JPS62242967A

JPS62242967A - 光書込み装置

Info

Publication number: JPS62242967A
Application number: JP8601086A
Authority: JP
Inventors: Koji Adachi; 康二足立; Kazuo Maruyama; 和雄丸山; Tsuneo Nozuna; 野網　恒雄; Ryoichi Hirano; 亮一平野; Toshiro Yamamoto; 山本　敏郎; Toru Okamoto; 徹岡本
Original assignee: Fuji Xerox Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date: 1986-04-16
Filing date: 1986-04-16
Publication date: 1987-10-23

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は電気的防塵部材を設けた光書込み装置に関する従来の技術最近の情報処理技術の進歩は目覚ましいものがあり、そ
れに伴ない出力装置の１種である印字装置に対して高密
度、高速性、ざらには高印字品質が要求されている。こ
れ等の性能を満足する印字装置としては、光書込み装置
としてレーザーと偏向変調装置とを用いたレーザービー
ムプリンタ（Ｌ　Ｂ　Ｐ　）あるいは光フアイバー管を
用いたＯＦ丁プリンタを使用した電子写真式プリンタが
実用化されている。

しかしながら、上記のＬＢＰ及びＯＦＴプリンタは共に
非常に高価で、装置自体も大型であることが凹没を妨げ
る大きな原因となっている。これ等の問題点を解決する
ために、中小型で安価なプリンタとして、発光ダイオー
ド列とそれぞれに対抗する結像レンズとしての円筒形レ
ンズ列（以下、セルフ４ツクレンズという）を用いた液
晶ライトバルブプリンタが提案されている。

第１８図に、上記の光書込み装置を使用した電子写真式
プリンタの構成を示す。この電子写真式プリンタにおい
ては、感光体１がチャージコロトロン２によって所望の
極性に帯電される。次いで、光書込み装置３の発光手段
を画像信号によって選択的に発光ざ往、その光をセルフ
ォックレンズによって感光体１上に結像させ、静電潜像
を形成させる。その後、この静電潜像に現像装置４によ
ってトナーを付着させ、次いでこのトナーを転写コロト
ロン５によって記録紙８に転写され、定着器６によって
定石される。感光体は次回の操作のためにクリーニング
装置７によってクリーニングされる。

上記発光ダイオード列及び一様発光源と液晶シャッター
の組み合せを発光手段とした光書込み装置には、発光ダ
イオード列の場合に関しては、プリン１〜速度の高速化
、消費電力の低減、素子の長寿命化等の観点から、一様
発光源と液晶シャッターの組み合Ｕの場合に関しては、
光書込み装置の小型化古の観点から、それぞれ共１９長
ｂセル７４７９９２１面と感光体面の間隔か５ｍｍ以下
に設定する必要のある歯間］」角セルフォックレンズか
主として用いられている。

従って、光書込み装置のセルフォックレンズは感光体に
近接配置されることになる。ところが、感光体表面近傍
には感光体の回転方向と同方向に空気の層流が発生し、
この空気流に乗って現像装置、クリーナーなどの機内各
所からトナー及びその他の汚染物がセルフォックレンズ
表面付近に運ばれセルフォックレンズ表面を汚染する。

また、この汚染の大部分は、帯電した現像トナー及びク
リーナートナーによるものである。

この汚染の結果、汚染部の光量が低下するためポジ書き
込みの場合画像背景部汚れ、ネガ書込みの場合画像濃度
の低下等の画質変動の問題が発生する。

この問題を解決するためにセルフォックレンズ周辺に磁
性体を置き磁性トナーを吸着、セルフォックレンズ表面
にエアフローを設けること、或は、セルフォックレンズ
の周辺に２本の互いに異符号の電極を配置し、電気力線
に沿ってトナーをどちらかの電極に集める等の提案がな
されてきた。又、第１９図に示すように光害込み装置に
おける結像素子の感光体に対向する面に着脱容易な透明
防塵部材１３を設け、定期的に清掃するものが用いられ
ていた。

発明が解決しようとする問題点しかしながら、これ等の技術のうちトナーを自動的に除
去するものは、いずれも長期的な信頼性に問題があり、
実用的ではなく、又、定期的に清掃するものは、清掃作
業が面倒で手間が掛かるという問題があった。

本発明は、これ等の問題点に鑑みなされたものである。

したがって、本発明は、光書込み装置の結像レンズがト
ナーの付着で汚染されるのを防止、汚染の結果生ずる画
像背景部汚れ、画像濃度の低下等の画質変動を防止しす
ることを目的とするものである。

問題点を解決するための手段本発明の上記目的は、画像情報に対応して変調可能な発
光手段と、発光手段の光像を感光体上に投影するための
結像素子からなる光書込み装置において、結像素子の近
傍に電気的防塵部材を設けることによって達成される。

本発明の概略の構成及び原理を本発明の実施例である第
１図ないし第４図により説明する。

゛第１図において電気的防塵部材は、セルフォックレン
ズ１２の近傍に設けられた透明防１摺部材１３及びこの
透明防塵部材で被覆された透明導電層１４より構成され
る。この透明導電層及び透明防塵部材よりなる電気的防
塵部材は第２図に示すようにコネクタ１８に挿入する形
態にしてもよい。

それにより、＠脱容易になり、取扱いミス等で万一防塵
部材が汚染された場合でも光甜込み装置を取りはずすこ
となく清掃が可能となる。

また、コネクタとの接触部１７にはＡ、ｌ）等の金属を
蒸着すれば接触部の信頼性が向上する。

第３図においては、電気的防塵部材が複数の除電電極２
５より構成されており、これは例えば第４図に示す如く
、端部に電極１７を有する除塵電極フレーム２９に固定
されており、コネクタ１８に挿入される形態のものでも
よい。

透明導電層又は除塵電極へは電源１５から除塵電位か印
加される。この電位は、対向する感光体１面の露光前の
電位に対してトナーと同極性の電位を与えるようにすれ
ば、空気中に浮遊するトナーは感光体面側へ移動する。

例えば感光体が正帯電、１〜ナーが正極性の場合、透明
導電層又は除塵電極へ印加する電位は感光体電位よりも
さらに高い正の電圧を印加する必要がある。逆に感光体
が正帯電、トナーが負極性の場合、透明導電層へ印加す
る電圧は感光体電位よりも低い電圧にする必要がある。

後者の場合グランド接地でよく構成が簡単になる。

本発明については、電気的防塵部材として透明防塵部材
と透明導電層とよりなるものあるいは除塵電極よりなる
ものを用いた場合について説明したが、電気的防塵部材
は、他の態様のものとじて例えば次の構成を右するもの
でもよい。

（１）結像素子である光集束性ガラスファイバーアレイ
の刀ラスファイバー以外の部で、感光体に面している部
分に電極を設け、その電極に（・ナーと同４へ性の電位
を印加する場合。

（２）結像素子の周囲を覆うカバ一部材に現像剤と同極
性の電位を印加する場合。

作用本発明の作用を第１図及び第３図によって説明すると、
電気的防塵部材における透明導電層又は除塵電極に適当
な除塵電位１５を与えることによって、対向する感光体
１との間に電位差を発生し、電気力線１６がセルフォッ
クレンズから感光体に向かって、或いはそれとは逆方向
に生ずる。本発明においては、セルフォックレンズ汚染
の大部分を占めているトナーは、この電気力線に沿って
感光体側に付着することになる。この感光体側への付着
は、連続的に行なわれるため画質への影響はほとんど発
生しない。

実施例本発明を実施例によって説明する。

第５図は、発光手段として発光ダイオード列を用いた場
合の本発明の実施例でおる。基板９上に発光手段１０が
設けられ、セルフォックレンズ１２は保護カバー１１に
より包囲されている。セルフォックレンズの端面には絶
縁部材１９を介して透明防塵部材１３と透明導電層１４
とよりなる電気的防塵部材が設置されている。この電気
的防塵部材において、透明防塵部材１３としては透過率
、透明導電層の形成のしやすさの点からガラス材料が最
適であるが、層形成にイオンブレーティングやスパッタ
リングの様に熱励起を必要としない場合には、プラスチ
ック材料でも使用可能である。

透明導電層用材料としては、透明、低抵抗、化学的に安
定、成膜が容易という点から、５００２、ＩＴＯ（Ｓｎ
添加のＩｎ２Ｏ３＞、Ｃｄ２ＳｎＯ４等の金属酸化物が
適している。これらの材料による透明導電層は、スプレ
ー法、真空蒸着、スパッタリング、イオンブレーティン
グ等によって形成される。より具体的なものとして、透
明防塵部材１３が厚さ約１ｍのガラス材で、透明導電層
１４がＳｒ、０２膜で厚ｃ”１０００Ａでスプレー法を
用いて形成されているものをあげることができる。

聞１１角２０°のセルフォックレンズを用いた光書込み
装置について、次の条件で使用した。すなわち、レンズ
端部と感光体面の間隔を５ｍとして、ネガ書込み（画像
部分を露光）モードで使用し、感光体は正帯電感光体、
現像トナーも正帯電極性のものを使用したため、透明導
電層に印加する電圧は感光体電位プラス５００Ｖとした
。その結果セルフォックレンズへのトナー付着が回避さ
れ長期にわたって良好な画像が得られた。

第６図は、発光手段が液晶ライトバルブからなる光書込
み装置の実施例である。発光手段は液晶マイクロシャッ
ター列２０及び蛍光灯２１よりなる。２２はＰＣＩ板で
ある。セルフォックレンズはベース２４に固定されてあ
り、その端部に透明防塵部材１３と透明導電層１４より
なる電気的防塵部材が設置されている。透明防塵部材及
び透明導電層の構成は実施例１と同様である。

この実施例では、液晶シャッターの故障特性（故障ビッ
トは開口状態になる）よりポジ書込み（背景部分を露光
）モードで使用した。感光体は正帯電感光体、現像トナ
ーは負帯電極性のものを使用したため透明導電層は接地
した。

第７図は、発光手段として発光ダイオード列を用いた本
発明の実施例であって、第５図に記載の光書込み装置に
おける電気的防塵部材が防塵電極２５よりなる以外は同
様のものである。

防塵電極２５は、種々の材料で構成されるが、この実施
例では、コロトロン等に用いられるタングステン線を用
いた。即ち、直径約９０μｍのタングステン線をフレー
ムに取り付け、一体化した。

防塵電極数は、４本でそれぞれの電極間はセルフォック
レンズ１〕よりも広くする必要があるが、この実施例で
は２１ＭＮとした。

開口角２０’のセルフォックレンズを用いた光書込み装
置について、次の条件で使用した。すなわら、レンズ端
面と感光体面の間隔を５簡として、ネカＪ）ぎ込み（画
像部分を露光）モートで使用し、感光体は正帯電感光体
、現像トナーも正帯電極性のものを使用したため、透明
導電層に印加する電圧は感光体電位プラス２００Ｖとし
た。その結果、セルフォックレンズのトナー付着が回避
され長期に渡って良好な画像が得られた。

第８図は、発光手段として液晶ライトバルブからなる本
発明の実施例であって、第６図に記載の光書込み装置に
おける電気的防塵部材か防塵電極２５よりなる以外は同
様のものである。また防塵電極２５の構成は第７図の場
合と同様である。この実施例では、液晶シャッターの故
障特性（故障ビットは開口状態になる）よりポジ書込み
（背量部分を露光）モードで使用した。感光体は正帯電
感光体、現像トナーは負帯電極性のものを使用したため
防塵電極は接地した。

第９図は、第７図の除塵電極２５の代りに、セルフォッ
クレンズ出射端の両側に等電位の金属板を除塵電＠２６
として設けたものである。この実施例では、防塵電極と
感光体間の距離が小さくなり、電界の勾配が急になるた
めトナーの感光体への吸着が強くなる。ざらに感光体と
金属板の間隔を狭くすることにより、トナーのセルフォ
ックレンズの下への入り込みも小さくなる。

第１０図は、第９図の変形例で、金属板にシャッター機
構を設けてシャッター電極２８としたものである。この
シャッター機構は、光書込み装置電源がオフ状態のとき
、閉じるように構成されたものであり、これにより長時
間放置された場合の空気中に浮遊しているトナー及び埃
の吸着も防止することが可能になる。

第１１図及び第１２図は、本発明の更に他の実施例の概
略断面図及び下面図であり、スリット状の穴をもつ薄板
よりなる除塵電極２７が保護カバー１１に設けられてい
る。

第１３図は、本発明の他の実施例の概要説明図である。

この実施例においては、セルフォックレンズ１２が感光
体１に面している部分でセルフォックレンズのガラスフ
ァイバー以外の部分に除塵電極２７が設けられている。

どの電極には感光体上に現像されたトナーの極性と同極
性の電位が印加され、ぞれによってセルフォックレンズ
表面にトナーが附石するのを防止できる。

第１４図及び第１５図は、第１３図のセルフォックレン
ズにおりる光集束性ガラスファイバ一端部の状態を示す
もので、それぞれ除塵電極２７の配設状態を示すための
部分平面図及びは部分側面図である。除塵電極２７は、
第１４図（ａ）及び第１５図（ａ）においては、充填剤
光集束性ガラスファイバー３０を固定するための充填剤
３１の上に設けられており、第１４図（ｂ）及び第１５
図（ｂ）においては、側板３２の上に設けられており、
第１４図（Ｃ）及び第１５図（Ｃ）においては、充填剤
３１と側板３２の両方に設けられている。

第１６図及び第１７図は、本発明の応用例で、第１６図
に示されたものにおいては、基板９とセルフォックレン
ズ１２を支持する保護カバー１１にトナーと同極性の電
圧を印加している。また第１７図においては、保護カバ
ー１１のセルフォックレンズ１２の近傍部分３３を導電
性とし、トナーと同（水性の電圧を印加している。

発明の効果本発明における光書込み装置において（よ、結像素子の
近傍に電気的防塵部材を設けているから、結像素子を構
成するセルフォックレンズが機内各所から運ばれる現像
剤およびその他の汚染物、特に磁性トナー等の磁性を帯
びた汚染物により汚染されることかない。したがって、
地汚れ、画像濃度の低下等の画質の変動がなく、長期に
わたって良好な画像が得られる。この様な効果は、感光
体−結像レンズ間距離を約５ＩｒＩＩｎ以下に設定して
使用する結像レンズを用いた小型の装置において待に顕
著である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の実施例の要部を説明する説明図、第
２図は、本発明の実施例の要部の斜視図、第３図は、本
発明の他の実施例の要部を説明する説明図、第４図は、
本発明の他の実施例の斜視図、第５−第１０図ＧＪ、、
ぞれぞれ本発明の実施例の概略ｆ４’Ｊｉ面図、第゛１
′１図（ま、本発明の他の実施１９時の概略断面図、第
１２図は、第１１図の下面図、第１３図は本発明の他の
一実施例を示す説明図、第１４図は、第１３図の光集束
性カラスフ１イハ一端部の状態を説明する部分平面図、
第１５図は、第１３図の光集束性カラスファイバ一端部
の状態を説明する部分側面図、第１６図及び第１７図は
本発明の応用例を示す説明図、第１８図は光謁込み装置
を用いた電子写真式プリンタの概略構成図、第１９図は
従来の光害込み装置の概略断面図である。１・・・感光体、２・・・チャージコロトロン、３・・
・光害込み装置、４・・・現ｆｇＡ装置、５・・・転写
コロトロン、６・・・定石器、７・・・クリーニング装
置、８・・・記録紙、９・・・基板、１０・・・発光手
段、１１・・・保護カバー、１２・・・セルフォックレ
ンズ、１３・・・透明防塵部材、１４・・・透明導電層
、１５・・・電源、１６・・・電気力線、１７・・・電
（セ、１８・・・コネクタ、１つ・・−絶縁部材、２０
・・・液晶マイクロシャッター列、２１・・・蛍光灯、
２２・・・Ｉ）　ＣＢ　ａ板、２３・・・液晶ライトバ
ルブカバー、２４・・・ベース、２５．２６．２７・・
・除塵電極、２８・・・シャッター電極、２つ・・・除
塵電極フレーム、３０・・・光集束性ガラスファイバー
、３１・・・充填剤、３２・・・側板、３３・・・導電
性部分。特許出願人　　富士ゼロックス株式会社代理人　　　　
弁理士　　洞部　剛第２図篇３図除塵電極系Ｌｌ−図 ′ｐＪ７図篇８図 ↓ 第９図篇１０図９　（○ 方１１図篤’１２区、ｉ＋ＬＪ、図　　　　　篤１５図躬１６図第１７ス子ｒ−シ゛コロトロン篇１３図躬１９図

Claims

【特許請求の範囲】

画像情報に対応して変調可能な発光手段と、発光手段の
光像を感光体上に投影するための結像素子からなる光書
込み装置において、結像素子近傍に電気的防塵部材を設
けたことを特徴とする光書込み装置。