排経路24a2,25a2を経て
伸縮シリンダ4aを縮小し、送排経路25a1,2
4a1等を経て圧油が移動する。
切換えられると、送排経路24a2,25a2を経て
伸縮シリンダ4aを縮小し、送排経路25a1,2
4a1等を経て圧油が移動する。
ところで、車側切換弁21の伸縮切換弁21
a、起伏切換弁2b、旋回切換弁21cの全てが
中立側21a3,21b3,21c3にあるときは、圧
油はこれら車側切換弁21を素通りした後、転送
経路28を経てゴンドラ側切換弁29に至る。
a、起伏切換弁2b、旋回切換弁21cの全てが
中立側21a3,21b3,21c3にあるときは、圧
油はこれら車側切換弁21を素通りした後、転送
経路28を経てゴンドラ側切換弁29に至る。
例えば、伸縮切換弁29aをその操作レバー1
0aでもつて伸縮側29a1に入れると、ゴンドラ
側送排経路30の伸緒送排経路30aの一方30
a1と、前述した送排経路25a1を経て伸縮シリン
ダ4aが伸長され、低圧油は送排経路25a2,3
0a2、伸縮切換弁29aを経て還流経路31より
オイルタンク27に帰還される。
0aでもつて伸縮側29a1に入れると、ゴンドラ
側送排経路30の伸緒送排経路30aの一方30
a1と、前述した送排経路25a1を経て伸縮シリン
ダ4aが伸長され、低圧油は送排経路25a2,3
0a2、伸縮切換弁29aを経て還流経路31より
オイルタンク27に帰還される。
以上述べたのと同様の経路と操作により、車側
の起伏および旋回切換弁21b,21cゴンドラ
側の起伏および旋回切換弁29b,29cを操作
レバー9b,9cおよび10b,10cでもつ
て、起伏シリンダ4bや旋回モータ4cを作動さ
せることができる。
の起伏および旋回切換弁21b,21cゴンドラ
側の起伏および旋回切換弁29b,29cを操作
レバー9b,9cおよび10b,10cでもつ
て、起伏シリンダ4bや旋回モータ4cを作動さ
せることができる。
したがつて、車側8の作業者またはゴンドラ3
内の作業者は、上述の操作レバー9a,9b,9
cまたは10a,10b,10cを一時に操作し
てゴンドラ3を所定位置に移動させることができ
る。
内の作業者は、上述の操作レバー9a,9b,9
cまたは10a,10b,10cを一時に操作し
てゴンドラ3を所定位置に移動させることができ
る。
このゴンドラ3の移動中作業者がレバー操作を
誤り、ゴンドラ3が電線や建物壁等の障害物に当
りそうになつたときは、作業者はそれを回避する
ために油圧作動機器4の駆動を停止させる必要が
ある。
誤り、ゴンドラ3が電線や建物壁等の障害物に当
りそうになつたときは、作業者はそれを回避する
ために油圧作動機器4の駆動を停止させる必要が
ある。
これは、例えばゴンドラ3内の作業者が操作レ
バー10a,10bを手放すと、その切換弁29
a,29bが直ちに中立側29a3,19b3に自己
復帰するので、圧油の油圧作動機器4a,4bへ
の供給が遮断されることによつて行われる。
バー10a,10bを手放すと、その切換弁29
a,29bが直ちに中立側29a3,19b3に自己
復帰するので、圧油の油圧作動機器4a,4bへ
の供給が遮断されることによつて行われる。
同様に、車側8の作業者が車側切換弁21を操
作している場合には、上記危険に気付いて直ちに
操作レバー9を手放せばよい。
作している場合には、上記危険に気付いて直ちに
操作レバー9を手放せばよい。
加えて、前記導入経路23には車側8で操作で
きる緊急遮断弁35が介在されているので、車側
8の他の作業者が危険に気付いてこれを操作する
こともできるようになつている。
きる緊急遮断弁35が介在されているので、車側
8の他の作業者が危険に気付いてこれを操作する
こともできるようになつている。
これは、緊急遮断弁35を流通側35aから遮
断側35bに切換えると、油圧ポンプ22からの
圧油が安全弁37を介在した還流経路38より直
ちにオイルタンク27に帰還されるので、圧油は
切換弁21,29や伸縮シリンダ4aに供給され
ることはなくなり、全ての油圧作動機器4の動き
が停止するからである。
断側35bに切換えると、油圧ポンプ22からの
圧油が安全弁37を介在した還流経路38より直
ちにオイルタンク27に帰還されるので、圧油は
切換弁21,29や伸縮シリンダ4aに供給され
ることはなくなり、全ての油圧作動機器4の動き
が停止するからである。
しかし、ゴンドラ3の移動を車側8の作業者が
単独で、またはこの作業者とゴンドラ3側の作業
者が協力して、行つている場合には、ゴンドラ側
の操作を停止しても、車側で操作が続けられる
と、ゴンドラが移動する。したがつて、ゴンドラ
3内の作業者が危険を感知して操作レバーを手放
した後、大声で車側8の作業者に連絡して車側8
での操作も中止させなければならない。しかし、
その声が周囲の騒音等で届かないことがあると、
ゴンドラ3が障害物に衝突するなど、極めて危険
な事態が生ずる。ちなみに、車側から操作するこ
とができる緊急弁に加えて、ゴンドラ側から操作
することができる緊急弁を設けた例が、特開昭55
―123900号公報に記載されている。しかし、ゴン
ドラ側から操作することができる緊急弁は車側切
換弁の下流に設けられているので、ゴンドラ側切
換弁への作動油の供給を無くすことができるもの
の、車側切換弁への作動油の供給を途絶させるこ
とはできない。したがつて、ゴンドラ側で緊急弁
を操作して作動油をオイルタンクに還流させるこ
とができても、その上流に位置する車側切換弁が
操作されると、依然として油圧作動機器は駆動さ
れることになる。その結果、万全の安全は得られ
ず、そのような場合には声を掛けたりするなどの
連絡がやはり必要となる問題がある。
単独で、またはこの作業者とゴンドラ3側の作業
者が協力して、行つている場合には、ゴンドラ側
の操作を停止しても、車側で操作が続けられる
と、ゴンドラが移動する。したがつて、ゴンドラ
3内の作業者が危険を感知して操作レバーを手放
した後、大声で車側8の作業者に連絡して車側8
での操作も中止させなければならない。しかし、
その声が周囲の騒音等で届かないことがあると、
ゴンドラ3が障害物に衝突するなど、極めて危険
な事態が生ずる。ちなみに、車側から操作するこ
とができる緊急弁に加えて、ゴンドラ側から操作
することができる緊急弁を設けた例が、特開昭55
―123900号公報に記載されている。しかし、ゴン
ドラ側から操作することができる緊急弁は車側切
換弁の下流に設けられているので、ゴンドラ側切
換弁への作動油の供給を無くすことができるもの
の、車側切換弁への作動油の供給を途絶させるこ
とはできない。したがつて、ゴンドラ側で緊急弁
を操作して作動油をオイルタンクに還流させるこ
とができても、その上流に位置する車側切換弁が
操作されると、依然として油圧作動機器は駆動さ
れることになる。その結果、万全の安全は得られ
ず、そのような場合には声を掛けたりするなどの
連絡がやはり必要となる問題がある。
本発明は、このようなゴンドラの危険な移動を
回避するためになされたもので、ゴンドラの作業
者が緊急弁を操作すれば、たとえ車側の作業者又
はゴンドラ側の他の作業者が車側又はゴンドラ側
切換弁を操作しても、各油圧作動機器が駆動され
ないように構成された油圧回路を有する高所作業
車における油圧作動機器の緊急停止装置を提供す
ることを目的とする。
回避するためになされたもので、ゴンドラの作業
者が緊急弁を操作すれば、たとえ車側の作業者又
はゴンドラ側の他の作業者が車側又はゴンドラ側
切換弁を操作しても、各油圧作動機器が駆動され
ないように構成された油圧回路を有する高所作業
車における油圧作動機器の緊急停止装置を提供す
ることを目的とする。
本発明の特徴とするところを第3図を参照して
述べると、高所作業車のブームに装着されたゴン
ドラを変位させる油圧作動機器4に接続された圧
油の送排経路25に、車側切換弁21からの車側
送排経路24と、ゴンドラ側切換弁29からのゴ
ンドラ側送排経路30とが接続され、上記ゴンド
ラ側切換弁29は車側切換弁21を素通りした圧
油を受ける転送経路28に接続され、油圧ポンプ
22からの圧油でもつて車側およびゴンドラ側か
ら独立に前記油圧作動機器4を駆動させることが
できる油圧回路であつて、前記車側送排経路24
に連通したゴンドラ側送排経路30に、圧油を直
接オイルタンク27に還流させる緊急還流経路4
1を設け、この緊急還流経路41にゴンドラ側で
開閉操作される緊急排出弁42を介在させたこと
である。
述べると、高所作業車のブームに装着されたゴン
ドラを変位させる油圧作動機器4に接続された圧
油の送排経路25に、車側切換弁21からの車側
送排経路24と、ゴンドラ側切換弁29からのゴ
ンドラ側送排経路30とが接続され、上記ゴンド
ラ側切換弁29は車側切換弁21を素通りした圧
油を受ける転送経路28に接続され、油圧ポンプ
22からの圧油でもつて車側およびゴンドラ側か
ら独立に前記油圧作動機器4を駆動させることが
できる油圧回路であつて、前記車側送排経路24
に連通したゴンドラ側送排経路30に、圧油を直
接オイルタンク27に還流させる緊急還流経路4
1を設け、この緊急還流経路41にゴンドラ側で
開閉操作される緊急排出弁42を介在させたこと
である。
以下、本発明をその実施例に基づいて詳細に説
明する。
明する。
第3図は、前述の第2図の油圧回路20とほぼ
同様の油圧回路40に、緊急還流経路41とこの
経路41に介在されゴンドラ3側で操作できる緊
急排出弁42を介在させた実施例である。なお、
第3図では前述の第2図と異ならない部分につい
ては同一の符号を付して説明を省く。
同様の油圧回路40に、緊急還流経路41とこの
経路41に介在されゴンドラ3側で操作できる緊
急排出弁42を介在させた実施例である。なお、
第3図では前述の第2図と異ならない部分につい
ては同一の符号を付して説明を省く。
車側切換弁21の各送排経路24は、ゴンドラ
側切換弁29の各送排経路30と共にそれぞれ油
圧作動機器4の送排経路25に接続されていて、
前記ゴンドラ側送排経路30の各経路30a1,3
0a2,…30c2には、矢符50方向にのみ流通可
能な逆止弁51a1,51a2,…51c2を有する排
出路52a1,52a2,…52c2と、これら排出路
52a1,52a2,…52c2が合流する1本の主排
出路53とからなる緊急還流経路41が設けら
れ、前記主排出路53にはゴンドラ3内に設けら
れた緊急排出弁42が介在されていて、圧油がオ
イルタンク27に直ちに還流できるようになつて
いる。
側切換弁29の各送排経路30と共にそれぞれ油
圧作動機器4の送排経路25に接続されていて、
前記ゴンドラ側送排経路30の各経路30a1,3
0a2,…30c2には、矢符50方向にのみ流通可
能な逆止弁51a1,51a2,…51c2を有する排
出路52a1,52a2,…52c2と、これら排出路
52a1,52a2,…52c2が合流する1本の主排
出路53とからなる緊急還流経路41が設けら
れ、前記主排出路53にはゴンドラ3内に設けら
れた緊急排出弁42が介在されていて、圧油がオ
イルタンク27に直ちに還流できるようになつて
いる。
なお、上述の逆止弁51a1,51a2,…51c2
は、各排出路52a1,52a2,…52c2が主排出
路53に接続されている関係上、例えばゴンドラ
側伸縮切換弁29aからの高圧油が送排経路30
a1、排出路52a1、主排出路53、排出路52a2
を経て低圧側の送排経路30a2に流入して伸縮シ
リンダ4aに供給されないようになることを防止
するためのものである。
は、各排出路52a1,52a2,…52c2が主排出
路53に接続されている関係上、例えばゴンドラ
側伸縮切換弁29aからの高圧油が送排経路30
a1、排出路52a1、主排出路53、排出路52a2
を経て低圧側の送排経路30a2に流入して伸縮シ
リンダ4aに供給されないようになることを防止
するためのものである。
以上の構成によれば、例えば伸縮シリンダ4a
についてその緊急停止は次のようにして行われ
る。
についてその緊急停止は次のようにして行われ
る。
今、車側切換弁21a,21b,21cが中立
側21a3,21b3,21c3にあり、ゴンドラ側伸
縮切換弁29aが伸長側29a1に入つていて、伸
縮シリンダ4aが伸長中であるとする。このとき
の圧油は油圧ポンプ22、緊急遮断弁35の流通
側35a、導入経路23、車側切換弁21a,2
1b,21cの中立側21a3,21b3,21c3、
連送経路28を経てゴンドラ側伸縮切換弁29a
に供給されている。そして、この弁29aの伸長
側29a1からゴンドラ側伸縮送排経路30aの一
方の30a1、伸長シリンダ4aの送排経路25a
の一方25a1を経て伸長室4a1に供給されてい
る。したがつて、圧油の供給が続く限り伸長シリ
ンダ4aは伸長する。一方、伸縮シリンダ4a内
の縮小側4a2の低圧油は、送排経路25aの他方
25a2,30a2、ゴンドラ側伸縮切換弁29aよ
り還流経路31を経てオイルタンク27に還流さ
れている。
側21a3,21b3,21c3にあり、ゴンドラ側伸
縮切換弁29aが伸長側29a1に入つていて、伸
縮シリンダ4aが伸長中であるとする。このとき
の圧油は油圧ポンプ22、緊急遮断弁35の流通
側35a、導入経路23、車側切換弁21a,2
1b,21cの中立側21a3,21b3,21c3、
連送経路28を経てゴンドラ側伸縮切換弁29a
に供給されている。そして、この弁29aの伸長
側29a1からゴンドラ側伸縮送排経路30aの一
方の30a1、伸長シリンダ4aの送排経路25a
の一方25a1を経て伸長室4a1に供給されてい
る。したがつて、圧油の供給が続く限り伸長シリ
ンダ4aは伸長する。一方、伸縮シリンダ4a内
の縮小側4a2の低圧油は、送排経路25aの他方
25a2,30a2、ゴンドラ側伸縮切換弁29aよ
り還流経路31を経てオイルタンク27に還流さ
れている。
上述のような経路をたどる送油状態にある時、
ゴンドラ3内の作業者がゴンドラ3の移動方向に
障害物を発見したため直ちにゴンドラ3の移動を
停止させたい場合、前記緊急還流経路41に設け
られた緊急排出弁42のゴンドラ3に設けられた
操作レバー11でもつて、遮断側42bより流通
側42aに切換える。このとき、ゴンドラ3内の
他の作業者が依然として前記ゴンドラ側伸縮切換
弁29aの操作レバー10aを操作していたとし
ても、ゴンドラ側伸縮切換弁29aから伸縮シリ
ンダ4aに至るゴンドラ側送排経路30a1の圧油
は、排出路52a1、逆止弁51a1主排出路53、
緊急排出弁42の流通側42aを経て、オイルタ
ンク27に還流される。
ゴンドラ3内の作業者がゴンドラ3の移動方向に
障害物を発見したため直ちにゴンドラ3の移動を
停止させたい場合、前記緊急還流経路41に設け
られた緊急排出弁42のゴンドラ3に設けられた
操作レバー11でもつて、遮断側42bより流通
側42aに切換える。このとき、ゴンドラ3内の
他の作業者が依然として前記ゴンドラ側伸縮切換
弁29aの操作レバー10aを操作していたとし
ても、ゴンドラ側伸縮切換弁29aから伸縮シリ
ンダ4aに至るゴンドラ側送排経路30a1の圧油
は、排出路52a1、逆止弁51a1主排出路53、
緊急排出弁42の流通側42aを経て、オイルタ
ンク27に還流される。
したがつて、送排経路30a1の圧油の圧力は大
気圧となり、伸縮シリンダ4aの伸長側4a1に圧
油が供給されることはなくなり、伸縮シリンダ4
aは直ちに停止する。なお、緊急排出弁42の切
換えに先立ちゴンドラ側伸縮切換弁29aの操作
レバー10aを手放していれば、自己復帰した切
換弁29aの中立側29a3および他の切換弁29
b,29cの中立側29b3,29c3を素通りして
オイルタンク27に還流され、伸縮シリンダ4a
が停止していることは勿論である。
気圧となり、伸縮シリンダ4aの伸長側4a1に圧
油が供給されることはなくなり、伸縮シリンダ4
aは直ちに停止する。なお、緊急排出弁42の切
換えに先立ちゴンドラ側伸縮切換弁29aの操作
レバー10aを手放していれば、自己復帰した切
換弁29aの中立側29a3および他の切換弁29
b,29cの中立側29b3,29c3を素通りして
オイルタンク27に還流され、伸縮シリンダ4a
が停止していることは勿論である。
一方、伸縮シリンダ4aにはその装着物の重量
が作用するので、伸縮シリンダ4aを縮小させる
力が作用するが、伸縮シリンダ4aの送排経路2
5aにはダブルパイロツトチエツクバルブ55が
装着されていて、これでもつて伸縮シリンダ4a
の縮小が回避されるようになつている。
が作用するので、伸縮シリンダ4aを縮小させる
力が作用するが、伸縮シリンダ4aの送排経路2
5aにはダブルパイロツトチエツクバルブ55が
装着されていて、これでもつて伸縮シリンダ4a
の縮小が回避されるようになつている。
なお、同様なパイロツトバルブ56が起伏シリ
ンダ4bの送排経路25bにも設けられている。
ンダ4bの送排経路25bにも設けられている。
以上述べた状態で、車側8の作業者が危険に気
付かず誤つて車側切換弁21のいずれかを操作し
ても、各車側切換弁21からの車側送排経路24
は前記ゴンドラ側送排経路30に接続されている
ので、前述と同様圧油は伸縮シリンダ4aや起伏
シリンダ4b等の油圧作動機器4に送油されるこ
とはなく、前記の逆止弁51a1,51a2,…51
c2のいずれかを経て緊急還流経路41から直ちに
オイルタンク27に還流される。したがつて、各
油圧作動機器4が駆動されることなくゴンドラ3
が安全に停止状態を維持することができる。
付かず誤つて車側切換弁21のいずれかを操作し
ても、各車側切換弁21からの車側送排経路24
は前記ゴンドラ側送排経路30に接続されている
ので、前述と同様圧油は伸縮シリンダ4aや起伏
シリンダ4b等の油圧作動機器4に送油されるこ
とはなく、前記の逆止弁51a1,51a2,…51
c2のいずれかを経て緊急還流経路41から直ちに
オイルタンク27に還流される。したがつて、各
油圧作動機器4が駆動されることなくゴンドラ3
が安全に停止状態を維持することができる。
なお、ゴンドラ3の危険を感知した車側8の作
業者が、前記緊急遮断弁35を遮断側35bに切
換えると送油が停止されるので、ゴンドラ側切換
弁29を操作しても作動しえないことは前述の通
りである。
業者が、前記緊急遮断弁35を遮断側35bに切
換えると送油が停止されるので、ゴンドラ側切換
弁29を操作しても作動しえないことは前述の通
りである。
その結果、ゴンドラ3側からも車側8からも、
1つの弁を操作すれば全ての切換弁21,29の
機能を停止させることができる。
1つの弁を操作すれば全ての切換弁21,29の
機能を停止させることができる。
以上の説明において車側8およびゴンドラ3に
それぞれ3種の切換弁を有していたが、切換弁の
数に拘りなく例えば切換弁が1種の場合にも、本
発明の緊急停止効果を発揮させることができるこ
とは勿論である。
それぞれ3種の切換弁を有していたが、切換弁の
数に拘りなく例えば切換弁が1種の場合にも、本
発明の緊急停止効果を発揮させることができるこ
とは勿論である。
第4図は緊急排出弁42および逆止弁51a1等
に代る緊急排出弁60a1,60a2,…60c2をゴ
ンドラ側送排経路30の緊急還流経路41に介在
させた実施例で、これらの各緊急排出弁60a1,
60a2,…60c2をゴンドラ3に設けられた1つ
の操作レバー61でもつて一時に全てを流通させ
ることができるようになつている。
に代る緊急排出弁60a1,60a2,…60c2をゴ
ンドラ側送排経路30の緊急還流経路41に介在
させた実施例で、これらの各緊急排出弁60a1,
60a2,…60c2をゴンドラ3に設けられた1つ
の操作レバー61でもつて一時に全てを流通させ
ることができるようになつている。
この構成によれば操作レバー61でもつて切換
え操作するだけで、各送排経路30の高圧油は緊
急還流経路41を介してオイルタンク27に還流
され、各油圧作動機器4に高圧油が供給されるこ
とはなくなり、ゴンドラ3を緊急停止させること
ができる。また、この間に誤つて車側切換弁21
の操作があつても、前述の実施例の場合と同様圧
油はオイルタンク27に帰還され、油圧作動機器
4が駆動されることはない。
え操作するだけで、各送排経路30の高圧油は緊
急還流経路41を介してオイルタンク27に還流
され、各油圧作動機器4に高圧油が供給されるこ
とはなくなり、ゴンドラ3を緊急停止させること
ができる。また、この間に誤つて車側切換弁21
の操作があつても、前述の実施例の場合と同様圧
油はオイルタンク27に帰還され、油圧作動機器
4が駆動されることはない。
本発明は以上詳細に述べたように、車側送排経
路に連通したゴンドラ側送排経路に、圧油を直接
オイルタンクに還流させる緊急還流経路を接続
し、この緊急還流経路に緊急排出弁を介在させた
ので、ゴンドラ内の作業者が緊急排出弁の操作レ
バーを操作すれば、たとえ車側の作業者が誤つて
車側切換弁を操作してもゴンドラが移動すること
はなく、ゴンドラが障害物に当るといつた危険を
回避することができる。
路に連通したゴンドラ側送排経路に、圧油を直接
オイルタンクに還流させる緊急還流経路を接続
し、この緊急還流経路に緊急排出弁を介在させた
ので、ゴンドラ内の作業者が緊急排出弁の操作レ
バーを操作すれば、たとえ車側の作業者が誤つて
車側切換弁を操作してもゴンドラが移動すること
はなく、ゴンドラが障害物に当るといつた危険を
回避することができる。
第1図は本発明が適用される高所作業車の一
例、第2図は従来の油圧回路、第3図は本発明の
油圧回路、第4図は異なる構成の要部実施例であ
る。 1…高所作業車、2…ブーム、3…ゴンドラ、
4…油圧作動機器、21…車側切換弁、22…油
圧ポンプ、24…車側送排経路、25…油圧作動
機器の送排経路、27…オイルタンク、28…転
送径路、29…ゴンドラ側切換弁、30…ゴンド
ラ側送排経路、41…緊急還流経路、42,60
…緊急排出弁。
例、第2図は従来の油圧回路、第3図は本発明の
油圧回路、第4図は異なる構成の要部実施例であ
る。 1…高所作業車、2…ブーム、3…ゴンドラ、
4…油圧作動機器、21…車側切換弁、22…油
圧ポンプ、24…車側送排経路、25…油圧作動
機器の送排経路、27…オイルタンク、28…転
送径路、29…ゴンドラ側切換弁、30…ゴンド
ラ側送排経路、41…緊急還流経路、42,60
…緊急排出弁。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 高所作業車1のブーム2に装着されたゴンド
ラ3を変位させる油圧作動機器4に接続された圧
油の送排経路25に、車側切換弁21からの車側
送排経路24と、ゴンドラ側切換弁29からのゴ
ンドラ側送排経路30とが接続され、 上記ゴンドラ側切換弁29は車側切換弁21を
素通りした圧油を受ける転送経路28に接続さ
れ、 油圧ポンプ22からの圧油でもつて車側および
ゴンドラ側から独立に前記油圧作動機器4を駆動
させることができる油圧回路において、 前記車側送排経路24に連通したゴンドラ側送
排経路30に、圧油を直接オイルタンク27に還
流させる緊急還流経路41を設け、この緊急還流
経路41にゴンドラ側で開閉操作される緊急排出
弁42を介在させたことを特徴とする高所作業車
における油圧作動機器の緊急閉止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21216981A JPS58113100A (ja) | 1981-12-26 | 1981-12-26 | 高所作業車における油圧作動機器の緊急停止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21216981A JPS58113100A (ja) | 1981-12-26 | 1981-12-26 | 高所作業車における油圧作動機器の緊急停止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58113100A JPS58113100A (ja) | 1983-07-05 |
JPS6224360B2 true JPS6224360B2 (ja) | 1987-05-28 |
Family
ID=16618043
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21216981A Granted JPS58113100A (ja) | 1981-12-26 | 1981-12-26 | 高所作業車における油圧作動機器の緊急停止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58113100A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60128037A (ja) * | 1983-12-14 | 1985-07-08 | Nissan Motor Co Ltd | リヤゲ−トリフタの昇降操作装置 |
JP4703166B2 (ja) * | 2004-10-29 | 2011-06-15 | 株式会社アイチコーポレーション | 軸力検出器の検査装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52152055A (en) * | 1976-06-10 | 1977-12-17 | Tadano Tekkosho:Kk | Self-travelling crane fall-preventing device |
JPS55123900A (en) * | 1979-03-20 | 1980-09-24 | Shin Meiwa Ind Co Ltd | Emergency stopper for highhplace working truck |
-
1981
- 1981-12-26 JP JP21216981A patent/JPS58113100A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52152055A (en) * | 1976-06-10 | 1977-12-17 | Tadano Tekkosho:Kk | Self-travelling crane fall-preventing device |
JPS55123900A (en) * | 1979-03-20 | 1980-09-24 | Shin Meiwa Ind Co Ltd | Emergency stopper for highhplace working truck |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58113100A (ja) | 1983-07-05 |
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