JPS62242733A - コンクリ−ト床の暖房方法 - Google Patents

コンクリ−ト床の暖房方法

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JPS62242733A
JPS62242733A JP8657386A JP8657386A JPS62242733A JP S62242733 A JPS62242733 A JP S62242733A JP 8657386 A JP8657386 A JP 8657386A JP 8657386 A JP8657386 A JP 8657386A JP S62242733 A JPS62242733 A JP S62242733A
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JP
Japan
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pipe
heat
floor
hot air
warm
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Pending
Application number
JP8657386A
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English (en)
Inventor
Hidemori Hayashi
林 英守
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、例えば老人ホーム・温水プール場及びその他
品種の建築物のコンクリート床を、効率良く暖房するた
めの暖房方法に関するものである。
「従来の技術」 従来におけるコンクリート床の暖房は、其体的には図示
しないが、通常床コンクリ−1・層内に放熱管を蛇行状
に埋設し、該蛇行状放熱管内にボイラーから供給される
湯を強制的に循環させることにより、熱を管外壁面から
床コンクリート層に放熱して、コンクリート床の暖房を
行なっていた。
然し乍ら、従来の床暖房は、熱媒に湯を使用しているた
め、@環時の漏水防止と水圧を考慮して、埋設放熱管を
耐蝕性に優れ且つ水圧に耐え得る厚肉の高価な金属パイ
プで構成しなければならないので、自ずと工事費が高騰
する問題点を有していた。尚、斯る工事費の高騰は、暖
房床面積が広くなる程顕著である。
又、長期暖房使用により、放熱管内には当然のこととし
てかなりの水垢が溜まるので、一定期間経過毎に該水垢
を清掃するための大掛りな保守作業が要求されると共に
、特に寒冷地においては、冬季に不凍液を注入する等の
水質管理も更に要求されるので、工事費ばかりか維持費
も莫大となる経済上の大きな問題点を有していた。
この為、これらの問題点はいずれも、熱媒の湯に起因す
ることに鑑み、熱媒に温風を使用して。
該温風を埋設放熱管内で循環させる暖房方法が考えられ
る傾向にある。
「発明が解決しようとする問題点」 然し乍ら、熱媒に温風を使用すれば、湯を使用すること
に起因する上記の詣問題は有効に解決できる反面、空気
は水に比べると熱容址が小さいので、単に温風を放熱管
内で循環させるだけでは、循環と同時に高温度を失って
、循環入口側の一部床面をある程度暖房できたとしても
、床面全域を均一に暖房することは絶対に不可能である
従って、温風は湯にない長所が有りながらも、少なくと
もコンクリート床暖房の分野においては、熱媒として使
用されていないのが実情である。
r問題点を解決するための手段」 而して1本発明は斯る実情に鑑み開発されたもので、床
コンクリート層内に埋設される放熱管を、小径な内側管
と大径な外側管の二重配管構造となし、小径な内側管は
、自身の一端部を温風供給通路に接続すると共に、他端
部に外側管内部と連通ずる連通口を形成し、他方大径な
外側管は、自身の一端部を温風回帰通路に接続して、上
記温風供給通路から内側管内に強制供給された温風を、
内側管の連通口を経て外側管内に案内して、該外側管内
を温風が通過する過程で、熱を床コンクリート層に放熱
する構成の暖房方法を提供せんとするものである。
「作用」 依って、本発明にあっては、例え熱媒に温風を使用する
と錐も、該温風はまず内側管内を通過した後、該内側管
の連通口から外側管内に案内されて、該外側管内の通過
過程で熱を放熱する訳であるが、外側管内を通過する過
程では、常に内側管から熱を吸収しながら通過する結果
、外側管を通過する温風はどこの位置でも放熱熱量が等
しくなるので、これにより床面全域の均一暖房が初めて
可能となる。
「実施例」 以下、本発明を図示する実施例に基づいて詳述すれば、
該実施例に係る暖房方法は、熱媒に温風を使用するもの
ではあるが、特徴とするところは、床コンクリート層内
に埋設される放熱管を以下の如く構成して、該放熱管内
を強制循環させることにより、初めて温風を熱媒とした
コンクリート床の暖房を可能とするものである。
そこで、本実施例の暖房方法の基本構成について説明す
ると、床コンクリート層1内に埋設される放熱管を、第
1図に示す如く、小径な内側管2と大径な外側管3の二
重配管構造となし、前者の小径な内側管2は、熱伝導良
好な銅パイプ等の薄肉金属パイプで構成し、図示する如
く、自身の一端部に形成された循環入口2aを温風供給
管4に接続する一方、他端部に上記外側管3内部と連通
ずる連通口2bを形成して、供給温風を該連通口2bか
ら外側管3内に案内する構成となっている。
又、後者の大径な外側管3は、熱伝導に劣る樹脂パイプ
で構成し、自身の一端部に形成された循環出口3aを温
風回帰管5に接続して、上記連通口2bから案内された
温風を内部を通過させて。
再度熱源(図示せず)に回帰させる構成となっている。
従って、熱源で加熱されて送風機(図示せず)から強制
的に送風される温風は、まず供給通路を画成する供給管
4から、循環人口2aを経て内側管2内を通過し、該内
側管2の連通口2bから外側管3内に案内されて、該外
側管3の循環出口3aから、温風の回帰通路を画成する
回帰管5を通って、再び熱源に循環することとなる。
尚、斯る内側管2と外側管3の埋設状態は、第2図Aに
示す如く、一単位Uを構成する両管2・3を直線状の二
重配管構造となして、該各管2・3の循環出入口2a・
3aを、供給管4と回帰管5に夫々接続して、床コンク
リート層1内に並列的に埋設するか、或いは同図Bに示
す如く、一単位Uを構成する両管2・3を蛇行状の二重
配管構造となして、該蛇行状の二重構造のまま、床コン
クリート層1内に埋設するものとするが、これに限定さ
れるものではなく、本発明の精神に反しない限り、種々
の埋設状態が可能であることは言うまでもない。
依って、いずれの埋設状態にあっても、コンクリート床
の暖房を行なう場合には、まず温風を送風機を介して供
給管4から、一単位Uを構成する内側管2内に強制供給
すると、温風は各内側管2に熱を吸収されながらも、該
内側管2全長内を急速に通過して、末端の連通口2bか
ら各外側管3内に案内されて、今度は該外側管3内を上
記とは逆方向に向かって通過することとなる。
然し、温風が内側管2内の通過過程で熱が吸収されたと
錐も、外側管3内を通過する過程で、内側管2から熱を
再吸収しながら通過することとなるので、少なくとも外
側管3を通過しながら放熱する場合には、該熱の再吸収
によりどこの通過位置にあっても、放熱熱量が等しくな
って、床コンクリー1一層1を均一に加熱できることと
なる。この結果、床面全域の均一暖房が保障される。
しかも、小径な内側管2は熱伝導良好な金属パイプで構
成され、大径な外側管3は熱伝導に劣る樹脂パイプで構
成されているので、外側管3を通過する温風は1両管2
・3の径比により通過速度を減速されながら、内側管2
の外壁面から熱を効率良く吸収できるので、例え一単位
Uの全長が長くても、外側管3内の通過温風は、常に高
温且つ等温に維持されることとなる。
又、熱媒に温風を使用することは、コンクリート床の暖
房は勿論のこと、第3図に示す如く、供給管4を分岐さ
せて1部屋の上部に配設された該分岐管4aから温風を
部屋内に供給して、床暖房と部屋暖房を同時に行なうよ
うに構成することも実施に応じ任意である。尚、この場
合、部屋内に供給された温風を回帰管5に回収すること
も可能である。
更に、直接熱を放熱する外側管3をも、薄肉の金属パイ
プで構成することは勿論可能であるが、実施例の如く、
熱伝導に劣る樹脂パイプで構成すると、床コンクリート
層1に対する急激な放熱効果を抑制できるので、単位U
あたりの温風の通過距離が長くとれる利点がある。
「発明の効果」 以上の如く、本発明は、床コンクリー1〜層内に埋設さ
れる放熱管を、小径な内側管と大径な外側管の二重配管
構造となし、小径な内側管は、自身の一端部を温風供給
通路に接続すると共に、他端部に外側管内部と連通ずる
連通口を形成し、他方大径な外側管は、自身の一端部を
温風回帰通路に接続して、温風供給通路から内側管内に
強制供給され、た温風を、内側管の連通口を経て外側管
内に案内して、該外側管を温風が通過する過程で、熱を
床コンクリート層に放熱することを特徴とするものであ
るから、熱媒に温風を使用しても、温風は外側管内を通
過する過程で、常に内側管から熱を吸収しながら通過す
るので、外側管を通過して放熱する過程では、床コンク
リート層に刻する放熱熱量が等しくなり、これにより床
面全域の均一暖房が初めて可能となった。
従って、本発明は、少なくともコンク、リート床の暖房
分野で熱媒に温風を使用することを可能としたので、例
え埋設管を内側管と外側管で構成すると錐も1両管は耐
蝕性を有し且つ厚肉の高価なパイプで構成する必要がな
くなり、従来の湯を熱媒とする暖房方法と比し、工事費
が大巾に削減できるばかりか、水垢の清掃や水質管理も
全く不要となるので、維持費の面でも大[1]な削減が
期待できることとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る暖房方法に供される放熱
管の基本構造を示す要部断面図、第2図A−Bは床コン
クリート層に対する埋設状態を示す要部平面説明図、第
3図は部屋暖房にも応用した他側を示す要部断面図であ
る。 1・・・床コンクリート層、2・・・小径な内側管、2
a・・・循環入0.2b・・・連通口、3・・・大径な
外側管、3a・・・循環出口、4・・・供給管、5・・
・回帰管。 第1図 第2図(A) 第2図(B)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 床コンクリート層内に埋設される放熱管を、小径な内側
    管と大径な外側管の二重配管構造となし、小径な内側管
    は、自身の一端部を温風供給通路に接続すると共に、他
    端部に上記外側管内部と連通する連通口を形成し、他方
    大径な外側管は、自身の一端部を温風回帰通路に接続し
    て、上記温風供給通路から内側管内に強制供給された温
    風を、内側管の連通口を経て外側管内に案内して、該外
    側管内を温風が通過する過程で、熱を床コンクリート層
    に放熱させるように構成したことを特徴とするコンクリ
    ート床の暖房方法。
JP8657386A 1986-04-15 1986-04-15 コンクリ−ト床の暖房方法 Pending JPS62242733A (ja)

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JP8657386A JPS62242733A (ja) 1986-04-15 1986-04-15 コンクリ−ト床の暖房方法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100458289C (zh) * 2004-09-29 2009-02-04 赤塚心義 冷暖风装置
CN103968445A (zh) * 2013-01-30 2014-08-06 任丘市永基建筑安装工程有限公司 太阳能供暖管线和地暖管线与合成混凝土板预埋技术
JP2019039606A (ja) * 2017-08-25 2019-03-14 Hpリビングライフ株式会社 床暖房システム

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