JPS62242996A - 楽音信号発生装置 - Google Patents

楽音信号発生装置

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JPS62242996A
JPS62242996A JP61086835A JP8683586A JPS62242996A JP S62242996 A JPS62242996 A JP S62242996A JP 61086835 A JP61086835 A JP 61086835A JP 8683586 A JP8683586 A JP 8683586A JP S62242996 A JPS62242996 A JP S62242996A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」 この発明は、電子楽器等において用いられる楽音信号発
生装置に関する。 「従来の技術」 電子楽器においては、いかに自然楽器の楽音に近い楽音
を発生ずるかが大きな課題である。電子楽器における楽
音信号発生方法としては種々の方法が知られているが、
それらの中でも、自然楽器の楽音波形の各瞬時値を逐次
サンプリングしてメモリに記憶さ口゛ておき、この記憶
させたサンプリングデータを読み出して楽音信号を発生
するPCM方式が、最も自然楽器に近い楽音を発生する
ことができて優れている。なお、このPCM方式につい
ては、特開昭52−121313号公報(発明の名称;
電子楽器)に開示されている。 「発明が解決しようとする問題点」 自然楽器の楽音波形は、同一の楽器でも音高または音域
等によって微妙に異なっている。例えば、ピアノの場合
、わずかではあるが各音高(音域)毎に楽音波形が異な
っている。なお、各音高毎に波形の周期が異なっている
のは勿論であるが、周期以外の波形そのものの形も異な
っている。したがって、PCM方式によって真に自然楽
器に近い楽音を発生しようとした場合、各楽器毎に、ま
た必要に応じて各音高(音域)毎に楽音波形をメモリし
なければならず、この結果メモリ容量が極めて膨大にな
る。すなわち、l) CM方式の楽音信号発生装置にお
いては、メモリ容量をいかに削減するかが最大の課題で
ある二そこで、この発明の出願人は、先に線形予測法を
用いてデータ量の削減を行うことを特徴とずろ「楽音信
号発生装置」(特願昭59−212382号)を出願し
た。 この発明は上記の先願発明をさらに改良したもので、そ
の目的は、メモリ容量をさらに大幅に削減することがで
きろ楽音信号発生装置を提供することにある。 「問題点を解決するための手段」 この発明は、楽音波形の各瞬時値を示す波形データを線
形予測演算および差分型量子化方式による量子化によっ
てデータ圧縮し、このデータ圧縮によって得られたデー
タを記憶さUoた記憶手段と、前記記憶手段内のデータ
を読み出し、復号する復号手段とを具備し、前記復号手
段によって複合された波形データに基づいて楽音信号を
発生することを特徴としている。 なお、この明細書において「差分型量子化方式」とは、 DM(Delta  Moduration)ADM(
Adaptive  Delta  Modurati
on)D P CM (D 1frerential 
 P ulse  CodeM odurat 1on
) A D P CM (A dapLive  D 1f
rerenLialP u lse  Code  M
 odurat 1on)等のm量化方式を言う。 「作用」 この発明によれば、線形予測演算および差分型量子化方
式による量子化の双方の手段によってデータ圧縮を行う
。これにより、従来のらのよりさらにデータ圧縮が可能
となる。 「実施例」 以下、図面を参照しこの発明の一実施例による楽音信号
発生装置について説明する。第1図は同楽音信号発生装
置の基本的構成を説明するためのブロック図、第2図は
同楽音信号発生装置を用いた電子楽器の構成を示すブロ
ック図である。この電子楽器は、マイクロフォンによっ
て収音した自然楽器の楽音をディジタルデータに変換し
、このディジタルデータを線形予測法およびADPCM
量子化方式を用いて圧縮し、この圧縮したデータをメモ
リに記憶させる。そして、楽音形成時においては、この
メモリ内のデータを読み出し、復号して楽音信号を形成
する。
【基本構成】
第1図において、lはデータ圧縮回路、2はデータ圧縮
回路1によって圧縮されたデータが記憶されるデータメ
モリ、3はデータメモリ2から読み出されたデータを復
号する復号回路である。データ圧縮回路!において、4
は自然楽器の楽音を収音するためのマイクロフォン、5
はマイクロフォン4の出力信号を一定周期でザンブリン
グし、ディジタルデータ(サンプリングデータ)に変換
するA/D(アナログ/ディジタル)変換器、6は波形
処理装置である。この波形処理装置6は、A/D変換器
5の出力データを内部のメモリに一旦記憶し、この記憶
したデータを規格化してメモリ7に書き込む。ここで、
規格化とは次のような処理を言う。 第3図は楽音信号の一例を示す図であり、この図に示す
ように、楽音信号のアタック部(立上り部)ATCは徐
々に振幅が増大する波形となる。規格化とは、このアタ
ック部ATCを図の繰返部It I)Tの振幅と同じ振
幅の波形に変換する処理である。 具体的には、アタック部ATCの振幅エンベロープと丁
度逆の変化をするエンベロープデータを、アタック部A
TCの各サンプリングデータに乗算する処理である。な
お、この処理は、振幅が小さい部分の楽音再生精度を上
げるために行なわれろ。 また、A/D変換器5から出力されるサンプリングデー
タのビット数は、例えば24ビツトである。 そして、波形処理装置6は、サンプリングデータを上記
のようにして規格化し、次いで必要最小限のピット数の
データ(例えば、12ビツト)とし、波形メモリ7に波
形データSnとして書き込む。 次に、8は切換スイッチ、9は線形予測係数演算回路で
ある。波形メモリ7に波形データSnが収録されると、
切換スイッチ8が線形予測係数演算回路9側に投入゛さ
れ、次いで、波形メモリ7内の各波形データSnが逐次
読み出され、スイッチ8を介して線形予測係数演算回路
9へ供給される。 線形予測係数演算回路9は、供給された波形データSn
に基づいて、第3図に示すN個のフレーム
〔0〕〜CN
−1)毎に最適な線形予測係数al。 a2を算出し、係数メモリ10に書き込む。この線形予
測係数al 、a2の算出方法としては、従来から種々
の方法か知られているが、例えば自己相関関数を利用し
たD urbin法等が有効である。また、係数at、
a2は、フレーム内の全波形データから求めて乙よく、
一部の波形データから求めてもよい。 次に、Itは線形予測法に基づくデータ圧縮を行う線形
予測1iij算回路であり、この線形予測演算回路11
において、12は減算回路、!3は加算回路、14は予
測値算出回路である。また、この予測値算出回路14に
おいて、14a、14bは各々D−FF(ディレィフリ
ップフロップ)、14c。 +4dは各々係数メモリIOから出力される線形予測係
数a l + 89を乗算係数とする乗算器、14eは
加算回路であり、この加算回路14eの出力が予測値◇
Snとして減算回路12へ供給される。また、1GはA
DPCM量子化方式によってデータ圧縮を行うADPC
M演算回路であり、線形予測演算回路IIの減算回路I
2から出力される12ビツトのデータEnを4ビツトの
量子化差分コードCnに変換して出力する。この重子化
差分コードCnがデータメモリ2に記憶されろ。また、
このADPCM演算回路I6は、m量化差分コードCn
をらとのデータEnに復号して線形予測演算回路11の
加算回路13へ出力する。この場合、復号されたデータ
はデータEnと全く同じデータにはならず、誤差dnが
含まれる。すなわち、この復号データはrEn+dnJ
となる。なお、このADPCM演算回路16については
、後に詳述する。 次に、上記線形予測演算回路Ifの動作を説明する。係
数メモリ10内に各フレーム
〔0〕〜[N−1]の各々
についての線形予測係数a l + a !が書き込ま
れると、次に切換スイッチ8が線形予測演算回路11側
に投°人される。次いで、波形メモリ7内の各フレーム
[O]、[l)・・・の波形データSnか順次読み出さ
れ、減算回路12へ供給され、また、フレーム
〔0〕の
波形データSnが波形メモリ7から読み出されていると
きは、係数メモリ!θ内のフレーム
〔0〕に対応する線
形予測係数a I r a tが、フレーム〔1〕の波
形データSnが波形メモリ7から読み出されているとき
は、係数メモリ10内のフレーム(1)に対応する線形
予測係数81 * a tが、・・・各々メモリ10か
ら読み出され、乗算器14c、14dへ供給される。な
お、波形メモリ7の読み出しタイミングを決めるクロッ
クパルスとD−FF 14a、l 4bへ供給されるク
ロックパルスは同一である。減算回路I2は、波形デー
タSnから、予測値◇Snを減算する。ずなわち、Sn
−◇5n=En−・・・・・(1)なる演算を行い、こ
の演算によって得られたデータEnをADPCM演算回
路I6へ出力する。ここで、予測値◇Snは、現在、減
算回路12へ供給されている波形データSnに近い値で
ある。(この理由は後述する。)この結果、データEn
は、波形データSnよりはるかに値が小さいデータとな
る。ADPCM演算回路16は、データEnを4ビット
の量子化差分コードCnに変換し、データメモリ2へ出
力すると共に、データrEn+dnJを加算回路13へ
出力する。加算回路13は、上述したデータrEn十d
nJと予測値◇Snとを加算する。 この加算結果は、 En十dn十◇S n= S n+ dn=−−(2)
となる。すなわち、加算回路13の出力は、はぼ波形デ
ータSnに等しい値となる。したがって、D  FFl
4a内には、!クロックパルス前の波形データSnにほ
ぼ等しいデータが記憶され、D−F r” I 4 b
内には2クロツクパルス前のデータSnにほぼ等しいデ
ータが記憶される。他方、萌述した線形予測係数演算回
路9は、2つ前の波形データS n−tと1つ前の波形
データSn−、から第1図の予測値算出回路14によっ
て予測値◇Snを算出したとき、該予測値◇Snが現在
データSnに最ら近くなるような係数a l + a 
tを算出し、係数メモリlOに書き′込む。したがって
、この係数al、a、を用いて算出された予測値◇Sn
は波形データSnに非常に近い値となる。 このようにして、線形予測演算回路11は、波形メモリ
7から出力される波形データSnを値の小さいデータI
εnに変換して、言い替えればデータ圧縮してA I)
 P CM演算回路16へ出力する。 次に、ADPCM演算回路!6について説明する。まず
、17は減算回路であり、データEnから予測データ◇
En−+を減算し、この減算結果をデータen(12ビ
ツト)としてエンコーダ18へ出力する。エンコーダ!
8は、データenをADl)CM方式によって量子化し
、4ビツトの量子化差分コードCn(最上位ヒツトはザ
インビソト)として出力する。19はエンコーダ18が
出力する量子化差分コードCnの値に基づいて、エンコ
ーダ18における適応化量子化幅データΔn(8〜12
ビット)を設定する量子化幅制御回路であり、その処理
動作は以下の通りである。 まず、直前の量子化幅データをΔn−+とすると、量子
化幅制御回路19は、以下の演算を行って次の量子化幅
データΔnを求める。 Δn−Δト、・k ・・・・・・(3)この第(3)式
におけるkは、直前の量子化差分コードCn−+の値に
よって決定される係数である。 第4図は、m量化差分コードCnの値と上記係数にとの
関係を示す図であり、図示のように、量子化差分コード
Onの絶対値か大きくなるに従って、その値が大きくな
るように設定されている。たたし、この実施例において
は、第4図に示す係数にの値の少数点以下第2位を四捨
五入した数値をkとして、量子化幅制御回路I9内の所
定のメモリに記憶させている。なお、第4図中のCn=
r1000」が、IO進の「0」に対応している。 エンコーダ18は、第5図に示すように、上記量子化幅
データΔnの値をINとした場合における差分PCMコ
ードenの相対値Cn/Δnを求め、この演算値を量子
化差分コードCnに変換して出力する。この場合、en
/Δnの値は−1〜+1の間の全ての値を取りうるが、
量子化差分コードCnは4ビツトであるため、リニアな
変換演算は行えない。そこで、この実施例においては、
en/Δnを第6図に示すような区間に分け、各区間に
対応させてm量化差分コードCnへの変換を行うように
している。例えば、en/Δnが172以上5/8未満
のときは、量子化差分コードCnをrolooJとし、
また、en/Δnが0以上1/8未満のときは、量子化
差分コードCnをrooooJとする。 次に、20は量子化差分コードCnと適応化量子化幅Δ
nとに基づいて、データenを復号するデコーダである
。この場合、復号データには量子化に基づく誤差dnが
含まれ、したがって、デコーダ20の出力データはrE
n+ dnJとなる。このデコーダ20の具体的なデコ
ード処理は以下の通りである。量子化差分コードOnの
各ビットを(B3.I3*、B+、Bo)とすると、デ
ータr e B+ dnJは次式によって算出される。 fl!n+dn−(1−2・Bo)(Δn/2・[(t
+(Δn/4)・B++(Δn/8)Bo+Δn/8)
・・・・・・(4) 上記(4)式において、アンダーラインを付した項は、
符号を作る項であり、ザインビットであるB3が“l”
のときは負、“0”のときは正となる。 また、中カッコでくくられた項は、絶対値に対応する項
であり、Δnの値にδビットの重みを乗じた値が加算さ
れるとともに、オフセット値Δn/8が加えられてen
+dnの絶対値が作成される。 上記デコーダ20の出力データren+dnJは、加算
回路21へ供給される。加算回路21は、データr e
n+dnJと、予測データ◇En−+とを加算する。こ
の加算結果は、 en+dn+◇E n−、= E B+dn・・−・・
(5)となる。すなわち、加算回路21の出力は、はぼ
データEnとなる。そして、この加算回路21から出力
されるデータrEn+dnJがD−FF22によってク
ロックパルスの!タイミング遅延され、予測データ◇E
 n −+として減算回路17へ出力される。 このように、予測データ◇En□はほぼデータEn−1
に等しく、したがって、減算回路17の出力データen
は、データEnとデータEn−I(クロックパルスの1
タイミング而のデータEn)との差分を示すデータとな
る。この結果、データenの値はデータEnの値よりは
るかに小さくなり、したがって、このデータenをエン
コーダ!8によって4ビツト(実質3ビツト)のコード
Cnに変換してら、大きなm量化誤差が生じることはな
い。 次に、復号回路3について説明する。この復号回路3は
、データメモリ2から逐次読み出されたm量化差分コー
ドCnをデータr S n+ dn= HnJに復号す
る回路であり、ADPCM復号回路24と線形予測復号
回路29とから構成されている。AI) I) CM復
号回路24は、前述した量子化幅制御回路19と同一構
成のm量化幅制御回路25と、デコーダ20と同一構成
のデコーダ26と、加算回路27とI) −F F 2
8とから+1が成されている。 そして、デコーダ26からデータren+dnJが出力
され、このデータren+dnJに、加算回路27゜に
おいてデータ◇En−+が加算され、この加算結果、す
なわち、データrEn+ dnJがD−FF 28に読
み込まれろととらに、線形予測復号回路29へ出力され
ろ。なお、上記の復号過程は、ADPCM演算回路I6
において、量子化差分コードCnからデータrEn+d
nJを復号する過程と全く同じである。 次に、線形予測復号回路29は、加算回路30と、前述
した予測値算出回路1 =1と同一構成の演算回路31
とから構成されている。この場合、演算回路31内の乗
算器31C,31CIへは各々、係数メモリlOから読
み出された係数al+82が供給される。また、D−F
F31a、3 lbへは、データメモリ2の読み出しタ
イミングを決めるクロックパルスが供給される。しかし
て、この線形予測復号回路29によれば、演算回路31
の出力データが前述した予測値◇Snとなり、したがっ
て、加算回路30の出力データが、 En+dn+◇S n= S n+ dn= Hn−−
(6)となる。 そして、この復号データHnがD/A(ディジタル/ア
ナログ)変換されて、楽音信号が得られる。 以上がこの実施例による楽音信号発生装置の構成である
。上記の回路は、量子化に基づく誤差dnが加算回路2
1.I4eの各出力データに含まれるようになっており
、したがって、フィードバックデータである予測データ
◇Eト1.予測値◇Snにら各々誤差dnが含まれる。 すなわち、上記の回路はエラーフィードバック型であり
、したがって、復号データtr nに誤差が累積される
ことがない。 また、線形予測演算回路11と線形予測復号回路29、
A D I) CM演算回路I6とADPCM復号回路
24の各人出力ビット数および演算ビット数を完全に一
致させれば、有限語長データ演算のために起こる誤差の
発生を防ぐことができる。 なお、非常に精度の高い演算が可能な場合、すなわち、
m量化誤差の累積を考慮する必要がない場合は、線形予
測演算回路II、ADPCM演算回路1Gとして各々、
第7図に示す演算回路11A、16Aを用いてもよい。 また、通常の楽音信号発生装置には、第1図におけるデ
ータ圧縮回路lか設けられない。このデータ圧縮回路l
が設けられるのは、この楽音信号発生装置がザンブリン
グ電子楽器(演奏者が自ら音をサンプリングできろよう
にした電子楽器)に用いられる場合などである。
【第2図の実施例の構成】 次に、第2図に示す電子楽器について説明する。 最初に、この電子楽器における楽音形成方法を説明する
。 まず、データメモリ35内には、第1図のデータ圧縮回
路1によって規格化され、かつ、圧縮された楽音波形が
、各音色mに、また各タッチ強度(押鍵強度)毎に、ま
た各音高毎に(各鍵盤キー毎に)記憶されている。例え
ば、音色の種類が10、キー数が40、タッチ強度が5
段階の場合、10x40x5=2000種類の楽音波形
が記憶されている。この場合、データメモリ35内に記
憶されている各楽音波形は各々、楽音の開始から終了ま
での全波形ではなく、第3図に示すように、楽音のアタ
ック部ATCの波形と、このアタック部A i” Cに
続く波形の途中まで(繰返部RPTの波形)である。そ
して、楽音形成時においては、まず、アタック部A ’
1” Cの波形が読み出され、次いで、繰返部RPTの
波形が繰り返し読み出される。 そ゛してこの読み出された波形にエンベロープが付与さ
れた後、D/A変換され、楽音信号とされる。 以下、第2図の回路について詳述する。まず、符号36
はキーボード、37はタッチ検出回路である。このタッ
チ検出回路37(よ、キーボード36のいずれかのキー
が押下された時、同キーのタッチ強度を検出し、検出し
たタッチ強度に対応するタッチデータ′r1)を出力す
る。このタッチ強度を検出する方法としては、キーが僅
かに押下された時オンとなる接点と、キーが最下点まで
押下された時オンとなる接点を各々、各キー毎に設け、
これらの接点がキーオンに応じて順次オンとなる間の時
間に基づいてタッチ強度を検出する方法や、キーの下部
に圧電素子等のキー押下圧力を検出する素子を設け、こ
の素子の出力に基づいて検出する方法等が採られる。 38は押鍵検出回路であり、キーボード36の各キーの
下部に設けられたキースイッチの出力に基づいて各キー
のオン/オフ状態を検出する。そして、いずれかのキー
がオンとされたことを検出した場合は、同キーのキーコ
ードKCを出力すると共に、キーオン信号KON(“I
”信号)を出力し、また、このキーオン信号KOHの立
ち上がりにおいて、キーオンパルスKONPを出力する
。また、キーがオフとされたことを検出した場合は、キ
ーオン信号KONを“0”信号に戻す。また、複数のキ
ーが同時にオンとされた場合は、いずれか1つのキー(
例えば、最も後にオンとされたキーまたは最ら高い音の
キー)のみについて上記の処理を行う。ノートクロック
発生回路39は、押鍵検出回路38から出力されるキー
コードKOが示すキーの音高に対応する周波数のノート
クロックNCKを発生し、各部へ出力する。アドレスカ
ウンタ40は、ノードクロツタNCKをアップカウント
し、そのカウント出力を加算回路41へ供給する。 音色選択回路42は、複数の音色選択操作子と、付属回
路とから構成され、現在設定されている音色選択操作子
の音色に対応するトーンコードTCを出力する。スター
トアドレスメモリ43は、データメモリ35内の各楽音
波形の先頭データの記憶アドレスを示すアドレスデータ
が記憶されているメモリであり、キーコードKC,トー
ンコードTC,タッチデータTDが各々供給されると、
これらの各データに対応する楽音波形の先頭アドレスを
示すアドレスデータが読み出され、スタートアドレスデ
ータSΔとして出力される。リピートアドレスメモリ4
4はデータメモリ35内の各楽音波形のリピートデータ
の記憶アドレスを示すアドレスデータが記憶されている
メモリである。 ここで、リピートデータとは、第3図に示す繰返部RP
Tの先頭データを言う。このリピートアドレスメモリ4
4ヘキーコードKC,トーンコードTC,タッヂデータ
TDが各々供給されると、これらの各データに対応する
楽音波形のリピートデータの記憶アドレスを示すアドレ
スデータが読み出され、リピートアドレスデータRAと
して出力される。45はセレクタであり、スタートアド
レスデータSA、リピートアドレスデータrtAのいず
れか一方を選択して、加算回路41へ出力する。 46はセレクタ45を制御するセット/リセットフリッ
プフロップであり、このフリップフロップ46の出力Q
が“0”信号の時は、セレクタ45の入力端Aが選択さ
れ、スタートアドレスデータSAが加算回路4目へ出力
され、また、“l”信号の時は、セレクタ45の入力端
Bが選択され、リピートアドレスデータRAが加算回路
4!へ出力される。加算回路41はアドレスカウンタ4
0の出力とセレクタ45の出力とを加算し、この加算結
果をアドレスデータADとしてデータメモリ35へ供給
する。 アタックエンドアドレスメモリ47は、データメモリ3
5内の各楽音波形のアタック部エンドデータの記憶アド
レスを示すアドレスデータが記憶されているメモリであ
る。ここで、アタック部エンドデータとは、第3図に示
すアタック部ATCの最後のデータを言う。このアタッ
クエンドアドレスメモリ47ヘキーコードKC,トーン
コード’l’ C、タッヂデータT Dが各々供給され
ると、これらの各データに対応する楽音波形のアタック
部エンドデータの記憶アドレスを示すアドレスデータが
読み出され、アタックエンドアドレスデータAEAとし
て比較回路48へ出力される。比較回路48は、加算回
路4Iから出力されるアドレスデータADと、アタック
エンドアドレスデータAEAとを比較し、両者が一致し
た時、アタックエンド信号AEND(“l”信号)を出
力する。49はタイミング調整用のD−FF(ディレィ
フリップフロップ)であり、アタックエンド信号AEN
DをノートクロックNCKの1タイミング遅延させ、信
号ΔENDDとして出力する。リピートエンドアトレス
メモリ51は、データメモリ35内の各   ′楽音波
形の繰返部エンドデータの記憶アドレスを示すアドレス
データが記憶されているメモリである。ここで、繰返部
エンドデータとは、第3図に示ず繰返部RP Tの最後
のデータを言う。このリピートエンドアドレスメモリ5
1ヘキーコードKc、トーンコードTC,タッチデータ
′rDが各々供給されろと、これらの各データに対応す
る楽音波形の繰返部エンドデータの記憶アドレスを示す
アドレスデータが読み出され、リピートエンドアドレス
データREAとして比較回路52へ出力される。比較回
路52は、加算回路41から出力されるアドレスデータ
ΔDと、リピートエンドアドレスデータIt E Aと
を比較し、両者が一致した時、リピートエンド信号RE
ND(“1”信号)を出力する。53はタイミング調整
用のD−F’Fであり、リピートエンド信号RENDを
ノートクロックNCKのlタイミング遅延さ仕、信号R
ENDDとして出力する。 第2図の上部に示すリピートフレームメモリ56は、前
述したリピートデータ(繰返部RPTの先頭データ)が
属するフレーム番号が、各楽音波形の各々に対応して記
憶されているメモリである。 すなわち、第3図の波形例においては、リピートデータ
がフレーム〔2〕に属しているが、このリピートデータ
がどのフレームに属しているかは、各楽音波形毎に決め
られている。リピートフレームメモリ56には、予め各
楽音波形毎に、このリピートデータが属するフレームの
番号が記憶されており、キーコードKC,トーンコード
TC,タッヂデータT Dが各々供給されると、これら
の各データに対応するフレーム番号が読み出され、フレ
ームカウンタ57のプリセットデータ端子PDへ出力さ
れる。フレームカウンタ57は、現在楽音形成が行なわ
れているフレームの番号を出力するカウンタであり、キ
ーオンパルスKONFによってリセッj・され、信号1
’ZENDDによってリピートフレームメモリ56の出
力データがプリセットされ、また、D −F F 5 
gの出力をアップカウントする。このフレームカウンタ
57のカウント出力は、フレームコードFLCとして、
フレームエンドアドレスメモリ59および線形予測係数
メモリ61へ供給される。フレームエンドアドレスメモ
リ59は、フレーム
〔0〕〜(N−1)の各最終波形デ
ータが記憶されているデータメモリ35のアドレスを示
すアドレスデータが、各楽音波形毎に記憶されているメ
モリである。このメモリ59ヘキーコードKC,トーン
コードTO,タッヂデータ’I’ Dが各々供給される
と、これらの各データに対応し、予めN個のアドレスデ
ータが記憶されている記憶エリアが指定され、この記憶
エリア内の6アドレスデータがフレームカウンタ57か
ら出力されるフレームコードFLCに基づいて読み出さ
れる。そして、この読み出されたアドレスデータがフレ
ームエンドアドレスデータr’LEA(FLC)として
比較回路60へ出力されろ。比較回路60は、加算回路
41から出力されるアドレスデータADと、フレームエ
ンドアドレスデータFLEA(FLC)とを比較し、両
者が一致した時、“1”信号を出力する。58はタイミ
ング調整用のD−FFであり、比較回路60の出力信号
をノードクロックN CKの1タイミング遅延させ、フ
レームカウンタ57のクロック端子CKへ出力する。 線形予測係数メモリ61は線形予測係数a I + 8
2が記憶されているメモリであり、データメモリ35内
の各楽音波形の各々に対応する記憶エリアを有し、これ
らの各記憶エリアに各々、フレーム
〔0〕〜(N−1)
に対応するN組の線形予測係数al+a、が記憶されて
いる。そして、キーコードKC。 トーンコード’1’ C、タッチデータTDが各々供給
されると、これらの各データに対応する上記記憶エリア
が選択され、この記憶エリア内の線形予測係数a l 
t 82が、フレームカウンタ57か4出力されるフレ
ームコードFLCに基づいて読み出される。 次に、63はデータメモリ35から出力される量子化差
分コードCnを復号データHnに復号する復号回路であ
り、その詳細を第8図に示す。この復号回路6:3の構
成は、基本的には第1図に示す復号回路3と同様であり
、ADPCM復号回路24Δと、線形予測復号回路29
Aとから構成されている。A D P CM復号回路2
4Δにおいて、100は、量子化差分コードCnか供給
されると、その値に対応した係数kを出力するADPC
M係数メモリであり、第4図に示す変換データが記憶さ
れている。このADPCM係数メモリ100が出力する
係数には、乗算器101の一方の入力端に供給され、こ
こで、前回の量子化幅データΔn−1との積が取られろ
。すなわち、前述した(3)式の演算が行なわれ、現時
点のm量化幅データΔnが算出される。この乗算器10
1の出力データΔnはセレクタ102の入力端Bに供給
される。セレクタ102は、端子SAに“l”信号が供
給されると入力端Aを選択し、端子SBに“1“信号が
供給されると入力端Bを選択する。ずなわち、セレクタ
102は、キーオンパルスKONPが出力された時のみ
入力端Aを選択し、その他の場合は入力端Bを選択する
。103は量子化幅データΔnの初期値Δnoが記憶さ
れている初期値記憶部であり、その記憶値である初期値
Δnoはセレクタ102の入力端Aに供給される。この
セレクタ!02の出力信号(ΔnもしくはΔno)は最
大最小制御部+04を介してデコーダ+10.ディレィ
フリップフロップ+05、およびラッチ106に供給さ
゛れる。最大最小制御部104は、量子化幅データΔn
の最大値および最小値を規制するものであり、例えば、
最小値が(16)、、、最大値が(+ 552)1Gに
設定され、量子化幅データΔnがこれらの制限値を越え
る場合には、強制的に上記制限値を出力するようになっ
ている。ディレィフリップフロップ105は、ノードク
ロックNCKに基づいて、量子化幅データΔnをlクロ
ックタイミング遅らせるものであり、ラッチ106は、
アタックエンド信号AENDが供給されると、入力端に
供給されている量子化幅データΔnを取り込んでラッチ
する。上記ディレィフリップフロップ105とラッチ1
06の各出力データは、各々セレクタ!07の入力端A
、13に供給される。セレクタ107は、端子SAに“
1”信号が供給されると入力端Aを選択し、端子SBに
“l”信号が供給されると入力端Bを選択ずろ。ずなわ
ち、セレクタ107は、信号RENDDが供給された時
のみ入力端Bを選択し、その他の場合は入力端Aを選択
する。この場合、セレクタ+07の入力端Aが選択され
ろと、ディレィフリップフロップ105によってlクロ
ックタイミング遅らされた里子化幅データΔn□が出力
端Sから出力される。また、セレクタ!07の入力端B
が選択された場合には、ラッチ!06内のデータが出力
されるが、この場合の作用については後述する。そして
、上記構成により、量子化幅制御回路10Bが構成され
ている。 次に、デコーダ+10は、第1図に示すデコ
ーダ20゜26と同様に前記(4)式の演算を行うデコ
ーダであり、その出力データは「e n+ dnJとな
る。111は加算回路であり、デコーダ+10から出力
されるデータrgn+dnJと、セレクタ1.17から
出力される予測データ◇En−+とを加算し、この加算
結果、ずなわちデータrEn+dnJを線形予測復号回
路29Aの加算回路65へ出力する。+15は第1図に
示すD−FF28と同様のD−FFであり、入力端に供
給されているデータをノートクロックN CKに基づい
て、lクロックタイミング遅らせて出力する。+16は
、キーオンパルスKONPが出力されていない状態にお
いて開状態となるゲートであり、曲状態時においてはD
−FF11’5の出力をセレクタ117の入力端Aに供
給する。118はラッチであり、アタックエンド信号A
ENDが供給されると、入力端に供給されているデータ
を取り込んでラッチする。このラッチ118の出力信号
はセレクタ117の入力端Bに供給される。セレクタ1
17は、信号RENDDが供給された時のみ入力端Bを
選択し、その他の場合は入力端へを選択する。この場合
、セレクタ!17の入力端へが選択されると、D−F’
FII5によって1クロックタイミング遅らされたデー
タrE n+ dnJが出力端から出力される。また、
セレクタ117の入力端Bが選択された場合には、ラッ
チ118内のデータが出力されるが、この場合の作用に
ついては後述する。 次に、線形予測復号回路29Aについて1悦明する。ま
ず、65はその一方の入力端へ供給されるデータrEn
+dnJと、その他方の入力端へ供給されろ予測値◇S
nとを加算する加算回路、66.67は各々ロード端子
りへ信号AENDDが供給された時入力端のデータを読
み込むラッチ、68゜69は各々セレクタである。これ
らのセレクタ68.69は共に、リピートエンド(i号
REND力じl”信号の時入力端Aのデータを出力し、
“0”信号の時は入力端Bのデータを出力する。70,
71は各々ノートクロックNCKが供給された時入力端
のデータを読み込み、キーオンパルスKONPによって
リセットされろD−FF、72.73は各々線形予測係
数a l + alを乗算係数とする乗算器、74は乗
算器72.73の各出力を加算する加算回路である。 次に、第2図において、76はエンベロープジェネレー
タであり、キーオン信号KONが“1”信号に立ち上が
った時点以降、キーコードKC,トーンコード’r c
 、タッチデータTDの各位に応じて決まるエンベロー
プデータEDを逐次出力し、乗算回路77へ供給する。 第9図(イ)はキーオン信号KONを示し、(ロ)、(
ハ)は各々エンベロープデータEDの値の変化の一例を
示す。ここで、(ロ)はバーカッンブ系の音色の場合、
(ハ)は持続音系の音色の場合である。乗算回路77は
、復号回路63から出力される復号データHnとエンベ
ロープデータEDとを乗算し、その乗算結果をD/A変
換器78へ出力する。D/A変換器78は乗算回路77
の出力データをアナログ信号に変換し、ザウンドンステ
ム79へ出力する。ザウンドシステム79は、D/A変
換器78の出力信号を増幅し、スピーカによって発音す
る。
【第2図の実施例の動作】 まず、演奏台が音色選択操作子を操作して、楽音の音色
が設定されると、音色選択回路42から、設定された音
色に対応するトーンコードTCが出力され、回路8部へ
供給される。次に、演奏者によってキーボード36のい
ずれかのキーが押下されると、タッチ検出回路37から
タッチデータTDが、また押鍵検出回路38からキーオ
ンパルスK ON I) 、キーオン信号K ON (
“1”信号)、キーコードKCか各々回路各部へ出力さ
れる。キーオンパルスKONPか押鍵検出回路38から
出力されると、フリップフロップ46.フレームカウン
タ57、D−FF70.71(第8図)が各々リセット
される。フレームカウンタ57かリセットされろと、同
フレームカウンタ57から出力されるフレームコードF
LCがrOJとなり、このフレームコードFLC「0」
がフレームエンドアドレスメモリ59および線形予測係
数メモリ61へ出力される。 これにより、フレームエンドアドレスメモリ59からフ
レームエンドアドレスFLEA(0)が出力され、また
、線形予測係数メモリ6Iからフレーム
〔0〕の線形予
測係数a l + 82が出力される。また、上述した
キーオンパルスKONPは、オアゲート84を介してア
ドレスカウンタ40へ供給され、これにより、アドレス
カウンタ40カイリセツトされる。さらに、上記キーオ
ンパルスKONPは、第8図のセレクタ102へ供給さ
れる。これにより、初期値記憶部103から出力されて
いるΔnの初期値ΔnOがセレクタ102および最大最
小制御部+04を介してデコーダ110へ供給され、内
部にラッチされる。 また、キーオン信号KONが押鍵検出回路38から出力
されると、以後、エンベロープジェネレータ76から、
エンベロープデータEDが出力される。また、キーコー
ドKCが押鍵検出回路38から出力され、ノートクロッ
ク発生回路39へ供給されると、以後、ノートクロック
発生回路39から、押圧されたキーの音高に対応する周
波数のノートクロックNCKが出力され、アドレスカウ
ンタ40へ供給される。アドレスカウンタ40は、この
ノートクロックN CKをアップカウントする。 これにより、アドレスカウンタ40のカウント出力が、
0,1.2・・・・・と順次変化する。このアドレスカ
ウンタ40のカウント出力は、加算回路41へ供給され
、この加算回路41において、セレクタ45の出力と加
算される。この時、フリップフロップ46はリセットさ
れており、したがって、スタートアドレスメモリ43か
ら出力されているスタートアドレスデータSAがセレク
タ45から出力されろ。この結果、加算回路41の出力
は、このスタートアドレスデータSAとアドレスカウン
タ40のカウント出力とを加算したデータとなり、この
データが、アドレスデータADとしてデータメモリ35
へ出力される。すなわち、rSA十0JJSA+IJ、
rsA+2J・・・・・・なるアドレスデータADが順
次データメモリ35へ出力される。 これにより、データメモリ35から、まずアタック部A
TCの量子化差分コードCnが順次出力され、復号回路
6゛3へ供給される。 復号回路63は、量子化差分コードCnを、まずデータ
rEn+dnJに復号し、次いでこのデータ[En+d
nJをデータtl nに復号する。すなわち、データメ
モリ35から量子化差分コードCnが順次出力され始め
た時点において、リピートエンド信号RENDは“0”
信号にあり、また、キーオンパルスK ON Pはキー
オン時のみ“l”信号となるたけでその後は直ちに“0
“信号となるから、キーオン時以降はセレクタ107,
117(第8図)の各入力端Aが選択されて、同人力端
Aに供給されているデータが各出力端Sから出力される
。すなわち、この時点においては、第8図のADPCM
復号回路24Aが第1図のADPCM復号回路24と同
じ回路になっている。この結果、データメモリ35から
出力された量子化差分データCnは、ADPCM復号回
路24Aにおいて、第1図の回路に場合と同様にして復
号され、データrE n+ dnJとして線形予測復号
回路29Aへ出力される。 なお、キーオン時は、キーオンパルスKONPが“!”
となり、ゲート116の出力がrOJとなり、このデー
タ「0」がセレクタ117を介して加算回路111へ供
給される。この結果、加算回路111からは、データr
gn+dnJがそのままデータ[En+dnJとして出
力される。 線形予測復号回路29Aは、データrE n+ dnJ
を復号データI−1n= S n+ dnに復号する。 すなわち、まず、キーオン信号K ONが立ち上がった
時点において、リピートエンド信号RENDは“0”信
号にあり、したがって、セレクタ68.69(第8図)
の各入力端Bのデータが各出力端から出力される。 すなわち、この時点においては、第8図の線形予測復号
回路29Aが第1図の線形予測復号回路29と同じ回路
になっている。したがって、加算回路111から出力さ
れたデータrEn+dnJは、線形予測復号回路29A
において重連した場合と同様にして復号され、復号デー
タHnとして出力される。 そして、この復号データHnに、乗算回路77において
エンベロープが付与され、この乗算回路77の出力が、
D/A変換器78においてアナログ楽音信号に変換され
、このアナログ楽音信号がサウンドシステム79におい
て楽音として発音される。このようにして、まず、フレ
ーム
〔0〕の楽音形成が行なわれる。 次に、アドレスデータADがフレームエン゛ドアドレス
FLEA(0)に達すると、比較回路60から“1”信
号が出力され、D −1” F58を介してフレームカ
ウンタ57のクロック端子CKへ供給される。これによ
り、フレームカウンタ57がインクレメントされ、フレ
ームコードFLCがrlJとなる。フレームコードFL
CがrlJになると、フレームエンドアドレスメモリ5
9からフレームエンドアドレスF L EA (1)が
出力される。また、線形予測係数メモリ6!からフレー
ム〔1〕の線形予測係数81 + a tが“出力され
、乗算器72.73(第8図)へ供給される。 以下、データメモリ35の読み出しが進み、これにより
、フレーム〔l〕の楽音が形成されや。 そして、アドレスデータADがフレームエンドアドレス
FLEA(1)に達すると、上記と同様にして、フレー
ムエンドアドレスメモリ59からフレームエンドアドレ
スFLEA(2)が、また、線形予測係数メモリ61か
らフレーム〔2〕の線形予測係数8 + + a tが
各々出力され、以後、フレーム〔2〕の楽音形成が行な
われる。 そして、例えばこのフレーム〔2〕の楽音形成の途中に
おいて、アドレスデータADがアタックエンドアドレス
AEAに一致すると(第3図参照)、比較回路48から
アタックエンド信号AENDが出力され、このアタック
エンド信号AENDが、ラッチ106.118(第8図
)のロード端子りへ供給されろ。この結果、ラッチ10
6には、アタック部A ’L’ Cの最後のデータに対
応する量子化幅データΔ、J<記憶され、ラッチ118
にはアタック部ATCの最後のデータrEn+dnJが
記憶される。 また、アタックエンド信号AENDの発生時からノート
クロックNCKの1タイミング後には、第2図に示すD
 −F I” 49から信号AENDDが出力される。 この信号AENDDは、オアゲート86.84を介して
アドレスカウンタ40へ供給され、これによりアドレス
カウンタ40がリセットされる。また、信号AENDD
は、フリップフロップ46のセット端子Sへ供給され、
これによりフリップフロップ46がセットされる。フリ
ップフロップ46がセットされると、以後、リピートア
ドレスRAがセレクタ45を介して加算回路41へ供給
される。また、信号AENDDは、ラッチ(i6.67
(第8図)のロード端子りへ供給され、これにより、そ
の時のD−FF70,71の出力データが各々ラッチ6
6.67に読み込まれる。 いま、第8図の加算回路65から出力されるアタック部
ATCの最終部分のデータHnおよび繰返部RPTの最
初の部分のデータHnを各々第10図(イ)に示すもの
とすれば、D−FF70.71の出力は各々第1θ図(
ロ)、(ハ)に示すデータとなり、また、信号AEND
および信号AENDDは各々第10図(ニ)、(ポ)に
示すタイミングで出力される。これらのタイミング図か
ら明らかなように、信号AENDDがラッチ66.67
のロード端子りへ供給されろと、ラッチ66.67に各
々アタック部ATCの最後のデータ(AI)および最後
から2番目のデータ(A2)が各々記憶される。 以上が、信号AENDDに基づく動作である。 以後、加算回路41から、IItA+、OJ、rRA+
IJ、FIL A + 2 J・・・・・・なるアドレ
スデータADが順次出力され、これにより、繰返部RP
Tの楽音形成が行なわれる。この場合、アタック部AT
Cの楽音形成時と同様に、フレームが変わる毎に新たな
線形予測係数a l + a tが線形予測係数メモリ
6Iから出力され、復号回路63へ供給される。 次に、アドレスデータADがリピートエンドアドレスR
EAに一致すると、すなわち、第1回目の繰返部RPT
の楽音形成が終了すると、比較回路52からリピートエ
ンド信号REND(“l”信号)が出力され、D−FF
53およびセレクタ68.69(第8図)へ各々供給さ
れる。セレクタ68.69ヘリピ一トエンド信号REN
Dが供給されると、セレクタ68.69の入力端Aが選
択され、ラッチ66.67の出力が各々セレクタ68゜
69を介してD−FF’70.71の入力端へ供給され
る。次に、ノートクロツタNCKが出力されると、D−
FF70.71にラッチ66.67の出力が読み込まれ
、また、D−FF53から信号RENDD(l”信号)
が出力される。この信号RENDDは、フレームカウン
タ57のプリセット端子P Itへ出力され、これによ
り、リピートフレー12メモリ56の出力(この例の場
合r2J)がフレームカウンタ57にプリセットされる
。この結果、フレームコートI” L Cが「2」とな
り、フレームエンドアドレスメモリ59からフレームエ
ンドアドレスFLEA(2)が出力され、また、線形予
測係数メモリ61からフレーム〔2〕の線形予測係数a
1.a2が各々出力される。また、上記信号RENDD
は、第8図に示すセレクタ107,117へ供給され、
この結果、同セレクタ107,117の入力端Bが選択
される。この入力端Bが選択されると、ラッチ106.
118の出力が各々セレクタ107,117を介して出
力される。したがって、繰返部RPTの第2回目の楽音
形成における最初の量子化差分コードCnが読み出され
た時点において、萌同値として参照される量子化幅デー
タΔn−,およびI)CM再生コード◇En−+は、各
々アタック部A T Cの最後の量子化差分コードCn
に対応するものとなり、あたかもアタック部ATCから
引き続いて楽音形成がなされたのと同様の結果となる。 また、信号RE N D Dはオアゲート86.84を
介してアドレスカウンタ40へ供給され、これにより、
同アドレスカウンタ40がリセットされる。この結果、
以後、加算回路、41から再び「RA+0JJI?A+
 l、rRA+2J・=なるアドレスデータADが順次
出力され、これにより、繰返部11 P Tの第2回目
の楽音形成が行なわれる。この場合、線形予測係数a+
+azは勿論フレーム毎に変化する。 ここで、第2回目の繰返部RPTの先頭の部分の復号デ
ータ[1nについて説明する。いま、第11図(イ)に
示すように、繰返部RP Tの最後の部分の復号データ
1−1 nをRE3.RE2.REIとする。また、第
11図(ロ)、(ハ)に各々リピートエンド信号REN
Dおよび信号RENDDを示ず。 また、ラッチ66,6フ内には各々、第1O図において
説明したデータAI、A2(アタック部A TCの最後
の部分の復号データ)が記憶されている。 この場合、信号RENDDのタイミングにおいて、第1
!図(ニ)、(ホ)に示すようにD−FF70.71に
各々データAI、A2が読み込まれる。一方、この信号
RENDDのタイミングにおいて、繰返部RP ’II
’の第1番目の量子化差分コードCnがデータメモリ3
5から読み出される。すなわち、第2回目における繰返
部RPTの第1番目の量子化差分コードCnがデータメ
モリ35から読み出された時点において、D−FF70
.71内のデータが第1回目の場合と同一になり、した
がって、第1回目の場合と同一の復号データHnが線形
予測復号回路29Aから出力される。同様に、第2回目
における第2番目、第3番目・・・・・・の復号データ
■〜Inも第1回目の場合と同じになる。 次に、第2回目の繰返部RPTの楽音形成が終了すると
、以後、上記と全く同様の過程によって、第3回目、第
4回目・・・・・・の繰返部RPTの楽音形成が行なわ
れろ。 次に、演奏者がキーを離鍵すると、キーオン信号KON
が“0”信号に戻る。これにより、エンベロープデータ
EDが逐次「0」まで減衰し、したがって、発生楽音が
減衰しつつに停止する。
【上記実施例の実験結果】
第12図は上記実施例の実験結果を示す図である。同図
(イ)はピアノ音をサンプリングした原データSnを示
す。同図(ロ)は、(イ)に示すデータSnを第1図に
示すデータ圧縮回路lによって量子化差分コードCnに
変換してメモリに記憶させ、この記憶させたコードCn
をメモリから読み出し、第8図に示す回路によって復号
した復号データI(nを示ず。また、同図(ハ)は、(
イ)のデータSnから(ロ)のデータHnを減算した結
果、すなわち、再生誤差を示す。なお、(ハ)において
は、縦方向のスケールを(イ)、(ロ)の4倍としてい
る。 図(ハ)に示すように、上記実施例は、大幅なデータ圧
縮をしてメモリに記憶させているに乙かかわらず、極め
て小さい誤差で再生することが可能である。 なお、上記実施例は、線形予測演算の次数、ずなイつち
、第1図のD−FF l 4a、l 4bの段数が2次
であるが、これは2次に限るものではない。 しかし、実験結果によれば、2次の場合に再生誤差から
っと乙小さくなる。例えば、同図(ニ)はこの次数を4
次とした場合(他の条件は全て(イ)〜(ハ)の場合と
同じ)であり、2次の場合より再生誤差が大きくなって
いる。この理由は、線形予測演算の精度が良いと、デー
タEnの個々の相関が少なくなってしまい、このため、
ADPCM演算回路による圧縮率(精度)が下がってし
まうからである。 これに対し、2次の場合は、データEnの各々の間に相
関がある程度残っており、この結果、ADPCM演算回
路における圧縮率が良くなる。
【上記実施例の変形例】
(1)第8図のADPCM復号回路24Aを、第13図
に示すように構成してもよい。この第13図に示す回路
においては、第8図におけるラッチI06.118か共
に設けられておらず、代わりに繰返部RP Tの初期値
演算用のΔn繰返部初期値メモリl06Aおよびアタッ
ク部最終データ値メモリ118A(共にROM)が各々
授けられている。 すなわち、この回路は、信号AENDによってラッチ1
0(i、+18に各々データを記憶させろ代わりに、記
憶さUoるへきデータを予めメモリ+06A、l 18
A内に用意して、[jくらのである。なおこの場合、デ
ータは勿論データメモリ35内の各楽音波形の各々に対
応して用意されろ。 また、第8図の線形予測復号回路29Aを第14図に示
すように構成してらよい。この第14図に示1°回路に
おいては、第8図のラッチ66.67が設けられておら
ず、代わりに繰返部fl P Tの初期値演算用の初期
値データメモリ130(170M)が設(すられている
。この初期データメモリ130には、予め前述したアタ
ック部A T Cの最後の圧縮データAI、A2がデー
タメモリ35内の各楽音波形の各々に対応して記憶され
ており、キーコードKC,トーンコード’r c 、タ
ッチデータ′rDが供給されろと、これらに対応するデ
ータAI。 A2が読み出され、セレクタ68.69へ供給される。 なお、上記の各構成において、メモリ106A。 +18A、+30を各々RAMとし、電源投入時または
音色選択時等において演算により各データを求め、記憶
さけるようにしてもよい。 また、第2図の復号回路63は、第8図の回路24A、
29A、第13図の回路、第14図の回路を適当に組み
合わUoればよい。 (2)上記実施例は単音電子楽器であるが、この発明は
複音電子楽器にも勿論適用可能である。そして、複音電
子楽器の場合は、時分割処理を用いることが好ましい。 (3)上記実施例における比較回路48,52,60、
乗算器72.73等の演算処理を時分割処理によって行
ってらよい。 (4)上記実施例においては、データメモリ35に記憶
させろ楽音波形を規格化された波形としたが、規格化さ
れていないエンベロープ付きの波形を同メモリ35に記
憶さ仕てらよい。 (5)上記実施例においては、トーンコードTC。 キーコードKC、タッチデータTDの各々に対応して楽
音波形を記憶させたが、トーンコードTCのみに対応し
て楽音波形を記憶さU−でもよい。また、演奏者が操作
する操作子の各操作状態に対応して楽音波形を記憶させ
てもよい。上記いずれの組み合わせら可能である。 (6)キーコードKCの各々、タッチデータT Dの各
々について楽音波形を記憶させるのではなく、捕間演算
を用いるようにしてもよい。例えば、タッチデータTD
の場合、最強のタッチデータTDに対応する波形と、最
弱のタッチデータT Dに対応する波形を各々記憶させ
ておき、中間のタッチデータ′rDの場合は、上記最強
および最弱のタッチデータTDに対応する各波形から補
間演算に5にって波形を求める。なお、この捕間演算を
行う回路構成については、特開昭60−55398号公
報に開示されている。 (7)上記実施例においては、繰返部Rr”rが1つで
あるが、この繰返部を複数設け、時間的に切り替えるよ
うにしてもよい。また、その場合において、繰返部と次
の繰返部との接続を滑らかに4−るため、補間接続(特
開昭60−147793号参照)を用いてしよい。まノ
ニ、特開昭59−188697号公報に記載されるよう
な波形接続方法を用いてらよい。 (8)上記実施例においては、波形処理装置6(第1図
)から出力されたディジタルデータを一旦波形メモリ7
に記憶さ仕た後、圧縮処理を行っているが、リアルタイ
ムでこの圧縮処理を行うようにしてらよい。 (9)上記実施例においては、A/D変換器5の出力デ
ータを規格化した後、圧縮しているが、例えば適当な箇
所を抜き出したり、繰返部が滑らかにつながるように演
算を行った後、すなわち、適宜波形編集を行った後デー
タ圧縮してもよい。 (10)上記実施例においては、マイクロフォン4によ
って収音し、A/D変換器5によってA/D変換して、
元になる楽音データを得ているが、これに代えて、コン
ピュータシミュレーションによって元となる楽音データ
を得るようにしてもよい。 (11)データ圧縮回路と、データメモリと、データ復
号回路を1台の電子楽器の中に組み込んでサンプリング
電子楽器を構成してもよい。 (12)この発明は鍵盤楽器に限らず、音源モジュール
あるいはリズム音源等、鍵盤の無い電子楽器に6適用可
能である。 (13)復号回路の後段に、タッチデータT D、キー
コードKC等に応じてフィルタ特性が変化する(ディジ
タル)フィルタを設け、このフィルタを通ずことにより
音色を制御してもよい。 (14)データメモリ35のアドレスデータADの形成
方法は、上記実施例以外の方法でもよい。例えば、Fナ
ンバ(周波数ナンバ)を累算する方法、ALL″l”か
ら逐次減算することによりアドレスデータを形成する方
法、プリセットタイプのアドレスカウンタ40を用い、
スタートアドレスをプリセットするようにする方法、(
マイクロ)プログラムを利用してアドレスを演算する方
法等いずれの方法でもよい。 (15)上記実施例においては、繰返部RP ’l’を
メモリから繰り返し読み出して楽音を形成するようにな
っているが、メモリ内に発音開始から終了までの全楽音
波形を記憶させておき、繰り返し読み出しを行わないよ
うにしてもよい。 (16)上記実施例においては、各フレーム毎に線形予
測係数al、a2を変えるようになっているが、全フレ
ームにおいて線形予測係数al+affiを同一の値と
してもよい。この場合、勿論フレーム分けの必要はない
。 (17)フレーム切換方式は上記実施例の方式に限らな
い。例えば、アドレスデータADの上位ビットを利用し
てフレーム切換を行ってもよい。 (18)上記実施例においては、フレームの切換位置と
繰返部の設定を各々独立としたが、繰返部の先頭におい
てフレーム切換を行う等、両者を同期させてらよい。 「発明の効果」 以上説明したように、この発明によれば、楽音波形の各
瞬時値を示す波形データを線形予測演算および差分型量
子化方式による量子化によってデータ圧縮し、このデー
タ圧縮によって得られたデータをメモリに記憶させ、こ
の記憶させたデータを読み出して復号し、この複合され
た波形データに基づいて楽音信号を発生するようにした
ので、従来のらのに比較し、メモリ容量を大幅に削減す
ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の構成を示すブロック図、
第2図は同実施例を電子楽器に用いた場合の構成例を示
すブロック図、第3図は楽音波形の一例を示す図、第4
図は係数にと量子化差分コードCnとの関係を示す図、
第5図は第1図におけるエンコーダ18のデータ圧縮の
原理を説明するための図、第6図はデータen、ffi
子化幅データΔn、ffi子化量化コードCnの関係を
示す図、第7図は第1図における線形予測演算回路II
およびADPCM演算回路16の他の構成例を示すブロ
ック図、第8図は第2図における復号回路63の詳細例
を示すブロック図、第9図はエンベロープ波形の例を示
す波形図、第1O図はアタック部ATCと繰返部RPT
の接続を説明ずろためのタイミング図、第11図は第1
回目の繰返部RPTの最後と、第2回目の繰返部RPT
の最初との接続を説明するためのタイミング図、第12
図(イ)〜(ニ)は各々第2図に示す実施例の実験結果
を示す図、第13図はADPCM復号回路24Aの他の
構成例を示すブロック図、第14図は線形予測復号回路
29Aの池の構成例を示すブロック図である。 !・・・・・・データ圧縮回路、2.35・・・・・・
データメモリ、3.63・ ・・復号回路、11・・・
・・・線形予測演算回路、I6・・・・・・ADPCM
演算回路。 出顆大  日本楽器製造株式会社 第6図 21凹 め 回路II、 16 thイ已め橋ヘイ列第
7図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)楽音波形の各瞬時値を示す波形データを線形予測
    演算および差分型量子化方式による量子化によってデー
    タ圧縮し、このデータ圧縮によって得られたデータを記
    憶させた記憶手段と、前記記憶手段内のデータを読み出
    し、復号する復号手段とを具備し、前記復号手段によっ
    て復合された波形データに基づいて楽音信号を発生する
    ことを特徴とする楽音信号発生装置。
  2. (2)前記線形予測演算の段数は2次であることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の楽音信号発生装置。
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